JP2008116936A - ソース線駆動回路、アクティブマトリクス型表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

ソース線駆動回路、アクティブマトリクス型表示装置およびその駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008116936A
JP2008116936A JP2007267342A JP2007267342A JP2008116936A JP 2008116936 A JP2008116936 A JP 2008116936A JP 2007267342 A JP2007267342 A JP 2007267342A JP 2007267342 A JP2007267342 A JP 2007267342A JP 2008116936 A JP2008116936 A JP 2008116936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
source line
input
sampling pulse
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007267342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5260935B2 (ja
JP2008116936A5 (ja
Inventor
Mitsuaki Osame
光明 納
Aya Miyazaki
彩 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2007267342A priority Critical patent/JP5260935B2/ja
Publication of JP2008116936A publication Critical patent/JP2008116936A/ja
Publication of JP2008116936A5 publication Critical patent/JP2008116936A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5260935B2 publication Critical patent/JP5260935B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

【課題】クロック信号の周波数を高くすると、サンプリングパルスのパルス幅が短くなりソース線へビデオ信号を書き込む時間が不足する。
【解決手段】サンプリングパルス(sam)は、スタートパルス(SP)の立ち下がりに同期して順次立ち上がる。スタートパルス(SP)が立ち上がると、クロック信号(CK、CKB)の立ち上がりに同期し、サンプリングパルス(sam)は、1段ごとにクロック信号(CK、CKB)の半周期ずつ遅れて順次立ち下がる。これらの結果、パルス幅がクロック信号(CK、CKB)の1周期よりも長いサンプリングパルス(sam)が生成される。期間Taにおいて、所望のビデオ信号(VIDEO)が対応するソース線に書き込まれる。このように、ソース線の書き込みにクロック信号の半周期の時間を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブマトリクス型表示装置およびその駆動方法に関する。特に、サンプリングパルスを生成する方法、およびサンプリングパルスを生成するソース線駆動回路に関する。
アクティブマトリクス型表示装置の駆動方法の1つに点順次方式がある。点順次方式の駆動方法では、1行の走査線が選択されている期間にソース線が順々に選択され、画素にビデオ信号が書き込まれる。より詳しくは、シフトレジスタ、バッファ等を含むソース線駆動回路から生成されたサンプリングパルスにより、各ソース線に接続されたスイッチが順々にオンされる。サンプリングパルスは、High(ハイ)とLow(ロー)の2レベルの電位をとる。
ビデオ線とソース線を導通させるスイッチは、サンプリングパルスがHighのときオンし、Lowのときオフするものとする。サンプリングパルスが立ち上がり、Highレベルとなると、スイッチがオンとなり、ビデオ信号がソース線に書き込まれる。そして、サンプリングパルスが立ち下がり、Lowレベルとなると、スイッチがオフとなり、ソース線の電位が確定する。このように、画素に配列された複数のソース線に対応するスイッチが順次にオン、オフすることで、各ソース線の電位が確定する。
サンプリングパルスがLowからHighになる期間(書き込み開始期間、立ち上がり期間)、およびHighからLowになる期間(書き込み終了期間、立ち下がり期間)は、ソース線駆動回路のバッファを構成するトランジスタの特性(代表的にはオン電流特性)等にもよるが、トランジスタが多結晶シリコンでなる薄膜トランジスタであれば、10n秒〜50n秒程度となる。ソース線の電位が確定する期間に、ノイズ等の影響でソース線の電位が変化すると、クロストーク(ゴースト)などの表示不良の原因となる。特に、1つのビデオ信号を分割して、複数のビデオ信号線を介してビデオ信号をソース線に入力する構造の表示装置の場合、複数のソース線に同時にビデオ信号が書き込まれるために、周期的に表示不良が見えるので、表示不良がより顕著になる。
ソース線にノイズが発生する要因の一つとして考えられるのが、図20に示すように、次段のソース線を選択するサンプリングパルスの立ち上がり期間と重なることである。図20は、従来のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャートである。CKはクロック信号であり、SPはスタートパルスであり、VIDEOはビデオ信号線に入力されるビデオ信号である。ビデオ信号(VIDEO)の1、2、3の数字は、ソース線X_1、X_2、X_3に書き込まれるべき信号であることを示している。sam_1、sam_2およびsam_3は、隣り合う3本のソース線をサンプリングするためのサンプリングパルスであり、Tはソース線にビデオ信号を書き込む期間を示す。図20の波線80に示すように、サンプリングパルスsam_2の立ち下がり期間がサンプリングパルスsam_3の立ち上がり期間に重なることで、ソース線にノイズが発生する。
このため、隣り合うサンプリングパルスにおいてサンプリングパルスが時間的に重ならないようにすることで、ノイズを低減することが行われている(特許文献1、特許文献2参照)。また、図21に示すように、PWC(Pulse width Controller)等を用いサンプリングパルスのパルス幅をクロック信号の半周期分より短くする方法が用いられている。この方法では、書き込み期間Tは、図20の書き込み期間Tより短くなる。
特開2001−265289号公報 特開2003−337320号公報
サンプリングパルスやビデオ信号のタイミングは、ソース線駆動回路を構成するトランジスタの特性(代表的にはオン電流特性)によるサンプリングパルスの遅延時間のばらつきや、ビデオ信号が書き込まれてから、ソース線が所望の電位に達する時間を考慮する必要がある。表示品位向上のため方法として、画素数を増加させて解像度を高くする方法、倍速フレーム駆動のようなフレーム周波数を高くする方法などの方法がとられているが、いずれもソース線への書き込み周波数が高くなる。図21に示すようにサンプリングパルスの立ち下がり期間が、次段のサンプリングパルスの立ち上がり期間に重ならないようにするには、サンプリングパルスのパルス幅を小さくする必要があるが、ソース線にビデオ信号を書き込む時間が不足するという問題が生ずる。
また、フィールドシーケンシャル方式の駆動方法は、高解像度化の手段の1つであるが、フィールドシーケンシャル方式で画像を表現する場合も、図21のようにサンプリングパルスのパルス幅を小さくすると、ソース線の書き込み時間が不足するおそれがある。それは、フィールドシーケンシャル方式では、1つの画素でR、G、Bの画像を時間的に切り替えて表示することでカラー画像を表示しているので、ビデオ信号の書き込み時間が通常のカラー表示の方法(単位画素をR、G、Bの3つの画素で構成して、3つの画素からの光を空間的に混色する方法)に比べて短くなるからである。
また、サンプリングパルスのパルス幅を小さくすると、ソース線の書き込み時間が不足するだけでなく、サンプリングパルスの生成さえ困難になる。特に、ソース線駆動回路のトランジスタに非単結晶半導体でなる薄膜トランジスタを用いた場合は、この問題が顕在化する。
上述した表示品位の向上に伴う問題を鑑み、本発明は、ソース線の書き込み時間を確保し、表示装置の高解像度化に適したソース線駆動回路を提供することを課題とする。また、本発明は、隣り合うサンプリングパルスの重なりによる表示不良を低減するための表示装置の駆動方法を提供することを課題とする。
まず、サンプリングパルスの書き込み開始期間と書き込み終了期間について、図19を用いて説明する。本発明において、サンプリングパルスは、パルス(A)のように、電位がHighレベルの期間でパルス幅(書き込み期間T)が決まるパルスと、パルス(B)のように、電位がLowレベルの期間でパルス幅(書き込み期間T)が決まるパルスの双方を含む。パルス(A)の場合は、書き込み開始期間Tsは電位がLowからHighになる期間、つまり立ち上がり期間のことであり、書き込み終了期間Tfとは電位がHighからLowになる期間、つまり立ち下がり期間のことである。パルス(B)の場合は、書き込み開始期間Tsは電位がHighからLowになる期間、つまり立ち下がり期間のことであり、書き込み終了期間Tfは電位がLowからHighになる期間、つまり立ち上がり期間のことである。
本発明は、複数の走査線と、走査線と交差する複数のソース線と、走査線およびソース線に接続された複数の画素を含む画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、複数のサンプリングパルスを生成する回路と、ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線と、ソース線に接続され、サンプリングパルスに従ってソース線をビデオ信号線と導通させる複数のスイッチとを有する。
ソース線への書き込み期間の不足を解消するため、本発明に係るソース線駆動回路は、書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、隣り合うサンプリングパルスを重ねて生成する。
具体的には、本発明のソース線駆動回路は、サンプリングパルスの書き込み期間が、ビデオ信号が、当該サンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始され、ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了するように、サンプリングパルスを生成する。
本発明の他のソース線駆動回路は、サンプリングパルスの書き込み期間が、1段目のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号がビデオ信号線に入力されるよりも前に開始され、ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了するように、サンプリングパルスを生成する。
本発明の他のソース線駆動回路は、サンプリングパルスの書き込み期間が、ビデオ信号が、前段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号である期間に開始され、ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了するように、サンプリングパルスを生成する。
また、本発明は、複数の走査線と、走査線と交差する複数のソース線と、走査線およびソース線に接続された複数の画素を有する画素部と、ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法に関する。
本発明に係るアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法は、スタートパルス信号およびクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、サンプリングパルスに従って、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号をソース線に書き込み、ビデオ信号が書き込まれたソース線の電位を保持し、選択された走査線に接続された画素に、ソース線を介してビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含む駆動方法である。
上述したソース線に発生するノイズによる表示不良を解消するため、本発明の駆動方法は、書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、複数のサンプリングパルスを生成する。また、画素にビデオ信号を入力している期間は画素部を非表示状態とし、全ての画素のビデオ信号が確定した後、画素部を非表示状態から表示状態とする。また、サンプリングパルスの書き込み期間を、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、当該サンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始させ、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了する。
また、本発明の他の駆動方法では、サンプリングパルスの書き込み期間が、1段目のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号が、ビデオ信号線に入力されるよりも前に開始し、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了するように、複数のサンプリングパルスを生成する。
また、本発明の他の駆動方法では、サンプリングパルスの書き込み期間が、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、前段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号である期間に開始し、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了するように、複数のサンプリングパルスを生成する。
本発明に係るソース線駆動回路により隣り合うサンプリングパルスを重ねて生成することで、書き込むべきビデオ信号が入力されている期間のほぼ全てをソース線の書き込みに使うことができる。このように、最大限の時間をソース線の書き込みに使うことができるため、ソース線にビデオ信号を確実に書き込むことができる。
また、本発明のソース線駆動回路および駆動方法を採用することにより、クロックの半周期分より短いサンプリングパルスを生成する必要はない。本発明のソース線駆動回路は、表示品位を低下することなく、高速で動作するトランジスタを用いなくとも、クロック信号の周波数に対応させてサンプリングパルスを生成することができる。このように、本発明のソース線駆動回路および駆動方法は、表示装置の高解像度化に非常に適している。
また、本発明に係るソース線駆動回路でサンプリングパルスを生成することで、サンプリングパルスの書き込み終了期間が、後段のサンプリングパルスの書き込み開始期間に重ならないため、ソース線にノイズが発生することを回避することができる。
また、本発明に係るアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法は、サンプリングパルスの書き込み期間において別の段のソース線に対応するビデオ信号がソース線に書き込まれても、全ての画素のビデオ信号が確定した後、表示期間が開始されるため、クロストーク(ゴースト)などの表示不良が発生することはない。
以下、本発明のサンプリングパルスの生成方法を説明する。本発明では、図1、図6に示すように、書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、隣り合うサンプリングパルスを重ねて生成することで、サンプリングパルスの書き込み期間を長くする。
図1、図6は本発明のソース線駆動回路の入力信号と出力信号のタイミングチャートである。ソース線駆動回路の詳細は実施例で説明する。図1、図6のCKなどの符号は、図20、図21と共通であるため、図20、図21の説明を援用する。
図1、図6において、2番目のサンプリングパルス(sam_2)に注目して、本発明を説明する。サンプリングパルス(sam_2)の書き込み期間T_2は、次段のサンプリングパルス(sam_3)の書き込み期間T_3が開始した後に終了している。このようにすることで、隣り合うサンプリングパルス(sam_2)とサンプリングパルス(sam_3)を重ねている。
また、サンプリングパルス(sam_2)の書き込み期間T_2は、ビデオ信号(VIDEO)がビデオ信号(VIDEO_1)から(VIDEO_2)に切り替わる前に開始し、ビデオ信号(VIDEO)がビデオ信号(VIDEO_2)から(VIDEO_3)に切り替わる前に終了している。
このように、サンプリングパルス(sam_2)を隣り合うサンプリングパルス(sam_1)と(sam_3)と重ねることで、ビデオ信号線に書き込むべきビデオ信号(VIDEO_2)が入力されているほぼ全ての期間、サンプリングパルス(sam_2)によってビデオ信号(VIDEO_2)をソース線に書き込むことができる。すなわち、本発明により、ソース線の書き込み期間を最大にすることができる。
図1は、全てのサンプリングパルス(sam_1、sam_2、sam_3、...)の書き込み期間Tを、1段目のサンプリングパルス(sam_1)によって書き込むべきビデオ信号(VIDEO_1)がビデオ信号線に入力するよりも前に開始した例を示している。
図6は、サンプリングパルス(sam_2)の書き込み期間T_2を、前段のサンプリングパルス(sam_1)によって書き込むべきビデオ信号(VIDEO_1)がビデオ信号線に入力されている期間に開始するようにした例を示している。
本発明の方法でサンプリングパルスを発生させると、サンプリングパルス(sam_2)によって、ソース線の電位が確定される前に、前段のサンプリングパルス(sam_1)によって別のソース線に書き込むべきビデオ信号(VIDEO_1)がソース線に書き込まれる。従って、本発明の方法でサンプリングパルスを生成する場合、アクティブマトリクス型表示装置を駆動するには、画素部にビデオ信号を入力している期間は画素部を非表示状態とし、全ての画素のビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とする。これにより、書き込み期間Tに、サンプリングパルス(sam)によってソース線に書き込むべきでないビデオ信号を書き込む期間があっても、表示に悪影響を与えることがない。
以下、図面を参照しながら、各実施例において、サンプリングパルスのパルス幅を広げ、書き込み期間を長くするためのソース線駆動回路の具体的な構成および、アクティブマトリクス型表示装置の駆動方法を説明する。
ただし、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨およびその範囲から逸脱することなく、その形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本発明は、本実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、異なる図面間において共通の符号は同じ構成要素を示すものであり、繰り返しの説明を省略している。
まず、図面を用いて、本発明のアクティブマトリクス型表示装置の構成について説明する。
図15は、本発明のアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示すブロック図である。本発明のアクティブマトリクス型表示装置は、画素部10、ソース線駆動回路11、走査線駆動回路12、ソース線駆動回路11に接続された複数のソース線13、および走査線駆動回路12に接続された複数の走査線14を有する。アクティブマトリクス型表示装置の構成は、他の実施例でも共通とする。
複数のソース線13は列方向に配列され、複数の走査線14はソース線13と交差して行方向に配列されている。画素部10には、ソース線13および走査線14がつくる行列に対応して、複数の画素15が行列状に配列されている。画素15は、走査線14およびソース線13に接続されている。画素15はスイッチング素子および表示素子を含む。スイッチング素子は、走査線14に入力される信号に従って、画素が選択か非選択かを制御する。表示素子はソース線13から入力されるビデオ信号によって階調が制御される。
図16および図17を用いて、画素15の構成例を説明する。本発明をアクティブマトリクス型液晶表示装置に適用した場合の、画素15の構成例を図16に示す。画素15は、スイッチング素子としてスイッチングトランジスタ21を有し、表示素子として液晶素子22を有する。スイッチングトランジスタ21はゲートが走査線14に接続され、ソースまたはドレインの一方がソース線13に接続され、他方が液晶素子22に接続されている。
液晶素子22は画素電極と対向電極と液晶を含む、画素電極と対向電極がつくる電界により、液晶の配向が制御される。液晶は、アクティブマトリクス型液晶表示装置の2枚の基板の間に封入されている。コンデンサ23は、液晶素子22の画素電極の電位を保持するための素子であり、液晶素子22の画素電極に接続されている。
本発明をアクティブマトリクス型エレクトロルミネッセンス表示装置に適用した場合の、画素15の構成例を図17に示す。画素15は、スイッチング素子としてスイッチングトランジスタ31を有し、表示素子として発光素子32を有する。さらに、画素15は、スイッチングトランジスタ31にゲートが接続された駆動用トランジスタ33を有する。発光素子32は、一対の電極と、一対の電極に挟まれた発光材料を有する。
以下、図2を用いて、本発明のソース線駆動回路の具体的な構成を説明する。図2は、本実施例のソース線駆動回路のブロック図である。図2には、ソース線の本数がn本であるソース線駆動回路を示す。1番目、2番目、3番目、...、n番目のソース線をそれぞれ、X_1、X_2、X_3、...、X_nで示している。なお、本明細書および図面において、配線、回路および信号などに、_1、_2、_3、...、_nを付すことで、1番目、2番目3番目、...n番目の順序を表すこととする。
ソース線駆動回路は、複数段のフリップフロップ(FF)200が接続されたシフトレジスタ201、n個のスイッチ(SW)203、クロック信号(CK)が入力されるクロック信号線204、反転クロック信号(CKB)が入力される反転クロック信号線205、ビデオ信号(VIDEO)が入力されるビデオ信号線206を有する。クロック信号(CKB)は、クロック信号(CK)を反転した反転クロック信号である。
本実施例ではシフトレジスタ201はn段(nは2以上の整数)のフリップフロップ200を有する。クロック信号(CK)および反転クロック信号(CKB)の入力が交互に入れ替わるように、各段のフリップフロップ200はクロック信号線204および反転クロック信号線205に接続されている。
スイッチ203は、各ソース線X_1、X_2、X_3、...、X_nとビデオ信号線206を導通するための回路であり、ソース線ごとに設けられている。n個のフリップフロップ200はそれぞれサンプリングパルス(sam)を生成し、出力する。サンプリングパルス(sam)はスイッチ203に入力される。スイッチ203はサンプリングパルス(sam)に従ってオン、オフが制御される。スイッチ203がオン状態になると、ソース線とビデオ信号線206が導通され、ソース線にビデオ信号(VIDEO)が入力される。
図3は、フリップフロップ200の回路図である。inはフリップフロップ200の入力部、outは出力部である。出力部outは、次段のフリップフロップ200の入力部inに接続され、1段目のフリップフロップ200の入力部inにはスタートパルス(SP)が入力される。clk1、clk2はクロック入力部である。クロック入力部clk1、clk2は一方がクロック信号線204に、他方が反転クロック信号線205に接続される。図2のシフトレジスタ201の構成例では、奇数段目のクロック入力部clk1はクロック信号線204に接続され、偶数段目のクロック入力部clk2は反転クロック信号線205に接続されている。
フリップフロップ200は、直列に接続されたP型トランジスタ250、第1のN型トランジスタ251および第2のN型トランジスタ252、インバータ253、ならびにクロックドインバータ254を有する。
P型トランジスタ250のソースは高電源電位Vddに接続され、第2のN型トランジスタ252のソースは低電源電位Vssに接続されている。P型トランジスタ250と第1のN型トランジスタ251のゲートは、フリップフロップ200の入力部inに接続され、第2のN型トランジスタ252のゲートはクロック入力部clk1に接続されている。すなわち、これら3つのトランジスタ250〜252で構成される回路は、2つのP型トランジスタと2つのN型トランジスタとでなるクロックドインバータから、Vddに接続され、クロック信号で制御されるP型トランジスタを除いた回路に相当する。
インバータ253は、入力がP型トランジスタ250のドレインおよび第1のN型トランジスタ251のドレインに接続され、出力がフリップフロップ200の出力部outに接続されている。クロックドインバータ254は、入力がインバータ253の出力に接続され、出力がインバータ253の入力、ならびにP型トランジスタ250のドレインおよび第1のN型トランジスタ251のドレインに接続されている。
クロックドインバータ254はノードSaの電位を保持する手段である。クロックドインバータ254はクロック入力部clk1、clk2に接続されており、クロック入力部clk2から入力されるクロック信号に同期して、インバータとして機能する。なお、クロックドインバータ254の代わりに、ノードSaに保持容量を接続し、ノードSaの電位を保持するようにすることもできる。
図2に示すソース線駆動回路において、サンプリングパルス(sam)はフリップフロップ200のノードSaまたはノードSbから出力される。ノードSbの出力はノードSaの出力を反転した関係にある。
図1は、図2に示すソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャートである。なお、図1は、フリップフロップ200のノードSaからサンプリングパルス(sam)が出力され、かつ、スイッチ203が、サンプリングパルス(sam)がHighレベルのときソース線とビデオ信号線206を導通させ、Lowレベルのときそれらを非導通とする構成であるときのタイミングチャートである。
スタートパルス(SP)がHighからLowになると、スタートパルス(SP)がLowの間は1段目のフリップフロップ200_1のP型トランジスタ250がオンとなり、フリップフロップ200の各段の入力部(in)にLowレベルの信号が転送される。また、各段のフリップフロップ200のノードSaはLowからHighとなり、サンプリングパルスsam_1、sam_2、sam_3、...sam_nが生成され、出力される。すなわち、サンプリングパルスsam_1、sam_2、sam_3、...、sam_nの書き込み開始期間Tsがスタートパルス(SP)に同期している。
つまり、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tが、書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始するように、サンプリングパルス(sam)が生成されている。図1の例では、ビデオ信号(VIDEO_1)に切り替わる前に、各サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tが開始している。
スタートパルス(SP)がLowからHighになると、クロック信号(CK)の1/2周期の間(Lowレベルの期間)、第1段目のフリップフロップ200_1のノードSaの電位はHighに保持される。クロック信号(CK)が立ち上がると、第1段目のフリップフロップ200_1のノードSaの電位はLowになり、ノードSbの電位はHighになる。
従って、2段目以降のフリップフロップ200では、クロック信号(CK、CKB)の1/2周期遅れて、ノードSaの電位がHighからLowに順々に変わり、ノードSbの電位がLowからHighからに順々に変わる。
従って、サンプリングパルスsam_1、sam_2、sam_3、...sam_nは、図1に示すように、書き込み期間T_1、T_2、T_3、...、T_nがクロック信号(CK、CKB)に従って半周期ずつ遅れて終了することとなる。その結果、図2のソース線駆動回路により、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間T(パルス幅)は、クロック信号(CK、CKB)の1周期よりも長くなる。
ビデオ信号線206には、ソース線の配列に対応して、ビデオ信号(VIDEO)が入力されている。図1のビデオ信号(VIDEO)の1、2、3の数字は、ソース線X_1、X_2、X_3に書き込まれるべき信号であることを示している。サンプリングパルス(sam)の書き込み開始期間および書き込み終了期間は、フリップフロップ200の内部遅延などにより、クロック信号(CK、CKB)から遅延する。サンプリングパルス(sam)の遅延を考慮して、ビデオ信号線206にビデオ信号(VIDEO)が入力される。
各スイッチ203_1、203_2、203_3、...、203_nに、それぞれ、サンプリングパルスsam_1、sam_2、sam_3、...、sam_nが入力されると、スイッチ203_1、203_2、203_3、...、203_nがオンとなり、ソース線X_1、X_2、X_3、...、X_nへビデオ信号(VIDEO)の書き込みが開始される。
サンプリングパルス(sam_1、sam_2、sam_3、...、sam_n)の書き込み期間(T_1、T_2、T_3、...、T_n)が、クロック信号(CK、CKB)の1/2周期遅れて終了するため、クロック信号(CK、CKB)の1/2周期ずつ遅れて、各スイッチ203_1、203_2、203_3、...、203_nが順次オフになり、ソース線X_1、X_2、X_3、...、X_nの電位が確定する。この期間に選択された走査線に接続された画素に、ソース線X_1、X_2、X_3、...、X_nを介して、ビデオ信号(VIDEO)が書き込まれる。
例えば、サンプリングパルス(sam_2)によって、ソース線X_2への書き込みが開始されると、まず、ビデオ信号(VIDEO_1)を書き込み、期間Ta_2でビデオ信号(VIDEO_2)を書き込み、ソース線X_2の電位はビデオ信号(VIDEO_2)の電位に確定される。つまり、期間Taは、サンプリングパルス(sam)によって、ソース線に書き込むべきビデオ信号(VIDEO)を書き込む期間を表している。
ビデオ信号(VIDEO)の切り替わりの最小期間はクロック信号(CK、CKB)の半周期になる。サンプリングパルス(sam)の書き込み終了期間Tfをビデオ信号(VIDEO)の切り替えの直前にすることで、ソース線X_2にビデオ信号(VIDEO_2)を書き込む期間Ta_2を、ビデオ信号(VIDEO_2)が入力されている期間とほぼ等しくできる。言い換えると、期間Ta_2をクロック信号(CK、CKB)の半周期とほぼ等しくすることができる。このように、本実施例では、クロック信号(CK、CKB)の半周期という最大の時間をビデオ信号(VIDEO)の書き込みに使えるため、ビデオ信号(VIDEO)をソース線に確実に書き込むことができる。
また、サンプリングパルスの幅(書き込み期間T)は、クロック信号(CK、CKB)の1周期より長いため、本実施例のソース線駆動回路は、サンプリングパルスを生成できるビデオ信号の周波数範囲が広い。
また、隣り合うサンプリングパルス(sam)で、書き込み開始期間Tsと書き込み終了期間Tfが重ならないため、ソース線でのノイズの発生をなくすことができる。
なお、図1のタイミングチャートが示すように、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tは、書き込むべきビデオ信号を書き込む期間Taよりも長く、ソース線には前の列に書き込むべきビデオ信号も書き込まれる。そのため、図2のソース線駆動回路を有する表示装置を動作させる場合、画素部の画素にビデオ信号を書き込む期間(以下、「アドレス蓄積期間」という)は、画素部10を非表示状態とし、アドレス蓄積期間の後、画素部10を表示状態とし、書き込まれたビデオ信号データに従って、各画素で階調を表示する。
図18(A)を用いて、本発明のアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法を説明する。図18(A)は走査線の走査と、画素部10の表示期間とアドレス蓄積期間の関係を示す図である。図18(A)に示すように、アドレス蓄積期間τは非表示期間Tndに含まれる。非表示期間Tndにおいて、m本の走査線Y_1〜走査線Y_mを順次選択し、ソース線X_1、X_2、...、X_nを介して、画素15にビデオ信号(VIDEO)を書き込む。アドレス蓄積期間τの経過後、表示期間Tdisが開始される。
図18(B)は、フィールドシーケンシャル方式で表示を行う場合の走査線の走査と、画素部10の表示期間とアドレス蓄積期間の関係を示す図である。1フレーム期間において、表示期間が赤色の画像を表示する表示期間Tdis_R、緑色の画像を表示する表示期間Tdis_G、青色の画像を表示する表示期間Tdis_Bに3分割されている。各表示期間Tdis_R、Tdis_G、Tdis_Bの前の非表示期間Tndにおいて、画素15にデータが蓄積される。フィールドシーケンシャル方式では、ビデオ信号(VIDEO)の周波数が高くなるが、図2のソース線駆動回路を用いることで、ビデオ信号(VIDEO)の周波数に追従して、サンプリングパルス(sam)を生成でき、またソース線への書き込み期間Taを確保することができる。
図18(A)や図18(B)のように、1フレームに、非表示期間Tndと表示期間Tdisを有するようにするには、液晶表示装置の場合、非表示期間Tndではバックライトを非点灯とし、表示期間Tdisにバックライトを点灯させればよい。また、エレクトロルミネッセンス表示装置の場合、発光素子32(図17参照)を非表示期間Tndでは非点灯状態とし、表示期間Tdisに点灯状態とすればよい。発光素子32の非点灯状態と点灯状態を制御するには、例えば、発光素子32の両電極の電圧を制御することで可能である。
本発明のソース線駆動回路では、アドレス蓄積期間τにおいて、別の段のソース線に対応するビデオ信号がソース線に書き込まれるが、図18に示すように全てのソース線の電位が確定した後、表示期間Tdisが開始されるため、クロストーク(ゴースト)などの表示不良が発生することはない。
図2のソース線駆動回路では、フリップフロップ200から出力をスイッチ203に接続しているが、図4に示すようにフリップフロップ200の出力をバッファ(Buff)209に接続し、バッファ209を介して、サンプリングパルス(sam)をスイッチ203に入力することもできる。この場合のバッファ209の等価回路図を図5に示す。例えば、バッファ209は偶数個の直列接続されたインバータ210で構成することができる。図5には直列接続された2個のインバータ210で構成した例を示す。
図1のタイミングチャートではフリップフロップ200のノードSaからサンプリングパルス(sam)を出力する例を説明したが、フリップフロップ200のノードSbからサンプリングパルス(sam)を出力することもできる。この場合、図2や図4のソース線駆動回路において、スイッチ203をサンプリングパルス(sam)がLowのときオンし、Highのときオフするように構成すればよい。あるいはスイッチ203に、サンプリングパルス(sam)がHighのときオンし、Lowのときオフするスイッチを用いる場合、図4のようにバッファ209を設け、バッファ209でフリップフロップ200のノードSbからの出力を反転して、スイッチ203に入力するようにすることもできる。この場合、バッファ209を奇数個の直列接続されたインバータで構成すればよい。
このように、図2のソース線駆動回路において、サンプリングパルス(sam)はフリップフロップのノードSaまたはノードSbから出力することが可能であり、フリップフロップ200の出力にあわせて、スイッチ203やバッファ209の論理を決定することができ、また、他の論理回路を追加すればよい。
本実施例は、実施例1と異なる構成のソース線駆動回路を説明する。本実施例では、パルスの幅がクロック信号の半周期より長く、クロックの1周期より短いサンプリングパルスを生成するソース線駆動回路の構成を説明する。
図7は、本実施例のソース線駆動回路のブロック図である。ソース線駆動回路は、2相のシフトレジスタ401、402、n個のスイッチ(SW)403、スイッチ403に接続されたn個のバッファ(Buff)404、シフトレジスタ401から出力されるパルスまたはシフトレジスタ402から出力されるパルスの論理演算を行うn個の論理回路405を有する。さらにソース線駆動回路は、クロック信号(CK1)が入力されるクロック信号線406、反転クロック信号(CKB1)が入力される反転クロック信号線407、クロック信号(CK2)が入力されるクロック信号線408、反転クロック信号(CKB2)が入力される反転クロック信号線409、ビデオ信号(VIDEO)が入力されるビデオ信号線410を有する。クロック信号(CKB1)は、クロック信号(CK1)を反転した反転クロック信号であり、クロック信号(CKB2)は、クロック信号(CK2)を反転した反転クロック信号である。
シフトレジスタ401、402は複数のフリップフロップ400を有する。シフトレジスタ401、402のフリップフロップ400は同じ構成の回路である。シフトレジスタ401においては、クロック信号(CK1)および反転クロック信号(CKB1)の入力が交互に入れ替わるように、各段のフリップフロップ400はクロック信号線406および反転クロック信号線407に接続されている。シフトレジスタ402においては、クロック信号(CK2)および反転クロック信号(CKB2)の入力が交互に入れ替わるように、各段のフリップフロップ400はクロック信号線408および反転クロック信号線409に接続されている。
スイッチ403は、ソース線とビデオ信号線410を導通するための回路であり、ソース線ごとに設けられている。スイッチ403のサンプリングパルスの入力部にはバッファ404が接続され、スイッチ403はサンプリングパルス(sam)に従ってオン、オフが制御される。スイッチ203がオン状態になると、ソース線とビデオ信号線410が導通され、ソース線にビデオ信号(VIDEO)が入力される。シフトレジスタ401と402とでスタートパルス(SP)は共通である。
図8は、フリップフロップ400の回路図である。フリップフロップ400は、図3のフリップフロップ200と同じ構成の回路である。図8において、450はP型トランジスタであり、451は第1のN型トランジスタであり、452は第2のN型トランジスタであり、453はインバータであり、454はクロックドインバータである。もちろん、フリップフロップ200と同様に、クロックドインバータ454の代わりに、ノードSaに保持容量を接続し、ノードSaの電位を保持するようにすることもできる。シフトレジスタ401、402共に出力部outは、次段のフリップフロップ400の入力部inに接続され、1段目のフリップフロップ400の入力部inにはスタートパルス(SP)が入力される。
シフトレジスタ401において、奇数段目のフリップフロップ400のクロック入力部clk1はクロック信号(CK1)が入力され、偶数段目のフリップフロップのクロック入力部clk1はクロック信号(CKB1)が入力される。シフトレジスタ402において、奇数段目のフリップフロップ400のクロック入力部clk1にはクロック信号(CK2)が入力され、偶数段目のフリップフロップ400のクロック入力部clk1にはクロック信号(CKB2)が入力される。
論理回路405には隣り合う2つのフリップフロップ400の出力が接続されている。論理回路405では、入力された2つのパルスの論理演算を行う。論理回路405に入力されるパルスは、フリップフロップ400のノードSaまたはノードSbのいずれか一方から取り出される。論理回路405の演算結果はサンプリングパルス(sam)として、バッファ404を通してスイッチ403に入力される。
シフトレジスタ401では、1段目から、2段ずつフリップフロップ400が同じ論理回路405に接続され、シフトレジスタ402では、2段目から、2段ずつフリップフロップ400が同じ論理回路405に接続されている。つまり、2k−1番目の論理回路405には、シフトレジスタ401の2k−1段目と2k段目のフリップフロップ400の出力が接続され、2k段目の論理回路405には、シフトレジスタ402の2k段目と2k+1段目のフリップフロップ400の出力が接続されている。
また、シフトレジスタ401に接続された論理回路405は奇数段目のスイッチ403に接続され、シフトレジスタ402に接続された論理回路405は偶数段目のスイッチ403に接続される。
図6は、図7のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャートである。図6のタイミングチャートは、論理回路405にNAND回路を用い、バッファ404に入力した信号を反転して出力するバッファを用い、スイッチ403にサンプリングパルス(sam)がHighのときオンになるスイッチを用いたソース線駆動回路の場合のタイミングチャートである。この場合のバッファ404の回路図を図9に示し、スイッチ403の回路図を図10に示す。
図9に示すように、バッファ404は直列接続された奇数段のインバータ455でなる。図9ではインバータ455を3段直列接続した例を示す。図10に示すように、スイッチ403は、インバータ458とアナログスイッチ459で構成される。
シフトレジスタ401、402の動作は実施例1のシフトレジスタ201と同じである。すなわち、フリップフロップ400のノードSaの電位の変化は、実施例1の図1に示されるサンプリングパルス(sam)と同様である。
各段の論理回路405には、隣り合う2段のフリップフロップの出力が接続されているが、図6のタイミングチャートは、前段のフリップフロップからは、ノードSbからパルスが取り出され、後段のフリップフロップ400からはノードSaからパルスが取り出される場合を示している。論理回路405において、入力された2つのパルスのNANDがとられて、サンプリングパルス(sam)としてバッファ404に入力され、バッファ404で反転された後、スイッチ403に入力される。
本実施例では、実施例1と異なり、クロック信号(CK1)のデューティー比を50%ではなく、クロック信号(CK1、CK2)ではHighとなる期間(以下、「High期間」という。)またはLowとなる期間(以下、「Low期間」という。)の一方を1/2周期よりも長くする。また、クロック信号(CK1)とクロック信号(CK2)は位相をずらして入力されている。
クロック信号(CK1、CKB1、CK2、CKB2)は、デューティー比が50%(パルス幅が1/2周期)の基準クロック信号を変調させて生成することができる。クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間およびLow期間を図6のように変調させてソース線駆動回路に入力し、論理回路405でフリップフロップ400から出力されるパルスのNANDをとることで、クロック信号(CK1、CK2)のLow期間またはHigh期間の長い方(パルス幅が長い方)と同じパルス幅のサンプリングパルス(sam)を取り出すことができる。この結果サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tはクロック信号(CK1、CK2)の1/2周期よりも長く、1周期よりも短くなる。
従って、奇数段目の論理回路405では、クロック信号(CK1)に同期させて、第1のクロック信号のLow期間と同じパルス幅のパルスが奇数段目のサンプリングパルス(sam)として生成される。また、偶数段目の論理回路405ではクロック信号(CK2)に同期させて、第2のクロック信号のHigh期間と同じパルス幅のパルスが偶数段目のサンプリングパルス(sam)として生成される。
なお、論理回路405にNAND回路を用いたため、論理回路405から出力されるサンプリングパルス(sam)の電位はLowレベルとなるため、バッファ404でサンプリングパルス(sam)を反転し、スイッチ403に入力している。図6には、スイッチ403に入力されるサンプリングパルス(sam)を示している。
シフトレジスタ401とシフトレジスタ402において、各段のフリップフロップ400から出力されるパルスは、実施例1のサンプリングパルス(sam)のように、パルス幅がクロック信号の1周期よりも長く、また、1段ずれるごとに、パルスの終了期間がクロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間の長い方と同じ期間ずつ遅れている。つまり、隣り合うフリップフロップ400から出力されるパルスには、パルスが重ならない期間がある。そこで、本実施例のソース線駆動回路では、隣り合う2つのフリップフロップ400から出力されるパルスを論理回路405で論理演算することで、2つのパルスが重ならない部分をサンプリングパルス(sam)として取り出している。
本実施例のソース線駆動回路では、図6のタイミングチャートに示すように、スタートパルス(SP)、クロック信号(CK1、CK2)を入力することにより、フリップフロップ400の出力から、クロック信号のHigh期間またはLow期間の長い方と同じ幅のパルスをサンプリングパルスとして取り出すことができ、すべてのサンプリングパルス(sam)の幅をクロック信号(CK1、CK2)の半周期より長く1周期より短くすることができる。
いうまでもないが、シフトレジスタ401、402および論理回路405のトランジスタ等の特性により、論理回路405から取り出されるサンプリングパルスの幅は、クロック信号のHigh期間またはLow期間の長い方と同じ幅からずれが生ずるが、本発明はこのような場合も含む。上述したように、論理回路405では、隣り合う2つのフリップフロップ400から出力されるパルスを論理演算することで、2つのパルスが重ならない部分をサンプリングパルス(sam)として取り出しているため、サンプリングパルスのパルス幅を、クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間の長い方を基準に決定することができる。
また、本実施例のソース線駆動回路では、サンプリングパルス(sam)をシフトレジスタ401とシフトレジスタ402から交互に取り出すことにより、後段の書き込み開始期間が前段の書き込み終了期間と重ならないように隣り合うサンプリングパルス(sam)を重ねている。従って、サンプリングパルス(sam)の重なりにより、ソース線にノイズが発生することをなくすことができる。
ビデオ信号線410には、ソース線の配列に対応して、ビデオ信号(VIDEO)が入力されている。サンプリングパルス(sam)の書き込み開始期間は、フリップフロップ400の内部遅延などにより、クロック信号(CK1、CK2)から遅延する。サンプリングパルス(sam)の遅延を考慮して、ビデオ信号線410にビデオ信号(VIDEO)が入力される。
本実施例のソース線駆動回路でも、各段のサンプリングパルス(sam)の書き込み期間は、ビデオ信号が書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始している。ビデオ信号(VIDEO)の切り替わりの最小期間はクロック信号(CK1、CK2)の1/2周期になる。本実施例でも、書き込むべきビデオ信号をソース線に書き込む期間Taはクロック信号(CK1、CK2)の半周期となり、書き込むべきビデオ信号(VIDEO)がビデオ信号線410に入力されている期間とほぼ同期させることができる。よって、最大限の時間をソース線にビデオ信号(VIDEO)を書き込むに使うことができるため、ソース線にビデオ信号(VIDEO)を確実に書き込むことができる。
本実施例でも、実施例1と同様、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tは、書き込むべきビデオ信号を書き込む期間Taよりも長く、ソース線には前の列に書き込むべきビデオ信号も書き込まれる。そのため、本実施例のソース線駆動回路を有する表示装置も、実施例1と同様、図18に示すように、アドレス蓄積期間τは、画素部10を非表示状態とし、アドレス蓄積期間τの後、画素部10を表示状態とし、書き込まれたデータに従って、各画素で階調を表示する。
図7のソース線駆動回路では論理回路405にNAND回路を用いたが、他の演算回路を用いることができる。論理回路405にNOR回路を用いることもできる。論理回路405がNOR回路の場合、前段のフリップフロップ400からはノードSaの出力が論理回路405に入力され、後段のフリップフロップ400からはノードSbの出力が論理回路405に入力される。NOR回路から出力されるサンプリングパルス(sam)は、電位がHighであるため、バッファ404を省略するか、偶数段のインバータを直列接続した回路でバッファ404を構成し、入力された信号を反転しないようにすればよい。
図7のソース線駆動回路において、スイッチ403をサンプリングパルス(sam)がLowのときオンする構成にすることもできる。論理回路405にNAND回路を用いる場合は、バッファ404を省略するか、インバータを偶数段直列接続した回路でバッファ404を構成し、入力された信号を反転せずに出力させる。また、論理回路405にNOR回路を用いる場合は、奇数段のインバータを直列接続した回路でバッファ404を構成し、入力された信号を反転して、出力すればよい。
このように、図7のソース線駆動回路では、フリップフロップ400から論理回路405に入力されるパルスにあわせて、スイッチ403、バッファ404および論理回路405の論理を決定すればよい。
実施例1では、ビデオ信号線を1系統としたソース線駆動回路(図2参照)を説明した。本実施例では、実施例1のソース線駆動回路において、ビデオ信号線をk系統(kは2以上の整数)とする例を説明する。
図12に、本実施例のソース線駆動回路のブロック回路図を示す。図12では、ビデオ信号を2系統(k=2)に分割した例を示す。図11に、図12のソース線駆動回路のタイミングチャートを示す。
以下、実施例1からの変更点を説明する。図12に示すように、本実施例のソース線駆動回路は、2系統に分割した一方のビデオ信号(VIDEO_A)を入力するビデオ信号線261と、他方のビデオ信号(VIDEO_B)を入力するビデオ信号線262を有する。ビデオ信号(VIDEO_A)は、1段目から2つおきに配列されたビデオ信号(VIDEO_1、3、5、...)でなり、ビデオ信号(VIDEO_B)は、2段目から2つおき配列されたビデオ信号(VIDEO_2、4、6、...)でなる。ビデオ信号(VIDEO_A、VIDEO_B)の切り替わりは、クロック信号(CK、CKB)の半周期となっている。
1つのフリップフロップ200の出力には2個のスイッチ203が接続される。同じフリップフロップ200の出力が接続されている2個のスイッチ203は互いに異なるビデオ信号線261、262が接続される。
図11に示すように、シフトレジスタ201で生成されるサンプリングパルス(sam)は実施例1と同様である。本実施例では、1段目のサンプリングパルス(sam_1)により、隣り合う2つのソース線X_1、X_2の書き込みが制御され、第2段目のサンプリングパルス(sam_2)により、隣り合う2つのソース線X_3、X_4の書き込みが制御され、第n段目のサンプリングパルス(sam_n)により、隣り合う2つのソース線X_2n−1、X_2nの書き込みが制御される。
従って、ビデオ信号線を2系統とすることで、ソース線への書き込み期間Taを短くすることなく、ソース線の本数を2倍にすること、すなわち水平方向の画素数を2倍にすることができる。
ビデオ信号をk分割し、ビデオ信号線をk系統(ビデオ信号線の本数をk本)とするには、i番目(iは1以上k以下の整数)のビデオ信号線には、i番目からk番目おきに配列されたビデオ信号が入力される。例えば、1番目のビデオ信号線には、VIDEO_1、VIDEO_1+k、VIDEO_1+2kの順にビデオ信号が入力される。
1つのフリップフロップ200の出力にはk個のスイッチ203が接続される。同じフリップフロップ200の出力が接続されているk個のスイッチ203、換言すると、同じサンプリングパルス(sam)によって制御されるk個のスイッチ203は互いに異なるビデオ信号線に接続される。また、図4のソース線駆動回路と同様に、図12のソース線駆動回路においても、フリップフロップ200の出力をバッファ(Buff)209に接続し、バッファ209を介して、サンプリングパルス(sam)をスイッチ203に入力することもできる。
ビデオ信号線をk系統とすることで、ソース線の書き込み期間Taを短くすることなく、ソース線の本数をk倍にして、水平方向の画素数をk倍にすることができる。
実施例2では、ソース線駆動回路(図7参照)では、ビデオ信号線を1系統とした例を説明した。本実施例では、実施例2のソース線駆動回路において、ビデオ信号線をk系統(kは2以上の整数)とする例を説明する。
図14に、本実施例のソース線駆動回路のブロック回路図を示す。図14では、ビデオ信号を2系統(k=2)に分割した例を示す。図13に、図14のソース線駆動回路のタイミングチャートを示す。
以下、実施例2からの変更点を説明する。図14に示すように、2系統に分割した一方のビデオ信号(VIDEO_A)を入力するビデオ信号線461と、他方のビデオ信号(VIDEO_B)を入力するビデオ信号線462を有する。ビデオ信号(VIDEO_A)は、1段目から2つおきに配列されたビデオ信号(VIDEO_1、3、5、...)でなり、ビデオ信号(VIDEO_B)は、2段目から2つおき配列されたビデオ信号(VIDEO_2、4、6、...)でなる。また、ビデオ信号(VIDEO_A、VIDEO_B)の切り替わりは、実施例3と同じ、クロック信号(CK、CKB)の半周期となっている。
また、論理回路405の出力にはバッファ404が接続されているが、本実施例では、1つの論理回路405(バッファ404)の出力には2個のスイッチ403が接続される。同じ論理回路405(バッファ404)の出力が接続されている2個のスイッチ403は互いに異なるビデオ信号線461、462が接続される。図13は、実施例2と同様に、論理回路405をNAND回路とした際のタイミングチャートである。もちろん本実施例でも、実施例2と同様に、NAND回路以外の演算回路を用いることができる。論理回路405にNOR回路を用いることもできる。論理回路405がNOR回路の場合、前段のフリップフロップ400からはノードSaの出力が論理回路405に入力され、後段のフリップフロップ400からはノードSbの出力が論理回路405に入力される。NOR回路から出力されるサンプリングパルス(sam)は、電位がHighであるため、バッファ404を省略するか、偶数段のインバータを直列接続した回路でバッファ404を構成し、入力された信号を反転しないようにすればよい。
本実施例のソース線駆動回路で生成されるサンプリングパルス(sam)は、実施例2と同様である。本実施例では、第1段目のサンプリングパルス(sam_1)により、隣り合う2つのソース線X_1、X_2の書き込みが制御され、第2段目のサンプリングパルス(sam_2)により、隣り合う2つのソース線X_3、X_4の書き込みが制御され、第n段目のサンプリングパルス(sam_n)により、隣り合う2本のソース線X_2n−1、X_2nの書き込みが制御される。
従って、ビデオ信号線を2系統とすることで、ソース線への書き込み期間Taを短くすることなく、ソース線の本数を2倍、すなわち水平方向の画素数を2倍にすることができる。
ビデオ信号をk分割し、ビデオ信号をk系統(ビデオ信号線の本数をk本)とするには、i番目(iは1以上k以下の整数)のビデオ信号線は、i番目からk番目おきに配列されたビデオ信号を入力する。例えば、第1番目のビデオ信号線には、(VIDEO_1)、(VIDEO_1+k)、(VIDEO_1+2k)の順でビデオ信号を入力する。
1つの論理回路405(バッファ404)の出力にはk個のスイッチ403が接続される。同じ論理回路405(バッファ404)が接続されているk個のスイッチ403、換言すると同じサンプリングパルス(sam)によって制御されるk個のスイッチ403は、互いに異なるビデオ信号線に接続される。ビデオ信号線をk系統とすることで、ソース線の書き込み期間Taを短くすることなく、ソース線の本数をk倍、水平方向の画素数をk倍にすることができる。
実施例2および実施例4のソース線駆動回路では、論理回路405で隣り合う2つのフリップフロップ400から出力されるパルスを論理演算することで、2つのパルスが重ならない部分をサンプリングパルス(sam)として取り出しているため、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間T(パルス幅)は、クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間の長い方だけでなく、短い方を基準に決定することもできる。図6や図13のタイミングチャートで、クロック信号(CK1、CK2)の入力波形を変更することで、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tを(クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間の短い方を基準にすることができる。
従って、実施例2および実施例4のソース線駆動回路では、クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間を変えることで、サンプリングパルス(sam)の書き込み期間Tをクロック信号(CK1、CK2)の1周期よりも小さい範囲内で変化させることができる。
クロック信号(CK1、CK2)のHigh期間またはLow期間の短い方を基準に、サンプリングパルス(sam)を生成することで、書き込み期間Tがクロック信号の1/2周期よりも短くなるため、隣り合うパルスを重ねずにサンプリングパルスを生成することができる。この場合、従来のアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法のように、アドレス蓄積間τを表示期間Tdisと重ねることができる。
このように、実施例2および実施例4のソース線駆動回路は、回路の構成を変えずに、基準クロック信号のデューティー比を変化させることで、サンプリングパルスを重ねて生成すること(オーバーラップして生成すること)と、重ねずに生成すること(ノンオーバーラップで生成すること)双方が可能であり、汎用性が非常に高い回路である。
本実施例では本発明のアクティブマトリクス型表示装置を表示手段として具備する電子機器を説明する。本発明の表示装置が用いられる電子機器として、テレビ受像器、ビデオカメラやデジタルカメラ等のカメラ、ゴーグル型ディスプレイ、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体に記憶された音声データを再生し、かつそこに記憶された画像データを表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。
各種電子機器に本発明のアクティブマトリクス型表示装置を用いることで、高解像度の映像を表示させることができる。以下、図22(A)〜図22(E)および図23を用いて、それらの電子機器の具体例を説明する。
図22(A)はテレビ装置であり、筐体501、支持台502、表示部503などを有する。このテレビ装置において、表示部503は、実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。
図22(B)はノート型コンピュータであり、本体511、筐体512、表示部513、キーボード514、外部接続ポート515、ポインティングデバイス516等を含む。ノート型コンピューの表示部513には、実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。
図22(C)は携帯可能なコンピュータであり、本体521、表示部522、スイッチ523、操作キー524、赤外線ポート525等を含む。携帯可能なコンピュータの表示部522には、実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。
図22(D)は携帯型のゲーム機であり、筐体531、表示部532、スピーカー部533、操作キー534、記録媒体挿入部535等を含む。この携帯型のゲーム機の表示部532には、実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。
図22(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体541、筐体542、表示部543、表示部544、記録媒体読込部545(DVD等)、操作キー546、スピーカー部547等を含む。表示部543は主として画像情報を表示し、表示部544は主として文字情報を表示する。表示部543および表示部544の少なくとも一方には、実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。特に、本発明は画像情報用の表示部543に適している。
図23は携帯電話機の分解斜視図である。表示モジュール550には実施例1乃至5のソース線駆動回路を有するアクティブマトリクス型表示装置が用いられている。表示モジュール550はハウジング551に脱着自在に組み込まれる。ハウジング551は表示モジュール550のサイズに合わせて、形状や寸法を適宜変更することができる。表示モジュール550を固定したハウジング551にはプリント基板552が嵌められている。
表示モジュール550はFPC553を介してプリント基板552に接続される。プリント基板552には、スピーカー555、マイクロフォン556、送受信回路557、CPUおよびコントローラなどを含む信号処理回路558が取り付けられている。これら表示モジュール550などと、入力手段559、バッテリー560、アンテナ561を組み合わせ、筐体562に収納する。表示モジュール550の画素部は筐体562に形成された開口窓から視認できように配置されている。
実施例1のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 実施例1のソース線駆動回路のブロック図 図2のフリップフロップの回路図 実施例1のバッファを有するソース線駆動回路のブロック図 図4のバッファの回路図 実施例2のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 実施例2のソース線駆動回路のブロック図 図7のフリップフロップの回路図 図7のバッファの回路図 図7のスイッチの回路図 実施例3のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 実施例3のソース線駆動回路のブロック図 実施例4のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 実施例4のソース線駆動回路のブロック図 本発明のアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示すブロック図 本発明をアクティブマトリクス型液晶表示装置に適用した場合の画素の構成例を示す回路図 本発明をアクティブマトリクス型エレクトロルミネッセンス表示装置に適用した場合の画素の構成例を示す回路図 (A)本発明のアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法を説明する図、(B)本発明をフィールドシーケンシャル方式に適用したときの駆動方法を説明する図 本発明のサンプリングパルスの書き込み開始期間、書き込み終了期間、および書き込み期間を説明する図 従来例のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 従来例のソース線駆動回路の入力信号および出力信号のタイミングチャート 本発明のアクティブマトリクス型表示装置を具備する電子機器の外観図 本発明のアクティブマトリクス型表示装置を具備する携帯電話の分解斜視図
符号の説明
10 画素部
11 ソース線駆動回路
12 走査線駆動回路
13 ソース線
14 走査線
15 画素
21 スイッチングトランジスタ
22 液晶素子
23 コンデンサ
31 スイッチングトランジスタ
32 発光素子
33 駆動用トランジスタ
80 波線
200 フリップフロップ(FF)
201 シフトレジスタ
203 スイッチ(SW)
204 クロック信号線
205 反転クロック信号線
206 ビデオ信号線
250 P型トランジスタ
251 第1のN型トランジスタ
252 第2のN型トランジスタ
253 インバータ
254 クロックドインバータ
261 ビデオ信号線
262 ビデオ信号線
400 フリップフロップ(FF)
401 シフトレジスタ
402 シフトレジスタ
403 スイッチ(SW)
404 バッファ(Buff)
405 論理回路
406 クロック信号線
407 反転クロック信号線
408 クロック信号線
409 反転クロック信号線
410 ビデオ信号線
455 インバータ
458 インバータ
459 アナログスイッチ
461 ビデオ信号線
462 ビデオ信号線
501 筐体
502 支持台
503 表示部
511 本体
512 筐体
513 表示部
514 キーボード
515 外部接続ポート
516 ポインティングデバイス
521 本体
522 表示部
523 スイッチ
524 操作キー
525 赤外線ポート
531 筐体
532 表示部
533 スピーカー部
534 操作キー
535 記録媒体挿入部
541 本体
542 筐体
543 表示部
544 表示部
545 記録媒体読込部
546 操作キー
547 スピーカー部
550 表示モジュール
551 ハウジング
552 プリント基板
553 FPC
555 スピーカー
556 マイクロフォン
557 送受信回路
558 信号処理回路
559 入力手段
560 バッテリー
561 アンテナ
562 筐体

CK,CK1,CK2 クロック信号
CKB,CKB1,CKB2 クロック信号(反転クロック信号)
SP スタートパルス
VIDEO,VIDEO_A,VIDEO_B ビデオ信号
sam_1,sam_2,sam_3,sam_n サンプリングパルス
X_1,X_2,X_3,X_n ソース線
Y_1,Y_2,Y_3,Y_n 走査線
T 書き込み期間(サンプリングパルスのパルス幅)
Ta 書き込み期間(書き込むべきビデオ信号が書き込まれる期間)
Ts 書き込み開始期間
Tf 書き込み終了期間
Tdis 表示期間
Tnd 非表示期間
τ アドレス蓄積期間
clk1,clk2 クロック入力部
in フリップフロップの入力部
out フリップフロップの出力部
Vdd 高電源電位
Vss 低電源電位
Sa,Sb ノード

Claims (32)

  1. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線と、
    複数のサンプリングパルスを生成する回路と、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    前記サンプリングパルスの書き込み終了期間は、次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後であり、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、前記ビデオ信号が、当該サンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始し、前記ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするソース線駆動回路。
  2. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線と、
    複数のサンプリングパルスを生成する回路と、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    前記サンプリングパルスの書き込み終了期間は、次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後であり、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、1段目のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号が前記ビデオ信号線に入力されるよりも前に開始し、前記ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするソース線駆動回路。
  3. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部と、を有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線と、
    複数のサンプリングパルスを生成する回路と、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    前記サンプリングパルスの書き込み終了期間は、次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後であり、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、前記ビデオ信号が、前段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号である期間に開始し、前記ビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするソース線駆動回路。
  4. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線と、
    スタートパルス信号およびクロック信号が入力され、書き込み開始を前記スタートパルス信号に同期させ、かつ書き込み終了を前記クロック信号に従って順次遅らせて複数のサンプリングパルスを生成して出力するシフトレジスタと、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有することを特徴とするソース線駆動回路。
  5. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    k系統(kは2以上の整数)に分割されたビデオ信号が入力されるk本のビデオ信号線と、
    スタートパルス信号およびクロック信号が入力され、書き込み開始を前記スタートパルス信号に同期させ、かつ書き込み終了を前記クロック信号に従って順次遅らせて複数のサンプリングパルスを生成して出力するシフトレジスタと、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    複数の前記スイッチは、k個ごとに同じサンプリングパルスが入力され、
    同じサンプリングパルスが入力されるk個の前記スイッチは、互いに異なる前記ビデオ信号線に接続されていることを特徴とするソース線駆動回路。
  6. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    k系統(kは2以上の整数)に分割されたビデオ信号が入力されるk本のビデオ信号線と、
    スタートパルス信号およびクロック信号が入力され、かつサンプリングパルスを生成して出力する複数段のフリップフロップを有するシフトレジスタと、
    前記ソース線に接続され、k個ごとに同じサンプリングパルスが入力され、入力された前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線と導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    同じサンプリングパルスが入力されるk個の前記スイッチは互いに異なる前記ビデオ信号線に接続され、
    前記フリップフロップは、
    当該フリップフロップの入力がゲートに接続され、かつ直列に接続されたP型トランジスタおよび第1のN型トランジスタと、
    前記第1のN型トランジスタに直列に接続され、ゲートに前記クロック信号が入力される第2のN型トランジスタと、
    入力が前記P型トランジスタおよび第1のN型トランジスタのドレインに接続され、出力がフリップフロップの出力に接続されたインバータと、
    を有し、
    第1段目のフリップフロップの入力には前記スタートパルス信号が入力され、
    2段目以降のフリップフロップの入力には、前段のフリップフロップのインバータの出力が入力され、
    前記サンプリングパルスは、前記インバータの出力、前記P型トランジスタのドレインの出力、または前記第1のN型トランジスタのドレインの出力のいずれかであることを特徴とするソース線駆動回路。
  7. 請求項6において、
    前記フリップフロップは、入力が前記インバータの出力に接続され、出力が前記P型トランジスタおよび前記第1のN型トランジスタのドレインの出力に接続されたクロックドインバータを有することを特徴とするソース線駆動回路。
  8. 請求項6において、
    前記フリップフロップは、前記P型トランジスタのドレインおよび前記第1のN型トランジスタのドレインの電位を保持するための保持容量を有することを特徴とするソース線駆動回路。
  9. 請求項4乃至8のいずれか1項において、
    前記スイッチに接続された複数のバッファを有し、
    前記スイッチには、前記バッファを介して、前記サンプリングパルスが入力されることを特徴とするソース線駆動回路。
  10. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    k系統(kは2以上の整数)に分割された前記ビデオ信号が入力されるk本のビデオ信号線と、
    スタートパルス信号および第1のクロック信号が入力され、書き込み開始を前記スタートパルス信号に同期させ、かつ書き込み終了を前記第1のクロック信号に従って順次遅らせて複数の第1のパルスを生成して出力する第1のシフトレジスタと、
    前記スタートパルス信号および、前記第1のクロック信号と同じ周期で位相がずれた第2のクロック信号が入力され、書き込み開始を前記スタートパルス信号に同期させ、かつ書き込み終了を前記第2のクロック信号に従って順次遅らせて複数の第2のパルスを生成して出力する第2のシフトレジスタと、
    奇数段は隣り合う2つの第1のパルスの論理演算を行い、当該2つの第1のパルスが重ならない部分を奇数段目のサンプリングパルスとして出力し、かつ偶数段は隣り合う2つの第2のパルスの論理演算を行い、当該2つの第2のパルスが重ならない部分を偶数段目のサンプリングパルスとして出力する複数の論理回路と、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線に導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    前記論理回路の出力にはk個の前記スイッチが接続され、
    同じ論理回路に接続されているk個の前記スイッチは、互いに異なる前記ビデオ信号線に接続されていることを特徴とするソース線駆動回路。
  11. 請求項10において、
    前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号は、ハイとなる期間またはローとなる期間の一方が長いことを特徴とするソース線駆動回路。
  12. 請求項10において、
    前記第1のクロック信号及び前記第2のクロック信号のデューティー比を変化させることで、前記サンプリングパルスの書き込み期間が変化することを特徴とするソース線駆動回路。
  13. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置のソース線駆動回路であって、
    k系統(kは2以上の整数)に分割された前記ビデオ信号が入力されるk本のビデオ信号線と、
    スタートパルス信号および第1のクロック信号が入力され、複数段のフリップフロップを有する第1のシフトレジスタと、
    前記スタートパルス信号および、前記第1のクロック信号と同じ周期で位相がずれた第2のクロック信号が入力され、複数段のフリップフロップを有する第2のシフトレジスタと、
    サンプリングパルスを出力する複数の論理回路と、
    前記ソース線に接続され、前記サンプリングパルスに従って前記ソース線を前記ビデオ信号線に導通させる複数のスイッチと、
    を有し、
    前記第1のシフトレジスタおよび前記第2のシフトレジスタのフリップフロップは、それぞれ、
    当該フリップフロップの入力がゲートに接続され、かつ直列に接続されたP型トランジスタおよび第1のN型トランジスタと、
    前記第1のN型トランジスタと直列に接続され、ゲートにクロック信号が入力される第2のN型トランジスタと、
    入力が前記P型トランジスタおよび第1のN型トランジスタのドレインに接続され、出力がフリップフロップの出力に接続されたインバータと、
    を有し、
    前記第1のシフトレジスタおよび前記第2のシフトレジスタにおいて、第1段目のフリップフロップの入力にはスタートパルス信号が入力され、2段目以降のフリップフロップには、前段のフリップフロップのインバータの出力が入力され、
    前記フリップフロップの出力は、前記インバータの出力、前記P型トランジスタのドレイン、または前記第1のN型トランジスタのドレインの出力のいずれかであり、
    奇数段の論理回路の入力には前記第1のシフトレジスタの隣り合う2つのフリップフロップの出力が接続され、
    偶数段の論理回路の入力には前記第2のシフトレジスタの隣り合う2つのフリップフロップの出力が接続され、
    前記論理回路の出力にはk個の前記スイッチが接続され、
    同じ論理回路に接続されているk個の前記スイッチは、互いに異なる前記ビデオ信号線に接続されていることを特徴とするソース線駆動回路。
  14. 請求項13において、
    前記フリップフロップは、入力が前記インバータの出力に接続され、出力が前記P型トランジスタおよび前記第1のN型トランジスタのドレインの出力に接続されたクロックドインバータを有することを特徴とするソース線駆動回路。
  15. 請求項13において、
    前記フリップフロップは、前記P型トランジスタのドレインおよび前記第1のN型トランジスタのドレインの出力の電位を保持するための保持容量を有することを特徴とするソース線駆動回路。
  16. 請求項10乃至15のいずれか1項において、
    複数のバッファを有し、
    前記スイッチには、前記バッファを介して、前記サンプリングパルスが入力されることを特徴とするソース線駆動回路。
  17. 請求項10乃至16のいずれか1項において、
    前記第1の論理回路および前記第2の論理回路は、NAND回路であることを特徴とするソース線駆動回路。
  18. 請求項10乃至16いずれか1項において、
    前記第1の論理回路および前記第2の論理回路は、NOR回路であることを特徴とするソース線駆動回路。
  19. 請求項1乃至18のいずれか1項に記載のソース線駆動回路を有することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  20. 請求項1乃至18のいずれか1項に記載のソース線駆動回路を有することを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  21. 請求項1乃至18のいずれか1項に記載のソース線駆動回路を有することを特徴とするフィールドシーケンシャル方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  22. 請求項1乃至18のいずれか1項に記載のソース線駆動回路を有することを特徴とするアクティブマトリクス型エレクトロルミネッセンス表示装置。
  23. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部と、ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法であって、
    スタートパルス信号およびクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、
    前記サンプリングパルスに従って、ビデオ信号線に入力されているビデオ信号を前記ソース線に書き込み、
    選択された前記走査線に接続された画素に、前記ソース線を介して前記ビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含み、
    書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、複数の前記サンプリングパルスを生成し、
    前記画素に前記ビデオ信号を入力している期間は前記画素部を非表示状態とし、全ての前記画素のビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とし、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、当該サンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に開始し、前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  24. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部と、ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法であって、
    スタートパルス信号およびクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、
    前記サンプリングパルスに従って、ビデオ信号線に入力されたビデオ信号を前記ソース線に書き込み、
    選択された前記走査線に接続された画素に、前記ソース線を介して前記ビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含み、
    書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、複数の前記サンプリングパルスを生成し、
    前記画素に前記ビデオ信号を入力している期間は前記画素部を非表示状態とし、全ての前記画素のビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とし、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、1段目のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号が、前記ビデオ信号線に入力されるよりも前に開始し、前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  25. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部と、ビデオ信号が入力される少なくとも1本のビデオ信号線とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法であって、
    スタートパルス信号およびクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、
    前記サンプリングパルスに従って、前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号を前記ソース線に書き込み、
    選択された前記走査線に接続された画素に、前記ソース線を介して前記ビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含み、
    書き込み終了期間が次段のサンプリングパルスの書き込み開始期間よりも後になるように、複数の前記サンプリングパルスを生成し、
    前記画素に前記ビデオ信号を入力している期間は前記画素部を非表示状態とし、全ての前記画素のビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とし、
    前記サンプリングパルスの書き込み期間は、前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、前段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号である期間に開始し、かつ前記ビデオ信号線に入力されているビデオ信号が、次段のサンプリングパルスによって書き込むべきビデオ信号に切り替わる前に終了することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  26. 請求項25において、
    前記クロック信号のデューティー比を変えることで、前記サンプリングパルスの書き込み期間を変化させることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  27. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法であって、
    スタートパルス信号およびクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、
    前記サンプリングパルスに従って、ビデオ信号を前記ソース線に書き込み、
    選択された前記走査線に接続された画素に、前記ソース線を介して前記ビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含み、
    書き込み開始を前記スタートパルス信号に同期させ、かつ書き込み終了を前記クロック信号に従って順次遅らせるように、複数の前記サンプリングパルスを生成し、
    前記画素に前記ビデオ信号を入力している期間は前記画素部を非表示状態とし、全ての前記画素で表示させるビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とすることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  28. 複数の走査線と、前記走査線と交差する複数のソース線と、前記走査線および前記ソース線に接続された複数の画素を有する画素部とを有するアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法であって、
    スタートパルス信号、第1のクロック信号および第2のクロック信号に従って、複数のサンプリングパルスを生成し、
    前記サンプリングパルスに従って、前記ビデオ信号を前記ソース線に書き込み、
    選択された前記走査線に接続された画素に、前記ソース線を介して前記ビデオ信号を入力し、当該画素で表示させるビデオ信号を確定することを含み、
    前記第1のクロック信号に同期させて、1/2周期よりもパルス幅が長い第1のパルスと、前記第2のクロック信号に同期させて1/2周期よりもパルス幅が長い第2のパルスを交互に複数生成することで複数の前記サンプリングパルスを生成し、
    前記第1のクロック信号と第2のクロック信号は周期が等しく、位相が異なり、前記第1のクロック信号はローとなる期間又はハイとなる期間の一方が1/2周期より長く、第2のクロック信号は他方が1/2周期よりも長く、
    前記画素に前記ビデオ信号を入力している期間は前記画素部を非表示状態とし、全ての前記画素のビデオ信号が確定した後、前記画素部を非表示状態から表示状態とすることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  29. 請求項28において、
    前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号のローとなる期間又はハイとなる期間を変化させることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  30. 請求項23乃至29のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型表示装置は液晶表示装置であることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  31. 請求項23乃至29のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型表示装置はフィールドシーケンシャル方式の液晶表示装置であることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
  32. 請求項23乃至29のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス型表示装置はエレクトロルミネッセンス表示装置であることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法。
JP2007267342A 2006-10-13 2007-10-15 ソース線駆動回路 Expired - Fee Related JP5260935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007267342A JP5260935B2 (ja) 2006-10-13 2007-10-15 ソース線駆動回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280535 2006-10-13
JP2006280535 2006-10-13
JP2007267342A JP5260935B2 (ja) 2006-10-13 2007-10-15 ソース線駆動回路

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008116936A true JP2008116936A (ja) 2008-05-22
JP2008116936A5 JP2008116936A5 (ja) 2010-10-28
JP5260935B2 JP5260935B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=39502849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007267342A Expired - Fee Related JP5260935B2 (ja) 2006-10-13 2007-10-15 ソース線駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5260935B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11109924A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Sanyo Electric Co Ltd アクティブマトリクスパネル及び表示装置
JPH11272226A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Sharp Corp データ信号線駆動回路及び画像表示装置
JP2000137205A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路及び電気光学装置
JP2000293142A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JP2003223149A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Sharp Corp データ線駆動装置および画像表示装置
JP2005234077A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Sharp Corp データ信号線駆動回路およびそれを備えた表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11109924A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Sanyo Electric Co Ltd アクティブマトリクスパネル及び表示装置
JPH11272226A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Sharp Corp データ信号線駆動回路及び画像表示装置
JP2000137205A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路及び電気光学装置
JP2000293142A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JP2003223149A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Sharp Corp データ線駆動装置および画像表示装置
JP2005234077A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Sharp Corp データ信号線駆動回路およびそれを備えた表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5260935B2 (ja) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101533221B1 (ko) 액티브 매트릭스형 표시장치
JP6248268B2 (ja) 画像表示装置
JP4593071B2 (ja) シフトレジスタおよびそれを備えた表示装置
JP4713246B2 (ja) 液晶表示素子
JP5127986B2 (ja) シフトレジスタならびにそれを備えた走査信号線駆動回路および表示装置
US7605793B2 (en) Systems for display images including two gate drivers disposed on opposite sides of a pixel array
WO2017020549A1 (zh) 移位寄存器、栅极驱动电路、显示面板的驱动方法、显示装置
US11100834B2 (en) Gate driving sub-circuit, driving method and gate driving circuit
JP2006267999A (ja) 駆動回路チップ及び表示装置
TWI473069B (zh) 閘極驅動裝置
US7697656B2 (en) Shift register, method of controlling the same, electro-optical device, and electronic apparatus
JP2006106460A (ja) 電気光学装置、その駆動方法および電子機器
JP7320542B2 (ja) シフトレジスタユニット、走査駆動回路及びその駆動方法、並びに表示装置
JP2007178784A (ja) 駆動装置
JP2002358051A (ja) 液晶表示装置の駆動方法および液晶表示装置
JP2006202355A (ja) パルス信号生成方法、シフト回路、および表示装置
JP2009103914A (ja) 液晶表示装置の駆動回路
KR101294016B1 (ko) 부분 화면 표시가 가능한 표시장치 및 그 구동방법
KR101318222B1 (ko) 부분 화면 표시가 가능한 표시장치 및 그 구동방법
WO2007058018A1 (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP5260935B2 (ja) ソース線駆動回路
JP2012168226A (ja) 電気光学装置の駆動回路、電気光学装置及び電子機器
CN111276177B (zh) 移位寄存器及其驱动方法、栅极驱动电路、显示装置
US8493311B2 (en) Display device
JP2006323987A (ja) シフトレジスタ、表示装置、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5260935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees