JP2009113885A - 用紙積載装置及び当該用紙積載装置を搭載した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイに積載された用紙が全て取り除かれたか否かを検出できる用紙積載装置を提供すること。
【解決手段】用紙積載装置本体20に昇降可能に設けられ、用紙積載装置本体20から排出された用紙が積載されるトレイ3と、トレイ3に排出された用紙の整合基準となるエンドフェンス26と、トレイ3に排出された用紙の後端をエンドフェンス26に当接させることにより、トレイ3に排出された用紙の後端を整合する用紙整合手段50と、トレイ3の上面あるいはトレイ3に積載された最上位となる用紙の紙面を検出する紙面検出手段40と、紙面検出手段40の検出結果に基づいて、トレイ3が昇降移動するように制御する制御手段とを備えた用紙積載装置2に、初期位置に昇降移動したトレイ3を回避する態様で用紙積載装置本体20に取り付けられ、トレイ3に積載された用紙の有無を検出する用紙検出手段60を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、用紙積載装置本体から排出された記録紙などの用紙をトレイに積載する用紙積載装置及び当該用紙積載装置を搭載した複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に搭載され、画像形成装置から排出された記録紙などの用紙をトレイに積載する用紙積載装置が広く知られている。用紙積載装置は、画像形成装置から用紙を受け入れ、トレイに排出するものであって、用紙積載装置本体に昇降可能に設けられ、排出された用紙が積載されるトレイと、用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイに排出された用紙の整合基準となるエンドフェンスと、用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイに排出された用紙の後端をエンドフェンスに当接させることにより、トレイに排出された用紙の後端を整合する用紙整合手段と、用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイの上面あるいはトレイに積載された最上位となる用紙の紙面を検出する紙面検出手段と、紙面検出手段の検出結果に基づいて、トレイが昇降移動するように制御する制御手段とを備えている。そして、用紙積載装置(制御手段)は、トレイの用紙受け入れ高さが一定となるように、トレイあるいはトレイに積載された最上位となる用紙の紙面が所定の位置に昇降移動するように制御している(例えば、特許文献1参照)。
ところで、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置は、一のサイズ(例えばA4サイズ)の用紙を排出するだけでなく、一のサイズよりも小さなサイズ(例えばA5サイズ、はがきサイズ)の用紙を排出することができるようになっている。このような画像形成装置に搭載された用紙積載装置によれば、一のサイズ(例えばA4サイズ)では予め定めた枚数(例えば、1000〜3000枚の任意の枚数)の用紙をトレイに積載しても崩れることはないが、一のサイズよりも小さなサイズ(例えば、A5サイズ、はがきサイズ)では上記枚数の用紙を積載すると崩れるという事態が生じうる。このような事態を回避するため、用紙積載装置において用紙の排出枚数を数え、一のサイズよりも小さなサイズの用紙の排出枚数が所定の排出枚数に到達した場合には、満杯であるとして、用紙の排出を停止するように制御するとともに利用者が用紙を取り除くように促すことにしている。
特開2002−226133号公報
しかしながら、利用者がトレイに積載されている用紙の全てを取り除くことなく、用紙の排出を再開させると、所定の排出枚数を越えて用紙がトレイに積載されることになり、用紙が崩れることになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トレイに積載された用紙が全て取り除かれたか否かを検出できる用紙積載装置及び当該用紙積載装置を搭載した画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、用紙積載装置本体に昇降可能に設けられ、用紙積載装置本体から排出された用紙が積載されるトレイと、用紙積載装置本体に設けられ、前記トレイに排出された用紙の整合基準となるエンドフェンスと、用紙積載装置本体に取り付けられ、前記トレイに排出された用紙の後端を前記エンドフェンスに当接させることにより、前記トレイに排出された用紙の後端を整合する用紙整合手段と、用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイの上面あるいはトレイに積載された最上位となる用紙の紙面を検出する紙面検出手段と、前記紙面検出手段の検出結果に基づいて、前記トレイが昇降移動するように制御する制御手段とを備えた用紙積載装置において、初期位置に昇降移動したトレイを回避する態様で用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイに積載された用紙の有無を検出する用紙検出手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1において、前記用紙検出手段は、初期位置に昇降移動したトレイの上面に突出するように付勢された検知片を有し、前記トレイが初期位置に昇降移動した状態で前記検知片がトレイの上面に突出した場合にトレイに用紙が積載されていないとし、前記検知片がトレイの上面に突出しない場合にトレイに用紙が積載されているとすることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1又は2において、前記用紙検出手段は、前記整合手段が作用する位置の用紙排出方向に直交する方向近傍において用紙を検出することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3の何れか一つにおいて、用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数える排出枚数カウント手段を備え、前記制御手段は、前記用紙検出手段がトレイに用紙が積載されていないことを検出した場合に、前記排出枚数カウント手段をリセットすることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4において、トレイに積載可能な用紙の枚数を予め設定した満杯設定手段と、前記排出枚数カウント手段が数えた用紙の枚数が前記満杯設定手段に設定した用紙の枚数に到達した場合に満杯と判定する満杯判定手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5において、前記満杯設定手段は、用紙のサイズごとにトレイに積載可能な用紙の枚数を設定可能であって、前記満杯判定手段は、トレイに積載された用紙のサイズを用紙積載装置本体から取得することを特徴する。
また、請求項7にかかる発明は、請求項4において、前記制御手段は、前記排出枚数カウント手段が用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数え始めたにもかかわらず、前記用紙検出手段が用紙を検出しない場合に、前記用紙積載装置本体が用紙の排出を停止するように制御することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1〜7の何れか一つに記載の用紙積載装置を搭載したことを特徴とする。
請求項1にかかる発明は、初期位置に昇降移動したトレイを回避する態様で用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイに積載された用紙の有無を検出する用紙検出手段を備えたので、トレイを検出することなく、トレイに積載された用紙の有無を検出できる。したがって、トレイに積載された用紙が全て取り除かれたか否かを検出できる。
また、請求項2にかかる発明は、初期位置に昇降移動したトレイの上面に突出するように付勢された検知片を用紙検出手段が有し、トレイが初期位置に昇降移動した状態で検知片がトレイの上面に突出した場合にトレイに用紙が積載されていないとし、検知片がトレイの上面に突出しない場合にトレイに用紙が積載されているとするので、簡易な用紙検出手段によってトレイに積載された用紙の有無を検出できる。
また、請求項3にかかる発明は、整合手段が作用する位置の用紙排出方向に直交する方向近傍、すなわち、用紙の排出方向後端を用紙検出手段が検出するので、誤検出を抑制できる。
また、請求項4にかかる発明は、用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数える排出枚数カウント手段を備え、用紙検出手段がトレイに用紙が積載されていないことを検出した場合に、制御手段が排出枚数カウント手段をリセットするので、トレイに積載された用紙が全て取り除かれた場合には新たに用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数えることになる。
また、請求項5にかかる発明は、トレイに積載可能な用紙の枚数を予め設定した満杯設定手段と、排出枚数カウント手段が数えた用紙の枚数が満杯設定手段に設定した用紙の枚数に到達した場合に満杯と判定する満杯判定手段とを備えたので、用紙の過積載を防止できる。
また、請求項6にかかる発明は、用紙のサイズごとにトレイに積載可能な用紙の枚数を設定可能であって、トレイに積載された用紙のサイズを用紙積載装置本体から取得するので、小さいサイズの用紙について積載可能な用紙の枚数を少なく設定することができる。したがって、小さいサイズの用紙について紙崩れが起きないようにすることができる。
また、請求項7にかかる発明によれば、制御手段は、排出枚数カウント手段が用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数え始めたにもかかわらず、用紙検出手段が用紙を検出しない場合に、用紙積載装置本体が用紙の排出を停止するように制御する。したがって、用紙の崩れ、用紙の落下を回避することができる。
また、請求項8にかかる発明によれば、トレイを検出することなく、トレイに積載された用紙の有無を検出する画像形成装置を提供できる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる用紙積載装置及び当該用紙積載装置を搭載した画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
画像形成装置として複写機を例にして、本発明にかかる用紙積載装置及び当該用紙積載装置を搭載した画像形成装置を説明する。
図1は、本発明の実施の形態である複写機を示す斜視図である。本実施の形態である複写機1(画像形成装置)は、複数種類のサイズの用紙(例えば、A4サイズ、A5サイズ、はがきサイズ)から選択した任意のサイズの用紙に複写可能であって、図1に示すように、用紙積載装置2を搭載している。そして、複写機本体10から排出された用紙は、用紙積載装置2に積載されるようになっている。
図2は、図1に示した用紙積載装置の構成を示す概念側面図であり、図3は図1に示した用紙積載装置の構成を示す概念斜視図である。図2に示すように、用紙積載装置2は、用紙積載装置本体20とトレイ3とを備えている。用紙積載装置本体20は、複写機本体10から用紙を受け入れトレイ3に排出するものであって、搬送コロ21及び排紙コロ22を適宜配設することにより構成された搬送路を有している。搬送コロ21及び排紙コロ22は、それぞれ一対をなし、上下方向においてそれぞれ対向するように配設してある。搬送路の下面を構成する搬送コロ21と排紙コロ22とには、環状のベルト23が巻回してあり、搬送コロ21と排紙コロ22とは同期して回転するようになっている。また、搬送コロ21の下方には、搬送モータ24が配設してあり、搬送モータ24を駆動すると搬送コロ21が回転するようになっている。
また、搬送路の下面を構成する搬送コロ21と排紙コロ22との間には、用紙検知スイッチ25(用紙検知手段)が設けてある。用紙検知スイッチ25は、搬送路に搬送された用紙の有無を検知するものであって、用紙を検知した場合にオンとなるようになっている。
また、用紙積載装置本体20には、トレイ3に排出された用紙の整合基準となるエンドフェンス26が設けてある。
トレイ3は、エンドフェンス26に沿って昇降するように、用紙積載装置本体20に昇降可能に取り付けられており、用紙積載装置本体20から排出された用紙が積載されるようになっている。
具体的には、図2及び図3に示すように、用紙積載装置本体20の内部下方に回転可能に取り付けた駆動軸27の両端にそれぞれ取り付けたタイミングプーリ28(駆動プーリ)と、用紙積載装置本体20の内部上方にそれぞれ回転自在に取りけたタイミングプーリ29(従動プーリ)とにタイミングベルト30を巻回し、これらタイミングベルト30にトレイ3の両側基端部をそれぞれ取り付けることにより、トレイ3を昇降可能としている。したがって、駆動軸27を正転させればトレイ3が上昇し、駆動軸27を逆転させればトレイ3が下降するようになっている。
駆動軸27には、従動ギア31が取り付けてあり、駆動軸27の近傍に配設した昇降モータ32に取り付けた駆動ギア33と噛合している。したがって、昇降モータ32を駆動することにより、駆動軸27を正転あるいは逆転させることができるようになっている。
図3に示すように、用紙積載装置本体20には、紙面検出手段40が設けてある。紙面検出手段40は、レバー41とフォトインタラプタ42(透過型光センサ)とにより構成されている。レバー41は、用紙積載装置本体20に回動自在に設けられた回動軸43に取り付けられた棒状部材であって、その自由端はトレイ3に向けて延在している。レバー41の自由端には、下方に突出する爪が設けてある。
また、回動軸43には、フィラー44が設けてあり、回動軸43と一体に回動するようになっている。そして、フィラー44が透過光を遮った場合に、フォトインタラプタ42が検出信号を出力するようになっている。
また、図2に示すように、用紙積載装置本体20には、図4に示す用紙整合手段50が取り付けてある。なお、図4は図2に示した用紙整合手段の構成を示す分解斜視図である。
用紙整合手段50は、トレイ3に排出された用紙の後端をエンドフェンス26に当接させることにより、トレイ3に排出された用紙の後端を整合するもので、保持部材51を有している。保持部材51の一端は、排紙コロ22を取り付けたコロ軸22aに回動自在に取り付けてあり、保持部材51の他端には、図4に示すように、軸52が回転自在に挿通している。軸52の両端には、それぞれリバースローラ53が回転自在に取り付けてある。リバースローラ53は、ローラ部53aとギア部53bとを有している。ローラ部53aは、トレイ3に積載された最上位の用紙に作用するように、スポンジ等の弾性体により構成されている。ギア部53bは、リバースローラ53を回転させるものであり、コロ軸22aに取り付けられたギア22bと噛合した中間ギア54(アイドルギア)が噛合するようになっている。したがって、コロ軸22aが回転すると、リバースローラ53が回転するようになっている。
また、図2に示すように、用紙積載装置本体20には、図5及び図6に示す用紙検出手段60が取り付けてある。なお、図5は図2に示した用紙積載装置の要部を示す拡大概念図、図6は図5に示した用紙検出手段を示す拡大概念図である。
用紙検出手段60は、トレイ3に積載された用紙の有無を検出するものであって、用紙を積載しない状態で用紙積載装置本体20から用紙を受け入れる初期位置に昇降移動したトレイ3を回避する態様で用紙積載装置本体20に取り付けてある。具体的には、用紙整合手段50が作用する位置の用紙排出方向に直交する方向近傍において、用紙の排出方向後端を検出するように用紙積載装置本体20に取り付けてある。さらに具体的には、図6に示すように、トレイ3に矩形の切り欠き3aを設ける一方、エンドフェンス26から当該切り欠きに向けて突出するように付勢されたフィラー(検出片)61を備えた用紙検出スイッチ62が用紙積載装置本体に取り付けてある。
この用紙検出スイッチ62は、トレイ3が初期位置に昇降移動した状態でフィラー61がトレイ3の上面に突出した場合にトレイに用紙が積載されていないとし、フィラー61がトレイ3の上面に突出しない場合にトレイに用紙が積載されているとするようになっている。
上述した用紙検知スイッチ25、フォトインタラプタ42、用紙検出スイッチ62、搬送モータ24、昇降モータ32は、図7に示すように、制御基板70(制御手段)に接続してある。なお、図7は、複写機本体と用紙積載装置とを接続した状態を示すブロック図である。
図7に示すように、制御基板70には、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72のほか、搬送モータ用ドライバ73及び昇降モータ用ドライバ74が搭載してあり、用紙検知スイッチ25からの入力に基づいてCPU71が積載された用紙の枚数を数えるとともに、用紙検知スイッチ25、フォトインタラプタ42及び用紙検出スイッチ62からの入力に基づいてCPU71が搬送モータ用ドライバ73及び昇降モータ用ドライバ74を制御することにより、搬送モータ24及び昇降モータ32を駆動するようになっている。
このように構成された用紙積載装置2の制御基板70は、インタフェースケーブルを介して複写機1の制御部11と接続してあり、用紙積載装置2の制御基板70と複写機1の制御部11との間で制御信号を送受信可能にするとともに、複写機1から用紙積載装置2に電力供給するようになっている。
このように構成された用紙積載装置は、紙面検出手段40がトレイ3を検出するまで(フォトインタラプタ42がオンとなるまで)昇降モータ32を駆動する。そして、紙面検出手段40がトレイ3を検出すると、昇降モータ32を停止する。このように紙面検出手段40がトレイ3を検出した位置を初期位置とし、その後、複写機1から用紙積載装置本体20を経由して用紙が受け入れられることになる。
具体的には、搬送モータ24を正転駆動させることにより、複写機1から用紙積載装置本体20に用紙を受け入れ、その後、トレイ3に用紙を排出する。そして、トレイ3に用紙が排出されると、用紙整合手段50が用紙をエンドフェンス26に当接させることになり、用紙はエンドフェンス26を整合基準として整合される。
このような作用を繰り返すことにより、トレイ3に用紙が積載されることになる。そして、図8に示すように、トレイ3に用紙が二枚積層されるごとに(ステップS1:Yes)、一旦、紙面検出手段40が紙面を検出しなくなるまで(フォトインタラプタ42がオフとなるまで)トレイ3を下降させた後(ステップS2,ステップS3:Yes)、紙面検出手段40が積層された最上位の用紙の紙面を検出するまで(フォトインタラプタ42がオンとなるまで)トレイ3を上昇させている(ステップS4,ステップS5:Yes,ステップS6)。
このように、トレイ3に用紙が二枚積層されるごとに、トレイ3を昇降制御することにすると、用紙積載装置本体20からトレイ3への用紙の排出姿勢はほぼ同一のものとなり、図9に示すように、用紙は整然と積載されることになる。
トレイ3から積層された用紙の全部あるいは一部を取り除くと(トレイ3が昇降することなく紙面検出手段40がオンからオフとなる)、上述したように、紙面検出手段40がトレイ3あるいは残存した最上位の用紙の紙面を検出するまで(フォトインタラプタ42がオンとなるまで)昇降モータ32を駆動することになる。
そして、紙面検出手段40がトレイ3あるいは残存した最上位の用紙の紙面を検出した場合には(ステップS11:Yes)、用紙検出手段60(用紙検出スイッチ62)が用紙の有無を検出することになる。
ここで、用紙検出手段60が用紙を検出した場合(用紙検出スイッチ62がオン)には、オンデータを更新し(ステップS12:Yes,ステップS13)、用紙検出手段60が用紙を検出しない場合(用紙検出スイッチ62がオフ)には、オフデータを更新することになる(ステップS12:No、ステップS14)。
このように、紙面検出手段40と用紙検出手段60とを組み合わせれば、全ての用紙が取り除かれたかあるいは一部の用紙が取り除かれたかを検出することができるのである。
また、用紙の積載時、すなわち、CPU71が積載された用紙の枚数を数え始めたにもかかわらず、用紙検出手段60が用紙を検出しない場合(用紙検出スイッチ62がオフ)には、図11に示すように、複写時の熱等によって用紙が反っていると判定できる。この場合には、用紙の崩れ、用紙の落下の危険性が高いので、複写機1及び用紙積載装置本体20を停止するように制御することが好ましい。
また、図12に示したように、複写機1から小サイズ(例えば、A5サイズ、はがきサイズ)の用紙が用紙積載装置2に排出された場合には、それが小サイズ通紙の開始一枚目か否かを検出することになる(ステップS21)。開始一枚目の場合には(ステップS21:Yes)、用紙検出手段がオフか否かを検出し(ステップS22)、オフでない場合には(ステップS22:No)、トレイに紙が残存しているとして、小サイズカウントが満杯であるとする(ステップS28)。
一方、開始一枚目でない場合には、小サイズカウントが満杯であるか否かを判定する(ステップS23)。そして、小サイズカウントが満杯である場合には(ステップS23:Yes)、用紙検出手段がオフか否かを検出し(ステップS24)、オフの場合(ステップS24:Yes)には、小サイズカウントの満杯を解除する(ステップS25)。
他方、小サイズカウントが満杯でない場合には(ステップS23:No)、満杯設定枚数が排紙されたか否かを検出し(ステップS26:Yes,ステップS27)、満杯設定枚数が排出された場合には、(ステップS27:Yes)、小サイズカウントが満杯であるとする(ステップS28)。
また、図13に示すように、用紙検知スイッチ25が用紙を検知し(ステップS31:Yes)、その後、紙面検出手段40(フォトインタラプタ42)がオンとなったにもかかわらず(ステップS32:Yes)、用紙検出手段(用紙検出スイッチ62)が用紙を検出しない場合には(ステップS33:Yes)、トレイ3において用紙が整合されていないと判定されるので、制御基板70はスタック異常であると判断する(ステップS34)。
上述した実施の形態である用紙積載装置によれば、初期位置に昇降移動したトレイ3を回避する態様で用紙積載装置本体20に取り付けられ、トレイ3に積載された用紙の有無を検出する用紙検出手段60を備えたので、トレイ3を検出することなく、トレイ3に積載された用紙の有無を検出できる。したがって、トレイ3に積載された用紙が全て取り除かれたか否かを検出できる。
また、初期位置に昇降移動したトレイ3の上面に突出するように付勢されたフィラー61を用紙検出スイッチ62が有し、トレイ3が初期位置に昇降移動した状態でフィラー61がトレイ3の上面に突出した場合にトレイに用紙が積載されていないとし、フィラー61がトレイ3の上面に突出しない場合にトレイに用紙が積載されているとするので、簡易な用紙検出手段60によってトレイに積載された用紙の有無を検出できる。
また、用紙整合手段50が作用する位置の用紙排出方向に直交する方向近傍、すなわち、用紙の排出方向後端を用紙検出手段60が検出するので、誤検出を抑制できる。
また、用紙積載装置本体20から排出された用紙の枚数を数えるので、トレイ3に積載された用紙が全て取り除かれた場合には新たに用紙積載装置本体20から排出された用紙の枚数を数えることになる。
また、トレイ3に積載可能な用紙の枚数を予め設定し、数えた用紙の枚数が設定した用紙の枚数に到達した場合に満杯と判定するので、用紙の過積載を防止できる。
また、用紙のサイズごとにトレイ3に積載可能な用紙の枚数を設定可能であって、トレイ3に積載された用紙のサイズを用紙積載装置本体20から取得するので、小さいサイズの用紙について積載可能な用紙の枚数を少なく設定することができる。したがって、小さいサイズの用紙について紙崩れが起きないようにすることができる。
また、用紙積載装置本体20から排出された用紙の枚数を数え始めたにもかかわらず、用紙検出手段60が用紙を検出しない場合には、用紙積載装置本体20が用紙の排出を停止するように制御するので、複写時の熱等によって反っている用紙の排出を停止でき、用紙の崩れ、用紙の落下を回避することができる。
本発明の実施の形態である複写機を示す斜視図である。 図1に示した用紙積載装置の構成を示す概念側面図である。 図1に示した用紙積載装置の構成を示す概念斜視図である。 図2に示した用紙整合手段の構成を示す分解斜視図である。 図2に示した用紙積載装置の要部を示す拡大概念図である。 図5に示した用紙検出手段を示す拡大概念図である。 複写機本体と用紙積載装置とを接続した状態を示すブロック図である。 トレイの昇降制御手順を示すフローチャートである。 図2に示した用紙積載装置の要部を示す拡大概念図であって、用紙が整然と積層された状態を示すものである。 用紙検出手段の検出手順を示すフローチャートである。 図2に示した用紙積載装置の要部を示す拡大概念図であって、反った用紙が積層された状態を示すものである。 小サイズの用紙がトレイに満杯に積載された状態を示すフローチャートである。 用紙の積載異常の検出手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複写機
2 用紙積載装置
3 トレイ
10 複写機本体
20 用紙積載装置本体
21 搬送コロ
22 排紙コロ
22a コロ軸
22b ギア
23 ベルト
24 搬送モータ
25 用紙検知スイッチ
26 エンドフェンス
27 駆動軸
28 タイミングプーリ
29 タイミングプーリ
30 タイミングベルト
31 従動ギア
32 昇降モータ
33 駆動ギア
40 紙面検出手段
41 レバー
42 フォトインタラプタ
43 回動軸
44 フィラー
50 用紙整合手段
51 保持部材
52 軸
53 リバースローラ
53a ローラ部
53b ギア部
54 中間ギア
60 用紙検出手段
61 フィラー
62 検出スイッチ
70 制御基板
71 CPU
72 ROM
73 搬送モータ用ドライバ
74 昇降モータ用ドライバ

Claims (8)

  1. 用紙積載装置本体に昇降可能に設けられ、用紙積載装置本体から排出された用紙が積載されるトレイと、用紙積載装置本体に設けられ、前記トレイに排出された用紙の整合基準となるエンドフェンスと、用紙積載装置本体に取り付けられ、前記トレイに排出された用紙の後端を前記エンドフェンスに当接させることにより、前記トレイに排出された用紙の後端を整合する用紙整合手段と、用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイの上面あるいはトレイに積載された最上位となる用紙の紙面を検出する紙面検出手段と、前記紙面検出手段の検出結果に基づいて、前記トレイが昇降移動するように制御する制御手段とを備えた用紙積載装置において、
    初期位置に昇降移動したトレイを回避する態様で用紙積載装置本体に取り付けられ、トレイに積載された用紙の有無を検出する用紙検出手段を備えたことを特徴とする用紙積載装置。
  2. 前記用紙検出手段は、初期位置に昇降移動したトレイの上面に突出するように付勢された検知片を有し、
    前記トレイが初期位置に昇降移動した状態で前記検知片がトレイの上面に突出した場合にトレイに用紙が積載されていないとし、前記検知片がトレイの上面に突出しない場合にトレイに用紙が積載されているとすることを特徴とする請求項1に記載の用紙積載装置。
  3. 前記用紙検出手段は、前記整合手段が作用する位置の用紙排出方向に直交する方向近傍において用紙を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙積載装置。
  4. 用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数える排出枚数カウント手段を備え、
    前記制御手段は、前記用紙検出手段がトレイに用紙が積載されていないことを検出した場合に、前記排出枚数カウント手段をリセットすることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の用紙積載装置。
  5. トレイに積載可能な用紙の枚数を予め設定した満杯設定手段と、
    前記排出枚数カウント手段が数えた用紙の枚数が前記満杯設定手段に設定した用紙の枚数に到達した場合に満杯と判定する満杯判定手段と
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の用紙積載装置。
  6. 前記満杯設定手段は、用紙のサイズごとにトレイに積載可能な用紙の枚数を設定可能であって、
    前記満杯判定手段は、トレイに積載された用紙のサイズを用紙積載装置本体から取得することを特徴する請求項5に記載の用紙積載装置。
  7. 前記制御手段は、前記排出枚数カウント手段が用紙積載装置本体から排出された用紙の枚数を数え始めたにもかかわらず、前記用紙検出手段が用紙を検出しない場合に、前記用紙積載装置本体が用紙の排出を停止するように制御することを特徴とする請求項4に記載の用紙積載装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一つに記載の用紙積載装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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