JP2008128659A - 情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の車載機と情報提供センタとが通信可能に構成された情報提供システムにおいて、訪問先施設を案内する際に実際に人気がある施設を案内できるようにする。
【解決手段】情報提供システム1において、車載機10から要求信号を受けると、センタ30は、センタ処理にて、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問者の情報に基づいて、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出する。そして、抽出した訪問先情報を車載機10に対して送信する。従って、センタ30は、訪問先情報の中から訪問者数が多い施設の情報を車載機10に提供することができるので、車載機10のユーザに対して人気のある施設の情報を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の車載機と、情報提供センタとが通信可能に構成された情報提供システムに関する。
従来、上記情報提供システムとして、車載機が、車載機そのものの情報や、この車載機の使用者の情報を情報提供センタに送信し、情報提供センタが、受信したこれらの情報に基づいて使用者の嗜好を推定し、この使用者の嗜好に合致したコンテンツを提供するものが知られている。
特開2005−339279号公報
しかしながら、上記情報提供システムでは、個々の使用者の嗜好を推定するのみであるので、使用者の嗜好が変化しなければ、いつも同じコンテンツばかりを提供することになる。特に、例えば、使用者にお勧めの訪問先施設を案内する場合には、使用者の嗜好が変化しない限り、いつも同じ施設ばかりを案内することになる。
また、このようにお勧めの訪問先施設を案内する場合には、公共施設等のありふれた施設や、情報を提供するスポンサの店舗等の施設を案内することになるので、実際に人気がある施設を案内することはできない。
そこで、このような問題点を鑑み、複数の車載機と情報提供センタとが通信可能に構成された情報提供システムにおいて、訪問先施設を案内する際に実際に人気がある施設を案内できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の情報提供システムにおいて、情報提供センタは、車載機から要求信号を受けると、抽出手段が、予め複数の施設とこれらの各施設を訪れた訪問者の情報とが対応付けられた訪問先情報を記録した訪問先情報記憶手段に記録された訪問者の情報に基づいて、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出する。そして、訪問先情報送信手段が抽出された訪問先情報を車載機に対して送信する。
従って、このような情報提供システムによれば、情報提供センタは、訪問先情報の中から訪問者数が多い施設の情報を車載機に提供することができるので、車載機の使用者に対して人気のある施設の情報を提供することができる。
また、訪問先情報記憶手段は、情報提供センタに設けられているので、訪問先情報を更新する際には、訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報のみを更新するだけで、以後全ての車載機に更新された情報を提供することができる。
ところで、請求項1に記載の情報提供システムにおいては、請求項2に記載のように、少なくとも一部の車載機は、この車載機を搭載した車両の現在地を検出する現在地検出手段と、少なくとも検出された現在地の情報を情報提供センタに送信する車載機情報送信手段と、を備え、情報提供センタは、少なくとも複数の施設の位置情報を含む施設情報を地図情報に対応付けて記憶した地図情報記憶手段と、車載機から現在地の情報を受けると、現在地に近接する施設情報を地図情報記憶手段から抽出し、この施設情報を車載機の使用者が訪問した訪問先施設として設定する訪問先施設設定手段と、設定された訪問先施設の情報に基づいて訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新する更新手段を備えていてもよい。
このような情報提供システムによれば、情報提供センタは、車載機より受信した現在地の情報に基づいて、近接する施設を車載機の使用者が訪問した施設であるものとして訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新することができる。よって、車載機の使用者に対して常に最新の施設情報を提供することができる。
また、請求項1に記載の情報提供システムにおいては、請求項3に記載のように、少なくとも一部の車載機は、前述の現在地検出手段および地図情報記憶手段と、車両の現在地に近接する施設情報を地図情報記憶手段から抽出し、この施設情報を車載機の使用者が訪問した訪問先施設として設定する訪問先施設設定手段と、少なくとも訪問先施設の情報を情報提供センタに送信する車載機情報送信手段と、を備え、情報提供センタは、車載機から訪問先施設の情報を受けると、この訪問先施設の情報の情報に基づいて訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新する更新手段を備えていてもよい。
このような情報提供システムによれば、情報提供センタは、車載機より受信した訪問先施設の情報を車載機の使用者が訪問した施設の情報であるものとして、訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新することができる。よって、車載機の使用者に対して常に最新の施設情報を提供することができる。
さらに、請求項2または請求項3に記載の情報提供システムにおいては、請求項4に記載のように、車載機情報送信手段は、車両の現在地の情報および車載機の使用者の特徴を表す属性情報も情報提供センタに送信し、更新手段は、車載機から受信した属性情報と訪問先施設の情報とを対応付けて訪問先情報として訪問先情報記憶手段に記録し、要求手段は、要求信号とともに車載機の使用者の特徴を表す属性情報も情報提供センタに対して送信し、抽出手段は、訪問先情報記憶手段から、属性情報の少なくとも一部が一致し、かつ閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出するようにされていてもよい。
このような情報提供システムによれば、属性情報の少なくとも一部が一致する訪問先情報のみを車載機に送信することができるので、車載機の使用者の属性に応じた施設情報を提供することができる。
なお、属性情報としては、例えば、使用者の性別、年齢、居住地、家族構成等の個人情報、或いは、車載機が搭載された車両の名称(車種)、年式、走行距離等の車両情報等の各種情報が挙げられる。
また、請求項2〜請求項4の何れかに記載の情報提供システムにおいては、請求項5に記載のように、車載機情報送信手段は、車載機を識別する識別子も情報提供センタに送信し、情報提供センタは、車載機より受信した現在地の情報および識別子に基づいて、この車載機における訪問先施設を監視する訪問先監視手段を備え、更新手段は、訪問先監視手段により監視された訪問先施設の訪問順序を訪問先情報として訪問先情報記憶手段に記録し、施設情報要求手段は、基準となる施設を指定した要求信号である指定要求信号を情報提供センタに対して送信可能に構成され、抽出手段は、指定要求信号を受けると、訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報のうち、指定要求信号により指定された施設の次に訪問された施設に関する訪問先情報であって、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出するように構成されていてもよい。
このような情報提供システムによれば、情報提供センタは、基準となる施設を指定した指定要求信号を受信した場合に、指定された施設の次に多くの者が訪問した施設の情報を訪問先情報として提供することができる。
よって、指定された施設の次に訪問する施設としてお勧めの施設を案内することができる。
なお、本発明(請求項5)においては、基準となる施設が指定されなかった場合には、車載機が搭載された車両の現在地に近接した施設が指定されたものとみなすこともできる。
この場合において、地図情報記憶手段が車載機側に備えられている場合には、車載機は現在地の情報に基づいて該現在地に近接する施設情報を地図情報記憶手段から抽出し、この施設情報を車載機の使用者が指定した施設として設定すればよい。
また、前述の地図情報記憶手段が情報提供センタ側に備えられている場合には、車載機は現在地の情報を情報提供センタに送信し、情報提供センタでは、車載機から現在地の情報を受けると、該現在地に近接する施設情報を地図情報記憶手段から抽出し、この施設情報を車載機の使用者が指定した施設として設定すればよい。
さらに、請求項5に記載の情報提供システムにおいては、請求項6に記載のように、情報提供センタは、訪問先監視手段が1つの車載機を連続して監視する連続監視時間を、予め設定された許可時間以内に制限する制限手段を備えていてもよい。
このような情報提供システムによれば、1つの車載機を連続して監視する連続監視時間を許可時間以内に制限することができるので、収集した情報から個人が特定され難くすることができる。よって、車載機のユーザのプライバシを保護することができる。
また、請求項1〜請求項6の何れかに記載の情報提供システムにおいては、請求項7に記載のように、抽出手段によって複数の施設が抽出された場合に、予め設定された順序設定条件に基づいて複数の施設を訪問する訪問順序を設定する訪問順序設定手段を備えていてもよい。
このような情報提供システムによれば、抽出した複数の施設を設定された順序で案内することができる。よって、お勧めコース(経路)を車載機に提供することができる。
なお、情報提供センタに訪問順序設定手段が備えられている場合には、訪問先情報送信手段が、訪問順序設定手段により設定された訪問順序とともに、訪問先情報を送信するようにすればよい。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、情報提供システム1の概略構成を示すブロック図である。
情報提供システム1は、乗用車等の複数の車両にそれぞれ搭載された複数の車載機10と、センタ30とが、夫々備えられた通信部17,34を介して通信可能に接続されて構成されている。
なお、図1においては、複数の車載機10のうち、1つの車載機10のみを表示している。また、各通信部17,34間の通信は、例えば、直接無線接続することにより実施されてもよいし、携帯電話を利用した電話回線網や無線LANを利用したインターネット網等の広域ネットワーク網を介して実施されてもよい。
情報提供システム1における車載機10は、制御部11と、履歴収集部12と、個人情報DB(データベース)13と、地図情報DB14と、入力部15と、表示部16と、通信部17と、を備えている。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等を備えた周知のマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに格納されたプログラムに応じて、後述するプローブ情報送信処理、お勧め施設表示処理、お勧めコース設定処理等の各種処理を実行する。
履歴収集部12には、当該車載機10を搭載した車両のユーザが訪問した訪問先施設の情報または車両の位置情報が時刻と対応付けて記録される。なお、この履歴収集部12に記録された情報は、後述するプローブ情報送信処理において送信される。また、この履歴収集部12に記録された情報は、プローブ情報送信処理にて送信されると削除されるようにしてもよい。
個人情報DB13には、車載機10のユーザの年齢、性別、未婚/既婚、同居家族構成、居住地域、職業などの情報が記録されている。ただし、車載機10のプライバシを保護するために、ユーザの氏名や住所等、ユーザを特定する情報は含まない。
地図情報DB14には、地図情報や施設情報が緯度経度の情報と対応付けて記録されている。
入力部15は、車載機10のユーザが各処理を開始するための指令を入力するためのインタフェースとして構成されている。具体的には、キーボードやポインティングデバイス、或いはタッチパネルやマイクとして構成されている。
表示部16は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)として構成されており、制御部11からの表示指令に基づく画像を表示させる。
次に、センタ30は、処理部31と、地図情報・立ち寄り情報DB32と、プローブ情報DB33と、通信部34とを備えている。
地図情報・立ち寄り情報DB32には、複数の施設の位置情報を含む施設情報が地図情報に対応付けて記録されている。また、地図情報・立ち寄り情報DB32には、各車載機10のユーザが訪問した施設の情報(訪問先情報:施設名、訪問日時、訪問者数、訪問順序の情報等)が記録される。
プローブ情報DB33には、車載機10から受信したプローブ情報が記録される。なお、プローブ情報とは、車載機10が保持するデータ全般を表し、具体的には、車載機10のユーザの個人情報、車両の状態や車両の識別番号等を表す車両情報、車両の走行履歴(移動履歴(位置情報の履歴)や訪問先の情報)等を表す車載機情報等がこれに該当する。
通信部34は、複数の車載機10と通信を実施するとともに、インターネット網5を介して他のWEBサーバ(例えば検索エンジン)との通信も実施する。
処理部31は、CPU、ROM、RAM等を備えた周知のマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに格納されたプログラムに応じて、後述するセンタ処理を実行する。
次に、車載機10からセンタ30に対してプローブ情報を送信する処理について図2(a)を用いて説明する。図2(a)は車載機10の制御部11が実行するプローブ情報送信処理を示すフローチャートである。
プローブ情報送信処理においては、まず、前回の情報送信(S130の処理)を実施してから予め設定された所定時間(例えば5分)が経過したか否かを判定する(S110)。所定時間が経過していなければ(S110:NO)、所定時間が経過するまでS110の処理を繰り返す。
所定時間が経過していれば(S110:YES)、センタ30との通信状態を検出し、センタ30と通信できる状態であるか否かを判定する(S120)。センタ30と通信できる状態でなければ(S120)、S110の処理に戻る。
また、センタ30と通信できる状態であれば(S120:YES)、プローブ情報をセンタ30に対して送信し(S130)、プローブ情報送信処理を終了する。なお、履歴収集部12に記録された情報をセンタ30に対して送信する際には、未送信の情報のみを送信するようにしてもよい。
次に、センタ30の処理について図2(b)を用いて説明する。図2(b)はセンタ30の処理部31が実行するセンタ処理を示すフローチャートである。
このセンタ処理においては、車載機10からプローブ情報を取得することにより、車載機10を搭載した車両が、どのような施設から他の施設へ移動したのかといった情報を収集する処理、および車載機10からの要求に応じて、検索結果の並び替えやお勧め・定番コースを提供する処理を実施する。
具体的には、まず、車載機10からプローブ情報または立ち寄り情報要求を受信したか否かを判定する(S210,S220)。
立ち寄り情報要求を受信していれば(S220:YES)、地図情報・立ち寄り情報DB32から要求に応じたデータを抽出し、要求を送信した車載機10に対して抽出したデータを送信する(S230)。より具体的には、車載機から立ち寄り情報要求(要求信号)を受けると、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問者の情報を参照し、予め設定された閾値(例えば5人)よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出し、この訪問先情報を車載機10に対して送信する。
また、プローブ情報を受信していれば(S210:YES)、S240以下の処理にて、プローブ情報を蓄積・解析して、プローブ情報を送信した車載機10のユーザが立ち寄った店舗やこのユーザの一連の行動を、個人のプライバシを守った方法で収集する。なお、ユーザの一連の行動を把握するために、車載機10より受信した現在地の情報および車載機IDを利用する。
具体的には、収集したプローブ情報を送信した車載機10を特定できる車載機ID(または個人を特定できる情報)がプローブ情報DB33に記録されているか否かを判定する(S240)。
プローブ情報DB33に車載機IDが記録されていなければ(S240:NO)、受信した車載機ID(または個人を特定できる情報)に一時的に個人を特定できる一時個人IDを割り振る(S250)。
S240にてプローブ情報DB33に車載機IDが記録されている場合(S240:YES)、およびS250の処理が終了した場合には、一時個人ID毎にプローブ情報をプローブ情報DB33に記録する(S260)。なお、プローブ情報をプローブ情報DB33に記録する際には、一時個人ID毎に最後にプローブ情報DB33に記録した時間を記録しておく。
この処理が実施されると、地図情報・立ち寄り情報DB32には図3に示すようなデータが記録される。即ち、図3に示すように、地図情報・立ち寄り情報DB32には、特定の施設毎に、この施設を訪問したユーザが次に立ち寄った施設、その人数(訪問者数)、到着時刻や出発時刻、ユーザ(ドライバ)の個人情報(ユーザの年齢、性別、未婚/既婚、同居家族構成、居住地域、職業などの属性情報)が記録される。
続いて、図2(b)に戻り、S220の処理にてプローブ情報または立ち寄り情報要求を受信していなかった場合(S210:NO,S220:NO)、およびS230またはS260の処理を終了した場合には、プローブ情報の最終記録時間から一定時間以上(例えば8時間以上)経過したプローブ情報があるか否かを、一時個人ID毎に確認する(S270)。
プローブ情報の最終記録時間から一定時間以上経過したプローブ情報がなければ(S270:NO)、そのままセンタ処理を終了する。
また、プローブ情報の最終記録時間から一定時間以上経過したプローブ情報があれば(S270:YES)、これらのプローブ情報の記録結果から「どのような人(年齢層や性別等)がどこに立ち寄ったか」といったことを分析し、この分析結果を地図情報・立ち寄り情報DB32に記録する(S280)。
具体的には、車載機10から受信した車両の移動履歴(時刻と緯度経度を示す位置情報とが対応付けられたデータ)に基づいて、地図情報・立ち寄り情報DB32から車載機10のユーザが立ち寄った施設を検索・特定し、記録する。なお、ユーザが立ち寄ったか否かの判定は、例えば、車載機10の位置が所定時間(例えば10分間)以上変化しなかったか否かを検出することにより実現することができる。
続いて、一時個人IDを破棄し(S290)、センタ処理を終了する。
ここで、センタ処理において、S250の処理で車載機IDを一時個人IDに置き換えて情報収集を実施し、S290の処理で一時個人IDを破棄するのは、匿名性を高めることにより個人のプライバシを保護するためである。なお、例えばあるユーザがホテルに宿泊した場合、一定時間(ここでは8時間)経過した時点で、一時個人IDを破棄するので、前の日と翌日の対応は付かなくなるが、ユーザの行動が追跡されることにより、ユーザが特定されることを防止することができる。また、一時個人IDを一定時間で破棄することにより、個人IDと一時個人IDの変換テーブルの不要な増加も防ぐことができる。
次に、センタ30が車載機10にお勧め施設情報を提供し、車載機10がお勧め施設を表示する処理について図4を用いて説明する。図4は車載機10の制御部11が実行するお勧め施設表示処理を示すフローチャートである。
お勧め施設表示処理においては、まず、お勧め施設を検索する検索指令(基準となる施設を指定した検索指令または基準となる施設を指定しない検索指令)が入力されたか否かを判定する(S410,S420)。なお、検索指令の入力は、ユーザが入力部15を操作することにより実施される。お勧め施設を検索する検索指令が入力されていなければ(S410:NO,S420:NO)、S410,S420の処理を繰り返す。
また、基準となる施設を指定した検索指令が入力されていれば(S410:YES)、指定された施設を検索対象となる施設に指定し(S430)、S450以下の処理にて施設情報の検索を実施する。
また、基準となる施設を指定しない検索指令が入力されていれば(S420:YES)、現在、当該車載機10が立ち寄っている施設を確認し、この施設を検索対象となる施設に指定し(S440)、S450以下の処理に移行する。ここで、S440における当該車載機10が立ち寄っている施設を確認する処理は、現在地検出部18により検出された現在地の情報に基づいて、現在地に近接する施設情報を地図情報DB14から抽出し、この施設情報を車載機のユーザが指定した施設として設定するようにして実施される。
続いて、ユーザが指定した施設に立ち寄った他のユーザが、この施設以外に立ち寄っている施設を検索する(S450)。この処理においては、まず、指定した施設の情報を含む立ち寄り情報要求をセンタ30に送信する。そして、センタ30では前述のセンタ処理におけるS230の処理が実施され、立ち寄り情報が車載機10に送信される。
ここで、センタ30は立ち寄り情報として、指定した施設に関するデータの全てを無作為に送信する。
続いて、車載機10では、この立ち寄り情報(検索結果)を予め設定された所定の条件で並び替える(S460)。ここで、所定の条件とは、例えば、以下のようなものが挙げられる。なお、下記のうち、複数の条件を組み合わせて適用してもよい。
・条件1:立ち寄ったユーザ数が多い順。
・条件2:一定時間内に立ち寄られた施設で時間が早い順。
・条件3:一定距離内にある施設で距離が近い順。
・条件4:一定時間内に到着できる施設で到着時間が早い順。
・条件5:営業時間内に到着できる施設を、到着できない施設より上位にする。
・条件6:あらかじめ学習したユーザの嗜好にあっている施設を、あってない施設より上位にする。
・条件7:気象条件にあっている施設を、あってない施設より上位にする。
・条件8:指定エリア内の施設を、指定エリア外の施設より上位にする。
・条件9:個人の属性にあった施設を、あってない施設より上位にする。
・条件10:自宅までの帰り道で立ち寄れる施設を、立ち寄れない施設より上位にする。
・条件11:ユーザに指定された施設種別の施設を、指定外の施設より上位にする。
・条件12:ユーザに指定された個人属性の他のユーザが立ち寄った施設を、指定外の施設より上位にする。
このような処理を行うと、例えば図5(a)に示すように、立ち寄り施設名称と施設情報とが所定の順序で整列された検索結果が得られる。
続いて、施設情報の並び替え結果を順に表示部16に表示させ(S470)、お勧め情報表示処理を終了する。
ここで、表示部16への表示例としては、図5(b)に示すように、例えば、ユーザが施設Aを指定して、検索をした結果が、施設B50人、施設C100人、施設D5人、施設E30人というように表示部16に表示される。
なお、表示部16には、各施設の位置とともに電話番号や施設の特徴等の施設情報が表示される。表示部16にこのような画像が表示されると、ユーザは、表示された情報を見て、次の目的地を設定することになる。また、表示部16には、例えば距離、到着時間等の情報を併せて表示させてもよい。
なお、本実施形態において、地図情報・立ち寄り情報DB32は、本発明でいう訪問先情報記憶手段および地図情報記憶手段に相当し、現在地検出部18は現在地検出手段に相当する。また、車載機10の制御部11が実行するプローブ情報送信処理において、S130の処理は本発明でいう車載機情報送信手段に相当する。
また、車載機10の制御部11が実行するお勧め施設表示処理において、S450の処理は本発明でいう施設情報要求手段に相当し、お勧めコース設定処理において、S590〜S620の処理は、訪問順序設定手段に相当する。さらに、センタ30の処理部31が実行するセンタ処理において、S230の処理は本発明でいう抽出手段および訪問先情報送信手段に相当し、S260の処理は訪問先施設設定手段および更新手段に相当する。
また、このセンタ処理において、S240〜S260の処理は訪問先監視手段に本発明でいう相当し、S250,S270,S290の処理は制限手段に相当する。
以上のように詳述した情報提供システム1において、車載機10から要求信号を受けると、センタ30は、センタ処理にて、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問者の情報に基づいて、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出する。そして、抽出した訪問先情報を車載機10に対して送信する。
従って、このような情報提供システム1によれば、センタ30は、訪問先情報の中から訪問者数が多い施設の情報を車載機10に提供することができるので、車載機10のユーザに対して人気のある施設の情報を提供することができる。
また、地図情報・立ち寄り情報DB32は、センタ30に設けられているので、訪問先情報を更新する際には、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報のみを更新するだけで、以後全ての車載機10に更新された情報を提供することができる。
また、情報提供システム1において、各車載機10は、各車載機10を搭載した車両の現在地を検出する現在地検出部18を備えている。そして、各車載機10は、プローブ情報送信処理にて、少なくとも検出された現在地の情報をセンタ30に送信する。
一方、センタ30は、少なくとも複数の施設の位置情報を含む施設情報を地図情報に対応付けて記憶した地図情報・立ち寄り情報DB32を備えている。そして、センタ30は、車載機10から現在地の情報を受けると、センタ処理にて、現在地に近接する施設情報を地図情報・立ち寄り情報DB32から抽出し、この施設情報を車載機10のユーザが訪問した訪問先施設として設定し、設定した訪問先施設の情報に基づいて地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報を更新する。
従って、このような情報提供システム1によれば、センタ30は、車載機10より受信した現在地の情報に基づいて、車載機10のユーザが訪問した施設であるものとして地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報を更新することができる。よって、車載機10のユーザに対して常に最新の施設情報を提供することができる。
さらに、情報提供システム1において、車載機10は、プローブ情報送信処理にて、車載機10のユーザの特徴を表す属性情報もセンタ30に送信する。また、センタ30は、センタ処理にて、車載機10から受信した属性情報と訪問先施設の情報とを対応付けて訪問先情報として地図情報・立ち寄り情報DB32に記録する。また、センタ30は、車載機10からの要求を受けると、属性情報の少なくとも一部が一致し、かつ閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を地図情報・立ち寄り情報DB32から抽出する。
従って、このような情報提供システム1によれば、属性情報の少なくとも一部が一致する訪問先情報のみを車載機10に送信することができるので、車載機10のユーザの属性に応じた施設情報を提供することができる。
なお、属性情報としては、例えば、ユーザの性別、年齢、居住地、家族構成等の個人情報、或いは、車載機10が搭載された車両の名称(車種)、年式、走行距離等の車両情報等の各種情報が挙げられる。
また、情報提供システム1において、車載機10は、プローブ情報送信処理にて、車載機10を識別する識別子(車載機ID)もセンタ30に送信する。また、センタ30は、センタ処理にて、車載機10より受信した現在地の情報および識別子に基づいて、この車載機10における訪問先施設を監視する。また、センタ30はセンタ処理において監視した訪問先施設の訪問順序を訪問先情報として地図情報・立ち寄り情報DB32に記録する。
そして、車載機10がお勧め施設表示処理にて、基準となる施設を指定した要求信号である指定要求信号をセンタ30に対して送信すると、センタ30は、センタ処理にて、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報のうち、指定要求信号により指定された施設の次に訪問された施設に関する訪問先情報であって、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出する。
従って、このような情報提供システム1によれば、センタ30は、基準となる施設を指定した指定要求信号を受信した場合に、指定された施設の次に多くの者が訪問した施設の情報を訪問先情報として提供することができる。
よって、指定された施設の次に訪問する施設としてお勧めの施設を案内することができる。なお、本実施形態においては、基準となる施設が指定されなかった場合に、車載機10が搭載された車両の現在地に近接した施設が指定されたものとみなしている。
さらに、情報提供システム1において、センタ30は、センタ処理にて、1つの車載機10を連続して監視する連続監視時間を、予め設定された許可時間以内に制限している。特に本実施形態においては、車載機IDを車載機IDとは異なる識別子である一時個人IDに置換し、この一時個人IDにて情報収集を実施した後、所定時間後に一時個人IDを破棄するようにしている。
従って、このような情報提供システム1によれば、1つの車載機10を連続して監視する連続監視時間を許可時間以内に制限することができるので、収集した情報から個人が特定され難くすることができる。よって、車載機10のユーザのプライバシを保護することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、上記実施形態においては、車載機10が移動履歴をセンタ30に送信し、センタ30にて車載機10のユーザが立ち寄った施設を特定したが、車載機10にてユーザが立ち寄った施設を特定するようにしてもよい。
この場合には、各車載機10は、プローブ情報送信処理にて、車両の現在地に近接する施設情報を地図情報DB14から抽出し、この施設情報を車載機10のユーザが訪問した訪問先施設として設定し、訪問先施設の情報をセンタ30に送信するように構成される。
一方、センタ30は、センタ処理にて、車載機10から訪問先施設の情報を受けると、この訪問先施設の情報の情報に基づいて地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報を更新するよう構成される。
このようにしても、センタ30は、車載機10より受信した訪問先施設の情報に基づいて、地図情報・立ち寄り情報DB32に記録された訪問先情報を更新することができる。よって、車載機10のユーザに対して常に最新の施設情報を提供することができる。
また、上記実施形態においては、お勧め施設表示処理を実施することにより、ユーザに訪問する施設を選択させるように構成したが、お勧め施設表示処理に換えて、検索した施設を順に訪問するお勧めコースを設定するお勧めコース設定処理を実施するようにしてもよい。この処理について、図6を用いて説明する。図6は車載機10の制御部11が実行するお勧めコース設定処理を示すフローチャートである。
お勧めコース設定処理においては、まず、今いる施設または任意の施設を起点とするお勧めコースの提示を要求する(S510)。この処理の詳細は、図4におけるお勧め施設表示処理(図4)におけるS410〜S440の処理と同様の処理で実現できる。
続いて、どのような条件でお勧めコースで巡る施設を選択するかを示す選択条件、および移動距離や終了時刻等の移動条件を設定する(S520)。なお、この設定は、予めユーザが入力した条件に基づいて設定するようにしてもよいし、処理の度にユーザに条件を入力させるようにしてもよい。
ここで、上記選択条件としては以下のようなものが挙げられる。
・条件1:立ち寄った人数が最も多い施設。
・条件2:一定時間内に立ち寄られた施設で時間が最も早い施設。
・条件3:距離が最も近い施設。
・条件4:一定時間内に到着できる施設で到着時間が最も早い施設。
・条件5:営業時間内に到着できる施設。
・条件6:あらかじめ学習したユーザの嗜好に最もあっている施設。
・条件7:気象条件にあっている施設。
・条件8:指定エリア内の施設。
・条件9:個人の属性にあった施設。
・条件10:ユーザに指定された施設種別の施設。
・条件11:ユーザに指定された個人属性の他のユーザが立ち寄った施設。
なお、この条件の中から複数の条件を選択したり、例えば条件1を必ず選択される条件に設定したりするようにしてもよい。また、複数の条件を選択する場合には、各条件を適用する優先順位を設定するようにしてもよい。
また、移動条件としては以下のようなものが挙げられる。
・条件1:日時(○月○日の○○時まで等)
・条件2:距離(半径○Km以内等)
続いて、S450の処理と同様に、他のユーザが立ち寄った施設の情報を抽出し(S530)、センタ30から受信したデータ(施設情報)の中から、1つの施設情報を選択する(S540)。そして、選択した施設情報がS520の処理にて設定した条件(選択条件)に適合しているか否かを判定する(S550)。
選択した施設情報が条件に適合していれば(S550:YES)、全ての施設を選択したか否かを判定する(S570)。一方、S550にて選択した施設情報が条件に適合していなければ(S550:NO)、この施設に関する施設情報を削除し(S560)、全ての施設を選択したか否かを判定する(S570)。
何れかの施設を選択していなければ(S570:NO)、未選択の次の施設を選択し(S580)、S550の処理に戻る。また、全ての施設を選択していれば(S570:YES)、S570の処理の終了時点で複数の施設が特定されたか否かを判定する(S590)。
複数の施設が特定されていれば(S590:YES)、移動条件を参照し、特定された全ての施設を訪問可能か否かを判定する(S600)。全ての施設を訪問可能であれば(S600:YES)、特定した施設を巡るお勧めコースを設定し、このお勧めコースを表示し(S620)、お勧めコース表示処理を終了する。
S620の処理においては、
・立ち寄ったユーザ数が多い順
・トータルの移動距離が短い順
・営業時間内を考慮して、できるだけ多くの施設に立ち寄れる順
等の条件で、特定された複数の施設を並び替え、特定された施設を通過する経路を設定する。
また、全ての施設を訪問可能でなければ(S600)、所定条件で一部の施設情報を削除し(S610)、S620の処理を実施し、お勧めコース表示処理を終了する。なお、S610の処理における所定条件とは、
・立ち寄ったユーザ数が少ない施設
・トータルの移動距離が長くなる施設
等の条件が挙げられる。
また、S590の処理にて複数の施設が特定されなかった場合には(S590:NO)、そのままS620の処理を実施し、お勧めコース表示処理を終了する。なお、S590の処理にて、1つの施設も特定されなかった場合には、S620の処理にて「施設が特定されませんでした」等の表示を実施するようにしてもよいし、他のユーザの立ち寄り数が最も多い施設を設定するようにしてもよい。
ここで、この処理における表示部16への表示例を図7に示す。
例えば、ユーザは「営業時間内に到着できる施設」を選択条件として、10時に今いる施設Aからのお勧めコースの検索を要求し、移動条件は15時までとした。この場合において、車載機10は、まず施設Aの次によく立ち寄られている施設を検索し、施設B、C、Dの順に検索結果が得られた。
ここで、各施設の営業時間は、Bが20時まで、Cが16時まで、Dが17時までであった。トータルの移動距離が短い順にするために、最初に訪問する施設を施設Bから施設Cに変更し、施設A→施設C→施設B→施設Dに立ち寄る経路がひかれ、ユーザに表示された(図7参照)。
なお、例えば、施設Bの営業時間が営業時間内に到着できない時間(例えば、施設Bまでの所要時間が30分、営業時間が10時30分まで)に設定されていれば、施設Bは訪問する施設から除外されることになる。
また、情報提供システム1において、車載機10は、センタ30が複数の施設を抽出し、センタ30から複数の施設の情報を取得した場合に、お勧めコース設定処理にて、予め設定された順序設定条件に基づいて複数の施設を訪問する訪問順序を設定する。
従って、このような情報提供システム1によれば、抽出した複数の施設を設定された順序で案内することができる。よって、お勧めコース(経路)を車載機10に提供することができる。
なお、センタ30にてお勧めコース設定処理を実行してもよい。センタ30が、お勧めコース設定処理を実行する場合には、設定された訪問順序とともに、訪問先情報を送信するようにすればよい。
情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。 プローブ情報送信処理を示すフローチャート(a)、およびセンタ処理を示すフローチャート(b)である。 地図情報・立ち寄り情報DBに記録されるデータを示す説明図である。 お勧め施設表示処理を示すフローチャートである。 センタ処理による施設情報の検索結果を表形式にまとめた一例を示す説明図(a)、および検索結果に基づく表示部への表示例(b)である。 お勧めコース設定処理を示すフローチャートである。 お勧めコース表示処理を実施した際の表示部への表示例である。
符号の説明
1…情報提供システム、5…インターネット網、10…車載機、11…制御部、12…履歴収集部、13…個人情報DB、14…地図情報DB、15…入力部、16…表示部、17…通信部、18…現在地検出部、30…センタ、31…処理部、32…地図情報・立ち寄り情報DB、33…プローブ情報DB、34…通信部。

Claims (7)

  1. 複数の車載機と、情報提供センタとが通信可能に構成された情報提供システムであって、
    前記各車載機は、
    施設情報を要求する要求信号を前記情報提供センタに対して送信する施設情報要求手段、
    を備え、
    前記情報提供センタは、
    予め複数の施設とこれらの各施設を訪れた訪問者の情報とが対応付けられた訪問先情報を記録した訪問先情報記憶手段と、
    前記車載機から前記要求信号を受けると、前記訪問先情報記憶手段に記録された訪問者の情報に基づいて、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された訪問先情報を前記車載機に対して送信する訪問先情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記少なくとも一部の車載機は、
    当該車載機を搭載した車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
    少なくとも前記現在地検出手段により検出された現在地の情報を前記情報提供センタに送信する車載機情報送信手段と、
    を備え、
    前記情報提供センタは、
    少なくとも複数の施設の位置情報を含む施設情報を地図情報に対応付けて記憶した地図情報記憶手段と、
    前記車載機から前記現在地の情報を受けると、該現在地に近接する施設情報を前記地図情報記憶手段から抽出し、当該施設情報を前記車載機の使用者が訪問した訪問先施設として設定する訪問先施設設定手段と、
    前記訪問先施設設定手段により設定された訪問先施設の情報に基づいて前記訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新する更新手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記少なくとも一部の車載機は、
    当該車載機を搭載した車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
    少なくとも複数の施設の位置情報を含む施設情報を地図情報に対応付けて記憶した地図情報記憶手段と、
    前記現在地検出手段によって検出された車両の現在地に近接する施設情報を前記地図情報記憶手段から抽出し、当該施設情報を当該車載機の使用者が訪問した訪問先施設として設定する訪問先施設設定手段と、
    少なくとも前記訪問先施設の情報を前記情報提供センタに送信する車載機情報送信手段と、
    を備え、
    前記情報提供センタは、
    前記車載機から前記訪問先施設の情報を受けると、該訪問先施設の情報の情報に基づいて前記訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報を更新する更新手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記車載機情報送信手段は、前記現在地検出手段によって検出された車両の現在地の情報および前記車載機の使用者の特徴を表す属性情報も前記情報提供センタに送信し、
    前記更新手段は、前記車載機から受信した属性情報と訪問先施設の情報とを対応付けて前記訪問先情報として前記訪問先情報記憶手段に記録し、
    前記要求手段は、前記要求信号とともに当該車載機の使用者の特徴を表す属性情報も前記情報提供センタに対して送信し、
    前記抽出手段は、前記訪問先情報記憶手段から、前記属性情報の少なくとも一部が一致し、かつ前記閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出すること、
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記車載機情報送信手段は、前記車載機を識別する識別子も前記情報提供センタに送信し、
    前記情報提供センタは、
    前記車載機より受信した現在地の情報および識別子に基づいて、前記訪問先施設設定手段によって設定された当該車載機における訪問先施設を監視する訪問先監視手段、
    を備え、
    前記更新手段は、前記訪問先監視手段により監視された訪問先施設の訪問順序を前記訪問先情報として前記訪問先情報記憶手段に記録し、
    前記施設情報要求手段は、基準となる施設を指定した要求信号である指定要求信号を前記情報提供センタに対して送信可能に構成され、
    前記抽出手段は、前記指定要求信号を受けると、前記訪問先情報記憶手段に記録された訪問先情報のうち、前記指定要求信号により指定された施設の次に訪問された施設に関する訪問先情報であって、予め設定された閾値よりも訪問者数が多い訪問先情報を抽出すること
    を特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の情報提供システム。
  6. 前記情報提供センタは、
    前記訪問先監視手段が1つの車載機を連続して監視する連続監視時間を、予め設定された許可時間以内に制限する制限手段、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 前記抽出手段により複数の施設が抽出された場合に、予め設定された順序設定条件に基づいて前記複数の施設を訪問する訪問順序を設定する訪問順序設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の情報提供システム。
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