JP5218207B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末に関し、特に、携帯端末におけるカードの誤挿入を防止する構造に関する。
近年の携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの携帯端末は、携帯電話会社が発行する、契約者情報を記録したICカード(SIM(Subscriber Identity Module card)カード)が装填されており、携帯端末の機種変更等に際して、SIMカードを差し替えることにより自己の携帯端末として使用できるようになっている。
コネクタ(以下、カードコネクタと呼ぶ。)にSIMカードを挿入する方法として、トレーを使用してカードコネクタにSIMカードを挿入する方法と、カードコネクタに直接SIMカードを挿入する方法とがあり、いずれかの方法を用いてカードコネクタにSIMカードが挿入される。
このSIMカードは、カードコネクタに確実に挿入されていないと携帯端末を使用することができないことから、カードの挿入構造に関して様々な提案がなさなれており、例えば、下記特許文献1には、カード装着部にカードを挿入後に該カードの後端部を保持するカードロックを、カード装着部のカード後端部にスライド可能に設けたカード保持装置が開示されている。
特開2003−304313号公報
上記SIMカードの挿入について、図1乃至図6を参照して説明する。図1は従来の携帯端末のカード挿入部の構造を示す上面図及び断面図、図2は従来のカードコネクタの具体例(トレータイプ及び直挿しタイプ)を示す斜視図、図3及び図4は従来の携帯端末におけるカードの切り欠き部と電池の突起部の位置関係を示す上面図、図5はカード誤挿入時のSIMカードの状態を示す断面図、図6は携帯端末に電池を組み込む際の電池の動きを示す図である。
携帯端末におけるカード挿入部の構造として、図2(a)に示すようにトレーを使用してSIMカードを挿入するタイプと、図2(b)に示すように直接SIMカードを入れるタイプとがある。この内、カードを直接挿入するタイプは、カードコネクタが小さくなり、携帯端末の小型化に寄与することから主流となっている。図1は、このタイプのカード挿入部の構造例を示している。
このようなカードコネクタに直接SIMカードを挿入するタイプでは、SIMカードの向きが間違っていてもカードコネクタにSIMカードが挿入できてしまう。そこで、従来は、図3に示すように、電池3に、SIMカード2の切り欠き部に向かって突出する突起部9を設け、SIMカード2の適正な向きを判別できるようにして、SIMカードの誤挿入防止対策としていた。
しかしながら、図6に示すように、電池3の一方の端部を本体のストッパに押し当てた後、他方の端部を押し込むことによって電池3を装填する場合に、上記構造では、図4及び図5に示すように、カード誤挿入時にSIMカード2と電池3の突起部9とが接触し、SIMカード2が曲がった状態で電池3が組み込まれてしまい、SIMカード2の誤挿入を認識できないという問題があった。
また、携帯端末では、一般に、携帯端末の電池保護用筐体4と電池3を外してから、SIMカード2をカードコネクタ1に挿入する構成となっているため、ユーザがSIMカード2をカードコネクタ1に誤挿入した場合、電池保護用筐体4及び電池3を再度、携帯端末から外し、SIMカード2を入れ直さなければならず、手間が発生してしまい、ユーザにストレスがかかっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、携帯端末の小型化を図り、SIMカードなどのカードの誤挿入を確実に防止することができる携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、突起部を有する電池と、筐体に設けられた電池収容部と、切り欠き部を有するカードと、前記カードを挿入するカードコネクタと、を少なくとも備え、前記カードコネクタは、前記電池収容部近傍に配置され、当該電池収容部側にカード挿入口を有する携帯端末において、前記カードコネクタに前記カードが正しく挿入され、前記電池収容部に前記電池が収容された状態で、前記カードの前記切り欠き部と前記電池の前記突起部とが対向するように構成され、前記カードコネクタに正しく挿入された前記カードの切り欠き領域に、前記筐体に対して可動する部材が配置され、前記電池の前記突起部が前記部材を押圧し、前記部材が前記筐体側に可動することにより、前記電池が前記電池収容部に収容可能となるものである。
本発明の携帯端末によれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、SIMカードなどのカードをカードコネクタに直接挿入する構造において、カードの誤挿入を確実に防止することができるということである。その理由は、カードの切り欠き部に対応する位置に可動パーツを配置することにより、ユーザがカードを誤挿入した場合には携帯端末に電池を組み込むことができなくなるため、直ぐにカードの誤挿入と認識することができるからである。
また、本発明の第2の効果は、携帯端末の小型化を実現することができるということである。その理由は、上記可動パーツを配置することによってカードの誤挿入を防止することができるため、携帯端末にSIMカードなどのカードをカードコネクタに直接挿入する構造を適用することができるからである。
従来の携帯端末のカード挿入部の構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)はA−A断面図である。 従来のカードコネクタの具体例(トレータイプ及び直挿しタイプ)を示す斜視図である。 従来の携帯端末におけるカードの切り欠き部と電池の突起部の位置関係を示す上面図である。 従来の携帯端末におけるカード誤挿入時のカードの切り欠き部と電池の突起部の位置関係を示す上面図である。 従来の携帯端末におけるカード誤挿入時のSIMカードの状態を示す断面図である。 携帯端末に電池を組み込む際の電池の動きを示す図である。 本発明の一実施例に係るカード挿入部の構造を示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るカード挿入部の構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)はC−C断面図、(c)は部分拡大図である。
背景技術で示したように、携帯電話機などの携帯端末ではユーザを認識するためのSIMカードを挿入して使用しているが、SIMカードをカードコネクタに直接挿入するタイプではSIMカードが間違った向きで挿入可能である。そして、SIMカードが間違った向きで挿入された場合、携帯端末の電源を入れて初めて携帯端末の機能が使えないことが分かるため、電池保護用筐体4及び電池3を外し、再度、カードを挿し直した後、電池保護用筐体4及び電池3を取り付けるといった煩雑な作業が必要であった。
この問題は、直挿しタイプではSIMカードが間違った向きで挿入できることに起因していることから、本願発明では、携帯端末の電源を入れる前にSIMカードが誤挿入されていることを認識できるようにする。
具体的には、SIMカードには向きを認識する切り欠き部があることから、その切り欠き部を利用し、切り欠き部に対応する位置に可動パーツを設置し、SIMカードを誤挿入した場合には電池が組み込めなくなるようにする。
これにより、電池の組み込み時にSIMカードを誤挿入したことが分かるため、携帯端末の電源を切ってから再度SIMカードを挿し直す手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る携帯端末について、図7及び図8を参照して説明する。図7及び図8は、本実施例の携帯端末のカード挿入部の構造を示す図であり、図7は斜視図、図8(a)は上面図、図8(b)はC−C断面図、図8(c)は部分拡大図である。
本実施例の携帯端末は、契約者情報を記録したSIMカードなどのカード(記録媒体)を直挿しするカードコネクタを備えた携帯電話機である。この携帯電話機では、初期段階でSIMカードを一旦挿入したら機種変更等以外ではSIMカードを取り外す必要がないことから、通常、図7に示すように、カードコネクタ1を電池3の近傍に配置し、電池3を組み込む前にSIMカード2をカードコネクタ1に挿入するように構造になっている。
ここで、SIMカード2をカードコネクタ1に正しく挿入すれば、SIMカード2の切り欠き部8と電池3の突起部9とが抵触することはないが、SIMカード2がカードコネクタ1に十分に挿入されていないと切り欠き部8と突起部9とが抵触する。
その際、従来の構造では、切り欠き部8と突起部9とが抵触した状態でも電池3を組み込むことができるため、携帯端末の電源を入れてからSIMカード2の誤挿入に気付き、再度、SIMカード2を挿し直す手間が生じる。また、切り欠き部8と突起部9とが抵触した状態で電池3を組み込むとSIMカード2が湾曲した状態になってしまい、SIMカード2が破損してしまうという問題も生じる。
そこで、本実施例では、図8に示すように、SIMカード2をカードコネクタ1に正しく挿入した状態において、SIMカード2の切り欠き部8によってできる領域に、携帯端末本体(筐体6)に対して可動する可動パーツ13を設置する。
この可動パーツ13は、携帯端末の筐体6に一端が固定されたバネ14などの弾性体に連結され、力を加えると筐体6側(図8(c)の右側)に押し込めるようになっており、力を加えない状態では、SIMカード2の切り欠き部8によってできる領域(図8(c)の左側)に迫り出すようになっている。
このような構造の可動パーツ13を配置することにより、カードコネクタ1にSIMカード2が正しく挿入されている場合は、電池3の組み込み時に、電池3の突起部9が可動パーツ13を基板7及び筐体6に設けたガイドに沿って押し下げ(図8(c)の右方向に移動させ)、電池3を筐体6側に押し込むことができるため、電池3を携帯端末に組み込むことができる。
一方、カードコネクタ1にSIMカード2が正しく挿入されていない場合は、可動パーツ13を覆うようにSIMカード2が迫り出し、電池3の突起部9が可動パーツ13を押し込むことができなくなる。その結果、可動パーツ13とSIMカード2の切り欠き部8との間のスペースに電池3の突起部9を差し込むことができなくなるため、電池3を携帯端末に組み込むことができない。
従って、携帯端末に電池3を組み込む際にSIMカード2が正しく挿入されているか否かを判断することができるため、携帯端末の電源を切ってから再度SIMカード2を挿し直す手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、SIMカード2を誤挿入した状態で電池3を組み込むことがなくなるため、SIMカード2の破損も防止することができる。
なお、図8では、可動パーツ13の代表的な形状を記載しているが、同様の効果が得られる限りにおいて、その形状や材質、構造に特に限定されない。例えば、図8では、可動パーツ13にバネ14が入り込む窪みを2つ設けたが、窪みを1つ又は3つ以上設けてもよい。
また、上記実施例では、携帯端末にSIMカードをカードコネクタに挿入する場合を例にして説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、任意の種類のカードをカードコネクタに直挿しする場合に対して同様に適用することができる。
本発明は、カードを直挿しするカードコネクタを有する任意の装置、例えば、携帯電話機などの携帯端末に利用可能である。
1 カードコネクタ
2 SIMカード
3 電池
4 電池保護用筐体
5 筐体
6 筐体
7 基板
8 切り欠き部
9 突起部
10 誤挿入時のSIMカード
11 電池初期位置
12 電池途中位置
13 可動パーツ
14 バネ

Claims (3)

  1. 突起部を有する電池と、筐体に設けられた電池収容部と、切り欠き部を有するカードと、前記カードを挿入するカードコネクタと、を少なくとも備え、前記カードコネクタは、前記電池収容部近傍に配置され、当該電池収容部側にカード挿入口を有する携帯端末において、
    前記カードコネクタに前記カードが正しく挿入され、前記電池収容部に前記電池が収容された状態で、前記カードの前記切り欠き部と前記電池の前記突起部とが対向するように構成され、
    前記カードコネクタに正しく挿入された前記カードの切り欠き領域に、前記筐体に対して可動する部材が配置され、
    前記電池の前記突起部が前記部材を押圧し、前記部材が前記筐体側に可動することにより、前記電池が前記電池収容部に収容可能であり、
    前記カードコネクタに前記カードが正しく挿入されていない状態では、前記カードが前記部材を覆い、前記電池の前記突起部が前記部材を押圧できなくなることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記部材は、一端が前記筐体に固定された弾性体によって、前記切り欠き領域側に押圧されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記カードはSIMカードであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
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