JP6860941B1 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、第一実施形態について説明する。
図1は、第一実施形態に係るスケジュール管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
図2は、図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、サーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
算出手段56は、ユーザの過去の移動履歴において、移動経路を利用した時間帯におけるユーザの移動頻度が低い場合に、当該ユーザが当該移動経路を利用する難易度を高く算出する。具体的には、算出手段56は、ユーザが移動経路を利用した時間帯が6時00分〜7時30分であって、ユーザの過去の移動履歴において当該時間帯の移動頻度が過去1ヶ月間のうち5回未満である場合、当該移動経路を利用する難易度を5上昇させ、当該時間帯の移動頻度が過去1ヶ月間のうち5回以上10回未満である場合、当該移動経路を利用する難易度を2上昇させる。
算出手段56は、ユーザの過去の移動履歴において、ユーザによる移動経路の利用頻度が低い場合に、当該ユーザが当該移動経路を利用する難易度を高く算出する。具体的には、算出手段56は、ユーザによる移動経路の利用頻度が過去1ヶ月間のうち5回未満である場合、当該移動経路を利用する難易度を3上昇させ、当該移動経路の利用頻度が過去1ヶ月間のうち5回以上10回未満である場合、当該移動経路を利用する難易度を1上昇させる。
算出手段56は、ユーザの過去の移動履歴における出発地点から到着地点までの平均移動時間と比較して、利用した移動経路における当該出発地点から当該到着地点までの移動時間が長い場合に、当該ユーザが当該移動経路を利用する難易度を高く算出する。すなわち、算出手段56は、ユーザが過去に利用していた移動経路の平均移動時間よりも移動時間が長い移動経路を利用した場合、難易度を高く算出する。具体的には、算出手段56は、ユーザが過去1ヶ月間に利用していた移動経路における出発地点から到着地点までの平均移動時間よりも、今回利用した移動経路における当該出発地点から当該到着地点までの移動時間が15分以上長い場合、今回利用した移動経路を利用する難易度を3上昇させる。
算出手段56は、ユーザの過去の移動履歴における出発地点から到着地点までに排出された温暖化ガス量の平均値と比較して、移動経路における当該出発地点から当該到着地点までに排出された温暖化ガス量が少ない場合に、ユーザが当該移動経路を利用する難易度を高く算出する。この温暖化ガス量(二酸化炭素量)は、予め移動手段毎に定められており、例えば自動車(タクシー)は140g/km、バスは60g/km、電車は20g/km、飛行機は90g/km、徒歩及び自転車は0g/kmである。具体的には、算出手段56は、ユーザが過去1ヶ月間に利用していた移動経路における出発地点から到着地点までに排出された温暖化ガス量の平均値が、今回利用した移動経路における当該出発地点から当該到着地点までに排出された温暖化ガス量よりも100g/km以上少ない場合、今回利用した移動経路を利用する難易度を5上昇させる。
算出手段56は、ユーザが移動経路を利用した際の当該移動経路の範囲が悪天候である場合に、ユーザが当該移動経路を利用する難易度を高くする。具体的には、算出手段56は、ユーザが移動経路を利用した時間帯における当該移動経路の範囲の天候が、例えば雨である場合、当該ユーザが当該移動経路を利用する難易度を3上昇させる。また、算出手段56は、ユーザが移動経路を利用した時間帯における当該移動経路の範囲の気温が、例えば35℃以上である場合、当該ユーザが当該移動経路を利用する難易度を3上昇させる。
図4は、第一実施形態に係るスケジュール管理システム1において、特典付与を行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、以下のステップの処理は、例えば、ユーザが登録している移動スケジュールの移動予定が終了したタイミングで開始される。このタイミングは、例えばサーバ装置10が端末装置12から当該移動スケジュールの到着地点に到着した情報を受信したタイミングである。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
取得手段52は、ユーザが利用した移動経路と、当該移動経路を利用した時間帯を取得する。第一実施形態では、取得手段52は、端末装置12から取得した位置情報と時間情報に基づき、ユーザの移動速度を取得(特定)する。続いて、取得手段52は、駅やバス停、交差点付近で移動速度又は加速度の変化を検出したことや、ユーザが登録した移動スケジュール(移動予定)に基づいて、当該ユーザが利用した移動経路を取得(特定)する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
取得手段52は、各ユーザの移動スケジュールを取得する。第一実施形態では、取得手段52は、各ユーザの将来の移動予定を取得する。そして、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
算出手段56は、各ユーザの移動予定から、ステップSP10で取得された移動経路に関する混雑時間帯を算出する。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
判定手段58は、ステップSP10で取得された移動経路を利用した時間帯の全部が、ステップSP14で算出された混雑時間帯に含まれていないか否かを判定する。具体的には、判定手段58は、ステップSP10で取得された時間帯が7時30分〜8時30分であって、ステップSP14で算出された混雑時間帯が6時00〜7時20分である場合、判定を肯定する。一方、判定手段58は、ステップSP10で取得された時間帯が7時45分〜8時45分であって、ステップSP14で算出された混雑時間帯が7時00〜8時30分である場合、判定を否定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図4に示す一連の処理を終了する。
算出手段56は、ステップSP10で取得された移動経路をユーザが利用する難易度を算出する。例えば、算出手段56は、ユーザが移動経路を利用した時間帯の移動頻度が低い場合、難易度を上昇させる。また、算出手段56は、ユーザによる移動経路の利用頻度が低い場合、難易度を上昇させる。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
判定手段58は、ステップSP18で算出された難易度が所定値以上であるか否かを判定する。この所定値は、例えば6である。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP22の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図4に示す一連の処理を終了する。
付与手段60は、ユーザに特典を付与する。例えば、付与手段60は、ステップSP18で算出された難易度に応じたポイントをユーザに付与する。具体的には、付与手段60は、難易度が10であった場合は100ポイントをユーザに付与し、難易度が7であった場合は70ポイントをユーザに付与する。これに伴い、端末装置12は、サーバ装置10から特典付与ページを受信する。
以上、第一実施形態では、コンピュータを、ユーザが利用した移動経路を取得する取得手段52、ユーザの移動スケジュールから、当該ユーザが移動経路を利用する難易度を算出する算出手段56、難易度が所定値以上であるか否かを判定する判定手段58、判定が肯定された場合、ユーザに特典を付与する付与手段60、として機能させる。
次に、第二実施形態について説明する。
図6は、第二実施形態に係るスケジュール管理システム1において、新たな移動経路を提案する処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、以下のステップの処理は、例えば、定期的なタイミングで開始される。このタイミングは、例えば、毎日13時である。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
取得手段52は、ユーザの移動スケジュール(移動予定)から、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する。そして、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
検索手段54は、ステップSP30で取得された時間帯において、一の移動経路の出発地点から到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、当該一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
算出手段56は、各ユーザの移動スケジュール(移動予定)から、一の移動経路の利用率(混雑率)と、ステップSP32で検索された他の移動経路の利用率(混雑率)を算出する。なお、算出手段56は、ステップSP32で複数の他の移動経路が検索された場合、各移動経路の利用率を算出する。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
判定手段58は、ステップSP34で算出された他の移動経路の利用率が、一の移動経路の利用率よりも低いか否かを判定する。具体的には、判定手段58は、一の移動経路の利用率が80であって、他の移動経路の利用率が50である場合、判定を肯定する。なお、判定手段58は、他の移動経路が複数存在する場合、そのうちの一部の移動経路の利用率が一の移動経路の利用率よりも低い場合、判定を肯定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP38の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図6に示す一連の処理を終了する。
算出手段56は、ユーザの移動スケジュール(過去の移動履歴)から、ステップSP36で利用率が低いと判定された他の移動経路の利用頻度を算出する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
判定手段58は、ステップSP38で算出された他の移動経路の利用頻度が所定値未満であるか否かを判定する。この所定値は、例えば20である。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP42の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、図6に示す一連の処理を終了する。
提案手段62は、一の移動経路の代わりに、ステップSP40で利用頻度が所定値未満であると判定された他の移動経路をユーザに提案する。ここで、提案手段62は、当該利用頻度が所定値未満であると判定された他の移動経路が複数存在する場合、所定の優先度に基づいて当該他の移動経路を提案する。例えば、提案手段62は、例えば出発地点から到達地点までの移動時間が短い移動経路や、移動で排出される温暖化ガス量の少ない移動経路を優先的に提案する。これに伴い、端末装置12は、サーバ装置10から提案ページを受信する。
以上、第二実施形態では、コンピュータを、ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段52、取得された時間帯において、出発地点から到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段54、ユーザの移動スケジュールから、他の移動経路の利用頻度を算出する算出手段56、他の移動経路の利用頻度が所定値未満であるか否かを判定する判定手段58、判定が肯定された場合、一の移動経路の代わりに、他の移動経路をユーザに提案する提案手段62、として機能させる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記の実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (13)
- コンピュータを、
ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段、
前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記他の移動経路の利用頻度を算出する算出手段、
前記他の移動経路の利用頻度が所定値未満であるか否かを判定する判定手段、
前記判定が肯定された場合、前記一の移動経路の代わりに、前記他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
として機能させるプログラム。 - コンピュータを、
ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段、
前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記一の移動経路と前記他の移動経路の利用頻度を算出する算出手段、
前記一の移動経路の利用頻度が前記他の移動経路の利用頻度よりも高いか否かを判定する判定手段、
前記判定が肯定された場合、前記一の移動経路の代わりに、当該他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
として機能させるプログラム。 - コンピュータを、
ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記一の移動経路の利用頻度を算出する算出手段、
前記一の移動経路の利用頻度が所定値以上であるか否かを判定する判定手段、
前記判定が肯定された場合、前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段、
前記他の移動経路が検索されたことに応じて、前記一の移動経路の代わりに、当該他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
として機能させるプログラム。 - 前記算出手段は、前記他の移動経路の利用頻度を算出し、
前記提案手段は、前記他の移動経路の利用頻度が前記所定値未満である場合に、当該他の移動経路を前記ユーザに提案する、
請求項3に記載のプログラム。 - 前記提案手段は、前記提案する他の移動経路が複数存在する場合、前記出発地点から前記到着地点までの移動時間が短い移動経路を優先的に提案する、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。 - 前記提案手段は、前記提案する他の移動経路が複数存在する場合、前記出発地点から前記到着地点までの移動で排出される温暖化ガス量が少ない移動経路を優先的に提案する、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。 - コンピュータを、
前記提案された他の移動経路に関する特典を前記ユーザに付与する付与手段、
として機能させる、
請求項1乃至6の何れか1項に記載のプログラム。 - 前記特典は、前記他の移動経路で利用される交通機関において利用可能な特典である、
請求項7に記載のプログラム。 - 前記特典は、前記他の移動経路上の施設において利用可能な特典である、
請求項7に記載のプログラム。 - 前記提案手段は、前記提案する他の移動経路上の施設を紹介する、
請求項1乃至9の何れか1項に記載のプログラム。 - ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段と、
前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段と、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記他の移動経路の利用頻度を算出する算出手段と、
前記他の移動経路の利用頻度が所定値未満であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定が肯定された場合、前記一の移動経路の代わりに、前記他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
を備える情報処理装置。 - ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段と、
前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段と、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記一の移動経路と前記他の移動経路の利用頻度を算出する算出手段と、
前記一の移動経路の利用頻度が前記他の移動経路の利用頻度よりも高いか否かを判定する判定手段と、
前記判定が肯定された場合、前記一の移動経路の代わりに、当該他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
を備える情報処理装置。 - ユーザの移動スケジュールから、出発地点から到着地点までの移動に利用する一の移動経路と、当該一の移動経路を利用する時間帯とを取得する取得手段と、
前記ユーザの移動スケジュールから、前記一の移動経路の利用頻度を算出する算出手段と、
前記一の移動経路の利用頻度が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定が肯定された場合、前記取得された時間帯において、前記出発地点から前記到着地点までの移動に利用可能な移動経路であって、前記一の移動経路とは異なる他の移動経路を検索する検索手段と、
前記他の移動経路が検索されたことに応じて、前記一の移動経路の代わりに、当該他の移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
を備える情報処理装置。
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JP2019205254A Active JP6860941B1 (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | プログラム及び情報処理装置 |
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