JP2008109494A - 携帯端末装置 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】携帯電話機の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持することのできる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】電池収納枠体30は、電池パック20を両側から保持する側板部11と第一の側板41および第二の側板42とを有する側板部40とから構成され、電池パック20の収納時に、側板部40の第一の側板41および第二の側板42は、電池パック20の円形凸部との接触圧に抗して、電池パック20を側板部11側に押圧する方向に変位させる弾力を付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池パックを電池収納部内に収納する携帯端末装置に関し、特に、電池収納部内に収納する電池パックを安定した状態で保持することのできる携帯端末装置に関するものである。
従来から携帯電話機に使用される電池には、リチウムイオン電池などの電池パックが用いられている。通常、このような携帯電話機に装着される電池パックは、携帯電話機の筐体ケースに設けた電池収納部の内部に収納されている。また、近年の携帯電話機は多機能化された種々の機能が要求されているため、携帯電話機の大きさ(サイズ)は、軽量化とともに、小型化となる傾向となっている。このため、電池パックを収納する電池収納部の占有スペースも小型化とする傾向となっている。
[従来の電池パック20の収納構造]
ここで、図8および図9を参照して、従来の電池パックの収納構造について簡単に説明する。図8は、従来の携帯電話機Pにおける電池パック20の収納構造を説明する分解斜視図である。なお、この図8では、携帯電話機Pを後ろ向きに反転させた状態を示している。また、図9は、携帯電話機Pの電池収納枠体10a内に電池パック20を収納する手順の一例を示す説明図である。
図8、9に示すように、携帯電話機Pは、本体側の筐体ケース1(図8、9の下側)と、この本体側の筐体ケース1の底部(図8、9の上側)に位置する筐体ケース2とにより構成されている。また、筐体ケース2の所定位置には、電池パック20を収納するための電池収納部10を構成する電池収納枠体10aが設けられている。電池収納部10の開口部は、リアカバー3により閉塞される。
また、この電池収納枠体10aを構成する一方(図8の左側、図9の右側)の側板部11には、電池パック20の一端部(図9の右側)に固設された2箇所の凸部21と係合する2箇所の凹部13が形成されている。また、側板部11のほぼ中央部(図8)には、電池パックPの通電端子23(図10)と接触自在な通電端子15が設けられている。
また、電池収納枠体10aを構成する他方(図8の右側、図9の左側)の側板部12には、電池パック20の他端部(図9の左側)に設けられた円形凸部22と係合する円形凹部14が形成されている。
また、筐体ケース2の開口部の一部には、リアカバー3を筐体ケース2に取り付けるための溝孔16が形成されている。この溝孔16は、リアカバー3の他端部(図8の右側、図9の左側)に設けた鉤状に形成された係合爪部4と係合自在となっている。
[従来の電池パック20の収納手順]
次に、図9を参照して、上述した従来の電池パック20の収納手順について簡単に説明する。すなわち、図9に示すように、(1)先ず、電池パック20の一端部(図9の右側)に設けられた凸部21を、電池収納枠体10aの側板部11に設けられた凹部13にそれぞれ嵌合させる。
(2)この状態で、電池パック20の他端部(図9の左側)を電池収納枠体10a内に嵌め込み、次いで、円形凸部22を電池収納枠体10aの側板部12に設けられた円形凹部14に嵌合させる。(3)次に、リアカバー3の係合爪部4を電池収納枠体10aの開口部の他端部(図9の左側)に形成された溝孔16に係合させるとともに、このリアカバー3の一端部(図9の右側)を電池収納枠体10aの開口部に係合させる。以上の(1)〜(3)手順により、電池パック20を携帯電話機Pの電池収納枠体30の内部に装着し収納することができる。
この種の電池パックを電池収納部内に収納する電池パックの収納構造について、例えば、特許文献1には、携帯電話機の電池収納部内に収納した電池パックを固定するためのロック爪と、このロック爪によるロックを解除するためのロック解除ピンとを電池パックの一端から延出させたヒンジに設けた携帯電話の電池パック取付構造が開示されている。
この従来構造の場合、ロック爪を解除するためのロック解除ピンは、電池パックの一端から延出させたヒンジに設けられているため、ロック解除ピンを指などで動かすための空間を必要とせず、これにより、無駄なスペースを不要とすることができ、電池収納部内に収納した電池パックの取り付けおよび取り外しを容易に行なうことができるとともに、携帯電話機の小型化を図ることができる。
また、例えば、特許文献2には、携帯電話機に設けられた電池収納部の開口部(内に収納した電池パック)を閉塞する電池カバーにロックプレートを固設するとともに、電池収納部の開口部の隣接位置にロックプレートと嵌合自在な係合凹部を形成し、この係合凹部にロックプレートを嵌合させることで、電池収納部を電池カバーで閉塞する電子機器について開示されている。この場合、ロックプレートは、電池カバーと別部品としてではなく、一体化されているため、部品点数の削減および電池収納部に対する電池カバーの取り付けの容易化を図ることができる。
また、例えば、特許文献3には、電池収納部を閉塞するカバーの表面および裏面側の材質を弾性を有する樹脂と硬質の樹脂との2層構造とする電子機器のカバー機構について開示されている。このカバー機構の場合、カバーとキャビネット間で発生するガタやガタによる異音の発生をカバー自体の弾性変形により軽減することができる。
特開2000−36858号公報 特開平9−7570号公報 特開平9−12047号公報
ところが、上述した従来例で示した携帯電話機における電池パックの収納構造の場合、携帯電話機の使用頻度などに起因して、電池収納部10の電池収納枠体10a内に収納した電池パック20に対する保持機能が低下するという問題がある。以下、この電池パック20に対する保持機能に関する問題点について、図10を参照して説明する。図10は、電池パック20の通電端子23と携帯電話機Pの通電端子15との接触状態を示す説明図である。
すなわち、図10に示すように、電池パック20を電池収納枠体10a内に収納する場合、側板部11に形成された凹部13に電池パック20の凸部21が嵌合するとともに、
側板部12に形成された円形凹部14に電池パック20の円形凸部22(図9)が嵌合することで、この電池パック20は電池収納枠体10aの側板部11と側板部12との間で保持されるものとなる。
また、このように電池パック20を電池収納枠体10a内に収納した時には、側板部11の通電端子15に電池パック20の通電端子23が押し付けられるため、これにより通電端子15と通電端子23とが当接し電池パック20による通電が可能となる(電源の供給)。
ところが、例えば、携帯電話機Pを落下させたり、電池パック20の交換を頻繁に行なった場合などでは、電池収納枠体10aの収納空間(スペース)と、この電池収納枠体10a内に収納した電池パック20との間に僅かなガタ(隙間T)などが発生する恐れがある。
これにより、電池パック20を電池収納枠体10a内に収納した場合に、隙間Tにより通電端子15に対する通電端子23の押し付け力(押圧力)が低下するため、携帯電話機Pの通電端子15と電池パック20の通電端子23との接触圧のバラツキにともなう接触不良が発生する恐れがあり、信頼性の点から問題がある。
また、上述した従来技術として、開示された公知例(特許文献1、特許文献2および特許文献3)の場合においても、携帯電話機の小型化やカバーの取り付けの容易化を図ることができるが、依然として、電池収納部に対する電池パックの収納時に、携帯電話機側の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持するができないという問題がある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、電池収納部に対する電池パックの装着時に、携帯電話機側の通電端子と電池パック側の通電端子との接触を安定した状態で保持することのできる携帯端末装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、電池パックを電池収納部内に収納する携帯端末装置であって、前記電池収納部に形成された収納開口部を閉塞する閉塞カバーと前記電池収納部の両側に配置されるとともに、前記電池パックを両側から保持する第一の側板部と第二の側板部とを備え、前記第一の側板部の所定位置には、前記電池パックの収納時に、当該電池パックの一端面に設けられた電源供給端子と接触する通電端子が設けられ、前記第二の側板部は、前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、当該電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する方向に変位させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記第二の側板部は、前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、前記電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する弾性を有する弾性部材により構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、上記発明において、前記第二の側板部は、弾性を有するとともに、それぞれ反対側に向けてく字状に屈曲する一対の側板部材を備え、前記電池パックの収納に伴う当該電池パックの他端面との当接時には、前記一対の側板部材が有する弾性力により、前記電池パックを第一の側板部側に向けて変位させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記電池収納部に形成された収納開口部の所定位置には、前記閉塞カバーに設けられた係合爪部と係合自在な係合溝部が形成されるとともに、当該係合溝部の一部には、前記第二の側板部の先端部と当接する段部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、上記発明において、前記電池パックの他端面には、前記電池収納部内に電池パックを収納する際に、前記第一の側板部を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、携帯端末装置の電池収納部は、電池収納部に形成された収納開口部を閉塞する閉塞カバーと電池パックを両側から保持する第一の側板部と第二の側板部とを備え、第一の側板部には、前記電池パックの一端面に設けられた通電端子と接触する通電端子が設けられ、第二の側板部は、電池収納部に対する電池パックの収納時に、電池パックの他端面との接触圧に抗して、電池パックを第一の側板部側に押圧する方向に変位させる弾力を付与する機能を備えるので、電池パックの収納時に、携帯電話機の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持することができるため、これにより、携帯電話機本体の通電端子と電池パックの通電端子との接触不良が発生することを防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、第二の側板部は、電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、電池パックを、第一の側板部側に押圧する弾性を有する弾性部材により構成されているので、電池パックの収納時に、弾性部材による弾力により携帯電話機の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持することができるため、これにより、携帯電話機本体の通電端子と電池パックの通電端子との接触不良が発生することを防止することができる。
また、請求項3の発明によれば、第二の側板部は、弾性を有するとともに、それぞれ反対側に向けてく字状に屈曲する一対の側板部材を備え、電池パックの収納に伴う当該電池パックの他端面との当接時には、一対の側板部材が有する弾性力により、電池パックを第一の側板部側に向けて変位させるので、電池収納部に対する電池パックの収納時に、一対の側板部材による弾力により携帯電話機の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持することができるため、これにより、携帯電話機本体の通電端子と電池パックの通電端子との接触不良が発生することを防止することができる。
また、請求項4の発明によれば、電池収納部に形成された収納開口部の所定位置には、閉塞カバーに設けられた係合爪部と係合自在な係合溝部が形成されるとともに、当該係合溝部の一部には、第二の側板部の先端部と当接する段部が形成されているので、第二の側板部の先端部と段部との係合により、第二の側板部の固定を確実に行なうことができる。
また、請求項5の発明によれば、電池収納部内に電池パックを収納する際に、第一の側板部は、電池パックの他端面に設けられた凸部に押圧されるので、第一の側板部に対する押圧を良好に行なうことができるうえ、電池収納枠体内に確実に電池パックを収納することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る携帯端末装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、携帯端末装置の一例として携帯電話機への適用例を示す。
図1は、本発明の実施例に係る携帯電話機の構成を示す縦断面図である。また、図2−1は、図1の一方(右側)を示す要部拡大断面図である。また、図2−2は、図1の他方(左側)を示す要部拡大断面図である。なお、以下に示す実施例によりこの発明が限定されるものではない。
ここで、従来例として示した電池パックの収納構造と本実施例で示す電池パックの収納構造との相違点は、電池収納枠体30の両側に配置された一対の側板部11、側板部40のうちの側板部40の構成にある。このため、以下に示す実施例についての説明では、本実施例の特徴部分である側板部40の構成及び作用を中心として説明し、従来構造と同様の部分についての詳細な説明は省略する。
図1および図2−1、図2−2に示すように、携帯電話機Pは、送話用に用いられるテンキー(0〜9)、機能キー(モード設定キー)などの各種操作キーおよびLCD(液晶表示装置)とが一体化された本体側の筐体ケース1(図1の下側)と、この本体側の筐体ケースの底部(図1の上側)に位置する筐体ケース2とにより構成されている。
また、筐体ケース2の所定位置には、電池パック20を収納するための電池収納部10が設けられている。この電池収納部10は、電池パック20の大きさ(幅寸法)とほぼ同一の大きさを有する矩形型に形成された電池収納枠体30を有しており、この電池収納枠体30を構成する一方(図1の右側、図2−1の右側)の側板部11には、電池パック20の一端部(図1の右側、図2−1の右側)に設けられた2箇所(図2−1では、1箇所のみ示す)の凸部21と係合する2箇所(図2−1では、1箇所のみ示す)の凹部13が形成されている。
また、側板部11(図8)のほぼ中央部には、電池パック20のほぼ中央部に設けられた通電端子23(図10)と接触自在な通電端子15が設けられている。電池収納部10の開口部は、電池パック20が収納されるとリアカバー3により閉塞される。
ここで、本実施例で示す電池パックの収納構造の特徴は、電池パック20を電池収納枠体30内に収納した場合に、電池収納枠体30を構成する一対の側板部11、側板部40のうち側板部40は、電池パック20の装着時に、この電池パック20を側板部11側に押圧する方向に変位させる弾力を付与する機能を備えるようにしたことにある。
このため、電池収納枠体30を構成する側板部40には、弾性を有する樹脂材などが使用されるとともに、この側板部40は、それぞれ反対側に向けてく字状に屈曲する第一の側板41と第二の側板42とを備えている。
後述するように、電池パック20が電池収納枠体30内に収納された場合、電池パック20の円形凸部22は、側板部40の第一の側板41から第二の側板42に沿って(下方に向けて)摺動するため、電池パック20は、これら第一の側板41および第二の側板42の弾力により側板部11側(図1の右側)に向けて押圧される。
次に、図1および図2−2を参照して、携帯電話機Pに対するリアカバー3の取り付けについての詳細を説明する。すなわち、筐体ケース2の開口部の他端側(図2−2の左側)には、リアカバー3を筐体ケース2に取り付けるための溝孔5が形成されている。
同図に示すように、溝孔5の幅寸法は、リアカバー3の幅寸法とほぼ同寸法となるように設定された横長の溝部5aと、この溝部5aの開口側(図2−2の右側)に位置する段部5bとを有しており、このうち溝部5aは、リアカバー3の他端部(図2−2の右側)に設けた鉤状に形成された係合爪部4aと係合自在となっている。
また、溝孔5の段部5bは、電池パック20が電池収納枠体30内に収納された時に、第一の側板41の先端部41aが当接する当接部として機能する。これにより、第一の側板41をリアカバー3により所定の位置に確実に固定することができるため、側板部11と側板部40との間に収納した電池パック20を安定した状態で保持することができる。
[携帯電話機Pに対する電池パック20の収納手順]
次に、図3〜図5を参照して、本実施例による電池収納部10に対する電池パック20の収納手順について説明する。図3〜図5は、携帯電話機Pの電池収納部10内に電池パック20を収納する手順の一例を示している。ここで、図3は、電池パック20の装着前の状態を、図4は、電池パック20の装着途中の状態を、図5は、電池パック20の装着及びリアカバー3の取り付け後の状態をそれぞれ示している。
すなわち、図3に示すように、(1)先ず、電池パック20の一端部(図3の右側)に設けられた一対の凸部21を、電池収納枠体30の側板部11に設けた凹部13にそれぞれ嵌合させる。
(2)次に、図4に示すように、電池パック20の他端部(図4の左側)を電池収納枠体30内に嵌め込むとともに、この電池パック20の円形凸部22を電池収納枠体30の側板部40の第一の側板41から第二の側板42に沿って下方(図4の下側)に押し付けながら嵌め込む。これにより、電池パック20を電池収納枠体30を構成する側板部11と側板部40との間に容易に収納することができる。
ここで、図4に示す電池パック20の収納手順の詳細について、図6および図7を参照して説明する。図6は、電池パック20を電池収納枠体30内に収納する以前の側板部40の形状を、図7は、電池パック20を電池収納枠体30内に収納した時の側板部40の形状をそれぞれ示す拡大図である。
すなわち、図6に示すように、側板部40を構成する第一の側板41および第二の側板42の形状は、電池パック20を電池収納枠体30内に収納するまでは自由状態となっているが、図7に示すように、電池パック20の収納時に、この電池パック20を電池収納枠体30内に収納すべく、電池パック20の他端側(図7の左側)を側板部40の第一の側板41から第二の側板42に沿って下方に向けて押し付けると、最初に電池パック20の円形凸部22は第一の側板41の先端部41aに当接するとともに、この第一の側板41の弾力に抗して、電池パック20は、第二の側板42と当接する位置に到達し、さらなる下方に向かう押圧により、第二の側板42の弾力に抗して、電池収納枠体30の内部に収納される。
そして、この時、電池パック20を電池収納枠体30内に収納した状態では、第一の側板41および第二の側板42の弾力により電池パック20に対して、この電池パック20を側板部11側(図1の右側)に押圧する押圧力が作用する。このため、側板部11に設けた通電端子15(図8)に電池パック20の一端側(図10)に設けられた通電端子23が一定の押圧力(側板部40の弾力)で接触する。
また、電池パック20は、この電池パック20が完全に電池収納枠体30の内部に収納された状態では、湾曲状態から正立状態となった第二の側板42に当接した状態で保持される。この結果、携帯電話機P側の通電端子15と電池パック20の通電端子23との接触を安定した状態で保持することができるため、携帯電話機Pの通電端子15と電池パック20の通電端子23との接触不良などの不具合を防止することができる。
(3)次に、図5に示すように、電池収納枠体30に対する電池パック20の装着が完了した状態で、リアカバー3の他端部(図5の左側)に設けられている係合爪部4aを溝孔5の溝部5aと係合させるとともに、このリアカバー3の一端部(図5の右側)を電池収納枠体30の筐体ケース2に形成された開口縁部に係合させる。これにより、リアカバー3により電池収納部10の開口部を閉塞することができる。
また、同図に示すように、リアカバー3を電池収納部10に取り付けた状態では、側板部40の先端部41aは、溝部5aの段部5bと当接する。これにより、電池収納枠体30を構成する側板部40を所定の位置に確実に固定することができる。以上説明した(1)〜(3)手順により、電池パック20を携帯電話機Pの電池収納部10内に装着し収納することができる。
以上説明したように、本実施例に係る携帯端末装置は、電池パック20を収納する電池収納枠体30は、電池パック20を両側から保持する第一の側板41と第二の側板42とを有する側板部40と側板部11とから構成され、第一の側板41および第二の側板42は、電池パック20の収納時に、電池パック20の円形凸部22との接触圧に抗して、電池パック20を側板部11側に押圧する方向に変位させる弾力を付与するので、携帯電話機P側の通電端子15と電池パック20の通電端子23との接触を安定した状態で保持することができる。
なお、上述した実施例では、単体で構成された携帯電話機への適用例として説明したが、実施例で示した携帯電話機に限らず、ヒンジ構造による折り畳み方式の携帯電話機や例えば、スライド方式や平面内回転方式の連結部構成によって固定側筐体に対して可動側筐体を重ね合わせ自在とした携帯電話機を対象とする電池パックの収納部にも適用することができる。
また、本実施例では、携帯端末装置として、携帯電話機Pへの適用例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、PDA(PersonalDigitalAssistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯型テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置を対象とする電池パックの収納部にも適用することができる。
(付記1)電池パックを電池収納部内に収納する携帯端末装置であって、
前記電池収納部に形成された収納開口部を閉塞する閉塞カバーと
前記電池収納部の両側に配置されるとともに、前記電池パックを両側から保持する第一の側板部と第二の側板部とを備え、
前記第一の側板部の所定位置には、前記電池パックの収納時に、当該電池パックの一端面に設けられた電源供給端子と接触する通電端子が設けられ、
前記第二の側板部は、
前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、当該電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する方向に変位させることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記第二の側板部は、
前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、前記電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する弾性を有する弾性部材により構成されていることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記第二の側板部は、弾性を有するとともに、それぞれ反対側に向けてく字状に屈曲する一対の側板部材を備え、前記電池パックの収納に伴う当該電池パックの他端面との当接時には、前記一対の側板部材が有する弾性力により、前記電池パックを第一の側板部側に向けて変位させることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記電池収納部に形成された収納開口部の所定位置には、前記閉塞カバーに設けられた係合爪部と係合自在な係合溝部が形成されるとともに、当該係合溝部の一部には、前記第二の側板部の先端部と当接する段部が形成されていることを特徴とする付記1、2または3に記載の携帯端末装置。
(付記5)前記電池パックの他端面には、前記電池収納部内に電池パックを収納する際に、前記第一の側板部を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする付記1〜4の何れか一つに記載の携帯端末装置。
(付記6)前記第二の側板部には、樹脂材料からなる部材が使用されることを特徴とする付記1〜5の何れか一つに記載の携帯端末装置。
以上のように、本発明に係る携帯端末装置は、電池収納部に対する電池パックの収納時に、携帯電話機の通電端子と電池パックの通電端子との接触を安定した状態で保持することのできる携帯端末装置に有用である。
本発明の実施例に係る携帯電話機の構成を示す縦断面図である。 図1の一方を示す要部拡大断面図である。 図1の他方を示す要部拡大断面図である。 電池パックの装着前の状態を示す携帯電話機の説明図である。 電池パックの装着途中の状態を示す携帯電話機の説明図である。 電池パックの装着及びリアカバーの取り付け後の状態を示す携帯電話機の説明図である。 電池パックの装着前の側板部の形状を示す要部拡大断面図である。 電池パックの装着後の側板部の形状を示す要部拡大断面図である。 従来の携帯電話機における電池パックの収納構造を示す分解斜視図である。 従来の携帯電話機に電池パックを装着する手順を示す説明図である。 電池パックの通電端子と携帯電話機の通電端子との接触を示す説明図である。
符号の説明
P 携帯電話機
1、2 筐体ケース
3 リアカバー
4、4a 係合爪部
5、16 溝孔
5a 溝部
5b 段部
10 電池収納部
10a、30 電池収納枠体
11、12、40 側板部
13 凹部
14 円形凹部
15、23 通電端子
20 電池パック
21 凸部
22 円形凸部
41a 先端部
41 第一の側板
42 第二の側板

Claims (5)

  1. 電池パックを電池収納部内に収納する携帯端末装置であって、
    前記電池収納部に形成された収納開口部を閉塞する閉塞カバーと
    前記電池収納部の両側に配置されるとともに、前記電池パックを両側から保持する第一の側板部と第二の側板部とを備え、
    前記第一の側板部の所定位置には、前記電池パックの収納時に、当該電池パックの一端面に設けられた電源供給端子と接触する通電端子が設けられ、
    前記第二の側板部は、
    前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、当該電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する方向に変位させることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第二の側板部は、
    前記電池収納部内に収納される電池パックの他端面との接触圧に抗して、前記電池パックを、前記第一の側板部側に押圧する弾性を有する弾性部材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第二の側板部は、弾性を有するとともに、それぞれ反対側に向けてく字状に屈曲する一対の側板部材を備え、前記電池パックの収納に伴う当該電池パックの他端面との当接時には、前記一対の側板部材が有する弾性力により、前記電池パックを第一の側板部側に向けて変位させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記電池収納部に形成された収納開口部の所定位置には、前記閉塞カバーに設けられた係合爪部と係合自在な係合溝部が形成されるとともに、当該係合溝部の一部には、前記第二の側板部の先端部と当接する段部が形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記電池パックの他端面には、前記電池収納部内に電池パックを収納する際に、前記第一の側板部を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の携帯端末装置。
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