JP2008121516A - 燃料ポンプユニット、燃料ポンプモジュール及び燃料供給装置並びにこれらのいずれかを備えた燃料タンクユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の燃料供給装置は、燃料を貯留するリザーバカップ40と、リザーバカップ40内の燃料を吸引して吐出する燃料ポンプ32と、燃料タンク内の燃料を吸入する燃料吸入配管と、燃料ポンプ32から吐出される燃料の一部を利用して燃料吸入配管からリザーバカップ40内に燃料タンク内の燃料を吸入するジェットポンプを備えている。燃料ポンプ32はリザーバカップ40の外側に配置され、燃料ポンプ32に対するリザーバカップ40の組付け姿勢が変更可能となっている。
【選択図】 図3
Description
この燃料ポンプユニットでは、燃料タンク内の燃料を燃料吸入配管を介してリザーバカップ内に吸入し、リザーバカップ内に吸入された燃料を燃料ポンプによって燃料タンク外に吐出する。ジェットポンプと燃料吸入配管を用いるため、燃料タンク内の燃料が少なくなったときでもリザーバカップ内に燃料を強制的に貯留することができ、内燃機関に燃料を供給することができる。
また、燃料ポンプをリザーバカップの外側に配置したことから、リザーバカップの容積を小さく抑えることができる。さらに、燃料ポンプに対するリザーバカップの組付け姿勢が変更可能となっていることから、燃料タンクの形状に応じてリザーバカップの組み付け姿勢を調整することができる。これらによって、燃料タンクへの搭載性を向上することができる。
この燃料ポンプモジュールでも、ジェットポンプと燃料吸入配管を用いて強制的に燃料タンク内の燃料を燃料吸入部に吸入するため、燃料タンク内の燃料が少なくなっても、内燃機関に燃料を供給することができる。また、燃料吸入配管はフレキシブルに燃料タンク内に配置することができるため、燃料タンクの各部から効率的に燃料を吸入することができ、また、燃料タンクへの搭載性も向上することができる。
この燃料供給装置では、ジェットポンプと燃料吸入配管によって、燃料タンク内の燃料がサクションフィルタ近傍に集められる。このため、燃料タンク内の燃料が少なくなっても、燃料ポンプはサクションフィルタ近傍に集められた燃料を吸入して内燃機関に供給することができる。また、リザーバカップを用いていないため、その分だけ燃料供給装置を小型化でき、燃料タンクへの搭載性を向上することができる。
(形態1) 燃料供給装置は、プレートと、燃料ポンプと、リザーバカップと、プレッシャレギュレータと、燃料吸入配管を備えている。
(形態2) プレートは、燃料タンクの開口に取付けられ、燃料タンクの開口を閉じている。プレートには燃料ポンプが取付けられている。
(形態3) リザーバカップはケーシングを備えている。ケーシング内には、燃料を吸引するための吸引空間と、燃料を貯留するための貯留空間が形成されている。吸引空間の燃料吐出側は、貯留空間の燃料吸入側に連通している。貯留空間の燃料吐出側は、燃料ポンプの燃料吸入口に連通している。
(形態4) ケーシングの吸引空間にはジェットポンプが配設される。ジェットポンプは、プレッシャレギュレータからのリターン燃料を利用して、燃料吸入配管を介して燃料タンク内の燃料を吸引する。ジェットポンプから吐出される燃料は、ケーシングの第2空間に供給される。
(形態5) ケーシングの貯留空間は、フィルタ部材によって燃料吸入側と燃料吐出側に区画される。燃料吸入側には貯留空間とケーシング外とを連通する開口が設けられている。開口はケーシングの下端面に形成されている。この開口には逆止弁が設けられている。逆止弁は、ケーシング外からケーシング内への燃料の流入を許容する一方で、ケーシング内からケーシング外への燃料の流出を禁止する。
(形態6) リザーバカップの吐出口には燃料ポンプの吸入口が取付けられている。燃料ポンプに対するリザーバカップの組付け姿勢は、燃料タンクの形状に応じて調整されている。
図1,2に示すように、燃料タンク10は鞍型形状(断面逆U字型)の燃料タンクである。燃料タンク10の上面16と底面14はともに傾斜しており、その一方の端部(図1の左側の端部)が他方の端部(図1の右側の端部)に対して高くなっている。上面16の一方の端部には給油口16aが形成されている。底面14の他方の端部には開口14aが形成されている。開口14aには、後述する燃料供給装置のセットプレート(請求項でいうプレート部材)が取付けられる。
また、燃料タンク10には、底面14の左右両側に凹部(窪み部)12a,12bが形成されている(図2参照)。図から明らかなように、凹部12a,12bが燃料タンク10の最下部となっている。
図1,2に示すように、分岐管74aの燃料吸入口78aは燃料タンク10の凹部12aの最下部に配置され、分岐管74bの燃料吸入口78bは燃料タンク10の凹部12bの最下部に配置されている。このため、分岐管74aは凹部12a内の燃料を吸入することができ、分岐管74bは凹部12b内の燃料を吸入することができる。
セットプレート22は、燃料タンク10の開口14aに取付けられる。セットプレート22が開口14aに取付けられると、開口14aがセットプレート22によって閉じられる。セットプレート22には、燃料ポンプ32から吐出される燃料が流れる燃料流路25が形成されている。燃料流路25の一端には吐出ポート24が設けられ、燃料流路25の他端には吐出ポート28が設けられている。吐出ポート24には燃料供給管(図示省略)の一端が接続され、燃料供給管の他端はエンジンに接続されている。吐出ポート28には、上述した燃料配管82の一端が接続されている。したがって、吐出ポート28から吐出される燃料は、燃料配管82を通ってプレッシャレギュレータ80に供給される。
なお、本実施例では、セットプレート22とプレッシャレギュレータ80を別体で構成したが、セットプレートにプレッシャレギュレータを組付けて一体化するようにしてもよい。これによって、燃料タンクへの組付作業をより容易化することができる。
吸引空間52dは、メインケーシング52に形成された吸入口54により外部と連通している。吸入口54には、燃料吸入配管70の接続口80が連結される。このため、燃料吸入配管70内の燃料は、吸入口54を通って吸引空間52c内に流れることができる。
貯留空間(52a,52b)は、フィルタ部材60によって燃料吸入側(下側の空間)52bと燃料吐出側(上側の空間)52aに区画されている。フィルタ部材60は、燃料吸入側の空間52bから燃料吐出側の空間52aに流れる燃料中に含まれる異物を除去する。フィルタ部材60には、公知の濾布(例えば、ナイロンメッシュ,不織布等)を用いることができる。フィルタ部材60は、メインケーシング52と下ケーシング56によって挟持される。すなわち、メインケーシング52に下ケーシング56が取付けられると、フィルタ部材60の全周がメインケーシング52と下ケーシング56によって挟持され、これによって、フィルタ部材60が貯留空間(52a,52b)内で保持されるようになっている。
接続口46aには、燃料リターン配管84が接続される。このため、プレッシャレギュレータ80からのリターン燃料がノズル部42aに供給される。ノズル部42aにリターン燃料が供給されると、燃料吸入配管70内の燃料が吸入口54を通って吸引空間52c内に吸引される。ノズル部42aに供給されたリターン燃料と燃料吸入配管70から吸引された燃料は、吸引空間52cから吸入側の貯留空間52aに流れる。したがって、吸入口部材46、ノズル部42a、吸引空間52d及び吸入口54によって、燃料タンク10内の燃料を吸引するジェットポンプが形成されている。
取付部44aには、ネジ65によってフランジ部材64が固定されている。フランジ部材64は、燃料ポンプ32を収容するハウジング38の一端に取付けられている。具体的には、フランジ部材64は、ハウジング38の外周を覆うように形成された側壁部64bを備えている。側壁部64bの基端には開口穴64aが形成されている。開口穴64aは複数形成されており、これら開口穴64aは周方向に均等の間隔で配置されている。ハウジング38の先端には、開口穴64aと同数の係止爪38a(開口穴64aに係合する)が形成されており、これら係止爪38aも周方向に均等の間隔で配置されている。そして、フランジ部材64の開口穴64aにハウジング38の係止爪38aを係止させることで、ハウジング38に対してフランジ部材64が取付けられている。
なお、燃料ポンプ32の吸入口36が挿込み部44bに対して回転可能な状態で取付けられており、また、開口穴64aと係止爪38aが同数で、かつ、周方向に均等の間隔で配置されていることから、ハウジング38に対するフランジ部材64の周方向の位置を変更することができる。ハウジング38に対するフランジ部材64の周方向の位置を変更すると、燃料ポンプ32に対する上ケーシング42(すなわち、リザーバカップ40)の組付け姿勢が変更される。本実施例では、リザーバカップ40の下ケーシング56側が燃料タンク10の壁面に沿うように、燃料ポンプ32に対してリザーバカップ40が組付けられている。
下ケーシング56の貫通孔56aには逆止弁62が配設されている。逆止弁62は、ケーシング外から貯留空間52bへの燃料の流入を許容する一方で、貯留空間52bからケーシング外への燃料の流出を禁止している。
また、下ケーシング56の下面には、複数の突出片56cが形成されている。各突出片56cには、ダンパー部材58が取付けられている。ダンパー部材58は、弾力性を有する材料(例えば、ゴム等)によって形成されている。燃料ポンプ本体20が燃料タンク10に取り付けられた状態では、ダンパー部材58が燃料タンク10の内壁面に接触するようになっている。
燃料ポンプ32内に吸引された燃料は、燃料ポンプ32内で昇圧され、吐出口34より吐出される。燃料ポンプ32より吐出された燃料の一部は、セットプレート22の燃料流路25を通って燃料タンク外のエンジンに供給され、残りは燃料配管82を通ってプレッシャレギュレータ80に供給される。プレッシャレギュレータ80は、エンジンに供給される燃料の燃料圧力を調整するために、燃料ポンプ32より吐出される燃料の一部を燃料リターン配管84に排出する。燃料リターン配管84に排出されたリターン燃料は、リザーバカップ40のノズル部42aに供給される。これによって、燃料タンク10内の燃料が燃料吸入配管70を介してリザーバカップ40の吸入空間52c内に吸引される。燃料吸入配管70の燃料吸引口78a,78bは、燃料タンク10の凹部12a,12b内に配置されているため、燃料タンク10の凹部12a,12b内の燃料がリザーバカップ40に吸引される。リザーバカップ40内に強制的に燃料が吸入されて貯留されるため、燃料ポンプ32よりエンジンに安定して燃料を供給することができる。
なお、プレッシャレギュレータ80のリターン燃料を用いて燃料タンク10内の燃料をリザーバカップ40内に吸引すると、貯留空間(52a,52b)の燃料圧力がリザーバカップ40外の燃料圧力より高くなる。かかる場合は、逆止弁62によって貫通孔56aが閉じられるため、リザーバカップ40内よりリザーバカップ40外に燃料が流出することが防止される。
また、燃料ポンプ32をリザーバカップ40の外側に配置したことから、リザーバカップ40の容積を小型化することができ、また、燃料ポンプ32に対するリザーバカップ40の組付け姿勢が燃料タンク10の形状に応じて決定されている。このため、燃料供給装置の燃料タンク10への搭載性が向上し、特異形状の燃料タンク10へも容易に搭載することができる。
また、リザーバカップ40内にフィルタ部材60を配置するとともに、リザーバカップ40内にジェットポンプが形成され、このリザーバカップ40が燃料ポンプ32を介してセットプレート22に取り付けられている。このため、燃料タンク10への燃料供給装置の組付け作業を容易に行うことができ、また、燃料供給装置を小型化することもできる。
さらに、リザーバカップ40がダンパー部材58を介して燃料タンク10の内壁面に設置されるため、エンジンの振動や車両走行時の振動がリザーバカップ40に伝達されることが抑制される。このため、燃料供給装置からエンジンに安定して燃料を供給することができる。
また、図から明らかなように、ジェットポンプ120から噴出される燃料はサクションフィルタ118の外表面に向かって流れ、サクションフィルタ118の外表面に付着した異物を洗浄する。このため、サクションフィルタ118の目詰まりが防止され、燃料ポンプ112の吸引力の低下が防止される。
また、燃料ポンプ112とサクションフィルタ118とセットプレート部材122とジェットポンプ120を別体で製作するため、各機器をコンパクト化することができ、燃料タンク110への搭載性を向上することができる。さらに、燃料タンク110の凹部121にリザーバカップの機能を持たせることで、燃料タンク110への搭載性をより向上している。
図11,12に示すように、燃料ポンプ112は、燃料タンク110の内壁面に当接する当接部114a,114bと、各当接部114a,114bに立設された雄ネジ部116a,116bを有している。雄ネジ部116a,116bの先端にはワイヤ119が着脱可能に取付けられている。また、燃料タンク110の所定の位置には、雄ネジ部116a,116bが挿通される孔110bが形成されている。
燃料ポンプ112を燃料タンク110の所定の位置に配置するためには、まず、雄ネジ部116a,116bの基端にシールリング117aを装着する(図12参照)。次いで、雄ネジ部116a,116bを挿通する孔110bから燃料タンク110内にワイヤを挿入し、そのワイヤの先端を燃料タンク110の開口より燃料タンク外に引き出す。引き出されたワイヤは、それぞれ所定の雄ネジ部116a,116bの先端に取付ける。次いで、燃料タンク110の開口より燃料タンク110内に燃料ポンプ112を挿入し、ワイヤを孔110b側から手繰り寄せる。これによって、燃料タンク110の孔110bから燃料ポンプ112の雄ネジ部116a,116bを燃料タンク110外に引き出す。次いで、引き出された雄ネジ部116a,116bにシールリング117bを装着し、雄ネジ部116a,116bにナット115を螺合させる。これによって、燃料ポンプ112の当接部114a,114bが燃料タンク110の壁面に押付けられ、燃料ポンプ112が燃料タンク110内の所定の位置に固定される。燃料ポンプ112が所定の位置に固定されると、雄ネジ部116a,116bからワイヤを取外す。なお、ジェットポンプ120についても、同様の方法により燃料タンク110内の所定の位置に固定することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
20:燃料ポンプ本体
40:リザーバカップ
70:燃料吸入配管
80:プレッシャレギュレータ
Claims (15)
- 燃料タンク内に設置され、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料ポンプユニットであって、
燃料を貯留するリザーバカップと、
そのリザーバカップに接続され、リザーバカップ内の燃料を吸引して吐出する燃料ポンプと、
その燃料ポンプに接続され、燃料ポンプから吐出される燃料の一部が流れるリターン配管と、
燃料タンク内の燃料を吸入する燃料吸入配管と、
リターン配管と燃料吸入配管とリザーバカップに接続され、リターン配管から供給されるリターン燃料によって燃料吸入配管から燃料タンク内の燃料を吸入し、供給されたリターン燃料と吸入した燃料をリザーバカップに吐出するジェットポンプと、を備えており、
燃料ポンプはリザーバカップの外側に配置されており、燃料ポンプに対するリザーバカップの組付け姿勢が変更可能なように燃料ポンプの吸入側とリザーバカップの吐出側とが組み付けられていることを特徴とする燃料ポンプユニット。 - リザーバカップの吐出口が燃料ポンプの吸入口に対して回転可能に組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプユニット。
- リザーバカップは、その内部に燃料を貯留する貯留空間が形成されるケーシングと、その貯留空間内に配置され、貯留空間を燃料吸入側と燃料吐出側に区画するフィルタ部材と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料ポンプユニット。
- リザーバカップとジェットポンプが一体化されており、リザーバカップのケーシング内にジェットポンプが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料ポンプユニット。
- リザーバカップは、ケーシング表面に配設されたダンパー部材を備えており、ケーシングがダンパー部材を介して燃料タンク内面に設置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の燃料ポンプユニット。
- 燃料タンク内に設置され、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料ポンプユニットであって、
燃料を貯留するリザーバカップと、
そのリザーバカップに接続され、リザーバカップ内の燃料を吸引して吐出する燃料ポンプと、
その燃料ポンプに接続され、燃料ポンプから吐出される燃料の一部が流れるリターン配管と、
燃料タンク内の燃料を吸入する燃料吸入配管と、
リターン配管と燃料吸入配管とリザーバカップに接続され、リターン配管から供給されるリターン燃料によって燃料吸入配管から燃料タンク内の燃料を吸入し、供給されたリターン燃料と吸入した燃料をリザーバカップに吐出するジェットポンプと、を備えており、
燃料ポンプはリザーバカップの外側に配置されており、燃料ポンプに対するリザーバカップの組付け姿勢が燃料タンクの形状に応じて調整されていることを特徴とする燃料ポンプユニット。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の燃料ポンプユニットと、
その燃料ポンプユニットが内部に設置された自動二輪車用の鞍型又は特異形状の燃料タンクと、を備えることを特徴とする燃料タンクモジュール。 - 燃料タンク内に設置され、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料ポンプモジュールであって、
少なくとも一つの燃料吸入配管と、
燃料吸入配管を介して燃料タンク内の燃料を吸入する燃料吸入部と、
燃料吸入部に吸入された燃料を吸引して吐出する燃料ポンプと、
燃料タンクに取付けられ、燃料ポンプから吐出される燃料が流れる配管を備えるプレート部材と、
プレート部材の配管内を流れる燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータと、を備えており、
燃料吸入配管は、フレキシブルに燃料タンク内に配置可能であることを特徴とする燃料ポンプモジュール。 - 燃料吸入配管は、可撓性の材料で形成された配管部と、配管部の所定の位置に設けられた燃料吸入口部を備えていることを特徴とする請求項8に記載の燃料ポンプモジュール。
- 下端部に少なくとも一つの凹部を有している燃料タンク内に設置される請求項9に記載の燃料ポンプモジュールであり、
燃料吸入配管は、燃料吸入部に接続される合流管と、その合流管から複数に分岐した分岐管と、各分岐管に設けられた燃料吸入口部を備えており、
少なくとも一つの分岐管の燃料吸入口部が燃料タンクの凹部内に配置されるようになっていることを特徴とする燃料ポンプモジュール。 - 燃料吸入部は、プレッシャレギュレータから排出される余剰燃料によって燃料吸入配管から燃料タンク内の燃料を吸入するジェットポンプを備えていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の燃料ポンプモジュール。
- 請求項8〜11のいずれかに記載の燃料ポンプモジュールと、
その燃料ポンプモジュールが内部に設置された自動二輪車用の鞍型又は特異形状の燃料タンクと、を備えることを特徴とする燃料タンクモジュール。 - 燃料タンク内に設置され、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置であって、
燃料を吸引して吐出する燃料ポンプと、
燃料ポンプの吸入口に取付けられるサクションフィルタと、
燃料タンクに取付けられ、燃料ポンプから吐出される燃料が流れる配管を備えるプレート部材と、
プレート部材の配管内を流れる燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータと、
プレッシャレギュレータから排出される余剰燃料が流れるリターン配管と、
燃料タンク内の燃料を吸入する燃料吸入配管と、
リターン配管と燃料吸入配管に接続され、リターン配管から供給されるリターン燃料によって燃料吸入配管から燃料タンク内の燃料を吸入し、供給されたリターン燃料と吸入した燃料を吐出するジェットポンプと、を備えており、
ジェットポンプの吐出口がサクションフィルタの近傍に配置されていることを特徴とする燃料供給装置。 - 下端部に少なくとも一つの凹部を有している燃料タンク内に設置される請求項11に記載の燃料供給装置であり、
燃料吸入配管は、ジェットポンプに接続される合流管と、その合流管から複数に分岐した分岐管と、各分岐管に設けられた燃料吸入口部を備えており、
少なくとも一つの分岐管の燃料吸入口部が燃料タンクの凹部内に配置されるようになっていることを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項13又は14に記載の燃料供給装置と、
その燃料供給装置が内部に設置された自動二輪車用の鞍型又は特異形状の燃料タンクと、を備えることを特徴とする燃料タンクモジュール。
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