JP2008113018A - 固体撮像素子とその製造方法、及び半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子とその製造方法、及び半導体集積回路装置とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】先に半導体基体の表面側に形成された配線層に熱的影響を与えずに支持基板を貼り合わせることができる固体撮像素子の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基体4内に複数の光電変換素子PDを形成する工程と、半導体基体4の表面側に、絶縁層7中に配線層8を有する配線部を形成する工程と、配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層9を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、接着剤層9を介して支持基板30を貼り合わせる工程と、半導体基体4を裏面側から薄くする工程とを有し、接着剤層9を、スパッタリング法を用いて金属膜を成膜した後に、支持基板30を貼り合わせる工程の熱処理で、シリサイド化させて形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像素子とその製造方法、及び半導体集積回路装置とその製造方法に関する。
従来より、固体撮像素子としては、半導体基体の表面側に回路素子や配線層等を形成し、半導体基体の裏面側にフォトダイオードを形成し、半導体基体の表面側より光を入射させて撮像する構成が採られていた。
しかしながら、このような構成の場合、表面側に形成された回路素子や配線層等で入射光が吸収、あるいは反射されてしまい、入射光に対する光電変換効率が低く、感度の低い構成となっていた。
そこで、このような問題を解決する構成として、半導体基体の表面側に回路素子や配線層等を形成し、半導体基体の裏面側にフォトダイオードを形成し、半導体基体の裏面側より光を入射させて撮像することで、受光のための開口率を高くし、また、入射光の吸収、あるいは反射を抑えるようにした、いわゆる裏面照射型の固体撮像素子が提案されている(例えば特許文献1参照)。
一方、半導体集積回路装置において、近年の素子の微細化に伴う高集積化により、トランジスタの使用ゲート数が大幅に増加し、論理回路のセル間、また、マイクロ機能のブロック間を結合する配線層のレイアウトが複雑化している。
配線層は、上記セル間またはブロック間を最短距離や等距離で結ぶことが望ましいが、レイアウトの都合により、このように結ぶことが困難となってきている。
そこで、このような問題を解決するために、例えば、基板の表面側のみならず、基板の裏面側にも配線層を形成する方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−31785号公報 特開平9−260699号公報
ところで、上述した裏面照射型の固体撮像素子では、半導体基体の裏面側より入射光を得るために、半導体基体の表面側に回路素子やフォトダイオード等を形成した後、半導体基体の裏面側を薄膜化する必要がある。
しかしながら、半導体基体の裏面側を薄膜化すると、基体固有のストレスのために平坦性が得られず機械的にも弱くなる。
そこで、このような問題を解決する1つの方法として、半導体基体の裏面側を薄膜化する前に、半導体基体に支持基板を貼り合わせている。
この方法により、裏面照射型の固体撮像素子を製造する工程を、図15〜図16を参照して説明する。
先ず、図15Aに示すように、例えばシリコン基板62上に、埋め込み酸化膜(所謂BOX層)63を介して、単結晶シリコン層(所謂SOI層)64が形成されたSOI基板65を用意する。
次に、SOI基板65の単結晶シリコン層64内の所定の位置にフォトダイオードPDを形成する。
そして、単結晶シリコン層64上の所定の位置に絶縁膜(図示せず)を介して、ゲート電極66と対のソース領域及びドレイン領域からなるMOS型のトランジスタTr1及びCMOS型のトランジスタTr2をそれぞれ形成して、図15Bに示す状態にする。
次に、単結晶シリコン層64上のMOS型のトランジスタTr1及びCMOS型のトランジスタTr2と対応する位置に絶縁層67を介して多層の配線層68(681,682,683)を形成し、図15Cに示す状態にする。
次に、絶縁層67上に平坦化膜(図示せず)を形成し、この平坦化膜上に接着剤層69を塗布して、支持基板70を貼り合わせることにより、図16Dに示す状態にする。
次に、上下を反転させることにより、SOI基板65の裏面側、すなわちシリコン基板62が露出された状態にする。
そして、露出されたシリコン基板62、埋め込み酸化膜63を除去することにより、図16Eに示すように、SOI基板65の単結晶シリコン層64が露出された状態にする。
この後は、図16Fに示すように、単結晶シリコン層64の裏面側に、絶縁膜72、反射防止膜や平坦化膜(図示せず)等を形成し、フォトダイオードPDに対応する部分にカラーフィルタ73を介してオンチップマイクロレンズ74を形成する。
このようにして、裏面照射型のCMOS型固体撮像素子60を得ることができる。
ところで、図16Dに示したように、半導体基体64上の絶縁層67上に接着剤層69を塗布して支持基板70を貼り合わせる工程では、接着剤層69を硬化させたり、支持基板70との接着強度を高めたりする目的で熱処理を行っている。
しかしながら、この熱処理を、例えば従来からSOI基板を作製する際に行われている900℃〜1100℃の高温で行うと、単結晶シリコン層64の表面側に先に形成された、耐熱性が低い材料(Al,Cu等)からなる配線層68(681,682,683)に熱的影響を与えてしまう。
また、接着剤層69の材料として、ボロン・リンシリケートガラス(BPSG)、リンシリケートガラス(PSG)、ボロンシリケートガラス(BSG)等を用いる方法もあるが、この方法においても、例えば700℃〜900℃の熱処理を行うため、単結晶シリコン層64の表面側に先に形成された配線層68(681,682,683)に熱的影響を与えてしまう。
したがって、これらの高温熱処理は、裏面照射型の固体撮像素子を製造する場合には適用できない。
また、接着剤層69の材料として、平坦化を実現できることから、塗布ガラス(SOG)を用いる方法もある。
しかし、この場合は、図16D〜図16Eに示した薄膜化工程において、例えばウェットエッチングを行うと、薬液によりSOGが侵食(エッチング)されてしまい、接着強度が低下してしまう。
また、接着剤層69の材料によっては、塗布ムラが生じることにより、貼り合わせ界面に空孔やボイド等が形成されてしまうことがある。
また、接着剤層69を塗布せずに、単結晶シリコン層64と支持基板70とを直接貼り合わせる方法もあるが、この方法においても、1000℃、10時間の熱処理を行うため、半導体基体の表面側に先に形成された、配線層68(681,682,683)に熱的影響を与えてしまう。
また、接着剤層69を塗布せずに、接着テープを用いて、単結晶シリコン層64と支持基板70とを貼り合わせる方法もある。この場合は、厚い接着テープを用いることで接着テープが剥離する等の問題は生じないが、熱処理を行った後に接着テープが大きく反るので、例えば、その後の製造工程において、露光工程を行うことが出来ない等の問題が生じる。
なお、上述した場合では、複数の層から形成されたSOI基板65から、固体撮像素子を製造する場合を挙げて説明を行ったが、例えばシリコン基板単層から上述した構成の固体撮像素子を製造する場合においても同様の問題が生じる。
また、上述した裏面照射型の固体撮像素子に限らず、半導体集積回路装置において、回路素子が形成された半導体基体の上に多層の配線層を形成することが考えられる。
そして、このような半導体集積回路装置を製造する際に、例えばトランジスタ等の回路素子において、所望の特性を得ることを目的として、回路素子が形成された半導体基体を薄くする場合もある。
したがって、このような場合においても、裏面照射型の固体撮像素子を製造する場合と同様の問題を生じる。
上述した点に鑑み、本発明は、半導体基体の表面側に先に形成された配線層に熱的影響を与えずに支持基板を貼り合わせることができる固体撮像素子の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、製造時に、半導体基体の表面側に形成された配線層が熱的影響を受けないようにすることができる固体撮像素子を提供するものである。
また、本発明は、半導体基体の表面側に先に形成された配線層に熱的影響を与えずに支持基板を貼り合わせることができる半導体集積回路装置の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、製造時に、半導体基体の表面側に形成された配線層が熱的影響を受けないようにすることができる半導体集積回路装置を提供するものである。
本発明に係る固体撮像素子の製造方法は、半導体基体内に複数の光電変換素子を形成する工程と、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程と、半導体基体を裏面側から薄くする工程とを有し、接着剤層を、スパッタリング法を用いて金属膜を成膜した後に、支持基板を貼り合わせる工程の熱処理でシリサイド化させて形成する。
本発明に係る固体撮像素子の製造方法によれば、半導体基体内に複数の光電変換素子を形成する工程と、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程と、半導体基体を裏面側から薄くする工程とを有するので、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程の際に、先に形成された配線層の劣化開始温度よりも低い、450℃よりも低い温度で熱処理を行って接着剤層を硬化することができる。これにより、半導体基体の表面側に先に形成された配線層に熱的影響を与えずに、支持基板を貼り合わせることができる。
本発明に係る固体撮像素子は、半導体基体内に複数の光電変換素子が形成され、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して支持基板が貼り合わせられ、接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されている構成とする。
本発明に係る固体撮像素子によれば、半導体基体内に複数の光電変換素子が形成され、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して支持基板が貼り合わせられ、接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されているので、製造時に、先に形成された配線層の劣化開始温度よりも低い、450℃よりも低い温度で熱処理を行って接着剤層を硬化させることができる。これにより、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程の際に、半導体基体の表面側に形成された配線層が熱的影響を受けないようにすることができる。
本発明に係る半導体集積回路装置の製造方法は、半導体基体に回路素子を形成する工程と、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、接着剤層を介して基板を貼り合わせる工程とを有し、接着剤層を、スパッタリング法を用いて金属膜を成膜した後に、支持基板を貼り合わせる工程の熱処理でシリサイド化させて形成する。
本発明に係る半導体集積回路装置の製造方法によれば、半導体基体に回路素子を形成する工程と、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、接着剤層を介して基板を貼り合わせる工程とを有するので、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程の際に、先に形成された配線層の劣化開始温度よりも低い、450℃よりも低い温度で熱処理を行って接着剤層を硬化させることができる。これにより、半導体基体の表面側に先に形成された配線層に熱的影響を与えずに、支持基板を貼り合わせることができる。
本発明に係る半導体集積回路装置は、半導体基体内に回路素子が形成され、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して基板が貼り合わされ、接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されている構成とする。
本発明に係る半導体集積回路装置によれば、半導体基体内に回路素子が形成され、半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して基板が貼り合わされ、接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されているので、製造時に、先に形成された配線層の劣化開始温度よりも低い、450℃よりも低い温度で熱処理を行って接着剤層を硬化させることができる。これにより、接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程の際に、半導体基体の表面側に形成された配線層が熱的影響を受けないようにすることができる。
本発明に係る固体撮像素子及び半導体集積回路装置の製造方法によれば、先に形成された配線層に熱的影響を与えずに支持基板を貼り合わせることができる。したがって、良好な特性の固体撮像素子及び半導体集積回路装置を製造することが可能になる。
本発明に係る固体撮像素子及び半導体集積回路装置によれば、貼り合わせの際に、先に形成された配線層が熱的影響を受けることを回避することができる。したがって、高性能で高い信頼性を有する固体撮像素子及び半導体集積回路装置を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係る固体撮像素子の一実施の形態、例えばCMOS型の固体撮像素子を、図1及び図2を参照して説明する。
なお、図1はCMOS型固体撮像素子の模式図(断面図)を示し、図2は図1の要部の拡大断面図を示している。なお、図1では、カラーフィルタやオンチップマイクロレンズは省略している。
本実施の形態に係るCMOS型の固体撮像素子10では、図1及び図2に示すように、撮像領域24において、単結晶シリコン層(半導体基体)4に、1つの光電変換素子(フォトダイオードPD)と複数のMOS型のトランジスタTr1で構成された単位画素22がマトリクス状に複数形成されている。また、周辺領域25において、半導体基体4に、複数のCMOS型のトランジスタTr2からなる周辺回路部23が形成されている。
なお、図示しないが、撮像領域24や周辺領域23以外にも、例えば、外部の配線と接続されるパッドが設けられる領域が形成されている。
単位画素22に形成されたMOS型のトランジスタTr1は、半導体基体4中に形成された、図示しない、対のソース領域及びドレイン領域間上にゲート絶縁膜を介してゲート電極6が形成された構成である。
また、周辺回路部23のCMOS型のトランジスタTr2も、半導体基体4中に形成された、図示しない、対のソース領域及びドレイン領域間上にゲート絶縁膜を介してゲート電極6が形成された構成である。
半導体基体4の撮像領域24及び周辺領域25の表面側(図中下側)には、絶縁層7を介して、多層の配線層8(81,82,83)が形成されている。
一方、半導体基体4の裏面側(図中上側)には、絶縁膜32を介して、例えば図示しない反射防止膜や平坦化膜等が形成され、さらに、各単位画素22のフォトダイオードPDに対応して、カラーフィルタ33を介してオンチップレンズ34が形成されている。
このような構成のCMOS型の固体撮像素子10においては、基板裏面側からオンチップレンズ34を通じてフォトダイオードPDに光が照射される。
そして、本実施の形態の固体撮像素子10においては、特に、上述した接着剤層9が、先に半導体基体4上に形成された、耐熱性の低い材料(例えばAl,Cu)よりなる配線層8(81,82,83)の劣化開始温度よりも低い温度で硬化することが可能な材料により形成された構成とする。
具体的には、例えばAlやCuを配線層8に用いる場合には、450℃以下の温度で硬化することが可能な材料により接着剤層9を形成する。
このような材料としては、例えば、ベンゾシクロブテン(BCB)からなる塗布膜が用いられる。
このベンゾシクロブテンは、150℃〜250℃といった低い温度で架橋反応(硬化)が進行する特性を有している。
以下、架橋反応の進行を、図3に示すベンゾシクロブテンの硬化反応式を参照して説明する。なお、図3は、架橋反応の進行の途中までの硬化反応式を示している。
まず、熱処理が加えられていない状態(モノマー)の、ベンゾシクロブテンの構造式は、図3Aに示すように表される。この図3Aに示す状態では、各ベンゼン環にそれぞれシクロブテン環351,352がつながれている。
次に、熱処理が加えられると、シクロブテン環352において開環反応が生じ、図3Bに示すようにカーボン2重結合36が形成される。そして、このカーボン2重結合に他のベンゾシクロブテンが結合される(Deils‐Alder反応)。なお、開環反応は、略150℃あたりから生じて、200℃を越えたあたりで活発になる。
これにより、図3Cに示すように、ベンゾシクロブテンがポリマー化された状態が形成される。この図3Cに示す状態では、各ベンゼン環にそれぞれシクロブテン環351,352,354がつながれた状態である。
なお、熱処理がさらに進行することにより、これ以降も、図3A〜図3Cに示したような各反応が繰り返されることにより、ベンゾシクロブテンが硬化していく。
また、このような特性以外にも、ベンゾシクロブテンは、熱処理が加えられることで低粘度になる特性を有している。この場合、リフロー性を高くすることができるので、例えば基板上を平坦化させることが可能になる。
また、ベンゾシクロブテンは、耐薬品性が高い特性を有しており、例えば薬液により浸食(エッチング)され難く、接着強度が確保できる。
このように、本実施の形態の固体撮像素子10によれば、接着剤層9が、先に形成された配線層8(81,82,83)の劣化開始温度よりも低い150℃〜250℃の温度で硬化することが可能なベンゾシクロブテンにより形成されているので、後述する製造工程において、単結晶シリコン層4上に支持基板30を貼り合わせる際に、接着剤層9を硬化させるための熱処理が加えられても、耐熱性が低い、AlやCuからなる配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を防ぐことが可能になる。
また、ベンゾシクロブテンは、熱処理されることで低粘度となり、リフロー性が高くなるので、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上させることが可能になる。これにより、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑制することが可能になる。
また、例えば、絶縁層7の表面を平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着させることが可能になる。
次に、このような構成の固体撮像素子10を製造する方法を、図4〜図6を参照して説明する。なお、図1及び図2と対応する部分には同一符号を付している。
先ず、図4Aに示すように、例えばシリコン基板2上に、埋め込み酸化膜(所謂BOX層)3を介して、単結晶シリコン層4が形成されたSOI基板5を用意する。
なお、埋め込み酸化膜3や単結晶シリコン層4の膜厚は任意に設定することができる。
次に、図4Bに示すように、SOI基板5の単結晶シリコン層4内の所定の位置に、フォトダイオードPDを形成する。
次に、単結晶シリコン層4の撮像領域24及び周辺領域25上に、絶縁層(図示せず)を介して、それぞれゲート電極6と、図示しないが、対のソース領域及びドレイン領域からなるMOS型のトランジスタTr1及びCMOS型のトランジスタTr2を形成して、図4Cに示す状態にする。
次に、図5Dに示すように、単結晶シリコン層4の撮像領域24及び周辺領域25上に絶縁層7を介して多層の配線層8を形成する。
具体的には、先ず、単結晶シリコン層4の撮像領域24、周辺領域25上に絶縁層7を形成して平坦化処理を行った後、1層目となる配線81を所定のパターンに形成する。
次に、1層目の配線81及び電極層29を含んで全面に再び絶縁層7を形成して平坦化処理を行った後、2層目となる配線82を所定のパターンに形成する。
次に、2層目の配線82を含んで全面に再び絶縁層7を形成して平坦化処理を行った後、3層目となる配線83を所定のパターンに形成する。
なお、図5Dに示す場合では配線層8が3層構造の場合を示したが、3層以上の場合はこのような工程が繰り返される。
また、この後は、絶縁層7上に例えばSiN膜やSiON膜等からなる平坦化膜を形成場合もある。
次に、図5Eに示すように、絶縁層7上に接着剤層9を塗布し、支持基板30を貼り合わせる。
ここで、本実施の形態においては、ベンゾシクロブテンからなる接着剤層9を形成して支持基板30を貼り合わせる。
そして、接着剤層9により貼り合わされた単結晶シリコン層4と支持基板30とを、真空チャンバー内部で加熱、加圧することにより接着剤層9を硬化させ、単結晶シリコン層4と支持基板30とを密着させる。
具体的な貼り合わせ条件は、10−2Torrの減圧雰囲気下で、350℃で加熱を行いながら、1000Nの圧力で5分間プレスして貼り合わせを行う。
この際、接着剤層9は、150℃〜200℃といった低い温度領域で硬化が進行し始める。これにより、半導体基体4上に先に形成された耐熱性の低い材料(AlやCu)からなる配線層8(81,82,83)に熱的影響を与えることを防ぐことができる。
また、接着剤層9が絶縁層7の広い範囲にわたり広がるので、塗布ムラ等が形成されず、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上することができる。また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができる。
この後は、上下を反転させることにより、SOI基板5の裏面側、すなわちシリコン基板2が露出された状態にする。そして、露出されたシリコン基板2、埋め込み酸化膜3を、裏面側から、例えばバックグラインダ法を用いて除去し、膜厚を例えば15nm〜20nm程度の厚さに薄膜化する。これにより、図6Fに示すように、SOI基板5の単結晶シリコン層4が露出された状態にする。
なお、薄膜化は、バックグラインダ法以外にも、CMP法やウェットエッチング等を用いることができる。ここで、例えばウェットエッチングを用いた場合は、ベンゾシクロブテンが高い耐薬液性を有しているので、薬液により接着剤層9が浸食(エッチング)されることを防ぐことができる。
そして、図6Gに示すように、単結晶シリコン層4の裏面側に例えば反射防止膜や平坦化膜等を形成し、フォトダイオードPDに対応する部分に、カラーフィルタ33を介してオンチップマイクロレンズ34を形成する。
このようにして、図2に示した構成の裏面照射型のCMOS型固体撮像素子10を製造することができる。
なお、図5E〜図6Fに示す工程においては、シリコン基板2、埋め込み酸化膜3を除去して、SOI基板5の単結晶シリコン層4を露出する場合を示したが、シリコン基板2のみを除去して、埋め込み酸化膜(絶縁膜)を残すことも可能である。
上述した製造方法によれば、図5Eに示したように、絶縁層7上に、接着剤層9としてベンゾシクロブテンからなる塗布膜を形成し、支持基板30を貼り合わせるようにしたので、150℃〜200℃と低い温度で塗布膜の硬化が進行する。これにより、先に半導体基体4上に形成された耐熱性が低い材料よりなる配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、ベンゾシクロブテンは、熱処理されることで低粘度となり、リフロー性を高くすることができるので、接着剤層9が絶縁層7と支持基板30との間の広い範囲にわたって広げることができ、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上させることができる。これにより、高い接着強度を確保することができ、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑制することができる。
また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
また、例えば接着テープを用いた場合のように、接着テープに大きな反りが生じないので、熱処理後に行われる工程を良好に行うことができる。
本実施の形態では、塗布膜として、ベンゾシクロブテンを用いた場合を説明したが、これ以外にも、例えば無機SOGや有機SOG、また、レジストやポリイミド、或いはポリアリールエーテル等の有機樹脂を用いることができる。
このような塗布膜でも、上述したように、450℃以下の温度で硬化することが可能な材料であるので、半導体基体4上に先に形成された配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
無機SOGとしては、例えば、ハイドロジェンシルセスキオキサン(HSQ)やポリシラザン(PSZ)等が挙げられ、有機SOGとしては、例えば、メチルシルセスキオキサン(MSQ)やハイドロジェンシルセスキオキサンとメチルシルセスキオキサンとのハイブリッド材料等が挙げられる。
また、有機樹脂としては、例えば、環化ポリイソプレン、ノボラック樹脂、感光剤とを組み合わせたレジスト、また、化学増幅型レジストとして、光酸発生剤、架橋剤、PHS系樹脂、ノボラック樹脂、メタクリル系樹脂を組み合わせたレジスト等が挙げられる。
また、ポリアリールエーテルとしては、ダウケミカル社製のSiLK(商品名)や、社ハネウェル製のFLARE(商品名)、またGX−3(商品名)等が挙げられる。
また、本実施の形態では、貼り合わせ条件として、10−2Torrの減圧雰囲気下で、350℃で加熱を行いながら、1000Nの圧力で5分間プレスして貼り合わせを行った場合を説明した。
ここで、雰囲気に関しては、塗布膜から発生する溶媒等の気体を除去するために減圧雰囲気下で行っているので、接着剤層9に用いられる材料の種類に応じて最適化させることができる。
また、圧力に関しては、絶縁層7と支持基板30との密着性を高めるために行っており、例えば薄膜化工程をバックグラインダ法で行う場合には、研磨に対する耐性を高めるために、少なくとも500N以上の圧力が必要である。なお、好ましくは、500N〜2000Nの圧力とする。
また、加熱温度に関しては、単結晶シリコン層4の表面側に形成された配線層8(81,82,83)を形成する材料(Al,Cu)の劣化開始温度よりも低い温度、例えば450℃以下であればよい。なお、好ましくは、350℃〜400℃の温度範囲とする。
このように、雰囲気、圧力、加熱温度等の条件は、接着剤層9に用いられる材料の種類に応じて任意に選定することが可能である。
本実施の形態では、単結晶シリコン層4と支持基板30とを貼り合わせている接着剤層9として塗布膜を用いたが、これ以外にも、CVD法により形成された膜(CVD膜)を用いることもできる。
このCVD膜としては、プラズマエンハンスト法(PE−CVD法)により成膜されたSiO2膜や、低温CVD法により成膜された有機膜等が挙げられる。
また、このように、接着剤層9としてCVD膜を形成する場合は、上述した実施の形態の固体撮像素子10を製造する場合において、接着剤層9を形成する際に、PE−CVDや低温CVD法を用いて、SiO2膜や有機膜を形成するようにすればよい。
このようなCVD膜においても、上述した塗布膜の場合と同様に、略400℃前後で硬化が進行するため、耐熱性の低い材料からなる配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、CVD膜の成膜条件等を調整した場合は、塗布膜の場合と同様にリフロー性を高くすることができる。これにより、接着剤層9を絶縁層7と支持基板30との間の広い範囲にわたって広げることができ、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上することができる。したがって、接着剤層9と支持基板30との間で高い接着強度を確保することができ、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑えることができる。
また、例えば絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
接着剤層9としては、これ以外にも、スパッタリング法により形成した金属膜を熱処理することで、シリサイド化させた膜(シリサイド膜)を用いることができる。
このシリサイド膜としては、例えば、スパッタリング法により、Ni膜を単結晶シリコン層4上に形成した後、貼り合わせの際の熱処理により、Ni膜をシリサイド化させることにより形成することができる。
このようなシリサイド膜においても、略350℃〜450℃の温度で金属(Ni)とシリコン(Si)との反応が進行するので、耐熱性の低い材料からなる配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることが可能になる。
次に、本発明に係る半導体集積回路装置の一実施の形態を、図7及び図8を参照して説明する。
なお、図7は半導体集積回路装置の模式図(断面図)を示し、図8は図7の要部の拡大断面図を示している。
本実施の形態に係る半導体集積回路装置40では、図7及び図8に示すように、例えば単結晶シリコン層4の一方の側、すなわち表面側(図中下側)では、所定の位置に複数のMOS型のトランジスタTr1,Tr2が形成され、これら各トランジスタTr1,Tr2上に、絶縁層7を介して多層(例えば3層)の配線層8A(81,82,83)が形成されている。
また、他方の側、すなわち裏面側(図中上側)においても、単結晶シリコン層4のトランジスタTr1,Tr2が形成された領域上に、複数のMOS型のトランジスタTr1,Tr2が形成され、これら各トランジスタTr1,Tr2上に、絶縁層7を介して多層(例えば3層)の配線層8B(81,82,83)が形成されている。
表面側及び裏面側に形成された各MOS型のトランジスタTr1,Tr2は、それぞれ単結晶シリコン層4中に形成された対のソース領域及びドレイン領域間上にゲート絶縁膜を介してゲート電極6が形成された構成である。
なお、各トランジスタTr1,Tr2のソース領域及びドレイン領域、またチャネル領域は、図示しないが、単結晶シリコン層4中の所定の位置に形成されている。
そして、表面側の配線層8Aには、例えばシリコン基板などによる支持基板30が接着剤層9を介して貼り合わされている。
そして、本実施の形態の半導体集積回路装置40においては、特に、上述した固体撮像素子の場合と同様に、接着剤層9をベンゾシクロブテンで形成する。
なお、ベンゾシクロブテンの具体的な特性は、上述した通りであるので、重複説明は省略する。
このような構成の本実施の形態の半導体集積回路装置40によれば、接着剤層9が、先に形成された配線層8A(81,82,83)の劣化開始温度よりも低い150℃〜250℃の温度で硬化することが可能なベンゾシクロブテンにより形成されているので、後述する製造工程において、単結晶シリコン層4上に支持基板30を貼り合わせる際に、接着剤層9を硬化させるための熱処理が加えられても、耐熱性が低い、AlやCuからなる配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を防ぐことが可能になる。
また、ベンゾシクロブテンは、熱処理されることで低粘度となり、リフロー性が高くなるので、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上させることができる。これにより、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑制することが可能になる。
また、例えば、絶縁層7の表面を平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着させることが可能になる。
次に、このような構成の半導体集積回路装置40を製造する方法を、図9〜図11を参照して説明する。なお、図7及び図8と対応する部分には同一符号を付している。
先ず、図9Aに示すように、例えばシリコン基板2上に、埋め込み酸化膜(所謂BOX層)3を介して、単結晶シリコン層4が形成されたSOI基板5を用意する。
なお、埋め込み酸化膜3や単結晶シリコン層4の膜厚は任意に設定することができる。
次に、SOI基板5の単結晶シリコン層4の各トランジスタが形成される領域27上に絶縁層を介して、ゲート電極6と対のソース領域及びドレイン領域からなるMOS型のトランジスタTr1,Tr2をそれぞれ形成し、図9Bに示す状態にする。
次に、単結晶シリコン層4のトランジスタTr1,Tr2が形成された領域上に、すなわち、単結晶シリコン層4の表面側に、絶縁層7を介して、多層の配線層8A(81,82,83)を形成して、図9Cに示す状態にする。
なお、具体的な各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Aの形成方法は、前述した実施の形態の固体撮像素子を製造する場合と同様であるので、重複説明は省略する。
次に、平坦化膜上に接着剤層9を塗布し、支持基板30を貼り合わせることにより、図10Dに示す状態にする。
ここで、本実施の形態においては、上述した固体撮像素子を製造する場合と同様に、ベンゾシクロブテンからなる接着剤層9を形成して支持基板30を貼り合わせる。
なお、貼り合わせ条件は、上述した固体撮像素子を製造する場合と同様であるので、重複説明は省略する。
この際、接着剤層9は、150℃〜200℃といった低い温度領域で硬化が進行し始める。これにより、半導体基体4上に先に形成された耐熱性の低い材料(AlやCu)からなる配線層8A(81,82,83)に熱的影響を与えることを防ぐことができる。
また、接着剤層9が絶縁層7の広い範囲にわたり広がるので、塗布ムラ等が形成されず、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上することができる。また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができる。
次に、上下を反転させることにより、SOI基板5の裏面側、すなわちシリコン基板2が露出された状態にする。そして、露出されたシリコン基板2、埋め込み酸化膜3を、裏面側から、例えばバックグラインダ法を用いて除去し、例えば15nm〜20nm程度の厚さに薄膜化する。これにより、図10Eに示すように、SOI基板5の単結晶シリコン層4が露出された状態にする。
なお、薄膜化は、バックグラインダ法以外にも、CMP法やウェットエッチング等を用いることができる。ここで、例えばウェットエッチングを用いた場合は、ベンゾシクロブテンが高い耐薬液性を有しているので、薬液により接着剤層9が浸食(エッチング)されることを防ぐことができる。
次に、単結晶シリコン層4のトランジスタTr1,Tr2が形成された領域と対応する位置に、すなわち単結晶シリコン層4の裏面側に、絶縁層を介して、ゲート電極6と対のソース領域及びドレイン領域からなるMOS型のトランジスタTr1,Tr2をそれぞれ形成し、図11Fに示す状態にする。
次に、単結晶シリコン層4のトランジスタTr1,Tr2が形成された領域上に、絶縁層7を介して多層の配線層8B(81,82,83)を形成して、図11Gに示す状態にする。
なお、具体的な各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Bの形成方法は、前述した実施の形態の固体撮像素子を製造する場合と同様であるので、重複説明は省略する。
このようにして、図8に示したような、半導体集積回路装置40を製造することができる。
なお、図10D〜図10Eに示す工程においては、シリコン基板2、埋め込み酸化膜3を除去して、SOI基板5の単結晶シリコン層4を露出する場合を示したが、シリコン基板2のみを除去して、埋め込み酸化膜(絶縁膜)を残すことも可能である。
上述した製造方法によれば、図10Dに示したように、絶縁層7上に、接着剤層9としてベンゾシクロブテンからなる塗布膜を形成し、支持基板30を貼り合わせるようにしたので、150℃〜200℃と低い温度で塗布膜の硬化が進行する。これにより、先に半導体基体4上に形成された耐熱性が低い材料よりなる配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、ベンゾシクロブテンは、熱処理されることで低粘度となり、リフロー性を高くすることができるので、接着剤層9を絶縁層7と支持基板30との間の広い範囲にわたって広げることができる。これにより、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上させて、高い接着強度を確保することができるので、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑制することができる。
また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
本実施の形態においても、前述した固体撮像素子の実施の形態の場合と同様に、接着剤層9として、ベンゾシクロブテンを用いた場合を説明したが、これ以外にも、例えば無機SOGや有機SOG、また、レジストやポリイミド、或いはポリアリールエーテル等の有機樹脂を用いることができる。
このような材料でも、上述したように、450℃以下の温度で硬化することが可能な材料であるので、先に半導体基体4の表面側に形成された配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
なお、無機SOG、有機SOG、有機樹脂等の具体的な種類は、前述した実施の形態の固体撮像素子の場合と同様であるので、重複説明は省略する。
また、本実施の形態においても、貼り合わせ条件として、10−2Torrの減圧雰囲気下で、350℃で加熱を行いながら、1000Nの圧力で5分間プレスして貼り合わせを行った場合を説明した。
しかし、雰囲気、圧力、加熱温度等に関しては、前述した固体撮像素子を製造する場合と同様に、接着剤層9に用いられる材料の種類に応じて任意に選定することが可能である。
また、接着剤層9としては、前述した固体撮像素子10の場合と同様に、CVD法により形成された膜(CVD膜)を用いることもできる。
CVD膜としては、前述したように、プラズマエンハンスト法(PE−CVD法)により成膜されたSiO2膜や、低温CVD法により成膜された有機膜等が挙げられる。
このように、接着剤層9としてCVD膜を形成する場合は、図9〜図11に示した半導体集積回路装置40を製造する場合において、接着剤層9を形成する際(図10D参照)に、PE−CVDや低温CVD法を用いて、SiO2膜や有機膜を形成するようにすればよい。
このようなCVD膜においても、略400℃前後で硬化が進行するため、耐熱性の低い材料からなる配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、CVD膜の成膜条件等を調整した場合には、リフロー性を高くすることができるので、上述したように、接着剤層9と支持基板30との間で高い接着強度を確保することができ、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑えることができる。また、これ以外にも、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
また、接着剤層9としては、これ以外にも、前述した固体撮像素子10の場合と同様に、スパッタリング法により形成した金属膜を熱処理することで、シリサイド化させた膜(シリサイド膜)を用いることができる。
このシリサイド膜としては、図9〜図11に示した半導体集積回路装置40を製造する場合において、図10Dに示す工程で、例えばスパッタリング法によりNi膜を単結晶シリコン層4上に形成した後、貼り合わせの際の熱処理によりNi膜をシリサイド化させることにより形成することができる。
このようなシリサイド膜においても、略350℃〜450℃の温度で金属(Ni)とシリコン(Si)との反応が進行するので、耐熱性の低い材料からなる配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることが可能になる。
上述した実施の形態の半導体集積回路装置40を製造する場合においては、単結晶シリコン層4の表面側及び裏面側に、各トランジスタTr1,Tr2や配線層8A,8Bが形成された構成の半導体集積回路装置40(図7参照)を製造する場合を挙げて説明を行ったが、図12に示すように、単結晶シリコン層4の表面側のみに、各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Aが形成された構成の半導体集積回路装置41を製造する場合にも本発明を適用することができる。
このような構成の半導体集積回路装置41を製造する場合は、図9〜図11に示した半導体集積回路装置40を製造する場合において、図11F及び図11Gに示した工程、すなわち、裏面側に各トランジスタTr1,Tr2や配線層8B(81,82,83)を形成する工程を行わない。
この場合においても、図10Dに示す工程において、接着剤層9として、ベンゾシクロブテンや、これ以外の前述した各材料を用いることにより、450℃以下の低い温度で硬化が進むので、先に単結晶シリコン層4の表面側に形成された耐熱性が低い材料よりなる配線層8A(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上することができるので、高い接着強度を確保することができ、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑えることができる。また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
また、図13に示すように、図12に示した半導体集積回路装置41と同様に、単結晶シリコン層4の表面側のみに、各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Aが形成された構成において、絶縁層7上に、配線層8Aとコンタクト用の配線11を介して接続された配線層8Cが設けられた半導体集積回路装置42を製造する場合にも、本発明を適用することができる。
このような構成の半導体集積回路装置42を製造する場合は、図9〜図11に示した半導体集積回路装置40を製造する場合において、図10Eに示したように、表面側の配線層8A(81,82,83)を形成する工程の後、単結晶シリコン層4内において、例えば配線層81に対応する位置にコンタクト用の配線11を形成し、さらに、このコンタクト用の配線11に接続するように配線層8Cを形成すればよい。
この場合においても、図10Dに示す工程において、接着剤層9として、ベンゾシクロブテンや、これ以外の前述した材料を用いることにより、450℃以下の低い温度で硬化が進むので、先に半導体基体4の表面側に形成された耐熱性が低い材料よりなる配線層8(81,82,83)に与える熱的影響を抑えることができる。
また、絶縁層7と支持基板30との密着性を向上することができるので、高い接着強度を確保することができ、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑えることができる。また、例えば、絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、絶縁層7と支持基板30とを平坦性を保って接着することができる。
上述した各実施の形態においては、本発明を、シリコン基板2上に埋め込み酸化膜(絶縁膜)3を介して単結晶シリコン層4が積層された、複数の層からなるSOI基板5から固体撮像素子及び半導体集積回路装置を製造する場合を挙げて説明を行ったが、単層の半導体基体から、上述したような固体撮像素子や半導体集積回路装置を製造する場合にも、本発明を適用することが可能である。
一方、図14に示すような構成の半導体集積回路装置45を製造する場合においても、本発明を適用することができる。
この半導体集積回路装置45では、例えば、単結晶シリコン層等からなる半導体基体4の表面側に各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Aが形成された構成の第1の半導体集積回路装置43と、半導体基体4の表面側に各トランジスタTr1,Tr2や配線層8Bが形成された構成の第2の半導体集積回路装置44とが接着剤層9を介して貼り合わされている。
そして、第1の半導体集積回路装置43の配線層8A(第1の配線層81)と第2の半導体集積回集積回路装置44の配線層8B(第1の配線層81)のそれぞれと、第2の半導体集積回路装置44の半導体基体4上の絶縁層7内に形成された配線層8Cとが、コンタクト用の配線11を介して接続されている。
このような構成の半導体集積回路装置45を製造する場合は、図示しないが、まず、公知の方法により、半導体基体4の表面側に、絶縁層を介して、ゲート電極6と対のソース領域及びドレイン領域からなる各トランジスタTr1,Tr2や配線層8A,8Bをそれぞれ形成することにより、第1の半導体集積回路装置43及び第2の半導体集積回路装置44を形成する。
次に、これら第1の半導体集積回路装置43及び第2の半導体集積回路装置44の絶縁層7を互いに向かい合わせて、接着剤層9を介して貼り合わせる。
そして、第2の半導体集積回路装置44の半導体基体4の表面(図中上側)より、配線層8B(第1の配線層81)に達するコンタクト配線11と、第1の半導体集積回路装置43の配線層8A(第1の配線層81)に達するコンタクト配線11をそれぞれ形成した後、このコンタクト配線11に接続して配線層8Cを形成する。
これにより、図14に示したような半導体集積回路装置45を製造することができる。
なお、この図14に示す構成の半導体集積回路装置45では、2つの単結晶シリコン層4とも薄膜化する必要がない場合もある。この場合には、製造の際にSOI基板を用いなくても構わない。
この場合においても、接着剤層9として、ベンゾシクロブテンや、前述したこれ以外の材料を用いることにより、450℃以下の低い温度で硬化が進むので、各半導体集積回路装置43,44の、耐熱性が低い材料よりなる配線層8A,8Bに与える熱的影響を抑えることができる。
また、半導体集積回路装置43,44同士を高い接着強度で貼り合わせることができるので、貼り合わせ界面での空孔やボイド等の発生を抑えることができる。また、例えば、各絶縁層7の表面の段差を修復して平坦化させることができるので、半導体集積回路装置43,44同士を、平坦性を保って接着することができる。
なお、接着剤層9に用いられる材料は、耐熱性の低い材料(例えばAl,Cu)よりなる配線層8の劣化開始温度よりも低い温度で硬化することが可能な材料であれば、前述した種類の材料に限定されない。
また、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
本発明に係る固体撮像素子の一実施の形態を示す概略断面図である。 図1の要部の拡大断面図である。 A〜C 架橋反応の進行を説明するための図である。 A〜C 図1及び図2の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図(その1)である。 D〜E 図1及び図2の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図(その2)である。 F〜G 図1及び図2の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図(その3)である。 本発明に係る半導体集積回路装置の一実施の形態を示す概略断面図である。 図7の要部の拡大断面図である。 A〜C 図7及び図8の半導体集積回路装置の製造方法を示す製造工程図(その1)である。 D〜E 図7及び図8の半導体集積回路装置の製造方法を示す製造工程図(その2)である。 F〜G 図7及び図8の半導体集積回路装置の製造方法を示す製造工程図(その3)である。 本発明に係る半導体集積回路装置の他の形態を示す概略断面図である。 本発明に係る半導体集積回路装置のさらに他の形態を示す概略断面図である。 本発明に係る半導体集積回路装置のさらに他の形態を示す概略断面図である。 A〜C 従来の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図(その1)である。 D〜F 従来の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図(その2)である。
符号の説明
2・・・シリコン基板、3・・・埋め込み酸化膜、4・・・半導体基体(単結晶シリコン層)、5・・・SOI基板、6・・・ゲート電極、7・・・絶縁層、8A,8B(81,82,83)・・・配線層、9・・・接着剤層、10・・・固体撮像素子、11・・・コンタクト配線、22・・・単位画素、23・・・周辺回路部、24・・・撮像領域、25・・・周辺領域、30・・・支持基板、32・・・絶縁膜、33・・・カラーフィルタ、34・・・オンチップマイクロレンズ、Tr1,Tr2・・・トランジスタ、PD・・・フォトダイオード、40,41,42,43,44,45・・・半導体集積回路装置

Claims (16)

  1. 半導体基体内に複数の光電変換素子を形成する工程と、
    前記半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、
    前記配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、前記接着剤層を介して支持基板を貼り合わせる工程と、
    前記半導体基体を裏面側から薄くする工程とを有し、
    前記接着剤層を、スパッタリング法を用いて金属膜を成膜した後に、前記支持基板を貼り合わせる工程の熱処理で、シリサイド化させて形成する
    ことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  2. 前記接着剤層を、塗布膜で形成することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 前記接着剤層を、CVD法を用いて形成することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  4. 前記接着剤層は、ベンゾシクロブテン、無機SOG、有機SOG、レジスト、ポリイミド、または、ポリアリールエーテルであることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 半導体基体内に複数の光電変換素子が形成され、
    前記半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、
    前記配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して支持基板が貼り合わせられ、
    前記接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されている
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  6. 前記接着剤層が、塗布膜で形成されていることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像素子。
  7. 前記接着剤層が、CVD法を用いて形成されていることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像素子。
  8. 前記接着剤層は、ベンゾシクロブテン、無機SOG、有機SOG、レジスト、ポリイミド、または、ポリアリールエーテルであることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像素子。
  9. 半導体基体に回路素子を形成する工程と、
    前記半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部を形成する工程と、
    前記配線部のさらに表面側に、450℃よりも低い温度で硬化する材料からなる接着剤層を形成し、450℃よりも低い温度で熱処理を行うことにより、前記接着剤層を介して基板を貼り合わせる工程とを有し、
    前記接着剤層を、スパッタリング法を用いて金属膜を成膜した後に、前記支持基板を貼り合わせる工程の熱処理で、シリサイド化させて形成する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 前記接着剤層を、塗布膜で形成することを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  11. 前記接着剤層を、CVD法を用いて形成することを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  12. 前記接着剤層は、ベンゾシクロブテン、無機SOG、有機SOG、レジスト、ポリイミド、または、ポリアリールエーテルであることを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  13. 半導体基体内に回路素子が形成され、
    前記半導体基体の表面側に、絶縁層中に配線層を有する配線部が形成され、
    前記配線部のさらに表面側に、接着剤層を介して基板が貼り合わせられ、
    前記接着剤層が、450℃よりも低い温度で硬化する材料により形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 前記接着剤層が、塗布膜で形成されていることを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記接着剤層が、CVD法を用いて形成されていることを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記接着剤層は、ベンゾシクロブテン、無機SOG、有機SOG、レジスト、ポリイミド、または、ポリアリールエーテルであることを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路装置。
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