JP2008115989A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際して、発生する圧力損失を小さく抑えることができる。
【解決手段】主油圧ポンプに接続され、旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁4aと、ブームシリンダの駆動を制御するブーム用方向制御弁4cと、アームシリンダの駆動を制御するアーム用方向制御弁4eと、バケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁4fとを含む油圧ショベルの油圧駆動装置において、複数個の主油圧ポンプが、4個以上の主油圧ポンプ2a〜2fから成り、これらの主油圧ポンプ2a〜2fのうちの4個の主油圧ポンプの2b,2d,2e,2fのそれぞれを、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、アーム用方向制御弁4e、及びバケット用方向制御弁4fのそれぞれに一対一対応可能に設けた構成にしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の主油圧ポンプと、これらの主油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動する旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダとを備えた油圧ショベル等の建設機械の油圧駆動装置に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この特許文献1には、2つの主油圧ポンプを備えるとともに、これらの主油圧ポンプのうちの主に第1の主油圧ポンプから吐出される圧油が供給され、走行右モータの駆動を制御する走行右用方向制御弁、バケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁、ブームシリンダの駆動を制御する第1ブーム用方向制御弁、及びアームシリンダの駆動を制御する第2アーム用方向制御弁と、上述した主油圧ポンプのうちの主に第2主油圧ポンプから吐出される圧油が供給され、旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁、アームシリンダの駆動を制御する第1アーム用方向制御弁、ブームシリンダの駆動を制御する第2ブーム用方向制御弁、特殊アクチュエータの駆動を制御する予備用方向制御弁、走行左モータの駆動を制御する走行左用方向制御弁、及び走行右モータの駆動を制御する走行右用方向制御弁と、この走行右用方向制御弁の入力ポートと走行左用方向制御弁の入力ポートとを断接可能な走行連通弁とを備えた構成が示されている。
特開2006−266502公報
上述した従来技術にあっては、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ相互の複合操作が実施される場合、1個の主油圧ポンプから吐出される圧油で複数のアクチュエータを駆動することが起こり得る。このようなとき、複数のアクチュエータのそれぞれの負荷圧が異なる場合には、低負荷側のアクチュエータの駆動を制御する方向制御弁の開口面積を小さくし、過度の流出流量を抑えることが必要になる。しかし、これにより従来技術では過大な圧力損失を生じ、大きなエネルギロスを生じてしまうことになる。また、このエネルギロスの発生に伴って経済性が低下してしまう。さらに、複合操作に係る1つのアクチュエータの操作の変化が、複合操作に係る他のアクチュエータの駆動に影響を与えることから、他のアクチュエータの操作性が低下しやすい懸念もある。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際して、発生する圧力損失を小さく抑えることができる建設機械の油圧駆動装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、原動機と、この原動機に連結される複数個の主油圧ポンプと、これらの主油圧ポンプに接続され、旋回体を作動させる旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁と、ブームを作動させるブームシリンダの駆動を制御するブーム用方向制御弁と、アームを作動させるアームシリンダの駆動を制御するアーム用方向制御弁と、バケットを作動させるバケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁とを含む建設機械の油圧駆動装置において、上記複数個の主油圧ポンプが、4個以上の主油圧ポンプから成り、これらの主油圧ポンプのうちの4個の主油圧ポンプのそれぞれを、上記旋回用方向制御弁、上記ブーム用方向制御弁、上記アーム用方向制御弁、及び上記バケット用方向制御弁のそれぞれに一対一対応可能に設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際しては、4個の主油圧ポンプのそれぞれを、旋回用方向制御弁、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、及びバケット用方向制御弁のそれぞれに一対一対応させ、例えば第1主油圧ポンプの圧油を旋回用方向制御弁のみに供給させ、第2主油圧ポンプの圧油をブーム用方向制御弁のみに供給させ、第3主油圧ポンプの圧油をアーム用方向制御弁のみに供給させ、第4主油圧ポンプの圧油をバケット用方向制御弁のみに供給させることができる。したがって、旋回用方向制御弁、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、及びバケット用方向制御弁のそれぞれが、他の方向制御弁によって制御される他のアクチュエータの負荷圧の高低による影響を受けずに、所望の開口面積を保つことができ、このような複合操作に際して発生する圧力損失を少なく抑えることができる。
また、本発明は上記発明において、上記旋回モータ、上記ブームシリンダ、上記アームシリンダ、及び上記バケットシリンダのそれぞれの単独駆動時に、上記主油圧ポンプのうちの複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を、合流させて該当する上記旋回用方向制御弁、上記ブーム用方向制御弁、上記アーム用方向制御弁、及び上記バケット用方向制御弁のいずれかに供給可能にするフロント用合流手段を備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダそれぞれの単独駆動時には、フロント用合流手段を介して複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を該当するアクチュエータに供給して、そのアクチュエータの作動速度を速くさせることができる。
また、本発明は上記発明において、走行体を作動させる走行モータの駆動を制御する走行用方向制御弁を備えるとともに、上記走行モータの駆動時に、上記主油圧ポンプのうちの複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を、合流させて上記走行用方向制御弁に供給可能にする走行用合流手段を備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、走行モータの単独駆動時には、走行用合流手段を介して複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を走行モータに供給して、この走行モータの作動速度を速くさせることができる。
また、本発明は上記発明において、上記主油圧ポンプのうちの2個以上の主油圧ポンプが、互いに連設して上記原動機に連結されるタンデム形主油圧ポンプから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、主油圧ポンプの設置スペースを小さく抑えることができる。
本発明は、複数個の主油圧ポンプが、4個以上の主油圧ポンプから成り、これらの主油圧ポンプのうちの4個の主油圧ポンプのそれぞれを、旋回用方向制御弁、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、及びバケット用方向制御弁のそれぞれに一対一対応可能に設けた構成にしてあることから、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際して、旋回用方向制御弁、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、及びバケット用方向制御弁に個別の主油圧ポンプの吐出油を供給することができる。したがって、これらの旋回用方向制御弁、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、及びバケット用方向制御弁が、他の方向制御弁によって制御される他のアクチュエータの負荷圧の高低による影響を受けずに、所望の開口面積を保つことができ、このような複合操作に際して、発生する圧力損失を小さく抑えることができる。これにより、従来におけるような過大な圧力損失の発生に伴うエネルギロスを少なくすることができ、従来に比べて経済性を向上させることができる。また、各アクチュエータの良好な操作性を確保することができる。
以下,本発明に係る建設機械の油圧駆動装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
[第1実施形態の構成]
図1は本発明に係る建設機械の油圧駆動装置の第1実施形態を示す油圧回路図である。この第1実施形態は、例えば油圧ショベルの油圧駆動装置であり、原動機1と、この原動機1にミッション3を介して連結される複数個の主油圧ポンプ、例えば6個の主油圧ポンプ2a,2b,2c,2d,2e,2fとを備えている。これらの主油圧ポンプ2a〜2fのそれぞれは、例えばタンデム形主油圧ポンプから成っている。主油圧ポンプ2a〜2fのうち、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bとがタンデムに接続され、主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dとがタンデムに接続され、主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fとがタンデムに接続されている。
上述のようにタンデム接続される主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bのうちの主油圧ポンプ2aは、図示しない走行左モータの駆動を制御する走行左用方向制御弁4aに一対一対応可能に設けてある。主油圧ポンプ2bは、旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁4bに一対一対応可能に設けてある。
上述のようにタンデム接続される主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dのうちの主油圧ポンプ2cは、図示しないブームシリンダの駆動を制御するブーム用方向制御弁4cに一対一対応可能に設けてある。主油圧ポンプ2dは、走行右モータの駆動を制御する走行右用方向制御弁4dに一対一対応可能に設けてある。
上述のようにタンデム接続される主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fのうちの主油圧ポンプ2eは、図示しないアームシリンダの駆動を制御するアーム用方向制御弁4eに一対一対応可能に設けてある。主油圧ポンプ2fは、図示しないバケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁4fに一対一対応可能に設けてある。
上述のように、この第1実施形態は、主油圧ポンプが、4個以上の主油圧ポンプ例えば6個の主油圧ポンプ2a〜2fから成り、これらの主油圧ポンプのうちの4個の主油圧ポンプ2b,2c,2e,2fのそれぞれを、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、アーム用方向制御弁4e、バケット用方向制御弁4fのそれぞれ該当するものに、一対一対応可能に設けてある。
主油圧ポンプ2aと走行左用方向制御弁4aとは主管路5aで連絡させてあり、走行左用方向制御弁4aと図示しない走行左モータとは導入管路6aで連絡させてある。主油圧ポンプ2bと旋回用方向制御弁4bとは主管路5bで連絡させてあり、旋回用方向制御弁4bと図示しない旋回モータとは導入管路6bで連絡させてある。
主油圧ポンプ2cとブーム用方向制御弁4cとは主管路5cで連絡させてあり、ブーム用方向制御弁4cと図示しないブームシリンダとは導入管路6cで連絡させてある。主油圧ポンプ2dと走行右用方向制御弁4dとは主管路5dで連絡させてあり、走行右用方向制御弁4dと図示しない走行右モータとは導入管路6dで連絡させてある。
主油圧ポンプ2eとアーム用方向制御弁4eとは主管路5eで連絡させてあり、アーム用方向制御弁4eと図示しないアームシリンダとは導入管路6eで連絡させてある。主油圧ポンプ2fとバケット用方向制御弁4fとは主管路5fで連絡させてあり、バケット用方向制御弁4fと図示しないバケットシリンダとは導入管路6fで連絡させてある。
また、主管路5aと主管路5bとは、遮断位置と連通位置とを有する合流弁7aを介して連絡させてある。合流弁7aを例えば遮断位置に保ったときには、主油圧ポンプ2aの吐出油が主管路5aを介して走行左用方向制御弁4aのみに供給可能になり、また、主油圧ポンプ2bの吐出油が主管路5bを介して旋回用方向制御弁4bのみに供給可能になっている。また、合流弁7aを連通位置に切り換えたときには、例えば旋回用方向制御弁4bが中立位置に保持され図示しない走行左モータが駆動されようとしている場合には、合流弁7aを介して主油圧ポンプ2a,2bの吐出油が合流して走行左用方向制御弁4aに供給可能になっている。また、上述のように合流弁7aが連通位置に切り換えられ、走行左用方向制御弁4aが中立保持され図示しない旋回モータが駆動されようとしている場合には、合流弁7aを介して主油圧ポンプ2a,2bの吐出油が合流して旋回用方向制御弁4bに供給可能になっている。
また、主管路5cと主管路5dとは、遮断位置と連通位置とを有する合流弁7bを介して連絡させてある。合流弁7bを例えば遮断位置に保ったときには、主油圧ポンプ2cの吐出油が主管路5cを介してブーム用方向制御弁4cのみに供給可能になり、また、主油圧ポンプ2dの吐出油が主管路5dを介して走行右用方向制御弁4dのみに供給可能になっている。また、合流弁7bを連通位置に切り換えたときには、例えば走行右用方向制御弁4dが中立位置に保持され図示しないブームシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁7bを介して主油圧ポンプ2c,2dの吐出油が合流してブーム用方向制御弁4cに供給可能になっている。また、上述のように合流弁7bが連通位置に切り換えられ、ブーム用方向制御弁4cが中立保持され図示しない走行右モータが駆動されようとしている場合には、合流弁7bを介して主油圧ポンプ2c,2dの吐出油が合流して走行右用方向制御弁4dに供給可能になっている。
また、主管路5eと主管路5fとは、遮断位置と連通位置とを有する合流弁7cを介して連絡させてある。合流弁7cを例えば遮断位置に保ったときには、主油圧ポンプ2eの吐出油が主管路5eを介してアーム用方向制御弁4eのみに供給可能になり、また、主油圧ポンプ2fの吐出油が主管路5fを介してバケット用方向制御弁4fのみに供給可能になっている。また、合流弁7cを連通位置に切り換えたときには、例えばバケット用方向制御弁4fが中立位置に保持され図示しないアームシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁7cを介して主油圧ポンプ2e,2fの吐出油が合流してアーム用方向制御弁4eに供給可能になっている。また、上述のように合流弁7cが連通位置に切り換えられ、アーム用方向制御弁4eが中立保持され図示しないバケットシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁7cを介して主油圧ポンプ2e,2fの吐出油が合流してバケット用方向制御弁4fに供給可能になっている。
上述した合流弁7a,7b,7cのそれぞれは、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダのそれぞれの単独駆動時に、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bとから吐出される圧油を、また主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dから吐出される圧油を、また主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fとから吐出される圧油を、それぞれ合流させて該当する旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、アーム用方向制御弁4e、及びバケット用方向制御弁4fのいずれかに供給するフロント用合流手段を構成している。
また、合流弁7a,7b,7cのうちの合流弁7a,7bは、図示しない走行左モータ、走行右モータの駆動時に、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bとから吐出される圧油を、また主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dから吐出される圧油を、それぞれ合流させて該当する走行左用方向制御弁4a、走行右用方向制御弁4dに供給可能にする走行用合流手段を構成している。
なお、説明を簡単にするために、図1にあっては各アクチュエータからの油を排出させる戻し管路及びタンクの図示を省略している。また、各方向制御弁、すなわち走行右用方向制御弁4a、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、走行右用方向制御弁4d、アーム用方向制御弁4e、及びバケット用方向制御弁4fのそれぞれは、センタバイパス通路を備えており、図1に示す油圧回路はオープン回路を構成している。このように構成した第1実施形態における動作は以下のとおりである。
[旋回とブームの複合操作]
旋回とブームの複合操作に際しては、例えば合流弁7a,7bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ2bの圧油が主管路5bを介して旋回用方向制御弁4bに供給され、主油圧ポンプ2cの圧油が主管路5cを介してブーム用方向制御弁4cに供給される。したがって、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4cのそれぞれを適宜切り換えることにより、導入管路6bを介して図示しない旋回モータに圧油が供給され、また導入管路6cを介して図示しないブームシリンダに圧油が供給され、比較的作動速度の遅い旋回とブームの複合操作を実施できる。
また、このような状態において、合流弁7aを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bの吐出油が合流弁7a、主管路5bを介して旋回用方向制御弁4bに供給される。したがって、図示しない旋回モータの作動速度を速くすることができる。同様に、合流弁7bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dの吐出油が合流弁7b、主管路5cを介してブーム用方向制御弁4cに供給される。これにより図示しないブームシリンダの作動速度を速くすることができる。
[旋回とアームの複合操作]
また、旋回とアームの複合操作に際しては、例えば合流弁7a,7cが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ2bの圧油が上述のように旋回用方向制御弁4bに供給され、主油圧ポンプ2eの圧油が主管路5eを介してアーム用方向制御弁4eに供給される。したがって、旋回用方向制御弁4b、アーム用方向制御弁4eのそれぞれを適宜切り換えることにより、導入管路6bを介して図示しない旋回モータに圧油が供給され、また導入管路6eを介して図示しないアームシリンダに圧油が供給され、比較的作動速度の遅い旋回とアームの複合操作を実施できる。
また、このような状態において、合流弁7aを連通位置に切り換えると、上述のように図示しない旋回モータの作動速度を速くすることができる。合流弁7cを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fの吐出油が合流弁7c、主管路5eを介してアーム用方向制御弁4eに供給される。これにより図示しないアームシリンダの作動速度を速くすることができる。
[ブームとアームの複合操作]
ブームとアームの複合操作に際して、例えば合流弁7b,7cが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ2cの圧油が上述のように図示しないブームシリンダに供給され、主油圧ポンプ2eの圧油が上述のように図示しないアームシリンダに供給されると、比較的作動速度の遅いブームとアームの複合操作を実施できる。
また、合流弁7b,7cを連通位置に切り換えると、上述のように主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dの圧油を図示しないブームシリンダに供給でき、また主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fの圧油を図示しないアームシリンダに供給でき、これらのブームシリンダ、アームシリンダの作動速度を速くすることができる。
[アームとバケットの複合操作]
アームとバケットの複合操作に際しては、例えば合流弁7cが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ2eの圧油が上述したようにアーム用方向制御弁4eに供給され、主油圧ポンプ2fの圧油が主管路5fを介してバケット用方向制御弁4fに供給される。したがって、アーム用方向制御弁4eとバケット用方向制御弁4fを適宜切り換えることにより、導入管路6eを介して図示しないアームシリンダに圧油が供給され、導入管路6fを介して図示しないバケットシリンダに圧油が供給され、アームとバケットの複合操作を実施できる。
[ブームとアームとバケットの複合操作]
ブームとアームとバケットの複合操作に際しては、例えば合流弁7b,7cが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2cの圧油がブーム用方向制御弁4cに供給され、主油圧ポンプ2eの圧油がアーム用方向制御弁4eに供給され、主油圧ポンプ2fの圧油がバケット用方向制御弁4fに供給され、ブームとアームとバケットの複合操作を実現できる。
[旋回とブームとアームとバケットの複合操作]
旋回とブームとアームとバケットの複合操作に際しては、例えば合流弁7a,7b,7cが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2bの圧油が旋回用方向制御弁4bに供給され、主油圧ポンプ2cの圧油がブーム用方向制御弁4cに供給され、主油圧ポンプ2eの圧油がアーム用方向制御弁4eに供給され、主油圧ポンプ2fの圧油がバケット用方向制御弁4fに供給され、旋回とブームとアームとバケットの複合操作を実施できる。
[走行操作]
走行操作に際しては、例えば合流弁7a,7bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ2aの圧油が主管路5aを介して走行左用方向制御弁4aに導かれ、主油圧ポンプ2dの圧油が主管路5dを介して走行右用方向制御弁4dに導かれる。したがって、走行左用方向制御弁4a、走行右用方向制御弁4dを適宜切り換えることにより、導入管路6a,6dを介して、圧油が図示しない走行左モータ、走行右モータに供給され、比較的遅い走行速度の走行操作を実施することができる。
また、このような状態から、合流弁7a,7bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bの吐出油が合流弁7aを介して走行左用方向制御弁4aに導かれ、また、主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dの吐出油が合流弁7bを介して走行右用方向制御弁4dに導かれ、図示しない走行左モータ、走行右モータの速い走行速度の走行操作を実施することができる。
なお、実際の作業現場では、走行停止状態においてフロント作業機による掘削作業等が実施され、逆に、フロント作業機を停止させた状態で走行操作が実施されることが多い。
[旋回単独操作]
旋回単独操作に際しては、例えば合流弁7aが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2bから旋回用方向制御弁4bに圧油が供給され、旋回用方向制御弁4bを切り換えることにより図示しない旋回モータが駆動し、比較的速度の遅い旋回単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁7aを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2bの吐出油が合流弁7aを介して旋回用方向制御弁4bに導かれ、速度の速い旋回単独操作を実施することができる。
[ブーム単独操作]
ブーム単独操作に際しては、例えば合流弁7bが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2cからブーム用方向制御弁4cに圧油が供給され、ブーム用方向制御弁4cを切り換えることにより図示しないブームシリンダが駆動し、比較的速度の遅いブーム単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁7bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2dの吐出油が合流弁7bを介してブーム用方向制御弁4cに導かれ、速度の速いブーム単独操作を実施することができる。
[アーム単独操作]
アーム単独操作に際しては、例えば合流弁7cが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2eからアーム用方向制御弁4eに圧油が供給され、アーム用方向制御弁4eを切り換えることにより図示しないアームシリンダが駆動し、比較的速度の遅いアーム単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁7cを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fの吐出油が合流弁7cを介してアーム用方向制御弁4eに導かれ、速度の速いアーム単独操作を実施することができる。
[バケット単独操作]
バケット単独操作に際しても、例えば合流弁7cが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ2fからバケット用方向制御弁4fに圧油が供給され、バケット用方向制御弁4fを切り換えることにより図示しないバケットシリンダが駆動し、比較的速度の遅いバケット単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁7cを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fの吐出油が合流弁7cを介してバケット用方向制御弁4fに導かれ、速度の速いバケット単独操作を実施することができる。
[第1実施形態の効果]
上述のように構成した第1実施形態によれば、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際しては、4個の主油圧ポンプ2b,2c,2e,2fのそれぞれを、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、アーム用方向制御弁4e、及びバケット用方向制御弁4fのそれぞれに一対一対応させ、主油圧ポンプ2bの圧油を旋回用方向制御弁4bのみに供給させ、主油圧ポンプ2cの圧油をブーム用方向制御弁4cのみに供給させ、主油圧ポンプ2eの圧油をアーム用方向制御弁4eのみに供給させ、主油圧ポンプ2fの圧油をバケット用方向制御弁4fのみに供給させることができる。したがって、旋回用方向制御弁4b、ブーム用方向制御弁4c、アーム用方向制御弁4e、及びバケット用方向制御弁4fのそれぞれが、他の方向制御弁によって制御される他のアクチュエータの負荷圧の高低による影響を受けずに、所望の開口面積を保つことができ、このような複合操作に際して発生する圧力損失を少なく抑えることができる。これにより、過大な圧力損失の発生に伴うエネルギロスを少なくすることができ、経済性を向上させることができる。また、各アクチュエータの良好な操作性を確保することができる。
また、この第1実施形態によれば、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダのそれぞれの単独駆動時には、合流弁7a,7b,7cを介して主油圧ポンプ2a,2b、あるいは主油圧ポンプ2c,2d、あるいは主油圧ポンプ2e,2fから吐出される圧油をそれぞれ合流させて旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、あるいはバケットシリンダに供給して、これらのアクチュエータの作動速度を速くさせることができる。
また、この第1実施形態によれば、走行操作時には、合流弁7a,7bを介して主油圧ポンプ2a,2b、あるいは主油圧ポンプ2c,2dから吐出される圧油をそれぞれ合流させて走行左モータ、あるいは走行右モータに供給して、速い走行速度の走行操作を実施させることができる。
さらに、この第1実施形態によれば、主油圧ポンプ2a〜2fをタンデム形油圧ポンプによって構成し、主圧ポンプ2aと主油圧ポンプ2b、または主油圧ポンプ2cと主油圧ポンプ2d、または主油圧ポンプ2eと主油圧ポンプ2fをそれぞれタンデム接続させてあることから、主油圧ポンプ2a〜2fの設置スペースを小さくすることができ、この油圧駆動装置における各油圧機器の配置設計の自由度を広げることができる。
[第2実施形態の構成]
図2は本発明の第2実施形態を示す油圧回路図である。この第2実施形態も、例えば油圧ショベルの油圧駆動装置であり、原動機101と、この原動機101にミッション103を介して連結される複数個の主油圧ポンプ、例えば4個の主油圧ポンプ102a,102b,102c,102dとを備えている。これらの主油圧ポンプ102a〜102dのそれぞれは、例えばタンデム形主油圧ポンプから成っている。主油圧ポンプ102a〜102dのうち、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bとがタンデムに接続され、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dとがタンデムに接続されている。
上述のようにタンデム接続される主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bのうちの主油圧ポンプ102aは、図示しないアームシリンダの駆動を制御するアーム用方向制御弁104aに一対一対応可能に設けてある。主油圧ポンプ102bは、旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁104bに一対一対応可能に設けてある。また、図示しない走行左モータの駆動を制御する走行左用方向制御弁104eに、主油圧ポンプ102a,102bのそれぞれが接続可能になっている。
上述のようにタンデム接続される主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dのうちの主油圧ポンプ102cは、図示しないバケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁104cに一対一対応可能に設けてある。主油圧ポンプ102dは、ブームシリンダの駆動を制御するブーム用方向制御弁104dに一対一対応可能に設けてある。また、図示しない走行右モータの駆動を制御する走行右用方向制御弁104fに、主油圧ポンプ102c,102dのそれぞれが接続可能になっている。
主油圧ポンプ102aとアーム用方向制御弁104aとは主管路105aで連絡させてあり、アーム用方向制御弁104aと図示しないアームシリンダとは導入管路106aで連絡させてある。主油圧ポンプ102bと旋回用方向制御弁104bとは主管路105bで連絡させてあり、旋回用方向制御弁104bと図示しない旋回モータとは導入管路106bで連絡させてある。走行左用方向制御弁104eは、主管路108a,108bを介して主油圧ポンプ102a,102bに連絡可能になっている。走行左用方向制御弁104eは、図示しない走行左モータに導入管路106eで連絡させてある。
主油圧ポンプ102cとバケット用方向制御弁104cとは主管路105cで連絡させてあり、バケット用方向制御弁104cと図示しないバケットシリンダとは導入管路106cで連絡させてある。主油圧ポンプ102dとブーム用方向制御弁104dとは主管路105dで連絡させてあり、ブーム用方向制御弁104dと図示しないブームシリンダとは導入管路106dで連絡させてある。走行右用方向制御弁104fは、主管路109a,109bを介して主油圧ポンプ102c,102dに連絡可能になっている。走行右用方向制御弁104fは、図示しない走行右モータに導入管路104fで連絡させてある。
また、主管路105aと主管路105bとは、遮断位置と連通位置とを有する合流弁107aを介して連絡させてある。合流弁107aを例えば遮断位置に保ったときには、主油圧ポンプ102aの吐出油が主管路105aを介してアーム用方向制御弁104aのみに供給可能になり、また、主油圧ポンプ102bの吐出油が主管路105bを介して旋回用方向制御弁104bのみに供給可能になっている。また、合流弁107aを連通位置に切り換えたときには、例えば旋回用方向制御弁104bが中立位置に保持され図示しないアームシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁107aを介して主油圧ポンプ102a,102bの吐出油が合流してアーム用方向制御弁104aに供給可能になっている。また、上述のように合流弁107aが連通位置に切り換えられ、アーム用方向制御弁104aが中立保持され図示しない旋回モータが駆動されようとしている場合には、合流弁107aを介して主油圧ポンプ102a,102bの吐出油が合流して旋回用方向制御弁104bに供給可能になっている。
また、主管路105cと主管路105dとは、遮断位置と連通位置とを有する合流弁107bを介して連絡させてある。合流弁107bを例えば遮断位置に保ったときには、主油圧ポンプ102cの吐出油が主管路105cを介してバケット用方向制御弁104cのみに供給可能になり、また、主油圧ポンプ102dの吐出油が主管路105dを介してブーム用方向制御弁104dのみに供給可能になっている。また、合流弁107bを連通位置に切り換えたときには、例えばブーム用方向制御弁104dが中立位置に保持され図示しないバケットシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁107bを介して主油圧ポンプ102c,102dの吐出油が合流してバケット用方向制御弁104cに供給可能になっている。また、上述のように合流弁107bが連通位置に切り換えられ、バケット用方向制御弁104cが中立保持され図示しないブームシリンダが駆動されようとしている場合には、合流弁107bを介して主油圧ポンプ102c,102dの吐出油が合流してブーム用方向制御弁104dに供給可能になっている。
上述した合流弁107a,107bのそれぞれは、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダのそれぞれの単独駆動時に、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bとから吐出される圧油を、また主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dから吐出される圧油を、それぞれ合流させて該当する旋回用方向制御弁104b、ブーム用方向制御弁104d、アーム用方向制御弁104a、及びバケット用方向制御弁104eのいずれかに供給するフロント用合流手段を構成している。
また、この第2実施形態は、主油圧ポンプ102aと走行左用方向制御弁104eとを連絡する主管路108aに切換弁110aを備えるとともに、主油圧ポンプ102bと走行左用方向制御弁104eとを連絡する主管路108bに切換弁110bを備えている。
切換弁110aは、主油圧ポンプ102aとアーム用方向制御弁104aとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102aと走行左用方向制御弁104eとの間を遮断する第1切換位置と、主油圧ポンプ102aとアーム用方向制御弁104aとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102aと走行左用方向制御弁104eとを連通させる第2切換位置とを有している。切換弁110bは、主油圧ポンプ102bと旋回用方向制御弁104bとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102bと走行左用方向制御弁104eとの間を遮断する第1切換位置と、主油圧ポンプ102bと旋回用方向制御弁104bとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102bと走行左用方向制御弁104eとを連通させる第2切換位置とを有している。
また、主油圧ポンプ102cと走行右用方向制御弁104fとを連絡する主管路109aに切換弁110cを備えるとともに、主油圧ポンプ102dと走行右用方向制御弁104fとを連絡する主管路109bに切換弁110dを備えている。
切換弁110cは、主油圧ポンプ102cとバケット用方向制御弁104cとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102cと走行右用方向制御弁104fとの間を遮断する第1切換位置と、主油圧ポンプ102cとバケット用方向制御弁104cとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102cと走行右用方向制御弁104fとを連通させる第2切換位置とを有している。切換弁110dは、主油圧ポンプ102dとブーム用方向制御弁104dとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102dと走行右用方向制御弁104fとの間を遮断する第1切換位置と、主油圧ポンプ102dとブーム用方向制御弁104dとを連通させるとともに、主油圧ポンプ102dと走行右用方向制御弁104fとを連通させる第2切換位置とを有している。
また、上述した切換弁110a,110b,110c,110dは、図示しない走行左モータ、走行右モータの駆動時に、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bとから吐出される圧油を、また主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dから吐出される圧油を、それぞれ合流させて該当する走行左用方向制御弁104e、走行右用方向制御弁104fに供給可能にする走行用合流手段を構成している。
なお、説明を簡単にするために、図2にあっても各アクチュエータからの油を排出させる戻し管路及びタンクの図示を省略している。また、各方向制御弁、すなわちアーム用方向制御弁104a、旋回用方向制御弁104b、バケット用方向制御弁104c、ブーム用方向制御弁104d、走行左用方向制御弁104e、及び走行右用方向制御弁104fのそれぞれは、センタバイパス通路を備えており、図2に示す油圧回路はオープン回路を構成している。このように構成した第2実施形態における動作は以下のとおりである。
[旋回とブームの複合操作]
旋回とブームの複合操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102bの圧油が主管路105bを介して旋回用方向制御弁104bに供給され、主油圧ポンプ102dの圧油が主管路105dを介してブーム用方向制御弁104dに供給される。したがって、旋回用方向制御弁104b、ブーム用方向制御弁104dのそれぞれを適宜切り換えることにより、導入管路106bを介して図示しない旋回モータに圧油が供給され、また導入管路106dを介して図示しないブームシリンダに圧油が供給され、比較的作動速度の遅い旋回とブームの複合操作を実施できる。
また、このような状態において、合流弁107aを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの吐出油が合流弁107aを介して旋回用方向制御弁104bに供給される。したがって、図示しない旋回モータの作動速度を速くすることができる。同様に、合流弁107bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの吐出油が合流弁107bを介してブーム用方向制御弁104dに供給される。これにより図示しないブームシリンダの作動速度を速くすることができる。
[旋回とアームの複合操作]
また、旋回とアームの複合操作に際しては、例えば切換弁110a,110bのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107aが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102bの圧油が上述のように旋回用方向制御弁104bに供給され、主油圧ポンプ102aの圧油がアーム用方向制御弁104aに供給される。したがって、旋回用方向制御弁104b、アーム用方向制御弁104aのそれぞれを適宜切り換えることにより、導入管路106bを介して図示しない旋回モータに圧油が供給され、また導入管路106aを介して図示しないアームシリンダに圧油が供給され、旋回とアームの複合操作を実施できる。
[ブームとアームの複合操作]
ブームとアームの複合操作に際して、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102dの圧油が上述のように図示しないブームシリンダに供給され、主油圧ポンプ102aの圧油が上述のように図示しないアームシリンダに供給されると、比較的作動速度の遅いブームとアームの複合操作を実施できる。
また、合流弁107a,107bを連通位置に切り換えると、上述のように主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの圧油を図示しないブームシリンダに供給でき、また主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの圧油を図示しないアームシリンダに供給でき、これらのブームシリンダ、アームシリンダの作動速度を速くすることができる。
[アームとバケットの複合操作]
アームとバケットの複合操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102aの圧油が上述したようにアーム用方向制御弁104aに供給され、主油圧ポンプ102cの圧油が主管路105cを介してバケット用方向制御弁104cに供給される。したがって、アーム用方向制御弁104aとバケット用方向制御弁104cを適宜切り換えることにより、導入管路106aを介して図示しないアームシリンダに圧油が供給され、導入管路106cを介して図示しないバケットシリンダに圧油が供給され、アームとバケットの複合操作を実施できる。
また、合流弁107a,107bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの圧油をアーム用方向制御弁104aに供給でき、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの圧油をバケット用方向制御弁104cに供給でき、アームシリンダとバケットシリンダの作動速度を速くすることができる。
[ブームとアームとバケットの複合操作]
ブームとアームとバケットの複合操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102dの圧油がブーム用方向制御弁104dに供給され、主油圧ポンプ102aの圧油がアーム用方向制御弁104aに供給され、主油圧ポンプ102cの圧油がバケット用方向制御弁104cに供給され、ブームとアームとバケットの複合操作を実現できる。
[旋回とブームとアームとバケットの複合操作]
旋回とブームとアームとバケットの複合操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれ、主油圧ポンプ102bの圧油が旋回用方向制御弁104bに供給され、主油圧ポンプ102dの圧油がブーム用方向制御弁104dに供給され、主油圧ポンプ102aの圧油がアーム用方向制御弁104aに供給され、主油圧ポンプ102cの圧油がバケット用方向制御弁104cに供給され、旋回とブームとアームとバケットの複合操作を実施できる。
[走行操作]
走行操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dのそれぞれが第1切換位置に保たれるとともに、合流弁107a,107bが遮断位置に保たれる。このとき、走行左モータの負荷圧と、旋回モータの負荷圧及びアームシリンダの負荷圧とが比較され、旋回モータの負荷圧がアームシリンダの負荷圧に比べて走行左モータの負荷圧に近いときには、切換弁110aが第1切換位置に保たれ、切換弁110bが第2切換位置に切り換えられ、また逆に、アームシリンダの負荷圧が旋回モータの負荷圧に比べて走行左モータの負荷圧に近いときには、切換弁110bが第1切換位置に保たれ、切換弁110aが第2切換位置に切り換えられる。上述のように切換弁110bが第2切換位置に保たれると、主油圧ポンプ102bの圧油が切換弁110bを介して走行左用方向制御弁104eに供給される。また、上述のように切換弁110aが第2切換位置に切り換えられると、主油圧ポンプ102aの圧油が切換弁110aを介して走行左用方向制御弁104eに供給される。したがって、いずれの場合も走行左用方向制御弁104eを適宜切り換えることにより、導入管路106eを介して圧油が図示しない走行左モータに供給され、この走行左モータが駆動する。
また上述と同様に、走行右モータの負荷圧と、ブームシリンダの負荷圧及びバケットシリンダの負荷圧とが比較され、ブームシリンダの負荷圧がバケットシリンダの負荷圧に比べて走行右モータの負荷圧に近いときには、切換弁110cが第1切換位置に保たれ、切換弁110dが第2切換位置に切り換えられ、また逆に、バケットシリンダの負荷圧がブームシリンダの負荷圧に比べて走行右モータの負荷圧に近いときには、切換弁110dが第1切換位置に保たれ、切換弁110cが第2切換位置に切り換えられる。上述のように切換弁110dが第2切換位置に保たれると、主油圧ポンプ102dの圧油が切換弁110dを介して走行右用方向制御弁104fに供給される。また、上述のように切換弁110cが第2切換位置に切り換えられると、主油圧ポンプ102cの圧油が切換弁110cを介して走行右用方向制御弁104fに供給される。したがって、いずれの場合も走行右用方向制御弁104fを適宜切り換えることにより、導入管路106fを介して圧油が図示しない走行右モータに供給され、この走行右モータが駆動する。
これらの図示しない走行左モータ、走行右モータの駆動により、比較的遅い速度の走行操作を実施することができる。
また、上述のような状態から、切換弁110a,110bの双方を、また切換弁110c,110dの双方を、それぞれ第2切換位置に切り換えると、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの吐出油を切換弁110a,110bを介して走行左用方向制御弁104eに供給可能となり、また、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの吐出油を切換弁110c,110dを介して走行右用方向制御弁104fに供給可能となり、図示しない走行左モータ、走行右モータの速い走行速度の走行操作が可能となる。なお、図示しない旋回モータ、アームシリンダ、ブームシリンダ、バケットシリンダが停止状態で走行操作が行われるような場合、走行速度を比較的緩やかな速度とするときには、例えば切換弁110a,110cを第2切換位置にし、切換弁110b,110dを第1切換位置にすることが行われ、速い走行速度とするときには上述のように、切換弁110a,110bの双方を、また切換弁110c,110dの双方を第2切換位置とすることが行われる。
[旋回単独操作]
旋回単独操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dが第1切換位置に保たれ、合流弁107aが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ102bから旋回用方向制御弁104bに圧油が供給され、旋回用方向制御弁104bを切り換えることにより図示しない旋回モータが駆動し、比較的速度の遅い旋回単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁107aを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの吐出油が合流弁107aを介して旋回用方向制御弁104bに導かれ、速度の速い旋回単独操作を実施することができる。
[ブーム単独操作]
ブーム単独操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dが第1切換位置に保たれ、合流弁107bが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ102dからブーム用方向制御弁104dに圧油が供給され、ブーム用方向制御弁104dを切り換えることにより図示しないブームシリンダが駆動し、比較的速度の遅いブーム単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁107bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの吐出油が合流弁107bを介してブーム用方向制御弁104dに導かれ、速度の速いブーム単独操作を実施することができる。
[アーム単独操作]
アーム単独操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dが第1切換位置に保たれ、合流弁107aが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ102aからアーム用方向制御弁104aに圧油が供給され、アーム用方向制御弁104aを切り換えることにより図示しないアームシリンダが駆動し、比較的速度の遅いアーム単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁107aを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102aと主油圧ポンプ102bの吐出油が合流弁107aを介してアーム用方向制御弁104aに導かれ、速度の速いアーム単独操作を実施することができる。
[バケット単独操作]
バケット単独操作に際しては、例えば切換弁110a〜110dが第1切換位置に保たれ、合流弁107bが遮断位置に保たれ、上述したように主油圧ポンプ102cからバケット用方向制御弁104cに圧油が供給され、バケット用方向制御弁104cを切り換えることにより図示しないバケットシリンダが駆動し、比較的速度の遅いバケット単独操作を実施することができる。
また、このような状態から合流弁107bを連通位置に切り換えると、主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dの吐出油が合流弁107bを介してバケット用方向制御弁104cに導かれ、速度の速いバケット単独操作を実施することができる。
[第2実施形態の効果]
このように構成した第2実施形態も、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダ相互の複合操作に際しては、4個の主油圧ポンプ102a,102b,102c,102dのそれぞれを、旋回用方向制御弁104c、ブーム用方向制御弁104d、アーム用方向制御弁104a、及びバケット用方向制御弁104cのそれぞれに一対一対応させ、主油圧ポンプ102bの圧油を旋回用方向制御弁104bのみに供給させ、主油圧ポンプ102dの圧油をブーム用方向制御弁104dのみに供給させ、主油圧ポンプ102aの圧油をアーム用方向制御弁104aのみに供給させ、主油圧ポンプ102cの圧油をバケット用方向制御弁104cのみに供給させることができる。したがって、旋回用方向制御弁104b、ブーム用方向制御弁104d、アーム用方向制御弁104a、及びバケット用方向制御弁104cのそれぞれが、他の方向制御弁によって制御される他のアクチュエータの負荷圧の高低による影響を受けずに、所望の開口面積を保つことができ、このような複合操作に際して発生する圧力損失を少なく抑えることができ、第1実施形態におけるのと同等の作用効果が得られる。
また、この第1実施形態も、図示しない旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びバケットシリンダのそれぞれの単独駆動時には、合流弁107a,107bを介して主油圧ポンプ102a,102b、あるいは主油圧ポンプ102c,102dから吐出される圧油をそれぞれ合流させて旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、あるいはバケットシリンダに供給して、これらのアクチュエータの作動速度を速くさせることができる。
また、この第2実施形態も、走行操作時には、切換弁110a〜110dを介して主油圧ポンプ102a,102b、あるいは主油圧ポンプ102c,102dから吐出される圧油をそれぞれ合流させて走行左モータ、あるいは走行右モータに供給して、速い走行速度の走行操作が可能となる。
さらに、この第2実施形態も、主油圧ポンプ102a〜102dをタンデム形油圧ポンプによって構成し、主圧ポンプ102aと主油圧102b、または主油圧ポンプ102cと主油圧ポンプ102dをそれぞれタンデム接続させてあることから、主油圧ポンプ102a〜102dの設置スペースを小さくすることができ、この油圧駆動装置における各油圧機器の配置設計の自由度を第1実施形態におけるのと同様に広げることができる。
本発明に係る建設機械の油圧駆動装置の第1実施形態を示す油圧回路図である。 本発明の第2実施形態を示す油圧回路図である。
符号の説明
1 原動機
2a 主油圧ポンプ
2b 主油圧ポンプ
2c 主油圧ポンプ
2d 主油圧ポンプ
2e 主油圧ポンプ
2f 主油圧ポンプ
3 ミッション
4a 走行左用方向制御弁
4b 旋回用方向制御弁
4c ブーム用方向制御弁
4d 走行右用方向制御弁
4e アーム用方向制御弁
4f バケット用方向制御弁
5a 主管路
5b 主管路
5c 主管路
5d 主管路
5e 主管路
5f 主管路
6a 導入管路
6b 導入管路
6c 導入管路
6d 導入管路
6e 導入管路
6f 導入管路
7a 合流弁(フロント用合流手段・走行用合流手段)
7b 合流弁(フロント用合流手段・走行用合流手段)
7c 合流弁(フロント用合流手段)
101 原動機
102a 主油圧ポンプ
102b 主油圧ポンプ
102c 主油圧ポンプ
102d 主油圧ポンプ
102e 主油圧ポンプ
102f 主油圧ポンプ
103 ミッション
104a アーム用方向制御弁
104b 旋回用方向制御弁
104c バケット用方向制御弁
104d ブーム用方向制御弁
104e 走行左用方向制御弁
104f 走行右用方向制御弁
105a 主管路
105b 主管路
105c 主管路
105d 主管路
106a 導入管路
106b 導入管路
106c 導入管路
106d 導入管路
106e 導入管路
106f 導入管路
107a 合流弁(フロント用合流手段)
107b 合流弁(フロント用合流手段)
108a 主管路
108b 主管路
109a 主管路
109b 主管路
110a 切換弁(走行用合流手段)
110b 切換弁(走行用合流手段)
110c 切換弁(走行用合流手段)
110d 切換弁(走行用合流手段)

Claims (4)

  1. 原動機と、この原動機に連結される複数個の主油圧ポンプと、これらの主油圧ポンプに接続され、旋回体を作動させる旋回モータの駆動を制御する旋回用方向制御弁と、ブームを作動させるブームシリンダの駆動を制御するブーム用方向制御弁と、アームを作動させるアームシリンダの駆動を制御するアーム用方向制御弁と、バケットを作動させるバケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁とを含む建設機械の油圧駆動装置において、
    上記複数個の主油圧ポンプが、4個以上の主油圧ポンプから成り、
    これらの主油圧ポンプのうちの4個の主油圧ポンプのそれぞれを、上記旋回用方向制御弁、上記ブーム用方向制御弁、上記アーム用方向制御弁、及び上記バケット用方向制御弁のそれぞれに一対一対応可能に設けたことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記旋回モータ、上記ブームシリンダ、上記アームシリンダ、及び上記バケットシリンダのそれぞれの単独駆動時に、
    上記主油圧ポンプのうちの複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を、合流させて該当する上記旋回用方向制御弁、上記ブーム用方向制御弁、上記アーム用方向制御弁、及び上記バケット用方向制御弁のいずれかに供給可能にするフロント用合流手段を備えたことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  3. 上記請求項1記載の発明において、
    走行体を作動させる走行モータの駆動を制御する走行用方向制御弁を備えるとともに、上記走行モータの駆動時に、上記主油圧ポンプのうちの複数個の主油圧ポンプから吐出される圧油を、合流させて上記走行用方向制御弁に供給可能にする走行用合流手段を備えたことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  4. 上記請求項1記載の発明において、
    上記主油圧ポンプのうちの2個以上の主油圧ポンプが、互いに連設して上記原動機に連結されるタンデム形主油圧ポンプから成ることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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