JP2016161998A - 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム - Google Patents

目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016161998A
JP2016161998A JP2015037460A JP2015037460A JP2016161998A JP 2016161998 A JP2016161998 A JP 2016161998A JP 2015037460 A JP2015037460 A JP 2015037460A JP 2015037460 A JP2015037460 A JP 2015037460A JP 2016161998 A JP2016161998 A JP 2016161998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
penalty
recommendation
user
congestion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015037460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6416657B2 (ja
Inventor
加藤 恒夫
Tsuneo Kato
恒夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2015037460A priority Critical patent/JP6416657B2/ja
Publication of JP2016161998A publication Critical patent/JP2016161998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6416657B2 publication Critical patent/JP6416657B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】客観的な統計値の他、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供する。
【解決手段】サーバ1から、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する受信部21と、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出する所要時間ペナルティ計算部25、混雑度ペナルティ計算部31、および訪問済みペナルティ計算部41と、前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部23と、前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UI29と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラムに関する。
従来から、車載ナビゲーション装置において、目的地を推薦したり、目的地への経路においてユーザの関心の惹きそうなPOIを推薦する技術が開示されている。
特許文献1では、ユーザの行動履歴情報から現在地がプライベートPOI(Point Of Interest)であるかパブリックPOIであるかを判別する技術を提供するとともに、現在地から目的地に至るまでの移動の際に立ち寄るパブリックPOIを、ユーザの時空間制限を考慮して推薦する技術が開示されている。
また、特許文献2では、デジタル放送で配信されるPOI情報に対して、ユーザが関心を示す地点に関するPOI情報を取捨選択して提示する方式を提案している。
また、特許文献3では、ユーザに対して、ユーザの状況、ユーザの車両の状況および車の周囲の状況に応じたコンテンツを適切なタイミングで提示するために、ユーザ情報、プローブ情報、カーナビ情報を車載端末において収集し、これらに基づきユーザコンテンツおよび環境コンテンツを記録し、これらのコンテキストからコンテンツ検索条件を抽出し、サーバにおいてコンテンツを検索し、提供する技術を開示している。
また、特許文献4では、ユーザの現在位置を基準とした地域別情報をリアルタイムに取得し、地域別情報が天気予報、渋滞情報、各種店舗や施設、観光スポット等の地点の位置、営業時間、価格または使用可否などの利用箇所の属性データからなり、受信したPOI情報をカテゴリー別に選別するカテゴリー選別手段と、価格や到達時間などの推薦条件に従って推薦度を決定する推薦度決定手段を設けて、ディスプレイに表示する技術を開示している。
また、非特許文献1では、プローブカーデータを用いて観光旅行者の行動をモデル化している。即ち、観光旅行者が似たようなルートを辿ることから、ルートに関する統計情報に基づき、現在の地点から次の地点を推薦する。
特開2011−154004号公報 特開2009−133662号公報 特開2005−339279号公報 特開2006−184030号公報
電子情報通信学会2013年総合大会「プローブカーデータを用いた旅行行動のモデル化」(田村、京大)
しかしながら、特許文献1および特許文献2では、目的地への経路においてユーザの関心を惹きそうなPOIを推薦するものにとどまり、目的地を推薦することができない。
また、特許文献3では、ユーザ情報、プローブ情報、カーナビ情報を車載端末において収集し、これらに基づきユーザコンテンツおよび環境コンテンツを記録し、これらのコンテキストからコンテンツ検索条件を抽出し、サーバにおいてコンテンツを検索するものであるが、複数の候補地のうち、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを考慮して目的地の推薦を行なうわけではない。このため、ユーザに対してユーザの状況や嗜好に応じた目的地の推薦をすることは、考慮されていない。
また、特許文献4では、目的地を推薦する技術が開示されているが、到着時刻と営業時間の関係、価格、または天気予報などの情報から条件に合う目的地を推薦するにとどまり、多数の候補地の中から、一般的な利用者に対して自動的に適切な優先順位で目的地を選定・推薦する方式が示されていない。
また、非特許文献1では、車載端末の経路の履歴データから次の目的地を予測するのみであり、一般的な統計情報をもとに目的地を表示することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、行楽地の基本的な推薦度を、多数の目的地推薦装置における目的地設定の総数に応じて定量的に定義する一方、ユーザによって異なる主要な要因を、所要時間に関するペナルティ、混雑に対する許容度のペナルティ、および既に訪れたことがあるかどうかに関するペナルティとしてモデル化し、各ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦することができる目的地推薦装置、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦装置であって、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する受信部と、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出するペナルティ計算部と、前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部と、前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UIと、を備えることを特徴とする。
このように、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得し、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出し、取得した集計データおよび算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出し、算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力するので、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(2)また、前記ペナルティ計算部は、自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出する所要時間ペナルティ計算部と、前記取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出する混雑度ペナルティ計算部と、自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出する訪問済みペナルティ計算部と、を備え、前記総合推薦度スコア計算部は、前記取得した集計データおよび前記所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする。
このように、ペナルティ計算部は、自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出し、取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出し、自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出し、総合推薦度スコア計算部は、取得した集計データおよび所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出するので、ユーザが実際に目的地を検索および決定する際に、大きく影響すると考えられる個人的要因、つまり所要時間、混雑に対する許容度、および既に訪れたことがある場所かどうかをユーザ毎に考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(3)また、前記集計データは、各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むことを特徴とする。
このように、集計データは、各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むので、各目的地における観光客数および動員数などの客観的な指標を考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(4)また、前記所要時間ペナルティ計算部は、出発地から目的地までの所要時間に対する単調増加関数を用いて所要時間ペナルティを算出し、前記総合推薦度スコア計算部は、前記所要時間ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする。
このように、所要時間ペナルティ計算部は、出発地から目的地までの所要時間に対する単調増加関数を用いて所要時間ペナルティを算出し、総合推薦度スコア計算部は、所要時間ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出するので、個人毎に異なる所要時間を考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(5)また、前記混雑度ペナルティ計算部は、目的地の混雑度に対する単調増加関数を用いて混雑度ペナルティを算出し、前記総合推薦度スコア計算部は、前記混雑度ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする。
このように、混雑度ペナルティ計算部は、目的地の混雑度に対する単調増加関数を用いて混雑度ペナルティを算出し、総合推薦度スコア計算部は、混雑度ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出するので、目的地毎に異なる混雑度を考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(6)また、前記単調増加関数は、上に凸の曲線で表わされることを特徴とする。
このように、単調増加関数は、上に凸の単調増加曲線で表すことにより、広いスケールを持つ観光客数等の数値を狭いスケールに変換してユーザに提示することができる。
(7)また、前記算出した総合推薦度スコアおよびユーザによる選択結果に基づいて、前記各ペナルティに対するパラメータを補正することを特徴とする。
このように、算出した総合推薦度スコアおよびユーザによる選択結果に基づいて、各ペナルティに対するパラメータを補正するので、各ユーザによって異なる状況や嗜好の影響を最適化し、推薦の精度を高めることができ、各ユーザに適した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(8)また、本発明のサーバは、(1)から(7)のいずれかに記載の目的地推薦装置に、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを送信するサーバ装置であって、複数のユーザ端末から目的地設定データを取得し、前記目的地設定データから、時期に関する区分的平均または時期に関する移動平均により一日平均目的地設定数を算出する基本推薦度スコア・混雑度算出部を備えることを特徴とする。
このように、複数のユーザ端末から目的地設定データを取得し、目的地設定データから、時期に関する区分的平均または時期に関する移動平均により一日平均目的地設定数を算出するので、季節や時期、更に指定した期間毎に集計された推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(9)また、前記基本推薦度スコア・混雑度算出部は、さらに天候情報を取得し、前記天候情報を用いて、天候毎の一日平均目的地設定数を取得し、当日の天候情報に基づいて、基本推薦度スコアを算出することを特徴とする。
このように、基本推薦度スコア・混雑度算出部は、さらに天候情報を取得し、天候情報を用いて、天候毎の一日平均目的地設定数を取得し、当日の天候情報に基づいて、基本推薦度スコアを算出するので、目的地の天候状況を考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(10)また、本発明の目的地推薦システムは、サーバ装置が収集した集計情報に基づいて、目的地推薦装置がユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦システムであって、前記サーバ装置は、複数のユーザ端末で設定された目的地設定データを収集する目的地設定データベースと、各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むデータを集計する基本推薦度スコア・混雑度計算部と、を備え、前記目的地推薦装置は、前記サーバから、前記集計データを取得する受信部と、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出するペナルティ計算部と、前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部と、前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UIと、を備えることを特徴とする。
このように、前記サーバ装置が、複数のユーザ端末で設定された目的地設定データを収集し、各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むデータを集計し、目的地推薦装置が、サーバから、前記集計データを取得し、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出し、取得した集計データおよび算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出し、算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力するので、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(11)また、本発明のプログラムは、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦プログラムであって、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する処理と、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出する処理と、前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する処理と、前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する処理と、を含む一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦プログラムであって、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得し、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出し、取得した集計データおよび算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出し、算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力するので、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することが可能となる。
(12)また、上記記載のプログラムは、自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出する処理と、前記取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出する処理と、自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出する処理と、前記取得した集計データおよび前記所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する処理を、更に含むことを特徴とする。
このように、自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出し、取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出し、自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出し、取得した集計データおよび所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出するので、ユーザが実際に目的地を検索および決定する際に、大きく影響すると考えられる個人的要因、つまり所要時間、混雑に対する許容度、および既に訪れたことがある場所かどうかをユーザ毎に考慮した推薦目的地情報を提供することが可能となる。
本発明によれば、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得し、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出し、取得した集計データおよび算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出し、算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力するので、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することが可能となる。
本実施形態に係る車載ナビシステムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る車載ナビアプリの動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車載ナビアプリの表示画面の一例である。 本実施形態に係る推薦行楽地情報の表示画面の一例である。 本実施形態に係るサーバの動作例を示すフローチャートである。
本発明者は、推薦目的地情報を適用するにあたり、客観的判断の指標となる観光客数や動員数、そしてユーザによって異なる個人的要因が総合的に考慮されていないことに着目し、各ユーザ端末から収集した目的地設定データを各ユーザの状況や嗜好に応じたペナルティを用いて補正することによって、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することができることを見出し、本発明をするに至った。
すなわち、本発明の目的地推薦装置は、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦装置であって、サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する受信部と、ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出するペナルティ計算部と、前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部と、前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UIと、を備えることを特徴とする。
これにより、本発明者は、利用者個人のおかれた状況や判断基準が考慮された推薦目的地情報を提供することを可能とした。以下、本発明の実施形態について、車載ナビシステムに適用した例を用いて説明する。本願発明は、車載ナビアプリに限らず、携帯端末装置においても、実装可能である。
図1は、車載ナビシステムの概略構成を示すブロック図である。この車載ナビシステムは、サーバ1および複数の車載ナビアプリ3から構成される。サーバ1は、目的地設定データベース7および基本推薦度スコア・混雑度計算部9を備える。目的地設定データベース7は、各車載ナビアプリ3から送信された目的地設定データを集約する。その際に、日付も併せて記録する。観光地の基本的な推薦度の時期的な変化を反映するために、基本推薦度スコア・混雑度計算部9は、目的地設定の総数を目的地毎に集計し、時期に関する区分的平均、または時期に関する移動平均によって一日平均目的地設定数を算出し、一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび混雑度を算出し、各目的地推薦装置に送信する。
車載ナビアプリ3は、受信部21、目的地リスト27、所要時間ペナルティ計算部25、混雑度ペナルティ計算部31、訪問済みペナルティ計算部41、総合推薦度スコア計算部23、目的地選択・検索UI29、目的地設定記録・送信部35、訪問記録データベース37およびパラメータ再推定部33を備える。
受信部21は、サーバ1から基本推薦度スコアおよび混雑度を取得し、総合推薦度スコア計算部23および混雑度ペナルティ計算部31に送信する。目的地リスト27は、各車載ナビアプリ3が有する目的地に関するデータを記憶している。目的地に関するデータとして、例えば、遊園地、野球場、温泉などの目的地の種類を示す情報を有していてもよい。
所要時間ペナルティ計算部25は、ナビゲーションシステムの機能により、現在地から各目的地(以下、行楽地ともいう)までの所要時間を算出し、所要時間に応じたペナルティを算出する。ペナルティ計算に用いる係数は、車載ナビアプリ3毎に調整される。混雑度ペナルティ計算部31は、受信部21から取得した混雑度に応じて、混雑度ペナルティを算出する。ペナルティ計算に用いる係数は、車載ナビアプリ3毎に調整される。訪問記録データベース37は、車載ナビアプリ3毎に、目的地リスト27の訪問済みであるか未訪問であるかを記録する。訪問ペナルティ計算部は、訪問記録データベース37に記録されている訪問済みか未訪問であるかに応じて、訪問済みペナルティを計算する。総合推薦度スコア計算部23は、サーバ1から取得した基本推薦度スコアをもとに、所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティおよび訪問済みペナルティによって補正された総合推薦度スコアを算出する。
目的地選択・検索UI29は、ユーザからの目的地設定に必要な情報の入力を受け付ける。また、目的地選択・検索UI29は、総合推薦度スコアの高い目的地を推薦目的地として出力する。目的地設定記録・送信部35は、ユーザによって選択・設定された目的地のデータ(以下、目的地設定データともいう)を、自装置内にある訪問記録データベース37およびサーバ1の目的地設定データベース7へ、送信する。訪問記録データベース37は、目的地設定記録部・送信部から目的地設定データを取得し、記録する。パラメータ再推定部33は、総合推薦度スコア計算部23で算出された総合推薦度スコアを事前確率とみなすとき、結果的にユーザに選択された目的地に対する総合推薦度スコアが、推薦目的地に対する総合推薦度スコアよりも低い場合に、その逆転分のスコア差が最小になるように、所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティおよび訪問済みペナルティの個人係数を調整する。
図2は、本実施形態に係る車載ナビアプリ3の動作例を示すフローチャートである。車載ナビアプリ3は、サーバ1から基本推薦度スコア・混雑度を含む集計データを取得する(ステップS101)。車載ナビアプリ3が有する目的地リスト27(以下、行楽地リストともいう)に記録されている目的地データを用いて、現在地から各目的地(以下、行楽地ともいう)までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出する(ステップS102)。次に、サーバ1から取得した目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出する(ステップS103)。次に、車載ナビアプリ3が有する訪問記録データベース37に記録されている目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出する(ステップS104)。算出した所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティおよび訪問済みペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する(ステップS105)。算出した総合推薦度スコアに基づいて、推薦行楽地を決定し(ステップS106)、推薦する行楽地情報を表示する(ステップS107)。表示された推薦行楽地情報がユーザの希望と一致しなかった場合は(ステップS108)、ユーザは目的地を検索し、選択する。車載ナビアプリ3は、ユーザが結果的に選択した目的地の総合推薦度スコアが高くなるように所要時間(距離)ペナルティ、混雑度ペナルティに関わるパラメータを再推定する(ステップS109)。また、ステップ108において、表示された推薦行楽地情報がユーザの希望と一致した場合は、ユーザはその推薦行楽地情報を選択し、目的地として設定する(ステップS110)。
図3は、本実施形態に係る車載ナビアプリ3の表示画面の一例である。ユーザが推薦行楽地情報を表示させたい場合は、車載ナビアプリ3の画面に表示されている推薦行楽地情報を選択することにより表示させることができる。
図4は、本実施形態に係る推薦行楽地情報の表示画面の一例である。各種データに基づいて推薦された行楽地が画面に表示される。表示された行楽地とユーザが行きたいと思う行楽地が一致した場合には、表示された行楽地をユーザが選択することにより、目的地として設定される。一方、表示された行楽地とユーザが行きたいと思う行楽地が一致しなかった場合は、ユーザが目的地検索を選択することにより、車載ナビアプリ3が推薦行楽地情報の再検索を行なう。
図5は、本実施形態に係るサーバ1の動作例を示すフローチャートである。サーバ1は、複数の車載ナビアプリ3で設定された目的地設定データを取得し、目的地設定データベース7へ記録する(ステップS201)。記録された目的地設定の総数のデータを用いて、一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むデータを集計し(ステップS202)、集計したデータを各車載ナビアプリ3へ送信する。
次に、各推薦度スコアおよび各ペナルティについて、説明する。まず、行楽地やPOIの基本推薦度スコアは、多数の車載ナビ端末における目的地設定をサーバ1に集積し、その集積したデータから定量的に定義する。例えば、目的地設定の総数に対する平方根、もしくは累乗根、もしくは対数関数など上に凸な単調増加関数で与える。季節や時期毎に集計することで、基本推薦度スコアに対し、時期的な推薦度の変化を与えることもできる。また、推薦度スコアを目的地設定の総数で与えると、天候によって大きく変化する。その他、非降雨時の場合と降雨時の場合と個別に定義してもよい。
一方、個人の行楽地の選択においては、所要時間(距離)、混雑に対する許容度、既に訪れたことがあるかどうか、などの個人的要因が大きく影響する。そこで、個人的要因を考慮した目的地を推薦する方法として、以下のような関数で導き出すことができる。
行楽地xの基本的な推薦度スコアをR(x)で与える。その他、時期依存であれば、時期tの関数としてR(t,x)、天気依存であれば、天気wの関数としてR(x,w)、時期および天気依存であれば、時期・天気の関数としてR(x,t,w)で与えることもできる。
次に、所要時間をD(x)とすると、所要時間に対するペナルティは、D(x)に対する単調増加関数Pd(D(x))で与えられる。
混雑度は、R(x)と大小関係が一致するが、目的地設定の総数に対する別の関数C(x)で与えられ、混雑度に対するペナルティは、b・C(x)で与えられる。bは、C(x)に対する係数であり、個人的要因を考慮し、ユーザ毎に最適化された値である。
既に訪れたことがあるかどうかに関する係数を、V(x)=(visited?1:v)(0<v<<1)とする。Vは魅力の大小を表わし、訪れたことがない行楽地に対しては1である。逆に、訪れたことがある行楽地に対する魅力は小さいと考え、0に近い小さな値Vをとる。ある一定の期間が経過すると、一度訪れたことがある行楽地であっても、その行楽地に対する魅力は大きくなってくると考え、Vの値が1に近づくように、忘却係数を設定してもよい。
以上のように定義された関数を用いて、目的地xの総合的な推薦度スコアS(x)は、例えば、式(1)で与えることができる。
S(x)={R(x)−Pd(D(x))−b・C(x)}・V(x) ・・・(1)
ただし、通常、人気があっても混雑度がある値を超えると総合的な推薦度は低下するため、目的地設定の総数が十分に大きい値において、C(x)を与える関数は、R(x)を与える関数よりも大きい勾配をもつことを条件とする。
ここで、ある状況下において、車載ナビアプリ3が、総合的な推薦度スコアS(x)が高い順に行楽地xを提示した場合に、ユーザが最終的に行楽地zを選択したとする。ユーザの選択結果を用いて、車載ナビアプリ3は、複数のパラメータa、bを最適化することができる。このように、複数のパラメータはユーザ毎に最適化することができる。また、初期値を与えるために全ユーザ共通の最適化を行なってもよい。
例えば、総合推薦度スコアの上位にないN位の目的地がユーザによって選択されたとする。このとき、N位よりも上位の推薦目的地と第N位との総合推薦度スコアの間には逆転現象が発生している。他の場合の総合推薦度スコアの順位をできるだけ変化させないようにして、逆転が発生した第N位とそれ以上の逆転スコアを最小化するように、パラメータを変化させることができる。
本発明の動作例について、具体例を用いて説明する。通信機能を備えた車載機や携帯電話上のナビゲーションアプリは、サーバ1に各ユーザの目的地設定のデータをアップロードする。サーバ1は目的地設定のデータを目的地毎に集計する。目的地毎に集計することにより、行楽地の目的地設定の総数は大きい値となり、客観的なデータを得ることができる。また、行楽地の目的地設定の総数は、自動的に抽出することができる。目的地設定の総数は、年間の総数から算出される1日の平均設定数としてもよい。その他、1月上旬などの区分的平均、または1月上旬の前後2週間等の移動平均を取って時期依存の1日平均設定数としてもよい。さらに、データを非降雨時、降雨時の2種類に分割して、非降雨時の1日平均数設定数と降雨時の1日平均設定数をそれぞれ算出してもよい。これらの1日平均設定数に対して、例えば3乗根により基本的な推薦度スコアを算出する。例えば、関東地方の行楽地を、日光、箱根、奥多摩、秩父のようにある程度の広さを持つ地域と設定する場合には、一定の領域の範囲内の目的地設定を集計してもよい。
一方、個人の行楽地の選択においては、前述の通り、所要時間(距離)、混雑に対する許容度、既に訪れたことがあるかどうか、コストなどの個人的要因が影響する。以下のような関数を用いて、個人的要因による影響を考慮することができる。
所要時間は既存のナビゲーション機能により算出できる。例えば、所要時間に対するペナルティは線形とし、比例定数をaで与える。混雑度は、例えば、1日平均設定数の平方根で与えられ、混雑度に対するペナルティは、b・C(x)で与えられる。既に訪れたことがあるかどうかに関する係数は最適化してもよいが、0に近い値となるため、例えば、0.1などの固定値を与える。このように与えられた各ペナルティを用いて、総合的な推薦度スコアS(x)は、式(2)で与えられる。
S(x)={R(x)−a・D(x)−b・C(x)}・V(x) ・・・(2)
結果的に選択される候補目的地の総合推薦度スコアが高くなるものとすると、選択された第N位の総合推薦度スコアとそれより上位の目的地候補との逆転スコアを最小化するようにパラメータを最適化することができる。
また、個人的要因として、所要時間(距離)、混雑に対する許容度以外に、コストが考えられる。高速道路料金や施設の入場料金に関する情報を集計し総和できるのであれば、コストに対するペナルティを、他のペナルティと同様に単調増加関数により、追加設定してもよい。
また、野球場と遊園地など、個人の趣味が大きく影響する異種行楽地間の比較については、行楽地の種類を選択できるようにして、同種行楽地間のみで比較することも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、多数の目的地推薦装置における目的地設定の総数に応じて定量的に定義する一方、ユーザによって異なる主要な要因を、所要時間に関するペナルティ、混雑に対する許容度のペナルティ、および既に訪れたことがあるかどうかに関するペナルティとしてモデル化し、各ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦することができる目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラムを提供することができる。
1 サーバ
3 車載ナビアプリ
7 目的地設定データベース
9 基本推薦度スコア・混雑度計算部
21 受信部
23 総合推薦度スコア計算部
25 所要時間ペナルティ計算部
27 目的地リスト(行楽地リスト)
29 目的地選択・検索UI
31 混雑度ペナルティ計算部
33 パラメータ再推定部
35 目的地設定記録・送信部
37 訪問記録データベース
41 訪問済みペナルティ計算部

Claims (12)

  1. ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦装置であって、
    サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する受信部と、
    ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出するペナルティ計算部と、
    前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部と、
    前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UIと、を備えることを特徴とする目的地推薦装置。
  2. 前記ペナルティ計算部は、
    自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出する所要時間ペナルティ計算部と、
    前記取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出する混雑度ペナルティ計算部と、
    自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出する訪問済みペナルティ計算部と、を備え、
    前記総合推薦度スコア計算部は、
    前記取得した集計データおよび前記所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする請求項1記載の目的地推薦装置。
  3. 前記集計データは、各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の目的地推薦装置。
  4. 前記所要時間ペナルティ計算部は、出発地から目的地までの所要時間に対する単調増加関数を用いて所要時間ペナルティを算出し、
    前記総合推薦度スコア計算部は、前記所要時間ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする請求項2または請求項3記載の目的地推薦装置。
  5. 前記混雑度ペナルティ計算部は、目的地の混雑度に対する単調増加関数を用いて混雑度ペナルティを算出し、
    前記総合推薦度スコア計算部は、前記混雑度ペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出することを特徴とする請求項2または請求項3記載の目的地推薦装置。
  6. 前記単調増加関数は、上に凸の曲線で表わされることを特徴とする請求項5記載の目的地推薦装置。
  7. 前記算出した総合推薦度スコアおよびユーザによる選択結果に基づいて、前記各ペナルティに対するパラメータを補正することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の目的地推薦装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の目的地推薦装置に、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを送信するサーバであって、
    複数のユーザ端末から目的地設定データを取得し、前記目的地設定データから、時期に関する区分的平均または時期に関する移動平均により一日平均目的地設定数を算出する基本推薦度スコア・混雑度算出部を備えることを特徴とするサーバ。
  9. 前記基本推薦度スコア・混雑度算出部は、さらに天候情報を取得し、前記天候情報を用いて、天候毎の一日平均目的地設定数を取得し、当日の天候情報に基づいて、基本推薦度スコアを算出することを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  10. サーバ装置が収集した集計情報に基づいて、目的地推薦装置がユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦システムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数のユーザ端末で設定された目的地設定データを収集する目的地設定データベースと、
    各ユーザ端末で設定された目的地の総数から算出される一日平均目的地設定数に応じた基本推薦度スコアおよび目的地毎の混雑度を含むデータを集計する基本推薦度スコア・混雑度計算部と、を備え、
    前記目的地推薦装置は、
    前記サーバから、前記集計データを取得する受信部と、
    ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出するペナルティ計算部と、
    前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する総合推薦度スコア計算部と、
    前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する目的地選択・検索UIと、を備えることを特徴とする目的地推薦システム。
  11. ユーザの状況や嗜好に応じた目的地を推薦する目的地推薦プログラムであって、
    サーバから、複数のユーザ端末で設定された目的地の集計データを取得する処理と、
    ユーザの状況や嗜好に応じた目的地の候補から外れる度合いを示すペナルティを算出する処理と、
    前記取得した集計データおよび前記算出したペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する処理と、
    前記算出した総合推薦度スコアに基づいて、目的地の候補を示す情報を出力する処理と、を含む一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする目的地推薦プログラム。
  12. 自装置が有する目的地データを用いて、現在地から各目的地までの所要時間に基づいて、所要時間ペナルティを算出する処理と、
    前記取得した集計データから得られる目的地毎の混雑度に基づいて、混雑度ペナルティを算出する処理と、
    自装置が有する目的地の訪問履歴に基づいて、訪問済みペナルティを算出する処理と、
    前記取得した集計データおよび前記所要時間ペナルティ、混雑度ペナルティまたは訪問済みペナルティのうち、少なくとも一つのペナルティを用いて、目的地毎に総合推薦度スコアを算出する処理を、更に含むことを特徴とする請求項11記載の目的地推薦プログラム。
JP2015037460A 2015-02-26 2015-02-26 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム Active JP6416657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037460A JP6416657B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037460A JP6416657B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016161998A true JP2016161998A (ja) 2016-09-05
JP6416657B2 JP6416657B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=56847028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015037460A Active JP6416657B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6416657B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180107922A (ko) * 2017-03-23 2018-10-04 네이버랩스 주식회사 주행 상태별 차량 컨텐츠를 추천하는 방법 및 장치
JP2020004211A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 Zホールディングス株式会社 提案装置、提案方法および提案プログラム
CN111259241A (zh) * 2020-01-14 2020-06-09 浙江每日互动网络科技股份有限公司 一种信息处理方法及装置、存储介质
JP2020095375A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社京南 洗車システム
WO2022249354A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
US11783215B2 (en) 2019-07-29 2023-10-10 Fujitsu Limited Information processing apparatus and recommendation control method
WO2024105981A1 (ja) * 2022-11-15 2024-05-23 株式会社Nttドコモ レコメンド評価装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050135A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Alpine Electronics Inc 通信型ナビゲーションシステム
JP2008128659A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Denso Corp 情報提供システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050135A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Alpine Electronics Inc 通信型ナビゲーションシステム
JP2008128659A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Denso Corp 情報提供システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180107922A (ko) * 2017-03-23 2018-10-04 네이버랩스 주식회사 주행 상태별 차량 컨텐츠를 추천하는 방법 및 장치
KR101941246B1 (ko) * 2017-03-23 2019-01-22 네이버랩스 주식회사 주행 상태별 차량 컨텐츠를 추천하는 방법 및 장치
JP2020004211A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 Zホールディングス株式会社 提案装置、提案方法および提案プログラム
JP2020095375A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社京南 洗車システム
JP7266264B2 (ja) 2018-12-11 2023-04-28 株式会社京南 洗車システム
US11783215B2 (en) 2019-07-29 2023-10-10 Fujitsu Limited Information processing apparatus and recommendation control method
CN111259241A (zh) * 2020-01-14 2020-06-09 浙江每日互动网络科技股份有限公司 一种信息处理方法及装置、存储介质
WO2022249354A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
WO2024105981A1 (ja) * 2022-11-15 2024-05-23 株式会社Nttドコモ レコメンド評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6416657B2 (ja) 2018-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6416657B2 (ja) 目的地推薦装置、サーバ、目的地推薦システムおよび目的地推薦プログラム
US20200219175A1 (en) Systems and methods for detection of navigation to physical venue and suggestion of alternative actions
AU2019101806A4 (en) Methods and systems for providing information for an on-demand service
US10024675B2 (en) Enhanced user efficiency in route planning using route preferences
US20190158609A1 (en) System and method for improved mapping and routing
EP3101561A1 (en) Ranking nearby destinations based on visit likelihoods and predicting future visits to places from location history
US20060149459A1 (en) Information providing device
JP5560026B2 (ja) 地図表示装置、地図表示方法及び地図表示プログラム
WO2012092276A2 (en) Providing guidance for locating street parking
US20140379476A1 (en) Method and data processing apparatus
EP3014491B1 (en) Displaying demographic data
JP2016075972A (ja) 端末装置及びプログラム
JP6396686B2 (ja) 行動判定装置、行動判定方法及びプログラム
JP4737645B2 (ja) 情報配信システム、情報配信方法および情報配信サーバならびに端末装置
US20160171533A1 (en) Method and device for distributing information to a user provided with a communicating mobile terminal with information filtering and learning using bipartite graphs or neural networks
JP2004325371A (ja) 経路案内用サーバ、経路案内用端末、経路案内システム、方法、およびプログラム
US20130345897A1 (en) Information service system and non-transitory tangible computer readable medium for the same
JP7195077B2 (ja) 情報処理装置、情報提供方法及びプログラム
US20200065919A1 (en) Identifying travel options based on destination weather
KR101927270B1 (ko) 목적지 추정 표출을 포함하는 내비게이션 안내 방법과 이를 적용한 내비게이션 단말기
JP6552238B2 (ja) 目的地推測装置
JP6905762B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP6860941B1 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2013061829A (ja) プローブ情報処理サーバ、プローブ情報処理方法およびプローブ情報処理システム
JP2023163750A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6416657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150