JP2008109777A - ロータ、回転電動機およびロータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータコアに形成された貫通孔内に収容された磁石の発錆が抑制されたロータおよび回転電動機を提供すると共に、ロータコアに形成された貫通孔に収容された磁石の発錆が図られたロータの製造方法を提供することである。
【解決手段】ロータは、表面に開口する貫通孔24が形成されたコア体20と、貫通孔24内に収容され、該貫通孔24の延在方向に配列する両端面31a、31bが貫通孔24の開口部24a、24bより貫通孔24内方側に位置する磁石31と、磁石31の両端面31a、31bを覆うように、貫通孔24内に充填された絶縁材料とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】ロータは、表面に開口する貫通孔24が形成されたコア体20と、貫通孔24内に収容され、該貫通孔24の延在方向に配列する両端面31a、31bが貫通孔24の開口部24a、24bより貫通孔24内方側に位置する磁石31と、磁石31の両端面31a、31bを覆うように、貫通孔24内に充填された絶縁材料とを備える。
【選択図】図5
Description
この発明は、一般的には、ロータ、回転電動機およびロータの製造方法に関し、より特定的には、コア体に埋設された磁石を備えるロータ、そのロータを備える回転電動機およびそのロータの製造方法に関する。
コア体内に磁石が埋設されたロータの製造方法は、従来から各種提案されている(下記特許文献1〜4参照)。
たとえば、特開2002−34187号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法によれば、まず、磁石の底面を支持する突起部が形成された下型に、複数の貫通孔が形成された積層鉄心を配置する。そして、貫通孔内に磁石を挿入し、突起部で磁石を支持した状態で、上型から樹脂を貫通孔内に充填する。
また、特開2003−61283号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法では、湿度を極力低減した環境下で、酸化防止状態に密封された箱や袋に収容された磁石を取り出す。そして、取り出した磁石を回転子コアに形成された磁石埋設孔に挿入する。その後、磁石埋設孔の開口部を閉塞する端板にて閉塞して、磁石埋設孔内を機密状態に維持する。
なお、ロータの表面に磁石が設けられた回転電動機の製造方法としては、たとえば、特開2002−361678号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法が記載されている。
この特開2002−361678号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法によれば、まず、ロータコアを収容可能な型内にロータコアを収容する。そして、型に設けられた位置決めピンで、磁石をロータの所定の位置に固定する。この状態で、型内に樹脂をして、磁石の表面上に樹脂からなる層を形成する。
また、特開2000−14062号公報に記載された回転電動機およびロータの製造方法によれば、ロータコアの表面に磁石を配置し、その後、この磁石を覆うように磁性材料の金属により構成された円筒状のカバーを設ける。そして、樹脂材料をカバーとロータとの間に充填し、硬化する。
特開2004−222346号公報に記載された回転電動機は、複数の積層鋼板を積層して構成されたロータコアと、ステータコアとを備えている。そしてロータコアは、磁石が埋め込まれた開口部が形成されている。そして、この開口部内には、内部に挿入された磁石を両側から挟み込むC型のクリップが設けられており、このC型のクリップと磁石とは一体にモールド成形され固定される。
特開2002−34187号公報
特開2003−61283号公報
特開2002−361678号公報
特開2000−14062号公報
特開2004−222346号公報
上記特開2002−34187号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法においては、下型に形成された突起部で磁石を支持した状態で、樹脂を貫通孔内に充填すると、磁石の表面のうち、突起部で支持されている部分の表面には、樹脂が形成されない。このため、その後、下型からロータコアを取り外すと、突起部で支持されていた部分が、外方に露出し、当該部分から磁石が錆びる。
また、特開2003−61283号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法においては、湿気が極力低減された環境を維持するのは、非常に困難であり、僅かな湿気が磁石埋設孔内に収容されたとしても、磁石が錆びるおそれがある。
特開2002−361678号公報に記載されたロータおよび回転電動機の製造方法においては、磁石の表面のうち、位置決めピンによって支持された部分に、樹脂が形成されない。このため、当該部分から磁石が錆びるおそれがある。
特開2000−14062号公報に記載された回転電動機においては、ロータの表面に磁石を覆うカバーを設けることが必須の工程となっている。すなわち、特開2000−14062号公報に記載されたロータの製造方法は、後付けのカバーをロータコアの表面に装着できることが前提となっている。このため、磁石がロータコアに形成された貫通孔内に挿入されるロータに転用することはできない手法となっている。特開2004−222346号公報に記載された回転電動機およびその製造方法によれば、穴部内に磁石を挿入し、磁石の側面をC型クリップで押圧固定して、穴部内に樹脂を充填する。このため、磁石を穴部内に挿入したときに、磁石が穴部の中央部で止まらず、所定の位置からずれるおそれがあり、磁石の端面が穴部から露出したりして、磁石の表面の一部に樹脂で覆われない部分が生じる恐れがある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、ロータコアに形成された貫通孔内に収容された磁石の発錆が抑制されたロータおよび回転電動機を提供することである。第2の目的は、ロータコアに形成された貫通孔に収容された磁石の発錆が図られたロータの製造方法を提供することである。
本発明に係るロータは、表面に開口する貫通孔が形成されたコア体と、貫通孔内に収容され、該貫通孔の延在方向に配列する両端面が貫通孔の開口部より貫通孔内方側に位置する磁石と、磁石の両端面を覆うように、貫通孔内に充填された絶縁材料とを備える。好ましくは、上記コア体は、貫通孔を規定するコア体の内表面に形成され、磁石を支持する支持部を含む。本発明に係る回転電動機は、上記ロータを備える。
本発明に係るロータの製造方法は、1つの局面では、貫通孔と、該貫通孔を規定するコア体の内表面に形成された突出部とを有するコア体を治具に配置して、貫通孔の一方の開口部を治具の表面で閉塞する工程と、貫通孔の他方の開口部から磁石を貫通孔内に挿入し、貫通孔の延在方向に配列する磁石の端面の一方を突出部で支持して磁石を貫通孔内に収容する工程と、貫通孔内に絶縁材料を充填して、磁石の端面を絶縁材料で覆う工程とを備える。
好ましくは、上記磁石を貫通孔内に収容する工程は、磁石の両端面を貫通孔の開口部より、貫通孔の内方側に位置させて、磁石の両端面と開口部との間に第1、第2空間を規定する工程を含み、貫通孔内に絶縁材料を充填する工程は、第1空間と第2空間とを連通する連通路を介して、第1空間側から供給された絶縁材料を第2空間に充填する。
本発明に係るロータの製造方法は、他の局面では、貫通孔を有するコア体を治具に配置して、貫通孔の一方の開口部を治具の表面で閉塞する工程と、貫通孔の延在方向に配列する磁石の端面の一方を絶縁部材を介して治具の表面上で支持した状態で、磁石を貫通孔内に収容する工程と、貫通孔内に絶縁材料を充填して、磁石の端面を絶縁材料で覆う工程とを備える。
本発明に係るロータの製造方法は、他の局面では、貫通孔が形成されたコア体を、治具に配置する工程と、貫通孔内に磁石を収容する工程と、貫通孔の両開口部から絶縁材料を充填する工程とを備える。
本発明に係るロータおよび回転電動機によれば、樹脂が磁石の端面から貫通孔の開口部までの空間を満たすため、磁石の表面が外方に露出することを抑制することができ、磁石に発錆を抑制することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法を図面を用いて、詳細に説明する。図1は、この発明の実施の形態1におけるロータを備える回転電動機を示す断面図である。図中に示す回転電動機は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)から電力供給されるモータとを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されたモータである。
本実施の形態に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法を図面を用いて、詳細に説明する。図1は、この発明の実施の形態1におけるロータを備える回転電動機を示す断面図である。図中に示す回転電動機は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)から電力供給されるモータとを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されたモータである。
図1を参照して、回転電動機100は、ロータ10と、ロータ10の外周上に配置されたステータ50とを備える。ロータ10は、中心軸101に沿って延びるシャフト58に設けられている。シャフト58は、ロータ10とともに中心軸101を中心に回転する。
ロータ10は、ロータコア20と、ロータコア20に埋設された磁石31とを有する。すなわち、回転電動機100は、IPM(Interior Permanent Magnet)モータである。ロータコア20は、中心軸101に沿った円筒形状を有する。ロータコア20は、中心軸101の軸方向に積層された複数の電磁鋼板21から構成されている。
ステータ50は、ステータコア55と、ステータコア55に巻回されたコイル51とを有する。ステータコア55は、中心軸101の軸方向に積層された複数の電磁鋼板52から構成されている。なお、ロータコア20およびステータコア55は、電磁鋼板に限定されず、たとえば圧粉磁心から構成されても良い。
コイル51は、3相ケーブル60によって制御装置70に電気的に接続されている。3相ケーブル60は、U相ケーブル61、V相ケーブル62およびW相ケーブル63からなる。コイル51は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子に、それぞれ、U相ケーブル61、V相ケーブル62およびW相ケーブル63が接続されている。
制御装置70には、ハイブリッド自動車に搭載されたECU(Electrical Control Unit)80から、回転電動機100が出力すべきトルク指令値が送られる。制御装置70は、そのトルク指令値によって指定されたトルクを出力するためのモータ制御電流を生成し、そのモータ制御電流を、3相ケーブル60を介してコイル51に供給する。
図2は、図1のII−II線上に沿ったステータの正面図である。図1および図2を参照して、ステータコア55は、中心軸101に沿った円筒形状を有する。ステータコア55は、中心軸101を中心としてその周方向に配列された複数のティース1を内周面に有する。本実施の形態では、ステータコア55は、48個のティース1を有する。
コイル51は、U相コイルを構成するコイル510〜517、V相コイルを構成するコイル520〜527およびW相コイルを構成するコイル530〜537からなる。コイル510〜517,520〜527,530〜537の各々は、周方向に連続する複数のティース1に集中して巻回されている。コイル510〜517は、最外周に配置されている。コイル520〜527は、コイル510〜517の内側であって、それぞれ、コイル510〜517に対して周方向に一定の位相だけずれた位置に配置されている。コイル530〜537は、コイル520〜527の内側であって、それぞれ、コイル520〜527に対して周方向に一定の位相だけずれた位置に配置されている。
コイル510〜513は、直列に接続されており、その一方端が端子U1であり、他方端が中性点UN1である。コイル514〜517は、直列に接続されており、その一方端が端子U2であり、他方端が中性点UN2である。
コイル520〜523は、直列に接続されており、その一方端が端子V1であり、他方端が中性点VN1である。コイル524〜527は、直列に接続されており、その一方端が端子V2であり、他方端が中性点VN2である。
コイル530〜533は、直列に接続されており、その一方端が端子W1であり、他方端が中性点WN1である。コイル534〜537は、直列に接続されており、その一方端が端子W2であり、他方端が中性点WN2である。
中性点UN1,UN2,VN1,VN2,WN1,WN2は、1点に共通接続されている。端子U1,U2は、3相ケーブル60のU相ケーブル61に接続され、端子V1,V
2は、V相ケーブル62に接続され、端子W1,W2は、W相ケーブル63に接続されている。
2は、V相ケーブル62に接続され、端子W1,W2は、W相ケーブル63に接続されている。
図3は、ロータコア20の平面図であり、図4は、図3に示すIV−IV線における断面図である。この図3および図4に示されるように、ロータコア20は、環状に形成されており、このロータコア20には、上面から底面に貫通する貫通孔24が形成されている。貫通孔24は、ロータコア20の周方向に間隔を隔てて複数形成されており、ロータコア20の中心軸線101に沿って延在している。この貫通孔24内には、磁石31が収納されており、樹脂26が磁石31の表面を覆うように、貫通孔24内に充填されている。そして、各貫通孔24の開口部は、樹脂26によって閉塞されている。
図5は、ロータコア20の一部を拡大した断面図である。この図5に示されるように、貫通孔24の延在方向に配列する磁石31の両端面31a、31bは、開口部24a、24bより、貫通孔24内方側に位置している。
すなわち、磁石31のロータコア20の軸方向の長さは、貫通孔24の軸方向の長さより短くなるように形成されている。
そして、樹脂26は、磁石31の表面を覆うとともに、磁石31の端面31a、31bから貫通孔24の開口部24a、24bまでの間に位置する空間200A,200Bを満たすように形成されている。すなわち、磁石31は、貫通孔24内に収納されており、磁石31の端面31a、31bが樹脂26によって覆われている。これにより、磁石31の表面と外気との接触が抑制されており、磁石が錆びることを抑制することができる。なお、磁石31の端面31a、31bと、ロータコア20の端面20a、20bとのロータコア20の軸方向の距離は、たとえば、0.05mmから0.3mm程度とされている。
ここで、0.05mmより小さい場合には、樹脂26の厚みが薄く、磁石31と外気との遮断を長期間保持するのが困難なものとなるためである。また、0.3mmより大きくなると、貫通孔24内で磁石が位置しない領域が大きくなり、回転電動機の性能低下につながるためである。
貫通孔24を規定するロータコア20の内壁面と、磁石31の外周面との間には隙間が形成されており、この隙間にも樹脂26が充填されている。樹脂26は、単一の樹脂材料から形成されている。樹脂26は、ロータコア20および磁石31の双方に接触している。樹脂26は、たとえば、エポキシ、不飽和ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートまたはポリフェニレンスルフィド等の樹脂材料から形成されている。
なお、この図5に示されるように、ロータコア20は、複数の電磁鋼板21を積層して構成されている。
図6は、ロータコア20の端面20a側から見たロータコア20の一部を拡大した平面図である。この図6および図5に示されるように、ロータコア20の軸方向端面20aに位置する電磁鋼板21には、磁石31の端面31aを支持する突出部25A,25Bが形成されている。このため、磁石31の端面31aは、開口部24aより、ロータコア20の軸方向内方に位置する。
なお、突出部25A、25Bの形状は、磁石31の端面31aの一部を支持可能なものであれば、図6に示す形状に限られない。なお、図7は、開口部24aの開口縁部に4箇所に突出部25D〜25Fを形成した例を示す平面図である。
なお、本実施の形態1においては、突出部25A,25Bをロータコア20の軸方向に位置する一方の端面20aに位置する電磁鋼板21に形成しているが、この位置に限られない。すなわち、磁石31の端面31aと貫通孔24の開口部24aとの間に、樹脂26が入り込むことが可能な空間ができる程度に、磁石31の端面31aと開口部24aとを離間させることができれば、端面20aに位置する電磁鋼板21に限られず、他の電磁鋼板21に突出部25A,25Bを形成してもよい。
上記のように構成されたロータおよびこのロータを備えた回転電動機の製造方法について、説明する。図8は、ロータの製造方法を示す断面図であり、図9は、図8に示された製造工程後の製造工程を示す断面図である。図8に示されるように、電磁鋼板21を複数積層して構成されたロータコア20を治具201の環状凹部(ロータコア収容部)201a内に配置する。この際、突出部25A,25Bが形成された電磁鋼板21が治具201の表面上に載置されるようにロータコア20を配置する。
このようにして、開口部24aを治具201の表面で閉塞する。その一方で、環状凹部201aの開口部側に位置するロータコア20の端面20bは、環状凹部201aの開口部と隣り合う表面と略面一となる。このような状態で、開口部24bから磁石31を貫通孔24内に挿入する。
貫通孔24内に挿入された磁石31は、突出部25A,25Bによって支持される。そして、磁石31の端面31aが開口部24aから、貫通孔24の延在方向内方に位置している。ここで、磁石31のロータコア20の軸方向の長さは、貫通孔24の軸方向の長さより短くされている。このため、磁石31の端面31aが突出部25A,25Bによって支持された際に、磁石の端面31bは、開口部24bから貫通孔24の延在方向内方に位置する。そして、端面31bと開口部24bとの間に空間200Bが規定される。なお、磁石31を貫通孔24内に収容可能な支持可能な手段であれば、上記のような突出部25A,25Bのような手段に限られない。このように、本実施の形態1においては、磁石31を突出部25A,25Bで支持しており、磁石31が所定の位置から位置ずれするそれがない。すなわち、突出部25A、25Bは弾性変形し難くなっており、磁石31を貫通孔24内に挿入したときに、突出部25A,25Bは確実に磁石31の端面31aを支持することができ、端面31aが開口部24aから外方に突出することを抑制することができる。特に、突出部25A,25Bという機械的構造によって磁石31の位置決めをすることができるので、磁石31を挿入する際に、磁石31を挿入する速度や磁石31に加える押圧力等を正確に制御する必要もない。
磁石31の周面と、貫通孔24を規定するロータコア20の内周面との間には、隙間が形成されており、空間200Aと空間200Bとは、この隙間を介して連通している。
そして、図9に示すように、治具201上に、射出型203と押し型204とを備えるインジェクション装置202を配置する。射出型203内に樹脂材料を供給し、その上に押し型204を配置する。そして、押し型204を押し込む。射出型203のゲート205を介して、樹脂材料が貫通孔24内に注入される。
この際、樹脂材料は、磁石31の周面と貫通孔24を規定するロータコア20の内壁面との隙間のみならず、空間200A,200B内に充填される。
開口部24b側から樹脂材料を貫通孔24内に流し込むと、図6に示す隙間43A〜43Dから樹脂が入り込む。
そして、樹脂材料が、磁石31の周面と貫通孔24の周面との隙間に充填される。さらに、貫通孔24の下端部側にまで垂れ下がった樹脂材料は、図6および図7に示す隙間43A〜43Dを通って、図9に示す空間200A内に達する。
そして、空間200A内に樹脂材料が充填されることにより、磁石31の端面31aの表面は、樹脂材料に覆われる。
その後、さらに、樹脂材料を充填することにより、磁石31の上端面31bの表面も、樹脂材料によって覆われ、さらに、空間200A内にも樹脂材料が充填される。このように、磁石31の全表面を樹脂26で覆うことで、外気雰囲気に含まれる水分が、磁石31に達することを抑制することができ、磁石31に錆びが発生することを防止することができる。さらに、形成された樹脂26は、磁石31を貫通孔24内に保持する役割をも備えている。
なお、貫通孔24の開口部24bも射出型203によって覆われているため、開口部24bから樹脂材料がはみ出すことが抑制されている。これにより、図1に示すシャフト58が挿入されるロータコア20の中心に形成された貫通孔に樹脂26入り込むことを抑制することができる。
上記のように樹脂材料を貫通孔24内に充填した後に、樹脂材料を固化して、磁石31の周囲に樹脂26が形成される。
樹脂材料が固化した後、ロータコア20を治具201から取り外す。そして、図1のように、取り外したロータコア20をシャフト58に固定して、回転電動機100を製造する。
(実施の形態2)
図10および図11を用いて、本実施の形態2に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法について説明する。なお、上記図1から図9に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10および図11を用いて、本実施の形態2に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法について説明する。なお、上記図1から図9に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10は、本実施の形態2に係るロータコア20の断面図である。この図10に示されるように、磁石31の端面31aには、絶縁部材125が設けられている。この絶縁部材125の高さは、0.05mmから0.3mm程度とされている。
この絶縁部材125は、樹脂から形成されており、磁石31よりも錆びにくい材料が選択される。絶縁部材125の端面は、開口部24aにまで達している。端面31aは、開口部24aよりも、貫通孔24の延在方向内方に位置している。なお、絶縁部材125の端面から絶縁部材125が設けられた端面31aと反対側に位置する端面31bまでの、ロータコア20の軸方向の長さは、貫通孔24の軸方向の長さより短い。磁石31の端面31bは、開口部24bより貫通孔24の延在方向内方に位置している。磁石31の端面31a側には、空間200Aが規定されており、端面31b側には、空間200Bが規定されている。そして、樹脂26が空間200A、200B内に充填されている。
このため、磁石31と外気との接触が抑制されており、磁石31が錆びることを抑制することができる。なお、絶縁部材125の端面は、樹脂から形成されているため、腐食されがたい。さらに、絶縁部材125は、樹脂から形成されているため、磁石31の表面を保護する機能も有する。絶縁部材125は、磁石31の端面31aに接着剤等を介して接着されている。なお、絶縁部材125を樹脂26と同質の樹脂から形成してもよい。
上記のように構成されたロータの製造方法について、図11を用いて、説明する。図11は、本実施の形態2に係るロータの製造方法を示す断面図である。この図11において、治具201の環状凹部201a内にロータコア20を収容する。そして、環状凹部201aの開口部側に位置する貫通孔24の開口部24bから磁石31を挿入する。磁石31を挿入する際には、絶縁部材125が接着された端面31aから貫通孔24内に挿入する。
そして、絶縁部材125が、環状凹部201aの底面に当接して、端面31aが環状凹部201aの端面から離間する。なお、磁石31の端面31bも開口部24bよりロータコア20の軸方向内方に位置している。このように、絶縁部材125が端面31aを支持しており、貫通孔24内で磁石が、ロータコア20の軸方向に位置ずれするおそれがなく、確実に、端面31bを治具201の表面から離間させることができる。すなわち、本実施の形態2に係る製造方法においても、上記実施の形態1に係る製造方法と同様に、絶縁部材125という機械的要素で磁石31の位置決めをすることができるので、磁石31を挿入する際に細やかな制御をする必要がない。
そして、治具201上に、射出型203と押し型204とを備えるインジェクション装置202を配置する。射出型203内に樹脂材料を供給し、その上に押し型204を配置する。押し型204を押し込みゲート205を介して、樹脂材料を貫通孔24内に充填する。このようにして、本実施の形態2に係るロータおよび回転電動機を製造することができる。なお、絶縁部材125を樹脂26と同質の材料により構成することにより、絶縁部材125と樹脂26とを一体化させることができる。
また、樹脂26を充填する際の温度で溶融可能な材料から形成された表面層と、この表面層より内側に形成され、樹脂26を充填する際の温度より溶融温度が高い樹脂により形成された内層とから構成してもよい。
このような絶縁部材125によれば、樹脂26を形成する際に、表面層が溶融して、樹脂26と一体化させることができ、さらに、樹脂26の形成工程中にわたって、内層によって、磁石31を支持することができる。
(実施の形態3)
図12および図13を用いて、本実施の形態3に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法について説明する。なお、上記図1から図11に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12および図13を用いて、本実施の形態3に係るロータ、回転電動機およびロータの製造方法について説明する。なお、上記図1から図11に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、本実施の形態3に係る回転電動機のロータコア20の一部を拡大した断面図である。
この図12に示されるように、ロータコア20の軸方向に配列する磁石31の端面31a、31bが、開口部24a、24bから、ロータコア20の軸方向内方に離間している。
さらに、磁石31は、貫通孔24を規定するロータコア20の内壁面によって支持されていない。すなわち、磁石31と貫通孔24を規定するロータコア20の内壁面とは、非接触状態とされており、磁石31と、ロータコア20との間には、樹脂26が充填されている。なお、磁石31と貫通孔24を規定するロータコア20の内壁面とが非接触状態であるとは、たとえば、製造過程において、磁石31が傾斜して、貫通孔24を規定するロータコア20の内表面とが接触する場合のような不可避的な接触を除くものではない。
このように、磁石31の表面を樹脂26が覆うため、本実施の形態3に係るロータおよび回転電動機においても、上記実施の形態1に係るロータおよび回転電動機と同様に、磁石31と外気との接触を抑制することができる。
さらに、本実施の形態3に係るロータによれば、各電磁鋼板21の形状は略同一形状とされているため、ロータコア20内の磁束密度にばらつきを抑制することができる。
上記のように構成されたロータおよび回転電動機の製造方法について説明する。図13は、本実施の形態3に係るロータ31の製造方法を示す断面図である。
この図13に示されるように、治具201は、ロータコア20を収容可能な環状凹部201aと、環状凹部201aの底面に接続されたゲート215およびゲート215内に設けられた押出型214とを備えている。
まず、治具201の環状凹部201a内にロータコア20を収容する。その後、環状凹部201aの開口部側に位置する貫通孔24の開口部24bから磁石31を挿入する。
その後、治具201上に、射出型203と押し型204とを備えるインジェクション装置202を配置する。
ここで、貫通孔24の両開口部24a、24bから樹脂材料を同時に充填する。開口部24aから樹脂材料を注入すると、磁石31が環状凹部201aの底面から浮き、磁石31の端面31aと開口部24aとの間に空間200Aが規定される。その一方で、開口部24bからも樹脂材料が充填されるため、磁石31の端面31bが開口部24bより貫通孔24の延在方向内方に位置し、空間200Bが規定される。
このようにして、樹脂材料を貫通孔24内に充填することにより、磁石31の端面31a、31bおよび周面を樹脂材料で覆うことができる。なお、磁石31が貫通孔24内でいずれかの開口部24a、24bに近接するように変位すると、樹脂材料の注入圧力で貫通孔24の中央部に向けて押圧されるので、磁石31は、開口部24a、24bのいずれからも離間した状態に維持される。このように、本実施の形態3の製造方法によれば、磁石31の挿入工程での磁石31の位置で磁石31の位置を固定しておらず、磁石31を挿入した後に磁石31の位置を正確に位置決めしている。このため、磁石31の挿入工程では、磁石31の挿入量や加える押圧力を正確に制御する必要がない。さらに、磁石31の位置決めは、樹脂材料を両開口部24a、24bから充填することで容易に達成することができるので、磁石31の位置決めについて細やかな制御を必要もなく、容易に達成することができる。なお、開口部24a、24bから樹脂材料を充填する際に、環状凹部201aの底面側に位置する開口部24aから樹脂材料を注入する注入圧力は、開口部24bから樹脂材料を注入する注入圧力より僅かに大きくするのが好ましい。
また、本実施の形態3においては、両開口部24a、24bから同時に樹脂材料を充填しているが、いずれか一方の開口部24a、24bから樹脂材料を充填し、その後、他方の開口部24a、24bから樹脂材料を充填するようにしてもよい。
上記のように、樹脂材料を充填した後、樹脂材料を固化して、磁石31の周囲に樹脂26を形成して、ロータを製造する。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、ロータ、回転電動機およびロータの製造方法に好適である。
10 ロータ、20 ロータコア、20a,20b 端面、21 電磁鋼板、24a,24b 開口部、24 貫通孔、25A,25B 突出部、50 ステータ、51 コイル、55 ステータコア、58 シャフト、200A,200B 空間。
Claims (7)
- 表面に開口する貫通孔が形成されたコア体と、
前記貫通孔内に収容され、該貫通孔の延在方向に配列する両端面が前記貫通孔の開口部より前記貫通孔内方側に位置する磁石と、
前記磁石の両端面を覆うように、前記貫通孔内に充填された絶縁材料と、
を備えた、ロータ。 - 前記コア体は、前記貫通孔を規定する前記コア体の内表面に形成され、前記磁石を支持する支持部を含む、請求項1に記載のロータ。
- 請求項1または請求項2に記載のロータを備えた回転電動機。
- 貫通孔と、該貫通孔を規定する前記コア体の内表面に形成された突出部とを有するコア体を治具に配置して、前記貫通孔の一方の開口部を前記治具の表面で閉塞する工程と、
前記貫通孔の他方の開口部から磁石を前記貫通孔内に挿入し、前記貫通孔の延在方向に配列する前記磁石の端面の一方を前記突出部で支持して前記磁石を前記貫通孔内に収容する工程と、
前記貫通孔内に絶縁材料を充填して、前記磁石の端面を前記絶縁材料で覆う工程と、
を備えた、ロータの製造方法。 - 前記磁石を前記貫通孔内に収容する工程は、前記磁石の両端面を前記貫通孔の開口部より、前記貫通孔の内方側に位置させて、前記磁石の前記両端面と前記開口部との間に第1、第2空間を規定する工程を含み、
前記貫通孔内に絶縁材料を充填する工程は、前記第1空間と前記第2空間とを連通する連通路を介して、前記第1空間側から供給された前記絶縁材料を前記第2空間に充填する、請求項4に記載のロータの製造方法。 - 貫通孔を有するコア体を治具に配置して、前記貫通孔の一方の開口部を前記治具の表面で閉塞する工程と、
前記貫通孔の延在方向に配列する前記磁石の端面の一方を絶縁部材を介して前記治具の表面上で支持した状態で、前記磁石を前記貫通孔内に収容する工程と、
前記貫通孔内に絶縁材料を充填して、前記磁石の端面を前記絶縁材料で覆う工程と、
を備えた、ロータの製造方法。 - 貫通孔が形成されたコア体を、治具に配置する工程と、
前記貫通孔内に磁石を収容する工程と、
前記貫通孔の両開口部から絶縁材料を充填する工程と、
を備えたロータの製造方法。
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