JP2019148468A - ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム Download PDF

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丈久 瀬戸
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【課題】ユーザに幅広い経路の案内を行う。【解決手段】 ナビゲーション装置1は、現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得部である到着希望時刻情報取得部13、目的地情報取得部14、および、現在地情報取得部15と、目的地情報取得部14、および、現在地情報取得部15により取得された現在位置から目的地までのルートを検索するルート検索部16と、ルート検索部によるルート検索結果をユーザに提示する検索結果提示部である表示部26および音声出力部28とを備え、ルート検索部16は、検索された複数のルートのうち、到着希望時刻情報取得部13により取得された到着希望時刻以前であり、かつ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、表示部26および音声出力部28に提示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムに関する。
自動車等の車両に搭載されるナビゲーション装置は、ユーザが目的地として指定した地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ到着させることを補助することができる。これらのナビゲーション装置には、リモートコントローラなどの入力デバイスに備えられているキー操作により、または、音声認識機能を用いて、目的地を入力することが可能である
ナビゲーション装置については、例えば、過去の渋滞を統計処理した渋滞統計情報を用いて、渋滞を回避してルートを探索することができる技術がある(例えば、特許文献1)。
また、ナビゲーション装置については、例えば、経路探索において、時間を含む全コストを金額換算して最適な経路を探索するとともに、金額換算時の時間単価を割引率と休憩許容時間に基づいて変動させることができる技術がある(例えば、特許文献2)。
また、ナビゲーション装置については、例えば、ETC割引を反映した新たな便益を利用者に提供することができる技術がある(例えば、特許文献3)。
WO2009/104244号公報 特開2011‐33509号公報 特開2007−78464号公報
上述した特許文献1〜3に記載された技術など、従来のナビゲーション装置においては、現在地から目的地まで、早く、または、費用が安く、もしくは、早さと費用の安さが両立するように、経路を検索し、ユーザに提示するものであった。しかしながら、ユーザは、目的地にできるだけ早く、または、安く到着したいとは限らない。
例えば、目的地へは夕方に到着すればよいが、特に予定がないので、早い時間に出発し、目的地へのドライブを十分に楽しみたいような場合もある。また、現在地から目的地まで、早く、または、費用が安く、もしくは、早さと費用の安さが両立するような経路は、多くの場合、いつも変わらないか、何通りかに限られることが多い。同じ出発地から同じ目的地に向かう場合であっても、到着予定時刻に到着することができれば、いつもと異なる経路でドライブを楽しみたい場合がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、出発地から目的地までの経路探索において、到着時刻までに余裕時間がある場合に、ユーザにとって幅広い経路の案内を行うことができる、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置の一側面は、現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得部と、情報取得部により取得された現在位置から目的地までのルートを検索するルート検索部と、ルート検索部によるルート検索結果をユーザに提示する検索結果提示部とを備え、ルート検索部は、複数のルートを検索し、検索された複数のルートのうち、情報取得部により取得された到着希望時刻以前であり、かつ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果提示部に提示させることを特徴とする。
本発明のカーナビゲーション方法の一側面は、現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップの処理により取得された現在位置から目的地までの複数のルートを検索するルート検索ステップと、ルート検索ステップの処理により検索された複数のルートのうち、情報取得ステップの処理により取得された到着希望時刻以前であり、かつ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果を提示する検索結果提示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムの一側面は、車両に搭載されるコンピュータに、現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップの処理により取得された現在位置から目的地までの複数のルートを検索するルート検索ステップと、ルート検索ステップの処理により検索された複数のルートのうち、情報取得ステップの処理により取得された到着希望時刻以前であり、かつ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果を提示する検索結果提示ステップとを含む処理を実行させる。
本発明によれば、ユーザにとって幅広い経路の案内を行うことができる。
ナビゲーション装置1の概要を示す図である。 立ち寄り地情報データベースについて説明するための図である。 ナビゲーション装置1の処理について説明するためのフローチャートである。 ナビゲーション装置1の処理について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態の情報送受信システムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例であるナビゲーション装置1の機能構成について説明するための機能ブロック図である。
ナビゲーション装置1は、自動車等の車両に搭載され、運転者等のユーザの操作入力に基づいて、ユーザが目的とする地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ到着させることを補助するものである。ナビゲーション装置1は、ユーザから、目的地および目的地への到着希望時刻の入力を受け、目的地へ到着希望時刻に到着する場合の余裕時間を求め、その余裕時間を活かして、目的地に到着希望時刻に最も近く、かつ、それ以前となる時刻に到着しつつ、より快適なドライブを行うことができるルートをユーザに提示することができる。
ナビゲーション装置1は、あらかじめ、または、ルート検索時に、ユーザにより、ルート検索における条件の優先順位の入力を受ける。ルート検索における条件とは、例えば、従来のナビゲーションシステムにおける、目的地へ最も早く到着するルートや、目的地へ最も安価に到着するルートであってもよいが、ここでは、その余裕時間を活かして、目的地への到着希望時刻に最も近く、かつ、それ以前となる時刻に到着しつつ、より快適なドライブを行うことができるルートをユーザに提示するために必要な条件であるものとする。より快適なドライブを行うための条件としては、例えば、できるだけ遠回り(例えば、最短ルートから最も遠いルート)であること、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートであること、トイレ、ATM(automated teller machine)、または、休憩などの所定の立ち寄り地を指定して、それらを経由すること、景色を楽しむことが可能なこと、または、平均速度ができるだけ速いことなどである。ナビゲーション装置1は、ユーザにより設定されたこれらの優先順位に基づいたルートを検索し、ユーザに提示する。
ナビゲーション装置1は、操作入力部11、入力制御部12、到着希望時刻情報取得部13、目的地情報取得部14、現在地情報取得部15、ルート検索部16、地図データベース17、余裕時間予測演算部18、立ち寄り地情報データベース19、立ち寄り地候補抽出部20、走行履歴記録部21、道路状況情報取得部22、平均時速情報取得部23、優先順位設定部24、表示制御部25、表示部26、音声出力制御部27、および、音声出力部28を含んで構成されている。
図1においては、上述した各部が、すべてナビゲーション装置1に含まれているものとして図示しているが、これらは、複数の装置を用いて構成され、それぞれ情報を授受可能なものとしてもよい。また、例えば、操作入力部11、表示部26、音声出力部28などが、ナビゲーション装置1とは異なる外部装置として構成されていてもよい。
操作入力部11は、例えば、例えば、ボタン、キー、タッチパネル、リモートコントローラおよびリモートコントローラからの信号を受信する受信部などの各種入力デバイスにより構成されるものである。操作入力部11は、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作入力に対応する情報を、入力制御部12に供給する。
入力制御部12は、操作入力部11を用いたユーザの操作入力を制御する。ユーザにより、目的地の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザの操作入力に対応する情報を、目的地情報取得部14に供給する。また、ユーザにより、目的地への到着希望時刻の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザの操作入力に対応する情報を、到着希望時刻情報取得部13に供給する。また、ユーザにより、ルート設定のための優先順位に関する情報の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザのルート設定のための優先順位に関する情報を、優先順位設定部24に供給する。
ルート設定のための優先順位に関する情報とは、例えば、できるだけ遠回り(例えば、最短ルートから最も遠いルート)であること、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートであること、トイレ、ATM、または、休憩などの所定の立ち寄り地を指定して、それらを経由すること、景色を楽しむことが可能なこと、または、平均速度ができるだけ速いことなどであり、それ以外の条件を設定可能であるものとしてもよいことは言うまでもない。
目的地情報取得部14は、入力制御部12から、目的地の位置情報(緯度経度情報)を取得し、ルート検索部16に供給する。
到着希望時刻情報取得部13は、入力制御部12から、目的地への到着希望時刻の情報を取得し、余裕時間予測演算部18に供給する。
現在地情報取得部15は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)などを用いて、車両の現在位置情報を取得する。現在地情報取得部15は、取得した現在位置情報を、ルート検索部16、および、走行履歴記録部21に供給する。
到着希望時刻情報取得部13、目的地情報取得部14、および、現在地情報取得部15は、情報取得部に対応する。
ルート検索部16は、目的地情報取得部14により取得された目的地の位置情報、および、現在地情報取得部15により取得された車両の現在地を示す情報の供給を受け、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートおよび到着予定時刻を、地図データベース17に登録されている地図を用いて検索する。ルート検索部16により最初に行われる、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートの検索は、従来、一般的に行われていた場合と同様の方法で行われる。そして、ルート検索部16は、最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートの検索結果を、余裕時間予測演算部18に供給する。また、ルート検索部16は、優先順位設定部24の制御に基づいて、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じて、ユーザにより設定された条件の優先順位に応じたルートを、地図データベース17に登録されている地図を用いて複数検索する。ルート検索部16は、優先順位設定部24の制御に基づいて検索された複数ルートの検索結果を、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるようにユーザに提示させるために、表示制御部25および音声出力制御部27に供給する。これらの複数ルートには、有料道路優先、エコルート優先、道幅優先など、公知の検索方法で検索されたルートが含まれてもよい。
地図データベース17は、ルート検索部16によるルート検索、および、立ち寄り地候補抽出部20による立ち寄り地の候補抽出のために用いられる地図データを記憶しているデータベースである。地図データベース17に記憶される地図情報には、車両が通行可能な道路等の情報のみならず、店舗や学校、病院、その他の公共施設等の各施設の名称、属性、住所、電話番号などが対応付けられている。ユーザは、目的地の名称、住所、電話番号などで、ルートを検索することが可能である。また、地図データベース17に記憶される地図情報は、例えば、図示しない通信処理部により、適宜、最新の地図情報を所定のサイトからダウンロードし、更新可能であると好適である。
余裕時間予測演算部18は、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートの供給を受け、到着希望時刻情報取得部13から供給された目的地への到着希望時刻と、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートでの到着予定時刻と比較することにより、余裕時間を演算する。余裕時間予測演算部18は、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルート、および、余裕時間の演算結果を、立ち寄り地候補抽出部20および優先順位設定部24に供給する。
立ち寄り地情報データベース19は、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じた立ち寄り地の提案を行うための情報を記憶しているデータベースである。立ち寄り地情報データベース19に記憶されている情報には、例えば、図2に示されるように、施設または道路名称、施設または道路のカテゴリ、トイレの有無、ATMの有無、休憩可能か否か、および、その他の特記事項が記される備考が含まれている。立ち寄り地情報データベース19には、目的地への到着希望時刻までの余裕時間に応じた立ち寄り地の提案を行うために用いられる、図2に示される以外の情報が含まれていてもよい。また、立寄り地情報データベース19には、主要な交差点名称や地名などの情報が含まれる。交差点などを、立寄り地もしくは経由地として設定することで、景色の良し悪しや休憩などの立寄り地の提案に限定されない、たとえばできるだけ遠回り(例えば、最短ルートから最も遠いルート)であること、走行したことがない、または、できるだけ走行したことが少ないルートであることなどの、幅広いルートの提案が可能となる。
図2を参照して、立ち寄り地情報データベース19に記憶されている情報の例について説明する。
施設または道路名称は、例えば、○○興産、○○公園脇、道の駅○○など、各施設の名称や道路の名称である。施設または道路のカテゴリは、例えば、○○興産であればガソリンスタンド、○○公園脇であれば道路、道の駅○○○○であれば道の駅などであり、立ち寄り地の抽出を行うために参照される。トイレの有無、ATMの有無、休憩可能か否かは、例えば、〇と×により記載される。
その他の特記事項が記される備考は、例えば、夏には海岸沿いの道路を通行する、春には桜並木を通行する、秋にはイチョウ並木を通行するなど、季節などにより、ドライブがより快適になる経路をユーザに提示する場合に用いられる情報である。
図1に戻り、立ち寄り地候補抽出部20は、余裕時間予測演算部18から供給された余裕時間、および、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルート、ならびに、地図データベース17に登録されている地図情報に基づいて、余裕時間内に立ち寄ることができる候補地を抽出し、優先順位設定部24に供給する。立ち寄り地候補抽出部20は、例えば、現在地と目的地とを結ぶ直線を所定の長さだけ両側に延長した直線を長径とし、余裕時間に応じた短径を有する楕円を想定し、その楕円内を、ルートの検索範囲として、優先順位設定部24に供給する。そして、立ち寄り地候補抽出部20は、その楕円内に含まれる施設や道路を立ち寄り地候補として抽出し、施設または道路名称、交差点名称、地名、施設または道路のカテゴリ、トイレの有無、ATMの有無、休憩可能か否か、および、その他の特記事項とともに、優先順位設定部24に供給する。
走行履歴記録部21は、現在地情報取得部15から供給された車両の現在位置情報に基づいて、車両の走行履歴を記録するとともに、記録されている走行履歴を、優先順位設定部24に供給する。
道路状況情報取得部22は、図示しないネットワークを介して、渋滞予測情報や工事情報などの道路状況情報を取得し、優先順位設定部24に供給する。
平均時速情報取得部23は、例えば、道路交通情報通信システム(VICS:Vehicle Information and Communication System)やITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)によって得られる道路交通情報、好ましくは、実際に道路を走行している車両の位置や車速などを用いて生成された道路交通情報(所謂プローブ情報)などの道路情報を得て、これらの情報から、道路ごとの平均時速を演算するか、または、他の装置によって生成された同様の道路ごとの平均時速の情報を取得し、優先順位設定部24に供給する。
優先順位設定部24は、入力制御部12から供給されたルート設定のための優先順位に関する情報、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲の情報、および、余裕時間予測演算部18から供給された目的地への到着希望時刻までの余裕時間に基づいて、ルート検索部16を制御し、目的地に到着希望時刻に最も近く、かつ、それ以前となる時刻に到着しつつ、より快適なドライブを行うことができるルートを検索させる。
具体的には、優先順位設定部24は、入力制御部12から供給された、例えば、できるだけ遠回りであること、走行したことがない、または、できるだけ走行したことが少ないこと、トイレ、ATM、または、休憩などの所定の立ち寄り地を指定して、それらを経由すること、景色を楽しむことが可能なこと、または、平均速度ができるだけ速いこと(平均速度が所定の速度より早いこと)などの、ルート設定のための優先順位に関する情報の供給を受ける。
例えば、できるだけ遠回りであることが条件として設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、現在地から目的地を結んだ直線からできるだけ離れているルートを、立寄り地情報データベース19に登録されている交差点名称または地名を経由地として設定することで、1つまたは複数検索させる。検索したルートでは到着希望時刻までに到着しない場合、設定した交差点または地名を、現在地から目的地を結んだ直線上により近い交差点または地名に再設定することで、到着希望時刻までに目的地に到着し、かつできるだけ遠回りとなるルートを検索することができる。このように、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、遠回りとなる複数のルートを検索させ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ユーザに提示させる。
例えば、走行したことがない、または、できるだけ走行したことが少ないことが条件として設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、走行履歴記録部21から供給された走行履歴に基づいて、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートを、走行履歴に含まれる走行回数が所定の回数以下であるルート、または、全ルート中、走行履歴に含まれるルートを走行する距離が所定の距離以下であるルートとして、1つまたは複数検索させる。優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、走行したことがない、または、できるだけ走行したことが少ないルートを検索させ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ユーザに提示させる。このときに、現在地または目的地の近傍の所定範囲のエリアについては、走行履歴の有無の判定を行わないように設定してもよい。現在地または目的地が、自宅またはよく訪れる場所である場合、その近傍のエリアで走行履歴が無いまたは少ないルートが存在しない可能性があり、意図する検索が行われない場合がある。所定範囲とは、たとえば1kmであり、現在地から目的地までの距離に応じて設定されてもよい。
例えば、トイレ、ATM、または、休憩などの所定の立ち寄り地を経由することが条件として設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、立ち寄り地候補抽出部20から供給された立ち寄り地候補情報を参照し、トイレ、ATM、または、休憩などの所定の立ち寄り地を経由するルートを、1つまたは複数検索させて、検索した複数のルートのうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ユーザに提示させる。
例えば、景色を楽しむことが可能なことが条件として設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、立ち寄り地候補抽出部20から供給された立ち寄り地候補を参照し、景色を楽しむことが可能なことが可能なルートを、1つまたは複数検索させて、検索した複数のルートのうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ユーザに提示させる。
例えば、平均速度ができるだけ速いことが条件として設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、平均時速情報取得部23から供給された道路ごとの平均時速の情報に基づいて、車両の平均速度ができるだけ速い、または、所定の速度より早いと予想されるルートを、1つまたは複数検索させて、検索した複数のルートのうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ユーザに提示させる。
優先順位設定部24は、これらの条件のうち、まず、最も優先順位の高い条件を満たし、目的地への到着希望時刻以前に到着するルートを、ルート検索部16を制御して、ひとつまたは複数検索させる。条件が複数設定されている場合、優先順位設定部24は、検索済みのルートを基準として、次に優先順位の高い条件を満たし、目的地への到着希望時刻以前に到着するルートを、ルート検索部16を制御して、ひとつまたは複数検索させる。優先順位設定部24は、新たに抽出された下位の優先順位の条件に合致するルートが見つからなくなるまで、または、設定されているすべての条件に合致したルートが検索されるまで、ルート検索部16を制御し、ルートの検索を繰り返し行わせる。そして、優先順位設定部24は、ルートの検索結果のうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、ルート検索部16から、表示制御部25および音声出力制御部27に供給させる。
表示制御部25は、ルート検索部16から供給された、目的地に到着希望時刻に到着でき、かつ、ユーザがより快適なドライブが可能であると推測されるルートを示す画像情報に基づいて、表示部26による表示を制御する。
表示部26は、例えば、タッチパネルや液晶ディスプレイにより構成され、表示制御部25の制御に基づいて、目的地に到着希望時刻に到着でき、かつ、ユーザがより快適なドライブが可能であると推測されるルート案内等の画像を表示出力する。
音声出力制御部27は、ルート検索部16から供給された、目的地に到着希望時刻に到着でき、かつ、ユーザがより快適なドライブが可能であると推測されるルートに対応する音声を出力するための情報に基づいて、音声出力部28による音声出力を制御する。
音声出力部28は、例えば、スピーカーなどの音声出力デバイスにより構成され、音声出力制御部27の制御に基づいて、目的地に到着希望時刻に到着でき、かつ、ユーザがより快適なドライブが可能であると推測されるルートをユーザに提示するため音声を出力する。
表示部26および音声出力部28は、検索結果提示部に対応する。
このように、ナビゲーション装置1は、現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得部である到着希望時刻情報取得部13、目的地情報取得部14、および、現在地情報取得部15と、現在地情報取得部15により取得された現在位置から、目的地情報取得部14により取得された目的地までのルートを検索するルート検索部16と、ルート検索部16によるルート検索結果をユーザに提示する検索結果提示部である表示部26および音声出力部28とを備え、ルート検索部16は、複数のルートを検索し、検索された複数のルートのうち、到着希望時刻情報取得部13により取得された希望時刻以前であり、かつ、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、表示部26および音声出力部28に提示させる。これにより、ナビゲーション装置1は、目的地への到着希望時刻に最も近く、かつ、それ以前となる時刻に到着しつつ、より快適なドライブを行うことができるルートを検索し、幅広い経路の案内をユーザに提示することができる。
具体的には、ナビゲーション装置1は、ユーザによる目的地および到着希望時刻の設定をうけ、ルート検索部16は、まず、目的地へ最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートを検索する。そのルートに基づいて、余裕時間予測演算部18により余裕時間が演算され、余裕時刻に応じて、立ち寄り地候補抽出部20により立ち寄り地の検索範囲が抽出されて、立ち寄り地候補が抽出される。
例えば、より快適なドライブを行うための条件として、優先順位が高い方から順に、平均速度ができるだけ速いこと、および、ATMに立ち寄れること、が設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、平均時速情報取得部23から供給された道路ごとの平均時速の情報に基づいて、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、平均速度ができるだけ速いと予想されるルートを、1つまたは複数検索させる。さらに、優先順位設定部24は、立ち寄り地候補抽出部20から供給された立ち寄り地候補情報を参照し、ルート検索部16を制御して、現在の検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、ATMを経由するルートを、1つまたは複数検索させる。
到着希望時刻内に到着可能で、かつ、平均速度ができるだけ速いルートの検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、ATMを経由するルートが1つまたは複数検索できた場合、そのうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果がユーザに提示される。また、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、平均速度ができるだけ速いルートの検索結果の中から、または、その近辺の経路において、ATMを経由するルートが検索できなかった場合、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、平均速度ができるだけ速いルートの検索結果のうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果がユーザに提示される。
次に、図3および図4のフローチャートを参照して、ナビゲーション装置1が実行する処理について説明する。
ステップS1において、操作入力部11は、ユーザより、目的地および到着希望時刻の入力を受け、入力制御部12に供給する。入力制御部12は、目的地に対応する情報を、目的地情報取得部14に供給し、目的地への到着希望時刻に対応する情報を、到着希望時刻情報取得部13に供給する。また、このとき、ユーザにより、ルート設定のための優先順位に関する情報の入力を受けた場合、入力制御部12は、ユーザのルート設定のための優先順位に関する情報を、優先順位設定部24に供給する。
ステップS2において、現在地情報取得部15は、車両の現在地情報を取得する。現在地情報取得部15は、取得した現在位置情報を、ルート検索部16、および、走行履歴記録部21に供給する。
ステップS3において、ルート検索部16は、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートを検索する。そして、ルート検索部16は、最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートの検索結果を、余裕時間予測演算部18に供給する。
ステップS4において、余裕時間予測演算部18は、地図データベース17を参照し、最速ルートで目的地に到着希望時刻までに到着するか否かを判断する。
ステップS4において、最速ルートであっても目的地に到着希望時刻までに到着しないと判断された場合、ステップS5において、ルート検索部16は、表示制御部25および音声出力制御部27を制御して、表示部26および音声出力部28から、エラーメッセージを出力させ、処理が終了される。
ステップS4において、最速ルートで目的地に到着希望時刻までに到着すると判断された場合、ステップS6において、余裕時間予測演算部18は、到着希望時刻情報取得部13から供給された目的地への到着希望時刻と、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルートでの到着予定時刻と比較することにより、余裕時間を算出する。余裕時間予測演算部18は、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルート、および、余裕時間の演算結果を、立ち寄り地候補抽出部20および優先順位設定部24に供給する。
ステップS7において、ルートおよび余裕時間に基づいて、立ち寄り地候補抽出部20は、余裕時間予測演算部18から供給された余裕時間、および、現在地から目的地まで最短距離で到着する(または、最も早く到着する)ルート、ならびに、地図データベース17に登録されている地図情報に基づいて、例えば、現在地と目的地とを結ぶ直線を所定の長さだけ両側に延長した直線を長径とし、余裕時間に応じた短径を有する楕円を想定し、その楕円内を、ルートの検索範囲として、優先順位設定部24に供給する。
ステップS8において、優先順位設定部24は、入力制御部12から供給されたルート設定のための優先順位に関する情報である優先順位設定情報を取得する。
ステップS9において、立ち寄り地候補抽出部20は、その楕円内に含まれる施設や道路を立ち寄り地候補として抽出し、施設または道路名称、施設または道路のカテゴリ、トイレの有無、ATMの有無、休憩可能か否か、および、その他の特記事項とともに、優先順位設定部24に供給する。優先順位設定部24は、立ち寄り地情報を取得する。
ステップS10において、記録されている走行履歴を、優先順位設定部24に供給する。優先順位設定部24は、走行履歴情報を取得する。
ステップS11において、道路状況情報取得部22は、図示しないネットワークを介して、渋滞予測情報や工事情報などの道路状況情報を取得し、優先順位設定部24に供給する。優先順位設定部24は、道路状況情報を取得する。
ステップS12において、平均時速情報取得部23は、例えば、道路交通情報通信システムやITSによって得られる道路交通情報、好ましくは、実際に道路を走行している車両の位置や車速などを用いて生成されたプローブ情報などの道路情報を得て、これらの情報から、道路ごとの平均時速を演算するか、または、他の装置によって生成された同様の道路ごとの平均時速の情報を取得し、優先順位設定部24に供給する。優先順位設定部24は、平均速度情報を取得する。
ステップS13において、優先順位設定部24は、優先順位nをn=1とする。
ステップS14において、優先順位設定部24は、優先順位nの設定情報を取得する。
ステップS15において、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、優先順位n−1までで検索されたルートを基準として、優先順位nの設定情報に基づいて、目的地に希望時刻までに到着するルートをすべて検索させる。
ステップS16において、優先順位設定部24は、優先順位nに基づいて、到着希望時刻までに目的地に到着するルートが検索できたか否かを判断する。
ステップS16において、先順位nに基づいて、到着希望時刻までに目的地に到着するルートが検索できなかったと判断された場合、ステップS17において、ルート検索部16は、優先順位設定部24の制御に基づいて、優先順位n−1までで検索されたルート(n=1である場合は、ステップS3において検索されたルート)のうち、できるだけ到着希望時刻に近い時刻に到着し、かつ、多くの優先順位情報を含むルートが上位となるように、ユーザへのルート提示順を決定し、処理は、後述するステップS21に進む。
ステップS16において、優先順位nに基づいて、到着希望時刻までに目的地に到着するルートが検索できたと判断された場合、ステップS18において、優先順位設定部24は、n以降の優先順位情報が存在するか否かを判断する。
ステップS18において、n以降の優先順位情報が存在すると判断された場合、ステップS19において、優先順位設定部24は、優先順位nをn=n+1とし、処理は、ステップS14に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS18において、n以降の優先順位情報が存在しないと判断された場合、ステップS20において、ルート検索部16は、優先順位設定部24の制御に基づいて、優先順位nまでで検索されたルートのうち、できるだけ到着希望時刻に近い時刻に到着し、かつ、多くの優先順位情報を含むルートが上位となるように、ユーザへのルート提示順を決定する。
ステップS17、または、ステップS20の処理の終了後、ステップステップS21において、ルート検索部16は、検索されたルートの検索結果を、表示制御部25および音声出力制御部27に供給する。表示制御部25は、ルート検索部16から供給されたルートを示す画像情報に基づいて、表示部26による表示を制御する。音声出力制御部27は、ルート検索部16から供給されたルートに対応する音声を出力するための情報に基づいて、音声出力部28による音声出力を制御し、処理が終了される。
このような処理により、ナビゲーション装置1は、目的地に到着希望時刻に最も近く、かつ、それ以前となる時刻に到着しつつ、より快適なドライブを行うことができるルートを検索し、幅広い経路の案内をユーザに提示することができる。
具体的には、ユーザにより、より快適なドライブを行うための条件として、例えば、優先順位が高い方から順に、走行したことがない、または、できるだけ走行したことが少ないこと、ガソリンスタンドを経由すること、および、景色を楽しむことが可能なこと、が設定されていた場合、優先順位設定部24は、ルート検索部16を制御して、立ち寄り地候補抽出部20から供給されたルート検索範囲のうち、走行履歴記録部21から供給された走行履歴に基づいて、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートを、1つまたは複数検索させる。さらに、優先順位設定部24は、立ち寄り地候補抽出部20から供給された立ち寄り地候補情報を参照し、ルート検索部16を制御して、現在の検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、ガソリンスタンドを経由するルートを、1つまたは複数検索させる。
到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートの検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、ガソリンスタンドを経由するルートが1つまたは複数検索できなかった場合、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートの検索結果のうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果がユーザに提示される。
到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少ないルートの検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、ガソリンスタンドを経由するルートが1つまたは複数検索できた場合、さらに、優先順位設定部24は、立ち寄り地候補抽出部20から供給された立ち寄り地候補情報を参照し、ルート検索部16を制御して、現在の検索結果の中から、または、その近辺の経路において、到着希望時刻内に到着可能で、景色を楽しむことが可能なことが可能なルートを、1つまたは複数検索させる。
到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少なく、ガソリンスタンドを経由し、さらに、景色を楽しむことが可能なことが可能なルートが検索できなかった場合、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少なく、ガソリンスタンドを経由するルートの検索結果のうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果がユーザに提示される。また、到着希望時刻内に到着可能で、かつ、走行したことがない、または、できるだけ少なく、ガソリンスタンドを経由し、さらに、景色を楽しむことが可能なことが可能なルートが検索できた場合、このルートの検索結果のうち、到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果がユーザに提示される。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上記実施の形態においては、ナビゲーション装置1の内部に地図データベース17、立寄り地データベース19、表示部26、音声出力部27を備えているが、これらの要素はナビゲーション装置1の外部、または通信により接続される図示しないサーバに設けてもよい。
1…ナビゲーション装置、 11…操作入力部、 12…入力制御部、 13…到着希望時刻情報取得部(情報取得部)、 14…目的地情報取得部(情報取得部)、 15…現在地情報取得部(情報取得部)、 16…ルート検索部、 17…地図データベース、 18…余裕時間予測演算部、 19…立ち寄り地情報データベース、 20…立ち寄り地候補抽出部、 21…走行履歴記録部、 22…道路状況情報取得部、 23…平均時速情報取得部、 24…優先順位設定部、 25…表示制御部、 26…表示部(検索結果提示部)、 27…音声出力制御部、 28…音声出力部(検索結果提示部)

Claims (7)

  1. 現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された前記現在位置から前記目的地までのルートを検索するルート検索部と、
    前記ルート検索部によるルート検索結果をユーザに提示する検索結果提示部と
    を備え、
    前記ルート検索部は、複数のルートを検索し、検索された複数のルートのうち、前記情報取得部により取得された前記到着希望時刻以前であり、かつ、前記到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、前記検索結果提示部に提示させる
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記現在位置から前記目的地までの移動において、前記ルート検索部により検索されたルートのひとつを走行した場合の目的地到着予測時刻から前記到着希望時刻までの余裕時間を予測する余裕時間予測演算部と、
    前記余裕時間予測演算部により予測された前記余裕時間に応じて、前記現在位置から前記目的地に移動するまでの間の立ち寄り地の候補を抽出する立ち寄り地候補抽出部と
    をさらに備え、
    前記ルート検索部は、前記立ち寄り地候補抽出部により抽出された前記立ち寄り地の候補を経由する複数のルートを検索する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、
    走行履歴を記録する走行履歴記録部をさらに備え、
    前記ルート検索部は、前記走行履歴記録部に記録されている前記走行履歴を参照し、走行履歴に含まれる走行回数が所定の回数以下、または、走行履歴に含まれる走行距離が所定の距離以下である複数のルートを検索する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    前記ルート検索部は、検索されたルートのうち、最短距離で到着するルートから遠い複数のルートを検索する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のナビゲーション装置において、
    道路ごとの平均時速の情報を取得する平均時速情報取得部をさらに備え、
    前記ルート検索部は、検索されたルートのうち、平均速度が所定の速度より速い複数のルートを検索する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. ナビゲーション装置が実行するナビゲーション方法であって、
    現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップの処理により取得された前記現在位置から前記目的地までの複数のルートを検索するルート検索ステップと、
    前記ルート検索ステップの処理により検索された複数のルートのうち、前記情報取得ステップの処理により取得された前記到着希望時刻以前であり、かつ、前記到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果を提示する検索結果提示ステップと
    を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  7. 車両に搭載されるコンピュータに、
    現在位置、目的地、および到着希望時刻を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップの処理により取得された前記現在位置から前記目的地までの複数のルートを検索するルート検索ステップと、
    前記ルート検索ステップの処理により検索された複数のルートのうち、前記情報取得ステップの処理により取得された前記到着希望時刻以前であり、かつ、前記到着希望時刻に最も近い時刻に到着する予定のルートが上位となるように、検索結果を提示する検索結果提示ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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