JP2009124429A - 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法 - Google Patents

通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009124429A
JP2009124429A JP2007295922A JP2007295922A JP2009124429A JP 2009124429 A JP2009124429 A JP 2009124429A JP 2007295922 A JP2007295922 A JP 2007295922A JP 2007295922 A JP2007295922 A JP 2007295922A JP 2009124429 A JP2009124429 A JP 2009124429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
terminal device
information
card
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007295922A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Toshio Oka
敏夫 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007295922A priority Critical patent/JP2009124429A/ja
Publication of JP2009124429A publication Critical patent/JP2009124429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】転送データ容量の制限を回避しつつ、容易な操作で異なる通信端末装置間でデータ転送を行うこと。
【解決手段】ICカード脱離検知部103により、ICカードが自装置から取り外されたと検知された場合に、送信側スタンバイ制御部104は、ユーザデータ記憶部101に記憶されたユーザデータを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行して、ICカードが次に装着された通信端末装置200からの受信準備が完了したことを示す呼出しメッセージが通知されるまで待機し、送信側セッション確立部105は、呼出しメッセージを受信した場合に、通信端末装置200との間のセッションを確立し、ユーザデータ送信部106は、当該セッションを介して、通信端末装置200に、通信端末装置100に格納されるアプリケーションデータであるユーザデータを転送する。
【選択図】図3

Description

本発明は通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法に関し、特に、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等間でデータ転送を行う通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法に関する。
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の通信端末装置が急速に普及しつつある。また、新機種が短期間に開発/発売され、新機種への買い替えを行う機会も増えている。
ユーザには、今まで使用していた通信端末装置で使用していた電話帳、メール本体、辞書、ブックマーク、キャッシュデータ、ユーザインタフェースで使用されるデータ、マルチメディアデータ、後にインストールされたソフトウェア(Java(登録商標)アプリケーションやダウンロードしたネイティブアプリケーション等)、ユーザが作成もしくは受領したデータ等のソフトウェア及びデータ(以降、これらデータ等を「ユーザデータ」という)を新しい通信端末装置でも使用したいというニーズが存在する。
また、ユーザが複数台の通信端末装置を所有し、場所や時間に応じて、これら通信端末装置を使い分けるケースが今後想定され、新機種への買い替え以外の場面においても、通信端末装置に格納された上記ユーザデータを他の通信端末装置に転送したいというニーズが発生すると推測される。
現状、そのようなソフトウェア及びデータを新機種へ転送するためには、販売店で転送処理を行うか、特殊なパーソナルコンピュータ用のソフトウェアを使用して転送処理を行う必要がある。
従来のユーザデータの転送技術としては、携帯電話機に装着されたSIM(Subscriber Identity Module)カードにユーザデータを記憶させておき、新しい携帯電話機に当該SIMカードを装着して、ユーザデータを新しい携帯電話機に転送させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、携帯型ストレージにユーザデータを格納しておき、携帯型ストレージを端末装置に装着して、ストレージから端末装置にユーザデータをインストールし、端末装置にそのソフトウェア環境を構築することによって、異なる端末装置でも同じ環境で作業できるようにする方法が開示されている。この場合、携帯型ストレージに格納されたユーザデータを端末装置が接続しているインターネット経由で更新することもできる。
特開平11−261686号公報 特開2006−252547号公報
しかしながら、SIMカードに格納できるユーザデータの種類や容量には制限があり、特許文献1に開示される方法では、大きなサイズのユーザデータを転送させることは困難である。
また、特許文献2の場合も、結局、携帯型ストレージ中にユーザデータを格納するので、特許文献1と同様に、携帯型ストレージの容量によっては、大きなサイズのユーザデータは使用できない等の制限を受けてしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、転送データ容量の制限を回避しつつ、容易な操作で異なる通信端末装置間でデータ転送を行うことができる通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、データを格納する記憶手段と、固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段が、前記ICカードが取り外されたことを検出した場合に、前記データを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行するスタンバイ制御手段と、を有する第1の通信端末装置と、固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段が、前記ICカードが装着されたことを検出した場合に、前記第1の通信端末装置に対し、データ送信開始の指示信号を送信する受信スタンバイ通知手段と、を有する第2の通信端末装置と、を具備し、前記第1の通信端末装置は、前記送信スタンバイモードのときに、前記指示信号を受信した場合に、前記記憶手段に格納される前記データを前記第2の通信端末装置に送信する、構成を採る。
この構成によれば、ユーザ固有のID情報が格納されたICカードを装着することにより事業者網との通信が可能となる携帯電話機やPDA等などにおいて、使用する通信端末装置を切り替える場合に一般的に行なわれる、ICカードの抜き差しという通常の操作に付随して、特別な操作を伴うことなく、ICカードが取り外された通信端末装置に格納されるアプリケーションデータであるユーザデータを、ICカードが装着された通信端末装置に転送することができるので、これまで使用していた通信端末装置に格納されているユーザデータを、今後使用する通信端末装置でも引き続き使用することができ、通信端末装置を変更したことによる利便性の低下を回避することができる。
本発明によれば、容易な操作で異なる通信端末装置間でデータ転送を行うことができ、今まで使用してきた通信端末装置のデータを継承した通信端末装置を使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示す図である。通信システムは、通信端末装置100及び通信端末装置200を備えて構成される。通信端末装置100,200は、携帯電話又はPDA等、ユーザが携帯して使用する装置である。以下では、ユーザが、通信端末装置100からICカード110を取り外し、当該ICカード110を通信端末装置200に装着することにより、通信端末装置100に代えて通信端末装置200を使用して、事業者網にアクセスしようとする場合を例に説明する。上記操作にて、例えば、SIMカードを差し替えることにより、ユーザは、使用する携帯電話機を切り替えることができる。
ICカード110には、ユーザを一意に示すユーザ情報が記憶されている。図2に、ユーザ情報300の構成の一例を示す。図2に示すように、ユーザ情報300は、例えば、電話番号301、ICカード110自体の識別情報であるICカードID情報302、及び事業者網側との認証に用いる暗号鍵情報303で構成され、これらの組み合わせによりICカード110のユーザを一意に示す。
本実施の形態の通信システムでは、図1に示すように、通信端末装置100からICカード110が取り外され、通信端末装置200に当該ICカード110が装着されると、通信端末装置100から通信端末装置200に、ユーザデータが転送される。通信端末装置100は、ユーザデータ転送元(送信側)となり、通信端末装置200は、ユーザデータ転送先(受信側)となる。
ここで、ユーザデータとは、ユーザが通信端末装置100に搭載されるアプリケーションを用いて作成・格納されるアプリケーションデータであり、例えば、電話帳、メール本体、辞書、ブックマーク、キャッシュデータ、ユーザインタフェースで使用されるデータ、マルチメディアデータ、後にインストールされたソフトウェア(Java(登録商標)アプリケーションやダウンロードしたネイティブアプリケーション等)、ユーザが作成もしくは受領したデータ等のソフトウェア及びデータ等である。
(通信端末装置100の構成)
図3は、本発明の実施の形態1におけるユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置の要部構成を示すブロック図である。
図3の通信端末装置100は、ユーザデータ記憶部101、ユーザ情報記憶部102、ICカード脱離検知部103、送信側スタンバイ制御部104、送信側セッション確立部105、及びユーザデータ送信部106を備え、通信端末装置100は、ネットワーク群110a〜110cに接続されている。
ネットワーク群110a〜110cは、例えば、赤外線、Bluetooth、RFID(Radio Frequency Identification)通信、無線LAN(Local Area Network)等の通信網を示す。
また、通信端末装置100は、実施の形態によっては、方位検出部107、又はワイヤレス電力受給部108を備える。
ユーザデータ記憶部101は、上記ユーザデータを記憶する。
ユーザ情報記憶部102は、ICカード110に記憶されているユーザ情報300を読み込み、自身の領域に記憶する。ユーザ情報300は、上述したように、ICカード110のユーザを一意に示す情報である。
図4は、ユーザ情報記憶部102の動作の一例を示すフローチャートである。図中、STはフローの各ステップを示す(以下同様)。通信端末装置100に装着されたICカード110(図示せず)からユーザ情報300を読み込み(ST101)、記憶する(ST102)。
ICカード脱離検知部103は、通信端末装置100からICカード110が取り外されたことを検知する。検知方法は、特に限定されず、一般的にデバイスの取り外しを検知するのに用いられる手法を用いればよい。図5は、ICカード脱離検知部103の動作の一例を示すフローチャートである。ICカード脱離検知部103は、通信端末装置100からICカード110が外されたことを検知すると(ST201)、バッテリーが装着される等によって、電力が供給されるまで待機し(ST202)、電源が供給されると、送信側スタンバイ制御部104に処理を移行する(ST203)。
なお、一般に、SIMカードなどでは、確実にSIMカードの電源を切る為に、カードの抜き差しの前に携帯電話機の電源をオフにする必要があるため、多くの携帯電話機では、電池を取り外さないとSIMカードの抜き差しができないような構造になっている。この場合には、ICカード脱離検知部103は、電源切断時にICカード110の着状態を検知し、電源投入時にICカード110の脱状態を検知した場合に、ICカード110が取り外されたと検知する。なお、通信端末100がワイヤレス電力受給部108を具備する場合、外部からのワイヤレス電力供給によって、ST202からST203に遷移するようにしてもよい。
送信側スタンバイ制御部104は、通信端末装置100が保有する、赤外線、Bluetooth、RFID通信、無線LAN等のユーザデータ送信に用いることが可能な通信準備を行うと供に、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200からの呼出しメッセージを待機する(送信スタンバイモード)。図6は、送信側スタンバイ制御部104の動作の一例を示すフローチャートである。送信側スタンバイ制御部104は、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200からの呼出しメッセージを待ち(ST301)、呼出しメッセージを受信すると、送信側セッション確立部105に処理を移行する(ST302)。また、送信側スタンバイ制御部104は、事前に設定された待機時間を経過した場合(ST303)、全ての処理を中断・終了してもよい(ST304)。なお、ST304において、通信端末装置100がユーザにICカード110の差替え直し(再度、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置100にICカード110を装着し、通信端末装置100からICカード110を取り外して、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200にICカード110を装着する行為)を促す表示を行うようにしても良い。このようにすることで、通信端末装置100,200間の通信状態が良好でないような場合に、待機し続けて無駄に電力を消費するのを回避することができる。
また、通信端末装置100が方位検出部107を具備する場合、方位検出部107が取得した座標情報の値がユーザ等に設定された所定のエリア範囲内の値でなければ、送信スタンバイモードに移行しないようにしても良い。このようにすることで、ユーザはユーザデータ転送を行う場所を限定することができるので、より安全なユーザデータ転送が可能になる。
送信側セッション確立部105は、送信側スタンバイ制御部104が呼出しメッセージを受信した通信方式を用いて、認証処理や、通信端末装置200に転送するユーザデータの種類の確認処理を行う。なお、送信側セッション確立部105は、通信端末装置100のユーザ情報記憶部102が記憶しているユーザ情報300と、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200からの呼出しメッセージやセッション確立を介して通知されたユーザ情報とを比較して、認証処理もしくは認証処理の一部を行うようにしても良い。ICカード110を経由して通信端末装置100から通信端末装置200へユーザ情報を通知することができるので、記憶しているユーザ情報300と、通知されたユーザ情報とを比較して認証処理等を行うようにすることにより、同一のICカード110が脱離・装着された通信端末装置同士でユーザデータの伝送が行われることが保証され、より安全なユーザデータ転送が可能になる。
ユーザデータ送信部106は、通信端末装置200に対し、送信側セッション確立部105における転送するユーザデータの種類の確認処理結果に基づき、ユーザデータを送信し、通信端末装置200にユーザデータを転送する。
(通信端末装置200の構成)
図7は、実施の形態1におけるユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200の要部構成を示すブロック図である。図7の通信端末装置200は、ICカード装着検知部201、ID情報読込み部202、スタンバイ通知部203、受信側セッション確立部204、及びユーザデータ受信部205を備え、ネットワーク群110a〜110cに接続されている。また、通信端末装置200は、送信側の通信端末装置100と同様に、実施の形態によっては方位検出部206を備える。
ICカード装着検知部201は、通信端末装置200にICカード110が装着されたことを検知する。検知方法は、特に限定されず、一般的にデバイスの装着を検知するのに用いられる手法を用いればよい。
ID情報読込み部202は、ICカード装着検知部201によって、ICカード110が通信端末装置200に装着されたと検知されると、ICカード110に記憶されているユーザ情報300を読み込み、自身の領域に記憶する。
図8は、ICカード装着検知部201及びID情報読込み部202の動作の一例を示すフローチャートである。ICカード装着検知部201が、通信端末装置200にICカード110が装着されたことを検知すると(ST401)、ID情報読込み部202は、ICカード110からユーザ情報300を読み込み、記憶する(ST402)。
ID情報読込み部202は、ICカード110からユーザ情報300を読み込み、記憶すると、スタンバイ通知部203に処理を移行する。
なお、ID情報読込み部202は、方位検出部206が取得した座標情報の値が、ユーザ等が設定した所定のエリア範囲内の値でなければスタンバイ通知部203に処理を移行しないようにしても良い。このようにすることで、ユーザデータ転送を行うエリア領域に制限を設け、より安全なユーザデータ転送が可能になる。
スタンバイ通知部203は、通信端末装置100に対し通信端末装置200が具備する通信方式を用いて呼出しメッセージを通知する。なお、スタンバイ通知部203は、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置100に対してワイヤレス電力供給を行う動作をするようにしても良い。
また、スタンバイ通知部203は、呼出しメッセージにユーザ情報及び/又は通信端末装置200の端末情報を含ませて送信側の通信端末装置100に通知するようにしても良いし、受信側セッション確立部204が、セッション確立した時に送信側の通信端末装置100にユーザ情報及び/又は端末情報を通知するようにしても良い。
受信側セッション確立部204は、ユーザデータの受信を行うために、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置100の送信側セッション確立部105との間でセッションの確立を行う。
ユーザデータ受信部205は、確立したセッションを介して、送信側の通信端末装置100のユーザデータ送信部106から送信されるユーザデータを受信する。そして、ユーザデータ受信部205は、ユーザデータを通信端末装置200のファイルシステム等に格納する。
以下、上述のように構成された通信端末装置100及び通信端末装置200の動作について説明する。
通信端末装置100にICカード110が装着されている場合、ユーザ情報記憶部102によって、ICカード110に記憶されているユーザ情報300が読み込まれ、自身の領域に記憶される。
ユーザがICカード110を通信端末装置100から取り外し、当該ICカード110を通信端末装置200に装着した場合に、ICカード脱離検知部103によって、通信端末装置100からICカード110が取り外されたことが検知され、バッテリーが装着される等によって、自装置に電力が供給されると、送信側スタンバイ制御部104は、通信端末装置100が保有する通信方式による通信準備を行うと供に、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200から呼出しメッセージが通知されるのを待機する(送信スタンバイモード)。このようにして、通信端末装置100は、通信端末装置100からICカード110が取り外されたことをトリガにして、送信スタンバイモードに移行する。
ユーザにより通信端末装置100から取り外されたICカード110が、通信端末装置200に装着され、ICカード装着検知部201によって、ICカード110が通信端末装置200に装着されたことが検知されると、ID情報読込み部202では、当該ICカード110からユーザ情報300が読み込まれ、自身に記憶される。そして、送信側の通信端末装置100に対して通信端末装置200が具備する通信方式が用いられて、スタンバイ通知部203から呼出しメッセージが通知される。このようにして、通信端末装置200は、通信端末装置200にICカード110が装着されたことをトリガにして、呼出しメッセージを通信端末装置100に通知する。
送信スタンバイモードにおいて、通信端末装置200からの呼出しメッセージが受信されると、送信側セッション確立部105では、呼出しメッセージを受信した通信方式が用いられて、認証処理や、通信端末装置200に転送するユーザデータの種類の確認処理が行われ、送信側スタンバイ制御部104と受信側セッション確立部204との間のセッションが確立される。
そして、確立したセッションを介して、ICカード110が装着された通信端末装置200のユーザデータ受信部205によって、送信側の通信端末装置100のユーザデータ送信部106から送信されるユーザデータが受信され、当該ユーザデータが通信端末装置200のファイルシステム等に格納される。
以上のように、本実施の形態によれば、通信端末装置100のICカード脱離検知部103により、ICカード110が自装置から取り外されたと検知された場合に、送信側スタンバイ制御部104は、ユーザデータ記憶部101に記憶されたユーザデータを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行して、ICカード110が装着された通信端末装置200から、通信端末装置200の受信準備が完了したことを示す呼出しメッセージが通知されるまで待機し(送信スタンバイモード)、送信側セッション確立部105は、送信スタンバイモードにおいて、呼出しメッセージを受信した場合に、自装置とICカード110が現在装着されている通信端末装置200との間のセッションを確立し、ユーザデータ送信部106は、当該セッションを介して、ICカード110が現在装着されている通信端末装置200に、通信端末装置100に格納されるアプリケーションデータであるユーザデータを転送するようにした。
また、通信端末装置200のICカード装着検知部201により、ICカード110が自装置に装着されたと検知された場合に、スタンバイ通知部203は、通信端末装置100に、データ送信開始の指示信号である呼出しメッセージを送信するようにした。
これにより、ユーザは、通信端末装置100に装着されていたICカード110を通信端末装置200に差し替えるという、通信端末装置を切り換える場合に通常行う操作に付随させて、特別な操作を伴うことなく、ICカード110の抜き差しをトリガにして、ICカード110が取り外された通信端末装置100に格納されるユーザデータを、ICカード110が装着された通信端末装置200に転送することができるので、今まで使用してきた通信端末装置100のユーザデータを継承した通信端末装置200を使用することができ、通信端末装置を変更したことによる利便性の低下を回避することができる。
(実施の形態2)
(通信端末装置400の構成)
本発明の実施の形態2に係る通信システムは、通信端末装置400及び通信端末装置600を備えて構成される。
図9は、本発明の実施の形態2におけるユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置400の要部構成を示すブロック図である。図9において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。通信端末装置400は、通信端末装置100に対し、ICカード脱離検知部103に代えてICカード着脱検知部402を備え、端末情報記憶部401、及び端末情報書込み部403をさらに追加した構成を採る。
端末情報記憶部401は、端末情報500を記憶する。ここで、端末情報500とは、通信端末装置を一意に示す情報であり、例えば通信端末装置のID等である。図10に、端末情報500の一例を示す。図10の端末情報500は、端末ID501で構成される。端末ID501としては、ユーザデータ転送に使用する通信デバイスのIDでも良く、アドレス情報や暗号鍵情報等でも良い。例えば、Bluetoothの場合は、デバイスアドレスや正式なリンクキー等でも良い。
ICカード着脱検知部402は、ICカード脱離検知部103と同様に、通信端末装置100からICカード110が取り外されたことを検知するのに加え、ICカード110が装着されたことを検知する。検知方法は、特に限定されず、一般的にデバイスの着脱を検知するのに用いられる手法を用いればよい。
端末情報書込み部403は、通信端末装置400にICカード110が装着されると、端末情報記憶部401から端末情報500を取得し、取得した端末情報500をICカード110に書き込む。
図11は、ICカード着脱検知部402及び端末情報書込み部403の動作の一例を示すフローチャートである。ICカード着脱検知部402が、通信端末装置400にICカード110が装着されたことを検知すると(ST501)、端末情報書込み部403は、端末情報記憶部401から端末情報500を取得する(ST502)。そして、端末情報書込み部403は、端末情報500をICカード110に書き込む(ST503)。
なお、ICカード着脱検知部402が、通信端末装置400からICカード110が取り外されたことを検知した場合の動作は、ICカード脱離検知部103の動作と同様であるので、説明を省略する。
また、図12に示すように通信方式に関する情報502、及び転送ユーザデータ情報や、図13に示すように座標情報503を端末情報500に含ませても良い。さらには、端末情報500にユーザデータ転送の有効期限に関する情報を含ませても良い。有効期限を過ぎた場合は、全ての処理を中断・終了し、ユーザにICカード110の差替え直しを促す表示を通信端末装置100が行うようにしても良い。このようにすることで、ユーザデータ転送を行う期間に制限を設けることができ、より安全なユーザデータ転送が可能になる。
図14は、端末情報書込み部403の別の動作の一例を示すフローチャートである。ICカード着脱検知部402が、ICカード装着を検知すると(ST601)、端末情報記憶部401から端末情報500を取得し(ST602)、端末情報500をICカード110に書き込む(ST603)。その後、端末情報書込み部403は、設定された時間だけ待機し(ST604)、さらに、ICカード着脱検知部402が、ICカード110が装着されている状態を検知した場合(S605)、端末情報500や座標情報503等を現時点の情報に更新し、端末情報記憶部401に更新された端末情報500や座標情報503等の記憶を依頼する(ST606)。そして、端末情報書込み部403は、その端末情報500等をICカード110に書き込む(ST607)。
なお、ST604のステップは、時間による待機だけではなく、通信方式に関する情報502及び転送ユーザデータ情報や、座標情報503が更新されたことを契機に、以降のステップに移行するとしても良い。
(通信端末装置600の構成)
図15は、実施の形態2におけるユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置600の要部構成を示すブロック図である。図15において、図7と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。通信端末装置600は、通信端末装置200に対し、ID情報読込み部202及びスタンバイ通知部203に代えてID情報読込み部601及びスタンバイ通知部602を備えて構成される。
ID情報読込み部601は、ICカード装着検知部201によって、ICカード110が通信端末装置600に装着されたと検知されると、ICカード110に記憶されているユーザ情報300及び/又は端末情報500を読み込み、自身の領域に記憶する。上述したようにICカード110には、ICカード110が装着されていた通信端末装置400の端末情報500が格納されているので、自装置にICカード110が装着されることにより、ID情報読込み部601は、通信端末装置400の端末情報500を入手することができる。ID情報読込み部601は、ICカード110からユーザ情報300及び/又は端末情報500を読み込み、記憶すると、スタンバイ通知部602に移行し、送信スタンバイモードに移る。
なお、ID情報読込み部601は、方位検出部206が取得した座標情報の値が、ユーザ等が設定した所定のエリア範囲内の値でなければスタンバイ通知部602に処理を移行しないようにしても良い。このようにすることで、ユーザデータ転送を行うエリア領域に制限を設け、より安全なユーザデータ転送が可能になる。
また、ID情報読込み部601は、方位検出部206が取得した座標情報と、ICカード110から取得した端末情報500に含まれる座標情報503との値の差異が設定された範囲内でなければスタンバイ通知部602に処理を移行しないようにしても良い。このようにすることで、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置400とユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置600とが近接していないと、ユーザデータの転送を行えないようにすることができ、さらにより安全なユーザデータ転送が可能になる。
なお、ID情報読込み部601は、ユーザが通信端末装置600のメニュー画面やボタン等で「ユーザデータの転送」を選択した場合に、ICカード110からユーザ情報300を読み込み、自身の領域に記憶するようにしても良い。図16は、この場合のID情報読込み部601の動作を示すフローチャートである。ユーザが通信端末装置200のメニュー画面やボタン等で「ユーザデータの転送」を選択した場合(ST701)に、ICカード110からユーザ情報300及び/又は端末情報500を読み込み、自身の領域に記憶する(ST702)。このようにすることで、ユーザが希望するタイミングでユーザデータ転送を行うことができるようになる。
スタンバイ通知部602は、ユーザデータ転送に用いる通信方式を選択するための情報として、通信方式情報を管理し、当該通信方式情報に基づき通信方式を選択する。通信方式情報には、自装置が利用可能な通信方式に関する情報が必須情報として含まれている。さらに、通信方式情報は、通信方式を選択する際に利用可能な補助情報を含み、スタンバイ通知部602は、必須情報と補助情報とに基づいて通信方式を選択する。図17に、通信方式情報の一例を示す。図17に示されるように、通信方式情報は、例えば、自装置が利用可能な通信方式(必須情報)と、当該通信方式ごとの消費電力、転送速度、及び利用可能範囲等の補助情報とから構成される。
図18は、スタンバイ通知部602の動作の一例を示すフローチャートである。取得した端末情報500に通信端末装置400の通信方式に関する情報502が含まれていれば、スタンバイ通知部602は、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置400が具備する通信方式のうちから、ユーザデータの転送に最適な通信方式を選択する(ST801)。
以下、通信端末装置400の通信方式に関する情報502と、自装置が利用可能な通信方式に関する情報との比較結果から、通信端末装置400及び通信端末装置600の双方が共に利用可能な通信方式が、赤外線及びBluetoothの場合を例に説明する。スタンバイ通知部602は、補助情報に基づいて、赤外線又はBluetoothのうちから最適な通信方法を決定する。上述したように、補助情報に、通信方式ごとの消費電力、転送速度、又は利用可能範囲等、各通信方式毎の特徴を示す情報を含むようにすることで、スタンバイ通知部602は、状況に応じて、最適な通信方式を選択することができる。
例えば、自装置が内蔵電源で動作していて消費電力をできるだけ抑えたいような場合には、スタンバイ通知部602は、補助情報に含まれる双方の消費電力を比較し、Bluetoothより消費電力が少ない赤外線通信を選択する。また、通信端末装置400が自装置から離れている可能性がある場合において、位置に関わらず確実にユーザデータ転送を完了させたいような場合には、スタンバイ通知部602は、補助情報に含まれる双方の利用可能範囲を比較し、赤外線通信より利用可能範囲が広いBluetoothを選択する。
このようにして、スタンバイ通知部602は、通信方式情報に基づいてユーザデータ転送に用いる通信方式を選択し、送信側の通信端末装置400に対して選択した通信方式で呼出しメッセージを通知する(ST802)。端末情報500に通信端末装置400の通信方式に関する情報502が含まれていない場合や、端末情報500を取得していない場合は、スタンバイ通知部203と同様に、受信側の通信端末装置400が具備する通信方式を用いて送信側に呼出しメッセージを通知する。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置400の端末情報書込み部403が、ICカード110に自装置を識別する端末情報500を書き込むことにより、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置600のID情報読込み部601は、ICカード110から通信端末装置400の端末情報500を即座に取得して、短時間でセッションを確立することができるので、ユーザデータ転送時間を短縮することができる。
なお、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置の送信側セッション確立部105は、端末情報記憶部401が記憶している端末情報500と、受信側の通信端末装置600から通知された端末情報500とを比較して認証処理もしくは認証処理の一部を行っても良い。
また、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置100,400のユーザデータ送信部106は、送信が完了したユーザデータを削除しても良いし、ユーザデータ送信部106は、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置200,600からの受信完了通知を受信した後でユーザデータを削除しても良い。このようにすることで、同一のユーザデータが、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置及び、ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置の双方に二重に格納されるのを回避し、メモリ領域を有効に活用することができる。
さらには、一つの通信端末装置が、ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置が具備する各部及びユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置が具備する各部を備え、ICカード110が取り外されたことを検出した場合に、ユーザデータを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行する一方、ICカード110が装着されたことを検出した場合に、ユーザデータを受信する準備状態である受信スタンバイモードに移行するようにしてもよい。例えば、ICカード110を抜き差しして再度通信端末装置100を使用する場合に、ICカード110が取り外された通信端末装置200からICカード110が再び装着された通信端末装置100に、ユーザデータを転送することができるので、ユーザは今まで使用していた通信端末装置200のユーザデータを継承した通信端末装置100を使用することができるようになる。
本実施の形態において、ユーザ情報記憶部102、ICカード脱離検知部103等の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field ProgrammableGate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本発明に係る通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法は、転送データ容量の制限を緩和しつつ、容易な操作で異なる通信端末装置間でユーザデータを転送することができ、例えば、携帯電話機やPDA等に有用である。またTVや携帯プレイヤ等のデジタル家電の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示す図 ユーザ情報の構成の一例を示す図 実施の形態1におけるユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置の要部構成を示すブロック図 ユーザ情報記憶部の動作の一例を示すフローチャート図 ICカード脱離検知部の動作の一例を示すフローチャート図 送信側スタンバイ制御部の動作の一例を示すフローチャート図 実施の形態1におけるユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置の要部構成を示すブロック図 ICカード装着検知部及びID情報読込み部の動作の一例を示すフローチャート図 本発明の実施の形態2におけるユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置の要部構成を示すブロック図 端末情報の一例を示す図 ICカード着脱検知部及び端末情報書込み部の動作の一例を示すフローチャート図 端末情報の別の例を示す図 端末情報の別の例を示す図 端末情報書込み部の動作の一例を示すフローチャート図 実施の形態2におけるユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置の要部構成を示すブロック図 ID情報読込み部の動作の一例を示すフローチャート図 補助情報の一例を示す図 スタンバイ通知部の動作の一例を示すフローチャート図
符号の説明
110a〜110c ネットワーク
100,400 ユーザデータ転送元(送信側)の通信端末装置
102 ユーザ情報記憶部
103 ICカード脱離検知部
104 送信側スタンバイ制御部
105 送信側セッション確立部
106 ユーザデータ送信部
107、206 方位検出部
108 ワイヤレス電力受給部
110 ICカード
200,600 ユーザデータ転送先(受信側)の通信端末装置
201 ICカード装着検知部
202,601 ID情報読込み部
203,602 スタンバイ通知部
204 受信側セッション確立部
205 ユーザデータ受信部
401 端末情報記憶部
402 ICカード着脱検知部
403 端末情報書込み部

Claims (16)

  1. データを格納する記憶手段と、
    固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段が、前記ICカードが取り外されたことを検出した場合に、前記データを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行するスタンバイ制御手段と、を有する第1の通信端末装置と、
    固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段が、前記ICカードが装着されたことを検出した場合に、前記第1の通信端末装置に対し、データ送信開始の指示信号を送信する受信スタンバイ通知手段と、を有する第2の通信端末装置と、を具備し、
    前記第1の通信端末装置は、前記送信スタンバイモードのときに、前記指示信号を受信した場合に、前記記憶手段に格納される前記データを前記第2の通信端末装置に送信する、
    通信システム。
  2. データを格納する記憶手段と、
    固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記ICカードが取り外されたことを検出した場合に、前記データを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行するスタンバイ制御手段と、
    前記送信スタンバイモードのときに、データ送信開始の指示信号を他の通信端末装置から受信した場合に、前記記憶手段に格納される前記データを前記他の通信端末装置に送信する送信手段と、を具備する、
    通信端末装置。
  3. 前記ICカードに自装置を識別する端末情報を格納する端末情報書き込み手段、をさらに具備する、
    請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 前記端末情報は、前記データを転送する通信方式の種類を示す通信方式情報及び/又は前記データを転送するために必要な情報を含む、
    請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 自装置の所在位置の座標情報を取得する方位検出手段、をさらに具備し、
    前記端末情報は、前記座標情報を含む、
    請求項3に記載の通信端末装置。
  6. 前記端末情報書込み手段は、前記ICカードが自装置に装着されたことを契機として前記ICカードに前記端末情報を格納する、
    請求項3に記載の通信端末装置。
  7. 前記端末情報書込み手段は、自装置に関する情報が設定又は更新されたタイミングで、前記ICカードに前記端末情報を格納する、
    請求項3に記載の通信端末装置。
  8. 自装置の所在位置の座標情報を取得する方位検出手段、をさらに具備し、
    前記スタンバイ制御手段は、前記座標情報が設定された範囲内の場合に、前記送信スタンバイモードに移行する、
    請求項2に記載の通信端末装置。
  9. 前記送信手段は、所定時間内に前記指示信号を受信した場合に、前記データを送信する、
    請求項2に記載の通信端末装置。
  10. 固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記ICカードが装着されたことを検出した場合に、データ送信開始の指示信号を送信する受信スタンバイ通知手段と、を具備する、
    通信端末装置。
  11. 自装置の所在位置の座標情報を取得する方位検出手段、をさらに具備し、
    前記受信スタンバイ通知手段は、前記座標情報が設定された範囲内の場合に、前記指示信号を送信する、
    請求項10に記載の通信端末装置。
  12. 前記受信スタンバイ通知手段は、ユーザが前記データの受信を希望した場合に、前記指示信号を通知する、
    請求項10に記載の通信端末装置。
  13. 前記ICカードから、前記ICカードが装着されていた他の通信端末装置に関する端末情報を読み込むID情報読込み手段、をさらに具備する、
    請求項10に記載の通信端末装置。
  14. 前記端末情報は、前記他の通信端末装置の座標情報を含み、
    前記受信スタンバイ通知手段は、前記座標情報と、前記他の通信端末装置の座標情報との値の差異が設定された範囲内の場合に、前記指示信号を通知する、
    請求項13に記載の通信端末装置。
  15. 前記端末情報は、前記データを転送する通信方式の種類を示す通信方式情報及び/又は前記データを転送するために必要な情報を含み、
    前記受信スタンバイ通知手段は、前記端末情報に基づいて前記指示信号を通知する、
    請求項13に記載の通信端末装置。
  16. データを送信する第1の通信端末装置とデータを受信する第2の通信端末装置とを有する通信システムにおけるデータ転送方法であって、
    前記第1の通信端末装置が、データを格納するステップと、
    前記第1の通信端末装置が、固有ID情報を格納するICカードの着脱を検出するステップと、
    前記第1の通信端末装置が、前記ICカードが取り外されたことを検出した場合に、前記データを送信する準備状態である送信スタンバイモードに移行するステップと、
    前記第2の通信端末装置が、前記ICカードの着脱を検出するステップと、
    前記第2の通信端末装置が、前記ICカードが装着されたことを検出した場合に、前記第1の通信端末装置に対し、データ送信開始の指示信号を送信するステップと、
    前記第1の通信端末装置が、前記送信スタンバイモードのときに、前記指示信号を受信した場合に、格納された前記データを前記第2の通信端末装置に送信するステップと、
    を有するデータ転送方法。

JP2007295922A 2007-11-14 2007-11-14 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法 Pending JP2009124429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295922A JP2009124429A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295922A JP2009124429A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009124429A true JP2009124429A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40816110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007295922A Pending JP2009124429A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009124429A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113635A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kyocera Corp 電子機器
JP2014168214A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Brother Ind Ltd 端末装置及び機能実行装置
CN104641375A (zh) * 2012-07-09 2015-05-20 生物技术公司 在医疗装置及其远程装置之间安全的通信
JP2018505577A (ja) * 2014-11-29 2018-02-22 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ボディデバイスを管理するための方法および装置
US9967739B2 (en) 2011-10-28 2018-05-08 Debiotech S.A. Mobile virtualization platform for the remote control of a medical device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113635A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kyocera Corp 電子機器
US9967739B2 (en) 2011-10-28 2018-05-08 Debiotech S.A. Mobile virtualization platform for the remote control of a medical device
CN104641375A (zh) * 2012-07-09 2015-05-20 生物技术公司 在医疗装置及其远程装置之间安全的通信
JP2015531184A (ja) * 2012-07-09 2015-10-29 デバイオテック・ソシエテ・アノニム 医療デバイスとその遠隔デバイスの間の保護された通信
JP2014168214A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Brother Ind Ltd 端末装置及び機能実行装置
JP2018505577A (ja) * 2014-11-29 2018-02-22 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ボディデバイスを管理するための方法および装置
US10452100B2 (en) 2014-11-29 2019-10-22 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for managing body device
JP2020074549A (ja) * 2014-11-29 2020-05-14 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ボディデバイスを管理するための方法および装置
US10788855B2 (en) 2014-11-29 2020-09-29 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for managing body device
JP2022105536A (ja) * 2014-11-29 2022-07-14 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ボディデバイスを管理するための方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106030556B (zh) 操作电子装置的功能和资源的方法
JP4892734B2 (ja) 携帯型電子装置、プログラム
EP2483757B1 (en) Method and system for operating a computer via a low power adjunct processor
KR101963589B1 (ko) 휴대단말기에서 RCS(Rich Communication Suite)의 Capability Discovery 수행 방법 및 장치
US20090047991A1 (en) Automatically enabling and disabling wireless networks
US9668294B2 (en) Method and apparatus for bluetooth low energy suspend and resume
WO2004111848A1 (ja) 競合管理プログラム、競合管理プログラムが記憶された記憶媒体、競合管理方法及び電子機器
JP2009124429A (ja) 通信システム、通信端末装置、及びデータ転送方法
CN103138806A (zh) 连接建立方法、连接建立模块和终端设备
US9191896B2 (en) Communication apparatus and communication control method
JP2010109929A (ja) 無線通信端末
JP2008167381A (ja) 情報処理装置
JP5792753B2 (ja) 通信装置および通信装置動作状態移行方法
JP5094279B2 (ja) 通信装置
JP5455399B2 (ja) 通信装置、通信処理方法およびプログラム
JP4823239B2 (ja) 無線通信装置及び該装置を有する無線通信システム
EP1973360A1 (en) Classmark Change Message System and Method
EP2654354A1 (en) Providing a current position while reducing an overall power consumption
JP4147178B2 (ja) 記録媒体の更新方法、情報通信端末及び記録媒体
JP2003150531A (ja) 携帯型外部記憶装置および通信制御方法
JP2011018991A (ja) 通信端末および通信制御方法
TW561767B (en) Method for refreshing flash of a cellular phone
JP2000235433A (ja) 携帯電話通信制御装置
JP2008124745A (ja) 無線通信装置及び無線通信装置の電源制御方法
WO2015190992A1 (en) Radio communication systems and radio communication methods