JP2005324927A - 給紙装置 - Google Patents

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JP2005324927A
JP2005324927A JP2004144860A JP2004144860A JP2005324927A JP 2005324927 A JP2005324927 A JP 2005324927A JP 2004144860 A JP2004144860 A JP 2004144860A JP 2004144860 A JP2004144860 A JP 2004144860A JP 2005324927 A JP2005324927 A JP 2005324927A
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Shunpei Okashi
俊平 大栢
Kenichi Hirabayashi
健一 平林
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Abstract

【課題】小型で簡略な構造でありながら設置姿勢の制約が少なく、複数枚の用紙の先端が
多少不揃いであっても、確実に用紙を給紙可能な給紙装置を提供する。
【解決手段】給紙装置Mは、小切手Sを収容保持する用紙挿入部11と、外周面が円弧部
23及び弦部24を有して回転駆動される給紙ローラ20と、小切手Sを給紙ローラ20
の外周面に向けて弾性付勢する押圧部材30と、弦部24が押圧部材30と対向する際に
、押圧部材30を給紙ローラ20から離間する位置に変位させる押圧部材制御機構37と
、小切手Sの先端に対する接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に
用紙後端側に向けて弾性付勢された摩擦分離パッド40と、
用紙挿入部11の用紙搬送経路を解放する解放位置に摩擦分離パッド40を移動させるパ
ッド解放機構70と、を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、データ読み込み装置やプリンタ装置などにおいて、複数枚の用紙を一枚ずつ
処理部に向けて供給する給紙装置に関する。
従来より、給紙装置としては、プリンタ、ファクシミリ、コピー機などに使用されるロ
ーラ式の給紙装置が一般的に知られている。
この種のローラ式の給紙装置では、給紙方向の先端部に円筒形の給紙ローラを配置し、
用紙の先端近傍を給紙ローラで引き込んで送り出すようにすることが多い。
これは、用紙の先端近傍を保持して送り出した方が、用紙のこし(剛性)に拘わらず、
用紙送り動作が安定するからである。また、用紙の先端が摺れるときの摩擦を利用して用
紙を一枚ずつ分離する摩擦分離パッドを給紙ローラの下流側に配置する形式の給紙装置の
場合、その摩擦分離パッドと給紙ローラを互いに近い関係に配置した方が、複数の用紙の
分離性を高める上で有利となるからである。
ところが、給紙ローラを給紙方向の先端部に配置すると、用紙の先端が不揃いな場合、
給紙ローラに接する位置に用紙の先端が届いていないものが存在することがあり、その際
、給紙ローラが用紙の先端を引き込めずに、送り出し不能となることがあり得る。
そこで、通常の給紙装置では、用紙の先端を揃えるための対策を講じているのが普通で
あり、その対策としては、大きく分けて次のようなものがある。
一つは、レーザープリンタやコピー機などによく見られる方式で、用紙を給紙カセット
内に水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式である(例えば、特許文献
1参照)。
もう一つは、インクジェットプリンタなどによく見られる方式で、用紙の向きを下向き
にセット(縦置き)し、重力を利用して下側のパッド部まで用紙の先端を落とし込む方式
である(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−277044号 特開昭62−153033号
しかしながら、用紙を水平置きし、用紙の上下左右の位置決めを確実に行う方式の場合
は、給紙カセットを必要とするので、給紙装置の小型化が難しい。
また、用紙の向きを下向きにセットし、重力を利用して下側のパッドまで用紙の先端を
落とし込む方式の場合は、給紙装置を小型化できるものの、用紙のセット方向が上下でな
いと給紙できないため、設置姿勢に制約がある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、小型で簡略な構造でありなが
ら設置姿勢の制約が少なく、複数枚の用紙の先端が多少不揃いであっても、確実に用紙を
給紙可能な給紙装置を提供することである。
本発明の上記目的は、複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、外周面が円弧部及び
弦部を有する扇形状に形成されて回転駆動される給紙ローラと、前記用紙挿入部を挟んで
前記給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙を前記給紙ローラの外周面
に向けて弾性付勢する押圧部材と、前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記
押圧部材と対向する際に、前記押圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる
押圧部材制御機構と、前記押圧部材よりも前記用紙挿入部における下流側に配置され、前
記用紙の先端に対する接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に用紙
後端側に向けて弾性付勢された摩擦分離パッドと、前記用紙挿入部の用紙搬送経路を解放
する解放位置に前記摩擦分離パッドを移動させるパッド解放機構と、を備えたことを特徴
とする給紙装置により達成される。
尚、前記円弧部の外周面は前記給紙ローラの回転中心軸と同心の円弧面とされ、前記弦
部の外周面は前記円弧面より内側に引っ込んだ曲面又は略平面とされる。
上記構成の給紙装置によれば、給紙ローラの弦部が用紙挿入部を挟んで押圧部材と対向
する待機状態では、該押圧部材が押圧部材制御機構により前記給紙ローラから離間する位
置に変位させられている。そして、前記給紙ローラが回動され、該給紙ローラの円弧部が
押圧部材と対向する給紙状態にある間は、前記押圧部材が前記給紙ローラの外周面に向け
て用紙を弾性付勢する。
そこで、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態の給紙ローラが所定量回動させら
れ、押圧部材制御機構により給紙ローラから離間する位置に変位させられていた押圧部材
の規制が解除されると、該押圧部材は用紙挿入部に収容保持された用紙を前記給紙ローラ
の外周面に向けて弾性付勢する。
すると、用紙は前記給紙ローラの外周面における円弧部の始端(回動される給紙ローラ
の外周面が、弦部から円弧部に切り替わる部分)に、先ず接触する。
即ち、前記給紙ローラが用紙に接触し始める位置(給紙ローラが用紙を引き込む位置)
を、円筒形の給紙ローラが接触する位置よりも用紙後端側の位置に設定することができる

これにより、用紙が不揃いで先端が後端側に位置している用紙についても、前記給紙ロ
ーラで確実に引き込んで送り出すことができる。言い換えれば、多少先端が揃っていない
場合であっても、用紙を安定給紙することが可能になる。
更に、前記弦部が押圧部材と対向している待機状態では、押圧部材が押圧部材制御機構
により前記給紙ローラから離間する位置に変位させられており、該弦部は前記円弧部より
内側に引っ込んでいるので、用紙挿入部に給紙ローラが飛び出さず、給紙ローラと押圧部
材との間に十分な用紙挿入スペースを確保することができ、用紙挿入部に対する用紙のセ
ットが容易となる。
また、前記給紙ローラを回転駆動して複数の用紙を順次送り出す際には、摩擦分離パッ
ドが、用紙のこしの強さと弾性付勢力とのバランスで接触角度を自動的に調整しながら、
用紙の分離・供給をスムーズに行うことができる。
そして、こしの弱い用紙や皺の大きな用紙、厚く湿っているクリーニングシートなどの
給紙ローラによる給紙が困難な用紙を下流の用紙搬送経路へ給紙する場合には、パッド解
放機構により用紙挿入部の用紙搬送経路を解放する解放位置に摩擦分離パッドを移動させ
ることによって、作業者は用紙を手差しで下流の用紙搬送経路へ供給することができ、ス
ムーズな給紙作業を行うことができる。
尚、好ましくは前記パッド解放機構が、前記摩擦分離パッドに係合して該摩擦分離パッ
ドを前記解放位置に移動させる操作部材と、前記摩擦分離パッドと非係合な方向に前記操
作部材を弾性付勢する付勢部材と、を備える。
この場合、作業者が操作部材を操作しない時には、該操作部材は摩擦分離パッドと非係
合な状態となるので、通常使用時における摩擦分離パッドの動作が操作部材の影響を受け
ることがなく、良好な用紙の分離・供給を行うことができる。
又、操作部材は付勢部材により摩擦分離パッドと非係合な方向に弾性付勢されており、
作業者が操作部材を操作して用紙を手差しで下流の用紙搬送経路へ供給した後に手を離せ
ば、操作部材が摩擦分離パッドと非係合となるので、摩擦分離パッドは自動的に初期位置
に復帰することができ、用紙挿入部の用紙搬送経路が解放されたままとなってしまうこと
がない。
更に、好ましくは前記摩擦分離パッドが、前記給紙ローラの円弧部に弾性接触する。
この場合、摩擦分離パッドにより分離された用紙は、給紙ローラの円弧部と摩擦分離パ
ッドとの間に挟まれて確実に一枚ずつ送り出される。
本発明の給紙装置によれば、給紙ローラが用紙に接触し始める位置を、円筒形の給紙ロ
ーラが接触する位置よりも用紙後端側の位置に設定することができるので、用紙が不揃い
で先端が後端側に位置している用紙についても、前記給紙ローラで確実に引き込んで送り
出すことができ、多少先端が揃っていない場合であっても、用紙を安定給紙することが可
能になる。
又、前記パッド解放機構を備えることにより、作業者は用紙挿入部の用紙搬送経路を解
放する解放位置に摩擦分離パッドを簡単に移動させることができるので、給紙ローラによ
る給紙が困難な用紙を手差しで下流の用紙搬送経路へ給紙することができ、スムーズな給
紙作業を行うことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る給紙装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る給紙装置の概略構成を示す平面図、図2乃至図4はそ
の主要部の構成を示す分解及び組立斜視図、図5乃至図8は図1に示した主要部品の位置
関係と作用を説明する説明図、図9はパッド解放機構を操作する前の主要部の状態を示す
平面図、図10はパッド解放機構を操作した後の主要部の状態を示す平面図である。
本実施形態の給紙装置Mは、図1乃至図3に示すように、小切手(用紙)Sを立姿勢で
先端(図中右端)を水平方向(矢印Y1方向)に向けて用紙ホルダ10にセットし、その
姿勢のまま水平方向(矢印Y1方向)に送り出すものである。フレーム100に取付けら
れる用紙ホルダ10は、束にした状態で複数枚の小切手Sを差し込みセットし得る用紙挿
入部11を形成する一対の側壁12A,12Bと、小切手Sの下端が載る底壁12Cとか
ら構成されている(図2参照)。
更に、本実施形態の用紙ホルダ10の端部には、着脱可能に補助用紙ホルダ110が連
結されている。この補助用紙ホルダ110は、用紙ホルダ10に連続する用紙挿入部11
1を形成する一対の側壁112A,112Bと、小切手Sの下端が載る底壁112Cとか
ら構成されている。そして、図2に示すように、前端に設けた上下二対の連結アーム12
1,122を用いて、用紙ホルダ10の端部に係合させることができるようになっている
。そこで、本実施形態の給紙装置Mにおいては、複数枚の小切手Sを収容保持する為の用
紙挿入部が、これら用紙挿入部11及び用紙挿入部111によって構成されている。
この補助用紙ホルダ110の底壁112Cにおける小切手Sの後端部に対応する部分に
は、小切手Sの後方(図1中左方)への移動を阻止する摩擦抵抗手段115が設けられて
いる。この摩擦抵抗手段115は、例えば、コルクシート等のシート状の高摩擦材を張り
付けることで構成されている。
この給紙装置Mは、用紙ホルダ10にセットされた小切手Sを順次一枚ずつ送り出すた
めの主要構成要素として、給紙ローラ20と、押圧部材30と、摩擦分離パッド40とを
備えている。
給紙ローラ20は、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aの側に配置され、押圧部材30
は、用紙挿入部11を挟んで他方の側壁12Bの側に配置されている。摩擦分離パッド4
0は、前記押圧部材30よりも小切手Sの給紙方向(矢印Y1方向)における下流側に配
置されている。
前記給紙ローラ20は、フレーム100及び一方の側壁12Aに回転自在に支持された
ローラ軸21に固定され、図示略のモータ(駆動手段)によって矢印Y2方向に回転駆動
させられることで、自身の外周面で小切手Sを下流の用紙搬送経路に給紙するものである
。ローラ軸21は、給紙ローラ20を給紙方向に回転させるため、給紙方向と垂直な向き
(図示例では鉛直方向)に配置されている。
この給紙ローラ20は、図5に示すように、外周面が円弧部23及び弦部24を有する
扇形状に形成されている。前記円弧部23の外周面は前記給紙ローラ20の回転中心軸O
と同心の仮想円筒面(図示略)上に位置する円弧面とされ、前記弦部24の外周面は前記
仮想円筒面より内側に引っ込んだ緩やかな曲面とされている。
更に、給紙ローラ20の外周面が、ゴム等の高摩擦部材でライニングされている。そし
て、給紙ローラ20は、用紙ホルダ10の一方の側壁12Aに形成した開口13(図2参
照)を介して、回転する円弧部23が、用紙挿入部11の内側の空間に突出できるように
設けられている。
押圧部材(ホッパとも呼ばれる)30は、用紙挿入部11を挟んで給紙ローラ20の外
周面と対向する他方の側壁12Bに設けた開口部14(図2参照)内に側壁12Bと略平
行に配置されており、給紙方向上流側(図1中左端側)に位置する基端部32が支軸33
で支持されることにより、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な該支軸33を中心に自
由端側が揺動できるようになっている。
この押圧部材30は、図5に示すように、他端が側壁12Bの掛止部15に掛止された
引っ張りコイルばね(弾性付勢部材)31の一端がバネ掛止部30aに掛止されることに
よって給紙ローラ20に向けて付勢されており、小切手Sを給紙ローラ20の外周面に向
けて弾性付勢する。
更に、本実施形態の給紙装置Mは、押圧部材30を給紙ローラ20の回転位置に応じて
変位させるための押圧部材制御機構37を備えている。
押圧部材制御機構37は、図5に示すように、給紙ローラ20のローラ軸21に取り付
けられた円盤カム26の押圧部材駆動用カム26aと、この押圧部材駆動用カム26aに
摺接するように押圧部材30に設けられたカムフォロワ38とから構成されている。
この押圧部材制御機構37は、給紙ローラ20に対する押圧部材30の位置を引っ張り
コイルばね31の付勢力に抗して規制するものであり、給紙ローラ20の弦部24が用紙
挿入部11を挟んで押圧部材30と略平行に対向する待機状態では、該押圧部材30を前
記給紙ローラ20から離れた位置に変位させる。
又、給紙ローラ20の円弧部23の始端(回動される給紙ローラ20の外周面が、弦部
24から円弧部23に切り替わる部分)23Aが押圧部材30に接近し始めた時から円弧
部23が押圧部材30に対向する位置にある間は、押圧部材30を給紙ローラ20から離
間する位置に変位させる規制を解除する。従って、このときは、引っ張りコイルばね31
の付勢力によって押圧部材30が給紙ローラ20の円弧部23に向けて弾性接触するよう
に設定されている。
この押圧部材30の小切手Sに当接する部分は、他の部分よりも給紙ローラ20側に突
出しており、そこがコルクシート等の高摩擦材を設けた押圧面34となっている。この押
圧面34の上側及び基端部32側は、用紙挿入部11に小切手Sを落とし込む際に支障と
ならないような傾斜面で構成されている。
前記摩擦分離パッド40は、給紙ローラ20と押圧部材30に挟まれながら送り出され
る小切手Sの先端がパッド面41に摺接することで、用紙挿入部11内に重ねた状態でセ
ットされた複数枚の小切手Sを一枚ずつ分離するものである。
この摩擦分離パッド40は、前記押圧部材30の自由端近傍に配置された支軸42を中
心に回動自在に支持されており、他端が側壁12Bの掛止部16に掛止された引っ張りコ
イルばね43の一端がバネ掛止部45に掛止されることによって回動先端が小切手Sの後
端方向に弾性付勢されている。
そこで、摩擦分離パッド40は、図5に示したように、途中に干渉物(給紙ローラ20
の円弧部23)がない場合には、小切手Sの先端を位置決め可能な初期位置(例えば、小
切手Sの先端に対して略90度の接触角度)まで回動変位することができる。但し、ある
タイミング(例えば、一番上層の小切手Sの先端が送られてくるのを待つ段階)では、所
定の傾斜角度を維持するように、カムフォロワ48が図示略のカム機構(パッド制御機構
)により規制されるようになっている。
又、前記摩擦分離パッド40の回動先端部には、該回動先端部の回動軌跡に沿って用紙
搬送方向下流側(図5中右方側)に向かって延びる延長部44が設けられている。
該延長部44は、給紙中の小切手Sと摺接する外周面がなだらかな円弧面とされて、パ
ッド面41に連なっている。
用紙挿入部11の下流には、図1に示すように、小切手Sを搬送する給紙ローラ102
が配設されており、給紙装置Mから送り出された小切手Sを下流の用紙搬送経路に沿って
搬送する。
更に、本実施形態の給紙装置Mは、用紙挿入部11の用紙搬送経路を解放する解放位置
に摩擦分離パッド40を移動させるパッド解放機構70を備えている。
前記パッド解放機構70は、図3及び図4に示すように、前記摩擦分離パッド40に係
合して該摩擦分離パッド40を前記解放位置に移動させるリリースレバー(操作部材)7
1と、前記摩擦分離パッド40と非係合な方向にリリースレバー71を弾性付勢する引っ
張りコイルばね(付勢部材)72と、を備えている。
リリースレバー71は、図3に示すように、用紙ホルダ10を構成する側壁12Bの外
側に設けたガイドレール18に自身のスライド嵌合溝73を嵌装することで、用紙搬送方
向とほぼ平行な方向に摺動自在とされている。
リリースレバー71の外面には、作業者が手指をかけて操作するための操作突起74が
設けられると共に、スライド方向の一端側(図1中右端側)には、摩擦分離パッド40に
設けた係合アーム46に係合して該摩擦分離パッド40を前記解放位置に回動させる係合
突起75が設けられている。
又、リリースレバー71は、他端が側壁12Bの掛止部17に掛止された引っ張りコイ
ルばね72の一端がバネ掛止部76に掛止されることによって、用紙搬送方向に弾性付勢
されており、係合突起75が摩擦分離パッド40の係合アーム46と非係合な状態に保持
されている(図5及び図9参照)。
そして、引っ張りコイルばね72の弾性付勢力に抗して前記リリースレバー71を用紙
搬送方向と反対方向(矢印Y3方向)にスライド操作すると、係合突起75が摩擦分離パ
ッド40の係合アーム46と係合し、摩擦分離パッド40を引っ張りコイルばね43の付
勢力に抗して用紙後端方向と逆に回動させるので、該摩擦分離パッド40は用紙挿入部1
1の用紙搬送経路を解放する解放位置に移動する(図8及び図10参照)。
図4に示すように、給紙装置Mにおける側壁12Bの外側を覆うカバー80には、前記
リリースレバー71の操作突起74をカバー80の外側から操作可能とする為の操作用窓
80aが形成されている。
次に、本実施形態に係る給紙装置Mの動作について説明する。
本実施形態の給送装置Mにより複数枚の小切手Sの給紙を行う場合は、図5に示すよう
に、複数枚の小切手Sを束ねたまま、立姿勢で先端を水平方向(図の右方向)に向けて用
紙ホルダ10にセットする。
この段階では、押圧部材駆動用カム26aが、押圧部材30のカムフォロワ38に当接
することで、該押圧部材30は引っ張りコイルばね31の付勢力に抗して、給紙ローラ2
0から離れた待機位置に保持されている。また、給紙ローラ20の弦部24は押圧部材3
0に略平行に対向する位置にあるので、実質的な用紙挿入部11の幅Hが最大に開いた状
態に保たれており、複数枚の小切手Sの挿入が容易にできる。
更に、摩擦分離パッド40は、図示略のカム機構にカムフォロワ48が当接することで
、小切手Sの先端を位置決め可能な初期位置(用紙挿入部11より下流の用紙搬送経路を
塞いだ状態)に保持されている。
そこで、前記給紙ローラ20の弦部24が押圧部材30と対向している待機状態におい
て、用紙挿入部11に小切手Sをセットする際には、前記摩擦分離パッド40が小切手S
の先端を位置決めすることができる。即ち、用紙挿入部11にセットされる小切手Sが、
下流の用紙搬送経路に不用意に入ってしまうことがなく、2枚送り等の発生も防止できる
この状態で、給紙のために図示略のモータを駆動して給紙ローラ20を矢印Y2方向に
回転し、給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aが押圧部材30側に徐々に接近する。
この段階で、押圧部材30の上記待機位置への規制が解除され、押圧部材30が小切手S
を給紙ローラ20の外周面に向けて弾性付勢する。
この時、給紙ローラ20側は、円弧部23の始端23Aが、給紙ローラ20の回転中心
軸Oの給送方向手前側(図5中左側)において押圧部材30に接近している段階にあるの
で、小切手Sは給紙ローラ20の円弧部23の始端23Aに、回転中心軸Oの給送方向手
前側の位置で先ず接触する。この位置は、給紙ローラ20の回転中心軸Oよりも、給紙ロ
ーラ20の半径の1/2程度くらいの寸法だけ給送方向手前側であるので、小切手Sの先
端が回転中心軸Oよりも手前側に多少ずれていても、給紙ローラ20の円弧部23で確実
に小切手Sの先端を捉えることができる。
この状態から給紙ローラ20の回転が更に進むと、円弧部23の回転により押圧部材3
0が待機位置側に押し戻されつつ、図6に示すように、円弧部23の周面と押圧部材30
に挟まれながら一番上層の小切手Sが給紙方向(矢印Y1方向)へ送り出される。
なお、この前の段階において、図示略のカム機構の作用により、摩擦分離パッド40が
引っ張りコイルばね43の付勢力に抗して徐々に押し戻され、小切手Sの先端に対して所
定の接触角度に傾いている。
そこで、所定の傾斜角度で小切手Sが来るのを待ち、次の段階で、摩擦分離パッド40
のパッド面41が所定の接触角度で小切手Sの先端を受け、小切手Sのこしの強さと引っ
張りコイルばね43の付勢力とのバランスで接触角度を自動的に調整しながら、一番上層
の小切手Sと下層の小切手Sとの分離を行う。
更に、図6に示すように、摩擦分離パッド40は給紙ローラ20の円弧部23に弾性接
触するように設定されており、該摩擦分離パッド40が小切手Sを円弧部23とで挟持し
た状態となるので、給紙ローラ20の円弧部23によって用紙挿入部11から送り出され
た小切手Sは、先端がパッド面41に摺接しながら一枚だけ分離された後、該摩擦分離パ
ッド40により押し付けられた円弧部23の回転に伴って、給紙装置M外(例えば、下流
の用紙搬送経路)へスムーズに送り出されていく。
この時、分離された一番上層の小切手Sと共に下層の小切手Sが重送されるのを防止す
る為、給紙ローラ20の円弧部23に対して作用する押圧部材30の押し付け力は、摩擦
分離パッド40の押し付け力よりも十分に小さくなるように設定されている。
そして、給紙ローラ20の円弧部23の回転による一枚の小切手Sの送り出し後半では
、円弧部23の終端23Bが押圧部材30と対向する位置を通過するタイミングで、押圧
部材30が待機位置に押し戻される。また、小切手Sは、先端部が下流の給紙ローラ10
2に達すると、この給紙ローラ102の駆動力により下流の用紙搬送経路に沿って送られ
る。
そしてこの後、摩擦分離パッド40に対向していた円弧部23が摩擦分離パッド40を
通過すると、該摩擦分離パッド40は引っ張りコイルばね43の付勢力により用紙後端方
向へ回動しようとするが、図7に示すように、小切手Sの後端部が側壁12Aとの間に挟
まれた状態となり、摩擦分離パッド40は回動することができない。
この状態から給紙ローラ102により小切手Sが搬送されて前記摩擦分離パッド40を
通過する際には、送り出された小切手Sの後端が摩擦分離パッド40の回動先端部に設け
た延長部44に係合するので、摩擦分離パッド40は小切手Sの移動に応じて徐々に回動
しながら初期位置(待機位置)に復帰する。この延長部44は、給紙中の小切手Sと摺接
する外周面が円弧面とされており、小切手Sの後端が前記延長部44に滑らかに係合する
ので、摩擦分離パッド40は小切手Sの移動に応じてスムーズに回動しながら初期位置に
復帰することができる。
従って、用紙挿入部11に待機している小切手Sの先端が該摩擦分離パッド40に当た
る位置まで飛び出している場合は、それが摩擦分離パッド40によって押し戻されること
で、小切手Sの先端の位置が揃えられる。この時、押圧部材30は給紙ローラ20から離
間する位置に変位させられているので、小切手Sは比較的自由に動くことができ、小切手
Sの先端が摩擦分離パッド40により無理なく揃えられる。
即ち、搬送された小切手Sが摩擦分離パッド40を通過して一枚の小切手Sの送り出し
が完了する度に、該摩擦分離パッド40が待機している小切手Sの先端を位置決め可能な
位置に揺動して、小切手Sの先端を揃える作用を有する。
この際、延長部44を備えた摩擦分離パッド40は、上述した如く小切手Sの移動に応
じて徐々に回動しながら初期位置に復帰するので、送り出された小切手Sの後端が摩擦分
離パッド40を通過した直後に、該摩擦分離パッド40が引っ張りコイルばね43の付勢
力により一気に初期位置に復帰して用紙挿入部11に待機している小切手Sを弾くように
後方に戻してしまうことがない。
従って、初期位置に復帰した摩擦分離パッド40によって待機している小切手Sの先端
が所定位置よりも押し戻された位置に弾かれることがなく、扇形状の給紙ローラ20が小
切手Sの先端を捉えられなくなってミスフィードとなる虞が無い。
更に、本実施形態の給紙装置Mでは、補助用紙ホルダ110の底壁112Cにおける小
切手Sの後端部に対応する部分に、小切手Sの後方への移動を阻止する摩擦抵抗手段11
5を設けている(図1参照)。
ところで、引っ張りコイルばね43により付勢された摩擦分離パッド40は、図5及び
図9に示すように、初期位置では用紙挿入部11の下流側の用紙搬送経路を塞いだ状態に
保持されている。通常の小切手Sであれば、給紙ローラ20がこの状態で小切手Sを送り
出すことにより、該小切手Sの先端が摩擦分離パッド40を引っ張りコイルばね43の付
勢力に抗して押し戻しつつ、パッド面41に所定の接触角度で接触して擦れながら進むこ
とにより、送り出しが行われる。
しかしながら、特にこしの弱い小切手や皺の大きな小切手、厚く湿っているクリーニン
グシートなどを後述するデータ読み込み装置Pの第1の搬送経路101(図11参照)へ
送ろうとする場合、給紙ローラ20により送り出された小切手Sが引っ張りコイルばね4
3の付勢力に抗して摩擦分離パッド40を押し戻すことができなかったり、クリーニング
シートが押圧部材30の押圧面34や摩擦分離パッド40のパッド面41等に貼りついて
搬送負荷が大きくなるため、スムーズな送り出しができなくなる可能性がある。
この点、パッド解放機構70を備えた本実施形態の給紙装置Mによれば、作業者は用紙
挿入部11の用紙搬送経路を解放する解放位置に摩擦分離パッド40を簡単に移動させる
ことができるので、給紙ローラ20による給紙が困難な小切手やクリーニングシート等を
手差しで下流の用紙搬送経路へ給紙することができ、スムーズな給紙作業を行うことがで
きる。
即ち、図8及び図10に示すように、作業者が一方の手指で操作突起74を摘んでリリ
ースレバー71を引っ張りコイルばね72の弾性付勢力に抗して図中の矢印Y3方向にス
ライドさせると、該リリースレバー71の係合突起75が摩擦分離パッド40の係合アー
ム46に当接するので、リリースレバー71を更にスライドさせると、摩擦分離パッド4
0が支軸42を中心に引っ張りコイルばね43の付勢力に抗して用紙後端方向と逆に回動
し、摩擦分離パッド40が塞いでいた用紙挿入部11の用紙搬送経路は解放される。
そこで、例えば図8に示すように、作業者は解放された用紙搬送経路にクリーニングシ
ートCを他方の手指で挿入することができ、該クリーニングシートCの先端を下流の搬送
ローラ102に噛ませることができる。尚、搬送ローラ102の搬送力は、給紙ローラ2
0の搬送力に比べて十分に大きいので、搬送負荷が大きいクリーニングシートCも容易に
引き込むことができる。又、こしの弱い小切手や皺の大きな小切手も同様に、作業者は解
放された用紙搬送経路に手差しで挿入することができ、これら小切手Sの先端を下流の搬
送ローラ102に噛ませることができる。
クリーニングシートCの給紙が完了した後、リリースレバー71の操作突起74を押さ
えていた手を離すと、引っ張りコイルばね72の弾性付勢力によりリリースレバー71は
図中の矢印Y3と逆方向にスライドし、摩擦分離パッド40の係合アーム46に対する係
合突起75の係合が外れ、摩擦分離パッド40は自由に動けるようになる。
そこで、摩擦分離パッド40は、図9に示したように、引っ張りコイルばね43の付勢
力により用紙後端方向に回動し、用紙挿入部11の用紙搬送経路を塞ぐ初期位置に復帰す
る。
従って、作業者は給紙する用紙に応じて給紙装置Mのパッド解放機構70を適宜操作し
、給紙が困難な用紙や搬送負荷が大きな用紙を手差しで下流の用紙搬送経路へ給紙するこ
とができ、スムーズな給紙作業を行うことができる。
更に、本実施形態のリリースレバー71は、摩擦分離パッド40の引っ張りコイルばね
43とは別の引っ張りコイルばね72によって該摩擦分離パッド40と非係合な方向に付
勢されており、図9に示したように、作業者がリリースレバー71を操作しない時には該
リリースレバー71が自動的に摩擦分離パッド40と非係合な状態となる。
そこで、リリースレバー71を戻し忘れたり、通常使用時における摩擦分離パッド40
の回動動作が該リリースレバー71の影響を受けることもなく、良好な小切手Sの分離・
供給を行うことができる。勿論、リリースレバー71のガタつきや摩擦分離パッド40に
対する干渉を考慮する必要がない場合には、引っ張りコイルばね72を省略して、リリー
スレバー71を摩擦分離パッド40の引っ張りコイルばね43により付勢するように構成
することもできる。
上述したように、本実施形態の給紙装置Mによれば、用紙挿入部11において先端の位
置が給送方向手前側にある小切手Sについても、1個の前記給紙ローラ20で確実に引き
込んで送り出すことができるようになる。即ち、多少先端が揃っていない場合であっても
、小切手Sを安定給送することが可能になる。
従って、複数のローラを使用する場合と比べて、機構を簡略化・小型化することができ
る。また、重力を利用して小切手Sの先端を揃えるものではないから、小切手Sの先端を
水平に向けて小切手Sを立置きする場合にも対応することが容易であり、設置姿勢を特に
選ばずに、プリンタやデータ読み込み装置等の各種機器に搭載することができる。
図11は上記実施形態の給紙装置Mを組み込んだ場合のデータ読み込み装置Pの平面レ
イアウト図である。
このデータ読み込み装置Pでは、U字形にレイアウトした第1の搬送経路101の入口
部分に前記実施形態の給紙装置Mが配置され、第1の搬送経路101の途中の適宜箇所に
給紙ローラ102,103,104が配置され、出口部分に排出ローラ105が配置され
ている。また、U字形の第1の搬送路101の中間直線部101Aに読み取り処理部(ス
キャナ)110,120が配置されている。また中間直線部101Aの延長線上には、中
間直線部101Aを共用することで直線的な第2の搬送経路112を構成する直線搬送路
112Aが接続されている。
そして、このデータ読み込み装置Pでは、給送装置Mから小切手Sを送り出すと、立っ
た姿勢のままU字形の搬送経路101に沿って小切手Sが移動し、途中、読み取り処理部
(スキャナ)110,120で小切手S上に記録されたデータが読み取られる。また、免
許証やIDカード等の剛性の高いカードを読み取る場合は、第2の搬送経路112を使用
してカードを移動させることにより、読み取り処理部110,120でカード上のデータ
を読み取ることができる。
この例のように、立ち姿勢で複数枚の小切手Sをセットし、その姿勢のまま水平方向に
小切手Sを送り出す場合、小切手Sの先端位置がばらつくことが多いが、多少ばらついて
いても、本実施形態の給紙装置Mによれば、小切手Sを確実に送り出すことができる。従
って、単純な機構でありながら、設置姿勢を選ばず、給紙の信頼性を確保することができ
る。又、上述したように、読み取り処理部110,120をクリーニングする為のクリー
ニングシートCを給紙装置Mから給紙することもでき、読み取り処理部110,120の
読み取り性能を良好に維持することができる。
尚、本発明の給紙装置における用紙挿入部、給紙ローラ、押圧部材、押圧部材制御機構
、摩擦分離パッド、パッド解放機構、操作部材及び付勢部材等の構成は、上記実施形態の
構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは勿
論である。
例えば、上記実施形態における操作部材は、用紙搬送方向とほぼ平行な方向に摺動自在
なリリースレバー71により構成したが、回動自在に設けた回動レバーによって摩擦分離
パッドを解放位置に移動させるように構成することもできる。
又、上記実施形態における押圧部材30は、給紙ローラ20の回転中心軸Oと平行な支
軸33を中心に自由端側が揺動できるように構成したが、給紙ローラ20の回転中心軸O
に対して押圧面が平行に進退動するように構成することもできる。
本発明の一実施形態に係る給紙装置の概略構成を示す平面図である。 図1に示した給紙装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。 図1に示した給紙装置の主要部を別方向から見た分解斜視図である。 図1に示した給紙装置の主要部の構成を示す組立斜視図である。 図1に示した主要部品の位置関係を示す説明図であり、摩擦分離パッドが初期位置に待機している状態を示す平面図である。 図5に示した主要部品の作用を説明する説明図であり、給紙ローラが用紙を送り出している状態を示す平面図である。 図6に示した主要部品の次の動作段階を説明する説明図であり、給紙ローラの円弧部が摩擦分離パッドを通過した状態を示す平面図である。 図5に示したパッド解放機構を操作して摩擦分離パッドを解放位置に移動させた状態を示す平面図である。 図5に示したパッド解放機構の主要部品の位置関係を示す説明図である。 図8に示したパッド解放機構の主要部品の位置関係を示す説明図である。 図1に示した給紙装置を搭載したデータ読み込み装置の平面レイアウトを概略的に示す構成図である。
符号の説明
11…用紙挿入部、20…給紙ローラ、23…円弧部、24…弦部、30…押圧部材、3
7…押圧部材制御機構、40…摩擦分離パッド、41…パッド面、44…延長部、46…
係合アーム、70…パッド解放機構、71…リリースレバー(操作部材)、72…引っ張
りコイルばね(付勢部材)、75…係合突起、M…給紙装置、S…小切手(用紙)

Claims (3)

  1. 複数枚の用紙を収容保持する用紙挿入部と、
    外周面が円弧部及び弦部を有する扇形状に形成されて回転駆動される給紙ローラと、
    前記用紙挿入部を挟んで前記給紙ローラの外周面と対向する位置に配置され、前記用紙
    を前記給紙ローラの外周面に向けて弾性付勢する押圧部材と、
    前記給紙ローラの弦部が前記用紙挿入部を挟んで前記押圧部材と対向する際に、前記押
    圧部材を前記給紙ローラから離間する位置に変位させる押圧部材制御機構と、
    前記押圧部材よりも前記用紙挿入部における下流側に配置され、前記用紙の先端に対す
    る接触角度を変えることができるように回動自在とされると共に用紙後端側に向けて弾性
    付勢された摩擦分離パッドと、
    前記用紙挿入部の用紙搬送経路を解放する解放位置に前記摩擦分離パッドを移動させる
    パッド解放機構と、
    を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記パッド解放機構が、前記摩擦分離パッドに係合して該摩擦分離パッドを前記解放位
    置に移動させる操作部材と、前記摩擦分離パッドと非係合な方向に前記操作部材を弾性付
    勢する付勢部材と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記摩擦分離パッドが、前記給紙ローラの円弧部に弾性接触することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207952A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Seiko Epson Corp 媒体送り出し装置および媒体処理装置
JP2012041118A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Canon Electronics Inc シート給送装置、シート給送方法、画像読取装置、及び画像形成装置

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