JP2004515678A - 貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送するための装置 - Google Patents
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Abstract
本装置は貯蔵タンク10内に配置されたリザーブタンク14を有しており、このリザーブタンクから搬送装置20が燃料を吸い込んで内燃機関へ搬送する。燃料を貯蔵タンク10からリザーブタンク14内へ搬送するジェットポンプが設けられている。ジェットポンプ22はリザーブタンク14の底部15の近くに配置されており、かつリザーブタンク14の上縁の領域内にまで延びた上昇管32によってリザーブタンク14内に燃料を搬送する。リザーブタンク14の周壁18の外側に別個の構成部分30が配置されている。周壁18がその外側に、およびまたは構成部分30が周壁18に面した側に、開いたトラフ24;34を有している。構成部分30はトラフ24;34を覆うために、かつ上昇管32を形成するために、密に周壁18に結合されている。リザーブタンク14および構成部分30は開いたトラフ24;34と一緒に簡単に製作可能であり、かつ、構成部分30はわずかな費用でリザーブタンク14に結合されることができる。
Description
【0001】
背景技術
本発明は請求項1の上位概念に記載の、貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送する装置から出発している。
【0002】
この種の装置はドイツ連邦共和国特許公開第4219516号明細書から公知である。この装置は、貯蔵タンク内に配置されたリザーブタンクを有しており、このリザーブタンクから搬送装置が燃料を吸い込んで内燃機関へ搬送する。さらに、装置はジェットポンプを有しており、このジェットポンプによって燃料が貯蔵タンクからリザーブタンク内へ搬送される。ジェットポンプはリザーブタンクの底部の近くに配置されており、かつリザーブタンクの底部からリザーブタンクの上縁の領域まで延びた上昇管を通して燃料をリザーブタンク内に搬送する。その場合、上昇管はリザーブタンクと一体に形成されており、このことがリザーブタンクの製作を困難ならしめていると共に不経済な工具を必要ならしめている。上昇管の上端には変向装置が配置されており、この変向装置によって、上昇管から流出する燃料がリザーブタンク内へ案内される。この変向装置はリザーブタンクと一体に形成されることができず、別個の部分としてリザーブタンクに配置されなければならず、このことは組付け費用を増大せしめる。
【0003】
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明による装置の有する利点は、それぞれ簡単にかつ簡単な工具で製作可能である別個の構成部分とリザーブタンクとを結合することにより上昇管が形成されることにある。
【0004】
従属請求項には本発明による装置の有利な構成と変化実施形とが記載されている。請求項2による変化実施形は、上昇管から流出する燃料がリザーブタンク内へ達することを確実たらしめ、その際、請求項3による変向装置は簡単な形式で構成部分とワンピースで一体成形されることができる。請求項4または5による構成はリザーブタンクへの構成部分の簡単な固定を可能ならしめる。
【0005】
実施例の説明
次に本発明の1実施例を図面に示して以下の記載で詳細に説明する。
【0006】
図1から図3までに、貯蔵タンク10から自動車の内燃機関12へ燃料を搬送するための装置が示されている。貯蔵タンク10内にはポット形状のリザーブタンク14が配置されており、リザーブタンクは貯蔵タンク10に対比して著しくわずかな容積を有している。リザーブタンク14は底部16と周壁18とを有している。リザーブタンク14はその底部16で貯蔵タンク10の底部11上に座着している。リザーブタンク14はその上方の端部で開いて、または、閉じて形成されることができる。リザーブタンク14内には搬送装置20が配置されており、搬送装置は電気的な駆動モータとポンプ部とを有しており、かつ燃料をリザーブタンク14から吸い込んで内燃機関12へ搬送する。さらに、ジェットポンプ22が設けられており、このジェットポンプにより燃料が貯蔵タンク10からリザーブタンク14内へ搬送される。ジェットポンプ22によれば、貯蔵タンク10内の充填レベルがわずかである場合でもリザーブタンク14内に十分な燃料量が存在して、この燃料量から搬送装置20が吸い込むことができることが保証される。
【0007】
ジェットポンプ22はリザーブタンク14の底部16の近くで貯蔵タンク10の底部11の近くに配置されている。リザーブタンク14はその周壁18の外側に例えばほぼ垂直に延びていて外へ向かって開いたトラフ24を有している。トラフ24は横断面ほぼ部分円形、例えば半円形に形成されることができる。トラフ24の横断面はその下端部へ向かって急激に増大している。トラフ24の横断面は上端部へ向かって同様に次第に増大してもよく、もしくはコンスタントなままであってもよい。トラフ24によって、周壁18にはリザーブタンク14の内部へ向いた張出し部26が形成されている。リザーブタンク14はプラスチックから成り、かつ射出成形により射出成形工具内で製作されることができる。その場合、開いたトラフ24は簡単に周壁18に成形されることができる。択一的に、リザーブタンク14は例えば金属から成り、かつ変形により製作されることができ、その場合にも同様に開いたトラフ24はリザーブタンク14の製作時に簡単に成形されることができる。
【0008】
リザーブタンク14には、これの外側に配置された別個の構成部分30が結合可能であり、この構成部分によってトラフ24が周壁18の外側で覆われて、閉じた通路32が生じ、この通路が上昇管を形成する。構成部分30は周壁18に面した側に同様に開いたトラフ34を有しており、このトラフ34は横断面で周壁18のトラフ24と少なくともほぼ同じに形成されている。構成部分30はリザーブタンク14の周壁18に密に結合されており、その結果、例えば横断面円形に形成された閉じた上昇管32が形成される。トラフ34の横断面ひいては上昇管32の全横断面はトラフ24について前述したように下向きかつ上向きに増大している。さらにまた、構成部分30にはトラフ34を形成せずに、閉じた上昇管32を形成するために当該構成部分によって周壁18のトラフ24を覆うこともできる。さらにまた、構成部分30だけにトラフ34を形成し、リザーブタンク14の周壁18にはトラフを形成せずに、閉じた上昇管32を形成するために構成部分30と周壁18との結合時に構成部分のトラフ34を周壁18によって覆うこともできる。
【0009】
構成部分30は有利にはリザーブタンク14と同じ材料、要するに例えばプラスチックまたは金属から成り、かつ射出成形または変形によって製作される。リザーブタンク14の周壁18への構成部分30の固定は例えば少なくとも1つの係止結合36によって行われる。その場合、構成部分30には複数の弾力的な係止アーム38が一体成形されることができ、この係止アームは周壁18に設けられた応する係止箇所39に係止可能である。係止アーム38が周壁18に設けられ、係止箇所39が対応して構成部分30に設けられることもできる。固定のために構成部分30は図3の矢印40で示すように周壁18に対して垂直に外側から周壁18に載着されるだけでよく、その際、係止アーム38が係止する。択一的に、構成部分30は例えば溶接または接着によってもリザーブタンク14の周壁18に密に固定されることができる。
【0010】
構成部分30にはその上端領域に変向装置42が配置されることができ、この変向装置によって、上昇管32から流出する燃料がリザーブタンク14内へ案内される。この変向装置42は、上昇管32の開口をリザーブタンク14の外側に位置するその領域で覆うフードとして形成されている。フード42は流出する燃料を可能な限りわずかな流れ抵抗でリザーブタンク14内へ変向するために斜めに設置され、または湾曲して形成されることができる。フード42は構成部分30とワンピースに一体成形されることができ、その場合、構成部分は簡単に射出成形または変形によって製作可能である。
【0011】
上昇管32の増大横断面を有する下方領域内にはジェットポンプ22の形成のためにノズル44が挿入されており、このノズルに駆動導管46が接続されている。ノズル44と通路32との間には環状室48が残されており、環状室は貯蔵タンク10に連通しており、この環状室を通して、ノズル44から流出する駆動噴流によって貯蔵タンク10から燃料が連れ出され、その結果、貯蔵タンクから連れ出された燃料がノズル44から流出する燃料と一緒に上昇管32内に達して、上昇管からリザーブタンク14内に流出する。
【0012】
リザーブタンク14は外向きに案内された開口を有しておらず、リザーブタンク14の周壁18と構成部分30との結合に非シール性が生じた場合でもリザーブタンク14が空になることはない。それゆえ、リザーブタンク14の周壁18と構成部分30との間に別個のシールエレメントは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送するための装置の概略図である。
【図2】
本装置のリザーブタンクを縦断面して拡大図示した図である。
【図3】
本リザーブタンクの部分的な斜視図である。
背景技術
本発明は請求項1の上位概念に記載の、貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送する装置から出発している。
【0002】
この種の装置はドイツ連邦共和国特許公開第4219516号明細書から公知である。この装置は、貯蔵タンク内に配置されたリザーブタンクを有しており、このリザーブタンクから搬送装置が燃料を吸い込んで内燃機関へ搬送する。さらに、装置はジェットポンプを有しており、このジェットポンプによって燃料が貯蔵タンクからリザーブタンク内へ搬送される。ジェットポンプはリザーブタンクの底部の近くに配置されており、かつリザーブタンクの底部からリザーブタンクの上縁の領域まで延びた上昇管を通して燃料をリザーブタンク内に搬送する。その場合、上昇管はリザーブタンクと一体に形成されており、このことがリザーブタンクの製作を困難ならしめていると共に不経済な工具を必要ならしめている。上昇管の上端には変向装置が配置されており、この変向装置によって、上昇管から流出する燃料がリザーブタンク内へ案内される。この変向装置はリザーブタンクと一体に形成されることができず、別個の部分としてリザーブタンクに配置されなければならず、このことは組付け費用を増大せしめる。
【0003】
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明による装置の有する利点は、それぞれ簡単にかつ簡単な工具で製作可能である別個の構成部分とリザーブタンクとを結合することにより上昇管が形成されることにある。
【0004】
従属請求項には本発明による装置の有利な構成と変化実施形とが記載されている。請求項2による変化実施形は、上昇管から流出する燃料がリザーブタンク内へ達することを確実たらしめ、その際、請求項3による変向装置は簡単な形式で構成部分とワンピースで一体成形されることができる。請求項4または5による構成はリザーブタンクへの構成部分の簡単な固定を可能ならしめる。
【0005】
実施例の説明
次に本発明の1実施例を図面に示して以下の記載で詳細に説明する。
【0006】
図1から図3までに、貯蔵タンク10から自動車の内燃機関12へ燃料を搬送するための装置が示されている。貯蔵タンク10内にはポット形状のリザーブタンク14が配置されており、リザーブタンクは貯蔵タンク10に対比して著しくわずかな容積を有している。リザーブタンク14は底部16と周壁18とを有している。リザーブタンク14はその底部16で貯蔵タンク10の底部11上に座着している。リザーブタンク14はその上方の端部で開いて、または、閉じて形成されることができる。リザーブタンク14内には搬送装置20が配置されており、搬送装置は電気的な駆動モータとポンプ部とを有しており、かつ燃料をリザーブタンク14から吸い込んで内燃機関12へ搬送する。さらに、ジェットポンプ22が設けられており、このジェットポンプにより燃料が貯蔵タンク10からリザーブタンク14内へ搬送される。ジェットポンプ22によれば、貯蔵タンク10内の充填レベルがわずかである場合でもリザーブタンク14内に十分な燃料量が存在して、この燃料量から搬送装置20が吸い込むことができることが保証される。
【0007】
ジェットポンプ22はリザーブタンク14の底部16の近くで貯蔵タンク10の底部11の近くに配置されている。リザーブタンク14はその周壁18の外側に例えばほぼ垂直に延びていて外へ向かって開いたトラフ24を有している。トラフ24は横断面ほぼ部分円形、例えば半円形に形成されることができる。トラフ24の横断面はその下端部へ向かって急激に増大している。トラフ24の横断面は上端部へ向かって同様に次第に増大してもよく、もしくはコンスタントなままであってもよい。トラフ24によって、周壁18にはリザーブタンク14の内部へ向いた張出し部26が形成されている。リザーブタンク14はプラスチックから成り、かつ射出成形により射出成形工具内で製作されることができる。その場合、開いたトラフ24は簡単に周壁18に成形されることができる。択一的に、リザーブタンク14は例えば金属から成り、かつ変形により製作されることができ、その場合にも同様に開いたトラフ24はリザーブタンク14の製作時に簡単に成形されることができる。
【0008】
リザーブタンク14には、これの外側に配置された別個の構成部分30が結合可能であり、この構成部分によってトラフ24が周壁18の外側で覆われて、閉じた通路32が生じ、この通路が上昇管を形成する。構成部分30は周壁18に面した側に同様に開いたトラフ34を有しており、このトラフ34は横断面で周壁18のトラフ24と少なくともほぼ同じに形成されている。構成部分30はリザーブタンク14の周壁18に密に結合されており、その結果、例えば横断面円形に形成された閉じた上昇管32が形成される。トラフ34の横断面ひいては上昇管32の全横断面はトラフ24について前述したように下向きかつ上向きに増大している。さらにまた、構成部分30にはトラフ34を形成せずに、閉じた上昇管32を形成するために当該構成部分によって周壁18のトラフ24を覆うこともできる。さらにまた、構成部分30だけにトラフ34を形成し、リザーブタンク14の周壁18にはトラフを形成せずに、閉じた上昇管32を形成するために構成部分30と周壁18との結合時に構成部分のトラフ34を周壁18によって覆うこともできる。
【0009】
構成部分30は有利にはリザーブタンク14と同じ材料、要するに例えばプラスチックまたは金属から成り、かつ射出成形または変形によって製作される。リザーブタンク14の周壁18への構成部分30の固定は例えば少なくとも1つの係止結合36によって行われる。その場合、構成部分30には複数の弾力的な係止アーム38が一体成形されることができ、この係止アームは周壁18に設けられた応する係止箇所39に係止可能である。係止アーム38が周壁18に設けられ、係止箇所39が対応して構成部分30に設けられることもできる。固定のために構成部分30は図3の矢印40で示すように周壁18に対して垂直に外側から周壁18に載着されるだけでよく、その際、係止アーム38が係止する。択一的に、構成部分30は例えば溶接または接着によってもリザーブタンク14の周壁18に密に固定されることができる。
【0010】
構成部分30にはその上端領域に変向装置42が配置されることができ、この変向装置によって、上昇管32から流出する燃料がリザーブタンク14内へ案内される。この変向装置42は、上昇管32の開口をリザーブタンク14の外側に位置するその領域で覆うフードとして形成されている。フード42は流出する燃料を可能な限りわずかな流れ抵抗でリザーブタンク14内へ変向するために斜めに設置され、または湾曲して形成されることができる。フード42は構成部分30とワンピースに一体成形されることができ、その場合、構成部分は簡単に射出成形または変形によって製作可能である。
【0011】
上昇管32の増大横断面を有する下方領域内にはジェットポンプ22の形成のためにノズル44が挿入されており、このノズルに駆動導管46が接続されている。ノズル44と通路32との間には環状室48が残されており、環状室は貯蔵タンク10に連通しており、この環状室を通して、ノズル44から流出する駆動噴流によって貯蔵タンク10から燃料が連れ出され、その結果、貯蔵タンクから連れ出された燃料がノズル44から流出する燃料と一緒に上昇管32内に達して、上昇管からリザーブタンク14内に流出する。
【0012】
リザーブタンク14は外向きに案内された開口を有しておらず、リザーブタンク14の周壁18と構成部分30との結合に非シール性が生じた場合でもリザーブタンク14が空になることはない。それゆえ、リザーブタンク14の周壁18と構成部分30との間に別個のシールエレメントは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送するための装置の概略図である。
【図2】
本装置のリザーブタンクを縦断面して拡大図示した図である。
【図3】
本リザーブタンクの部分的な斜視図である。
Claims (6)
- 貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送するための装置であって、貯蔵タンク(10)内に配置されたリザーブタンク(14)が設けられており、このリザーブタンクから燃料を吸い込んで内燃機関(12)へ搬送する搬送装置(20)が設けられており、燃料を貯蔵タンク(10)からリザーブタンク(14)内へ搬送するジェットポンプ(22)が設けられており、その場合、ジェットポンプ(22)がリザーブタンク(14)の底部(16)の近くに配置されており、かつ、リザーブタンク(14)の上縁の領域内にまで延びた上昇管(32)によって燃料がリザーブタンク(14)内に搬送される形式のものにおいて、リザーブタンク(14)の周壁(18)の外側に別個の構成部分(30)が配置されており、かつ、周壁(18)がその外側に、およびまたは構成部分(30)が周壁(18)に面した側に、開いたトラフ(24;34)を有しており、かつ、構成部分(30)が、開いたトラフ(24;34)を覆うために、かつ上昇管(312)を形成するために、密に周壁(18)に結合されていることを特徴とする貯蔵タンクから内燃機関へ燃料を搬送するための装置。
- 構成部分(30)にはその上端領域に変向装置(42)が配置されており、この変向装置によって、上昇管(32)から流出する燃料がリザーブタンク(14)内へ案内されることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 変向装置(42)が構成部分(30)と一体に形成されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
- 構成部分(30)が少なくとも1つの係止結合(36)によつて周壁(18)に固定可能であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
- 構成部分(30)が溶接または接着結合によって周壁(18)に固定可能であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
- リザーブタンク(14)および構成部分(30)がプラスチックから成り、かつ射出成形によって製作されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
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