JP3801600B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ読み込み装置やプリンタ装置などにおいて、複数枚の用紙を一枚ずつ処理部に向けて供給する給紙装置に関する。
従来より、給紙装置としては、プリンタ、ファクシミリ、コピー機などに使用されるローラ式の給紙装置が一般的に知られている。
この種のローラ式の給紙装置では、給紙方向の先端部に円筒形の給紙ローラと、バネ等の弾性力を用いて給紙ローラに用紙を付勢する押圧部材を配置し、用紙の先端近傍を給紙ローラで引き込んで送り出すようにすることが多い。
これは、用紙の先端近傍を保持して送り出した方が、用紙のこし(剛性)に拘わらず、用紙送り動作が安定するからである。また、用紙の先端が摺れるときの摩擦を利用して用紙を一枚づつ分離する摩擦分離パッドを給紙ローラの下流側に配置する形式の給紙装置の場合、その摩擦分離パッドと給紙ローラを互いに近い関係に配置した方が、複数の用紙の分離性を高める上で有利となるからである。
ところが、給紙ローラを給紙方向の先端部に配置すると、用紙の先端が不揃いな場合、給紙ローラに接する位置に用紙の先端が届いていないものが存在することがあり、その際、給紙ローラが用紙の先端を引き込めずに、送り出し不能となることがあり得る。
そこで、通常の給紙装置では、用紙の先端を揃えるための対策を講じているのが普通であり、その対策としては、大きく分けて次のようなものがある。
一つは、レーザープリンタやコピー機などによく見られる方式で、用紙を給紙カセット内に水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式である(例えば、特許文献1参照)。
もう一つは、インクジェットプリンタなどによく見られる方式で、用紙の向きを下向きにセット(縦置き)し、重力を利用して下側のパッド部まで用紙の先端を落とし込む方式である(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−277044号公報 特開昭62−153033号公報
しかしながら、用紙を水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式の場合は、給紙カセットを必要とするので、給紙装置の小型化が難しい。
また、用紙の向きを下向きにセットし、重力を利用して下側のパッドまで用紙の先端を落とし込む方式の場合は、給紙装置を小型化できるものの、用紙のセット方向が上下でないと給紙できないため、設置姿勢に制約がある。
また、従来のローラ式の給紙装置では、給紙ローラに用紙を付勢するバネによって生じる搬送力によって、給紙装置に装填された複数枚の用紙のうち、最も給紙ローラに近い1枚のみを搬送している。このため、バネの力が強いと、2枚以上の用紙が搬送されたり(所謂重送)、逆にバネの力が弱いと、用紙が搬送されなかったりする不具合があり、適切なバネ力(搬送力)を設定するのが難しいという課題がある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、小型で簡略な構造でありながら設置姿勢の制約が少なく、複数枚の用紙の先端が多少不揃いであっても、確実に用紙を1枚ずつ給紙可能な給紙装置を提供することである。
本発明の上記目的は、複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、外周面が円弧部及び弦部を有する扇形状に形成されて回転駆動される給紙ローラと、当該給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙挿入部に移動可能に支持された押圧部材と、当該押圧部材を前記給紙ローラの円弧部に向けて付勢する第1の弾性部材と、前記用紙の先端に接触するように、前記押圧部材よりも前記用紙挿入部における下流側に配置され、前記用紙挿入部に移動可能に支持された摩擦分離パッドと、当該摩擦分離パッドを前記給紙ローラの円弧部に向けて付勢する第2の弾性部材と、を備え、前記第2の弾性部材によって前記摩擦分離パッドを前記給紙ローラの円弧部に付勢する力が、前記第1の弾性部材によって前記押圧部材を前記給紙ローラの円弧部に付勢する力よりも大きいことを特徴とする給紙装置により達成される。
尚、前記円弧部の外周面は前記給紙ローラの回転中心軸と同心の円弧面とされ、前記弦部の外周面は前記円弧面より内側に引っ込んだ曲面又は略平面とされる。
上記構成の給紙装置によれば、給紙ローラが回転し、その円弧部が押圧部材と対向する状態においては第1の弾性部材によって押圧部材が給紙ローラの円弧部に付勢されるため、そこに挟まれた複数の用紙のうち、最も上側(給紙ローラ側)の1枚と給紙ローラの円弧部間に発生する摩擦力によって、最も上側の1枚を搬送しようとする力が作用する。同時に、そこに挟まれた各用紙間にも摩擦力が生じ、この各用紙間に生じる摩擦力によって、全ての用紙にも、摩擦分離パッド側に搬送しようとする力が作用する。一方、各用紙の先端は摩擦分離パッドに所定の角度で当接し、摩擦分離パッドにより用紙の搬送を阻害する力が生じる。この用紙の搬送を阻害する力が、各用紙間に生じる摩擦力より大きく、かつ、最も上側の1枚と給紙ローラ間に発生する摩擦力よりも小さいため、複数の用紙の最も上側(給紙ローラ側)の1枚が分離されて搬送され、残りの用紙は用紙挿入部に留まる。
更に、給紙ローラが回転すると、第2の弾性部材によって摩擦分離パッドが給紙ローラの円弧部に付勢されるため、分離された用紙は、摩擦分離パッドと給紙ローラの円弧部に挟まれて搬送される。
即ち、この構成の給紙装置によれば、用紙が前記給紙ローラの円弧部と押圧部材の間に挟まれている時には、その用紙には第1の弾性部材が発生する付勢力で決められる搬送力が作用し、用紙が、前記給紙ローラの円弧部と摩擦分離パッドの間に挟まれている時には、その用紙には第2の弾性部材が発生する付勢力で決められる搬送力が作用する。
押圧部材の付勢力は、用紙挿入部に収容保持された複数枚の用紙全てに作用するため、用紙が重送されない程度であって、最も上側の1枚を複数の用紙から分離できる程度の力に設定すればよい。これに対して、摩擦分離パッドと給紙ローラに挟まれる用紙は、分離された1枚のみであるため、その付勢力は押圧部材より強い力とすることが可能であり、これにより用紙を給紙ローラの円弧部との間で確実に挟持しつつ下流側へ送り出すことができる。
また、上記構成の給紙装置において、前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構を備えることが好ましい。
上記構成の給紙装置によれば、給紙ローラの弦部が用紙挿入部を挟んで押圧部材と対向する待機状態では、該押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられている。そして、前記給紙ローラが回動され、該給紙ローラの円弧部が押圧部材と対向する給紙状態にある間は、前記押圧部材が前記給紙ローラの外周面に向けて用紙を弾性付勢する。
そこで、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態の給紙ローラが所定量回動させられ、押圧部材制御機構により給紙ローラから離間する位置に変位させられていた押圧部材の規制が解除されると、該押圧部材は用紙挿入部に収容保持された用紙を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する。
すると、用紙は前記給紙ローラの外周面における円弧部の始端(回動される給紙ローラの外周面が、弦部から円弧部に切り替わる部分)に、先ず接触する。
即ち、前記給紙ローラが用紙に接触し始める位置(給紙ローラが用紙を引き込む位置)を、円筒形の給紙ローラが接触する位置よりも用紙後端側の位置に設定することができる。
これにより、用紙が不揃いで先端が後端側に位置している用紙についても、前記給紙ローラで確実に引き込んで送り出すことができる。言い換えれば、多少先端が揃っていない場合であっても、用紙を安定給紙することが可能になる。
更に、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態では、押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられており、該弦部は前記円弧部より内側に引っ込んでいるので、給紙ローラと押圧部材との間に十分な用紙挿入スペースを確保することができ、用紙挿入部に対する用紙のセットが容易となる。
また、上記構成の給紙装置において、前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記用紙の先端を位置決め可能な位置に前記摩擦分離パッドを変位させるパッド制御機構を備えることが好ましい。
この構成の給紙装置によれば、前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する待機状態では、前記摩擦分離パッドが用紙の先端を位置決め可能な待機位置に変位させられている。そして、前記給紙ローラが回動され、該給紙ローラの円弧部が押圧部材と対向する給紙状態にある間は、前記摩擦分離パッドが用紙の先端に対して所定の角度で接触する搬送位置に変位させられる。
そこで、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態において、用紙挿入部に用紙をセットする際には、用紙の先端に対して前記摩擦分離パッドが略垂直となる位置に配置されており、これにより用紙の先端を位置決めすることができる。即ち、用紙挿入部にセットされる用紙が、例えば下流の用紙搬送経路に不用意に入ってしまうことがない。
また、前記給紙ローラを回転駆動して複数の用紙を順次送り出す際には、前記弦部が押圧部材と対向する度に、摩擦分離パッドが用紙の先端に対して、所定の角度で接触するように変位した後、再び用紙の先端に対して略垂直となる位置に戻る。これにより、複数の用紙から、最も上側(給紙ローラ側)の1枚を分離して搬送した後に、残りの用紙の先端が摩擦分離パッドによって押し戻されることで、用紙の先端の位置が揃えられる。この時、押圧部材は給紙ローラから離間する位置に変位させられているので、用紙は比較的自由に動くことができ、用紙の先端が摩擦分離パッドにより無理なく揃えられる。
本発明の給紙装置によれば、弦部が用紙挿入部を挟んで押圧部材と対向する待機状態の給紙ローラが所定量回動させられ、押圧部材制御機構により給紙ローラから離間する位置に変位させられていた押圧部材の規制が解除されると、該押圧部材は用紙挿入部に収容保持された用紙を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する。
そこで、用紙は前記給紙ローラの外周面における円弧部の始端に、先ず接触する。即ち、前記給紙ローラが用紙に接触し始める位置を、円筒形の給紙ローラが接触する位置よりも用紙後端側の位置に設定することができる。
これにより、用紙が不揃いで先端が後端側に位置している用紙についても、前記給紙ローラで確実に引き込んで送り出すことができ、多少先端が揃っていない場合であっても、用紙を安定給紙することが可能になる。
更に、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態では、押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられており、該弦部は前記円弧部より内側に引っ込んでいるので、給紙ローラと押圧部材との間に十分な用紙挿入スペースを確保することができ、用紙挿入部に対する用紙の挿入が容易となる。
また、本発明の給紙装置によれば、給紙ローラの円弧部と押圧部材の間に挟まれている用紙には第1の弾性部材が発生する付勢力で決められる搬送力が作用して、最も上側の1枚を複数の用紙から分離される。分離された用紙は、給紙ローラの円弧部と摩擦分離パッドの間に挟まれ、その用紙には、第2の弾性部材が発生する付勢力で決められる搬送力が更に作用して下流側へ送り出すことができ、重送・給紙ミス等を生じない、確実に用紙を1枚ずつ給紙可能な給紙装置を提供することが可能となる。
特に、第2の弾性部材によって摩擦分離パッドを給紙ローラの円弧部に付勢する力が、第1の弾性部材によって押圧部材を給紙ローラの円弧部に付勢する力よりも大きいため、用紙の重送を防ぎつつ、最も上側の一枚のみを複数の用紙から分離して確実に搬送させることが可能である。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る給紙装置を詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明の一実施形態に係る給紙装置の動作を説明する説明図であり、(a)は全体構成を示す平面図、(b)はその主要部品の位置関係を取り出して示す平面図である。図4は図1に示した主要部品を示す分解斜視図、図5及び図6は図1に示した給紙装置の全体構成を示す正面図及び側面図である。
本実施形態の給紙装置Mは、図1乃至図3に示すように、小切手(用紙)Sを立姿勢で先端(図中右端)を水平方向に向けて用紙ホルダ10にセットし、その姿勢のまま水平方向(矢印Y1方向)に送り出すものである。図示略のフレームに取付けられる用紙ホルダ10は、束にした状態で複数枚の小切手Sを差し込みセットし得る用紙挿入部11を形成する一対の側壁12A,12Bと、小切手Sの下端が載る底壁12Cとから構成されている。
この給紙装置Mは、用紙ホルダ10にセットされた小切手Sを順次一枚ずつ送り出すための主要構成要素として、図4に示すように、給紙ローラ20と、押圧部材30と、摩擦分離パッド40とを備えている。
給紙ローラ20は、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aの側に配置され、押圧部材30は、用紙挿入部11を挟んで他方の側壁12Bの側に配置されている。摩擦分離パッド40は、前記押圧部材30よりも小切手Sの給送方向(矢印Y1方向)における下流側に配置されている。
前記給紙ローラ20は、図示略のフレームに回転自在に支持されたローラ軸21に固定され、図示略のモータ(駆動手段)によって矢印Y2方向に回転駆動させられることで、自身の外周面で小切手Sを下流の用紙搬送経路に給紙するものである。ローラ軸21は、給紙ローラ20を給紙方向に回転させるため、給紙方向と垂直な向き(図示例では鉛直方向)に配置されている。
この給紙ローラ20は、外周面が円弧部23及び弦部24を有する扇形状に形成されている。前記円弧部23の外周面は前記給紙ローラ20の回転中心軸Oと同心の仮想円筒面22上に位置する円弧面とされ、前記弦部24の外周面は前記仮想円筒面22より内側に引っ込んだ緩やかな曲面とされている。
更に、給紙ローラ20の外周面が、ゴム等の高摩擦部材でライニングされている。そして、給紙ローラ20は、図6に示すように、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aに形成した開口13を介して、回転する円弧部23が、用紙挿入部11の内側の空間に突出できるように設けられている。
押圧部材(ホッパとも呼ばれる)30は、用紙挿入部11を挟んで給紙ローラ20の外周面と対向する位置に配置されており、圧縮コイルバネ(第1の弾性部材)31によって給紙ローラ20に向けて付勢されることで、小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢するものである。
この押圧部材30は、用紙ホルダ10の他方の側壁12Bに設けた開口部(図示略)内に側壁12Bと略平行に配置されており、給送方向上流側に位置する基端部32がフレームに固定した支軸33で支持されることにより、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な該支軸33を中心に自由端側が揺動できるようになっている。
押圧部材30の小切手Sに当接する部分は、他の部分よりも給紙ローラ20側に突出しており、そこがコルクシート等の高摩擦材を設けた押圧面34となっている。この押圧面34の上側及び基端部32側は、用紙挿入部11に小切手Sを落とし込む際に支障とならないような傾斜面で構成されている。
更に、前記押圧部材30を給紙ローラ20側に付勢する圧縮コイルバネ31の基端は、押圧部材30の背後に配置されたバネ受け35に保持されている。
摩擦分離パッド40は、給紙ローラ20と押圧部材30に挟まれながら送り出される小切手Sの先端がパッド面41に摺接することで、用紙挿入部11内に重ねた状態でセットされた複数枚の小切手Sを一枚ずつ分離するものである。
この摩擦分離パッド40は、前記押圧部材30の自由端近傍に配置された支軸42を中心に回動自在に支持されており、ねじりコイルバネ43(第2の弾性部材)によって、回動先端が用紙Sの後端方向に弾性付勢されている。
そこで、摩擦分離パッド40は、図1に示したように、途中に干渉物(給紙ローラ20の円弧部23)がない場合、用紙挿入部11に略直交する位置(待機位置)まで変位する。摩擦分離パッド40が待機位置にあるときに、小切手Sの先端を位置決めが可能となる。この摩擦分離パッド40の回動変位は、後述するパッド駆動用カム27にカムフォロワ48が当接することにより、規制されている。
なお、摩擦分離パッドは、回動自在に弾性付勢されていなくても良い。例えば、給紙ローラ20の外周面に対して前後にスライドするように弾性付勢される構成をなすことも可能である。その際、小切手Sに対する摩擦分離パッドの接触面は、例えば図2に示したような傾斜状態として、この接触面に対して略直交する方向に摩擦分離パッドがスライドする構成とする。この場合、摩擦分離パッドは給紙ローラ20の円弧部23と対向しない場合に小切手Sの先端に対して傾斜した接触状態で小切手Sの先端を位置決めする。
また、本実施形態の給紙装置Mは、押圧部材30及び摩擦分離パッド40を給紙ローラ20の回転位置に応じて変位させるための押圧部材制御機構37及びパッド制御機構47を備えている。
前記押圧部材制御機構37は、給紙ローラ20のローラ軸(回転軸)21に取り付けられることで、給紙ローラ20と一体に回転する円盤カム25の押圧部材駆動用カム(カム面)26と、この押圧部材駆動用カム26に摺接するように押圧部材30側に設けられたカムフォロワ38とから構成されている。
また、前記パッド制御機構47は、給紙ローラ20のローラ軸21に取り付けられることで、給紙ローラ20と一体に回転する円盤カム25のパッド駆動用カム(カム面)27と、このパッド駆動用カム27に摺接するように摩擦分離パッド40側に取り付けられたカムフォロワ48とから構成されている。
なお、摩擦分離パッド40とカムフォロワ48は、フレームに回転自在に支持された支軸42に嵌合固定され、一体に回動するようになっている。
更に、図5及び図6に示すように、給紙ローラ20のローラ軸21の下端には、図示略のモータの回転をローラ軸21を介して給紙ローラ20や円盤カム25に伝える伝動歯車28が取り付けられている。
このように、カムフォロワ38及び48をそれぞれ従動させる押圧部材駆動用カム26及び27を備えた円盤カム25がローラ軸21に取り付けられていることにより、押圧部材30及び摩擦分離パッド40が給紙ローラ20の回転に連動して駆動される。
この場合、押圧部材制御機構37を構成する押圧部材駆動用カム26のカムプロフィールは、給紙ローラ20に対する押圧部材30の位置を圧縮コイルバネ31の付勢力に抗して規制するものであり、図1に示すように、給紙ローラ20の弦部24が前記用紙挿入部11を挟んで押圧部材30と略平行に対向する待機状態では、該押圧部材30を前記給紙ローラ20から離れた位置(待機位置)に変位させる。
又、図2及び図3に示すように、給紙ローラ20の円弧部23の始端(回動される給紙ローラ20の外周面が、弦部24から円弧部23に切り替わる部分)23Aが押圧部材30に接近し始めた時から円弧部23が押圧部材30に対向する位置にある間は、押圧部材30を待機位置に留める規制が解除されることで、押圧部材30は、圧縮コイルバネ31の付勢力によって押圧部材30を給紙ローラ20の円弧部23に向けて弾性付勢させる位置(付勢位置)に変位するように設定されている。
更に、前記パッド制御機構47を構成するパッド駆動用カム27のカムプロフィールは、給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aが押圧部材30に接近し始めた時から図2に示すように小切手Sに圧接するまでの間に、摩擦分離パッド40を待機位置から、ねじりコイルバネ43の付勢力に抗して前記小切手Sの先端に対して所定の角度(例えば、略45度)で接触する位置(搬送位置)に変位させるように設定されている。
また、本実施形態の給紙装置Mは、給紙ローラ20の回転によって小切手Sが搬送される際に、給紙ローラ20の円弧部23に対して、押圧部材30と摩擦分離パッド40とがそれぞれ弾性付勢される構成である。そして、小切手Sの重送を防ぎつつ、最も上側の一枚のみを複数の小切手Sから分離して確実に搬送させるために、押圧部材30の付勢力よりも摩擦分離パッド40の付勢力が大きくなるように設定されている。押圧部材30の付勢力は、小切手Sを強く挟まず給紙ローラ20の円弧部23に確実に接触させるだけの弱い力に設定されている。これに対して、摩擦分離パッド40の付勢力は、小切手Sを給紙ローラ20の円弧部23との間で確実に挟持できる程度の強い力に設定されている。例えば、本実施形態では押圧部材30の付勢力を20gfとし、摩擦分離パッド40の付勢力を200gfとしている。
次に、本実施形態に係る給紙装置Mの動作について説明する。
本実施形態の給送装置Mにより複数枚の小切手Sの給紙を行う場合は、図1に示すように、複数枚の小切手Sを束ねたまま、立姿勢で先端を水平方向(図1の右方向)に向けて用紙ホルダ10にセットする。
この段階では、押圧部材駆動用カム26の最大半径カム部26aが、押圧部材30のカムフォロワ38に当接することで、該押圧部材30は圧縮コイルバネ31の付勢力に抗して、給紙ローラ20から最も離れた待機位置に保持されている。また、給紙ローラ20の弦部24は押圧部材30に略平行に対向する位置にあるので、実質的な用紙挿入部11の幅Hが最大に開いた状態に保たれており、複数枚の小切手Sの挿入が容易にできる。
更に、摩擦分離パッド40は、パッド駆動用カム27の凹部27aにカムフォロワ48が落ち込むことで、用紙挿入部11に略直交して用紙Sの先端を位置決め可能な位置(用紙挿入部11より下流の用紙搬送経路を塞いだ状態:待機位置)に保持されている。
そこで、前記給紙ローラ20の弦部24が押圧部材30と対向している待機状態において、用紙挿入部11に小切手Sをセットする際には、前記摩擦分離パッド40が小切手Sの先端を位置決めすることができる。即ち、用紙挿入部11にセットされる小切手Sが、下流の用紙搬送経路に不用意に入ってしまうことがない。
この状態で、図示しないモータの回転を伝動歯車28を介して給紙ローラ20に伝えると、給紙ローラ20が矢印Y2方向に回転し、図2に示すように、給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aが押圧部材30側に徐々に接近する。
この段階で、押圧部材駆動用カム26の凹部26bに押圧部材30のカムフォロワ38が落ち込むことで、上記した待機位置への規制が解除され、押圧部材30が待機位置から付勢位置に移動して、小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢する。
この時、給紙ローラ20側は、円弧部23の始端23Aが、給紙ローラ20の回転中心軸Oの給送方向手前側(図2中、左側)において押圧部材30に接近している段階にあるので、小切手Sは給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aに、回転中心軸Oの給送方向手前側の位置で先ず接触する。この位置は、給紙ローラ20の回転中心軸Oよりも、給紙ローラ20の半径の1/2程度くらいの寸法Kだけ給送方向手前側であるので、小切手Sの先端が回転中心軸Oよりも手前側に寸法Kだけずれていても、給紙ローラ20の円弧部23で確実に小切手Sの先端を捉えることができる。
この状態から給紙ローラ20の回転が更に進むと、円弧部23の回転により押圧部材30が待機位置側に押し戻されつつ、図3に示すように、円弧部23の周面と押圧部材30に挟まれながら一番上層の小切手Sが給紙方向(矢印Y1方向)へ送り出される。
その際、圧縮コイルバネ31によって押圧部材30が給紙ローラ20の円弧部23に付勢されるため、押圧部材30と円弧部23の間に挟まれた複数の小切手Sのうち、最も上側(給紙ローラ側)の1枚と給紙ローラ20の円弧部23間に発生する摩擦力によって、最も上側の1枚を搬送しようとする力が作用する。同時に、そこに挟まれた各用紙間にも摩擦力が生じ、この各用紙間に生じる摩擦力によって、全ての小切手Sにも、摩擦分離パッド40側に搬送しようとする力が作用する。
一方、摩擦分離パッド40は、この前の段階において、図2に示すように、パッド駆動用カム27の作用により、ねじりコイルバネ43の付勢力に抗して待機位置から紙送り位置に変位して、小切手Sの先端に対して所定の接触角度に傾いている。即ち、各小切手Sの先端と所定の角度で当接する摩擦分離パッドにより小切手Sの搬送を阻害する力が生じる。
この小切手Sの搬送を阻害する力が、各小切手S間に生じる摩擦力より大きく、かつ、最も上側の1枚と給紙ローラ間に発生する摩擦力よりも小さくなるように、圧縮コイルバネ31、ねじりコイルバネ43の付勢力、小切手Sの先端と摩擦分離パッドが接触する角度の設定がなされているため、複数の小切手Sの最も上側(給紙ローラ側)の1枚が分離されて搬送され、残りの小切手Sは用紙挿入部に留まる。即ち、これらの力のバランスによって、一番上層の小切手Sと下層の小切手Sとの分離が行われる。
更に、給紙ローラ20が回転すると、図3に示すように、給紙ローラ20の円弧部23が小切手Sを介して摩擦分離パッド40に圧接することで、摩擦分離パッド40は小切手Sを円弧部23とで挟持した状態となる。従って、給紙ローラ20の円弧部23によって用紙挿入部11から送り出された小切手Sは、先端がパッド面41に摺接しながら一枚だけ分離され、円弧部23の回転に伴って給紙装置M外(例えば、下流の用紙搬送経路)へスムーズに送り出されていく。その際、上述したように円弧部23に対する摩擦分離パッド40の付勢力は、押圧部材30より強く、小切手Sを円弧部23との間で確実に挟持するように設定されているため、挟持した一枚の小切手Sを確実に下流側に送り出すことができる。
給紙ローラ20の円弧部23の回転によって一枚の小切手Sの送り出しが終了すると、円弧部23の終端23Bが押圧部材30と対向する位置を通過するタイミングに合わせた押圧部材駆動用カム26の作用により、押圧部材30が待機位置に押し戻される。
また、これとほぼ同時に、摩擦分離パッド40に接していた円弧部23が摩擦分離パッド40を通過し、該摩擦分離パッド40が弦部24に対応する位置に達することで、摩擦分離パッド40の揺動範囲には干渉物がなくなると共にカムフォロワ48がパッド駆動用カム27の凹部27aに落ち込んで摩擦分離パッド40の規制が外れるので、摩擦分離パッド40はねじりコイルバネ43の付勢力により用紙挿入部11と略直交する待機位置に戻される。
複数の小切手Sから、最も上側(給紙ローラ側)の1枚を分離・搬送した際に、小切手S間に生じる摩擦力により、下層の小切手Sも摩擦分離パッド40側に若干移動する場合があるが、そのように移動した小切手Sも、摩擦分離パッド40によって押し戻されることで、小切手Sの先端の位置が揃えられる。この時、押圧部材30は給紙ローラ20から離間する待機位置に変位させられているので、小切手Sは比較的自由に動くことができ、小切手Sの先端が摩擦分離パッド40により無理なく揃えられる。
即ち、給紙ローラ20が1回転し、給紙ローラ20の弦部24が押圧部材30に向かい合う度に、摩擦分離パッド40が用紙挿入部11と略直交する待機位置と小切手Sの先端と所定の角度で接触する搬送位置間を揺動して、小切手Sの先端を揃える作用を有する。
上述したように、本実施形態の給紙装置Mによれば、用紙挿入部11において先端の位置が給送方向手前側にある小切手Sについても、1個の前記給紙ローラ20で確実に引き込んで送り出すことができるようになる。即ち、多少先端が揃っていない場合であっても、小切手Sを安定給送することが可能になる。
従って、複数のローラを使用する場合と比べて、機構を簡略化・小型化することができる。また、重力を利用して小切手Sの先端を揃えるものではないから、小切手Sの先端を水平に向けて小切手Sを立置きする場合にも対応することが容易であり、設置姿勢を特に選ばずに、プリンタやデータ読み込み装置等の各種機器に搭載することができる。
更に、本実施形態の給紙装置Mにおいては、押圧部材制御機構37及びパッド制御機構47が、押圧部材駆動用カム26及びパッド駆動用カム27と、各カム面に摺接するように前記押圧部材30及び前記摩擦分離パッド40にそれぞれ設けられたカムフォロワ38,48とから成る。
そこで、押圧部材30及び摩擦分離パッド40を給紙ローラ20の回転に連動して駆動させる構造を簡単にすることができる。
図7は上記実施形態の給紙装置Mを組み込んだ場合のデータ読み込み装置Pの平面レイアウト図である。
このデータ読み込み装置Pでは、U字形にレイアウトした第1の搬送経路101の入口部分に前記実施形態の給紙装置Mが配置され、第1の搬送経路101の途中の適宜箇所に給紙ローラ102,103,104が配置され、出口部分に排出ローラ105が配置されている。また、U字形の第1の搬送路101の中間直線部101Aに読み取り処理部(スキャナ)110,120が配置されている。また中間直線部101Aの延長線上には、中間直線部101Aを共用することで直線的な第2の搬送経路112を構成する直線搬送路112Aが接続されている。
そして、このデータ読み込み装置Pでは、給送装置Mから小切手Sを送り出すと、立った姿勢のままU字形の搬送経路101に沿って小切手Sが移動し、途中、読み取り処理部(スキャナ)110,120で小切手S上に記録されたデータが読み取られる。また、免許証やIDカード等の剛性の高いカードを読み取る場合は、第2の搬送経路112を使用してカードを移動させることにより、読み取り処理部110,120でカード上のデータを読み取ることができる。
この例のように、立ち姿勢で複数枚の小切手Sをセットし、その姿勢のまま水平方向に小切手Sを送り出す場合、小切手Sの先端位置がばらつくことが多いが、多少ばらついていても、本実施形態の給紙装置Mによれば、小切手Sを確実に送り出すことができる。従って、単純な機構でありながら、設置姿勢を選ばず、給紙の信頼性を確保することができる。
尚、本発明の給紙装置における用紙挿入部、給紙ローラ、押圧部材、押圧部材制御機構、摩擦分離パッド、パッド制御機構及び円盤カム等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは勿論である。
例えば、上記実施形態における押圧部材30は、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な支軸33を中心に自由端側が揺動できるように構成したが、給紙ローラ20の回転中心軸Oに対して押圧面が平行に進退動するように構成することもできる。
本発明の一実施形態に係る給紙装置の動作を説明する説明図であり、(a)は全体構成を示す平面図、(b)はその主要部品の位置関係を取り出して示す平面図である。 図1に示した給紙装置の次の動作段階を説明する説明図であり、(a)は全体構成を示す平面図、(b)はその主要部品の位置関係を取り出して示す平面図である。 図2に示した給紙装置の次の動作段階を説明する説明図であり、(a)は全体構成を示す平面図、(b)はその主要部品の位置関係を取り出して示す平面図である。 図1に示した主要部品を示す分解斜視図である。 図1に示した給紙装置の全体構成を示す正面図である。 図1に示した給紙装置の全体構成を示す側面図である。 図1に示した給紙装置を搭載したデータ読み込み装置の平面レイアウトを概略的に示す構成図である。
符号の説明
11・・用紙挿入部、20・・給紙ローラ、23・・円弧部、23A・・始端、24・・切欠部、26・・押圧部材駆動用カム(カム面)、27・・パッド駆動用カム(カム面)、30・・押圧部材、37・・押圧部材制御機構、38,48・・カムフォロワ、40・・摩擦分離パッド、47・・パッド制御機構、M・・給紙装置、S・・小切手(用紙)。

Claims (5)

  1. 複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、
    外周面が円弧部及び弦部を有する扇形状に形成されて回転駆動される給紙ローラと、
    当該給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙挿入部に移動可能に支持された押圧部材と、
    当該押圧部材を前記給紙ローラの円弧部に向けて付勢する第1の弾性部材と、
    前記用紙の先端に接触するように、前記押圧部材よりも前記用紙挿入部における下流側に配置され、前記用紙挿入部に移動可能に支持された摩擦分離パッドと、
    当該摩擦分離パッドを前記給紙ローラの円弧部に向けて付勢する第2の弾性部材と、
    を備え、
    前記第2の弾性部材によって前記摩擦分離パッドを前記給紙ローラの円弧部に付勢する力が、前記第1の弾性部材によって前記押圧部材を前記給紙ローラの円弧部に付勢する力よりも大きいことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記用紙の先端を位置決め可能な位置に前記摩擦分離パッドを変位させるパッド制御機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。
  4. 前記摩擦分離パッドは、前記用紙の先端に対する接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に回動先端が用紙後端方向に弾性付勢されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の給紙装置。
  5. 前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構と、
    前記給紙ローラの弦部が前記押圧部材と対向する際に、前記用紙の先端を位置決め可能な位置に前記摩擦分離パッドを変位させるパッド制御機構とを備え、
    前記押圧部材制御機構及び前記パッド制御機構が、二種類のカム面を備えて前記給紙ローラと一体回転する円盤カムと、各カム面に摺接するように前記押圧部材及び前記摩擦分離パッドにそれぞれ設けられたカムフォロワとから成ることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
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