JP2015101195A - 車両情報通信装置及び車両情報通信システム - Google Patents

車両情報通信装置及び車両情報通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取扱可能な車両情報通信装置及び車両情報通信システムを提供する。【解決手段】車両12の状態を示す車両状態情報72を検出する検出手段(エンジンECU32、センサ群33、ダッシュボード34)と、車両12に固有の車両識別子38を取得する識別子取得部51と、車両識別子38を該車両識別子38と異なる別の識別子(情報源識別子70)に変換する識別子変換部52と、車両情報通信装置30、114からの車両状態情報72を情報源識別子70に対応付けて蓄積する第1データベース64を備える。【選択図】図2

Description

この発明は、車両に搭載され、該車両の状態を示す車両状態情報を送出する車両情報通信装置及び車両情報通信システムに関する。
従来から、車両の故障診断を主な目的として、車両の状態を示す情報(以下、車両状態情報)を収集・解析する車両診断システムが種々提案されている。
特許文献1では、車両機器に故障が発生した場合に、診断コード及び車両識別番号(VIN;Vehicle Identification Number)を車外に無線送信する自動車が提案されている。
特許文献2では、診断情報、車両を識別するIDと併せて、例えば、標高を含む位置情報を車両から取得し、該車両の故障を診断する装置が提案されている。
特開2002−257690号公報(段落[0023]) 特開2006−349428号公報(段落[0018]、[0019])
近時、情報処理技術の飛躍的な発展に伴って、いわゆる「ビッグデータ」としての車両状態情報を分析することで、製品の品質向上及びサービスの質向上に繋げるビジネスモデルが実現可能になりつつある。ところが、例えば車両の位置情報を逐次解析することで当該車両の乗員の所在を把握し得ることから、車両状態情報は、個人情報としての側面を有するとも言える。
更に、特許文献1及び2に記載された装置を用いた場合、VINと直接的に対応付けられた状態下に車両状態情報が取り扱われるケースが多くなり、それだけ個人情報の漏洩等の情報リスクが増大する。なぜならば、車両に関わる事業者が、車両に固有の識別子である「VIN」を検索キーとして、車両の所有者の個人情報を管理する場合が多いからである。
その結果、個人情報の保護に関する意識が高いユーザが車両状態情報を提供することに不安を抱く場合があり、上記したビジネスモデルの運用に対して十分な理解が得られないという懸念があった。一方、車両状態情報の提供者を完全な匿名にすると車両の特定が困難になり、その結果、診断サービスを有効に利用できないという問題があった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取扱可能な車両情報通信装置及び車両情報通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車両情報通信装置は、車両に搭載された装置であって、前記車両の状態を示す車両状態情報を検出する検出手段と、前記車両に固有の車両識別子を取得する識別子取得部と、前記識別子取得部により取得された前記車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に紐付けした状態にて、前記検出手段により検出された前記車両状態情報を前記車両の外部に向けて送出する通信手段とを備える。
このように、車両に固有の車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に紐付けした状態にて、検出された車両状態情報を前記車両の外部に向けて送出する通信手段とを設けたので、車両状態情報の送信時に車両識別子と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。しかも、車両識別子を検索キーとする他のデータベースが参照されることで、別の個人情報と車両状態情報が二次的に対応付けられる情報リスクを大幅に低減できる。
また、前記通信手段により外部からの要求信号を受け付けた場合に、前記別の識別子から前記車両識別子を特定する変換情報の送信の諾否を、前記車両の乗員に選択させる入出力手段を更に備え、前記通信手段は、前記入出力手段により許諾する旨を受け付けた後に前記変換情報を外部に向けて送出することが好ましい。
また、前記通信手段は、前記車両状態情報として、前記車両の位置、速度及び診断情報のうち少なくとも1つを送出することが好ましい。
本発明に係る車両情報通信システムは、上記したいずれかの車両情報通信装置と、前記車両情報通信装置からの前記車両状態情報を前記別の識別子に対応付けて蓄積するデータベースを有する車両状態情報サーバとを備える。
本発明に係る車両情報通信システムは、車両に搭載され、該車両の状態を示す車両状態情報を送出する車両情報通信装置と、前記車両情報通信装置からの前記車両状態情報を蓄積する車両状態情報サーバとを備え、前記車両情報通信装置は、前記車両状態情報を検出する検出手段と、前記車両に固有の車両識別子を取得する識別子取得部と、前記識別子取得部により取得された前記車両識別子に紐付けした状態にて、前記検出手段により検出された前記車両状態情報を前記車両状態情報サーバに向けて送出する通信手段とを有し、前記車両状態情報サーバは、前記車両状態情報に紐付けされた前記車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に対応付けて前記車両状態情報を蓄積するデータベースとを有する。
このように、車両状態情報サーバは、車両状態情報に紐付けされた車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、変換された前記別の識別子に対応付けて前記車両状態情報を蓄積するデータベースとを有するので、車両状態情報の蓄積時に車両識別子と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。
本発明に係る車両情報通信装置及び車両情報通信システムによれば、車両に固有の車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に紐付けした状態にて、検出された車両状態情報を前記車両の外部に向けて送出する通信手段とを設けたので、車両状態情報の送信時に車両識別子と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。
本発明に係る車両情報通信システムによれば、車両状態情報サーバは、車両状態情報に紐付けされた車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、変換された前記別の識別子に対応付けて前記車両状態情報を蓄積するデータベースとを有するので、車両状態情報の蓄積時に車両識別子と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。
しかも、車両識別子を検索キーとする他のデータベースが参照されることで、別の個人情報と車両状態情報が二次的に対応付けられる情報リスクを大幅に低減できる。
第1及び第2実施形態に共通する車両情報通信システムの全体構成図である。 第1実施形態に係る車両情報通信装置の電気的なブロック図である。 第1実施形態に係る車両状態情報サーバの電気的なブロック図である。 図1に示す顧客情報サーバの電気的なブロック図である。 情報源識別子の登録処理に関わるシーケンス図である。 車両識別子の使用許諾処理に関わるシーケンス図である。 使用許諾の継続問合せ処理に関わるシーケンス図である。 図8A及び図8Bは、使用許諾画面を示す画像図である。 第2実施形態に係る車両情報通信装置の電気的なブロックである。 第2実施形態に係る車両状態情報サーバの電気的なブロック図である。
以下、本発明に係る車両情報通信システムについて車両情報通信装置との関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
[車両情報通信システム10、110の全体構成]
図1は、第1及び第2実施形態に共通する車両情報通信システム10、110の全体構成図である。車両情報通信システム10(110)は、車両12と、中継装置14と、車両状態情報サーバ16(112)と、顧客情報サーバ18と、複数のクライアント端末20、22とから基本的に構成される。ここで、中継装置14、車両状態情報サーバ16(112)、顧客情報サーバ18、及びクライアント端末20、22は、ネットワーク24(本図例ではWAN;Wide Area Network)を介して相互に接続されている。
中継装置14は、車両12と車両状態情報サーバ16(112)との間の通信を中継する装置である。車両12に搭載された無線通信手段が携帯電話機である場合、中継装置14は基地局に相当する。また、上記の無線通信手段がタブレット端末である場合、中継装置14は無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントに相当する。
車両状態情報サーバ16(112)は、車両12の状態を示す情報(以下、車両状態情報72;図3参照)を逐次管理するための装置である。ユーザ権限が付与されたオペレータOP1は、診断サービスセンタ内に構築されたLAN26に属するクライアント端末20を介して、車両状態情報サーバ16(112)にアクセス可能である。
顧客情報サーバ18は、車両12の所有者に関する情報(以下、顧客情報88;図4参照)を逐次管理するための装置である。ユーザ権限が付与されたオペレータOP2は、車両12のメーカ(X社)或いは販売代理店(Y社)内に構築されたLAN28に属するクライアント端末22を介して、顧客情報サーバ18にアクセス可能である。
すなわち、診断サービスセンタのオペレータOP1は、車両状態情報サーバ16(112)に蓄積された車両状態情報72を閲覧できる一方、顧客情報サーバ18に蓄積された顧客情報88を閲覧できない。また、メーカ或いは販売代理店のオペレータOP2は、顧客情報サーバ18に蓄積された顧客情報88を閲覧できる一方、車両状態情報サーバ16(112)に蓄積された車両状態情報72を閲覧できない。
[第1実施形態]
続いて、第1実施形態に係る車両情報通信システム10について、図2〜図8Bを参照しながら説明する。
<車両情報通信装置30のブロック図>
図2は、第1実施形態に係る車両情報通信装置30の電気的なブロック図である。車両12に搭載された車両情報通信装置30は、エンジン用の電子制御ユニット(以下、「エンジンECU32」)と、センサ群33と、ダッシュボード34と、車載端末36とを基本的に備える。
エンジンECU32には、車両識別番号(VIN)を含む車両識別子38、及び、車両識別子38を情報源識別子70(図3;別の識別子)に変換するための識別子変換データ39(変換情報)が少なくとも1種類格納されている。車両識別子38は、車両12に固有の情報であり、例えば製造時に格納されるデータである。
センサ群33は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を検出するGPSセンサ40、車両12の鉛直軸回りの回転角速度であるヨーレートを検出するヨーレートセンサ41、車両12の3軸加速度を検出する3軸加速度センサ42で構成される。ダッシュボード34は、車両機器の故障時に点灯する警告灯(図示しない)を有する。
車載端末36は、ディスプレイオーディオ装置やカーナビゲーション装置等のデバイスで構成されており、ユーザ・インターフェースとしての入出力部44(入出力手段)、及び、車両状態情報72(図3)の送信を含む通信処理を実行する車両状態情報通信部46を備える。
入出力部44は、例えば、可視情報を出力するディスプレイ47、ディスプレイ47の画面上における接触位置を検知することで位置情報を入力するタッチセンサ48、及び音声情報を出力するスピーカ49を備える。
車両状態情報通信部46は、識別子取得部51、識別子変換部52、通信データ作成部53及びデータ送出部54を備える。なお、各部の動作については後述する。
車両12内に持ち込まれた携帯型端末56は、無線通信部58(通信手段)を介して、車載端末36と相互に通信可能に接続されている。これにより、車載端末36は、携帯型端末56を介して、車両12の外部に電気信号を送信可能であると共に、車両12の外部から電気信号を受信可能である。
<車両状態情報サーバ16のブロック図>
図3は、第1実施形態に係る車両状態情報サーバ16の電気的なブロック図である。車両状態情報サーバ16は、通信I/F60、制御部62、及び第1データベース64を備えるコンピュータである。
通信I/F60は、外部装置に対して電気信号を送受信するインターフェースである。これにより、車両状態情報サーバ16は、レコード74を含む通信データを車両情報通信装置30(図2)から受信可能であり、通知データ76をクライアント端末20、22(図1)に送信可能である。
制御部62は、識別子管理部65、変換データ取得部66、識別子逆変換部67及びデータ処理部68を備える。なお、各部の動作については後述する。
第1データベース64は、車両情報通信装置30からの車両状態情報72を情報源識別子70に対応付けて蓄積するデータの集合体である。データ構成単位であるレコード74には、主キーとしての情報源識別子70、及び車両状態情報72が含まれる。本図例では、車両状態情報72には、情報取得時刻、位置情報、車速、ヨーレート、3軸加速度、警告灯の状態、故障情報、使用許諾情報(諾否フラグ及び許諾期間)、識別子変換データ39(図2)が含まれる。
<顧客情報サーバ18のブロック図>
図4は、図1に示す顧客情報サーバ18の電気的なブロック図である。顧客情報サーバ18は、通信I/F80、制御部82、及び第2データベース84を備えるコンピュータである。
通信I/F80は、外部装置に対して電気信号を送受信するインターフェースである。これにより、顧客情報サーバ18は、通知データ76(図3)を車両状態情報サーバ16(図1)から受信可能であり、レコード90を含む通信データをクライアント端末22(同図)に送信可能である。
制御部82は、クライアント端末22からのデータ参照の要求信号を受け付ける問合せ受付部85、及び、第2データベース84に関する各種データ処理(詳細には、レコード90の追加・削除・更新・読み出し等)を実行するデータ処理部86を備える。
第2データベース84は、クライアント端末22から入力された顧客情報88を車両識別子38に対応付けて蓄積するデータの集合体である。データ構成単位であるレコード90には、主キーとしての車両識別子38、及び顧客情報88が含まれる。本図例では、顧客情報88には、車両登録番号、住所、氏名、電話番号、年齢、職業、家族構成、メールアドレスが含まれる。
<車両情報通信システム10の動作>
以上のように、第1実施形態に係る車両情報通信システム10は構成される。続いて、車両情報通信システム10の動作について、図5〜図7のシーケンス図を参照しながら詳細に説明する。
(1.情報源識別子70の登録処理)
第1に、情報源識別子70の登録処理に関わる動作について、図5に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
ステップS1において、車両12側の識別子変換部52は、車両識別子38に対して識別子変換処理を実行する。この処理に先立ち、識別子取得部51は、エンジンECU32に格納された車両識別子38及び1種類の識別子変換データ39を取得する。
ステップS2において、車両12側の識別子変換部52は、ステップS1の識別子変換処理を実行することで、車両状態情報72の情報源を識別するための識別子(以下、情報源識別子70)を生成する。ここで、情報源識別子70は、車両識別子38のいずれにも一致しない別の識別子である。すなわち、情報源識別子70は、車両識別子38と比べて、文字の種類、個数及び制約条件のうち少なくとも1つが異なっている。
なお、この変換処理は、双方向変換(或いは、可逆変換)であっても、一方向変換(非可逆変換)であってもよく、ハッシュ関数を含む公知の演算手法を採用できる。特に、識別子変換処理が双方向変換である場合は、車両識別子38及び情報源識別子70が「1対1の対応」「全単射」の関係になるので好ましい。
ステップS3において、車両12側のデータ送出部54は、ステップS2で生成された情報源識別子70を車両12の外部に向けて送出する。これにより、携帯型端末56は、無線通信部58を介して、情報源識別子70を車両状態情報サーバ16に向けて送信する。
ステップS4において、車両状態情報サーバ16側の識別子管理部65は、ステップS3で送信された情報源識別子70の重複判定処理を行う。識別子管理部65は、登録済みである複数の情報源識別子70の中に、今回の情報源識別子70と一致するものが存在する場合に重複すると判定する。この場合、識別子管理部65は、別種類の識別子変換データ39を用いて得た情報源識別子70を送信するように、車両情報通信装置30に対して再度要求してもよい。
ステップS5において、車両状態情報サーバ16側の識別子管理部65は、互いに重複しないことを確認した後、車両状態情報72の提供元(情報源)に対応付ける情報源識別子70を決定する。そして、識別子管理部65は、情報源識別子70が付与された旨の通知信号を、上記した情報源である車両12に向けて送信する。
ステップS6において、車両12側の車両状態情報通信部46は、ステップS5で決定された情報源識別子70を、以降の送信処理で使用する識別子として設定する。
(2.車両識別子38の使用許諾処理)
第2に、車両識別子38の使用許諾処理に関わる動作について、図6に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
ステップS11において、車両12側のデータ送出部54は、現在の車両状態情報72を外部(車両状態情報サーバ16)に向けて送出する。この送出処理に先立ち、検出手段としての各部は、車両12の状態を検出し、車載端末36側に出力する。例えば、エンジンECU32は、車速、故障情報(例えば、故障コード)、ダッシュボード34に設けられた警告灯のオン状態を出力する。また、GPSセンサ40、ヨーレートセンサ41及び3軸加速度センサ42は、車両12の現在位置、ヨーレート及び3軸加速度をそれぞれ出力する。
そして、通信データ作成部53は、各検出動作により得た車両状態情報72に対して、設定された情報源識別子70を紐付けすることで、通信データを作成する。その後、データ送出部54は、通信データ作成部53から通信データを取得し、情報源識別子70に紐付けした状態にて車両状態情報72を送出する。これにより、無線通信部58は、車両状態情報72として、車両12の位置、速度及び診断情報のうち少なくとも1つを送出する。
ステップS12において、車両状態情報サーバ16側の制御部62は、ステップS11にて送信された車両状態情報72を解析することで、車両12の車両識別子38が必要であるか否かを判定する。制御部62は、例えば、警告灯が「オン状態」であったとの検知結果を得た場合、車両識別子38が必要であると判定する。
ステップS13において、車両状態情報サーバ16側の制御部62は、ステップS12により必要と判定された場合に、車両識別子38の使用許諾を問い合わせるための要求信号を車両情報通信装置30に向けて送信する。
ステップS14において、車両12側の車載端末36は、ステップS13にて送信された要求信号を受け付けた後に、入出力部44に使用許諾画面を表示させる。
図8Aに示すように、ディスプレイ47の画面上には、ユーザ(車両12の乗員)に向けたメッセージを表示する欄100、[はい]と表記されたボタン101、及び[いいえ]と表記されたボタン102が配置されている。欄100には、特定の目的で、車両状態情報72を特定の事業者に送信することの許諾を求めるメッセージと、その許諾の有効期間(許諾後から2016年8月31日まで)が表記されている。本図例における特定の事業者は、車両12のメーカ(X社)及び必要な関係会社(販売代理店Y社を含む)である。
ステップS15において、ユーザは、2つのボタン101、102のうちいずれか一方をタッチする。タッチセンサ48は、ユーザによる[はい]ボタン101のタッチ操作に応じて、車両状態情報72の使用を許諾する旨を検知する。一方、タッチセンサ48は、ユーザによる[いいえ]ボタン102のタッチ操作に応じて、車両状態情報72の使用を許諾しない旨を検知する。
ステップS16において、車両12側の車載端末36は、ユーザによる使用許諾を受け付けたか否かを判定する。使用許諾を受け付けた場合、次のステップ(S17)に進む。なお、この使用許諾には、車両状態情報72を特定の事業者に送信することの許諾のみならず、車両状態情報72を送信するために識別子変換データ39を提供することの許諾が含まれる点に留意する。
ステップS17において、車両12側の車両状態情報通信部46は、識別子変換データ39を車両状態情報サーバ16に向けて送信する。具体的には、データ送出部54は、エンジンECU32から読み出された識別子変換データ39を、携帯型端末56を介して外部に送出する。
ステップS18において、車両状態情報サーバ16側の変換データ取得部66は、ステップS17で送信された識別子変換データ39を取得する。その後、データ処理部68は、第1データベース64のレコード74に対して更新処理を実行する。これにより、「使用許諾情報」の許諾フラグが「オフ」から「オン」に更新される。また、「使用許諾情報」の許諾期間には「許諾時から2016年8月31日まで」が、「識別子変換データ」には今回取得した識別子変換データ39がそれぞれ設定される。
このように、入出力部44は、携帯型端末56により外部からの要求信号を受け付けた場合に、情報源識別子70から車両識別子38を特定する識別子変換データ39の送信の諾否を、車両12の乗員に選択させる。そして、携帯型端末56は、入出力部44により許諾する旨を受け付けた後に識別子変換データ39を外部に向けて送出する。
そして、車両状態情報サーバ16側の識別子逆変換部67は、送信された識別子変換データ39を用いて、情報源識別子70を車両識別子38に逆変換する。データ処理部68は、通知対象である車両状態情報72に対して、この識別子逆変換処理で得られた車両識別子38を紐付けることで、クライアント端末22への通知データ76を作成する。
その後、クライアント端末22のオペレータOP2は、受信された通知データ76に含まれる車両識別子38を手掛かりにし、車両状態情報72及び顧客情報88の対応関係を把握できる。これにより、メーカ(X社)及び/又は販売代理店(Y社)は、車両12に対して、迅速且つ的確な故障修理対応を行うことができる。
(3.使用許諾の継続問合せ処理)
第3に、使用許諾の継続問合せ処理に関わる動作について、図7に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
ステップS21において、車両状態情報サーバ16側の識別子管理部65は、使用許諾期間が経過したか否かを判定する。具体的には、識別子管理部65は、現在時刻が使用許諾期限(2016年8月31日)よりも後又は当該期限の直近である場合、使用許諾期間が経過したと判定する。
ステップS22において、車両状態情報サーバ16側の制御部62は、ステップS21により経過したと判定された場合に、使用許諾の継続を問い合わせるための要求信号を車両情報通信装置30に向けて送信する。
ステップS23において、車両12側の車載端末36は、ステップS22にて送信された要求信号を受け付けて、入出力部44に使用許諾画面を表示させる。
図8Bに示すように、ディスプレイ47の画面上には、ユーザ(車両12の乗員)に向けたメッセージを表示する欄104及び上述したボタン101、102が配置されている。欄104には、車両状態情報72の送信について引き続き許諾を求めるメッセージと、その許諾の有効期間(本図例では、1か月間の延長)が表記されている。
ステップS24において、ユーザは、2つのボタン101、102のうちいずれか一方をタッチする。タッチセンサ48は、ユーザによる[はい]ボタン101のタッチ操作に応じて、車両状態情報72の使用を引き続き許諾する旨を検知する。一方、タッチセンサ48は、ユーザによる[いいえ]ボタン102のタッチ操作に応じて、車両状態情報72の使用を許諾しない旨を検知する。
ステップS25において、車両12側の車載端末36は、ユーザによる使用許諾を受け付けたか否かを判定する。使用許諾を受け付けなかった場合、次のステップ(S26)に進む。
ステップS26において、車両12側の車両状態情報通信部46は、識別子変換データ39を削除するための要求信号を車両状態情報サーバ16に向けて送信する。
ステップS27において、車両状態情報サーバ16側のデータ処理部68は、ステップS26で送信された要求信号を受け付けて、第1データベース64のレコード74に対して更新処理を実行する。これにより、「使用許諾情報」の許諾フラグが「オン」から「オフ」に更新される。また、「使用許諾情報」の許諾期間及び「識別子変換データ」にはそれぞれ「NULL」が設定される。
なお、ステップS25において、車両12側の車載端末36が使用許諾を受け付けた場合、上記したステップS26、S27と同様の動作を経て、「使用許諾情報」の許諾期間が最新値「2016年9月30日」に更新される点に留意する。
<第1実施形態の効果>
以上のように、第1実施形態に係る車両情報通信装置30は、車両12の状態を示す車両状態情報72を検出する検出手段(エンジンECU32、センサ群33、ダッシュボード34)と、車両12に固有の車両識別子38を取得する識別子取得部51と、車両識別子38を該車両識別子38と異なる別の識別子(情報源識別子70)に変換する識別子変換部52と、情報源識別子70に紐付けした状態にて車両状態情報72を車両12の外部に向けて送出する通信手段(無線通信部58)を備える。
そして、車両情報通信システム10は、上記した車両情報通信装置30と、車両情報通信装置30からの車両状態情報72を情報源識別子70に対応付けて蓄積する第1データベース64を有する車両状態情報サーバ16とを備える。
このように構成したので、車両状態情報72の送信時に車両識別子38と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報72を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。しかも、車両識別子38を検索キーとする第2データベース84が参照されることで、別の個人情報と車両状態情報72が二次的に対応付けられる情報リスクを大幅に低減できる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態に係る車両情報通信システム110について、図9及び図10を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の参照符号を付すると共にその説明を省略する。
<車両情報通信装置114のブロック図>
図9は、第2実施形態に係る車両情報通信装置114の電気的なブロックである。車両12に搭載された車両情報通信装置114は、エンジンECU116と、センサ群33と、ダッシュボード34と、車載端末36とを基本的に備える。このエンジンECU116には、識別子変換データ39が格納されていない点で第1実施形態(図2のエンジンECU32)の構成と異なる。
また、車載端末36は、入出力部44の他、車両状態情報通信部118を備える。この車両状態情報通信部118は、識別子変換部52が欠けている点で第1実施形態(図2の車両状態情報通信部46)の構成と異なる。
<車両状態情報サーバ112のブロック図>
図10は、第2実施形態に係る車両状態情報サーバ112の電気的なブロック図である。車両状態情報サーバ112は、通信I/F60、制御部120、及び第1データベース64を備えるコンピュータである。
制御部120は、識別子管理部122、識別子変換部52、識別子逆変換部67及びデータ処理部68を備える。制御部120は、変換データ取得部66に代わって識別子変換部52を有する点で、第1実施形態(図3の制御部62)の構成と異なる。
<車両情報通信システム110の動作>
以上のように、第2実施形態に係る車両情報通信システム110は構成される。続いて、車両情報通信システム110の動作(車両状態情報72の通信処理)について、第1実施形態との差異を中心に説明する。
先ず、車両状態情報通信部118(図9)は、車両識別子38に紐付けした状態にて車両状態情報72を送信する。送信処理に先立ち、通信データ作成部53は、各検出動作により得た車両状態情報72に対して、車両識別子38を紐付けすることで通信データを作成する。その後、データ送出部54は、通信データ作成部53から通信データを取得し、車両識別子38に紐付けした状態にて車両状態情報72を送出する。
次いで、制御部120(図10)は、車両12側から受信した通信データから車両識別子38を取得し、登録済みである複数の情報源識別子70と一致しない情報源識別子70を生成する。生成処理に先立ち、識別子管理部122は、第1実施形態と同様の重複判定処理を行いながら適切な識別子変換データ39を決定し、それ以降、識別子変換データ39を適宜管理する。
最後に、制御部120(図10)は、車両12側から受信した通信データから車両状態情報72を更に取得した後、情報源識別子70に対応付けて車両状態情報72を第1データベース64に蓄積させる。なお、制御部120は、車両状態情報72の匿名性を担保するため、車両識別子38を保存せずに削除する点に留意する。
<第2実施形態の効果>
第2実施形態に係る車両情報通信システム110は、車両状態情報72を送出する車両情報通信装置114と、車両情報通信装置114からの車両状態情報72を蓄積する車両状態情報サーバ112を備える。車両情報通信装置114は、車両状態情報72を検出する検出手段(エンジンECU32、センサ群33、ダッシュボード34)と、車両12に固有の車両識別子38を取得する識別子取得部51と、車両識別子38に紐付けした状態にて車両状態情報72を車両状態情報サーバ112に向けて送出する通信手段(無線通信部58)を有する。
そして、車両状態情報サーバ112は、車両状態情報72に紐付けされた車両識別子38を該車両識別子38と異なる別の識別子(情報源識別子70)に変換する識別子変換部52と、情報源識別子70に対応付けて車両状態情報72を蓄積する第1データベース64を有する。
このように構成したので、車両状態情報72の蓄積時に車両識別子38と直接的に対応付けられるのを防止可能になり、個人情報としての側面を有する車両状態情報72を、匿名性及び利便性を両立させつつ取り扱うことができる。すなわち、第1実施形態の場合と同様の作用効果が得られる。
[補足]
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10、110…車両情報通信システム 12…車両
16、112…車両状態情報サーバ 18…顧客情報サーバ
20、22…クライアント端末 30、114…車両情報通信装置
32、116…エンジンECU 33…センサ群
34…ダッシュボード 36…車載端末
38…車両識別子 39…識別子変換データ
44…入出力部 46、118…車両状態情報通信部
51…識別子取得部 52…識別子変換部
53…通信データ作成部 54…データ送出部
56…携帯型端末 58…無線通信部
64…第1データベース 65、122…識別子管理部
67…識別子逆変換部 70…情報源識別子
72…車両状態情報 74、90…レコード
76…通知データ 84…第2データベース
88…顧客情報 100、104…欄
101、102…ボタン

Claims (5)

  1. 車両に搭載された車両情報通信装置であって、
    前記車両の状態を示す車両状態情報を検出する検出手段と、
    前記車両に固有の車両識別子を取得する識別子取得部と、
    前記識別子取得部により取得された前記車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、
    前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に紐付けした状態にて、前記検出手段により検出された前記車両状態情報を前記車両の外部に向けて送出する通信手段と
    を備えることを特徴とする車両情報通信装置。
  2. 請求項1記載の車両情報通信装置において、
    前記通信手段により外部からの要求信号を受け付けた場合に、前記別の識別子から前記車両識別子を特定する変換情報の送信の諾否を、前記車両の乗員に選択させる入出力手段を更に備え、
    前記通信手段は、前記入出力手段により許諾する旨を受け付けた後に前記変換情報を外部に向けて送出する
    ことを特徴とする車両情報通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両情報通信装置において、
    前記通信手段は、前記車両状態情報として、前記車両の位置、速度及び診断情報のうち少なくとも1つを送出することを特徴とする車両情報通信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両情報通信装置と、
    前記車両情報通信装置からの前記車両状態情報を前記別の識別子に対応付けて蓄積するデータベースを有する車両状態情報サーバと
    を備えることを特徴とする車両情報通信システム。
  5. 車両に搭載され、該車両の状態を示す車両状態情報を送出する車両情報通信装置と、
    前記車両情報通信装置からの前記車両状態情報を蓄積する車両状態情報サーバと
    を備え、
    前記車両情報通信装置は、
    前記車両状態情報を検出する検出手段と、
    前記車両に固有の車両識別子を取得する識別子取得部と、
    前記識別子取得部により取得された前記車両識別子に紐付けした状態にて、前記検出手段により検出された前記車両状態情報を前記車両状態情報サーバに向けて送出する通信手段と
    を有し、
    前記車両状態情報サーバは、
    前記車両状態情報に紐付けされた前記車両識別子を該車両識別子と異なる別の識別子に変換する識別子変換部と、
    前記識別子変換部により変換された前記別の識別子に対応付けて前記車両状態情報を蓄積するデータベースと
    を有する
    ことを特徴とする車両情報通信システム。
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