JP5886692B2 - 携帯端末、携帯端末の制御方法、および携帯端末の制御プログラム - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御方法、および携帯端末の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は携帯端末、携帯端末の制御方法、および携帯端末の制御プログラムに関し、特に、タッチパネルを有する携帯端末、該携帯端末の制御方法、および該携帯端末の制御プログラムに関する。
携帯電話機など、操作部としてタッチパネルを有する携帯端末が多くみられる。
携帯端末のタッチパネルの誤動作を防ぐ技術として、たとえば特開2010−50943号公報(以下、特許文献1)に開示されているような通話中に人感センサ(近接、赤外線)を使って液晶をON/OFF制御する技術や、特開2002−135369号公報(以下、特許文献2)に開示されているような通話中にタッチパネルセンサを使って身体の一部の有無によりキーの誤動作を防止する技術を利用することが考えられる。
特開2010−50943号公報 特開2002−135369号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示されたこれら技術では、通話中に耳などが当たることによるタッチパネルやキー誤動作を防ぐことができるが、着信の誤動作を防ぐものではない。
図11および図12は、携帯端末での着信の誤作動について説明するための図である。図11は、タッチパネルでの消費電力を抑えた状態であるパネルセーブ状態での、タッチパネルのうちの表示装置、タッチパネルのうちの入力装置(タッチパネル)、および人感センサ等の接近を検出するためのセンサそれぞれのON/OFF状態を表わした図であり、図12は、着信中での、表示装置、入力装置(タッチパネル)、および人感センサ等の接近を検出するためのセンサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。
図11を参照して、パネルセーブ状態では表示装置、入力装置およびセンサはいずれもOFF状態あり、図12を参照して、着信中になると表示装置および入力装置は連動してON状態に移行する。
たとえば、タッチパネルを搭載した携帯端末では近年、端末をポケットの中に入れた状態で着信があり、ポケットから取り出して、タッチパネル操作で着信応答しようとしてもタッチパネル操作ができず着信応答操作ができないことがある。
この原因としては次のような原因が挙げられる。すなわち、携帯端末に手が触れている場合には人間の体がグランド(0V)状態となるために携帯端末のグランド状態は安定するものの、タッチパネルの液晶面(操作面)を体側に当てたままポケットに入れている際に、携帯端末に手が触れていないため、携帯端末としてのグランド(0V)状態は弱く不安定な状態である。この状態で着信などにより液晶が点灯するとタッチパネルのキャリブレーションが実施されてタッチパネルが有効になると、物体を離した状態でも静電容量の電荷が残ってしまい、触っていないのに指が検出されてしまうことがあるためである。このため、正常なタッチ操作が受け付けられなくなることがある。
また、図12に表わされたように、着信中になると表示装置および入力装置がON状態に移行するため、携帯端末をポケットに入れた状態で着信があり、携帯端末をポケットから取り出そうとした時に誤ってタッチパネルを触ってしまい誤動作してしまうことがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、タッチパネルを有する携帯端末において、該タッチパネルを用いた操作開始時の誤作動を防止することのできる携帯端末、該携帯端末の制御方法、および該携帯端末の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、携帯端末は、タッチパネルと、センシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサと、タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置それぞれのON/OFF状態を制御するための制御装置とを備える。制御装置は、タッチパネルの表示装置、入力装置、およびセンサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生したときに、タッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行して表示装置を表示可能な状態とし、セーブ状態においてイベントが発生したときにセンサでセンシング範囲内に物体があることが検知されると、タッチパネルの入力装置のOFF状態を維持してタッチパネルに対する入力を受け付けない状態を維持する。
好ましくは、セーブ状態においてイベントが発生したときにセンサでセンシング範囲内に物体がないことが検知されると、タッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行して表示装置を表示可能な状態とし、かつ、タッチパネルの入力装置をOFF状態からON状態に移行してタッチパネルに対する入力を受け付ける状態とする。
好ましくは、制御装置は、セーブ状態においてイベントが発生したときに、センサのOFF状態をON状態に移行し、センシング範囲内の物体の有無を検出可能な状態とする。
好ましくは、制御装置は、タッチパネルの表示装置、入力装置、およびセンサのいずれもがON状態である操作中状態から操作が終了した状態となると、センサのON状態をOFF状態に移行し、センシング範囲内の物体の有無の検出動作を停止させる。
好ましくは、制御装置は、セーブ状態においてイベントが発生したときにセンサでセンシング範囲内に物体があることが検知されると、その旨を報知する画面をタッチパネルの表示装置に表示させる。
本発明の他の局面に従うと、携帯端末の制御方法は、タッチパネルとセンシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサとを有する携帯端末における、タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置、ならびにセンサそれぞれのON/OFF状態を制御する方法であって、タッチパネルの表示装置、入力装置、およびセンサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生すると、タッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行し、かつ、センサをOFF状態からON状態に移行するステップと、セーブ状態においてイベントが発生したときに、移行するステップでON状態に移行したセンサでセンシング範囲内に物体があることが検知されるとタッチパネルの入力装置のOFF状態を維持し、センシング範囲内に物体がないことが検知されるとタッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、携帯端末の制御プログラムは、タッチパネルとセンシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサとを有する携帯端末に、タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置、ならびにセンサそれぞれのON/OFF状態の制御を実行させるためのプログラムであって、タッチパネルの表示装置、入力装置、およびセンサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生すると、タッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行し、かつ、センサをOFF状態からON状態に移行するステップと、セーブ状態においてイベントが発生したときに、移行するステップでON状態に移行したセンサでセンシング範囲内に物体があることが検知されるとタッチパネルの入力装置のOFF状態を維持し、センシング範囲内に物体がないことが検知されるとタッチパネルの表示装置をOFF状態からON状態に移行するステップとを携帯端末に実行させる。
この発明によると、タッチパネルを有する携帯端末において、通話着信時などの該タッチパネルを用いた操作開始時の誤作動を防止することができる。
実施の形態にかかる携帯端末の外観の具体例を示す概略図である。 実施の形態にかかる携帯端末の装置構成の具体例を示すブロック図である。 音声着信時の画面表示の具体例を表わした図である。 パネルセーブ状態での表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 着信中の状態であって、物体が接近して存在する場合の表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 着信中の状態であって、物体が接近して存在しない場合の表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 通話中の状態での表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 通話終了後の状態での表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 携帯端末の機能構成の具体例を示すブロック図である。 携帯端末での制御の流れを表わしたフローチャートである。 従来の携帯端末での、パネルセーブ状態での表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。 従来の携帯端末での、着信中での表示部、タッチパネル、センサそれぞれのON/OFF状態を表わした図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる携帯端末100の外観の具体例を示す概略図である。
図1を参照して、携帯端末100は、正面にタッチパネルが上層面に設けられた表示・入力装置15が配され、さらに、その上方に音声出力部であるスピーカ16と、および表示・入力装置15の下方に音声入力部であるマイク17とが配されている。
スピーカ16の近傍には、所定範囲内に物体が存在することを検知するための近接センサであるセンサ14が設けられる。
図2は、本実施の形態にかかる携帯端末100の装置構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、携帯端末100は、全体を制御するための演算装置であるCPU10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM12と、画像データや電話帳データなどを記憶するためメモリ13と、センサ14と、情報を表示したり当該携帯端末100に対する操作入力を受け付けたりするためのタッチパネルを含んだ表示・入力装置15と、スピーカ16と、マイク17と、他の装置との間の通信を制御するための通信コントローラ18とを含む。
表示・入力装置15は、液晶表示装置などの表示装置の上層に、光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの入力装置であるタッチパネルが重なって構成されている。
表示・入力装置15の表示装置部分とタッチパネルである入力装置部分とには、それぞれ独立して電力が供給される。
図3は、音声着信時の画面表示の具体例を表わした図である。
図3を参照して、音声着信時には、音声着信を表わす画面が表示されると共に、通話の開始を指示するためのボタンおよび通話の終了を指示するためのボタンが表示装置に表示される。タッチパネルのその位置をタッチすることで、通話の開始または通話の終了を指示することができる。
<制御概要>
本実施の形態にかかる携帯端末100では、予め規定された状態において、表示・入力装置15の表示装置、入力装置、およびセンサ14それぞれのON/OFF状態が予め規定された状態となるように制御される。
図4〜図8は、規定された、各状態での表示・入力装置15の表示装置、入力装置、およびセンサ14それぞれのON/OFF状態を表わした図である。
図4は、タッチパネルでの消費電力を抑えた状態であるパネルセーブ状態でのON/OFF状態を表わした図である。図4を参照して、パネルセーブ状態では、表示装置はOFF状態、タッチパネルである入力装置OFF状態、およびセンサ14はOFF状態とされる。
このような状態となるため、この場合、物体がセンサ14のセンシング範囲に存在することになっても、その存在が検知されることがない。また、この状態では、表示装置が非点灯となる。また、この状態ではタッチパネルの操作ができない。
図5は、着信中の状態であって、センサ14のセンシング範囲(センサ上)に物体が存在する場合、つまり近接して物体が存在する場合のON/OFF状態を表わした図である。図5を参照して、着信中の状態であって、センサ14のセンシング範囲(センサ上)に物体が存在する場合、表示装置はON状態、タッチパネルである入力装置OFF状態、およびセンサ14はON状態とされる。
このような状態となるため、この場合、センサ14のセンシング範囲に存在する物体がセンサ14で検知される。また、この状態では、表示装置が点灯している。なお、この状態ではタッチパネルの操作ができない。
なお、この状態の場合、図5(B)に表わされたように、センサ14上のみに物体が存在している場合も考慮して、物体を端末上から離すことを促すよう表示・入力装置15にメッセージ(注意)をポップアップ表示するなどしてもよい。
図6は、着信中の状態であって、センサ14のセンシング範囲(センサ上)に物体が存在しない場合、つまり近接して物体が存在しない場合のON/OFF状態を表わした図である。図6を参照して、着信中の状態であって、センサ14のセンシング範囲(センサ上)に物体が存在しない場合、表示装置はON状態、タッチパネルである入力装置ON状態、およびセンサ14はON状態とされる。
このような状態となるため、この場合、センサ14のセンシング範囲に存在する物体がセンサ14で検知される。また、この状態では、表示装置が点灯している。また、この状態ではタッチパネルの操作が可能となる。
図7は、通話中の状態でのON/OFF状態を表わした図である。図7を参照して、通話中の状態では、表示装置はON状態、タッチパネルである入力装置ON状態、およびセンサ14はON状態とされる。
このような状態となるため、この場合、センサ14のセンシング範囲に存在する物体がセンサ14で検知される。また、この状態では、表示装置が点灯している。また、この状態ではタッチパネルの操作が可能となる。
図8は、通話終了後の状態でのON/OFF状態を表わした図である。図8を参照して、通話終了後の状態では、表示装置はON状態、タッチパネルである入力装置ON状態、およびセンサ14はOFF状態とされる。
このような状態となるため、この場合、物体がセンサ14のセンシング範囲に存在することになっても、その存在が検知されることがない。また、この状態では、表示装置が点灯している。また、この状態ではタッチパネルの操作が可能となる。
通常、タッチパネルを有する携帯端末においては、タッチパネル(入力装置)のON/OFF(有効/無効)状態は表示装置のON/OFF(点灯/非点灯)状態と同期している(点灯状態=タッチパネル有効、非点灯状態=タッチパネル無効)ものであるが、本実施の形態にかかる携帯端末100ではこれらを独立して制御する。すなわち、本実施の形態にかかる携帯端末100では、着信時に表示装置がOFF状態(非点灯状態)からON状態(点灯状態)へ遷移する際に、タッチパネル(入力装置)のON/OFF(有効/無効)状態を、物体の近接を検知するセンサ14でのセンシング結果も判断基準として用いて判断する。
詳しくは、表示装置がOFF状態(非点灯状態)であって入力装置(タッチパネル)もOFF状態(無効状態)において音声着信通知を受けると、携帯端末100のCPU10は表示装置をON状態(点灯状態)へ遷移し、表示装置への画面表示により端末使用者へ着信があったことを通知する。このときCPU10は、センサ14の動作を開始し、センサ14からの出力をチェックする。
センサ14の出力がセンシング範囲(検出距離内)に物体が近づいたことを表わすものである場合、CPU10は、入力装置(タッチパネル)をOFF状態(無効状態)のままとする。これは、当該携帯端末100がポケットの中などにあることが想定されるためである。
ただし、ユーザが意図せずにセンサ14上に物体が当たってしまっていることも考えらえるため、表示・入力装置15の画面上から物体を外すよう表示装置へ注意などをポップアップ表示させる。
一方、センサ14の出力がセンシング範囲(検出距離内)に物体がないことを表わすものである場合、CPU10は、入力装置(タッチパネル)をON状態(有効状態)に移行する。これは、当該携帯端末100がポケットの外などにあることが想定されるためである。
なお、表示・入力装置15などにより応答操作後は、表示装置の表示を通話画面へ遷移する。そして、通話終了が検出されると、CPU10は、センサ14をOFF状態としてセンシング動作を停止させる。
<機能構成>
図9は、上述のようにON/OFF状態を制御するための携帯端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図9の各機能は、携帯端末100のCPU10が、ROM11に記憶されるプログラム(アプリケーション)を読み出してRAM12上に展開しつつ実行することによって、主にCPU10上に形成されるものであるが、少なくとも一部が図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図9を参照して、携帯端末100のCPU10は、通信コントローラ18での通信制御に基づいて着信の有無や通話中か通話終了かなどを判断するための通話判断部101と、センサ14でのセンシングに基づいてセンサ14のセンシング範囲(センサ上)への物体の近接の有無を判断するたけの近接判断部102と、タッチパネルである表示・入力装置15のうちの表示装置のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断するための表示装置判断部103と、表示・入力装置15のうちの入力装置のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断するための入力装置判断部104と、センサ14のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断するためのセンサ判断部105と、表示・入力装置15のうちの表示装置のON/OFF状態を管理するための表示装置管理部106と、表示・入力装置15のうちの入力装置のON/OFF状態を管理するための入力装置管理部107と、センサ14のON/OFF状態を管理するためのセンサ管理部108とを含む。
表示装置判断部103は、通話判断部101によって判断された着信の有無と、表示装置管理部106で管理されている表示装置の現在のON/OFF状態とに基づいて表示装置のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断し、判断された状態となるように制御信号を表示装置管理部106に対して入力する。表示装置管理部106はその制御信号で表わされた状態となるよう表示・入力装置15の表示装置の状態を制御すると共に、その状態を表示装置の現在のON/OFF状態として記憶する。
入力装置判断部104は、通話判断部101によって判断された着信の有無と、表示装置管理部106で管理されている表示装置の現在のON/OFF状態と、近接判断部102によって判断されたセンサ14のセンシング範囲(センサ上)への物体の近接の有無とに基づいて入力装置のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断し、判断された状態となるように制御信号を入力装置管理部107に対して入力する。入力装置管理部107はその制御信号で表わされた状態となるよう表示・入力装置15の入力装置の状態を制御すると共に、その状態を入力装置の現在のON/OFF状態として記憶する。
センサ判断部105は、通話判断部101によって判断された着信の有無と、表示装置管理部106で管理されている表示装置の現在のON/OFF状態とに基づいて、または、通話判断部101によって判断された通話の終了に基づいて、センサ14のON/OFF状態をいずれとすべきかを判断し、判断された状態となるように制御信号をセンサ管理部108に対して入力する。センサ管理部108はその制御信号で表わされた状態となるようセンサ14の状態を制御すると共に、その状態をセンサ14の現在のON/OFF状態として記憶する。
<動作フロー>
図10は、携帯端末100での制御の流れを表わしたフローチャートである。図10のフローチャートに表わされた制御は、CPU10が、ROM11に記憶されるプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行し、図9の各機能を発揮させることによって実現される。
図10を参照して、表示・入力装置15の表示装置(タッチパネル)がOFF状態(非点灯)であって、タッチパネルが無効である状態であり(ステップS101でYES)、かつ着信中の場合(ステップS103でYES)、ステップS105でCPU10は表示・入力装置15の表示装置をON状態とする。これにより表示・入力装置15が点灯し、表示が可能な状態となる。
また、ステップS109でCPU10はセンサ14をON状態とする。これにより、センサ14がセンシング動作を開始する。
着信中の状態においてセンサ14で物体が近接状態にあることが検出されると(ステップS109でYES)、ステップS111でCPU10は、表示・入力装置15に近接を注意するポップアップ表示を行なう。
着信中の状態においてセンサ14で物体が近接状態にあることが検出されない場合には(ステップS109でNO)、ステップS113でCPU10は表示・入力装置15の入力装置をON状態とする。これにより表示・入力装置15のタッチパネルが有効となり、入力が可能な状態となる。
その後、表示・入力装置15への操作に基づいて通話を開始すると(ステップS115)、CPU10はその終了を監視する。そして、通話の終了が検出されると(ステップS117でYES)、ステップS119でCPU10はセンサ14をOFF状態とする。これにより、センサ14がセンシング動作を停止する。
なお、以上の例では、携帯端末100に対して音声通話の着信があった場合に上のような制御がなされるものとしているが、音声通話に限定されるものではなく、メール着信など、当該携帯端末100の操作を開始するトリガとなる他からのイベントであれば他のいかなるイベントであってもよい。
<実施の形態の効果>
携帯端末100において上のような制御が行なわれることで、ポケットなどに当該携帯端末100を入れている時に着信があった場合であっても、物体の近接を検知するセンサ14の出力がセンシング範囲内に物体が存在することを表わすものであることによってタッチパネルが無効とされる。そのため、ポケットから当該携帯端末100を取り出そうと誤ってタッチパネルに触れた場合であっても誤動作することがない。
また、ポケットから携帯端末100を取り出したことによってセンサ14の出力がセンシング範囲内に物体が存在しないことを表わすものになったことによってタッチパネルが有効とされる。そのため、グランド状態の安定した、当該携帯端末100を手で持っている状態でタッチパネルのキャリブレーションが実施されることになる。これにより、先述のような、静電容量の電荷が残ってしまうこともなく、触っていないのに指が検出されてしまうという事態を防止でき、正常にタッチ操作を行なうことができる。
さらに、携帯端末100のCPU10に上述の制御を行なわせるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 メモリ、14 センサ、15 入力装置、16 スピーカ、17 マイク、18 通信コントローラ、100 携帯端末、101 通話判断部、102 近接判断部、103 表示装置判断部、104 入力装置判断部、105 センサ判断部、106 表示装置管理部、107 入力装置管理部、108 センサ管理部。

Claims (7)

  1. タッチパネルと、
    センシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサと、
    前記タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置それぞれのON/OFF状態を制御するための制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生したときに、前記タッチパネルの前記表示装置をOFF状態からON状態に移行して前記表示装置を表示可能な状態とし、
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがON状態である操作中状態から前記操作が終了した状態となると、前記センサのON状態をOFF状態に移行し、前記センシング範囲内の物体の有無の検出動作を停止させる、携帯端末。
  2. 前記制御装置は、前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに前記センサで前記センシング範囲内に物体があることが検知されると、前記タッチパネルの前記入力装置のOFF状態を維持して前記タッチパネルに対する入力を受け付けない状態を維持する、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに前記センサで前記センシング範囲内に物体がないことが検知されると、前記タッチパネルの前記表示装置をOFF状態からON状態に移行して前記表示装置を表示可能な状態とし、かつ、前記タッチパネルの前記入力装置をOFF状態からON状態に移行して前記タッチパネルに対する入力を受け付ける状態とする、請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記制御装置は、前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに、前記センサのOFF状態をON状態に移行し、前記センシング範囲内の物体の有無を検出可能な状態とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記制御装置は、前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに前記センサで前記センシング範囲内に物体があることが検知されると、その旨を報知する画面を前記タッチパネルの前記表示装置に表示させる、請求項1〜4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. タッチパネルとセンシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサとを有する携帯端末における、前記タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置、ならびに前記センサそれぞれのON/OFF状態を制御する方法であって、
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生すると、前記タッチパネルの前記表示装置をOFF状態からON状態に移行し、かつ、前記センサをOFF状態からON状態に移行するステップと、
    前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに、前記移行するステップでON状態に移行した前記センサで前記センシング範囲内に物体があることが検知されると前記タッチパネルの前記入力装置のOFF状態を維持し、前記センシング範囲内に物体がないことが検知されると前記タッチパネルの前記入力装置をOFF状態からON状態に移行するステップと
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがON状態である操作中状態から前記操作が終了した状態となると、前記センサのON状態をOFF状態に移行し、前記センシング範囲内の物体の有無の検出動作を停止させるステップとを備える、携帯端末の制御方法。
  7. タッチパネルとセンシング範囲内の物体の有無を検知するためのセンサとを有する携帯端末に、前記タッチパネルに含まれる入力装置および表示装置、ならびに前記センサそれぞれのON/OFF状態の制御を実行させるためのプログラムであって、
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがOFF状態であるセーブ状態において操作開始となるイベントが発生すると、前記タッチパネルの前記表示装置をOFF状態からON状態に移行し、かつ、前記センサをOFF状態からON状態に移行するステップと、
    前記セーブ状態において前記イベントが発生したときに、前記移行するステップでON状態に移行した前記センサで前記センシング範囲内に物体があることが検知されると前記タッチパネルの前記入力装置のOFF状態を維持し、前記センシング範囲内に物体がないことが検知されると前記タッチパネルの前記入力装置をOFF状態からON状態に移行するステップと
    前記タッチパネルの前記表示装置、前記入力装置、および前記センサのいずれもがON状態である操作中状態から前記操作が終了した状態となると、前記センサのON状態をOFF状態に移行し、前記センシング範囲内の物体の有無の検出動作を停止させるステップとを前記携帯端末に実行させる、携帯端末の制御プログラム。
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