JP5785387B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶装置が着脱可能な電子機器に関する。
従来から電子機器に関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、電子機器の一種である自動車電話装置に関する技術が記載されている。特許文献1の技術では、自動車電話装置に対するICカードの装着の有無を検出するためのスイッチが設けられており、CPUは、当該スイッチからの信号に基づいて、自動車電話装置に対してICカードが装着されているか否かを判断している。
特開平11−191797号公報
さて、携帯電話機等の電子機器においては、SDメモリーカード等の記憶装置が着脱可能とされることがある。このような電子機器においては、記憶装置が装着されているか否かを簡単に判断できることが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、電子機器に対して記憶装置が装着されているか否かを簡単に判断することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、電池及び記憶装置のそれぞれが着脱可能な電子機器であって、前記電子機器に電池が装着されていない場合には前記電子機器に対して着脱することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されている場合には前記電子機器に対して着脱することができない記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部を備え、前記記憶装置装着判断部は、前記電池が装着されている前記電子機器が起動した際に前記判断処理を行い、前記電子機器は、前記電池が装着されていない場合であっても、外部から供給される外部電源を用いて動作することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されているか否かを判断する電池装着判断部をさらに備え、前記記憶装置装着判断部は、前記外部電源が前記電子機器に供給されている場合に前記電池装着判断部が前記電子機器に前記電池が装着されていないと判断した際には、定期的あるいは不定期的に前記判断処理を行う
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部がさらに設けられ、前記記憶装置装着判断部は、定期的に前記判断処理を行う際には、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う周期を短くする。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記記憶装置装着判断部は、前記判断処理を行う周期を短くしてから、所定時間以上、前記操作検出部が前記所定の操作を検出しない状態が継続すると、前記判断処理を行う周期を元に戻す。
また、本発明に係る電子機器は、電池及び記憶装置のそれぞれが着脱可能な電子機器であって、前記電子機器に電池が装着されていない場合には前記電子機器に対して着脱することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されている場合には前記電子機器に対して着脱することができない記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部を備え、前記記憶装置装着判断部は、前記電池が装着されている前記電子機器が起動した際に前記判断処理を行い、前記電子機器は、前記電池が装着されていない場合であっても、外部から供給される外部電源を用いて動作することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されているか否かを判断する電池装着判断部と、前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部とをさらに備え、前記記憶装置装着判断部は、前記外部電源が前記電子機器に供給されている場合に前記電池装着判断部が前記電子機器に前記電池が装着されていないと判断した際には、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記所定の操作は、前記電子機器が有する表示画面に対する操作、前記電子機器が有する操作ボタンに対する操作及び前記電子機器をユーザが持つ操作の少なくとも一つである。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記記憶装置装着判断部が前記電子機器に前記記憶装置が装着されていると判断した際に、前記電子機器に前記記憶装置が装着されている旨を表示する表示部が設けられている。
また、本発明に係る電子機器は、記憶装置が着脱可能な電子機器であって、記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部と、前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部とを備え、前記記憶装置装着判断部は、定期的に前記判断処理を行い、前記記憶装置装着判断部は、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う周期を短くし、前記記憶装置装着判断部は、前記判断処理を行う周期を短くしてから、所定時間以上、前記操作検出部が前記所定の操作を検出しない状態が継続すると、前記判断処理を行う周期を元に戻す
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記所定の操作は、前記電子機器が有する表示画面に対する操作、前記電子機器が有する操作ボタンに対する操作及び前記電子機器をユーザが持つ操作の少なくとも一つである。
本発明によれば、電子機器に対して記憶装置が装着されているか否かを簡単に判断することができる。
実施の形態1に係る電子機器の外観を示す図である。 実施の形態1に係る電子機器の電気的構成を示すブロック図である。 筐体内に電池が収納されている様子を示す図である。 実施の形態1に係る制御部の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る電子機器の表示例を示す図である。 実施の形態1に係る電子機器での電池及び記憶装置の収納構造の一例を示す図である。 実施の形態1に係る電子機器での電池及び記憶装置の収納構造の一例を示す図である。 実施の形態1に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る電子機器の変形例の電気的構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る電子機器の変形例の電気的構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
<電子機器の外観>
図1は実施の形態1に係る電子機器100の外観を示す斜視図である。本実施の形態に係る電子機器100は、例えば携帯電話機である。
図1に示されるように、電子機器100は、平面視で略長方形の板状を成す筐体1を備えている。筐体1にはタッチパネル機能を有する表示部10が収められている。表示部10の長方形の表示画面10aは、筐体1の一方の主面1aから露出している。ユーザは、この表示画面10aを指で操作することによって、電子機器100に対して各種指示を与えることができる。
筐体1には、表示部10以外にも、音声出力部20及び音声入力部21が収められている。音声出力部20はスピーカを有しており、音声入力部21はマイクを有している。音声出力部20のスピーカは、筐体1の一方の主面1aにおける上端部から露出しており、音声入力部21のマイクは、筐体1の一方の主面1aにおける下端部から露出している。
さらに筐体1には、複数の操作ボタン30a〜30dを備える操作部30が収められている。複数の操作ボタン30a〜30dのそれぞれは、いわゆる「ハードキー」であって、その表面が筐体1の一方の主面1aにおける下端部から露出している。本実施の形態では、操作ボタン30dが、電子機器100を起動したり、電子機器100の動作を停止するための電源ボタンとして機能する。以後、電源ボタンとして機能する操作ボタン30dを「電源ボタン30d」と呼ぶ。なお、複数の操作ボタン30a〜30dにおいて、操作ボタン30d以外の操作ボタンを電源ボタンとして機能させても良い。
<電子機器の電気的構成>
図2は電子機器100の電気的構成を示すブロック図である。図2に示されるように、電子機器100は、制御部40と、無線通信部50と、記憶装置60と、電池70と、上述の表示部10、音声出力部20、音声入力部21及び操作部30を備えている。制御部40、無線通信部50、記憶装置60及び電池70は筐体1内に収められる。
制御部40は、CPU40a及び記憶部40b等を備えており、電子機器100の他の構成要素を制御することによって、電子機器100の動作を統括的に管理する。記憶部40bは、ROM及びRAM等で構成されている。制御部40の各種機能は、CPU40aが記憶部40b内の各種プログラムを実行することによって実現される。
無線通信部50は、電子機器100とは別の携帯電話機や、インターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号をアンテナ50aで受信する。無線通信部50は、受信信号に対して増幅処理やダウンコンバートを行って制御部40に出力する。また無線通信部50は、制御部40で生成された送信信号に対してアップコンバートや増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ50aを通じて、電子機器100とは別の携帯電話機や、インターネットに接続された通信装置に対して無線送信する。
音声出力部20は、制御部40からの音声データを音声に変換して外部に出力する。音声入力部21は、外部から入力される音声を音声データに変換して制御部40に出力する。
表示部10は、制御部40によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示画面10aに表示する。また、タッチパネル機能を有する表示部10は、表示画面10aに対するユーザの指の操作に応じた操作信号を制御部40に出力する。つまり、表示部10は、ユーザによる操作を受け付ける操作部としても機能する。表示部10は、例えば、透過型の液晶ディスプレイパネルと当該液晶ディスプレイパネルに対して後方から光を照射するバックライト光源とを備えている。なお、表示部10を、液晶ディスプレイパネル以外の非自発光型ディスプレイで構成しても良いし、有機ELパネルなどの自発光型ディスプレイパネルで構成しても良い。ユーザは、表示部10の表示画面10aに対して操作を行うことによって、様々な情報を電子機器100に入力することが可能となっている。
ユーザによる操作を受け付ける操作部30は、複数の操作ボタン30a〜30dのそれぞれについて、当該操作ボタンがユーザによって押下されると、当該操作ボタンが押下されたことを示す操作信号を制御部40に出力する。
記憶装置60は、電子機器100に着脱可能であって、例えば、SDメモリーカード等のメモリーカードである。制御部40は、記憶装置60に記憶されている情報を読み出したり、記憶装置60に対して情報を書き込むことが可能である。
電池70は、記憶装置60と同様に、電子機器100に着脱可能であって、電子機器100の電源を出力する。電池70から出力された電源(以後、「電池電源」と呼ぶ)は、電子機器100が備える制御部40や無線通信部50などに含まれる各電子部品に対して供給される。また電池70には、図示しない温度センサーが内蔵されており、その温度センサーの出力信号は制御部40に入力される。これにより、制御部40は、電池70の温度センサーからの出力信号に基づいて、電池70の温度が異常であるか否かを判定することができる。
図3は、電池70が筐体1内に収納されている様子を示す図である。図3に示されるように、筐体1には、一方の主面1a(表示画面10a側の主面)とは反対側の主面1bに向かって開口する、電池70を収納する電池収納部700が設けられている。
電池70には、電池電源のプラス電位を出力するプラス端子70aと、電池電源の接地電位を出力するマイナス端子70bとが設けられている。さらに電池70には、それに内蔵されている温度センサーの出力信号を出力する出力端子70cが設けられている。
電池収納部700には、電池70のプラス端子70aと接触するプラス端子710aと、電池70のマイナス端子70bと接触するマイナス端子710bと、電池70の出力端子70cと接触する入力端子710cとが設けられている。電池収納部700に設けられた入力端子710cは、制御部40に接続されている。これにより、入力端子710cに入力された、電池70内の温度センサーからの出力信号が、制御部40に入力される。電池収納部700には、それを覆うようにカバー部材720(後述の図6,7参照)が取り付けられる。
図4は、制御部40のCPU40aが、記憶部40b内の各種プログラムを実行することによって、制御部40内に形成される複数の機能ブロックを示す図である。図4に示されるように、制御部40は、機能ブロックとして、表示制御部400、操作特定部401、通信制御部402、電池装着判断部403及び記憶装置装着判断部404を備えている。
本実施の形態では、表示部10、操作部30及び操作特定部401によって、電子機器100に対する操作を検出する操作検出部80が構成されている。表示部10及び操作特定部401は、表示画面10aに対する操作を検出するとともに、その操作の内容を特定する。操作部30及び操作特定部401は、操作部30に対する操作を検出するとともに、その操作の内容(複数の操作ボタン30a〜30dのうちのどの操作ボタンが操作されたか)を特定する。
表示制御部400は、表示部10の表示を制御する。表示部10は、表示制御部400による制御によって、表示画面10aに文字等の情報を表示する。
操作特定部401は、表示部10が出力する操作信号に基づいて、表示画面10aに対する操作の内容を特定する。例えば、操作特定部401は、表示画面10aに対して行われた操作が、表示画面10aのある部分を指で押す操作であることを特定したり、表示画面10aに対して指が接触した状態である部分から別の部分まで移動する操作であることを特定したりする。表示制御部400は、操作特定部401で特定された、表示画面10aに対する操作の内容に基づいて表示部10の表示を制御する。
また、操作特定部401は、操作部30からの操作信号に基づいて、複数の操作ボタン30a〜30dのうちのどの操作ボタンが操作されたかを特定する。表示制御部400は、操作された操作ボタンに応じて表示部10の表示を制御する。
通信制御部402は、無線通信部50を制御して、通信相手先と様々な通信を行う。例えば、通信制御部402は、通信相手の携帯電話機と、音声通信や電子メール通信を行う。音声通信を行う際には、通信制御部402は、音声入力部21から入力される音声データを含む送信信号を生成し、当該送信信号を無線通信部50を通じて通信相手の携帯電話機に対して送信する。また、通信制御部402は、無線通信部50が受信した信号から音声データを取得して、当該音声データを音声出力部20に出力する。
電池装着判断部403は、電子機器100に対して電池70が装着されているか否かを判断する。ここで、本実施の形態に係る電子機器100は、ACアダプターと接続可能であって、電子機器100に電池70が装着されていない場合であっても、ACアダプターから供給される電源(以後、「外部電源」と呼ぶ)を用いて動作することが可能となっている。
電池装着判断部403は、電子機器100の各電子部品に対して電池電源あるいは外部電源が供給されている場合に、電池収納部700に設けられた入力端子710cの信号レベルに基づいて、電子機器100に対して電池70が装着されているか否かを判断する。電子機器100においては、当該電子機器100に電池70が装着されておらず、つまり、電池収納部700に電池70が収納されておらず、外部電源が供給されている場合には、入力端子710cの信号レベルが、電子機器100内での電源のプラス電位と一致するようになっている。一方で、電子機器100においては、当該電子機器100に電池70が装着されている場合には、つまり、電池収納部700に電池70が収納されている場合には、入力端子710cの信号レベルは、電子機器100内での電源のプラス電位と接地電位との間の中間電位となる。つまり、電池70内の温度センサーの出力信号の信号レベルは、電源のプラス電位と接地電位との間の中間電位を示すようになっており、この中間電位が電池70の温度に応じて変化する。電池装着判断部403は、入力端子710cの信号レベルが、上記中間電位がとり得る最大値と電源のプラス電位との間に設定されたしきい値電位よりも大きければ、電子機器100に電池70が装着されていないと判断する。一方で、電池装着判断部403は、入力端子710cの信号レベルが、当該しきい値電位以下であれば、電子機器100に電池70が装着されていると判断する。
記憶装置装着判断部404は、記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、当該記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断する。つまり、記憶装置装着判断部404は、記憶装置60に対してアクセスできれば、当該記憶装置60が電子機器100に装着されていると判断し、アクセスできなければ、当該記憶装置60が電子機器100に装着されていないと判断する。この判断方法については後で詳細に説明する。
記憶装置装着判断部404において、電子機器100に記憶装置60が装着されていると判断されると、表示制御部400は、表示部10を制御して、電子機器100に記憶装置60が装着されている旨を示す情報(以後、「装着通知情報」と呼ぶ)を図形、文字、記号などで表示画面10aに表示する。これにより、ユーザは、表示画面10aを確認することによって、電子機器100に対して、SDメモリーカード等の記憶装置60が装着されているか否かを知ることができる。
図5は、装着通知情報10bが図形で表示画面10aに表示されている様子の一例を示す図である。図5の表示例では、装着通知情報10bは、表示画面10aの上端部に、メモリーカードを示す図形で表示されている。
<電子機器に対する記憶装置の着脱方法>
本実施の形態に係る電子機器100においては、電子機器100に電池70が装着されていない場合には、電子機器100に記憶装置60が着脱可能となっている。一方で、電子機器100に電池70が装着されている場合には、電子機器100に対して記憶装置60が着脱できないようになっている。
図6は、電子機器100における、電池70及び記憶装置60の収納構造の一例を示す図である。図6では、電子機器100の長手方向の概略断面構造が示されている。
図6に示されるように、筐体1には、電池収納部700よりも表示画面10a側(主面1a側)において、記憶装置60が収納される記憶装置収納部600が設けられている。記憶装置収納部600には、開閉可能なカバー部材610が取り付けられている。記憶装置収納部600に記憶装置60を収納する場合にはカバー部材610を開状態とし、その後、記憶装置60をカバー部材610に取り付ける。そして、カバー部材610を閉状態とすることによって、記憶装置収納部600に記憶装置60が収納される。
電池収納部700に電池70が収納されている状態においては、記憶装置収納部600は、電池70で覆われるようになっている。したがって、電子機器100に電池70が装着されている状態では、ユーザは、記憶装置収納部600に対して記憶装置60を入れたり、記憶装置収納部600から記憶装置60を取り出すことができない。
一方で、電池収納部700に電池70が収納されていない状態においては、記憶装置収納部600は、筐体1の主面1b側から視認することが可能となる。したがって、電池70が電子機器100に装着されていない状態においては、ユーザは、記憶装置収納部600に対して記憶装置60を入れたり、記憶装置60を記憶装置収納部600から取り出すことが可能となる。電池収納部700に電池70が収納されると、電池収納部700にカバー部材720が取り付けられることによって、当該カバー部材720によって電池70が保護されるようになっている。
図7は、電子機器100における、電池70及び記憶装置60の収納構造の他の例を示す図である。図7では、図6と同様に、電子機器100の長手方向の概略断面構造が示されている。図7に示されるように、筐体1には、電子機器100の長手方向において電池収納部700と隣接するように記憶装置収納部600が設けられている。記憶装置収納部600は、電池収納部700に向かって開口している。
電池収納部700に電池70が収納されていない状態においては、ユーザは、記憶装置収納部600に対して、それに繋がっている電池収納部700から記憶装置60を挿入することが可能である。また、電池収納部700に電池70が収納されていない状態においては、ユーザは、記憶装置収納部600に差し込まれた記憶装置60を、当該記憶装置収納部600から電池収納部700に向けて取り出すことが可能である。
一方で、電池収納部700に電池70が収納されている状態においては、記憶装置収納部600の開口のすぐ近くに電池70が位置するようになることから、ユーザは、記憶装置収納部600に対して記憶装置60を挿入したり、記憶装置収納部600から記憶装置60を取り出すことはできない。
<記憶装置の装着状況の判断処理について>
次に、電子機器100が、当該電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断し、その判断結果を表示する処理(以後、「判断・表示処理」と呼ぶ)について詳細に説明する。図8は電子機器100が起動した際の判断・表示処理を示すフローチャートである。
図8に示されるように、ステップs1において電子機器100が起動すると、ステップs2において、電池装着判断部403が、上述のようにして、電子機器100に対して電池70が装着されているか否かを判断する。本実施の形態に係る電子機器100では、電源ボタン30dが押下されると起動するとともに、電子機器100に対して電源(電池電源あるいは外部電源)が供給されるようになると、電源ボタン30dの操作無しで起動する。
ステップs2において、電池装着判断部403が電子機器100に対して電池70が装着されていると判断すると、ステップs3において、記憶装置装着判断部404は、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断する。本実施の形態に係る記憶装置装着判断部404は、記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断する。以下に、ステップs3での処理の具体例を説明する。
ステップs3においては、例えば、記憶装置装着判断部404は、記憶装置60が応答するかどうかを確認するための、記憶装置60向けの確認コマンドを送信する。そして、記憶装置装着判断部404は、当該確認コマンドを送信してから一定時間が経過するまでに、記憶装置60が当該確認コマンドを受信した場合に送信する応答信号を受信した場合には、記憶装置60に対してアクセスすることができたと判断し、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていると判断する。一方で、記憶装置装着判断部404は、当該確認コマンドを送信してから一定時間が経過するまでに、当該応答信号を受信しない場合には、記憶装置60に対してアクセスできなかったと判断し、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていないと判断する。
他の判断方法としては、記憶装置装着判断部404が、記憶装置60に対して所定のデータを書き込むための書き込み処理を実行し、その後、当該所定のデータを記憶装置60から読み出すための読み出し処理を行う。記憶装置装着判断部404は、読み出し処理を行った結果、当該所定のデータを読み出すことができた場合には、記憶装置60に対してアクセスすることができたと判断し、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていると判断する。一方で、記憶装置装着判断部404は、読み出し処理を行った結果、当該所定のデータを読み出すことができなかった場合には、記憶装置60に対してアクセスできなかったと判断し、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていないと判断する。
ステップs3において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていると判断すると、ステップs4において、表示制御部400が、表示部10を制御して、装着通知情報を図形等で表示画面10aに表示する。一方で、ステップs3において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていないと判断すると、電子機器100は判断・表示処理を終了する。
このように、本実施の形態に係る記憶装置装着判断部404は、電子機器100が起動した際に、電池装着判断部403が電子機器100に電池70が装着されていると判断すると、電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断している。
上述のように、電子機器100においては、電池70が装着されている場合には、記憶装置60を着脱することができないようになっていることから、電池70が装着されている電子機器100が起動した際の当該電子機器100での記憶装置60の装着状況は、その後に変化することはない。つまり、電池70が装着されている電子機器100においては、電子機器100が起動した際に記憶装置60が装着されていない場合には、その後に、記憶装置60が装着されることはなく、電子機器100が起動した際に記憶装置60が装着されている場合には、その後に、記憶装置60が取り外されることはない。したがって、本実施の形態のように、電子機器100が起動した際に、記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断することによって、電子機器100における記憶装置60の正しい装着状況を把握することが可能となる。よって、電子機器100の起動後に、定期的にあるいは不定期的に記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを確認する必要は必ずしもない。また、ユーザは、電子機器100の起動後においては、どのタイミングにおいても、記憶装置60の正しい装着状況を表示画面10aを見て確認することができる。
さらに、本実施の形態では、記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しているため、上述の特許文献1のような、記憶装置60が装着されているか否かを検出するためのスイッチは不要となり、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを簡単に判断することができる。
上述のステップs2において、電池装着判断部403が電子機器100に対して電池70が装着されていないと判断した場合には、制御部40は、電池電源ではなく外部電源で電子機器100が動作していると判断し、ステップs5において、表示制御部400が、表示部10を制御して、電子機器100が外部電源を用いて動作している旨を示す情報を図形、文字、記号などで表示画面10aに表示する。その後、ステップs6において、記憶装置装着判断部404が、ステップs3と同様にして、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断する。
ステップs6において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていると判断すると、ステップs7が実行される。ステップs7の実行後、しばらく時間が経過すると、再度ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。以後、電子機器100は同様に動作する。
一方で、ステップs6において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていないと判断すると、ステップs8が実行される。ステップs8の実行後、しばらく時間が経過すると、再度ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。以後、電子機器100は同様に動作する。
ステップs7においては、表示画面10aに装着通知情報10bが表示されていない場合には、表示制御部400が表示部10を制御することによって、表示画面10aには装着通知情報10bが表示される。一方で、ステップs7において、表示画面10aに装着通知情報10bが表示されている場合には、表示画面10aの表示は変化しない。
また、ステップs8においては、表示画面10aに装着通知情報10bが表示されている場合には、表示制御部400が表示部10を制御することによって、表示画面10aにおいて装着通知情報10bが消去される。一方で、ステップs8において、表示画面10aに装着通知情報10bが表示されていない場合には、表示画面10aの表示は変化しない。
なお、ステップs6については、定期的に実行しても良いし、不定期的に実行しても良い。ステップs6を定期的に実行する場合には、例えば1時間おきにステップs6を実行する。
また、外部電源が電子機器100に供給されている際に、電子機器100に電池70が装着されるようになった場合には、記憶装置装着判断部404は、上述のステップs6を実行して、記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、ステップs7あるいはステップs8を実行する。この場合には、電子機器100には電池70が装着されており、電子機器100に対して記憶装置60を着脱することができないことから、一度ステップs6を実行すれば、再度ステップs6を実行する必要はない。
また、外部電源が電子機器100に供給されている際に、電子機器100から電池70が取り外された場合には、ステップs5が実行される。この場合には、電子機器100に対して記憶装置60を着脱することが可能となることから、ステップs5の実行後、ステップs6〜s8までの処理が繰り返して実行される。
なお、電子機器100が動作している間においては、電池装着判断部403が電池70が装着されているか否かを定期的に判断していることから、外部電源が電子機器100に供給されている際に電子機器100に電池70が装着されたことや、外部電源が電子機器100に供給されている際に電子機器100から電池70が取り外されたことを電子機器100において検出することができる。
このように、本実施の形態に係る記憶装置装着判断部404では、外部電源が電子機器100に供給されている場合に電池装着判断部403が電子機器100に電池70が装着されていないと判断した際には、ステップs6の処理、つまり記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断するという判断処理が、定期的あるいは不定期的に実行されている。
上述のように、電子機器100においては、電池70が装着されていない場合には、記憶装置60を着脱することが可能となっていることから、電池70が装着されていない電子機器100が外部電源を用いて動作している間に、記憶装置60の装着状況が変化することがある。したがって、本実施の形態のように、定期的にあるいは不定期的に、記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断することによって、電子機器100における記憶装置60の現在の装着状況を正しく把握することが可能となる。よって、ユーザは、記憶装置60の現在の装着状況を表示画面10aを見て確認することができる。
また、記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しているため、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを簡単に判断することができる。
また、ステップs6を実行してから、次にステップs6を実行するまでの時間を短くすることによって、記憶装置60の装着状況が変化してから表示画面10aの表示が更新されるまでのタイムラグを小さくすることができる。よって、ユーザが表示画面10aを見て確認した記憶装置60の装着状況と、記憶装置60の実際の装着状況とが相違することを抑制することができる。
実施の形態2.
図9は実施の形態2に係る電子機器100での判断・表示処理を示すフローチャートである。上述の実施の形態1に係る電子機器100においては、電池電源の代わりに外部電源が供給されている際には、定期的にあるいは不定期的に記憶装置60の装着状況を確認していたが、本実施の形態に係る電子機器100では、操作検出部80が電子機器100に対する所定の操作を検出すると、記憶装置60の装着状況を確認するようにしている。以下に、本実施の形態に係る電子機器100の動作について、実施の形態1に係る電子機器100の動作との相違点を中心に説明する。
図9に示されるように、上述のステップs2において、電池装着判断部403が電子機器100に対して電池70が装着されていないと判断した場合には、ステップs5が実行されて、電子機器100が外部電源を用いて動作している旨を示す情報が図形等で表示画面10aに表示される。その後、ステップs11において、記憶装置装着判断部40は、操作特定部401において電子機器100に対する所定の操作が検出されるまで待機状態となる。操作特定部401が電子機器100に対する所定の操作を検出すると、上述のステップs6が実行されて、記憶装置装着判断部404は、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断する。
ここで、記憶装置60の装着状況の判断を行うきっかけとなる、電子機器100に対する所定の操作(以後、「トリガー操作」と呼ぶ)としては、例えば、表示画面10aに対する操作が採用される。操作検出部80が、表示画面10aがユーザの指で触れられたことを検出すると、ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。このとき、表示画面10aが触れられれば必ずステップs6を実行しても良いし、表示画面10aに対して特定の操作が行われたときにだけ、例えば、表示画面10aがタップ(指で押してすぐに離す操作)されたときにだけステップs6を実行しても良い。
また、トリガー操作は、操作ボタン30a〜30dのいずれかに対する操作であっても良い。操作検出部80が操作ボタン30a〜30dのいずれかが操作されたことを検出すると、ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。このとき、操作部30が有する複数の操作ボタン30a〜30dのうちのどの操作ボタンが操作されたとしてもステップs6を実行しても良いし、複数の操作ボタン30a〜30dのうちの特定の操作ボタンが操作されたときにだけステップs6を実行しても良い。
また、トリガー操作としては、表示画面10aに対する操作と操作ボタン30a〜30dのいずれかに対する操作との両方を採用しても良い。つまり、表示画面10aに対する操作が検出された場合にも、操作ボタン30a〜30dのいずれかに対する操作が検出された場合にも、ステップs6を実行しても良い。
ステップs6において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていると判断すると、上述のステップs7が実行される。ステップs7の実行後、ステップs11において、操作検出部80がトリガー操作を検出すると、再度ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。以後、電子機器100は同様に動作する。
一方で、ステップs6において、記憶装置装着判断部404が、電子機器100に対して記憶装置60が装着されていないと判断すると、上述のステップs8が実行される。ステップs8の実行後、ステップs11において、操作検出部80がトリガー操作を検出すると、再度ステップs6が実行されて、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断される。以後、電子機器100は同様に動作する。
なお、外部電源が電子機器100に供給されている際に、電子機器100に電池70が装着されるようになった場合には、実施の形態1と同様に、記憶装置装着判断部404は、ステップs6を実行して、記憶装置60が電子機器100に装着されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、ステップs7あるいはステップs8を実行する。この場合には、電子機器100には電池70が装着されており、電子機器100に対して記憶装置60を着脱することができないことから、一度ステップs6を実行すれば、再度ステップs6を実行する必要はない。
また、外部電源が電子機器100に供給されている際に、電子機器100から電池70が取り外された場合には、ステップs5が実行される。この場合には、電子機器100に対して記憶装置60を着脱することが可能となることから、操作検出部80がトリガー操作を検出するたびに、ステップs6〜s8が実行される。
このように、本実施の形態では、電子機器100に対する所定の操作が検出されると、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断されるため、当該所定の操作が検出されるたびに、記憶装置60の現在の装着状況を把握することができる。さらに、実施の形態1と同様に、記憶装置装着判断部404は、記憶装置60に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しているため、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを簡単に判断することができる。
また、電子機器100に対する所定の操作が検出されると、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かが判断され、その判断結果に応じて表示画面10aの表示が更新されるため、ユーザによって電子機器100が使用される際に、表示画面10aの表示を更新することができる。よって、ユーザは、電子機器100を使用する際に、表示画面10aを参照して記憶装置60の現在の装着状況を確認することができる。
なお、表示画面10aにおいて、ユーザによる操作を受け付ける操作ボタンが表示される場合には、当該操作ボタンに対する操作をトリガー操作として、当該操作ボタンに対する操作が検出されたときに、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断しても良い。
また、図10に示されるように、操作検出部80に加速度センサー90(傾斜センサー)を設けて、操作特定部401が、当該加速度センサー90からの出力信号に基づいて、電子機器100をユーザが持つ操作を特定できるようにしても良い。つまり、操作検出部80が、加速度センサー90の出力信号に基づいて、電子機器100をユーザが持つ操作を検出できるようにしても良い。そして、電子機器100をユーザが持つ操作をトリガー操作とし、操作検出部80が、電子機器100をユーザが持つ操作を検出すると、記憶装置装着判断部404が、ステップs6を実行して、電子機器100に対して記憶装置60が装着されているか否かを判断しても良い。
電子機器100がユーザによって持たれるようになると、筐体1の傾きが大きく変化することから、筐体1内に設けられた加速度センサー90の出力信号は大きく変化する。そして、ユーザが電子機器100を持って操作している最中では、筐体1の傾きはほとんど変化しないことから、筐体1内の加速度センサー90の出力信号もほとんど変化しない。よって、加速度センサー90の出力信号が大きく(所定量以上)変化し、その後、一定時間以上、当該出力信号がほとんど変化しない(当該出力信号の変化量が所定量以下)場合に、電子機器100がユーザに持たれたと判断することによって、電子機器100をユーザが持つ操作を検出することができる。
また、電子機器100をユーザが持つ操作については、図11に示されるように、加速度センサー90の代わりに照度センサー91を用いて検出することができる。電子機器100がユーザによって持たれると、筐体1の側面がユーザの手が覆われる場合がある。したがって、筐体1の側面に照度センサー91を設けて、その出力信号が小さくなると(筐体1の側面の周囲の照度が小さくなると)、ユーザによって電子機器100が持たれたと判断することによって、電子機器100をユーザが持つ操作を検出することができる。
このように、トリガー操作として、電子機器100をユーザが持つ操作を採用することによって、電子機器100がユーザに持たれるたびに、記憶装置60の現在の装着状況を把握することができる。
なお、表示画面10aに対する操作及び電子機器100をユーザが持つ操作の両方をトリガー操作としても良いし、操作ボタンに対する操作及び電子機器100をユーザが持つ操作の両方をトリガー操作としても良い。また、表示画面10aに対する操作、操作ボタンに対する操作及び電子機器100をユーザが持つ操作のすべてをトリガー操作としても良い。つまり、表示画面10aに対する操作、操作ボタンに対する操作及び電子機器100をユーザが持つ操作の少なくとも一つをトリガー操作としても良い。
<変形例>
電子機器100に電池70が装着されている場合には、上述の実施の形態1,2とは異なり、記憶装置装着判断部404は、定期的にあるいは不定期的に電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを確認しても良い。つまり、電子機器100に電池70が装着されている場合には、実施の形態1に係る電子機器100が外部電源を用いて動作している場合と同様に、記憶装置装着判断部404は、記憶装置60にアクセスしようとし、その結果に基づいて、電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断する判断処理を、定期的あるいは不定期的に行っても良い。
また、電子機器100に電池70が装着されている場合には、実施の形態2に係る電子機器100が外部電源で動作している場合と同様に、操作検出部80がトリガー操作を検出すると、記憶装置装着判断部404は、電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しても良い。
なお、記憶装置60が電子機器100に対して装着されている否かを判断する判断処理を定期的に行う場合には、操作検出部80が電子機器100に対する所定の操作を検出すると、当該判断処理を行う周期(以後、「判断処理周期」と呼ぶ)を短くしても良い。例えば、1時間ごとに、記憶装置60が電子機器100に対して装着されている否かを判断している場合には、操作検出部80が電子機器100に対する所定の操作を検出すると、1秒ごとに、記憶装置60が電子機器100に対して装着されている否かを判断するようにする。これにより、ユーザが電子機器100を使用しない場合には判断処理周期を長くして電子機器100の消費電力を低減することができる。この所定の操作としては、上記のトリガー操作と同様に、表示画面10aに対する操作、操作ボタンに対する操作及び電子機器100をユーザが持つ操作の少なくとも一つを採用することができる。
また、操作検出部80が電子機器100に対する所定の操作を検出した後に判断処理周期を短くする場合には、判断処理周期を短くしてから、所定時間以上、当該所定の操作を検出しない状態が継続したときには、判断処理周期を元に戻しても良い。例えば、操作検出部80が所定の操作を検出してから、当該所定の操作を検出しない状態が1分間以上継続したときに、判断処理周期を元に戻しても良い。これにより、ユーザが電子機器100を使用しなくなった際に、判断処理周期を長くして電子機器100の消費電力を低減することができる。
また、上述の実施の形態1,2とは異なり、電子機器100を、電池70が装着されている場合であっても記憶装置60を着脱することが可能であるように構成し、電池70が電子機器100に装着されているか否かにかかわらず、定期的にあるいは不定期的に電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しても良い。
また、電子機器100を、電池70が装着されている場合であっても記憶装置60を着脱することが可能であるように構成し、電池70が電子機器100に装着されているか否かにかかわらず、電子機器100に対する所定の操作が検出された際に、電子機器100に記憶装置60が装着されているか否かを判断しても良い。
電池70が装着されている場合であっても、記憶装置60を着脱することが可能である電子機器100としては、例えば、筐体1の側面に向かって開口する記憶装置収納部600が筐体1に設けられた電子機器100が考えられる。この電子機器100では、電池70の装着状況にかかわらず、筐体1の側面から記憶装置60を筐体1内に挿入することができ、また、電池70の装着状況にかかわらず、筐体1内から記憶装置60を取り出すことができる。
また、上述の実施の形態1,2に係る電子機器100は、一つの表示画面を有する携帯電話機であったが、複数の表示画面を有する携帯電話器であっても良い。この場合には、複数の表示画面のそれぞれがタッチパネル方式であっても良い。
また、上述の実施の形態1,2に係る電子機器100は、図1等に示されるように、いわゆるストレート式の携帯電話機であったが、本願発明が適用される携帯電話機の形態としては、ストレート方式に限定されるものではなく、折り畳み式、スライド式、2軸ヒンジ式などを採用しても良い。また、本願発明を、2つ以上の筐体を有する携帯電話機に適用する場合においては、当該2つ以上の筐体のそれぞれに表示画面を設けて、これらの表示画面の少なくとも1つ以上をタッチパネル方式としても良い。
また、上述の実施の形態1,2では、本願発明を携帯電話機に適用する場合を例にあげて説明したが、本願発明は携帯電話機以外の電子機器にも適用することができる。例えば、本願発明はゲーム機、パソコン、電子ブック、ナビゲーションシステム、音楽プレーヤなどに適用することができる。
10 表示部
10a 表示画面
10b 装着通知情報
30a 操作ボタン
60 記憶装置
70 電池
80 操作検出部
100 電子機器
403 電池装着判断部
404 記憶装置装着判断部

Claims (8)

  1. 電池及び記憶装置のそれぞれが着脱可能な電子機器であって、
    前記電子機器に電池が装着されていない場合には前記電子機器に対して着脱することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されている場合には前記電子機器に対して着脱することができない記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部を備え、
    前記記憶装置装着判断部は、前記電池が装着されている前記電子機器が起動した際に前記判断処理を行い、
    前記電子機器は、前記電池が装着されていない場合であっても、外部から供給される外部電源を用いて動作することが可能であり、
    前記電子機器に前記電池が装着されているか否かを判断する電池装着判断部をさらに備え、
    前記記憶装置装着判断部は、前記外部電源が前記電子機器に供給されている場合に前記電池装着判断部が前記電子機器に前記電池が装着されていないと判断した際には、定期的あるいは不定期的に前記判断処理を行う、電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部をさらに備え、
    前記記憶装置装着判断部は、定期的に前記判断処理を行う際には、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う周期を短くする、電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記記憶装置装着判断部は、前記判断処理を行う周期を短くしてから、所定時間以上、前記操作検出部が前記所定の操作を検出しない状態が継続すると、前記判断処理を行う周期を元に戻す、電子機器。
  4. 電池及び記憶装置のそれぞれが着脱可能な電子機器であって、
    前記電子機器に電池が装着されていない場合には前記電子機器に対して着脱することが可能であり、前記電子機器に前記電池が装着されている場合には前記電子機器に対して着脱することができない記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて、当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部を備え、
    前記記憶装置装着判断部は、前記電池が装着されている前記電子機器が起動した際に前記判断処理を行い、
    前記電子機器は、前記電池が装着されていない場合であっても、外部から供給される外部電源を用いて動作することが可能であり、
    前記電子機器に前記電池が装着されているか否かを判断する電池装着判断部と、
    前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部と
    をさらに備え、
    前記記憶装置装着判断部は、前記外部電源が前記電子機器に供給されている場合に前記電池装着判断部が前記電子機器に前記電池が装着されていないと判断した際には、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う、電子機器。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記所定の操作は、前記電子機器が有する表示画面に対する操作、前記電子機器が有する操作ボタンに対する操作及び前記電子機器をユーザが持つ操作の少なくとも一つである、電子機器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記記憶装置装着判断部が前記電子機器に前記記憶装置が装着されていると判断した際に、前記電子機器に前記記憶装置が装着されている旨を表示する表示部を備える、電子機器。
  7. 記憶装置が着脱可能な電子機器であって、
    記憶装置に対してアクセスしようとし、その結果に基づいて当該記憶装置が前記電子機器に装着されているか否かを判断する判断処理を行う記憶装置装着判断部と、
    前記電子機器に対する所定の操作を検出する操作検出部と
    を備え、
    前記記憶装置装着判断部は、定期的に前記判断処理を行い、
    前記記憶装置装着判断部は、前記操作検出部が前記所定の操作を検出すると、前記判断処理を行う周期を短くし、
    前記記憶装置装着判断部は、前記判断処理を行う周期を短くしてから、所定時間以上、前記操作検出部が前記所定の操作を検出しない状態が継続すると、前記判断処理を行う周期を元に戻す、電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器であって、
    前記所定の操作は、前記電子機器が有する表示画面に対する操作、前記電子機器が有する操作ボタンに対する操作及び前記電子機器をユーザが持つ操作の少なくとも一つである、電子機器。
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