JP2005314053A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で簡略な構造で設置姿勢の制約が少なく、用紙の先端に多少曲げ癖や折れ曲がりがあっても用紙詰まり等の不具合の発生を防止して、確実に用紙を給紙可能な給紙装置を提供する。
【解決手段】 給紙装置Mは、小切手Sを収容保持する用紙挿入部11と、円弧部23及び弦部24を有する給紙ローラ20と、小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢する押圧部材30と、弦部24が押圧部材30と対向する際に、押圧部材30を給紙ローラ20から離間する位置に変位させる押圧部材制御機構37と、給紙ローラ20の回転に伴って、複数枚の小切手Sから一枚を分離する摩擦分離パッド40と、弦部24が押圧部材30と対向する際に、小切手Sの先端を位置決め可能な位置に摩擦分離パッド40を変位させるパッド制御機構47と、小切手Sの搬送方向下流側に向かって小切手Sの先端Saに対する接触幅が大きくなる用紙案内部16と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ読み込み装置やプリンタ装置などにおいて、複数枚の用紙を一枚ずつ処理部に向けて供給する給紙装置に関する。
従来より、給紙装置としては、プリンタ、ファクシミリ、コピー機などに使用されるローラ式の給紙装置が一般的に知られている。
この種のローラ式の給紙装置では、給紙方向の先端部に円筒形の給紙ローラを配置し、用紙の先端近傍を給紙ローラで引き込んで送り出すようにすることが多い。
これは、用紙の先端近傍を保持して送り出した方が、用紙のこし(剛性)に拘わらず、用紙送り動作が安定するからである。また、用紙の先端が摺れるときの摩擦を利用して用紙を一枚ずつ分離する摩擦分離パッドを給紙ローラの下流側に配置する形式の給紙装置の場合、その摩擦分離パッドと給紙ローラを互いに近い関係に配置した方が、複数の用紙の分離性を高める上で有利となるからである。
ところが、給紙ローラを給紙方向の先端部に配置すると、用紙の先端が不揃いな場合、給紙ローラに接する位置に用紙の先端が届いていないものが存在することがあり、その際、給紙ローラが用紙の先端を引き込めずに、送り出し不能となることがあり得る。
そこで、通常の給紙装置では、用紙の先端を揃えるための対策を講じているのが普通であり、その対策としては、大きく分けて次のようなものがある。
一つは、レーザープリンタやコピー機などによく見られる方式で、用紙を給紙カセット内に水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式である(例えば、特許文献1参照)。
もう一つは、インクジェットプリンタなどによく見られる方式で、用紙の向きを下向きにセット(縦置き)し、重力を利用して下側のパッド部まで用紙の先端を落とし込む方式である(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−277044号 特開昭62−153033号
しかしながら、用紙を水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式の場合は、給紙カセットを必要とするので、給紙装置の小型化が難しい。
また、用紙の向きを下向きにセットし、重力を利用して下側のパッドまで用紙の先端を落とし込む方式の場合は、給紙装置を小型化できるものの、用紙のセット方向が上下でないと給紙できないため、設置姿勢に制約がある。
また、給紙方向と用紙搬送経路とを同一方向にして給紙装置の小型化を図ろうとした場合には、摩擦分離パッドの用紙搬送方向下流側で用紙搬送方向を変更する必要が生じる。そのため、摩擦分離パッドより用紙搬送方向下流側で用紙搬送経路の壁面に用紙の先端が接触した際に、用紙詰まり等の不具合が発生しやすくなることが想定される。特に、この不具合は給紙ローラによって送り出された用紙の先端に曲げ癖や折れ曲がりがある場合に顕著に発生しやすくなる。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、小型で簡略な構造でありながら設置姿勢の制約が少なく、用紙の先端に多少曲げ癖や折れ曲がりがあっても用紙詰まり等の不具合の発生を防止して、確実に用紙を給紙可能な給紙装置を提供することである。
本発明の上記目的は、複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、回転駆動される給紙ローラと、前記用紙挿入部を挟んで前記給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する押圧部材と、前記押圧部材よりも用紙搬送方向下流側に配置され、前記用紙挿入部に収容された複数枚の用紙の先端に接触し、前記給紙ローラの回転に伴って、複数枚の用紙から一枚を分離する摩擦分離パッドと、前記摩擦分離パッドよりも用紙搬送方向下流側の用紙搬送経路の壁面に形成され、用紙搬送方向下流側に向かって前記用紙の先端に対する接触幅が大きくなる用紙案内部と、を備えたことを特徴とする給紙装置により達成される。
上記構成の給紙装置によれば、用紙挿入部に収容保持された複数枚の用紙に対して、押圧部材と給紙ローラの間で給紙ローラの回転による摩擦搬送力を作用させ、その際摩擦分離パッドにより複数枚の用紙のうち一枚のみが分離されて送り出される。
そして、給紙ローラと摩擦分離パッドとの間に挟まれて送り出された用紙は、適宜方向付けられた用紙搬送経路に進入する際、用紙搬送方向下流側に向かって用紙の先端に対する接触幅が大きくなる用紙案内部に接触する。
そのため、送り出された用紙は、用紙の先端が部分的に用紙案内部に接触し、その接触した部分に用紙搬送経路へ案内される力が作用して、用紙の先端の向きが搬送方向に沿うように変更される。そして、用紙の搬送に伴い用紙案内部に接触する用紙の幅が大きくなり、後から接触していく部分は用紙の幅方向に紙面が均されていき、用紙全体が用紙搬送経路の壁面に沿ってスムーズに搬送される。そして、用紙に曲げ癖や折れ曲がりがあった場合でも、それを矯正しつつ用紙を搬送することができる。
また、前記用紙案内部は、用紙の搬送方向に対して用紙の幅方向の一端側から他端側へ傾斜した案内端部を有することが好ましい。
この場合、用紙の幅方向の一端側から他端側へ向けて効果的に用紙の先端を均していくことができる。
また、本発明の給紙装置において、前記給紙ローラの外周面は、円弧部及び弦部を有する扇形状に形成されており、前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構を備えていることが好ましい。
尚、前記円弧部の外周面は前記給紙ローラの回転中心軸と同心の円弧面とされ、前記弦部の外周面は前記円弧面より内側に引っ込んだ曲面または略平面とされる。
この場合には、給紙ローラの弦部が用紙挿入部を挟んで押圧部材と対向する待機状態では、該押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられている。そして、前記給紙ローラが回動され、該給紙ローラの円弧部が押圧部材と対向する給紙状態にある間は、前記押圧部材が前記給紙ローラの外周面に向けて用紙を弾性付勢する。
そこで、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態の給紙ローラが所定量回動させられ、押圧部材制御機構により給紙ローラから離間する位置に変位させられていた押圧部材の規制が解除されると、該押圧部材は用紙挿入部に収容保持された用紙を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する。
すると、用紙は前記給紙ローラの外周面における円弧部の始端(回動される給紙ローラの外周面が、弦部から円弧部に切り替わる部分)に、先ず接触する。
即ち、前記給紙ローラが用紙に接触し始める位置(給紙ローラが用紙を引き込む位置)を、円筒形の給紙ローラが接触する位置よりも用紙後端側の位置に設定することができる。
これにより、用紙が不揃いで先端が後端側に位置している用紙についても、前記給紙ローラで確実に引き込んで送り出すことができる。言い換えれば、多少先端が揃っていない場合であっても、用紙を安定給紙することが可能になる。
さらに、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態では、押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられており、該弦部は前記円弧部より内側に引っ込んでいるので、用紙挿入部に給紙ローラが飛び出さず、給紙ローラと押圧部材との間に十分な用紙挿入スペースを確保することができ、用紙挿入部に対する用紙のセットが容易となる。
また、本発明の給紙装置において、前記摩擦分離パッドは、前記用紙の先端に対する接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に回動先端が用紙後端方向に弾性付勢されており、前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する際に、前記用紙の先端を位置決め可能な位置に前記摩擦分離パッドを変位させるパッド制御機構を備えていることが好ましい。
この場合には、前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する待機状態では、前記摩擦分離パッドが用紙の先端を位置決め可能な位置に変位させられる。
そのため、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態において、用紙挿入部に用紙をセットする際には、前記摩擦分離パッドが用紙の先端を位置決めすることができる。即ち、用紙挿入部にセットされる用紙が、例えば下流の用紙搬送経路に不用意に入ってしまうことがない。
そして、前記給紙ローラが回動され、該給紙ローラの円弧部が押圧部材と対向する給紙状態にある間は、前記摩擦分離パッドが前記用紙の先端に対する接触角度を変えることができるように、回動先端が用紙後端方向に弾性付勢されている。
従って、前記給紙ローラを回転駆動して複数の用紙を順次送り出す際に、摩擦分離パッドは、用紙のこしの強さと弾性付勢力とのバランスで接触角度を自動的に調整しながら、用紙の分離・供給をスムーズに行う。そして、分離された用紙は、給紙ローラの円弧部と摩擦分離パッドとの間に挟まれて一枚ずつ送り出される。
本発明の給紙装置によれば、給紙ローラと摩擦分離パッドとの間に挟まれて送り出された用紙が用紙搬送経路の壁面に接触する際、用紙案内部によって用紙の先端を幅方向に均すことができるため、用紙に曲げ癖や折れ曲がりがあった場合でも、それを矯正して用紙全体を用紙搬送経路の壁面に沿ってスムーズに搬送することができる。
これにより、給紙方向と用紙搬送経路とを同一方向にして給紙装置の小型化を図ることができる。また、小型で簡略な構造でありながら設置姿勢の制約が少ない給紙装置を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る給紙装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る給紙装置の概略構成を示す平面図、図2はその主要部の構成を示す分解斜視図、図3は図1に示した給紙装置の側面図、図4乃至図8は図1に示した主要部品の位置関係を取り出して示す説明図である。
本実施形態の給紙装置Mは、図1に示すように、小切手(用紙)Sを立姿勢で先端(図中右端)を水平方向(矢印Y1方向)に向けて用紙ホルダ10にセットし、その姿勢のまま水平方向(矢印Y1方向)に送り出すものである。図示略のフレームに取付けられる用紙ホルダ10は、束にした状態で複数枚の小切手Sを差し込みセットし得る用紙挿入部11を形成する一対の側壁12A,12Bと、小切手Sの下端が載る底壁12Cとから構成されている。また、側壁12A,12Bとそれぞれ連続して形成された下流側(図中右側)の側壁14A,14Bは、小切手Sを搬送するための搬送経路14を形成している。
この給紙装置Mは、用紙ホルダ10にセットされた小切手Sを順次一枚ずつ送り出すための主要構成要素として、給紙ローラ20と、押圧部材30と、摩擦分離パッド40とを備えている。
給紙ローラ20は、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aの側に配置され、押圧部材30は、用紙挿入部11を挟んで他方の側壁12Bの側に配置されている。摩擦分離パッド40は、前記押圧部材30よりも小切手Sの給紙方向(矢印Y1方向)における下流側に配置されている。
前記給紙ローラ20は、図示略のフレームに回転自在に支持されたローラ軸21に固定され、図示略のモータ(駆動手段)によって矢印Y2方向に回転駆動させられることで、自身の外周面で小切手Sを下流の用紙搬送経路に給紙するものである。ローラ軸21は、給紙ローラ20を給紙方向に回転させるため、給紙方向と垂直な向き(図示例では鉛直方向)に配置されている。
この給紙ローラ20は、外周面が円弧部23及び弦部24を有する扇形状に形成されている。前記円弧部23の外周面は前記給紙ローラ20の回転中心軸Oと同心の仮想円筒面(図示略)上に位置する円弧面とされ、前記弦部24の外周面は前記仮想円筒面より内側に引っ込んだ緩やかな曲面とされている。
さらに、給紙ローラ20の外周面が、ゴム等の高摩擦部材でライニングされている。そして、給紙ローラ20は、図3に示すように、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aに形成した開口13を介して、回転する円弧部23が、用紙挿入部11の内側の空間に突出できるように設けられている。
押圧部材(ホッパとも呼ばれる)30は、用紙挿入部11を挟んで給紙ローラ20の外周面と対向する位置に配置されており、ねじりコイルバネ(弾性付勢部材)31によって給紙ローラ20に向けて付勢されることで、小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢するものである。
この押圧部材30は、用紙ホルダ10の他方の側壁12Bに設けた開口部(図示略)内に側壁12Bと略平行に配置されており、給紙方向上流側(図中左端側)に位置する基端部32がフレームに固定した支軸33で支持されることにより、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な該支軸33を中心に自由端側が揺動できるようになっている。
押圧部材30の小切手Sに当接する部分は、他の部分よりも給紙ローラ20側に突出しており、そこがコルクシート等の高摩擦材を設けた押圧面34となっている。この押圧面34の上側及び基端部32側は、用紙挿入部11に小切手Sを落とし込む際に支障とならないような傾斜面で構成されている。
前記摩擦分離パッド40は、給紙ローラ20と押圧部材30に挟まれながら送り出される小切手Sの先端がパッド面41に摺接することで、用紙挿入部11内に重ねた状態でセットされた複数枚の小切手Sを一枚ずつ分離するものである。
この摩擦分離パッド40は、前記押圧部材30の自由端近傍に配置された支軸42を中心に回動自在に支持されており、ねじりコイルバネ43によって、回動先端が小切手Sの後端方向に弾性付勢されている。
そこで、摩擦分離パッド40は、図1に示したように、途中に干渉物(給紙ローラ20の円弧部23)がない場合には、小切手Sの先端を位置決め可能な位置(例えば、小切手Sの先端に対して略60度の接触角度)まで自由に回動変位することができる。この摩擦分離パッド40の用紙後端方向への回動変位は、後述するパッド駆動用カム27にカムフォロワ48が当接することにより規制されている。
また、本実施形態の給紙装置Mは、押圧部材30及び摩擦分離パッド40を給紙ローラ20の回転位置に応じて変位させるための押圧部材制御機構37及びパッド制御機構47と、を備えている。
前記押圧部材制御機構37は、給紙ローラ20のローラ軸(回転軸)21に取り付けられることで、給紙ローラ20と一体に回転する円盤カム25の押圧部材駆動用カム(カム面)26と、この押圧部材駆動用カム26に摺接するように押圧部材30側に設けられたカムフォロワ38とから構成されている。
前記パッド制御機構47は、給紙ローラ20のローラ軸21に取り付けられることで、給紙ローラ20と一に体回転する円盤カム25のパッド駆動用カム(カム面)27と、このパッド駆動用カム27に摺接するように摩擦分離パッド40側に取り付けられたカムフォロワ48とから構成されている。
前記カムフォロワ48は、図2に示すように、摩擦分離パッド40と共にフレームに回転自在に支持された支軸42に嵌合固定され、一体に回動するようになっている。
さらに、図2及び図3に示すように、給紙ローラ20のローラ軸21の下端には、図示略のモータの回転をローラ軸21を介して給紙ローラ20や円盤カム25に伝える伝動歯車28が取り付けられている。
このように、押圧部材30のカムフォロワ38を従動させる押圧部材駆動用カム26と、カムフォロワ48を従動させるパッド駆動用カム27とを備えた円盤カム25は、ローラ軸21に取り付けられており、これにより押圧部材30及び摩擦分離パッド40が給紙ローラ20の回転に連動して駆動される。
この場合、押圧部材制御機構37を構成する押圧部材駆動用カム26のカムプロフィールは、給紙ローラ20に対する押圧部材30の位置をねじりコイルバネ31の付勢力に抗して規制するものであり、図1,図4に示すように、給紙ローラ20の弦部24が前記用紙挿入部11を挟んで押圧部材30と略平行に対向する待機状態では、該押圧部材30を前記給紙ローラ20から離れた位置に変位させる。
また、図5に示すように、給紙ローラ20の円弧部23の始端(回動される給紙ローラ20の外周面が、弦部24から円弧部23に切り替わる部分)23Aが押圧部材30に接近し始めた時から円弧部23が押圧部材30に対向する位置にある間は、押圧部材30を給紙ローラ20から離間する位置に変位させる規制が解除されることで、ねじりコイルバネ31の付勢力によって押圧部材30を給紙ローラ20の円弧部23に向けて弾性付勢させるように設定されている。
さらに、前記パッド制御機構47を構成するパッド駆動用カム27のカムプロフィールは、給紙ローラ20における円弧部23の略中間部が摩擦分離パッド40に対向する位置から弦部24が押圧部材30と略平行に対向する位置までの間、該摩擦分離パッド40をねじりコイルバネ43の付勢力に抗して所定の傾斜角度(小切手Sの先端を位置決め可能な角度)に保持させるように設定されている。
また、図3に示すように、搬送経路14に搬送されてきた小切手Sの先端が最初に側壁14Aに接触する位置に、上記開口13と連続した空間を形成している傾斜窓13aが形成されている。この傾斜窓13aの上方の側壁14Aは、搬送経路14へ小切手Sを案内する用紙案内部16として機能する。また、この傾斜窓13aは、その上流側(図中左側)において開口13と同じ開口高さとなっており、下流側へ向かうにつれて開口高さが低くなっている。この傾斜窓13aの上端を形成している案内端部としての傾斜端部15は、底面17に対して適宜設定された角度αにより傾斜されている。例えば、角度αは45°程度に設定されている。
次に、本実施形態に係る給紙装置Mの動作について説明する。
本実施形態の給送装置Mにより複数枚の小切手Sの給紙を行う場合は、図1及び図4に示すように、複数枚の小切手Sを束ねたまま、立姿勢で先端を水平方向(図の右方向)に向けて用紙ホルダ10にセットする。
この段階では、押圧部材駆動用カム26の最大半径カム部26aが、押圧部材30のカムフォロワ38に当接することで、該押圧部材30はねじりコイルバネ31の付勢力に抗して、給紙ローラ20から離れた待機位置に保持されている。また、給紙ローラ20の弦部24は押圧部材30に略平行に対向する位置にあるので、実質的な用紙挿入部11の幅Hが最大に開いた状態に保たれており、複数枚の小切手Sの挿入が容易にできる。
さらに、摩擦分離パッド40は、パッド駆動用カム27にカムフォロワ48が当接することで、小切手Sの先端を位置決め可能な位置(用紙挿入部11より下流の用紙搬送経路を塞いだ状態)に保持されている。
そこで、前記給紙ローラ20の弦部24が押圧部材30と対向している待機状態において、用紙挿入部11に小切手Sをセットする際には、前記摩擦分離パッド40が小切手Sの先端を位置決めすることができる。即ち、用紙挿入部11にセットされる小切手Sが、下流の用紙搬送経路に不用意に入ってしまうことがなく、2枚送り等の発生も防止できる
この状態で、図示しないモータの回転を伝動歯車28を介して給紙ローラ20に伝えると、給紙ローラ20が矢印Y2方向に回転し、図5に示すように、給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aが押圧部材30側に徐々に接近する。
この段階で、押圧部材駆動用カム26の凹部26bに押圧部材30のカムフォロワ38が落ち込むことで、上記した待機位置への規制が解除され、押圧部材30が小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢する。
この時、給紙ローラ20側は、円弧部23の始端23Aが、給紙ローラ20の回転中心軸Oの給送方向手前側(図5中、左側)において押圧部材30に接近している段階にあるので、小切手Sは給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aに、回転中心軸Oの給送方向手前側の位置で先ず接触する。この位置は、給紙ローラ20の回転中心軸Oよりも、給紙ローラ20の半径の1/2程度くらいの寸法Kだけ給送方向手前側であるので、小切手Sの先端が回転中心軸Oよりも手前側に寸法Kだけずれていても、給紙ローラ20の円弧部23で確実に小切手Sの先端を捉えることができる。
この状態から給紙ローラ20の回転がさらに進むと、円弧部23の回転により押圧部材30が待機位置側に押し戻されつつ、図6に示すように、円弧部23の周面と押圧部材30に挟まれながら一番上層の小切手Sが給紙方向(矢印Y1方向)へ送り出される。
なお、この前の段階において、図6に示すように、パッド駆動用カム27Aの作用により、摩擦分離パッド40がねじりコイルバネ43の付勢力に抗して徐々に押し戻され、小切手Sの先端に対して所定の接触角度に傾いている。
そして、摩擦分離パッド40は小切手Sの先端に対して所定の傾斜角度で小切手Sが来るのを待ち、次の段階で、摩擦分離パッド40のパッド面41が所定の接触角度で小切手Sの先端を受け、小切手Sのこしの強さとねじりコイルバネ43の付勢力とのバランスで接触角度を自動的に調整しながら、一番上層の小切手Sと下層の小切手Sとの分離を行う。
さらに、図6に示すように、給紙ローラ20の円弧部23が小切手Sを介して摩擦分離パッド40に圧接することで、摩擦分離パッド40は小切手Sを円弧部23とで挟持した状態となる。
従って、給紙ローラ20の円弧部23によって用紙挿入部11から送り出された小切手Sは、先端がパッド面41に摺接しながら一枚だけ分離され、円弧部23の回転に伴って下流側の搬送経路14へスムーズに送り出されていく。
また、図1に示したように、小切手Sの搬送経路14は、用紙挿入部11から連続したクランク状の空間を形成しているため、用紙挿入部11にセットされた小切手Sは、給紙ローラ20と摩擦分離パッド40との間を通ってクランク状に湾曲しつつ搬送経路14に搬送される。このようなクランク状の経路は、小切手Sの送り出しと搬送を行う際のスペースが小さくなるため、給紙装置Mの小型化を図ることができる。但し、その一方で、搬送される小切手Sが搬送経路14の壁面をなす側壁14Aに接触するため、その接触箇所で小切手Sの搬送に不具合を発生してしまうことも考えられる。
そこで本実施形態の給紙装置Mでは、上述したように、小切手Sの先端が最初に側壁14Aに接触する位置に、傾斜端部15と底部16により画成された傾斜窓13aが形成されている。搬送経路14に搬送されてきた小切手Sは、摩擦分離パッド40と側壁14Aとにより形成される所定の角度をなして側壁14Aに向かって進み、その先端が傾斜窓13aの上方の用紙案内部16に接触する。そして、小切手Sの先端が搬送経路14の下流側へ案内される。
ここで、図7及び図8に、搬送経路14へ案内された小切手Sの先端が用紙案内部16により案内される様子の一例を示す。なお、図7(a)及び図8(a)は、側壁14Aの背面側(搬送経路14と反対側)から見た用紙案内部16の模式図であり、図7(b)及び図8(b)は、搬送経路14の下流側から見た用紙案内部16の模式図である。
搬送経路14へ案内された小切手Sは、図7に示すように、最初は側壁14Aの用紙案内部16に対して小切手Sの先端Saが小さな接触幅で接触し、搬送方向(矢印Y3方向)へ進むにつれて次第にその接触幅が大きくなる。その際、小切手Sの幅方向の一端(上端)側から他端(下端)へ向かって傾斜端部15が小切手Sの先端Saに接触して、小切手Sはその幅方向に紙面が均されていく。そして、図7に示したように、例えば小切手Sに折れ曲がり(所謂ドッグイヤー)Sbや曲げ癖があった場合でも、それらは傾斜端部15に接触した際に下方向(底面17側方向)の力を受けて、小切手Sの搬送に伴って図8に示すように矯正されていく。これにより、小切手Sの搬送が非常にスムーズに行われる。
また、案内端部である傾斜端部15は、小切手Sの搬送方向に対して小切手Sの幅方向の一端側から他端側へ傾斜しているため、小切手Sの幅方向の一端側から他端側へ向けて、小切手Sの先端Saを掬い上げるようにして効果的に用紙の先端を均していくことができる。
また、給紙ローラ20の円弧部23の回転による一枚の小切手Sの送り出し後半では、円弧部23の終端23Bが押圧部材30と対向する位置を通過するタイミングに合わせた押圧部材駆動用カム26の作用により、押圧部材30が待機位置に押し戻される。
そしてこの後、摩擦分離パッド40に対向していた円弧部23が摩擦分離パッド40を通過し、該摩擦分離パッド40が弦部24に対応する位置に達することで、摩擦分離パッド40は揺動範囲に干渉物がなくなり、ねじりコイルバネ43の付勢力により用紙後端方向へ回動する。すると、カムフォロワ48がパッド駆動用カム27に当接し、摩擦分離パッド40は小切手Sの先端を位置決め可能な位置に保持される。
そこで、用紙挿入部11に待機している小切手Sの先端が該摩擦分離パッド40に当たる位置まで飛び出している場合は、それが摩擦分離パッド40によって押し戻されることで、小切手Sの先端の位置が揃えられる。この時、押圧部材30は給紙ローラ20から離間する位置に変位させられているので、小切手Sは比較的自由に動くことができ、小切手Sの先端が摩擦分離パッド40により無理なく揃えられる。
即ち、給紙ローラ20が1回転し、給紙ローラ20の弦部24が押圧部材30に向かい合う度に、摩擦分離パッド40が小切手Sの先端を位置決め可能な位置に揺動して、小切手Sの先端を揃える作用を有する。
上述したように、本実施形態の給紙装置Mによれば、用紙挿入部11に収容保持した小切手Sの紙面方向と搬送経路14の方向とを同一とすることができ、給紙装置Mを小型化することができる。また、搬送経路14に送り出される小切手Sはクランク状に湾曲されるが、小切手Sの先端が用紙案内部16によってスムーズに案内されていくため、多少先端に折れ曲がりや曲げ癖があっても、小切手Sを安定給送することが可能になる。
また、本実施形態の給紙装置Mは、重力を利用して小切手Sの先端を揃えるものではないから、小切手Sの先端を水平に向けて小切手Sを縦置きする場合にも対応することが容易であり、設置姿勢を特に選ばずに、プリンタやデータ読み込み装置等の各種機器に搭載することができる。
図9は上記実施形態の給紙装置Mを組み込んだ場合のデータ読み込み装置Pの平面レイアウト図である。
このデータ読み込み装置Pでは、U字形にレイアウトした第1の搬送経路101の入口部分に前記実施形態の給紙装置Mが配置され、第1の搬送経路101の途中の適宜箇所に給紙ローラ102,103,104が配置され、出口部分に排出ローラ105が配置されている。また、U字形の第1の搬送路101の中間直線部101Aに読み取り処理部(スキャナ)110,120が配置されている。また中間直線部101Aの延長線上には、中間直線部101Aを共用することで直線的な第2の搬送経路112を構成する直線搬送路112Aが接続されている。
そして、このデータ読み込み装置Pでは、給送装置Mから小切手Sを送り出すと、立った姿勢のままU字形の搬送経路101に沿って小切手Sが移動し、途中、読み取り処理部(スキャナ)110,120で小切手S上に記録されたデータが読み取られる。また、免許証やIDカード等の剛性の高いカードを読み取る場合は、第2の搬送経路112を使用してカードを移動させることにより、読み取り処理部110,120でカード上のデータを読み取ることができる。
この例のように、立ち姿勢で複数枚の小切手Sをセットし、その姿勢のまま水平方向に小切手Sを送り出す場合、小切手Sに折れ曲がりや曲げ癖がついている場合があるが、本実施形態の給紙装置Mによれば、紙詰まりを発生させずに小切手Sを確実に送り出すことができる。従って、単純な機構でありながら、設置姿勢を選ばず、給紙の信頼性を確保することができる。
尚、本発明の給紙装置における用紙挿入部、給紙ローラ、押圧部材、用紙案内部、押圧部材制御機構、摩擦分離パッド、パッド制御機構及びパッド回動規制機構等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは勿論である。
例えば、上記実施形態における押圧部材30は、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な支軸33を中心に自由端側が揺動できるように構成したが、給紙ローラ20の回転中心軸Oに対して押圧面が平行に進退動するように構成することもできる。
本発明の一実施形態に係る給紙装置の概略構成を示す平面図である。 図1に示した主要部品を示す分解斜視図である。 図1に示した給紙装置の全体構成を示す側面図である。 図1に示した主要部品の位置関係を取り出して示す説明図である。 図4に示した主要部品の作用を説明する説明図である。 図4に示した主要部品の次の動作段階を説明する説明図である。 図1に示した用紙搬送経路に搬送された用紙の動作を説明する説明図である。 図6に示した用紙の次の搬送状態を説明する説明図である。 図1に示した給紙装置を搭載したデータ読み込み装置の平面レイアウトを概略的に示す構成図である。
符号の説明
11 用紙挿入部
13a 傾斜窓
14 用紙搬送経路
14A 側壁
15 傾斜端部(案内端部)
16 用紙案内部
17 底面
20 給紙ローラ
23 円弧部
24 弦部
26 押圧部材駆動用カム(カム面)
27A パッド駆動用カム(カム面)
27B パッドロック用カム(カム部材)
30 押圧部材
37 押圧部材制御機構
38,48A,48B カムフォロワ
40 摩擦分離パッド
47A パッド制御機構
47B パッド回動規制機構
M 給紙装置
S 小切手(用紙)

Claims (4)

  1. 複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、
    回転駆動される給紙ローラと、
    前記用紙挿入部を挟んで前記給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する押圧部材と、
    前記押圧部材よりも用紙搬送方向下流側に配置され、前記用紙挿入部に収容保持された複数枚の用紙の先端に接触し、前記給紙ローラの回転に伴って、複数枚の用紙から一枚を分離する摩擦分離パッドと、
    前記摩擦分離パッドよりも用紙搬送方向下流側の用紙搬送経路の壁面に形成され、用紙搬送方向下流側に向かって前記用紙の先端に対する接触幅が大きくなる用紙案内部と、
    を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記用紙案内部は、前記用紙の搬送方向に対して前記用紙の幅方向の一端側から他端側へ傾斜した案内端部を有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙ローラの外周面は、円弧部及び弦部を有する扇形状に形成されており、
    前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記摩擦分離パッドは、前記用紙の先端に対する接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に回動先端が用紙後端方向に弾性付勢されており、
    前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する際に、前記用紙の先端を位置決め可能な位置に前記摩擦分離パッドを変位させるパッド制御機構を備えたことを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
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