JP2002323831A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP2002323831A
JP2002323831A JP2001126637A JP2001126637A JP2002323831A JP 2002323831 A JP2002323831 A JP 2002323831A JP 2001126637 A JP2001126637 A JP 2001126637A JP 2001126637 A JP2001126637 A JP 2001126637A JP 2002323831 A JP2002323831 A JP 2002323831A
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Application number
JP2001126637A
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English (en)
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Hirohito Morioka
宏仁 森岡
Takashi Ide
崇 井手
Kimiko Watanabe
公子 渡邉
Toshinori Tsujii
利典 辻井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 満杯状態にある排出トレイ上から記録シート
が一時的に取り出されたとき、画像形成動作が誤って再
開されることを防止する。 【解決手段】 排出トレイの満杯判定に応じて画像形成
動作を休止した後、排出トレイ上の記録シートの有無を
調べ、記録シートが存在しないと判定されたとき、予め
設定された所定時間待機した後、再度記録シートの有無
を調べ、この時点で記録シートが存在しないと判定され
たときにのみ画像形成動作を再開する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機、プリン
タ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置、及この画
像形成装置を用いて行われる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー機、プリンタ装置、ファクシミリ
装置等の画像形成装置は、画像形成部の両側に記録シー
ト(一般的には記録紙)の搬送路を延設し、該搬送路の
始端及び終端に、記録シートを積層保持する供給トレイ
及び排出トレイを夫々備え、始端側の供給トレイにセッ
トされた記録シートを1枚毎に分離して取り出し、前記
搬送路に沿って画像形成部に送り込み、該画像形成部の
動作により所望の画像を形成して送り出し、前記搬送路
の終端側の排出トレイに排出する構成となっている。
【0003】このような画像形成装置の排出トレイは、
固定式、昇降式等の種々の形式にて実用化されている
が、いずれの形式においても、その上部に保持し得る記
録シートの枚数には限界があり、この限界を超えて排出
が継続された場合、排出トレイ上での記録シートのスタ
ッキング性が低下し、また先に排出された記録シートの
脱落及び散乱を招来し、更には、記録シートの排出阻害
により搬送路内での詰まり(ジャム)の原因となる等、
種々の不具合が発生するという問題がある。
【0004】そこで従来から、排出トレイ上の記録シー
トの枚数が予め設定された上限枚数を超えたとき、前記
排出トレイが満杯であると判定し、更なる記録シートの
排出を伴う画像形成動作を休止すると共に、適宜の表示
により使用者に報知して、排出トレイ上の記録シートの
取り除きを促すようにした画像形成装置が実用化されて
いる。排出トレイの満杯判定は、排出トレイ上の記録シ
ートの重量を検出することによりなし得る。また特開20
00−177911号公報に開示された画像形成装置において
は、排出トレイ上の記録シートの積層高さを検出し、こ
の検出結果を満杯判定に用い、OHP(Over Head Proj
ector )用の透明樹脂シート等、紙以外の記録シートへ
の対応を可能としている。
【0005】更に近年においては、画像形成装置のデジ
タル化が進んでおり、この種の画像形成装置において
は、排出トレイに排出される記録シートの枚数を、対象
画像を一旦撮像するCCDの撮像回数に基づいて容易に
知ることができ、この結果と、排出トレイ上の記録シー
トの有無の検出結果とに基づいて満杯判定を高精度に行
わせることが可能である。
【0006】図5は、以上の満杯判定、即ち、記録シー
トの排出枚数と排出トレイ上の記録シートの有無とによ
る満杯判定に基づいて従来から行われている画像形成動
作の休止制御の内容を示すフローチャートである。
【0007】図5に示す休止制御は、画像形成動作の実
行中の割込処理として行われるものであり、排出トレイ
上の記録シートが満杯状態にあるか否かを所定のサンプ
リング周期毎に調べ(ステップ11)、満杯状態にあると
判定された場合、現在実行中の画像形成動作を記録シー
トの搬送を含めて休止し(ステップ12)、また適宜の表
示部に満杯状態にあることの表示を行わせる(ステップ
13)。その後、排出トレイに保持された記録シートが取
り除かれたか否か、より具体的には、排出トレイ上の記
録シートの有無を調べ(ステップ14)、取り除きが確認
されない場合、画像形成動作の休止及び満杯の表示を維
持して待機する。
【0008】一方、記録シートの取り除きが確認された
場合、記録シートの排出枚数の計数値をリセットし(ス
テップ15)、また前記満杯表示を解除する(ステップ1
6)。その後、画像形成の要求が継続しているか否かを
判定し(ステップ17)、継続している場合には、画像形
成動作を再開してステップ11に戻り、前述した動作を繰
り返す。
【0009】ステップ17の判定は、前記ステップ11にお
いて排出トレイが満杯状態にないと判定された場合、ス
テップ12〜ステップ16の動作を行うことなく実行され
る。即ち、画像形成動作の実行中には、排出トレイの満
杯状態が継続して監視されることとなり、満杯判定に応
じて実行されるステップ12〜ステップ16の動作により、
画像形成動作の休止、及びその後の再開が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のフロ
ーチャートに従って画像形成動作の休止制御を行わせた
場合、例えば、満杯判定に応じた画像形成動作の休止中
に、排出トレイ上の記録シートの全てが一旦取り出さ
れ、その後に戻された場合、取り出し時点でのステップ
14での判定に応じてステップ15への移行がなされ、排出
枚数の計数値がリセットされる結果、排出トレイが満杯
状態であるにも拘らず画像形成動作が再開されることと
なり、前述したスタッキング性の低下、記録シートの脱
落及び散乱、搬送路内でのジャムの発生等の不具合を生
じるという問題があった。
【0011】近年においては、コピー機、プリンタ装
置、ファクシミリ装置等、複数の装置機能を併せ持つ複
合機としての画像形成装置が実用化されている。この種
の画像形成装置は、複数の利用者により共同使用される
ことが多く、前述した記録シートの取り出し及び戻し
は、各利用者による必要分の抜き取り、画像形成状態の
確認のために一般的に行われる行為であり、前述した不
具合は、多くの機会において発生する虞れがある。
【0012】また、排出トレイの満杯判定を、前述の如
く、排出トレイ上の記録シートの重量の検出結果、又は
排出トレイ上の記録シートの積層高さの検出結果に基づ
いて行わせることも可能である。しかしながら、重量検
出に基づく満杯判定は、記録シートの種類の相違に対処
することが難しく、また、積層高さに基づく満杯判定
は、排出トレイ上での積層状態の影響を受けることか
ら、高精度の判定を行わせることはできず、前述した不
具合の発生を防ぎ得ない。
【0013】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、排出トレイの満杯判定に応じた画像形成動作の
休止を、排出トレイ上の記録シートの一時的な取り出し
の影響を受けることなく維持することができ、満杯状態
での画像形成動作が行われることによる種々の不具合の
発生を確実に防止し得る画像形成装置及び画像形成方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、画像形成を終えて排出トレイに排出される記録シ
ートの計数手段と、前記排出トレイ上の記録シートの有
無を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果及び前
記計数手段の計数結果に基づいて前記排出トレイの満杯
を判定する手段と、該手段による満杯判定がなされたと
き、前記検出手段による記録シート無しの検出がなされ
るまでの間、前記記録シートの排出を伴う画像形成動作
を休止させる制御手段とを備える画像形成装置におい
て、前記制御手段は、前記検出手段による記録シート無
しの検出が予め設定された所定時間に亘ってなされたと
き、前記画像形成動作の休止を解除する構成としてある
ことを特徴とする。
【0015】本発明においては、排出トレイの満杯判定
に応じて画像形成動作が休止された状態下にて排出トレ
イ上の記録シートが存在しないことが検出された場合、
予め設定された所定の待機時間の経過を待ち、再度記録
シート無しの検出がなされたとき画像形成動作の休止を
解除する。
【0016】また本発明に係る画像形成装置は、前記排
出トレイ上の記録シートの有無を検出する検出手段が、
前記排出トレイに排出される記録シートの下面に当接し
て揺動する揺動杆と、該揺動杆の揺動を検出する手段と
を備えることを特徴とし、更に、前記検出手段が、前記
排出トレイの上部に積載された記録シートの重量を検出
する重量センサであることを特徴とする。
【0017】この発明においては、排出トレイ上の記録
シートの有無を、該記録シートの下面に当接して生じる
揺動杆の揺動を媒介として確実に検出し、また、排出ト
レイ上の記録シートの有無を、該記録シートの重量を検
出する重量センサにより簡易に検出する。
【0018】また本発明に係る画像形成方法は、画像形
成を終えて排出トレイに排出される記録シートの計数値
と、前記記録シートの有無とに基づいて前記排出トレイ
の満杯を判定し、この判定がなされたとき、前記記録シ
ートの除去が検出されるまでの間画像形成動作を休止す
る画像形成方法において、前記画像形成動作の休止を、
前記記録紙の除去の検出が所定時間継続することを条件
として解除することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る画像
形成装置の全体構成を模式的に示す側断面図である。な
お、本図に示す画像形成装置は、原稿台上に載置された
原稿表面の画像を光走査により読み取り、記録シートと
しての記録紙に転写するコピー機として構成されている
が、本発明は、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の他
の画像形成装置においても適用可能であり、更には、コ
ピー機、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の複合機に
おいても適用可能であることは言うまでもない。
【0020】図1に示す画像形成装置は、本体ハウジン
グ1の上部に原稿読み取り部2を備え、同じく下部に給
紙部3を備え、これらの間の一側内部に画像形成部4
を、同じく他側内部及び外部にスタック部5を夫々備え
ている。
【0021】原稿読み取り部2は、本体ハウジング1の
上面に架設された透明ガラス製の原稿台20と、該原稿台
20の下面に臨ませて配された走査光源21、複数の反射鏡
22,22…、結像レンズ23及びCCD24とを備えてなり、
原稿台20上の図示しない原稿に走査光源21からの発光を
照射し、該原稿の画像形成面からの反射光を、反射鏡2
2,22…により反射し結像レンズ23により集光してCC
D24に導き、該CCD24により撮像せしめる構成となっ
ている。この撮像により得られる画像データは、図中に
ブロックとして示す制御部6に与えられている。
【0022】給紙部3は、例えば、本体ハウジング1の
外部への引き出し可能に構成された給紙カセットとして
構成されており、その内部には、多数枚の記録紙P,P
…が厚さ方向に積層された状態で収容されている。なお
図中には、単一の給紙部3が示されているが、記録紙P
のサイズ毎に複数の給紙部を備えてもよいことは言うま
でもない。
【0023】画像形成部4は、外周面の全面に感光材層
を備え、略水平な軸回りに回転する大径円筒形の感光ド
ラム40の周囲に、帯電手段41、露光手段42、現像手段4
3、転写手段44及び除電手段45を、前記回転の方向にこ
の順に並設してなり、帯電手段41の作用により一様に帯
電された感光ドラム40の外表面に露光手段42による露光
により静電潜像を形成し、この静電潜像を、現像手段43
でのトナーの付着により顕像化せしめ、得られたトナー
像を、転写手段43において後述の如く搬送される記録紙
Pに転写する構成となっている。なお、転写を終えた感
光ドラム40の外表面は、除電手段45により除電され、図
示しないクリーニング手段により清浄化された後、前記
帯電手段41により帯電せしめられて再使用される。
【0024】図中に長円形のブロックとして略示する露
光手段42は、レーザスキャンユニットとして構成されて
いる。該露光手段42は、前記制御部6からの動作指令に
より発光制御され、原稿読み取り部2における前記CC
D24の撮像により得られた画像データに従って感光ドラ
ム40の外表面を露光する動作をなし、この露光の後の前
記現像及び転写により、前記記録紙Pには、原稿台20上
の図示しない原稿に形成された画像、又は前記制御部6
内でのデータ処理により適宜に加工された画像が形成さ
れる。
【0025】前記画像の加工は、例えば、 1200dpiの画
質での画像形成を行わせる高解像度モードと、600dpiの
画質での画像形成を行わせる低解像度モードとの間での
解像度の切換えとして実現され、利用者は、画質を優先
する高解像度モードと、速度を優先する低解像度モード
とを適宜に選択して利用することができる。また、画像
の拡大、縮小、不要部分の削除、他の画像の合成等の他
の加工も、前記制御部6内でのデータ処理により行わせ
ることができる。
【0026】このような画像形成部4と前記給紙部3と
の間には、記録紙Pの送り込みのための給紙路7が形成
されている。この給紙路7は、給紙部3の上部に配され
た呼び込みローラ70及び紙捌き部71と、画像形成部4の
下位置に配されたレジストローラ72との間に、記録紙P
を案内する複数のガイド板及びローラを備えて構成され
ており、給紙部3に収容された記録紙Pは、呼び込みロ
ーラ70の回転により側方に繰り出され、紙捌き部71の作
用により1枚毎に分離されて給紙路7内に送り込まれ、
該給紙路7のガイド板に沿って上向きに方向を変えつつ
搬送されて、レジストローラ72の回転により画像形成部
4の感光ドラム40と転写手段44との間に送り込まれ、前
述したトナー像の転写に供されるようになしてある。
【0027】給紙路7の中途には、本体ハウジング1の
同側外部に設けた手差しトレイ73に連なる手差し給紙路
74が分岐形成されており、利用者により手差しトレイ73
上に載置された記録紙(図示せず)は、手差し給紙路74
を経て給紙路7に導入され、画像形成部4に送り込まれ
て同様にトナー像の転写に供される。
【0028】なお、前記給紙部3は、昇降モータにより
駆動されて昇降し、上部に積載された記録紙P,P…を
押し上げる昇降台を備え、大量の給紙を可能とした構成
とすることもでき、この場合、前記呼び込みローラ70に
代えて、記録紙Pの押し付け下にて回転するピックアッ
プローラが備えられる。また、図示の給紙路7は、送り
出される記録紙Pの搬送方向を縦方向に転換して画像形
成部4に送り込む構成としてあり、これにより、本体ハ
ウジング1の内部における画像形成部4の配置が容易と
なり、装置のコンパクト化を図ることができる。但し、
給紙路7及び関連部分は、図示の構成に限らず、適宜の
構成とすることができる。
【0029】以下の説明においては、このような給紙路
7の給紙の方向及び後述する排紙の方向の上流側を
「前」とし、下流側を「後」とする用語を用いる。前記
給紙路7の中途の前記レジストローラ72の前位置には、
画像形成部4へ送り込まれる記録紙Pを検出するレジス
ト前センサ75が備えられており、レジストローラ72の回
転による画像形成部4への記録紙Pの送り込みは、前記
レジスト前センサ75の検出結果に基づく前記制御部6の
動作により、前記感光ドラム40表面のトナー像の形成位
置に合わせて行われるようにしてある。なお、前述した
高解像度モードと低解像度モードとの間での切換えを行
わせる場合、前記レジストローラ72の回転速度も高低に
変更される。
【0030】画像形成部4の後側には、転写手段44によ
る画像転写を終えた記録紙Pを前記スタック部5に搬送
する配紙路8が構成されている。この排紙路8は、前記
給紙路7と同様、記録紙Pを案内する複数のガイド板及
びローラを備え、画像形成部4から送り出される記録紙
Pを上方に導いた後、前記スタック部5の配設側に向く
ように横方向に転換する構成となっている。このような
排紙路8の中途には、画像形成部4の後側に定着装置46
が配設されており、画像形成部4の感光ドラム40と転写
手段44との間にて記録紙Pに転写されたトナー画像は、
前記定着装置46の作用により定着せしめられるようにな
してある。
【0031】また排紙路8の中途には、定着装置46の後
側において下方に分岐され、給紙路7の中途に連通する
戻し路80が設けてある。この戻し路80は、記録紙Pの両
面に画像形成する場合に使用されるものであり、定着装
置46での画像定着の後に排紙路8に送り出された記録紙
Pは、戻し路80との分岐部に設けた切換え爪 80aの動作
と、分岐部の後側に配した送り用ローラの逆転とにより
戻し路80内に導かれ、該戻し路80に沿って下方に逆搬送
されて、表裏を逆転して前記給紙路7に戻された後、レ
ジストローラ72の回転により画像形成部4に送り込ま
れ、先の画像形成面と逆の面に対する画像形成が行われ
る。
【0032】前記スタック部5は、本体ハウジング1の
内部に構成された排紙部50と、本体ハウジング1の外部
に取付けられた上排出トレイ51及び下排出トレイ52を備
えてなる。上排出トレイ51は、本体ハウジング1の外面
に固定支持されており、画像形成がなされた記録紙P,
P…を一括して排出する際に使用される。下排出トレイ
52は、本体ハウジング1の外面に昇降自在に支持された
複数のトレイを備えており、多数の記録紙P,P…を複
数組に分けて排出する際に使用される。
【0033】前記排紙路8は、前記戻し路80の分岐位置
の後側において、排紙部50に連なる第1排紙路81と、上
排出トレイ51及び下排出トレイ52に連なる第2排紙路82
とに分岐されている。第2排紙路82の中途は、更に2方
向に分岐されており、一方の分岐部には、ステープル処
理等の後処理を行わせるための後処理ユニット83が設け
てある。
【0034】第1排紙路81と第2排紙路82との切換え
は、両者の分岐部に配された切換え爪84の動作により行
われ、第1排紙路81側への切換えがなされている場合、
画像形成を終えた記録紙Pは、第1排紙路81を経て排紙
部50内に導入され、該排紙部50の底面上に順次積載され
て保持される。
【0035】また、第2排紙路82側への切換えがなされ
ている場合、画像形成を終えた記録紙Pは、前記切換え
爪84の後側に配された切換え爪85の切換え動作により、
前記第2排紙路82又は後処理ユニット83に送り込まれ、
第2排紙路82に送り込まれた記録紙Pは、上排出トレイ
51及び下排出トレイ52の直前に配した切換え爪86の動作
により、両排出トレイ51,52のいずれかに排出されて夫
々の上部に積載保持される。また、後処理ユニット83に
送り込まれた記録紙Pは、ステープル処理等の所定の後
処理を施された後、下排出トレイ52に排出されて、これ
の上部に積載保持される。
【0036】図2は、下排出トレイ52の要部の構成を模
式的に示す側面図である。本図に示す如く下排出トレイ
52は、記第2排紙路82及び後処理ユニット83の後端に設
けた上下一対の排出ローラ87の下位置に臨ませて、図示
しない昇降駆動手段からの伝動により昇降可能に配して
あり、第2排紙路82又は後処理ユニット83から排出され
る記録紙Pは、排出ローラ87の回転により送りを加えら
れ、下排出トレイ52の上面に落下せしめられ、順次積層
されて保持される。
【0037】このように保持される下排出トレイ52上の
記録紙Pの有無は、記録紙センサ9により検出される。
記録紙センサ9は、調整板90に沿って昇降変位可能なセ
ンサ台91に、略水平な枢軸 92a回りに揺動自在に枢支さ
れた揺動杆92を備えている。揺動杆92は、枢支部におい
てL字形に屈曲成形されており、長辺の中途部をセンサ
台91との間に架設されたバイアススプリング93により上
向きに付勢し、該長辺の先端を下排出トレイ52の上面に
突出させてある。また揺動杆92の短辺は、センサ台91に
取り付けたソレノイド94に連結されており、該ソレノイ
ド94の動作により、前記先端を下向きに変位駆動させ
て、下排出トレイ52上への突出状態を適正に保つように
してある。
【0038】またセンサ台91には、前記揺動杆92の短辺
により光路を塞がれる位置に対向配置された発光部 95a
及び受光部 95b(図3参照)を備える光センサ95が配し
てある。図2中には、光センサ95の配設位置が円により
示してある。このような記録紙センサ9の一側には、前
記下排出トレイ52の昇降位置を検出する高さ調整用セン
サ96が並設されており、記録紙センサ9は、高さ調整用
センサ96の検出結果に基づいてセンサ台91を昇降させる
ことにより、下排出トレイ52の昇降に合わせて変位せし
められるようにしてある。
【0039】以上の如く構成された記録紙センサ9にお
いて、下排出トレイ52上に記録紙Pが排出された場合、
この記録紙Pにより上方から押圧される揺動杆92が枢軸
92a回りに揺動するから、この揺動を検出することによ
り下排出トレイ52上の記録紙Pの有無を知ることができ
る。図3は、記録紙センサ9の検出原理の説明図であ
り、図3(a)には、揺動杆92の基端部近傍の拡大図
が、図3(b)には、図3(a)の一側からの側面図が
夫々示されている。
【0040】本図に示す如く揺動杆92の基端部を挾ん
で、前記光センサ95の発光部 95a及び受光部 95bが対向
配置されている。揺動杆92の基端部は、下排出トレイ52
上の記録紙Pによる先端の押圧に応じて揺動する。図3
(a)中の実線は、記録紙Pが存在する場合の揺動位置
を、同じく2点鎖線は、記録紙Pが存在しない場合の揺
動位置を夫々示してあり、このように揺動する揺動杆92
の基端部には、2点鎖線により示す揺動位置にあるとき
前記発光部 95a及び受光部 95b間の光路上に位置し、実
線にて示す揺動位置にあるとき前記光路から外れるよう
にスリット 92bが形成されている。
【0041】以上の構成により受光部 95bの受光に応じ
て発せられる光センサ95の出力は、2点鎖線に示す揺動
位置にあるとき、即ち、下排出トレイ52上に記録紙Pが
無いときにハイレベルとなり、下排出トレイ52上に記録
紙Pが有るときローレベルとなるから、この出力の変化
により記録紙Pの有無を判定することができる。なお揺
動杆92の揺動は、他の手段により検出することも可能で
あり、記録紙センサ9は、下排出トレイ52上の記録紙P
の重量を検出する重量センサにより構成することもでき
る。この重量センサは、下排出トレイ52の下面に貼着し
た歪ゲージにより、記録紙Pの重量により下排出トレイ
52の歪を検出する等、簡易に構成することが可能であ
る。
【0042】更に、前記第2排紙路82及び後処理ユニッ
ト83の後端と前記排出ローラ87との間には、下排出トレ
イ52に排出される記録紙Pを検出する出紙センサ10が配
してある。この出紙センサ10は、排出される記録紙Pと
当接して揺動する揺動杆11を備え、該揺動杆11の揺動を
検出する構成とすることができる。この揺動は記録紙セ
ンサ9における揺動杆92の場合と同様、光センサ又はそ
の他の手段により検出することが可能である。
【0043】このような記録紙センサ9及び出紙センサ
10の出力は、前記制御部6に与えられている。制御部6
は、記録紙センサ9からの入力により、下排出トレイ52
上の記録紙Pの有無を認識し、また出紙センサ10からの
入力により、下排出トレイ52への記録紙Pの排出枚数を
知ることができ、これらの結果を用いて、下排出トレイ
52の満杯判定を行い、この判定に応じて画像形成動作を
休止せしめる制御動作を行う。
【0044】なお、記録紙センサ9及び出紙センサ10
は、前記上排出トレイ51及び排紙部50にも設けられてお
り、これらに対しても同様の休止制御が行われる。また
記録紙Pの排出枚数は、前記CCD24による撮像回数に
基づいて知ることもでき、この場合、前記出紙センサ10
は不要となる。
【0045】図4は、下排出トレイ52の満杯判定に基づ
いて行われる休止制御の内容を示すフローチャートであ
る。この休止制御は、画像形成動作の実行中の割込処理
として行われるものであり、制御部6は、下排出トレイ
52上において記録紙P,P…が満杯状態にあるか否かを
所定のサンプリング周期毎に調べ(ステップ1)、満杯
状態にあると判定された場合、現在実行中の画像形成動
作を記録紙Pの搬送を含めて休止し(ステップ2)、ま
た適宜の表示部に満杯状態にあることの表示を行わせる
(ステップ3)。
【0046】ステップ1での満杯判定は、出紙センサ10
からの入力により認識される記録紙Pの排出枚数を、記
録紙センサ9からの入力により下排出トレイ52上に記録
紙Pが存在することが連続的に検出されている期間中に
亘って計数し、この計数値を予め設定された上限値と比
較することによりなされる。
【0047】画像形成動作を休止した後、制御部6は、
記録紙センサ9からの入力により、下排出トレイ52上の
記録紙P,P…が取り除かれたか否か、より具体的に
は、下排出トレイ52の記録紙P,P…(記録シート)の
有無を調べ(ステップ4)、記録紙P,P…の取り除き
が確認されない場合、ステップ2に戻り、画像形成動作
の休止及び満杯の表示を維持して待機する。
【0048】一方、記録紙P,P…の取り除きが確認さ
れた場合、制御部6は、何らの動作も行うことなく予め
設定された所定時間待機し(ステップ5)、その後、下
排出トレイ52の記録紙P,P…の有無を再度調べ(ステ
ップ6)、この時点において記録紙P,P…が存在しな
いと再度判定された場合、記録紙の排出枚数の計数値を
リセットし(ステップ7)、また前記満杯表示を解除す
る(ステップ8)。その後、画像形成の要求が継続して
いるか否かを判定し(ステップ9)、継続している場合
には、画像形成動作を再開してステップ1に戻り、前述
した動作を繰り返す。
【0049】一方、前記ステップ6において、記録紙
P,P…が存在していると判定された場合、ステップ2
に戻り、画像形成動作の休止及び満杯の表示を維持して
待機する。なお、ステップ9の判定は、前記ステップ1
において下排出トレイ52が満杯状態にないと判定された
場合、ステップ2〜ステップ8の動作を行うことなく実
行される。即ち、画像形成動作の実行中には、下排出ト
レイ52の満杯状態が継続して監視されることとなり、満
杯判定に応じて実行されるステップ2〜ステップ8の動
作により、画像形成動作の休止、及びその後の再開が行
われる。
【0050】以上の如く行われる休止制御動作と、図5
に示す従来の休止制御動作との相違は、下排出トレイ52
上に記録紙P,P…が存在しないことが判定された後、
所定時間の経過を待って再度の判定を行い、記録紙P,
P…が存在しない状態が継続している場合に限って画像
形成動作を再開するところにある。
【0051】従って、満杯判定に応じた画像形成動作の
休止中に、例えば、利用者による必要分の記録紙P,P
…の抜き取り、画像形成状態の確認のために、下排出ト
レイ52上の記録紙P,P…の全てが一旦取り出され、そ
の後に戻された場合、前記ステップ6での判定の結果、
下排出トレイ52が満杯状態であるにも拘らず画像形成動
作が再開される虞れがなくなり、下排出トレイ52におけ
るスタッキング性の低下、下排出トレイ52からの記録紙
P,P…の脱落及び散乱、搬送路内でのジャムの発生等
の不具合を未然に防止することができる。
【0052】ステップ6での判定までにステップ5にお
いて確保される待機時間は、前述した必要分の抜き取
り、画像形成状態の確認等、記録紙P,P…の一時的な
取り出しがなされる場合の一般的な所要時間を基準と
し、例えば、30秒前後の比較的長い時間に設定される。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る画像形成
装置及び画像形成方法においては、排出トレイの満杯判
定に応じて画像形成動作が休止された後、排出トレイ上
の記録シートが存在しないことが予め設定された所定時
間に亘って検出されたとき、排出トレイ上に満杯となっ
た記録シートが除去されたと判定し、画像形成動作の休
止を解除するようにしたから、必要分の抜き出し、画像
形成状態の確認等の理由による記録シートの一時的な取
り出しの影響を排除し、スタッキング性の低下、記録シ
ートの脱落及び散乱、搬送路内でのジャムの発生等の不
具合を未然に防止することが可能となる。
【0054】また、排出トレイ上の記録シートの有無
を、該記録シートの下面に当接して揺動する揺動杆の揺
動媒介として検出するから、記録シートの有無を確実に
検出することができる。
【0055】更に、排出トレイ上の記録シートの有無
を、該排出トレイの上部に積載された記録シートの重量
を検出する重量センサにより検出するから、簡易な構成
により記録シートの有無の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の全体構成を模式的
に示す側断面図である。
【図2】下排出トレイの要部の構成を模式的に示す側面
図である。
【図3】記録紙センサの検出原理の説明図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置における休止制御の
内容を示すフローチャートである。
【図5】従来から行われている休止制御の内容を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 2 原稿読み取り部 4 画像形成部 5 スタック部 6 制御部 9 記録紙センサ 10 排紙センサ 50 排紙部 51 上排出トレイ 52 下排出トレイ 92 揺動杆 95 光センサ P 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 公子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 辻井 利典 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AS13 HJ04 HK06 HK11 HK19 2H027 DA38 DA50 DC12 DE02 DE07 DE10 EE07 EH06 EH10 2H072 AA18 AA28 AB07 FA07 FB10 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA04 BB09 CA01 CB05 DA09 DB11 DB18 DC05 5C062 AA02 AA05 AB22 AC04 AC60 AC68 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成を終えて排出トレイに排出され
    る記録シートの計数手段と、前記排出トレイ上の記録シ
    ートの有無を検出する検出手段と、該検出手段の検出結
    果及び前記計数手段の計数結果に基づいて前記排出トレ
    イの満杯を判定する手段と、該手段による満杯判定がな
    されたとき、前記検出手段による記録シート無しの検出
    がなされるまでの間、前記記録シートの排出を伴う画像
    形成動作を休止させる制御手段とを備える画像形成装置
    において、 前記制御手段は、前記検出手段による記録シート無しの
    検出が予め設定された所定時間に亘ってなされたとき、
    前記画像形成動作の休止を解除する構成としてあること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記排出トレイに排出
    される記録シートの下面に当接して揺動する揺動杆と、
    該揺動杆の揺動を検出する手段とを備える請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記排出トレイの上部
    に積載された記録シートの重量を検出する重量センサで
    ある請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成を終えて排出トレイに排出され
    る記録シートの計数値と、前記記録シートの有無とに基
    づいて前記排出トレイの満杯を判定し、この判定がなさ
    れたとき、前記記録シートの除去が検出されるまでの間
    画像形成動作を休止する画像形成方法において、 前記画像形成動作の休止を、前記記録紙の除去の検出が
    所定時間継続することを条件として解除することを特徴
    とする画像形成方法。
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