JP2008122540A - トナー用縮重合系樹脂 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明性が高く、かつ十分な着色度を有するトナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナーを提供すること。
【解決手段】金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させて得られるトナー用縮重合系樹脂であって、前記金属化合物の存在量が前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナー。
【選択図】なし

Description

本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等において形成される潜像の現像に用いられるトナーの結着樹脂として用いられるトナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナーに関する。
近年のフルカラーにおける画像の高画質・高精細化に対して要求されるトナーの性能として、鮮やかな色再現性が挙げられ、これに伴い、透明性が高く、かつ十分な着色度を有するトナー用結着樹脂が求められている。
従来、トナー用結着樹脂としては、スチレンアクリル樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂等が用いられているが、低温定着性に優れることから、ポリエステル等の縮重合系樹脂が多用されつつあり、ポリエステルを製造する際に用いられる触媒についても種々検討されている(特許文献1等参照)。
特開2002−148867号公報
従来、トナー用結着樹脂として用いられる縮重合系樹脂を製造する際に用いられる縮重合触媒としては、ジブチル錫オキサイド、ジオクチル酸錫、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸テトラブチル、オルトチタン酸ジイソプロピル等のM−O結合(Mは金属原子、Oは酸素原子)を有する金属化合物が知られている。しかしながら、従来知られているM−O結合を有する金属化合物は反応末期にジカルボン酸化合物と錯体を形成し、溶剤にも不溶解な固形分を生成する。かかる固形分が残存した樹脂は、透明性が悪化するためフルカラー画像の形成等に用いられるカラートナー等においては色再現性に悪影響を及ぼす原因となる。
本発明の課題は、透明性が高く、かつ十分な着色度を有するトナー用縮重合系樹脂、その製造方法、及び該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナーを提供することに関する。
本発明は、
〔1〕 金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させて得られるトナー用縮重合系樹脂であって、前記金属化合物の存在量が前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂、
〔2〕 金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させる工程を含むトナー用縮重合系樹脂の製造方法であって、前記金属化合物の存在量が、前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂の製造方法、並びに
〔3〕 前記〔1〕記載のトナー用縮重合系樹脂を含有してなる電子写真用トナー
に関する。
本発明のトナー用縮重合系樹脂は、透明性が高く、かつ十分な着色度を有するという優れた効果を奏するものであり、該縮重合系樹脂を含有した電子写真用トナーは、フルカラー画像の形成においても、良好な色再現性を有するものである。
本発明のトナー用縮重合系樹脂は、特定量の金属化合物と第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下で、アルコールA以外のアルコールからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させて得られるものである点に大きな特徴を有しており、これにより、透明性が高く、かつ十分な着色度を有する。理由の詳細は不明なるも、エステル化触媒として用いられる金属化合物は、反応末期にカルボン酸成分として用いられるジカルボン酸化合物との錯体形成により、金属酸化物となりやすく、これにより、触媒活性が落ちると、生成したポリエステルが縮重合反応中の熱により分解し、得られるポリエステルが着色し、透明性が悪化するものと推定される。しかしながら、本発明では、金属化合物とともに、前記の脂肪族多価アルコール(アルコールA)が存在することにより、その水酸基が金属化合物中の金属原子に配位し、錯体形成を抑制しているものと推定される。第二級炭素原子に結合する水酸基は、α位の炭素原子に炭化水素基が結合しているため、一般に耐水性が高く、金属化合物とジカルボン酸化合物との錯体形成からの保護作用が高く、金属原子への配位し易さの観点から、互いに隣接した第二級炭素原子に結合した水酸基を1組以上有する脂肪族多価アルコールが好ましい。
本発明の縮重合系樹脂としては、原料モノマーとして、少なくともアルコール成分及びカルボン酸成分が用いられるものであれば特に限定されず、ポリエステル、ポリエステル・ポリアミド等が挙げられるが、これらの中では、耐久性及び帯電性の観点から、ポリエステルが好ましい。
アルコール成分は、アルコールA以外のアルコールBからなる。アルコールBとしては、エチレングリコール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、1,7-ヘプタンジオール、1,8-オクタンジオール、1,9-ノナンジオール、1,10-デカンジオール、1,4-ブテンジオール、1,3-ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、2-ブチル-2-エチル-1,3-プロパンジオール等の脂肪族ジオール;ポリオキシプロピレン-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエチレン-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン等の、式(I):
Figure 2008122540
(式中、ROはアルキレンオキサイドであり、Rは炭素数2又は3のアルキレン基、x及びyはアルキレンオキサイドの平均付加モル数を示す正の数であり、xとyの和は1〜16、好ましくは1.5〜5である)
で表されるビスフェノールのアルキレンオキサイド付加物等の芳香族ジオール、グリセリン等の3価以上の多価アルコール等が挙げられる。これらの中では、金属酸化物の発生を抑制する観点から、脂肪族アルコールが好ましく、エチレングリコール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の炭素数2〜6の脂肪族アルコールがより好ましい。
アルコールA以外の脂肪族アルコール、好ましくはアルコールA以外の炭素数2〜6の脂肪族アルコールの含有量は、アルコール成分中、20モル%以上が好ましく、80モル%以上がより好ましい。
カルボン酸成分としては、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、n-ドデシルコハク酸、n-ドデセニルコハク酸等の脂肪族ジカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン酸;トリメリット酸、ピロリメット酸等の3価以上の多価カルボン酸;及びこれらの酸の無水物、アルキル(炭素数1〜3)エステル;ロジン;フマル酸、マレイン酸、アクリル酸等で変性されたロジン等が挙げられる。上記のような酸、これらの酸の無水物、及び酸のアルキルエステルを、本明細書では総称してカルボン酸化合物と呼ぶ。
なお、アルコール成分には1価のアルコールが、カルボン酸成分には1価のカルボン酸化合物が、分子量調整や耐オフセット性向上の観点から、適宜含有されていてもよい。
第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)としては、2,3-ブタンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,4-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール、2,4-ヘキサンジオール、2,5-ヘキサンジオール等が挙げられる。
前記脂肪族多価アルコールの炭素数は、コンパクトな分子構造を有している観点から、4〜8が好ましく、4〜5がより好ましい。また、金属原子への配位しやすさの観点から、互いに隣接した第二級炭素原子に結合した水酸基を1組以上有する脂肪族多価アルコールがより好ましい。これらの観点から、2,3-ブタンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール等の互いに隣接した第二級炭素原子に結合した水酸基を1組以上有する、炭素数4〜8の脂肪族多価アルコールがより好ましい。
前記脂肪族多価アルコールの存在量は、金属化合物とジカルボン酸化合物の錯体形成の防止及び触媒活性の観点から、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部であり、好ましくは0.025〜4重量部である。
金属化合物としては、反応性の観点から、M−O結合(Mは金属原子)を有する化合物が好ましく、かかる結合は共有結合でも良いしイオン性結合でも良い。また、金属化合物を構成する金属元素は、チタン、錫、ニッケル、アンチモン、アルミニウム及び亜鉛からなる群より選ばれた少なくとも1種であることが好ましく、チタン又は錫であることがより好ましい。
チタン化合物としては、Ti-O結合を有するチタン化合物が好ましく、総炭素数1〜28のアルコキシ基、アルケニルオキシ基又はアシルオキシ基を有する化合物がより好ましい。
チタン化合物の具体例としては、チタンジイソプロピレートビストリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)2(C37O)2〕、チタンジイソプロピレートビスジエタノールアミネート〔Ti(C4102N)2(C37O)2〕、チタンジペンチレートビストリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)2(C511O)2〕、チタンジエチレートビストリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)2(C25O)2〕、チタンジヒドロキシオクチレートビストリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)2(OHC816O)2〕、チタンジステアレートビストリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)2(C1837O)2〕、チタントリイソプロピレートトリエタノールアミネート〔Ti(C6143N)1(C37O)3〕、チタンモノプロピレートトリス(トリエタノールアミネート)〔Ti(C6143N)3(C37O)1〕等が挙げられ、これらの中ではチタンジイソプロピレートビストリエタノールアミネート、チタンジイソプロピレートビスジエタノールアミネート及びチタンジペンチレートビストリエタノールアミネートが好ましく、これらは、例えばマツモト交商(株)の市販品としても入手できる。
他の好ましいチタン化合物の具体例としては、テトラ-n-ブチルチタネート〔Ti(C49O)4〕、テトラプロピルチタネート〔Ti(C37O)4〕、テトラステアリルチタネート〔Ti(C1837O)4〕、テトラミリスチルチタネート〔Ti(C1429O)4〕、テトラオクチルチタネート〔Ti(C817O)4〕、ジオクチルジヒドロキシオクチルチタネート〔Ti(C817O)2(OHC816O)2〕、ジミリスチルジオクチルチタネート〔Ti(C1429O)2(C817O)2〕等が挙げられ、これらの中ではテトラステアリルチタネート、テトラミリスチルチタネート、テトラオクチルチタネート及びジオクチルジヒドロキシオクチルチタネートが好ましい。これらは、例えばハロゲン化チタンを対応するアルコールと反応させることにより得ることができ、又は、ニッソー社等の市販品としても入手できる。
また、Ti-O結合を有するチタン化合物として、ジオール(α)のチタン酸エステルからなり、ジオール(α)の少なくとも一部が3以上の炭素数を有するジオール(β)を用いることもできる。3以上の炭素数を有するジオール(β)としては、1,2-プロピレングリコール、1,3-プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ドデカンジオール等のアルキレングリコール;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等のアルキレンエーテルグリコール;1,4-シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールF等の脂環式ジオール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール類;上記脂環式ジオールの炭素数2〜18のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、α-オレフィンオキサイド等)付加物;上記ビスフェノール類の炭素数2〜18のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、α-オレフィンオキサイド等)付加物などが挙げられる。アルキレンオキサイドの付加モル数は1〜10モルが好ましく、1〜5モルがより好ましい。これらの中では、6以上の炭素数を有するジオールが好ましく、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物及び脂環式ジオールがより好ましく、ビスフェノール類のエチレンオキサイド付加物及びビスフェノール類のプロピレンオキサイド付加物がさらに好ましい。
ジオール(α)として、3以上の炭素数を有するジオール(α)の他、エチレングリコール(β)を併用することが好ましい。(α)と(β)のモル比は、通常25:75〜100:0、好ましくは40:60〜100:0、さらに好ましくは50:50〜90:10である。(α)の比率が高いほうが、触媒活性が高く、また得られたポリエステルの着色が少ない点で好ましいが、(β)を含有させることで触媒が水により失活しにくくなる点で好ましい。
ジオール(α)のチタン酸エステルの具体例としては、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物のチタン酸エステル、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物のチタン酸エステル、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物/エチレングリコール混合物(モル比;75/25)のチタン酸エステル、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物/エチレングリコール混合物(モル比;50/50)のチタン酸エステル、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物/エチレングリコール混合物(モル比;75/25)のチタン酸エステル、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物/エチレングリコール混合物(モル比;50/50)のチタン酸エステル等が挙げられる。
ジオール(α)のチタン酸エステルは、例えば、脱水したジオール(α)に20〜100℃でチタン酸の低級モノアルコールエステル(チタン酸テトライソプロピル等)を加え、エステル交換反応により生成する低級アルコール(イソプロパノール等)を常圧又は減圧下に留去する方法により得られる。ジオール(α)とチタン酸の低級モノアルコールエステルのモル比は、20/1〜1/1が好ましく、12/1〜2/1がより好ましい。
錫化合物としては、例えば、酸化ジブチル錫が知られているが、本発明では、触媒と第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコールの配位のし易さの観点から、Sn-C結合を有していない錫(II)化合物が好ましい。
Sn-C結合を有していない錫(II)化合物としては、Sn-O結合を有する錫(II)化合物、Sn-X(Xはハロゲン原子を示す)結合を有する錫(II)化合物等が好ましく、Sn-O結合を有する錫(II)化合物がより好ましい。
Sn-O結合を有する錫(II)化合物としては、シュウ酸錫(II)、ジ酢酸錫(II)、ジオクタン酸錫(II)、ジ2-エチルヘキサン酸錫(II)、ジラウリル酸錫(II)、ジステアリン酸錫(II)、ジオレイン酸錫(II)等の炭素数2〜28のカルボン酸基を有するカルボン酸錫(II);ジオクチロキシ錫(II)、ジラウロキシ錫(II)、ジステアロキシ錫(II)、ジオレイロキシ錫(II)等の炭素数2〜28のアルコキシ基を有するジアルコキシ錫(II);酸化錫(II);硫酸錫(II)等が、Sn-X(Xはハロゲン原子を示す)結合を有する錫(II)化合物としては、塩化錫(II)、臭化錫(II)等のハロゲン化錫(II)等が挙げられ、これらの中では、帯電立ち上がり効果及び触媒能の点から、(R1COO)2Sn(ここでR1は炭素数5〜19のアルキル基又はアルケニル基を示す)で表される脂肪酸錫(II)、(R2O)2Sn(ここでRは炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す)で表されるジアルコキシ錫(II)及びSnOで表される酸化錫(II)が好ましく、(R1COO)2Snで表される脂肪酸錫(II)及び酸化錫(II)がより好ましく、ジオクタン酸錫(II)、ジ2-エチルヘキサン酸錫(II)、ジステアリン酸錫(II)及び酸化錫(II)がさらに好ましい。
金属化合物の存在量は、反応活性及び得られるポリエステルの着色防止の観点から、アルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して、0.01〜2.5重量部であり、0.05〜2.0重量部が好ましい。
アルコールAと金属化合物の重量比〔アルコールA/金属化合物〕は、金属化合物の触媒活性の低下により、得られる樹脂が着色するのを防止する観点から、50以下が好ましい。かかる観点から、アルコールAと金属化合物の重量比〔アルコールA/金属化合物〕は、0.2〜50が好ましい。
アルコール成分とカルボン酸成分との縮重合は、例えば、前記の金属化合物及びアルコールAの存在下、不活性ガス雰囲気中にて、180〜250℃の温度で行うことができる。具体的には、金属化合物とアルコールAを予め、反応槽内に投入し、100〜200℃にてアルコールAを金属化合物に配位させた後にアルコール成分とカルボン酸成分を投入し、縮重合反応を行う方法や、金属化合物、アルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分を一括投入し、180〜200℃程度の、縮重合反応よりも金属化合物へのアルコールAの配位が生じやすい低温条件下で保持した後に徐々に昇温を行い、縮重合反応を開始する方法が挙げられるが、反応の簡便性を考慮すると、後者の方が好ましい。また、後者の方法において、さらなるアルコールAを、縮重合反応途中で添加する場合は、反応系を一旦180〜200℃程度に冷却し、かかるアルコールAを添加し、保持した後、再度昇温して縮重合反応を行うことが好ましい。
なお、ポリエステル・ポリアミドは、前記のアルコール成分及びカルボン酸成分に加えてアミド成分を用い、これらの原料モノマーを縮重合させて得られ、ポリアミドは、前記のカルボン酸成分に加えてアミド成分を用い、これらの原料モノマーを縮重合させて得られる。アミド成分としては、公知の各種ポリアミン、アミノカルボン酸類、アミノアルコール等が挙げられる。
なお、ポリエステルは、実質的にその特性を損なわない程度に変性されたポリエステルであってもよい。変性されたポリエステルとしては、例えば、特開平11−133668号公報、特開平10−239903号公報、特開平8−20636号公報等に記載の方法によりフェノール、ウレタン、エポキシ等によりグラフト化やブロック化したポリエステルをいう。
縮重合系樹脂の軟化点は、定着性、保存性及び耐久性の観点から、90〜160℃が好ましく、95〜155℃がより好ましく、100〜150℃がさらに好ましい。ガラス転移点は、定着性、保存性及び耐久性の観点から、45〜75℃が好ましく、50〜70℃がより好ましい。帯電性と環境安定性の観点から、酸価は、1〜80mgKOH/gが好ましく、5〜60mgKOH/gがより好ましく、5〜50mgKOH/gがさらに好ましく、水酸基価は、1〜80mgKOH/gが好ましく、8〜50mgKOH/gがより好ましく、8〜40mgKOH/gがさらに好ましい。
透明性が高く、かつ十分な着色度を有する本発明の縮重合系樹脂をトナー用結着樹脂として用いることにより、色再現性に優れた電子写真用トナーが得られる。本発明のトナーには、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の結着樹脂、例えば、スチレン-アクリル樹脂等のビニル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン等の他の樹脂が併用されていてもよいが、本発明の縮重合系樹脂の含有量は、結着樹脂中、70重量%以上が好ましく、80重量%以上がより好ましく、90重量%以上がさらに好ましく、実質的に100重量%であることがさらに好ましい。
本発明のトナーには、さらに、着色剤、離型剤、荷電制御剤、磁性粉、流動性向上剤、導電性調整剤、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、クリーニング性向上剤等の添加剤が適宜含有されていてもよい。
着色剤としては、トナー用着色剤として用いられている染料、顔料等のすべてを使用することができ、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、ソルベントレッド146、ソルベントブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が用いることができ、本発明のトナーは、黒トナー、カラートナーのいずれであってもよいが、特にカラートナーである場合に、色再現性に対する効果がより顕著に発揮される。着色剤の含有量は、結着樹脂100重量部に対して、1〜40重量部が好ましく、2〜10重量部がより好ましい。
本発明のトナーは、溶融混練法、乳化転相法、重合法等の従来より公知のいずれの方法により得られたトナーであってもよいが、生産性や着色剤の分散性の観点から、溶融混練法による粉砕トナーが好ましい。溶融混練法による粉砕トナーの場合、結着樹脂、着色剤、荷電制御剤等の原料をヘンシェルミキサー等の混合機で均一に混合した後、密閉式ニーダー、1軸もしくは2軸の押出機、オープンロール型混練機等で溶融混練し、冷却、粉砕、分級して製造することが出来る。一方、トナーの小粒径化の観点からは、重合法によるトナーが好ましい。金属化合物とジカルボン酸化合物との錯体形成により生成する溶剤にも不溶解な固形分は、溶剤を利用する水系媒体中でトナー粒子を生成させる際に、粒子の分布がブロードになり画質に悪影響を及ぼすが、本発明では、かかる固形分の生成が抑制されるため、粒度分布がよりシャープなトナーを得ることができる。
本発明のトナーの体積中位粒径(D50)は、3〜15μmが好ましい。なお、本明細書において、体積中位粒径(D50)とは、体積分率で計算した累積体積頻度が粒径の小さい方から計算して50%になる粒径を意味する。
本発明のトナーは、一成分現像用トナーとして、又はキャリアと混合して二成分現像剤として用いることができる。
〔樹脂の軟化点〕
フローテスター(島津製作所、CFT-500D)を用い、1gの試料を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押出する。温度に対し、フローテスターのプランジャー降下量をプロットし、試料の半量が流出した温度を軟化点とする。
〔樹脂のガラス転移点〕
示差走査熱量計(セイコー電子工業社製、DSC210)を用いて、試料を0.01〜0.02gをアルミパンに計量し、200℃まで昇温し、その温度から降温速度10℃/分で0℃まで冷却したサンプルを昇温速度10℃/分で昇温し、吸熱の最高ピーク温度以下のベースラインの延長線とピークの立ち上がり部分からピークの頂点までの最大傾斜を示す接線との交点の温度とする。
〔樹脂の酸価〕
JIS K0070の方法に基づき測定する。但し、測定溶媒のみJIS K0070の規定のエタノールとエーテルの混合溶媒から、アセトンとトルエンの混合溶媒(アセトン:トルエン=1:1(容量比))に変更した。
〔樹脂の水酸基価〕
JIS K0070の方法に基づき測定する。
〔トナーの体積中位粒径(D50)〕
測定機:コールターマルチサイザーII(ベックマンコールター社製)
アパチャー径:100μm
解析ソフト:コールターマルチサイザーアキュコンプ バージョン 1.19(ベックマンコールター社製)
電解液:アイソトンII(ベックマンコールター社製)
分散液:エマルゲン109P(花王社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:13.6)5%電解液
分散条件:分散液5mlに測定試料10mgを添加し、超音波分散機にて1分間分散させ、その後、電解液25mlを添加し、さらに、超音波分散機にて1分間分散させる。
測定条件:ビーカーに電解液100mlと分散液を加え、3万個の粒子の粒径を20秒で測定できる濃度で、3万個の粒子を測定し、その粒度分布から体積中位粒径(D50)を求める。
精製ロジンの製造例
分留管、還流冷却器及び受器を装備した2000ml容の蒸留フラスコに1000gのトールロジンを加え、1kPaの減圧下で蒸留を行い、195〜250℃での留出分を主留分として採取した。
実施例1及び4
表1に示すアルコール成分、テレフタル酸、金属化合物及びアルコールAを、窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、180℃で1時間保温した後に180℃から230℃まで10℃/時間で昇温し、その後230℃で10時間縮重合反応させ、さらに230℃、8.0kPaにて1時間反応を行った。210℃まで冷却した後、表1に示す無水トリメリット酸を投入し、210℃にて2時間反応を行い、210℃、10kPaにて所望の軟化点まで反応を行って、ポリエステルを得た。
実施例2
表1に示す1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、テレフタル酸、テトラブチルチタネート及び2,3-ブタンジオールを、窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、180℃で1時間保温した後に180℃から230℃まで10℃/時間で昇温、その後230℃で10時間縮重合反応させ、さらに230℃、8.0kPaにて1時間反応を行った。その後、180℃まで冷却後、表1に示す精製ロジン、イタコン酸及び2,3-ペンタンジオールを入れ、210℃まで10℃/時間で昇温を行い、その後、表1に示す無水トリメリット酸を投入し、210℃にて2時間反応を行い、210℃、10kPaにて所望の軟化点まで反応を行って、ポリエステルを得た。
実施例3
表1に示す酸化ジブチル錫及び2,3-ブタンジオールを、窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、150℃で1時間保温した後、8.3kPaにてさらに1時間保持した後、常圧(101.3kPa)に戻し、180℃まで昇温後、表1に示すBPA-PO及びテレフタル酸を投入し、230℃にて5時間反応後、180℃まで冷却し、表1に示すフマル酸を入れ、180℃から210℃まで10℃/時間で昇温、その後、表1に示す無水トリメリット酸を投入し、210℃まで2時間かけて昇温を行い、210℃、10kPaにて所望の軟化点まで反応を行ってポリエステルを得た。
実施例5
表1に示すBPA-PO、テレフタル酸及び2,3-ブタンジオールを、窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、180℃で1時間保温した後、230℃まで昇温、その後230℃にて5時間反応させ、230℃、10kPaにて1時間反応させた。その後、180℃まで冷却し、表1に示すフマル酸を入れ、180℃から210℃まで10℃/時間で昇温した後、表1に示す無水トリメリット酸を投入し、210℃まで2時間かけて昇温を行い、210℃、10kPaにて所望の軟化点まで反応を行ってポリエステルを得た。
比較例1
表1に示すBPA-PO、テレフタル酸及び酸化ジブチル錫を、窒素導入管、脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、180℃で1時間保温した後に180℃から230℃まで10℃/時間で昇温、その後230℃で10時間縮重合反応させ、さらに230℃、8.0kPaにて1時間反応を行った。その後180℃まで冷却し、表1に示すフマル酸を入れ、180℃から210℃まで10℃/時間で昇温、その後、表1に示す無水トリメリット酸を投入し、210℃まで2時間かけて昇温を行い、210℃、10kPaにて所望の軟化点まで反応を行ってポリエステルを得た。
試験例1〔透明性〕
500ml容のガラスビーカー中で、ポリエステル4gをメチルエチルケトン100mlに入れ、アンカー型のメカニカルスターラーを装備し、室温条件下、100r/minで3時間攪拌し、その後1時間静置した。静置後の樹脂溶液を目視にて観察し、以下の評価基準に従って、透明性を評価した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
◎:沈殿物が全く確認できない。
○:沈殿物は確認できないが、容器を振ると微粒子が観測される。
△;少量の沈殿物が確認でき、容器を振ると微粒子が観測される。
×;沈殿物が確認でき、容器を振ると溶液が白濁する。
試験例2〔着色度〕
ポリエステル10.0gをHFIP(ヘキサフロロイソプロパノール)40gに20℃にて溶解した後に目開き0.50μmのメンブランフィルター(DISMIC-25JP、アドバンテック社製)を通してろ過することにより、試料を調製し、ASTM 1544-98に従い、ガードナーナンバーを測定し、ブランクと比較を行った。ブランクは、そのポリエステルを合成するために使用した全てのモノマーを同じ配合比で混合して得られた混合物10.0gを同様にHFIP(ヘキサフロロイソプロパノール)40gに20℃にて溶解した後に目開き0.50μmのメンブランフィルター(DISMIC-25JP、アドバンテック社製)を通してろ過することにより、調製した。以下の評価基準に従って評価した着色度の結果を表1に示す。
〔評価基準〕
◎:ガードナーナンバーの差が1以下
○:ガードナーナンバーの差が2以上、3以下
△:ガードナーナンバーの差が4以上、6以下
×:ガードナーナンバーの差が7以上
Figure 2008122540
以上の結果より、アルコール成分とカルボン酸成分の縮重合の際に、金属化合物とともに、第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコールを用いて得られた実施例1〜5のポリエステルは、比較例1のポリエステルが透明性に欠けているのに対し、透明性、着色度において総合的に優れていることが分かる。従って、実施例1〜5のポリエステルを結着樹脂として用いることにより、色再現性の良好なトナーが得られる。
本発明のトナー用縮重合系樹脂は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等において形成される潜像の現像等に用いられるトナーの結着樹脂等として用いられるものである。

Claims (7)

  1. 金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させて得られるトナー用縮重合系樹脂であって、前記金属化合物の存在量が前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂。
  2. アルコールAが、互いに隣接した第二級炭素原子に結合した水酸基を1組以上有する、炭素数が4〜8の脂肪族多価アルコールである請求項1記載のトナー用縮重合系樹脂。
  3. アルコールAと金属化合物の重量比〔アルコールA/金属化合物〕が、0.2〜50である請求項1又は2記載のトナー用縮重合系樹脂。
  4. 金属化合物が、M−O結合(Mは金属原子)を有する請求項1〜3いずれか記載のトナー用縮重合系樹脂。
  5. 金属化合物を構成する金属元素が、チタン、錫、ニッケル、アンチモン、アルミニウム及び亜鉛からなる群より選ばれた少なくとも1種の金属である請求項1〜4いずれか記載のトナー用縮重合系樹脂。
  6. 金属化合物及び第二級炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する脂肪族多価アルコール(アルコールA)の存在下、アルコールA以外のアルコールBからなるアルコール成分とカルボン酸成分を縮重合させる工程を含むトナー用縮重合系樹脂の製造方法であって、前記金属化合物の存在量が、前記のアルコールA、アルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.01〜2.5重量部であり、前記アルコールAの存在量が前記のアルコール成分及びカルボン酸成分の総量100重量部に対して0.005〜5重量部である、トナー用縮重合系樹脂の製造方法。
  7. 請求項1〜5いずれか記載のトナー用縮重合系樹脂を含有してなる電子写真用トナー。
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