JP4828250B2 - シート処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに処理を施すシート処理装置と、このシート処理装置を備えた画像形成装置とに関する。
近年、電子写真複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機などの画像形成装置は、装置本体の脇にオプションとして、シート処理装置を備えている場合がある。シート処理装置は、画像形成済みのシートを仕分けるソータ処理、シート束をステープラで綴じる綴じ処理、シート束の整合をする整合処理等の少なくとも1つの処理を行うようになっている。
例えば、綴じ処理をするシート処理装置は、シート処理装置の装置本体内に搬送されたシートを、シート束積載手段としての処理トレイに積載して、ステープラで1箇所、又は複数箇所(通常、2箇所)を綴じるようになっている。このようなシート処理装置として、特許文献1に記載のものがある。
このシート処理装置は、画像形成装置の装置本体から画像を形成されて搬送されてきたシートを、搬送上ローラと搬送下ローラとでそのまま排出する機能と、搬送上ローラを逆転させて処理トレイに逆送積載してステープラで綴じて排出する機能とを備えている。
特開2005−75481号公報
しかし、従来のシート処理装置は、処理トレイに積載されるシートの積載高さが高くなるにしたがって、搬送上ローラに接触する接触圧が高くなるようになっている。
このため、従来のシート処理装置は、処理トレイに積載された先行シート上を、後続シートを逆送させるとき、シートの積載高さが高くなるにしたがって、シート同士が擦れて、シートの表面に傷が付く虞があった。また、シートに形成されている画像に傷が付いたり、画像が接触している相手のシートに写ったりする虞があった。
また、従来のシート処理装置を備えた画像形成装置は、高画質の画像を形成されたシートを提供することができなかった。
本発明は、処理トレイに積載されるシートの積載高さが変化しても、シートに対する搬送上ローラの接触圧を一定にして、シートに傷を付けることを回避したシート処理装置を提供することにある。
本発明は、シートに傷を付けることを回避したシート処理装置を備えて、高画質の画像が形成されたシートを提供できる画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、 搬送されてきたシートを挟持して第1の方向に回転し、シートをそのままシート積載手段に搬送する上位回転体および下位回転体と、前記搬送されてきたシートが、前記上位回転体が第2の方向に回転することによって逆送されて束状に積載されるシート束積載手段と、前記シート束積載手段に積載されたシート束に処理を施すシート処理手段と、を備え、前記シート処理手段によって処理されたシート束を、前記上位回転体及び下位回転体が所定の排出挟持圧で挟持して前記第1の方向に回転し、前記シート束積載手段から前記シート積載手段に排出するようになっており、さらに、前記シート束積載手段に積載された最上位のシートの高さ位置を検知する検知手段と、前記上位回転体を上下移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を上下方向に移動させる駆動手段と、を備え、前記上位回転体が前記第2の方向に回転してシートを前記逆送するとき、前記検知手段によって検知された最上位のシートの高さ位置に応じて、前記駆動手段により前記支持部材を上下方向に移動させて、最上位のシートに対する前記上位回転体の接触圧を一定にする調節手段と、を備え、前記上位回転体および下位回転体が搬送されてきたシートをそのまま前記シート積載手段に排出するときの該シートに対する前記上位回転体および下位回転体の搬送挟持圧が、前記接触圧と前記排出挟持圧との間に設定されていることに特徴がある。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記いずれか一方のシート処理装置であることに特徴がある。
本発明のシート処理装置は、最上位のシートの高さに応じて、上位回転体の高さ位置を調節して、シート束に対する上位回転体の接触圧を一定にするようになっているので、シートに傷を付けることを回避することができる。また、シートに画像が形成されているような場合、画像に傷を付けることや、画像が接触している相手のシートに写ることを回避することができる。
本発明の画像形成装置は、シートに傷を付けることを回避したシート処理装置を備えて、高画質の画像が形成されたシートを提供することができる。
本発明の実施形態のシート排出装置、及び画像形成装置を図に基づいて説明する。
なお、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、数値、材質、形状、その相対配置などは、特別な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(画像形成装置)
本実施形態の画像形成装置は、例えば、記録方式として電子写真方式を採用した複写機である。画像形成装置には、記録方式として電子写真方式、インクジェット方式等がある。具体的には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等がある。したがって、本発明の画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
図1は、シート搬送方向に沿った本発明の画像形成装置である例えば複写機の断面図である。
複写機100は、装置本体101と、フィニッシャ119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿搬送装置102が装備されている。原稿搬送装置102は、必ずしも必要ではない。
原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて、給送部104により1枚ずつ順次分離されてレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置107を通過することで、原稿表面に形成されている画像が読み取られる。読取位置107を通過した原稿Dは、排出パス108を通過して、排出トレイ109上に排出される。
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置107を通過することで、原稿の一方の画像面が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転された状態で、再度レジストローラ対105に送られる。そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通り、読取位置107で他方の画像面が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、排出トレイ109へ排出される。
読取位置107を通過する原稿には照明系111から光が照射される。この原稿から反射した反射光は、ミラー112によって光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれ、画像データに変換される。そして、この画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム114に照射することにより、画像形成手段である例えば感光体ドラム114上に潜像が形成される。この感光体ドラム114に形成された潜像は、不図示のトナー供給装置から供給されたトナーによって現像されてトナー像となる。
また、このトナー像形成動作に伴ってカセット115に積載された紙あるいはプラスチックフィルム等のシートPが、記録信号に応じてカセット115から送り出されて、感光体ドラム114と転写器116との間に進入する。シートは、感光体ドラム114と転写器116との間に進入する前に、斜行している場合、レジストローラ対150によって真っ直ぐに矯正される。
そして、転写器116によって感光体ドラム114上のトナー像がシートに転写される。このトナー像が転写されたシートは、定着器117を通過する間に加熱、加圧されてトナー像が定着される。
なお、シートの両面に画像を形成する場合は、定着器117によって片面にトナー像が定着されたシートが、定着器117の下流側に設けられた両面パス118を通る途中において、スイッチバック搬送されて表裏反転される。シートは、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれ、裏面にもトナー像が転写される。その後、シートは、定着器117で裏面のトナー像が定着されて、フィニッシャ119に送り込まれる。
図2は、複写機全体の制御ブロック図である。複写機100全体は、CPU回路201によって制御されるようになっている。CPU回路201内には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM202と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203が設けられている。
原稿搬送装置制御部204は、原稿搬送装置102の原稿送り動作を制御するようになっている。イメージリーダ制御部205は、照明系111等を制御して、原稿の読み取りを制御するようになっている。画像信号制御部206は、イメージリーダ制御部205の読み取り情報、或いは、外部コンピュータ207から送られてくる画像情報を外部I/F208を介して受信し、その情報を処理して、プリンタ部制御部209に処理信号を送るようになっている。プリンタ制御部209は、画像信号制御部206からの画像処理信号に基づいて感光ドラム114等を有する装置本体101を制御して、シートに画像を形成するようになっている。操作部210は、複写機100を操作する不図示の操作パネルや、複写機100の動作状態を表示する不図示の表示パネルを有している。
フィニッシャ制御部211は、フィニッシャ119を制御するようになっている。ファックス制御部212は、外部ファックとファックス信号の授受を行って、複写機100にファック動作を行わせるようになっている。
なお、CPU回路201とフィニッシャ制御部211は、いずれか一方を他方に組み込まれて一体化されていてもよい。
(シート処理装置)
本実施形態のシート処理装置である例えばフィニッシャを説明する。図3は、シート搬送方向に沿った本発明の実施形態におけるフィニッシャの断面図である。
フィニッシャ119は、独立の装置として、複写機100の装置本体101に対して着脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を例に説明する。ただし、フィニッシャ119は、複写機100の装置本体101に一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもなく、その説明は省略する。
フィニッシャ119は、シート束を製本にする機能を備えている。フィニッシャ119は、シート束の縁の近くを綴じるシート処理手段でる例えばステープラ132と、シート束の中央を綴じるステープラ138と、折りユニット139等を備えている。折りユニット139は、ステープラ138によって綴じられたシート束の綴じ位置の部分を折り曲げてシート束を冊子状にするようになっている。
なお、フィニッシャ119は、シート束を作成するのにステープラ132を使用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、糊付製本機構を使用してもよい。また、ステープラの代わりに穿孔装置を設けてもよい。したがって、シート処理手段は、ステープラに限定されるものではない。
フィニッシャ119は、複写機100の装置本体101で画像形成されて、排出ガイド(不図示)から排出されるシートを受取ローラ対137で受け取り、フラッパ122を通してバッファユニット140へ搬送する。
バッファユニット140は、ステープラ132の作動時に、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)ようになっている。このバッファユニット140は、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜めるようになっているので、従来の、例えばシートが巻き付けられてシートを溜めるバッファローラを有している機構と異なって、扁平に形成されている。このため、フィニッシャ119を小形化、軽量化することができる。さらに、バッファユニット140は、シートを真っ直ぐな状態で溜めることができるので、バッファローラの場合と異なって、シートを丸めることがなく、シートを取り扱いやくなる。その分、フィニッシャとしてのシートの処理時間を短縮することができる。
(シート束を綴じて排出する動作説明)
ユーザによって、複写機100の操作部210(図2参照)のシート綴じ処理表示を選択されると、CPU回路201は、複写機100の装置本体101の各部を制御して複写機100の装置本体101を複写動作に移らせるとともに、フィニッシャ制御部211にシート綴じ処理信号を送る。
フィニッシャ制御部211は、シート綴じ処理信号に基づいて、入口搬送モータM2(図4参照)、束出しモータM3を始動させる。また、フィニッシャ制御部211は、バッファローラ離間プランジャSL1(図4参照)を作動させてバッファローラ124を下搬送ガイド板123bから離してある。さらに、バッファローラ離間プランジャSL1は、後述する揺動ローラ機構を動作させて揺動ローラ対127の搬送上ローラ127aを搬送下ローラ127bから離してある。なお、入口搬送モータM2、束出しモータM3の始動停止は、シートの動きに合わせて逐一制御されるようになっていてもよい。
複写機100(図1参照)の装置本体101の排出ローラ対120から送られてきた1枚目のシートは、図3、図4に示す受取ローラ対137の搬送とフラッパ122の案内とによって、入口ローラ対121に搬送される。受取ローラ対137は、排出ローラ対120を回転させる共通搬送モータM1によって回転する。
図5(a)に示すように、入口ローラ対121は、入口搬送モータM2(図4参照)によって回転して、1枚目のシートP1を搬送する。シートP1は、上搬送ガイド板123aと下搬送ガイド板123bとからなるガイド123の案内によって排出ローラ対126へ搬送される。
シートP1は、図5(b)に示すように、排出ローラ対126の回転(第1の方向の回転、正回転)によってさらに搬送されて、図6(a)に示すように、スタックトレイ128に搬送される。そして、シートP1は、図6(b)に示すように、シート積載手段である例えばスタックトレイ128とシート束積載手段である例えば処理トレイ129に跨って落下する。その後、図7(a)、図7(b)に示すように、搬送上ローラ127aが後述する揺動ローラ機構によって下降して、搬送下ローラ127bとでシートを挟む。このとき、揺動ローラ対127はシート束搬送手段としてではなく、シート搬送手段としての役目をする。
その後、搬送上ローラ127aおよび搬送下ローラ127bが、束出しモータM3(図4参照)によって、図7(b)に示す矢印方向に回転(第2の方向に回転、逆回転)する。さらに、処理トレイ129に接離自在な戻しローラ130も束出しモータM3(図4参照)によって、図7(b)に示す矢印方向に回転(逆回転)する。ところで、搬送下ローラ127bは、1枚目のシートを搬送するとき、束下クラッチCL(図4参照)の作動によって駆動が連結されているが、2枚目以降のシートを搬送するときにはオフして空転するようになっている。これは、2枚目以降のシートが積載されるとき、搬送下ローラ127bが回転していると、搬送下ローラ127bが1枚目のシートもストッパ131側に押し込んで、1枚目のシートに皺を生じさせるおそれがあるためである。
図8(a)に示すように、揺動ローラ対127と戻しローラ130との回転によって、シートが右下がりの処理トレイ129上を矢印方向に滑り降りる。そのとき、後端アシスト134は、待機位置に待機している。そして、図8(b)に示すように、シートP1がストッパ131に当接すると、搬送上ローラ127aがシートP1から離れる。シートP1は、ストッパ131に当接することによって、シート搬送方向の整合が行われたことになる。その後、シートP1は、公知の1対の整合板144(図4参照)によってシートの幅整合が行われる。
以下、後続のシートは、処理トレイ129に積載された先行シートの上に積載される。図9に示すように、処理トレイ129に所定枚数のシートがシート束として積載されると、図3、図4に示すステープラ132によって、そのシート束が綴じられる。なお、シート束には、ステープラ132によって綴じ処理を施す代わりに、不図示のパンチユニットによって孔あけ処理を施してもよい。
図10(a)に示すように、搬送上ローラ127aが後述する揺動ローラ機構によって降下して、搬送下ローラ127bとでシートを挟む(図11のS101)。そして、束下クラッチCLが作動する(図11のS102)。約150mmsec経過後(図11のS103)に、整合板144がシート束から退避する(図11のS104)。そして、スタックトレイ128が、紙面検知レバー133によって検知される位置に移動して、排出されてくるシート束を受け取りやすい位置に待機する(図11のS105)。
図10(b)に示すように、搬送上ローラ127aは搬送下ローラ127bとでシート束Pを挟んで第2の方向(矢印方向)に回転する(図11のS106)。このとき、後端アシスト134が、シート束Pの後端を押す(図11のS107乃至S109)。この結果、シート束はスタックトレイ128に排出される(図11のS110乃至S112)。なお、後端アシスト134は、図12に示すように、後端アシストモータM4によって、正転、逆転するベルト142に設けられている。
図10(b)において、シート束が排出され始めたとき、次のシート束における最初のシートが入口ローラ対121に送り込まれてきている。
(揺動ローラ機構)
次に、本発明に係るフィニッシャのシート及びシート束を図5に示す処理トレイ129又はスタックトレイ128に搬送するための揺動ローラ機構400を図13乃至図21に基づいて説明する。
揺動ローラ対127の上位回転体である例えば搬送上ローラ127aを備えた支持部材である例えばブラケット152は、軸153を中心にして上下方向に回動するようになっている。ブラケット152の上面には引っ掛けアーム152aが設けられている。引っ掛けアーム152aの近傍には、引っ掛けアーム152aを引っ掛けて、かつブラケット152を上下に回動させるように、上下にスライド運動を行うスライドアーム160が設けられている。
搬送上ローラ127aは、図14に示すように、ブラケット152の長丸孔152dに保持されている。長丸孔152dは、ブラケット152に上下方向に長く形成されている。このため、搬送上ローラ127aは長丸孔152d内で上下方向に移動できるようになっている。搬送上ローラ127aは、搬送下ローラ127bに受け止められている、搬送上ローラ127aの軸178がブラケット152の長丸孔152dの上下端に接触していないとき、ブラケット152の自重を受けていないことになる。
図15、図16に示すように、ブラケット152には、揺動アーム250が支持されている。揺動アーム250は、搬送上ローラ127aの軸178の両端に配設されている。揺動アーム250は、ブラケット152の突部152eに支点部250cが装着されて、支点部250cを中心に図の左右方向に揺動するようになっている。揺動アーム250の後端250aは、揺動アーム250が揺動したとき、固定部材に固定されたアームストッパ251に受け止められるようになっている。
図15に示すように、ブラケット152が上昇回転すると、ブラケット152の上昇回転にともない、揺動アーム250の後端250aがアームストッパ251に当たり、揺動アーム250の先端250bが持ち上げられる。揺動アーム250の先端250bは、搬送上ローラ127aの軸178に当たり、搬送上ローラ127aをブラケット152の長丸孔152dの範囲内で持ち上げて支持し、ブラケット152の底部152fよりも上方へ退避させる。
よって、図15に示すブ揺動アーム250は、先端250bで支持している搬送上ローラ127aの自重によって左側に揺動するのを、後端250aをアームストッパ251に受け止められて規制され、搬送上ローラ127aの支持状態を維持していることになる。
また、ブラケット152が図15の状態から図16の状態に下降回転すると、揺動アーム250も一緒に下方に回動して、揺動アーム250の後端250aがアームストッパ251から離れる。すると、揺動アーム250は、搬送上ローラ127aの自重によって、図16の左側に傾き、先端250bが下がり、搬送上ローラ127aも下がる。この結果、搬送上ローラ127aがブラケット152の底部152fから下方に突出して、搬送下ローラ127bに受け止められる。このとき、揺動アーム250の先端250bは、搬送上ローラ127aの軸178から下側に離れている。また、搬送上ローラ127aの軸178は、図14に示す長丸孔152d内を上下動自在になっている。なお、図16に示す揺動アーム250は、突起ストッパ250dがブラケット152に受け止められて傾き規制され、先端250bが、搬送されるシートの邪魔にならないようになっている。
以上の構成において、揺動アーム250、アームストッパ251は、待機手段の一例である。また、図15、図16において、符号291で示す部材は、シートに接触してシートの静電気をアースする除電針である。
したがって、図5に示すように搬送されてくるシートを受け入れるとき、図15に示すようにブラケット152が上昇回転して、搬送上ローラ127aがブラケット152の底部152fよりも上方へ退避していることになる。このため、フィニッシャ119は、上向きにカールしているシートが搬送されてきても、そのカールシートが搬送上ローラ127aに引っ掛かることがなく、シートを円滑に搬送することができる。また、ジャムの発生を防止することもできる。
なお、図22に示すように、ブラケット152の底部152fに下向きに逆台形状に突設したシート案内部材である例えば案内ガイド290に上向きにカールしたシートを案内させて、カールシートが搬送上ローラ127aに引っ掛からないようにしてもよい。図22における、揺動アーム250は、必ずしも必要としない。省略してもよい。
この案内ガイド290は、ブラケット152が上昇回転したとき、搬送上ローラ127aより下方に突出し、ブラケット152が下降回転したとき、搬送上ローラ127aより上方に引っ込むような形状に形成されている。
したがって、案内ガイド290は、ブラケット152が上昇回転したとき、搬送上ローラ127aより下方に突出することによって、カールシートが搬送上ローラ127aに引っ掛からないように案内することができる。さらに、案内ガイド290は、ブラケット152が下降回転したとき、搬送上ローラ127aより上方に引っ込むため、シートの搬送の邪魔になることがない。
図17に示すように、高さ検知フラグ301は、処理トレイ129に積載されたシート束の高さを検知するものである。高さ検知フラグ301は、シート束の積載高さが高くなると、シート束の上面に押されて、ブラケット152に突設された軸301aを中心に回転して高さ検知センサ302をONさせるようになっている。高さ検知センサ302は、ブラケット152に設けられている。高さ検知フラグ301と高さ検知センサ302は、検知手段の一例である。
図13に示すように、スライドアーム160は、スライドアーム160の両端に配設されたスライド軸161に案内されて、図中矢印X方向もしくは矢印Y方向に昇降するようになっている。スライドアーム160には、揺動ギア162が、噛み合うラック160bが形成されている。揺動ギア162が回転することによりスライドアーム160が矢印X、Y方向に昇降するようになっている。また、揺動ギア162は、揺動ギア162の回転軸である揺動軸163を介して、トルクリミッタ164、中間ギア165,166、揺動モータギア167を介して揺動モータM5から回転力を受けるようになっている。
ここで、トルクリミッタ164、揺動モータM5は、揺動ローラ対127のシート挟持力を変える挟持力負荷部を構成している。トルクリミッタ164は、中間ギア165と、揺動軸163との間に設けられているので、揺動モータM5の駆動力が、ある力以上になるとリミットがかけられ、空転する。この結果、揺動ローラ対127の搬送上ローラ127aが下位回転体としての例えば搬送下ローラ127bを押圧する力が、所定の力以上にならないようになっている。これにより、揺動ローラ対127で搬送するシート束のその厚みが枚数により変化しても、そのシート搬送力を略一定にして、安定した搬送性を確保することができる。
図18(図13の矢印Z方向から見た図)は、図4に示す搬送上ローラ127a、及び搬送下ローラ127bを回転させるための束出しモータM3の駆動を伝える構成を示す図である。まず、束出しモータM3に取り付いた束出しモータギア168は、中間ギア169、束下クラッチCLを介して、搬送下ローラ127bに連動している。
また、中間ギア169は、中間ベルト170、軸153を利用して摺動回転する中間ギア171、中間ベルト172、上ローラギア173を介して、搬送上ローラ127aにも連結している。これにより、束出しモータM3を正転、逆転させることで、搬送上ローラ127a、搬送下ローラ127bを正転、逆転回転させることができる。
また、束下クラッチCLを連結、もしくは連結を解除することで、束出しモータM3の回転力を搬送下ローラ127bに伝えたり、遮断したりして、搬送下ローラ127bの回転、停止を行うことができる。
以上の構成において、スライドアーム160と揺動モータM5は、駆動手段の一例である。ブラケット152は、支持部材の一例である。スライドアーム160と揺動モータM5とブラケット152は、調節手段を構成している一例である。
図17乃至図21に基づいて、揺動ローラ対127の搬送上ローラ127aと、搬送下ローラ127bとが、シートを挟持する動作と、シートから離間する動作とを説明する。
図17、図19乃至図21は、搬送上ローラ127aを有するブラケット152を、上下方向に回動させるための機構の中央部付近の断面図である。
図17、図18に基づいて、シートが排出ローラ対126から搬入されてくるときの揺動ローラ機構400の動作を説明する。
図17は、揺動ローラ対127の搬送上ローラ127aが搬送下ローラ127bから離間した状態を示した図であり、図5において、シートが排出ローラ対126から搬入されてきたときの動作を説明するための図である。
図17、図18において、揺動ホームセンサS2がスライドアーム160の一部に取り付いた不図示の検知部を検知した状態で、ブラケット152が上方向に回動した状態に揺動モータM5の保持トルクにより保持されている。これにより、搬送上ローラ127aは、搬送下ローラ127bから離れて、搬送されてくるシートを搬送しないようになっている。また、搬送上ローラ127aは、処理トレイ129上に既に積載されている後処理待ちのシートがあっても、シートにシート搬送力を与えることがなく、誤ってシートをスタックトレイ128へ搬送することがない。
図19に基づいて、排出ローラ対126に搬送されて、処理トレイ129に落下したシートを、そのままスタックトレイ128に搬送する場合における、揺動ローラ機構400の動作を説明する。
図19は、ブラケット152が自重により下降回転し、搬送上ローラ127aが搬送下ローラ127bに受け止められて、搬送下ローラ127bにブラケット152と搬送上ローラ127aとの自重が加わっている状態の図である。
図7に示すように、シートの後端が排出ローラ対126から排出されて、シートが処理トレイ129に落下すると、揺動モータM5(図13参照)が回転する。揺動モータM5の回転によって揺動ギア162が回転して、スライドアーム160が矢印Y方向に下降し、揺動ホームセンサS2から離れる。
スライドアーム160の下降に伴って、ブラケット152の引っ掛けアーム152aがスライドアーム160の支持部160aに支持された状態で、ブラケット152が軸153を中心にして下降回転する。ブラケット152は、搬送上ローラ127aを有しており、搬送上ローラ127aはシートを間にして搬送下ローラ127bに受け止められる。
搬送上ローラ127aは、搬送下ローラ127bに受け止められるとそれ以降下降しない。しかし、搬送上ローラ127aが図14に示すブラケット152の長丸孔152dに支持されているため、ブラケット152は長丸孔152dの縦方向の長さ分だけスライドアーム160と共に下降する。そして、長丸孔152dの上縁が搬送上ローラ127aの軸178に当接すると、ブラケット152は下降を停止する。しかし、スライドアーム160は、さらに下降を継続して、スライドアーム160の支持部160aがブラケット152の引っ掛けアーム152aから離れた後、下降を停止する。スライドアーム160の下降停止は、揺動モータM5の回転停止によって行われる。
これにより、支持部160aに支持されていたブラケット152と搬送上ローラ127aは、シートを間にして搬送下ローラ127bにより支持されることになる。
このため、搬送上ローラ127aと搬送下ローラ127bとは、ブラケット152と搬送上ローラ127aとの自重による搬送挟持圧(F1)によって、シートをスタックトレイ128に排出する。
図20に基づいて、排出ローラ対126(図4参照)に搬送されて処理トレイ129に落下したシートを、ストッパ131の方に逆送する場合における、揺動ローラ機構400の動作を説明する。
図20は、ブラケット152が下降回転して、搬送上ローラ127aが搬送下ローラ127bに当接して、搬送下ローラ127bに搬送上ローラ127aの自重が加わっている状態の図である。なお、図19では搬送下ローラ127bにブラケット152と搬送上ローラ127aとの自重が加わっているが、図20ではブラケット152の自重が加わっていない。また、図19、図20の状態において、図16に示すのと同様に、揺動アーム250は、後端250aがアームストッパ251から離れ、先端250bが搬送上ローラ127aの軸178から離れて、突起ストッパ250dがブラケット152に受け止められていることは勿論である。
図7に示すように、シートの後端が排出ローラ対126から排出されて、シートが処理トレイ129に落下すると、揺動モータM5(図13参照)が回転して、揺動ギア162が回転する。すると、スライドアーム160が矢印Y方向に下降して揺動ホームセンサS2から離れる。
スライドアーム160の下降に伴って、ブラケット152の引っ掛けアーム152aがスライドアーム160の支持部160aに支持された状態で、ブラケット152が軸153を中心にして下降回転する。
ブラケット152が軸153を中心にして下降回転している途中において、高さ検知フラグ301の先端がシート或はシート束の上面に当接する。高さ検知フラグ301は、軸301aを中心にして矢印Z方向に回転して、高さ検知センサ302を作動させる。これによって、高さ検知フラグ301は、処理トレイ129に積載されたシート或はシート束の高さを検知したことになる。
ブラケット152は、搬送上ローラ127aを有している。ブラケット152の下降回転に伴って、高さ検知フラグ301の先端がシート或はシート束の最上位シートの上面に当接するのと略同時に搬送上ローラ127aがシート或はシート束を間にして搬送下ローラ127bに受け止められる。
搬送上ローラ127aは、図14に示すブラケット152の長丸孔152dに支持されている。このため、搬送上ローラ127aは搬送下ローラ127bに受け止められるとそれ以降下降しないが、ブラケット152はスライドアーム160と共に下降する。そして、長丸孔152dの中間部分が搬送上ローラ127aの軸178まで下降すると、スライドアーム160の下降が停止する。スライドアーム160の下降停止のタイミングは、高さ検知センサ302がシート或はシート束の積載高さを検知した後の、所定時間(T1)後に設定されている。この時間T1は、図2のROM202に予め入力されている。
スライドアーム160の下降が停止すると、ブラケット152の引っ掛けアーム152aがスライドアーム160の支持部160aに支持された状態で、ブラケット152の下降回転も停止する。
このとき、ブラケット152の長丸孔152dの中間部分が搬送上ローラ127aの軸178に対向しているため、搬送上ローラ127aには、ブラケット152の自重が加わっていない。
したがって、搬送上ローラ127aは、ブラケット152の長丸孔152dに支持されないで、シート或はシート束を間にして搬送下ローラ127bにより受け止められることになる。
このため、搬送上ローラ127aは、搬送上ローラ127aの自重によって搬送下ローラ127bとでシートを挟んで、図7(b)に示すように逆回転して、シートをストッパ131の方に搬送する。このとき、搬送上ローラ127aは、図4に示す束出しモータM3によって逆回転する。しかし、搬送下ローラ127bは、束下クラッチCLが作動するため、束出しモータM3の回転力を受けないで、搬送上ローラ127aに追従逆回転をする。
搬送上ローラ127aがシートに接触する接触圧(F2)は、図19における搬送挟持圧(F1)よりも、ブラケット152の自重の分だけ小さい。すなわち、F1>F2の関係にある。
しかも、ブラケット152とスライドアーム160との下降位置は、高さ検知フラグ301と高さ検知センサ302とによって検知されたシート束の積載高さに応じて、調整できるようになっている。このため、上記接触圧(F2)は、シートの積載高さに関係なく略一定にすることができる。
したがって、フィニッシャ119は、先行シート上を、後続シートを逆送させるとき、シート同士を擦ることが少なくなって、シートの画像に傷を付けたり、既積載シートへの裏写りを少なくしたりすることができる。
なお、上記接触圧(F2)は、搬送上ローラ127aがシートを逆送するのに必要最小限の値に設定されているのが好ましい。このため、搬送上ローラ127aの軸178を中空にするなどして、搬送上ローラ127a全体を軽量にして、最適な接触圧(F2)が得られるようにするのが好ましい。
図21に基づいて、ステープラ132によって綴じられたシート束を処理トレイ129から、スタックトレイ128へ排出させる場合における、揺動ローラ機構400の動作を説明する。
図21は、図19で説明した動作より、さらにスライドアーム160が下降して、揺動モータM5の回転力によって、搬送上ローラ127aをシート束に押し付けている状態の図である。
ステープラ132によってシート束が綴じられると、揺動モータM5が回転する。揺動モータM5の回転によって揺動ギア162が回転して、スライドアーム160が矢印Y方向に下降し、揺動ホームセンサS2から離れる。
スライドアーム160の下降に伴って、ブラケット152の引っ掛けアーム152aがスライドアーム160の支持部160aに支持された状態で、ブラケット152が軸153を中心にして下降回転する。ブラケット152は、搬送上ローラ127aを有しており、搬送上ローラ127aはシート束を間にして搬送下ローラ127bに受け止められる。
搬送上ローラ127aは、搬送下ローラ127bに受け止められるとそれ以降下降しない。しかし、搬送上ローラ127aが図14に示すブラケット152の長丸孔152dに支持されているため、ブラケット152は長丸孔152dの縦方向の長さ分だけスライドアーム160と共に下降する。そして、長丸孔152dの上縁が搬送上ローラ127aの軸178に当接する。このため、ブラケット152は下降回転を停止させられる。
しかし、スライドアーム160は、下降を継続する。このため、スライドアーム160の支持部160aがブラケット152の引っ掛けアーム152aから離れて、ブラケット152の上面を押圧する。スライドアーム160の下降停止は、揺動モータM5の回転停止によって行われる。
このため、搬送上ローラ127aと搬送下ローラ127bとによる排出挟持圧(F3)は、搬送上ローラ127aとブラケット152との自重に、スライドアーム160の押圧力を加えた値になる。排出挟持圧(F3)は、上記搬送挟持圧(F1)、接触圧(F2)よりも大きな値になっている。すなわち、F3>F1>F2の関係になっている。
そして、図4に示す束出しモータM3が始動し、かつ束下クラッチCLが作動すると、搬送上ローラ127aと搬送下ローラ127bとが回転して、シート束を図中左上方向へ搬送させて、処理トレイ129からスタックトレイ128に排出する。
図13に示すように、中間ギア165と揺動軸163との間にトルクリミッタ164が設けられている。このため、スライドアーム160の支持部160aがブラケット152の上面を加圧しているとき、揺動モータM5の駆動力が、所定の力以上になるとリミットがかけられて、揺動モータM5が空転することになる。結果的に、搬送上ローラ127aと搬送下ローラ127bとによる排出挟持圧(F3)をシート束の厚みに関係なく略一定にすることができて、揺動ローラ対127は、シート束を確実に排出することができる。
したがって、フィニッシャ119は、排出挟持圧(F3)がF3>F1>F2の関係にあるので、特に摩擦係数の小さいカラーシート等のシート束を排出する際の挟持力不足による束ズレや排出不良を防止することができる。また、搬送上ローラ127a、搬送下ローラ127bをともに駆動することにより、特にカラーシート等のシート束を排出する際の挟持力不足による束ズレや排出不良を防止することができる。
なお、中間ギア165と揺動軸163との間にトルクリミッタ164が設けてあるが、このトルクリミッタ164は、必ずしも必要としない。図20に示す高さ検知センサ302を利用して、スライドアーム160の下降位置を制御してもよい。
すなわち、スライドアーム160が下降し、ブラケット152が軸153を中心にして下降回転している途中において、図20に示す高さ検知フラグ301の先端がシート束の上面に当接するようになっている。このため、高さ検知フラグ301は、軸301aを中心にして矢印Z方向に回転して、高さ検知センサ302を作動させ、シート束の厚み(高さ)を検知するようになっている。
そこで、スライドアーム160の下降停止のタイミングを、高さ検知センサ302がシート束の厚みを検知した後の、所定時間(T2)後に設定しておけば、トルクリミッタ164を使用する必要がない。しかも、高さ検知センサ302がシート束の厚みを検知するので、スライドアーム160の下降停止のタイミングをシート束の厚みに応じて変えることができて、排出挟持圧(F3)をシートの積載高さに関係なく略一定にすることができる。なお、この所定時間(T2)は、図2に示すROM202に予め入力されており、図20に示す動作説明における所定時間(T1)より長く(T2>T1)設定されていることは勿論である。
以上の説明において、F3>F1>F2の関係にしてあるのは、次の理由による。すなわち、処理トレイ129にシートを積載するとき、シートが、各図において右下がり(約30度勾配)の処理トレイ129を滑り降りるので、接触圧(F2)が小さくすむ。しかし、スタックトレイ128にシートを積載するとき、シートが、各図において、右下がり(約30度勾配)のスタックトレイ128を上るため、搬送挟持圧(F1)を接触圧(F2)より大きくしなければならない。さらに、処理トレイ129上のシート束を排出する場合は、複数枚のシートが重なっているシート束を、処理トレイ129を上らせるため、排出挟持圧(F3)を搬送挟持圧(F1)よりも大きくなければならない。
シート搬送方向に沿った本発明の画像形成装置である例えば複写機の断面図である。 複写機全体の制御ブロック図である。 シート搬送方向に沿った本発明の実施形態におけるシート処理装置である例えばフィニッシャの断面図である。 シート処理装置の各駆動系を示した断面図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図である。(a)シート処理装置に1枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。(b)1枚目のシートを受け入れた状態の図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図であり、図5に続く動作説明用の図である。(a)1枚目のシートが排出ローラ対を通過した状態の図である。(b)1枚目のシートがスタックトレイと処理トレイに跨って落下した状態の図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図であり、図6に続く動作説明用の図である。(a)1枚目のシートを処理トレイに送り込む状態の図である。(b)1枚目のシートを処理トレイにさらに送り込む状態の図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図であり、図7に続く動作説明用の図である。(a)シート処理装置に2枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。(b)1枚目のシートがストッパに当接した状態の図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図であり、3枚のシートが処理トレイに積載された状態の図である。 シート処理中にシートを溜めなくても済む場合におけるシート処理装置の動作説明用の図であり、図9に続く動作説明用の図である。(a)シート束を処理トレイからスタックトレイに排出し始める状態の図である。(b)シート束を処理トレイからスタックトレイに排出している途中の状態の図である。 シート束を排出するときにおける動作説明用のフローチャートの図である。 シート処理装置の主要部の拡大図である。 揺動ローラ機構の斜視図である。 揺動ローラ機構の斜視図である。 揺動ローラ機構にカールシートのジャムを防止する機構を備えた図であり、上ローラと下ローラが離間状態にある図である。 図15の状態から上ローラと下ローラが接触した図である。 揺動ローラ機構の上ローラと、下ローラが挟持、離間する動作を説明する図であり、上ローラと下ローラが離間状態にある図である。 揺動ローラ機構の駆動系を説明する図である。 揺動ローラ機構の上ローラと、下ローラが挟持、離間する動作を説明する図であり、上ローラと下ローラが接触状態にある図である。 揺動ローラ機構の上ローラと、下ローラが挟持、離間する動作を説明する図であり、処理トレイへ引き戻し状態にある図である。 揺動ローラ機構の上ローラと、下ローラが挟持、離間する動作を説明する図であり、上ローラと下ローラが接触状態であり、かつ揺動移動機構がより上ローラを加圧している状態を示す図である。 揺動ローラ機構にカールシートのジャムを防止する図15に示す機構とは異なる機構の図である。
符号の説明
M1 共通搬送モータ
M5 揺動モータ(駆動手段、調節手段)
P1 シート
100 複写機(画像形成装置)
101 複写機(画像形成装置)の装置本体
102 原稿搬送装置
114 感光体ドラム(画像形成手段)
119 フィニッシャ(シート処理装置)
126 排出ローラ対
127 揺動ローラ対
127a 搬送上ローラ(上位回転体)
127b 搬送下ローラ(下位回転体)
128 スタックトレイ(シート積載手段)
129 処理トレイ(シート束積載手段)
132 ステープラ(シート処理手段)
140 バッファユニット
152 ブラケット(支持部材、調節手段)
152a 引っ掛けアーム
152c 押さえ部
152d 長丸孔
152e 突部
152f 底部
153 ブラケットの軸
160 スライドアーム(駆動手段、調節手段)
160a 支持部
160b ラック
162 揺動ギア
178 搬送上ローラの軸
201 CPU回路
209 プリンタ部制御部
211 フィニッシャ制御部
250 揺動アーム(待機手段)
250a 後端
250b 先端
250c 支点部
250d 突起ストッパ
251 アームストッパ(待機手段)
290 案内ガイド(シート案内部材)
301 高さ検知フラグ(検知手段)
301a 高さ検知フラグの軸
302 高さ検知センサ(検知手段)
400 揺動ローラ機構

Claims (9)

  1. 搬送されてきたシートを挟持して第1の方向に回転し、シートをそのままシート積載手段に搬送する上位回転体および下位回転体と、
    前記搬送されてきたシートが、前記上位回転体が第2の方向に回転することによって逆送されて束状に積載されるシート束積載手段と、
    前記シート束積載手段に積載されたシート束に処理を施すシート処理手段と、を備え、
    前記シート処理手段によって処理されたシート束を、前記上位回転体及び下位回転体が所定の排出挟持圧で挟持して前記第1の方向に回転し、前記シート束積載手段から前記シート積載手段に排出するシート処理装置において、
    前記シート束積載手段に積載された最上位のシートの高さ位置を検知する検知手段と、
    前記上位回転体を上下移動可能に支持する支持部材と、
    前記支持部材を上下方向に移動させる駆動手段と、を備え、
    前記上位回転体が前記第2の方向に回転してシートを前記逆送するとき、前記検知手段によって検知された最上位のシートの高さ位置に応じて、前記駆動手段により前記支持部材を上下方向に移動させて、最上位のシートに対する前記上位回転体の接触圧を一定にする調節手段と、
    を備え
    前記上位回転体および下位回転体が搬送されてきたシートをそのまま前記シート積載手段に排出するときの該シートに対する前記上位回転体および下位回転体の搬送挟持圧が、前記接触圧と前記排出挟持圧との間に設定されていることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記調節手段が、前記検知手段によって検知された前記最上位のシートの高さ位置に応じて、前記駆動手段により前記支持部材を上下方向に移動させて、前記上位回転体による前記排出挟持圧を一定にする、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記接触圧が、前記排出挟持圧よりも低く設定されていることを特徴とする請求項又はに記載のシート処理装置。
  4. 前記駆動手段が、前記検知手段によって検知されたシート束の上面の高さ位置に応じて前記支持部材を上下方向に移動させて、前記上位回転体を上下移動可能な状態で自重によって最上位のシートの上面に前記接触圧で接触させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記上位回転体と下位回転体とが前記処理されたシート束を前記シート束積載手段から排出するとき、前記駆動手段が、前記支持部材を上下方向に移動させて、前記支持部材によって前記上位回転体を最上位シートの上面に押圧して、シート束に対する前記上位回転体と下位回転体との挟持圧を前記排出挟持圧にする、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記上位回転体と下位回転体とが搬送されてきたシートをそのまま前記シート積載手段に排出するとき、前記駆動手段が、前記支持部材を下降させて、前記支持部材と前記上位回転体との自重をシートの上面に加えて、シートに対する前記上位回転体と下位回転体との挟持圧を前記搬送挟持圧にする、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 前記支持部材が上方に移動したとき前記上位回転体を上方に待避させ、かつ前記支持部材が下方に移動したとき前記上位回転体の前記待避を解除する待避手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 前記支持部材に前記上位回転体よりもシート搬送方向の上流側に設けられたシート案内部材を備え、
    前記シート案内部材が、前記支持部材が上方に移動したとき前記上位回転体より下方に突出し、かつ前記支持部材が下方に移動したとき前記上位回転体より上方に待避する、
    ことを特徴とする請求項乃7至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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