JP2021061677A - 回転電機 - Google Patents

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竜一 木虎
中野 正嗣
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正嗣 中野
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Abstract

【課題】ステータコアに発生する鉄損を低減させることができる回転電機を得る。【解決手段】ステータ1とロータ3とを備え、ステータ1は、複数のコア板114が軸方向に積層されることによって構成されたステータコア11を有し、ステータコア11は、第1コア板114Aから構成された第1コア部115と、第2コア板114Bから構成された第2コア部116とを有し、第2コア部116は、ステータコア11における軸方向一端部に配置され、永久磁石32は、径方向について第1コア部115に隣り合う領域に配置されるとともに、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。【選択図】図5

Description

この発明は、フレームにステータが保持された回転電機に関する。
従来、ステータと、ステータを保持するフレームと、ステータに対向して設けられたロータとを備えた回転電機が知られている。ステータは、複数のコア板が軸方向に積層されることによって構成されたステータコアを有している。ステータコアは、カシメが形成されたコア板である第1コア板から構成された第1コア部と、第1コア板に形成されたカシメの数よりも多くの数のカシメが形成されたコア板である第2コア板から構成された第2コア部とを有している。第1コア部は、ステータコアにおける軸方向中間部に配置されており、第2コア部は、ステータコアにおける軸方向両端部に配置されている。ステータコアにおける軸方向両端部に第2コア部が配置されることによって、ステータコアにおける軸方向両端部に配置されたコア板において板厚方向に変形する面外変形が発生することが抑制されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−288424号公報
しかしながら、コア板におけるカシメが形成された部分には、磁束が通り難くなる。これにより、コア板におけるカシメが形成された部分の周囲の部分では、磁束密度が高くなる。その結果、ステータコアに発生する鉄損が大きくなるという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ステータコアに発生する鉄損を低減させることができる回転電機を提供するものである。
この発明に係る回転電機は、ステータと、ステータを保持するフレームと、ステータに対向して設けられ、ロータコアおよびロータコアに設けられた永久磁石を有するロータとを備え、ステータは、複数のコア板が軸方向に積層されることによって構成されたステータコアを有し、ステータコアは、1個以上のカシメが形成されたコア板である第1コア板から構成された第1コア部と、第1コア板に形成されたカシメの数よりも多くの数のカシメが形成されたコア板である第2コア板から構成された第2コア部とを有し、第2コア部は、ステータコアにおける軸方向端部に配置されており、永久磁石は、径方向について第1コア部に隣り合う領域に配置されるとともに、径方向について第2コア部に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。
この発明に係る回転電機によれば、ステータコアに発生する鉄損を低減させることができる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図である。 図1のステータコアを示す平面図である。 図2の分割コアを示す斜視図である。 図3の第1コア部を示す斜視図である。 図3の第2コア部を示す斜視図である。 図1の回転電機の要部を示す断面図である。 図2のステータコアの変形例を示す平面図である。 図7のステータコアの別の変形例を示す平面図である。 図2のステータコアの変形例を示す平面図である。 図9のステータコアの別の変形例を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係る回転電機の第1コア部を示す平面図である。 この発明の実施の形態5に係る回転電機の第2コア部を示す平面図である。 図14の第1コア部の変形例を示す平面図である。 図15の第2コア部の変形例を示す平面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図である。回転電機は、ステータ1と、ステータ1を保持するフレーム2と、ステータ1に対して径方向に対向して設けられた図示しないロータとを備えている。図1では、ロータがステータ1に対して径方向内側に配置されたインナーロータ型の回転電機が示されている。なお、ロータがステータ1に対して径方向外側に配置されたアウターロータ型の回転電機であってもよい。この例で径方向とは、ロータの回転軸を中心とした場合の径方向である。
ステータ1は、ステータコア11と、ステータコア11に設けられた複数のコイル12とを有している。複数のコイル12は、周方向に並んで配置されている。コイル12の巻き方は、集中巻きおよび分布巻きの何れであってもよい。この例で周方向とは、ロータの回転軸を中心とした場合の周方向である。
図2は、図1のステータコア11を示す平面図である。ステータコア11は、複数の分割コア111を有している。複数の分割コア111は、周方向に並んで配置されている。
図3は、図2の分割コア111を示す斜視図である。分割コア111は、コアバック112と、コアバック112から径方向内側に延びたティース113とを含んでいる。ティース113にコイル12が設けられている。
分割コア111は、複数のコア板114を有している。分割コア111は、複数のコア板114が軸方向に積層されることによって構成されている。言い換えれば、ステータコア11は、複数のコア板114が軸方向に積層されることによって構成されている。この例で軸方向とは、ロータの回転軸が延びる方向である。
分割コア111は、第1コア部115と、第2コア部116とを有している。言い換えれば、ステータコア11は、第1コア部115と、第2コア部116とを有している。
図4は、図3の第1コア部115を示す斜視図である。第1コア部115は、1個のカシメ117Aが形成されたコア板114として、第1コア板114Aを有している。なお、第1コア板114Aに形成されたカシメ117Aの数は、1個に限らず、複数であってもよい。第1コア部115は、複数の第1コア板114Aを有している。なお、第1コア部115は、1個の第1コア板114Aから構成されてもよい。
第1コア部115は、複数の第1コア板114Aが軸方向に積層されることによって構成されている。第1コア板114Aがプレスされることによって、第1コア板114Aにカシメ117Aが形成される。積層された複数の第1コア板114Aは、複数の第1コア板114Aのそれぞれのカシメ117Aが互いに嵌め合うことによって、互いに接続されている。なお、第1コア板114Aに形成されたカシメ117Aの数は、1個に限らず、2個以上であってもよい。
第1コア板114Aは、コアバック112を構成するコアバック部112Aと、ティース113を構成するティース部113Aとを有している。第1コア板114Aでは、ティース部113Aのみにカシメ117Aが形成されており、コアバック部112Aにはカシメが形成されていない。ティース部113Aに形成されたカシメ117Aは、ティース部113Aにおける径方向中間部であって周方向中心部に配置されている。また、ティース部113Aに形成されたカシメ117Aは、径方向に延びるように形成されている。
図5は、図3の第2コア部116を示す斜視図である。第2コア部116は、3個のカシメ117Bが形成されたコア板114として、第2コア板114Bを有している。なお、第2コア板114Bに形成されたカシメ117Bの数は、3個に限らず、第1コア板114Aに形成されたカシメ117Aの数よりも多い数であればよい。図4では、1個の第2コア板114Bが示されているが、第2コア部116は、複数の第2コア板114Bを有している。なお、第2コア部116は、1個の第2コア板114Bから構成されてもよい。
第2コア部116は、複数の第2コア板114Bが軸方向に積層されることによって構成されている。第2コア板114Bがプレスされることによって、第2コア板114Bにカシメ117Bが形成される。積層された複数の第2コア板114Bは、複数の第2コア板114Bのそれぞれのカシメ117Bが互いに嵌め合うことによって、互いに接続されている。
第2コア板114Bは、コアバック112を構成するコアバック部112Bと、ティース113を構成するティース部113Bとを有している。第2コア板114Bでは、コアバック部112Bに2個のカシメ117Bが形成され、ティース部113Bに1個のカシメ117Bが形成されている。コアバック部112Bに形成された2個のカシメ117Bは、周方向について互いに離れて配置されている。また、コアバック部112Bに形成された2個のカシメ117Bは、コアバック部112Bにおける径方向中間部であって周方向両端部に配置されている。また、コアバック部112Bに形成された2個のカシメ117Bは、周方向に延びるように形成されている。ティース部113Bに形成されたカシメ117Bは、ティース部113Bにおける径方向中間部であって周方向中心部に配置されている。ティース部113Bに形成されたカシメ117Bは、径方向に延びるように形成されている。
ティース部113Aに形成されたカシメ117Aおよびティース部113Bに形成されたカシメ117Bは、それぞれの大きさが一致している。また、ティース部113Aに形成されたカシメ117Aおよびティース部113Bに形成されたカシメ117Bは、第1コア部115および第2コア部116が軸方向に互いに重ねられた場合に、軸方向に互いに重なるように配置されている。
図6は、図1の回転電機の要部を示す断面図である。ロータ3は、ロータコア31と、ロータコア31に設けられた永久磁石32とを有している。永久磁石32は、ロータコア31におけるステータ1に対向する面に固定されている。言い換えれば、永久磁石32は、ロータコア31における径方向外側を向く面に固定されている。
第1コア部115および第2コア部116は、軸方向に互いに重ねられている。軸方向に互いに重ねられた第1コア板114Aおよび第2コア板114Bは、カシメ117Aおよびカシメ117Bが互いに嵌め合うことによって、互いに接続されている。
第1コア部115は、ステータコア11における軸方向一端部および軸方向中間部に配置されている。第2コア部116は、ステータコア11における軸方向他端部に配置されている。
永久磁石32は、ロータコア31における軸方向一端部および軸方向中間部に配置されている。ロータコア31における軸方向他端部には、永久磁石32が配置されていない。
永久磁石32は、径方向について第1コア部115に隣り合う領域に配置されている。また、永久磁石32は、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。永久磁石32は、1つの永久磁石片から構成されている。なお、永久磁石32は、軸方向に分割されてもよい。つまり、永久磁石32は、軸方向に並んだ複数の永久磁石片から構成されてもよい。また、永久磁石32は、径方向に分割されてもよい。つまり、永久磁石32は、径方向に並んだ複数の永久磁石片から構成されてもよい。また、永久磁石32は、周方向に分割されてもよい。つまり、永久磁石32は、周方向に並んだ複数の永久磁石片から構成されてもよい。
フレーム2がステータ1を保持する方法としては、ステータ1をフレーム2に焼き嵌めする方法、ステータ1をフレーム2に圧入する方法などが挙げられる。フレーム2がステータ1を保持することによって、ステータコア11における軸方向端部に配置されたコア板114には、板厚方向に変形する面外変形が発生し易い。しかしながら、ステータコア11における軸方向他端部には、第2コア部116が配置されている。第2コア部116における複数の第2コア板114Bは、第1コア部115における複数の第1コア板114Aよりも強固に固定されている。これにより、ステータコア11における軸方向他端部に配置されたコア板114において、面外変形が発生することが抑制される。
第2コア板114Bにカシメ117Bが形成されることによって、第2コア板114Bにおけるカシメ117Bが形成された部分の周囲の部分では、磁束密度が高くなる。しかしながら、ステータコア11における軸方向他端部には、第2コア部116が配置されており、永久磁石32は、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。したがって、第2コア板114Bにおけるカシメ117Bが形成された部分の周囲の部分において、磁束が通過することが低減される。これにより、第2コア板114Bにおけるカシメ117Bが形成された部分の周囲の部分において、磁束密度が高くなることが抑制される。ステータコア11において磁束密度が高くなることが抑制されることによって、ステータコア11に発生する鉄損が低減される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る回転電機では、永久磁石32は、径方向について第1コア部115に隣り合う領域に配置されている。また、永久磁石32は、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。これにより、ステータコア11に発生する鉄損を低減させることができる。
なお、実施の形態1では、ステータコア11が複数の分割コア111を有し、それぞれの分割コア111が1個のティース113を有する構成について説明した。図7は、図2のステータコア11の変形例を示す平面図である。ステータコア11は、円環形状のコアバック112と、コアバック112から径方向内側に延びた複数のティース113とを有する構成であってもよい。図8は、図7のステータコア11の別の変形例を示す平面図である。ステータコア11が複数の分割コア111を有し、それぞれの分割コア111が複数のティース113を有する構成であってもよい。図8では、ステータコア11が4個の分割コア111を有し、それぞれの分割コア111が3個のティース113を有している。
また、実施の形態1では、複数のティース113の全てにカシメが形成された構成につて説明した。図9は、図2のステータコア11の変形例を示す平面図である。複数のティース113のうちの一部のみにカシメが形成された構成であってもよい。図9では、カシメが形成されたティース113と、カシメが形成されていないティース113とが周方向に交互に並んで配置されている。なお、図9では、図7と同様に、ステータコア11が円環形状のコアバック112を有している。図10は、図9のステータコア11の別の変形例を示す平面図である。ステータコア11が複数の分割コア111を有し、それぞれの分割コア111が複数のティース113を有する構成であってもよい。図10では、ステータコア11が2個の分割コア111を有している。
実施の形態2.
図11は、この発明の実施の形態2に係る回転電機の要部を示す断面図である。ロータコア31には、軸方向に延びる複数の磁石挿入孔311が形成されている。複数の磁石挿入孔311は、周方向に間隔をあけて等間隔に配置されている。複数の磁石挿入孔311のそれぞれは、ロータコア31におけるステータ1側の部分に形成されている。また、複数の磁石挿入孔311のそれぞれは、ロータコア31を軸方向に貫通している。複数の磁石挿入孔311のそれぞれには、永久磁石32が1つずつ挿入されている。これにより、永久磁石32とステータコア11との間には、ロータコア31の一部が配置される。その結果、回転電機は、リラクタンストルクを用いることができる。
実施の形態2では、回転電機は、永久磁石32がロータコア31に埋め込まれた永久磁石埋込型回転電機となっている。ロータコア31は、軸方向に積層された複数の電磁鋼板から構成されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る回転電機では、実施の形態1の回転電機と同様の効果を得ることができる。さらに、この回転電機では、ロータコア31には、永久磁石32が挿入された磁石挿入孔311が形成されている。これにより、回転電機は、リラクタンストルクを用いることができる。その結果、リラクタンストルクを用いない回転電機と比較して、回転電機の効率を向上させることができる。また、永久磁石32が磁石挿入孔311に挿入されることによって、永久磁石32が径方向外側に飛散することを防止することができる。
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3に係る回転電機の要部を示す断面図である。ステータコア11は、1個の第1コア部115と、軸方向に互いに離れて設けられ、第1コア部115を挟む2個の第2コア部116とを有している。第1コア部115は、ステータコア11の軸方向中間部に配置され、第2コア部116は、ステータコア11の軸方向両端部に1個ずつ配置されている。
永久磁石32は、ロータコア31における軸方向中間部に配置されている。したがって、磁石挿入孔311における軸方向中間部に永久磁石32が挿入されており、磁石挿入孔311における軸方向両端部には、永久磁石32が挿入されていない。
永久磁石32は、径方向について第1コア部115に隣り合う領域に配置されている。また、永久磁石32は、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。なお、実施の形態1と同様に、永久磁石32は、ロータコア31の径方向外側を向く面に設けられてもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る回転電機では、実施の形態1および実施の形態2の回転電機と同様の効果を得ることができる。さらに、この回転電機は、第2コア部116は、ステータコア11における軸方向両端部に配置されている。これにより、ステータコア11における軸方向両端部に配置されたコア板114において、面外変形が発生することを抑制することができる。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4に係る回転電機の要部を示す断面図である。ロータコア31の軸方向長さL1は、ステータコア11の軸方向長さL2よりも小さくなっている。ロータコア31の軸方向中心部は、ステータコア11の軸方向中心部に対して径方向に隣り合っている。
永久磁石32の軸方向長さは、ロータコア31の軸方向長さL1と同一となっている。磁石挿入孔311の軸方向長さは、永久磁石32の軸方向長さと同一となっている。なお、永久磁石32の軸方向長さとロータコア31の軸方向長さL1とは、互いに同一でなくてもよい。
永久磁石32は、径方向について第1コア部115に隣り合う領域に配置されている。また、永久磁石32は、径方向について第2コア部116に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。その他の構成は、実施の形態3と同様である。なお、実施の形態1と同様に、永久磁石32は、ロータコア31の径方向外側を向く面に設けられてもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係る回転電機では、実施の形態1から実施の形態3までの回転電機と同様の効果を得ることができる。さらに、この回転電機では、ロータコア31の軸方向長さL1は、ステータコア11の軸方向長さL2よりも小さい。これにより、ロータコア31に用いられる材料である鉄の量を低減させすることができる。その結果、回転電機の重量を低減させることができる。
実施の形態5.
図14は、この発明の実施の形態5に係る回転電機の第1コア部を示す平面図である。第1コア板114Aに形成されたカシメ117Aは、コアバック部112Aのみに配置されている。したがって、第1コア板114Aのティース部113Aには、カシメが形成されていない。
図14では、径方向に延びた1個のカシメ117Aが第1コア板114Aに形成されている。径方向に延びた1個のカシメ117Aは、コアバック部112Aにおける周方向中心部に配置されている。また、径方向に延びた1個のカシメ117Aは、コアバック部112Aにおける径方向内側部に配置されている。径方向に延びた1個のカシメ117Aにおける径方向寸法は、コアバック部112Aの径方向寸法の半分よりも大きくなっている。
図15は、この発明の実施の形態5に係る回転電機の第2コア部を示す平面図である。第2コア板114Bに形成されたカシメ117Bは、コアバック部112Bのみに配置されている。したがって、第2コア板114Bのティース部113Bには、カシメが形成されていない。図14では、周方向に延びた2個のカシメ117Bと、径方向に延びた1個のカシメ117Bが第2コア板114Bに形成されている。
周方向に延びた2個のカシメ117Bは、周方向に互いに離れて配置されている。また、周方向に延びた2個のカシメ117Bは、コアバック部112Bにおける径方向外側部に配置されている。径方向に延びた1個のカシメ117Bは、コアバック部112Bにおける周方向中心部に配置されている。また、径方向に延びた1個のカシメ117Bは、コアバック部112Bにおける径方向内側部に配置されている。径方向に延びた1個のカシメ117Aおよび径方向に延びた1個のカシメ117Bは、それぞれの大きさが一致している。また、径方向に延びた1個のカシメ117Aおよび径方向に延びた1個のカシメ117Bは、第1コア部115および第2コア部116が軸方向に互いに重ねられた場合に、軸方向に互いに重なるように配置されている。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態4までと同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係る回転電機では、実施の形態1から実施の形態4までの回転電機と同様の効果を得ることができる。さらに、この回転電機では、カシメ117Bは、コアバック部112Bのみに形成されている。コアバック部112Bにおける磁束密度は、ティース部113Bにおける磁束密度よりも低い。したがって、コアバック部112Bにカシメ117Bが形成されることによる鉄損の上昇を抑制することができる。
図16は、図14の第1コア部115の変形例を示す平面図である。図17は、図15の第2コア部116の変形例を示す平面図である。径方向に延びた1個のカシメ117Aにおける径方向寸法は、コアバック部112Aの径方向寸法よりも小さくてもよい。この場合、第2コア板114Bには、径方向に並んだ複数のカシメ117Bが形成されてもよい。複数のカシメ117Bにおける径方向について最も内側に配置されたカシメ117Bとカシメ117Aとは、それぞれの大きさが一致する。また、複数のカシメ117Bにおける径方向について最も内側に配置されたカシメ117Bとカシメ117Aとは、第1コア部115および第2コア部116が軸方向に互いに重ねられた場合に、軸方向に互いに重なるように配置されている。
1 ステータ、2 フレーム、3 ロータ、11 ステータコア、12 コイル、31 ロータコア、32 永久磁石、111 分割コア、112 コアバック、112A、112B コアバック部、113 ティース、113A、113B ティース部、114 コア板、114A 第1コア板、114B 第2コア板、115 第1コア部、116 第2コア部、117A、117B カシメ、311 磁石挿入孔。
この発明に係る回転電機は、ステータと、ステータを保持するフレームと、ステータに対向して設けられ、ロータコアおよびロータコアに設けられた永久磁石を有するロータとを備え、ステータは、複数のコア板が軸方向に積層されることによって構成されたステータコアを有し、ロータコアは、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されることによって構成されており、ステータコアは、1個以上のカシメが形成されたコア板である第1コア板から構成された第1コア部と、第1コア板に形成されたカシメの数よりも多くの数のカシメが形成されたコア板である第2コア板から構成された第2コア部とを有し、第2コア部は、ステータコアにおける軸方向端部に配置されており、ロータコアは、径方向について第1コア部に隣り合う領域および第2コア部の少なくとも一部に隣り合う領域に配置されており、永久磁石は、径方向について第1コア部に隣り合う領域に配置されるとともに、径方向について第2コア部に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている。

Claims (5)

  1. ステータと、
    前記ステータを保持するフレームと、
    前記ステータに対向して設けられ、ロータコアおよび前記ロータコアに設けられた永久磁石を有するロータと
    を備え、
    前記ステータは、複数のコア板が軸方向に積層されることによって構成されたステータコアを有し、
    前記ステータコアは、
    1個以上のカシメが形成された前記コア板である第1コア板から構成された第1コア部と、
    前記第1コア板に形成されたカシメの数よりも多くの数のカシメが形成された前記コア板である第2コア板から構成された第2コア部と
    を有し、
    前記第2コア部は、前記ステータコアにおける軸方向端部に配置されており、
    前記永久磁石は、径方向について前記第1コア部に隣り合う領域に配置されるとともに、径方向について前記第2コア部に隣り合う領域の少なくとも一部から軸方向にずれて配置されている回転電機。
  2. 前記ロータコアには、前記永久磁石が挿入された磁石挿入孔が軸方向に延びて形成されている請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第2コア部は、前記ステータコアにおける軸方向両端部に配置されている請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記ロータコアの軸方向長さは、前記ステータコアの軸方向長さよりも小さい請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の回転電機。
  5. 前記コア板は、
    コアバック部と、
    前記コアバック部から径方向に延びたティース部と
    を有し、
    前記カシメは、前記コアバック部のみに形成されている請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の回転電機。
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