JP2019168277A - ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム Download PDF

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丈久 瀬戸
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賢作 羽毛田
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Abstract

【課題】ユーザにとってより良い経由地の案内を行う。【解決手段】ナビゲーション装置1は、現在位置、目的地、登録地点、希望到着時刻を取得する登録地点情報記録部13、目的地情報取得部14、到着希望時刻情報取得部15、現在地情報取得部19と、到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測演算部20と、立ち寄り地の候補を抽出する立ち寄り地候補抽出部21と、抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離、または、前記登録地点と前記目的地との距離、および、余裕時間に基づいて、施設情報データベース18に登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出部22と、重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成部26と、立ち寄り地提案情報に基づいて、立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索部16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムに関する。
自動車等の車両に搭載されるナビゲーション装置は、ユーザが目的地として指定した地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ到着させることを補助することができる。これらのナビゲーション装置には、リモートコントローラなどの入力デバイスに備えられているキー操作により、または、音声認識機能を用いて、目的地を入力することが可能である。
ナビゲーション装置については、例えば、目的地までの間に存在する施設のうち、ユーザが興味のある施設を探索し、各施設を効率よく訪問して目的地まで到達する誘導経路を探索できる技術がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の技術においては、ユーザにより好みのジャンルが設定され、出発地をA点、目的地をB点とした場合に、A点及びB点を結ぶ線分のA点よりも若干外側の位置A1からB点よりの若干外側の位置B1までを長軸とする楕円形のエリアを探索エリアとしたときの楕円形の長軸に対する短軸の割合(偏平率)が設定されて、楕円形のエリアに含まれるユーザが好みのジャンルとして設定した施設が検索されて、ユーザに提示される。
また、ナビゲーション装置については、例えば、出発地から目的地までの経路探索において時間的余裕が存在する場合に、適当な寄り道スポット(寄り道可能な施設や場所)を選択し、その寄り道スポットを含む経路を利用者に提示することができる技術がある(例えば、特許文献2)。
特許文献2に記載の技術においては、例えば、現在、利用者が出発地にいる場合、目的地への到着希望時刻までの残り時間で移動可能であり、かつ目的地へ辿り着けるエリア内のスポットが検索対象とされる。
また、ナビゲーション装置については、例えば、出発地から目的地までの経路探索において、到着時刻までに余裕時間がある場合に、余裕時間に収まる滞在時間の施設情報を利用者に提示することができる技術がある(例えば、特許文献3)。
特許文献3に記載の技術においては、例えば、所定の経路を通って目的地に到着する際の到着予想時刻TYを算出し、乗員が入力した到着希望時刻TKとの時間差である余裕時間TXを求め、この余裕時間TX内に収まる滞在時間のカテゴリに属する施設情報を抽出し、抽出した施設情報を提示する。
特開平11−304505号公報 特開2003−139553号公報 特開2003−15360号公報
上述した特許文献1〜3に記載された技術においては、出発地点と目的地とに基づいて、目的地以外の立ち寄り地をユーザに提示するものである。しかしながら、これらの従来技術においてユーザに提示される立ち寄り地の候補の内容は、ユーザの要求を十分に満たすものではない。例えば、自宅などから観光地などに向かう場合と、観光地などから自宅に帰る場合においては、ユーザが求める立ち寄り地は異なる。また、ユーザにとっての魅力度は、例えば、容易に訪れることができない場所と、自宅近辺の場所などとでは異なると考えられる。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、出発地から目的地までの経路探索において、到着時刻までに余裕時間がある場合に、ユーザにとってより良い経由地の案内を行うことができる、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置の一側面は、現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得部と、現在位置から目的地までの移動において、到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測演算部と、現在位置から目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出部と、立ち寄り地候補抽出部により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離または前記登録地点と前記目的地との距離、および、余裕時間予測演算部により予測された余裕時間に基づいて、施設情報データベースに登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出部と、重み付け算出部による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成部と、立ち寄り地提案情報生成部により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索部とを備えることを特徴とする。
本発明のカーナビゲーション方法の一側面は、現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得ステップと、現在位置から目的地までの移動において、到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測ステップと、現在位置から目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出ステップと、立ち寄り地候補抽出ステップの処理により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離または前記登録地点と前記目的地との距離、および、余裕時間予測演算部により予測された余裕時間に基づいて、施設情報データベースに登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出ステップと、重み付け算出ステップの処理による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成ステップと、立ち寄り地提案情報生成ステップの処理により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムの一側面は、車両に搭載されるコンピュータに、現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得ステップと、現在位置から目的地までの移動において、到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測ステップと、現在位置から目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出ステップと、立ち寄り地候補抽出ステップの処理により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離または前記登録地点と前記目的地との距離、および、余裕時間予測演算部により予測された余裕時間に基づいて、施設情報データベースに登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出ステップと、重み付け算出ステップの処理による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成ステップと、立ち寄り地提案情報生成ステップの処理により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索ステップとを含む処理を実行させる。
本発明によれば、ユーザにとってより良い経由地の案内を行うことができる。
ナビゲーション装置1の概要を示す図である。 施設情報データベース18について説明するための図である。 立ち寄り地提案処理について説明するためのフローチャートである。 立ち寄り地提案処理について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態の情報送受信システムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例であるナビゲーション装置1の機能構成について説明するための機能ブロック図である。
ナビゲーション装置1は、自動車等の車両に搭載され、運転者等のユーザの操作入力に基づいて、ユーザが目的とする地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ到着させることを補助するものである。ナビゲーション装置1は、ユーザから、目的地および目的地への到着希望時刻の入力を受け、目的地へ希望到着時刻に到着する場合の余裕時間を求め、その余裕時間に立ち寄るのに適した場所や施設をユーザに提示することができる。
ナビゲーション装置1は、例えば、自宅など、ユーザが通常主に行動している箇所の基準となる地点の登録を受ける。以下、ユーザにより登録される、通常主に行動している箇所の基準となる地点を登録地点と称する。登録地点とは、ユーザ指定による、例えば、自宅、または、勤務先である。すなわち、ユーザは、登録地点周辺に存在している施設情報を把握していると考えられる。ナビゲーション装置1は、登録地点と現在位置との距離、または、登録地点と目的地との距離に基づいて、余裕時間に立ち寄るのに適した場所や施設を抽出し、ユーザに提示する。また、ナビゲーション装置1は、登録地点と現在位置との距離、または、登録地点と目的地との距離のみならず、他の条件を用いて、余裕時間に立ち寄るのに適した場所や施設を抽出し、ユーザに提示する。
ナビゲーション装置1は、操作入力部11、入力制御部12、登録地点情報記録部13、目的地情報取得部14、到着希望時刻情報取得部15、ルート検索部16、地図データベース17、施設情報データベース18、現在地情報取得部19、余裕時間予測演算部20、立ち寄り地候補抽出部21、重み付け算出部22、走行履歴記録部23、渋滞予測情報取得部24、現在日時情報取得部25、立ち寄り地提案情報生成部26、表示制御部27、表示部28、音声出力制御部29、および、音声出力部30を含んで構成されている。
図1においては、上述した各部が、すべてナビゲーション装置1に含まれているものとして図示しているが、これらは、複数の装置を用いて構成され、それぞれ情報を授受可能なものとしてもよい。また、例えば、操作入力部11、表示部28、音声出力部30などが、ナビゲーション装置1とは異なる外部装置として構成されていてもよい。
操作入力部11は、例えば、ボタン、キー、タッチパネル、リモートコントローラおよびリモートコントローラからの信号を受信する受信部などの各種入力デバイスにより構成されるものである。操作入力部11は、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作入力に対応する情報を、入力制御部12に供給する。
入力制御部12は、操作入力部11を用いたユーザの操作入力を制御する。ユーザにより、例えば自宅などの登録地点の位置情報(緯度経度情報)を登録する処理が行われた場合、入力制御部12は、ユーザの操作入力に対応する情報を、登録地点情報記録部13に供給する。また、ユーザにより、目的地の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザの操作入力に対応する情報を、目的地情報取得部14に供給する。また、ユーザにより、目的地への到着希望時刻の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザの操作入力に対応する情報を、到着希望時刻情報取得部15に供給する。
登録地点情報記録部13は、入力制御部12から、例えば自宅などの登録地点に関する情報の供給を受け、登録地点の位置情報(緯度経度情報)を記録する。登録地点情報記録部13に記録された登録地点の情報は、後述する重み付け算出部22の処理に用いられる。
目的地情報取得部14は、入力制御部12から、目的地の位置情報(緯度経度情報)を取得し、ルート検索部16に供給する。
到着希望時刻情報取得部15は、入力制御部12から、目的地への到着希望時刻の情報を取得し、余裕時間予測演算部20に供給する。
ルート検索部16は、目的地情報取得部14により取得された目的地の位置情報、および、現在地情報取得部19により取得された車両の現在地を示す情報の供給を受け、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートおよび到着予定時刻を、地図データベース17に登録されている地図を用いて検索する。ルート検索部16は、立ち寄り地に経由しない場合のルートの検索結果を、余裕時間予測演算部20に供給する。また、ルート検索部16は、後述する処理により、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じた立ち寄り地の提案を行うために、立ち寄り地提案情報生成部26から供給された立ち寄り地の提案候補地の抽出結果に基づいて、立ち寄り地を経由するルートを地図データベース17に登録されている地図を用いて検索する。ルート検索部16は、立ち寄り地を経由するルートの検索結果を、立ち寄り地提案情報生成部26に供給する。このとき検索されるルートは、複数の候補ルートからユーザが指定したルートであってもよく、複数の候補ルートそれぞれであってもよい。複数の候補ルートを、それぞれに演算された到着予定時刻とともに余裕時間予測演算部20に供給することで、より幅の広い立寄り地の提案が可能となる。
地図データベース17は、ルート検索部16によるルート検索のために用いられる地図データを記憶しているデータベースである。地図データベース17に記憶される地図情報には、車両が通行可能な道路等の情報のみならず、店舗や学校、病院、その他の公共施設等の各施設の名称、属性、住所、電話番号などが対応付けられている。ユーザは、目的地の名称、住所、電話番号などで、ルートを検索することが可能である。また、地図データベース17に記憶される地図情報は、例えば、図示しない通信処理部により、適宜、最新の地図情報を所定のサイトからダウンロードし、更新可能であると好適である。
施設情報データベース18は、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じた立ち寄り地の提案を行うための情報を記憶しているデータベースである。施設情報データベース18に記憶されている情報には、例えば、図2に示されるように、施設名、施設のカテゴリ、観光施設度、商業施設度、立ち寄り必要時間、食事ポイント、休憩ポイント、日時イベント、および、その他の特記事項が記される備考が含まれている。施設情報データベース18には、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じた立ち寄り地の提案を行うために用いられる、図2に示される以外の情報が含まれていてもよい。また、施設情報データベース18は、ナビゲーション装置1が備えるものであってもよいが、外部の所定のサイトに備えられ、図示しない通信処理部により、適宜アクセスされるものであってもよい。
図2を参照して、施設情報データベース18に記憶されている情報の例について説明する。
施設名は、例えば、○○水族館、○○サービスエリア、スーパー○○など、各施設の名称である。施設のカテゴリは、例えば、○○水族館であれば水族館、○○サービスエリアであればサービスエリア、スーパー○○であれば商業施設などであり、立ち寄り地の抽出を行うために参照される。観光施設度とは、その施設が観光目的で立ち寄るのに適しているか、観光旅行者にとって魅力があるかを示す値または指標であり、例えば、遊園地や水族館などのレジャー施設や有名な神社仏閣などでは、観光施設度が高いと規定する。商業施設度とは、日常の買い物や旅行のお土産の購入などを目的として立ち寄るのに適しているかを示す値または指標である。観光施設度と商業施設度とは、例えば、○○水族館であれば観光施設度が100で商業施設度が0、道の駅であれば観光施設度が60で商業施設度が40、○○サービスエリアであれば観光施設度が10で商業施設度が90、スーパー○○であれば観光施設度が0で商業施設度が100などと定められる。観光施設度および商業施設度は、必ずしもそれらの合計が100である必要はなく、観光施設としての魅力や評価により、それらの値が決定されてもよい。例えば、有名なデパートであれば、商業施設でありながら観光地としての面も有する。この場合には、商業施設度100、観光施設度50などとしてもよい。これに対して、例えば、あまり有名でない水族館であれば、観光施設度50、商業施設度0としてもよい。
立ち寄り必要時間は、その施設を利用するために必要となる時間である。立ち寄り必要時間は、例えば、○○水族館であれば60分、○○サービスエリアであれば、休憩をするための立ち寄り場所として提案する場合には15分、食事を行う立ち寄り場所として提案する場合には45分、スーパー○○であれば30分とされる。食事ポイントは、例えば、食事をとるための施設であるか、または、レストランなどが併設されている施設であるかなど、その施設が食事をとるために立ち寄るのに適しているか否かを示す指標である。食事ポイントは、例えば、○○水族館であれば50ポイント、○○サービスエリアであれば、80ポイント、レストラン○○であれば100ポイント、スーパー○○であれば0ポイントとされる。
休憩ポイントは、例えば、長時間の運転が必要な場合に、休憩を取るのに適した場所や施設であるかを示す指標である。休憩ポイントは、例えば、道の駅なら40、○○サービスエリアなら50、○○牧場なら10とされる。日時イベントは、例えば、秋の紅葉が美しい場所や、所定日時にイベントが行われる施設など、所定の期間や日時に、ユーザが魅力的に感じると思われる場所や施設を示す指標である。日時イベントは、例えば、紅葉がきれいな○○公園なら秋に50、桜並木がある○○牧場なら春に40、夏の週末の夜間に花火のイベントが実施される○○ランドなら夏の週末の夜間帯に30とされる。備考は、例えば、日時イベントの内容をユーザに提示する場合に用いられる情報である。
図1に戻り、現在地情報取得部19は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System/全地球測位衛星システム)などを用いて、車両の現在位置情報を取得する。現在地情報取得部19は、取得した現在位置情報を、ルート検索部16、重み付け算出部22、および、走行履歴記録部23に供給する。
登録地点情報記録部13、目的地情報取得部14、到着希望時刻情報取得部15、および、現在地情報取得部19は、情報取得部に対応する。
余裕時間予測演算部20は、ルート検索部16から立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートと到着予定時刻の供給を受け、到着希望時刻情報取得部15から供給された目的地への到着希望時刻と比較することにより、余裕時間を演算する。余裕時間予測演算部20は、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、および、余裕時間の演算結果を、立ち寄り地候補抽出部21に供給する。
立ち寄り地候補抽出部21は、余裕時間予測演算部20から供給されたルートおよび余裕時間に基づいて、施設情報データベース18を参照し、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートから、余裕時間内に立ち寄ることができる候補地を抽出し、重み付け算出部22に供給する。
重み付け算出部22は、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された余裕時間内に立ち寄ることができる候補地に重み付けを行う。
重み付け算出部22は、位置情報に基づく重み付け算出部41、移動時間に基づく重み付け算出部42、余裕時間に基づく重み付け算出部43、走行履歴に基づく重み付け算出部44、日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45、渋滞予測情報に基づく重み付け算出部46、および、目的地カテゴリに基づく重み付け算出部47を含んで構成されている。
位置情報に基づく重み付け算出部41は、登録地点情報に記録されている登録地点、目的地情報取得部14により取得された目的地、および、現在地情報取得部19により取得された現在地に基づき、登録地点と現在位置との距離が所定の距離以内であるか、また登録地点と目的地との距離が所定の距離以内であるかを判定する。このとき、所定の距離は、例えば、1km以内であることや、ユーザの通常の行動範囲内であることなどによって設定される。また、所定の距離は、登録地点から5分程度の距離など、所要時間によって設定されてもよい。登録地点と現在位置との距離が、所定の距離以内である場合、ユーザは、通常主に行動している箇所から離れた場所に移動しようとしている可能性があると推察される。このとき、現在地点と目的地との距離が、たとえば20km以上であることなど、目的地が、現在地点もしくは登録地点から充分に遠いことを判定条件に加えるものとしてもよい。このような場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、目的地に近く、商業施設度よりも観光施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。
これに対して、登録地点と目的地との距離が所定の距離以内である場合、ユーザは、自宅、通常主に行動している箇所、または、その近辺へ戻ろうとしている可能性があると推察される。このとき、現在地点と登録地点との距離が、例えば、20km以上であることなど、現在地点が登録地点から充分に遠いことを判定条件に加えるものとしてもよい。余裕時間が充分にある場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、現在地に近く、商業施設度よりも観光施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。そして、余裕時間が充分にない場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、目的地に近く、観光施設度よりも商業施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。
移動時間に基づく重み付け算出部42は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、および、目的地への希望到着時刻に基づき、目的地まで長時間の移動が行われるか否かを判断する。移動時間に基づく重み付け算出部42は、目的地まで長時間の移動が行われる場合、施設情報データベース18に登録されている各施設の休憩ポイントを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、ユーザが適当な休憩を取り、安全に目的地にたどり着けるように、休憩ポイントの高い施設や場所の重み付けを高くする。
余裕時間に基づく重み付け算出部43は、余裕時間予測演算部20により演算された余裕時間に基づいて、施設情報データベース18に登録されている各施設の立ち寄り必要時間を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、その余裕時間を十分に利用できる施設や場所の重み付けを高くする。
走行履歴に基づく重み付け算出部44は、走行履歴記録部23に記録されている走行履歴、および、登録地点から各施設等の距離に基づいて、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の重み付けを行う。ユーザは、普段あまり訪れない場所においては、同じ観光施設に何度も足を運ぶより、これまで行ったことのない観光施設に行ってみたいと考えることが多く、また、自宅周辺などでは、あまり訪れないスーパーより、いつも訪れるスーパーなどに立ち寄りたいと考えることが多い。そこで、走行履歴に基づく重み付け算出部44は、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、登録地点から所定の距離外の場所においては、立ち寄ったことのない、または、立ち寄った回数が少ない施設や場所の重み付けを高くするとともに、登録地点から所定の距離内の場所においては、立ち寄った回数が多い施設や場所の重み付けを高くする。
日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、現在日時情報取得部25から供給される現在日時情報、および、目的地への希望到着時刻に基づき、目的地に希望時間に到着するまでに、例えば、7時、12時、18時などの食事をとるのに適した時刻を経過するか否かを判断し、施設情報データベース18に登録されている食事ポイントを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、移動中に食事をとるために立ち寄るのに適した施設の重み付けを高くする。また、日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、現在日時情報取得部25から供給される現在日時情報、および、目的地への希望到着時刻に基づき、施設情報データベース18に登録されている日時イベントおよび備考を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中に、例えば、桜がきれいな公園や、紅葉がきれいな緑地、または、夜間のパレードや花火など、現在の季節や日にち、または、目的地に希望時間に到着するまでの時刻に合致したイベントがある施設や場所などの重み付けを高くする。
渋滞予測情報に基づく重み付け算出部46は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、目的地への希望到着時刻、および、渋滞予測情報取得部24により取得される渋滞予測情報に基づいて、目的地に希望時間に到着するまでに渋滞が発生すると予測されている場合、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補のうち、渋滞発生が予測されているルートを避けて移動するのに適した場所や施設、または、渋滞が発生する時間帯を避けて時間を過ごすために適した場所や施設などの重み付けを高くする。
目的地カテゴリに基づく重み付け算出部47は、目的地として設定された施設や場所と同一カテゴリの施設や場所を立ち寄り地としてユーザに提案することを避けるため、施設情報データベース18に登録されている各施設等のカテゴリを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補のうち、立ち寄り地候補抽出部21から供給されたルートの目的地のカテゴリとは異なるカテゴリの場所や施設などの重み付けを高くするか、または、目的地のカテゴリと同一カテゴリの場所や施設などの重み付けを低くする。
重み付け算出部22は、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補に対して、これらの重み付けを行い、立ち寄り地提案情報生成部26に供給する。
走行履歴記録部23は、現在地情報取得部19から供給された車両の現在位置情報に基づいて、車両の走行履歴を記録し、重み付け算出部22に供給する。
渋滞予測情報取得部24は、図示しないネットワークを介して、渋滞予測情報を取得し、重み付け算出部22に供給する。
現在日時情報取得部25は、現在日時情報を取得し、重み付け算出部22に供給する。
立ち寄り地提案情報生成部26は、重み付け算出部22により重み付けがなされた立ち寄り地候補の情報に基づいて、立ち寄り地を設定した場合のルートをルート検索部16により検索させ、そのルートに対応する画像を出力するための情報および音声を出力するための情報を生成する。立ち寄り地提案情報生成部26は、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できる最も良いルートを1つ設定するものとしてもよいし、重み付けの値に基づいて、複数のルートを設定するものとしてもよい。立ち寄り地提案情報生成部26は、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートをユーザに提示するための画像を出力するための情報を表示制御部27に供給し、音声を出力するための情報を音声出力制御部29に供給する。
表示制御部27は、立ち寄り地提案情報生成部26から供給された、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートに対応する画像を出力するための情報に基づいて、表示部28による表示を制御する。
表示部28は、例えば、タッチパネルや液晶ディスプレイにより構成され、表示制御部27の制御に基づいて、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートをユーザに提示するためのルート案内等の画像を表示出力する。
音声出力制御部29は、立ち寄り地提案情報生成部26から供給された、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートに対応する音声を出力するための情報に基づいて、音声出力部30による音声出力を制御する。
音声出力部30は、例えば、スピーカーなどの音声出力デバイスにより構成され、音声出力制御部29の制御に基づいて、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートをユーザに提示するため音声を出力する。
このように、ナビゲーション装置1は、現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得部である登録地点情報記録部13、目的地情報取得部14、および、到着希望時刻情報取得部15と、現在位置から目的地までの移動において、到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測演算部20と、現在位置から目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録する施設情報データベース18から抽出する立ち寄り地候補抽出部21と、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地に対して、登録地点と現在位置との距離、または、登録地点と目的地との距離、および、余裕時間予測演算部20により予測された余裕時間に基づいて、施設情報データベース18に登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出部22と、重み付け算出部22による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成部26と、立ち寄り地提案情報生成部26により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索部16とを備える。これにより、ナビゲーション装置1は、ユーザにとってより良い経由地の案内を行うことができる。
具体的には、ユーザが、例えば、登録地点として登録している自宅から、○○牧場に14時に到着したいので、到着予定時刻まで余裕が充分ある場合、ナビゲーション装置1は、これらの機能を用いて、「○○サービスエリアと○○パーキングエリアにて休憩し、桜並木がきれいな○○緑地に立ち寄った後、○○レストランで昼食をとってから、目的地である○○牧場に向かいませんか?」といった立ち寄り地を含む案内をユーザに提示することができる。また、ユーザが、登録地点として登録している自宅から離れた現在地から自宅に戻るのに、35分の余裕時間がある場合、ユーザが頻繁に利用するスーパーを抽出して「○○スーパーに立ち寄る時間があります」といった立ち寄り地を含む案内をユーザに提示することができる。
次に、図3および図4のフローチャートを参照して、立ち寄り地提案処理について説明する。
ステップS1において、操作入力部11は、ユーザより、目的地および希望到着時刻の入力を受け、入力制御部12に供給する。目的地情報取得部14は、入力制御部12から、目的地の位置情報(緯度経度情報)を取得し、ルート検索部16に供給する。そして、到着希望時刻情報取得部15は、入力制御部12から、目的地への希望到着時刻を取得し、余裕時間予測演算部20に供給する。
ステップS2において、現在地情報取得部19は、例えば、GNSSなどを用いて、車両の現在位置情報を取得する。現在地情報取得部19は、取得した現在位置情報を、ルート検索部16、重み付け算出部22、および、走行履歴記録部23に供給する。
ステップS3において、ルート検索部16は、目的地情報取得部14により取得された目的地の位置情報、および、現在地情報取得部19により取得された車両の現在地を示す情報の供給を受け、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートおよび到着予定時刻を、地図データベース17に登録されている地図を用いて検索する。ルート検索部16は、立ち寄り地に経由しない場合のルートの検索結果を、余裕時間予測演算部20に供給する。
ステップS4において、余裕時間予測演算部20は、ルート検索部16から立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートと到着予定時刻の供給を受け、到着希望時刻情報取得部15から供給された目的地への到着希望時刻と比較することにより、余裕時間を演算する。余裕時間予測演算部20は、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、および、余裕時間の演算結果を、立ち寄り地候補抽出部21に供給する。
ステップS5において、立ち寄り地候補抽出部21は、余裕時間予測演算部20から供給されたルートおよび余裕時間に基づいて、施設情報データベース18を参照し、立ち寄り地に経由しない場合に対応するルートから、余裕時間内に立ち寄ることができる候補地を抽出し、重み付け算出部22に供給する。
ステップS6において、重み付け算出部22の位置情報に基づく重み付け算出部41は、登録地点情報に記録されている登録地点、目的地情報取得部14により取得された目的地、および、現在地情報取得部19により取得された現在地に基づき、登録地点と現在位置との距離が所定の距離以内であるか、また登録地点と目的地との距離が所定の距離以内であるかを判定する。
ステップS7において、重み付け算出部22の位置情報に基づく重み付け算出部41は、登録地点と現在位置との距離、または、登録地点と目的地との距離に基づいて、立ち寄り地の候補に重み付けを行う。
登録地点と現在位置との距離が、登録地点と目的地との距離より短い場合、ユーザは、通常主に行動している箇所から離れた場所に移動しようとしていると推察できる。このような場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、目的地に近く、商業施設度よりも観光施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。
これに対して、登録地点と現在位置との距離が、登録地点と目的地との距離より長い場合、ユーザは、通常主に行動している箇所またはその近辺へ戻ろうとしていると推察できる。余裕時間が充分にある場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、現在地に近く、商業施設度よりも観光施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。そして、余裕時間が充分にない場合、位置情報に基づく重み付け算出部41は、施設情報データベース18に登録されている各施設の商業施設度および観光施設度を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、目的地に近く、観光施設度よりも商業施設度の高い施設や場所の重み付けを高くする。
ステップS8において、重み付け算出部22の移動時間に基づく重み付け算出部42は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、および、目的地への希望到着時刻に基づき、目的地まで長時間の移動が行われるか否かを判断して、目的地までの移動時間に基づいて、立ち寄り地の候補に重み付けを行う。具体的には、移動時間に基づく重み付け算出部42は、目的地まで長時間の移動が行われる場合、施設情報データベース18に登録されている各施設の休憩ポイントを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、ユーザが適当な休憩を取り、安全に目的地にたどり着けるように、休憩ポイントの高い施設や場所の重み付けを高くする。
ステップS9において、重み付け算出部22の余裕時間に基づく重み付け算出部43は、余裕時間予測演算部20により演算された余裕時間に基づいて、施設情報データベース18に登録されている各施設の立ち寄り必要時間を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、その余裕時間を十分に利用できる施設や場所の重み付けを高くする。また、余裕時間に基づく重み付け算出部43は、余裕時間よりも立ち寄り必要時間が長い施設の重み付けを低くするものとしてもよい。
ステップS10において、重み付け算出部22の日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、現在日時情報取得部25から供給される現在日時情報、および、目的地への希望到着時刻に基づき、日時に関するイベントに対応して、立ち寄り地の候補に重み付けを行う。具体的には、日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45は、目的地に希望時間に到着するまでに、例えば、7時、12時、18時などの食事をとるのに適した時刻を経過するか否かを判断し、施設情報データベース18に登録されている食事ポイントを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、移動中に食事をとるために立ち寄るのに適した施設の重み付けを高くする。また、日時に関するイベントに基づく重み付け算出部45は、施設情報データベース18に登録されている日時イベントおよび備考を参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中に、現在の季節や日にち、または、目的地に希望時間に到着するまでの時刻に合致したイベントがある施設や場所などの重み付けを高くする。
ステップS11において、重み付け算出部22の渋滞予測情報に基づく重み付け算出部46は、渋滞予測情報取得部24により取得される渋滞予測情報に基づいて、立ち寄り地の候補に重み付けを行う。具体的には、渋滞予測情報に基づく重み付け算出部46は、立ち寄り地候補抽出部21から供給された立ち寄り地に経由しない場合に対応するルート、目的地への希望到着時刻、および、渋滞予測情報取得部24により取得される渋滞予測情報に基づいて、目的地に希望時間に到着するまでに渋滞が発生すると予測されている場合、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補のうち、渋滞発生が予測されているルートを避けて移動するのに適した場所や施設、または、渋滞が発生する時間帯を避けて時間を過ごすために適した場所や施設などの重み付けを高くする。
ステップS12において、重み付け算出部22の走行履歴に基づく重み付け算出部44は、走行履歴記録部23に記録されている走行履歴、および、各施設等の登録地点からの距離に基づいて、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の重み付けを行う。ユーザは、普段あまり訪れない場所においては、同じ観光施設に何度も足を運ぶより、これまで行ったことのない観光施設に行ってみたいと考えることが多く、また、自宅周辺などでは、いつも行くスーパーなどに立ち寄りたいと考えることが多い。そこで、走行履歴に基づく重み付け算出部44は、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補の中から、登録地点より遠い場所においては、立ち寄ったことのない、または、立ち寄った回数が少ない施設や場所の重み付けを高くするとともに、登録地点から近い場所においては、立ち寄った回数が多い施設や場所の重み付けを高くする。
ステップS13において、重み付け算出部22の目的地カテゴリに基づく重み付け算出部47は、目的地として設定された施設や場所と同一カテゴリの施設や場所を立ち寄り地としてユーザに提案することを避けるため、施設情報データベース18に登録されている各施設等のカテゴリを参照し、立ち寄り地候補抽出部21により抽出された立ち寄り地候補のうち、立ち寄り地候補抽出部21から供給されたルートの目的地のカテゴリとは異なるカテゴリの場所や施設などの重み付けを高くするか、または、目的地のカテゴリと同一カテゴリの場所や施設などの重み付けを低くする。
ステップS14において、立ち寄り地提案情報生成部26は、重み付け算出部22により重み付けがなされた立ち寄り地候補の情報に基づいて、立ち寄り地の提案候補地を抽出する。
ステップS15において、立ち寄り地提案情報生成部26は、立ち寄り地を設定した場合のルートをルート検索部16により検索させる。ルート検索部16は、立ち寄り地の提案候補地に基づいたルートを検索し、立ち寄り地提案情報生成部26に供給する。
ステップS16において、立ち寄り地提案情報生成部26は、検索結果に基づいて、立ち寄り地提案情報を生成する。具体的には、立ち寄り地提案情報生成部26は、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートをユーザに提示するための画像を出力するための情報を生成して、表示制御部27に供給し、音声を出力するための情報を生成して、音声出力制御部29に供給する。
ステップS17において、表示制御部27は、立ち寄り地提案情報生成部26から供給された、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートに対応する画像を出力するための情報に基づいて、表示部28による表示を制御する。そして、音声出力制御部29は、立ち寄り地提案情報生成部26から供給された、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートに対応する音声を出力するための情報に基づいて、音声出力部30による音声出力を制御する。表示部28および音声出力部30は、立ち寄り地に立ち寄り、目的地に到着希望時刻に到着できるルートをユーザに提示し、処理が終了される。
このような処理により、ユーザが、例えば、登録地点として登録している自宅から、○○牧場に14時に到着したいので、到着予定時刻まで余裕が充分ある場合、ナビゲーション装置1は、これらの機能を用いて、「○○サービスエリアと○○パーキングエリアにて休憩し、桜並木がきれいな○○緑地に立ち寄った後、○○レストランで昼食をとってから、目的地である○○牧場に向かいませんか?」といった立ち寄り地を含む案内をユーザに提示することができる。また、ユーザが、登録地点として登録している自宅から離れた現在地から自宅に戻るのに、35分の余裕時間がある場合、ユーザが頻繁に利用するスーパーを抽出して「○○スーパーに立ち寄る時間があります」といった立ち寄り地を含む案内をユーザに提示することができる。このように、ナビゲーション装置1は、ユーザにとってより良い経由地の案内を行うことができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1…ナビゲーション装置、 11…操作入力部、 12…入力制御部、 13…登録地点情報記録部、 14…目的地情報取得部、 15…到着希望時刻情報取得部、 16…ルート検索部、 17…地図データベース、 18…施設情報データベース、 19…現在地情報取得部、 20…余裕時間予測演算部、 21…立ち寄り地候補抽出部、 22…重み付け算出部、 23…走行履歴記録部、 24…渋滞予測情報取得部、 25…現在日時情報取得部、 26…立ち寄り地提案情報生成部、 27…表示制御部、 28…表示部、 29…音声出力制御部、 30…音声出力部

Claims (8)

  1. 現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得部と、
    前記現在位置から前記目的地までの移動において、前記到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測演算部と、
    前記現在位置から前記目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出部と、
    前記立ち寄り地候補抽出部により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離、または、前記登録地点と前記目的地との距離、および、前記余裕時間予測演算部により予測された前記余裕時間に基づいて、前記施設情報データベースに登録された前記施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出部と、
    前記重み付け算出部による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成部と、
    前記立ち寄り地提案情報生成部により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、前記立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索部と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記施設情報データベースに記録されている前記施設情報には、施設ごとの観光施設度と商業施設度が含まれ、
    前記重み付け算出部は、前記登録地点と前記現在位置との距離が所定の距離以内である場合、前記目的地に近く、前記商業施設度よりも前記観光施設度の高い前記施設の重み付けを高くする
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記施設情報データベースに記録されている前記施設情報には、施設ごとの観光施設度と商業施設度が含まれ、
    前記重み付け算出部は、前記登録地点と前記目的地との距離が所定の距離以内であり、前記余裕時間が充分にある場合、前記現在地に近く、前記商業施設度よりも前記観光施設度の高い前記施設の重み付けを高くする
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記施設情報データベースに記録されている前記施設情報には、施設ごとの観光施設度と商業施設度が含まれ、
    前記重み付け算出部は、前記登録地点と前記目的地との距離が所定の距離以内であり、前記余裕時間が充分にない場合、前記目的地に近く、前記観光施設度よりも前記商業施設度の高い前記施設の重み付けを高くする
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の受信装置において、
    走行履歴を記録する走行履歴記録部をさらに備え、
    前記重み付け算出部は、前記走行履歴記録部に記録されている前記走行履歴を参照し、前記登録地点から所定の距離外の場所においては、立ち寄ったことのない、または、立ち寄った回数が少ない前記施設の重み付けを高くするとともに、前記登録地点から所定の距離内の場所においては、立ち寄った回数が多い前記施設の重み付けを高くする
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の受信装置において、
    前記施設情報データベースに記録されている前記施設情報には、施設ごとのカテゴリを示す情報が含まれ、
    前記重み付け算出部は、前記目的地と異なる前記カテゴリの前記施設の重み付けを高くする
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  7. ナビゲーション装置が実行するナビゲーション方法であって、
    現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得ステップと、
    前記現在位置から前記目的地までの移動において、前記到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測ステップと、
    前記現在位置から前記目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出ステップと、
    前記立ち寄り地候補抽出ステップの処理により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離、または、前記登録地点と前記目的地との距離、および、前記余裕時間予測演算部により予測された前記余裕時間に基づいて、施設情報データベースに登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出ステップと、
    前記重み付け算出ステップの処理による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成ステップと、
    前記立ち寄り地提案情報生成ステップの処理により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、前記立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索ステップと
    を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  8. 車両に搭載されるコンピュータに、
    現在位置、目的地、ユーザ指定による登録地点および希望到着時刻を取得する情報取得ステップと、
    前記現在位置から前記目的地までの移動において、前記到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測ステップと、
    前記現在位置から前記目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を、施設情報を記録した施設情報データベースから抽出する立ち寄り地候補抽出ステップと、
    前記立ち寄り地候補抽出ステップの処理により抽出された立ち寄り地に対して、前記登録地点と前記現在位置との距離、または、前記登録地点と前記目的地との距離、および、前記余裕時間予測演算部により予測された前記余裕時間に基づいて、施設情報データベースに登録された施設情報を参照し、重み付けを行う重み付け算出ステップと、
    前記重み付け算出ステップの処理による重み付け結果に基づいて、立ち寄り地の提案情報を生成する立ち寄り地提案情報生成ステップと、
    前記立ち寄り地提案情報生成ステップの処理により生成された立ち寄り地提案情報に基づいて、前記立ち寄り地に立ち寄った場合のルートを検索するルート検索ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022102438A1 (ja) 2020-11-11 2022-05-19 パイオニア株式会社 情報提示装置
CN115083147A (zh) * 2022-05-10 2022-09-20 广州汽车集团股份有限公司 目的地预测方法、装置以及车辆

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WO2022102438A1 (ja) 2020-11-11 2022-05-19 パイオニア株式会社 情報提示装置
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