JP3562558B2 - 旋回槽構造 - Google Patents

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  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に、自動車の燃料タンク内に配設され、燃料液面の変化に対応して吸い込みを維持できるチャンバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両の旋回槽構造としては、例えば、実開平6−83441号公報等記載の図8乃至図10に示すようなものが知られている。
【0003】
このようなものでは、車両の燃料を貯留する燃料タンク本体1の底面部1aには、旋回槽としてのチャンバー2が固定されている。
【0004】
このチャンバー2には、燃料ポンプとしてのフィードポンプ3の燃料ポンプ吸込口3aを臨ませたチャンバー本体2aの周壁部2bに、このチャンバー本体2a内へ燃料を送出する連通孔4が形成されている。
【0005】
また、この連通孔4には、前記燃料タンク1内と連通する燃料タンク側連通孔5内に、底面部1aと近接する位置で、負圧領域としてのエゼクタ部6が設けられている。
【0006】
このエゼクタ部6では、リターンチューブを介してこの燃料タンク1内に還流されるリターン燃料を導入する戻り配管7の導入口部7aが、前記エゼクタ部6内から燃料タンク側連通孔5内方向に臨むように配設されている。
【0007】
また、前記チャンバー本体2aの上端縁よりも下方位置で、かつチャンバー本体2a内に上端開口8aを開放する筒状の再循環パイプ8が、下端開口8bをこのエゼクタ部6に臨ませると共に、このエゼクタ部6から上方へ向けて立設されている。
【0008】
【従来の技術】
次に、この従来例の旋回槽構造の作用について説明する。
【0009】
この従来例のチャンバー構造では、戻り配管7によって還流されたリターン燃料の噴出圧力によって、この導入口部7aと前記連通孔4周壁との間のクリアランス部分に負圧が発生させられる。
【0010】
このため、燃料タンク本体1内から、前記燃料タンク側連通孔5を介して、前記エゼクタ部6に侵入するタンク内残留燃料が、巻き込まれ、前記連通孔4から、このチャンバー本体2a内に、前記リターン燃料と共に送出される。
【0011】
従って、前記燃料ポンプ吸込口3aを燃料チャンバー本体2a内に臨ませるフィードポンプ3によって、このチャンバー本体2a内の燃料が、安定されて吸い出される。
【0012】
また、このチャンバー本体2a内の燃料液面の上昇により、この燃料が、このチャンバー本体2aから前記燃料タンク本体1へ流出する前に、図10に示すように前記再循環パイプ8の上端開口8aから、この再循環パイプ8を介して前記エゼクタ部6内に流下されて、比較的温度の高いチャンバー本体2a内の燃料が再循環される。
【0013】
このため、チャンバー2外における燃料タンク本体1内の燃料の高温化を防止してベーパーの発生を抑制させると共に、前記燃料ポンプ吸込口3aから吸い出されて送られる燃料の温度をリターン燃料の温度に近付けることが出来る。
【0014】
そして、エゼクタ部6内は、タンク内残留燃料及び、前記再循環パイプ8によって流下されたチャンバー本体2a内の燃料によって充たされているので、エアの巻き込みが防止されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなチャンバー構造では、図9に示すように、周の長さLを有する上端開口8aの上端面を、図10中白抜き矢印に示すように乗り越える燃料の流下量が、この周の長さLに上端開口8aの上端面からの高さhを積算した所定量(h×L/時間)に制限される。
【0016】
上端開口8aを乗り越える燃料の高さhは、燃料の粘性に依存するので、上端開口8aの形状によって略変わらない。このため、流下量は上端開口8aの周の長さLに略依存するが、筒状を呈して再循環フンネル部8の下端開口8bの周の長さと略同じ長さLを有する上端開口8aでは、所望の流量の燃料を円滑に流下させることが困難であるといった問題があった。
【0017】
そこで、この発明は、所望の流量の燃料を円滑に流下させることが出来る旋回槽構造を提供することを課題としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本願発明の請求項1に記載されたものでは、車両の燃料タンク底面部に固定されて、燃料ポンプ吸込口を臨ませた旋回槽本体の周壁部に、該旋回槽本体内へ燃料を送出する連通孔を形成すると共に、該連通孔内に、前記燃料タンク内と連通する燃料タンク側連通孔を底面部と近接する位置に形成した負圧室を設け、該燃料タンク内に還流されるリターン燃料を導入する導入口部を該負圧室内に臨ませると共に、前記旋回槽本体上端縁よりも下方位置で、かつ旋回槽本体内に上端開口を開放する再循環フンネル部を該負圧室から上方へ向けて立接する旋回槽構造において、前記旋回槽本体内から再循環フンネル部内へ、前記燃料が、前記再循環フンネル部の上端開口の周縁を乗り越える該再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、流下する燃料量を増大させるように、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定すると共に、前記負圧室の前記底面部と近接する位置には、前記燃料タンク内と連通する燃料タンク側連通孔を形成して、前記下端開口位置を、前記燃料タンク側連通孔形成位置と、前記連通口のチャンバー側口形成位置との間の高さ位置に設定している旋回槽構造を特徴としている。
【0019】
前記旋回槽本体内から再循環フンネル部内へ、前記燃料が、前記再循環フンネル部の上端開口の周縁を乗り越える該再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、流下する燃料量を増大させるように、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定されているので、流下する燃料量は、再循環フンネル部の下端開口の周の長さと略同じ長さを有する上端開口を有するものに比して、増大し、所望の流量の燃料を円滑に流下させることが出来る。
また、前記再循環フンネル部の下端開口位置が、燃料タンク側連通孔形成位置と、前記チャンバー側口形成位置との間の高さ位置に設定されているので、負圧室内には、まず、前記再循環フンネル部によって、再循環されるチャンバー本体内の燃料が、優先されて流入して、導入口部から圧送されるリターン燃料と共に、チャンバー本体内に送られる。
このため、温度の比較的高い燃料が、前記燃料ポンプ吸込口から吸い上げられて、エンジン方向へ送られるので、燃料タンク本体内の燃料の高温化を防止してベーパーの発生を抑制させると共に、前記ポンプ吸込口から吸い出されて送られる燃料の温度をリターン燃料の温度に近づけることが出来る。
【0020】
また、請求項2に記載されたものでは、前記再循環フンネル部の流路内に再循環フンネル部の上端開口側と負圧室内下端開口側とを連結する段部を形成した請求項1記載の旋回槽構造を特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記再循環フンネル部の流路内に形成された段部によって、再循環フンネル部の上端開口側と負圧室内下端開口側とが連結されている。
【0022】
このため、再循環フンネル部の上端開口側から流入した燃料は該段部で、一旦滞留する。このため、該再循環フンネル部内は、流下した燃料で常に充たされ、エアの巻き込みの虞が更に減少する。
【0023】
また、請求項3に記載されたものでは、前記段部は、前記下端開口近傍に形成されている請求項2記載の旋回槽構造を特徴としている。
【0024】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記段部が前記下端開口近傍に形成されているので、負圧室内の負圧によって該段部に滞留した燃料が吸い出されて、更に円滑に、所望の流量の燃料を流下させることが出来る。
【0025】
そして、請求項4に記載されたものでは、前記段部には、上端開口側から下端開口側に向けて狭まる斜面が形成されている請求項2又は3記載の旋回槽構造を特徴としている。
【0026】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記段部に形成された斜面が、上端開口側から下端開口側に向けて狭まる形状を呈しているので、流下した燃料は、該斜面に沿って流下して、更に、円滑に前記負圧室内へ流入する。
【0027】
また、請求項5に記載されたものでは、前記該再循環フンネル部の上端開口の周縁部は、前記段部と一体で、しかも、前記負圧室に対して着脱可能に形成されると共に、該段部は、前記上端開口から下端開口に向けて縮径しながら傾斜するロート状を呈する各請求項1乃至4記載の旋回槽構造を特徴としている。
【0028】
このように構成された請求項5記載のものでは、前記該再循環フンネル部の上端開口の周縁部が、前記段部と一体で、しかも、前記負圧室に対して着脱可能に形成されているので、負圧室の位置に拘束されずに、造形の自由度が増大する。
【0029】
このため、更に、容易に、再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定出来る。
【0030】
そして、請求項6に記載されたものでは、前記斜面には、流下する燃料を渦巻き状となるように整流するガイド部が形成されている各請求項4乃至5記載の旋回槽構造を特徴とする。
【0031】
このように構成された請求項6記載のものでは、前記斜面に形成されたガイド部によって、流下する燃料が渦巻き状となるように整流される。
【0032】
このため、更に、円滑に前記負圧室内へ燃料を流入させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0034】
図1及び図2は、この発明の実施の形態1の旋回槽構造を示すものである。
【0035】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1の旋回槽構造では、車両の燃料を貯留する燃料タンク本体1の底面部1aには、旋回槽としてのチャンバー10が固定されている。また、このチャンバー10の有底無蓋略円筒形状を呈するチャンバー本体10a内に臨んで、燃料ポンプ吸込口3aが配設されていて、このフューエルポンプによって、このチャンバー本体10a内の燃料が吸い出されるように構成されている。
【0036】
このチャンバー本体10aの周壁部10c下縁近傍には、このチャンバー本体10a内へ燃料を送出する連通孔11が形成されている。この連通孔11は、チャンバー本体10a内に開口するチャンバー側口11aと、このチャンバー側口11aよりもやや大径でテーパ状に形成される負圧室側口11bと、これらのチャンバー側口11a及び負圧室側口11bとを連通する筒状部11cとを有している。
【0037】
また、この連通孔11が形成されたチャンバー本体10a下縁には、戻り配管7を一体形成した導入口アダプタ14が装着されることにより、略閉塞された負圧室が設けられている。
【0038】
この導入口アダプタ14は、装着状態で、前記連通孔11内に、前記戻り配管7先端に形成される導入口部7aが挿入されると共に、負圧室13のうち、この連通孔11形成位置と対向する後壁面の底面部1aと近接する位置には、前記燃料タンク本体1内と連通する燃料タンク側連通孔12が形成されている。
【0039】
また、前記戻り配管7の他端接続部7bには、リターンチューブ15が接続されて、前記燃料タンク内に環流されるリターン燃料が、この負圧室13内に臨む導入口部7aを介して吐出するように構成されている。
【0040】
そして、このチャンバー本体10a上端縁よりも下方位置で、かつチャンバー本体10a内に上端開口8aを開放する再循環フンネル部16が、この負圧室13から上方へ向けて立設されて形成されている。
【0041】
この再循環フンネル部16では、チャンバー本体10aの周壁部10c内側面に略鉛直上方向に向けて開口する上端開口16aの周縁長さのうち、チャンバー本体10a内から再循環フンネル部16内方向へ燃料が乗り越える部分の長さL1が、図2中一点鎖線で示すように、この再循環フンネル部16のうち、前記負圧室13内に、前記導入口アダプタ14と一体に設けられて略鉛直下方向に向けて開口する下端開口16bの周縁長さよりも長くなるように設定されている(燃料が乗り越える部分の長さL1>従来の再循環パイプ8の上端開口8aの周の長さL)。また、この再循環フンネル部16の流路断面積が、前記燃料タンク側連通孔12の流路断面積よりも大きく設定されている。
【0042】
この再循環フンネル部16の流路内には、この再循環フンネル部16の上端開口16a側と負圧室内下端開口16b側とを連結するように、前記チャンバー本体10aに形成される段部としての水平隔壁部17が形成されている。
【0043】
この実施の形態1では、水平隔壁部17が、前記負圧室13の上壁部13aを兼ねて、前記下端開口16b近傍に位置するように、前記チャンバー本体10a側に一体形成されている。
【0044】
そして、この水平隔壁部17には、前記下端開口16bと略同一大きさを呈して、この導入口アダプタ14装着状態で、この下端開口16bと対向して略一致する位置に、流入口17aが形成されている。
【0045】
しかも、この実施の形態1では、前記下端開口16bが、導入口アダプタ34に一体形成された縦通路14aの下端に形成されている。この実施の形態1では、下端開口16b位置が、前記燃料タンク側連通孔12近傍高さまで、負圧室13内を下方へ向けて延設されていると共に、燃料タンク側連通孔12形成位置と、前記連通口11のチャンバー側口11a形成位置との間の高さ位置に設定されている。
【0046】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0047】
この実施の形態1の旋回槽構造によれば、前記導入口部7aが、燃料タンク1内に環流される燃料が、負圧室13内に直接導入されて、所定の圧力で吐出されることにより、導入口部7aと、テーパ状に形成された負圧室側口11bとの間に形成されたクリアランスで負圧を発生させる。
【0048】
このため、燃料タンク1内の前記燃料タンク側連通孔12を介してこの負圧室15内に導入された燃料が、この導入口部7aから吐出される燃料に巻き込まれるようにして、負圧室13から、前記負圧室側口11b,筒状部11c,チャンバー側口11aを介して、チャンバー本体10a内に送出される。
【0049】
一方、チャンバー本体10a内の液面の上昇により前記燃料タンク本体1a内へ、この上端縁10dを越えて溢れ出ようとする燃料は、先に前記再循環フンネル部16の上端開口16aから、この再循環フンネル部16内に流れ落ち、前記水平隔壁部17に形成された下端開口16bから前記導入口アダプタ14側に形成された下端開口16bを介して負圧室13内に流下されて再循環される。
【0050】
そして、この再循環フンネル部16の上端開口16aの周縁長さのうち、チャンバー本体10a内から再循環フンネル部16内方向へ燃料が乗り越える部分の長さL1が、この再循環フンネル部16の前記負圧室内下端開口16bの周縁長さよりも長くなるように設定されているので、流下する燃料量は、再循環フンネル部8の下端開口8bの周の長さと略同じ長さLを有する前記上端開口8aを有する従来のものに比して、増大し、所望の流量の燃料(上端開口18aの周の長さL1×上端開口18aを乗り越える高さh)を円滑に流下させることが出来る。 また、前記再循環フンネル部16の流路内に形成された水平隔壁部17によって、再循環フンネル部16の上端開口16a側と負圧室内下端開口16b側とが連結されている。
【0051】
このため、再循環フンネル部の上端開口側から流入した燃料は、この水平隔壁部17で、一旦滞留する。このため、この再循環フンネル部16内のうち、流入口17aから下端開口16bまでの間の比較的狭い縦通路14a内が、流下した燃料で常に充たされ、エアの巻き込みの虞が更に減少する。
【0052】
しかも、前記水平隔壁部17が、前記下端開口16b近傍に形成されているので、負圧室13内の負圧によって、この水平隔壁部17に滞留した燃料が吸い出されて、更に円滑に、所望の流量の燃料を流下させることが出来る。
【0053】
更に、この実施の形態1では、前記再循環フンネル部16の下端開口16bが、前記燃料タンク側連通孔12近傍高さまで、負圧室13内を下方へ向けて延設されているので、所定高さまで燃料の液面wが低下しても、下端開口16bが、燃料内に没入しているの、前記再循環フンネル部16bからエアが吸い込まれる虞が更に減少する。
【0054】
従って、前記導入口部7aに、この燃料タンク1内へ環流させるリターン燃料を導入することにより発生する負圧が、負圧室13内から逃げることがないので、燃料タンク本体1a内の燃料は、負圧室13から、チャンバー側開口11aを介してチャンバー本体10a内へ送出される。
【0055】
よって、燃料タンク本体1a内の残留燃料が、チャンバー本体10a内に導入されて、チャンバー本体10a内に臨む前記燃料ポンプ吸込口3からの燃料の吸い上げが行われる。このチャンバー本体10a内への燃料の導入は、前記負圧室13内の液面w高さが、前記燃料タンク側連通孔12形成位置と略同一高さまで、低下する終焉近くまで行われる。
【0056】
しかも、この実施の形態1では、前記再循環フンネル部16の下端開口16b位置が、燃料タンク側連通孔12形成位置と、前記チャンバー側口11a形成位置との間の高さ位置に設定されているので、負圧室13内には、まず、前記再循環フンネル部16によって、再循環されるチャンバー本体10a内の燃料が、優先されて流入して、導入口部7aから圧送されるリターン燃料と共に、チャンバー本体10a内に送られる。
【0057】
このため、温度の比較的高い燃料が、前記燃料ポンプ吸込口3aから吸い上げられて、エンジン方向へ送られるので、燃料タンク本体1内の燃料の高温化を防止してベーパーの発生を抑制させると共に、前記ポンプ吸込口3aから吸い出されて送られる燃料の温度をリターン燃料の温度に近づけることが出来る。
【0058】
また、この実施の形態1では、前記再循環フンネル部16の流路断面積が、前記燃料タンク側連通孔12の流路断面積よりも大きく設定されているので、負圧室13内には、まず、前記再循環フンネル部16によって、再循環されるチャンバー本体10a内の燃料が、更に優先されて流入して、チャンバー本体10a内に送られる。
【0059】
この点においても、温度の比較的高い燃料が、前記燃料ポンプ吸込口3aから吸い上げられて、送られるので、燃料タンク本体1内の燃料の高温化を防止してベーパーの発生を抑制されると共に、前記ポンプ吸込口3aから吸い出されて送られる燃料の温度をリターン燃料の温度に近付けて、燃料タンクユニット側全体の温度の上昇を抑制することが出来る。
【0060】
【実施の形態2】
図3は、この発明の実施の形態2の旋回槽構造を示すものである。
【0061】
なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0062】
まず、この実施の形態2の構成を実施の形態1の構成との相違点を中心に説明すると、この実施の形態2のチャンバー20の再循環フンネル部26では、前記段部としての水平隔壁部17に代えて、上端開口26a側から下端開口側26bに向けて狭まる斜面27aを有する傾斜隔壁部27が形成されている。
【0063】
この傾斜隔壁部27には、前記下端開口26bと略同一大きさを呈して、前記導入口アダプタ14と略同一形状の導入口アダプタ24装着状態で、この下端開口26bと対向して略一致する位置に、流入口27bが形成されている。
【0064】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0065】
このように構成された実施の形態2のものでは、前記傾斜隔壁部27に形成された斜面27aが、上端開口26a側から下端開口26b側に向けて狭まる形状を呈しているので、流下した燃料は、この斜面27aに沿って流下して、更に、円滑に前記負圧室13内へ流入する。
【0066】
他の構成、作用及び効果は、前記実施の形態1と略同一であるので、説明を省略する。
【0067】
【実施の形態3】
図4は、この発明の実施の形態3の旋回槽構造を示すものである。
【0068】
なお、前記実施の形態1及び2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0069】
まず、この実施の形態3の構成を説明すると、チャンバー30の再循環フンネル部36には、上端開口36a側から下端開口側36bに向けて狭まる斜面37a,37aを流入口37bを略中心として略対称に形成する段部としての傾斜隔壁部37が設けられている。
【0070】
この下端開口36bは、前記導入口アダプタ14等と略同様に、戻り配管7を有する導入口アダプタ34略中心位置に、前記筒状縦通路34aの下端に形成されている。
【0071】
この筒状縦通路34aは、前記流入口37bの流路断面積と略同一流路断面積を有して、この導入アダプタ34装着状態で、前記流入口と対向して略一致する位置に形成されている。
【0072】
次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0073】
このように構成された実施の形態3のものでは、前記傾斜隔壁部37に形成された斜面37a,37aが、上端開口36a側から下端開口36b側に向けて狭まる形状を呈しているので、流下した燃料は、これらの斜面37a,37aに沿って流下して、円滑に前記負圧室13内へ流入する。
【0074】
他の構成、作用及び効果は、前記実施の形態1又は2と略同一であるので、説明を省略する。
【0075】
【実施の形態4】
図5は、この発明の実施の形態4の旋回槽構造を示すものである。
【0076】
なお、前記実施の形態1乃至3と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0077】
まず、この実施の形態4の構成を説明すると、チャンバー40の再循環フンネル47には、上端開口46a側から下端開口側46bに向けて狭まる斜面47aを流入口47bを略中心として略円錐状に形成する段部としての傾斜隔壁部47が設けられている。
【0078】
この斜面47aには、流下する燃料を渦巻き状となるように整流するガイド部としてのガイド溝部48…が複数形成されている。
【0079】
次に、この実施の形態4の作用について説明する。
【0080】
このように構成された実施の形態4のものでは、前記斜面47aに形成された複数のガイド溝部48…によって、流下する燃料が渦巻き状となるように整流される。
【0081】
このため、更に、円滑に前記負圧室13内へ燃料を流入させることができる。
【0082】
他の構成及び作用については、前記実施の形態1乃至3と略同様であるので説明を省略する。
【0083】
【実施の形態5】
図6及び図7は、この発明の実施の形態5のチャンバー構造を示すものである。
【0084】
なお、前記実施の形態1乃至4と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0085】
まず、この実施の形態5の構成を説明すると、チャンバー50の再循環フンネル部56には、ロート状部材58が設けられている。このロート状部材58は、上端開口56aの周縁部が、段部としての傾斜面部57aと一体で、しかも、前記負圧室13が設けられるチャンバー本体50aに対して着脱可能となるように形成されている。
【0086】
このロート状部材58の傾斜面部57aは、図7に示すように、周の長さL2を有する上端開口56aから、周の長さL3を有する下端開口56bに向けて縮径しながら傾斜するロート状を呈している。
【0087】
また、この傾斜面部57aの略中心位置Oから、チャンバー本体50aの側壁方向へ所定距離Fオフセットされた位置に、下端開口56bと略同一流路断面積を有する流入口57bが設けられている。
【0088】
この流入口57bからは、前記チャンバー本体50aに略鉛直方向に沿って形成された嵌合孔50bに挿入嵌着される筒状部58aが下方に向けて延設されている。
【0089】
そして、この筒状部58a下端に設けられた前記下端開口56bを、このロート状部材58嵌着状態で一部前記負圧室13内に臨ませるように構成されている。
【0090】
次にこの実施の形態5の作用について説明する。
【0091】
このように構成された実施の形態5のものでは、前記再循環フンネル部56の上端開口56aの周の長さL2を有する周縁部が、前記傾斜面部57aと一体で、しかも、前記負圧室13が形成されるチャンバー本体50aに対して着脱可能に形成されている。
【0092】
このため、例えば、負圧室13が、チャンバー本体50aの周壁部50cに近接して形成されていても、前記流入口57b及びこの流入口57bから延設される筒状部58aを、傾斜面部57aの略中心位置Oから、チャンバー本体50aの側壁方向へ所定距離Fオフセットさせた位置に形成することにより、全周に渡る前記上端開口56aの周の長さL2を確保できる。
【0093】
このため、負圧室13の位置に拘束されずに、上端開口56a造形の自由度を増大させることが出来、容易に再循環フンネル部56の上端開口56aの周縁長さL2を、再循環フンネル部56の前記負圧室13内の下端開口56bの周縁長さL3よりも長くなるように設定出来る。従って、チャンバー本体56aに良好な成形性を与えつつ、所定の燃料流入量を確保することができる。
【0094】
他の構成及び作用については、前記実施の形態1乃至4と略同様であるので説明を省略する。
【0095】
以上、この発明の実施の形態1乃至5を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1乃至5に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0096】
例えば、前期実施の形態1では、前記再循環パイプの下端開口16bが、前記負圧室13内の前記燃料タンク側連通孔12近傍まで延設されているが、特にこれに限らず、例えば、前記燃料タンク側連通孔12形成位置よりも下方に、前記下端開口16bが位置するように、縦通路14aを形成してもよい。
【0097】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1記載のものによれば、前記旋回槽本体内から再循環フンネル部内へ、前記燃料が、前記再循環フンネル部の上端開口の周縁を乗り越える該再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、流下する燃料量を増大させるように、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定されているので、流下する燃料量は、再循環フンネル部の下端開口の周の長さと略同じ長さを有する上端開口を有するものに比して、増大し、所望の流量の燃料を円滑に流下させることが出来る。
また、前記再循環フンネル部の下端開口位置が、燃料タンク側連通孔形成位置と、前記チャンバー側口形成位置との間の高さ位置に設定されているので、負圧室内には、まず、前記再循環フンネル部によって、再循環されるチャンバー本体内の燃料が、優先されて流入して、導入口部から圧送されるリターン燃料と共に、チャンバー本体内に送られる。
このため、温度の比較的高い燃料が、前記燃料ポンプ吸込口から吸い上げられて、エンジン方向へ送られるので、燃料タンク本体内の燃料の高温化を防止してベーパーの発生を抑制させると共に、前記ポンプ吸込口から吸い出されて送られる燃料の温度をリターン燃料の温度に近づけることが出来る。
【0098】
また、請求項2に記載されたものでは、前記再循環フンネル部の流路内に形成された段部によって、再循環フンネル部の上端開口側と負圧室内下端開口側とが連結されている。
【0099】
このため、再循環フンネル部の上端開口側から流入した燃料は該段部で、一旦滞留する。このため、該再循環フンネル部内は、流下した燃料で常に充たされ、エアの巻き込みの虞が更に減少する。
【0100】
また、請求項3に記載されたものでは、前記段部が、前記下端開口近傍に形成されているので、負圧室内の負圧によって該段部に滞留した燃料が吸い出されて、更に円滑に、所望の流量の燃料を流下させることが出来る。
【0101】
そして、請求項4に記載されたものでは、前記段部に形成された斜面が、上端開口側から下端開口側に向けて狭まる形状を呈しているので、流下した燃料は、該斜面に沿って流下して、更に、円滑に前記負圧室内へ流入する。
【0102】
また、請求項5に記載されたものでは、前記再循環フンネル部の上端開口の周縁部は、前記段部と一体で、しかも、前記負圧室に対して着脱可能に形成されているので、負圧室の位置に拘束されずに、造形の自由度が増大する。
【0103】
このため、更に、容易に、再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定出来る。
【0104】
そして、請求項6に記載されたものでは、前記斜面に形成されたガイド部によって、流下する燃料が渦巻き状となるように整流される。
【0105】
このため、更に、円滑に前記負圧室内へ燃料を流入させることができる、という実用上有益な効果も発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のチャンバー構造の要部の構成を説明する図2中A−A線に沿った位置の断面図である。
【図2】実施の形態1のチャンバー構造の構成を説明する要部の上面図である。
【図3】実施の形態2のチャンバー構造で、図1に対応する部分の断面図である。
【図4】実施の形態3のチャンバー構造で、図1に対応する部分の断面図である。
【図5】実施の形態4のチャンバー構造で、要部をチャンバー本体内側から見た斜視図である。
【図6】実施の形態5のチャンバー構造で、図2中B−B線に沿った位置の断面図である。
【図7】実施の形態5のチャンバー構造で、ロート状部材の斜視図である。
【図8】従来例のチャンバー構造で、要部の部分断面図である。
【図9】従来例のチャンバー構造で、再循環パイプの上面図である。
【図10】従来例のチャンバー構造で、再循環パイプの上部の側面図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク本体
1a 底面部
3 ポンプ吸込口
7 戻り配管
8 吹き出し部材
8a 導入口部
10,20,30,40,50 チャンバー(旋回槽)
10a,20a,30a,40a,50a チャンバー本体(旋回槽本体)
10b,20b,30b,40b,50b 上端縁
10c,20c,30c,40c,50c 周壁部
11 連通孔
12 燃料タンク側連通孔
13 負圧室
16,26,36,46,56 再循環フンネル部
16a,26a,36a,46a,56a 上端開口
16b,26b,36b,46b,56b 下端開口
段部
17 水平隔壁部
27,37,47,57 傾斜隔壁部
48 ガイド部(ガイド溝部)

Claims (6)

  1. 車両の燃料タンク底面部に固定されて、燃料ポンプ吸込口を臨ませた旋回槽本体の周壁部に、該旋回槽本体内へ燃料を送出する連通孔を形成すると共に、該連通孔内に、前記燃料タンク内と連通する燃料タンク側連通孔を底面部と近接する位置に形成した負圧室を設け、該燃料タンク内に還流されるリターン燃料を導入する導入口部を該負圧室内に臨ませると共に、前記旋回槽本体上端縁よりも下方位置で、かつ旋回槽本体内に上端開口を開放する再循環フンネル部を該負圧室から上方へ向けて立接する旋回槽構造において、
    前記旋回槽本体内から再循環フンネル部内へ、前記燃料が、前記再循環フンネル部の上端開口の周縁を乗り越える該再循環フンネル部の上端開口の周縁長さを、流下する燃料量を増大させるように、該再循環フンネル部の前記負圧室内下端開口の周縁長さよりも長くなるように設定すると共に、前記負圧室の前記底面部と近接する位置には、前記燃料タンク内と連通する燃料タンク側連通孔を形成して、前記下端開口位置を、前記燃料タンク側連通孔形成位置と、前記連通口のチャンバー側口形成位置との間の高さ位置に設定していることを特徴とする旋回槽構造。
  2. 前記再循環フンネル部の流路内に再循環フンネル部の上端開口側と負圧室内下端開口側とを連結する段部を形成したことを特徴とする請求項1記載の旋回槽構造。
  3. 前記段部は、前記下端開口近傍に形成されていることを特徴とする請求項2記載の旋回槽構造。
  4. 前記段部には、上端開口側から下端開口側に向けて狭まる斜面が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の旋回槽構造。
  5. 前記該再循環フンネル部の上端開口の周縁部は、前記段部と一体で、しかも、前記負圧室に対して着脱可能に形成されると共に、該段部は、前記上端開口から下端開口に向けて縮径しながら傾斜するロート状を呈することを特徴とする各請求項1乃至4記載の旋回槽構造。
  6. 前記斜面には、流下する燃料を渦巻き状となるように整流するガイド部が形成されていることを特徴とする各請求項4乃至5記載の旋回槽構造。
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