JP2000235433A - 携帯電話通信制御装置 - Google Patents

携帯電話通信制御装置

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JP2000235433A
JP2000235433A JP11037931A JP3793199A JP2000235433A JP 2000235433 A JP2000235433 A JP 2000235433A JP 11037931 A JP11037931 A JP 11037931A JP 3793199 A JP3793199 A JP 3793199A JP 2000235433 A JP2000235433 A JP 2000235433A
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JP
Japan
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mobile phone
computer
communication control
control device
wake
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JP11037931A
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English (en)
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Hiroyuki Shinohara
裕之 篠原
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル携帯電話からの着信に基づいてP
Cがウェイクアップした後着信の種別に対応した、たと
えばショートメッセージの閲覧ソフトやFAXソフト等
のアプリケーションを起動したい場合、PCから電話機
に対してウェイクアップ要因の問い合わせを行う必要が
あり、アプリケーションの起動時間がかかるという問題
があった。 【解決手段】 携帯電話通信モジュール3に、ウェイク
アップ要因となった携帯電話から入力データをバッファ
14に保持し、PC1がウェイクアップした後、バッフ
ァ14の保持データからウェイクアップ要因を判断して
PC1に通知する機能を設ける。PC1は携帯電話通信
モジュール3からのウェイクアップ要因の通知に基づ
き、そのウェイクアップ要因に対応したアプリケーショ
ンすなわち携帯電話から入力されたデータを処理可能な
アプリケーションを即座に起動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコン等
のPCカードスロットに装着して使用されるPCモデム
カード等の形態電話通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポータブルパーソナルコンピュー
タ(以下、PCと呼ぶ。)の多くには、通信アプリケー
ションがアクティブ状態で、PC本体がサスペンド(省
電力)状態にあるとき、PCカードスロットに接続され
たモテムカードにおいて、電話の着信に相当するカード
インタフェースのRI(Ring lndication) 信号(RIピ
ン)の立ち上がりを検出することよってPCを起動(ウ
ェイクアップ)する機能が設けられている。
【0003】ところで、ディジタル回線方式の携帯電話
の場合、着信信号自体に着信の種別(ショートメッセー
ジ、FAX、圏内通知等)の情報を含めることが可能で
ある。ところが、上述した既存のウェイクアップ機能で
は、着信の有無検出は可能であっても着信種別の識別結
果に応じた動作まではサポートしていない。したがっ
て、PCのウェイクアップに続いて着信の種別に対応し
たアプリケーション(たとえばショートメッセージの閲
覧ソフトや、FAXソフト)を起動したい場合、PCか
ら電話機に対してウェイクアップ要因の問い合わせを行
う必要があり、アプリケーションの起動時間が余計にか
かるという問題があった。
【0004】また、携帯電話からの着信信号には、本来
の着信を意味するもの以外の雑音等が含まれている場合
があり、この場合、虚偽の着信信号に起因したPCウェ
イクアップが多発するおそれがあった。
【0005】さらに、携帯電話のネットワークサービス
の一つであるショートメッセージサービスの着信情報は
キャリア(サービス種別)ごとに異なるため、キャリア
ごとに異なるロジックをもった製品を作製する必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題を
解決するためになされたものであり、計算機がウェイク
アップしたことの要因を携帯電話からの入力データより
特定して計算機に通知することのできる携帯電話通信制
御装置の提供を目的とする。
【0007】また、本発明は、計算機をウェイクアップ
させる要因をユーザが任意に定めることのできる携帯電
話通信制御装置の提供を目的とする。
【0008】さらに、本発明は、圏内通知に連動して計
算機をウェイクアップさせることのできる携帯電話通信
制御装置の提供を目的とする。
【0009】また、本発明は、ショートメッセージサー
ビスの着信通知に連動して計算機をウェイクアップさせ
ることのできる携帯電話通信制御装置の提供を目的とす
る。
【0010】さらに、本発明は、計算機のウェイクアッ
プ直後に起動されるアプリケーションの受信準備期間の
データのとりこぼしを防止することのできる携帯電話通
信制御装置の提供を目的とする。
【0011】さらに、本発明は、携帯電話の接続と連動
して計算機をウェイクアップさせることのできる携帯電
話通信制御装置の提供を目的とする。
【0012】加えて、本発明は、携帯電話の電源投入と
連動して計算機をウェイクアップさせることのできる携
帯電話通信制御装置の提供を目的とする。
【0013】また、本発明は、携帯電話の圏内通知が安
定したタイミングで計算機をウェイクアップさせること
のできる携帯電話通信制御装置の提供を目的とする。
【0014】また、本発明は、様々なサービス種別のシ
ョートメッセージサービスを一台の計算機において受け
ることを可能にした携帯電話通信制御装置の提供を目的
とする。
【0015】さらに、本発明は、有効な着信電話番号を
制限することのできる携帯電話通信制御装置の提供を目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計算機に携帯電話を接続して該携帯電話の
通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、前記携
帯電話から入力されたデータを保持可能なバッファと、
前記携帯電話から入力されたデータから、サスペンド状
態にある前記計算機をウェイクアップさせる要因として
のデータを検出する検出手段と、前記検出手段により前
記計算機をウェイクアップさせる要因としてのデータが
検出されたときこの旨を前記計算機に通知するとともに
前記バッファに前記携帯電話からの入力データを保持さ
せる手段と、前記バッファに保持されたデータに基づい
て前記ウェイクアップの要因を特定して前記計算機に通
知する手段とを具備することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、ウェイクアップの要因を
計算機に通知することで、計算機はそのウェイクアップ
要因に対応したアプリケーションすなわち携帯電話から
入力されたデータを処理可能なアプリケーションを即座
に起動させることができる。また、サスペンド状態にあ
る計算機をウェイクアップさせる要因データを任意に設
定する手段を付加することで、ウェイクアップの要因を
ユーザ主導で制限したり、拡張することができる。
【0018】サスペンド状態にある計算機をウェイクア
ップさせる要因データには、圏内通知、ショートメッセ
ージサービスの着信通知等がある。圏内通知を認識して
計算機をウェイクアップさせることによって、サスペン
ド状態からデータ通信に即座に移行することができる。
同様に、ショートメッセージサービスの着信通知の認識
して計算機をウェイクアップさせることによって、サス
ペンド状態からショートメッセージの閲覧へ即座に移行
することができる。
【0019】さらに、特定されたウェイクアップの要因
に応じて選択的に起動されるアプリケーションの受信準
備ができるまで、バッファに入力データを保持するよう
に制御する手段をさらに付加することで、計算機のウェ
イクアップ直後に起動されるアプリケーションの受信準
備期間のデータのとりこぼしを防止できる。
【0020】また、本発明は、計算機に携帯電話を接続
して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話通信制御装置
において、前記携帯電話の接続を検出する検出手段と、
前記計算機がサスペンド状態にあるときに前記検出手段
によって前記携帯電話が接続された場合、前記計算機を
ウェイクアップさせる手段とを具備することを特徴とす
る。
【0021】本発明によれば、携帯電話の接続と連動し
て計算機がウェイクアップされることで、携帯電話を使
った通信を即座に開始することができるようになる。
【0022】さらに、本発明は、計算機に携帯電話を接
続して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話通信制御装
置において、前記携帯電話の電源投入を検出する検出手
段と、前記計算機がサスペンド状態にあるときに前記検
出手段によって前記携帯電話の電源投入が接続された場
合、前記計算機をウェイクアップさせる手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0023】本発明によれば、携帯電話の電源投入と連
動して計算機がウェイクアップされることで、携帯電話
を使った通信を即座に開始することができる。
【0024】また、請求項8の発明は、計算機に携帯電
話を接続して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話通信
制御装置において、前記携帯電話からの圏内通知を認識
する認識手段と、前記計算機がサスペンド状態にあると
きに前記認識手段によって前記携帯電話からの圏内通知
が所定時間継続して認識された場合、前記計算機をウェ
イクアップさせる手段とを具備するものである。
【0025】本発明によれば、電波環境が安定した状態
になることと同時に通信を開始することができる。
【0026】また、請求項9の発明は、計算機に携帯電
話を接続して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話通信
制御装置において、前記携帯電話からの圏内通知を認識
する手段と、電波状態を認識する手段と、前記計算機が
サスペンド状態にあるとき、前記携帯電話からの圏内通
知が認識されてから電波状態が所定の値を超えた時点で
前記計算機をウェイクアップさせる手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0027】本発明では、圏内通知と電波状態の二点か
ら安定した通信環境になったことを判断して計算機をウ
ェイクアップさせることで、より確実に、ウェイクアッ
プ直後からの通信を計算機に開始させることができる。
【0028】さらに、請求項10の発明は、計算機に携
帯電話を接続して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話
通信制御装置において、前記携帯電話から入力されたデ
ータに基づいて該携帯電話のサービス種別を識別する情
報を識別する手段と、前記識別された携帯電話のサービ
ス種別に応じて通信制御の形態を切り換える手段とを具
備することを特徴とする。
【0029】本発明では、一台の携帯電話通信制御装置
で、携帯電話の各種サービス種別に対応した通信制御を
行うことができる。
【0030】さらに、請求項11の発明は、計算機に携
帯電話を接続して該携帯電話の通信制御を行う携帯電話
通信制御装置において、有効な着信電話番号が予め保持
された保持手段と、前記携帯電話において着信された電
話番号を前記保持手段に保持された有効な着信電話番号
と比較し一致した場合に前記計算機をウェイクアップさ
せる手段とを具備することを特徴とするものである。
【0031】本発明によれば、計算機をウェイクアップ
させる着信電話番号をユーザによる設定などにより制限
することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0033】図1は本実施形態である、ディジタル携帯
電話とパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)と
の接続形態を示す図である。同図に示すように、ディジ
タル携帯電話1は、PC2のPCMCIA(Personal C
omputer Memory Card International Association )準
拠のスロット6に接続されるモデムカードと呼ばれる携
帯電話通信モジュール3と接続ケーブル4を通じてPC
2と接続される。
【0034】図2に、本発明にかかる携帯電話通信モジ
ュール3の構成を示す。同図に示すように、携帯電話通
信モジュール3は、PCのPCMCIAスロット6との
接続部であるPCMCIAインターフェース11と、デ
ィジタル携帯電話1の接続ケーブル4との信号接続をと
る16芯インターフェース12と、ウェイクアップの要
因データが保持されるレジスタ13と、ディジタル携帯
電話2との送受信データを一時的に保持するバッファ1
4と、レジスタ13に保持されたウェイクアップの要因
データを用いてPC1のウェイクアップ制御のための信
号処理を行うウェイクアップ制御部15とを備えてい
る。16芯インターフェース12にはディジタル携帯電
話2のケーブル接続を検知するための接続検知回路16
が内蔵されている。バッファ14はPC1とデータバス
(8ビット)18を通じて接続されている。
【0035】図3に、携帯電話通信モジュール3が装着
されたPC1の構成を示す。同図に示すように、PC1
は、CPU21、ROM22、HDD23、キーボード
24、マウス25、液晶表示装置(LCD)26、RA
M27、PCMCIAインターフェース28を備えてい
る。PCMCIAインターフェース28には上記の携帯
電話通信モジュール3が接続されている。また、RAM
27上には携帯電話通信モジュール用のデバイスドライ
バ29および携帯電話通信用のアプリケーション30が
導入されている。携帯電話通信モジュール用のデバイス
ドライバ29は、携帯電話通信用のアプリケーション3
0のATコマンドを処理する部分と携帯電話の制御を行
う部分とからなる。
【0036】次に、本実施形態のPCウェイクアップの
処理を説明する。図4にかかるウェイクアップの手順を
示す。
【0037】ユーザからの操作あるいは通信用アプリケ
ーションからの制御でPC1のOS(図示せず)に対し
てサスペンドの指示がなされると、OSからデバイスド
ライバ29に対してサスペンドの要求が送られる。デバ
イスドライバ29はOSからのサスペンド要求を受ける
と、サスペンドの準備として、ウェイクアップの要因デ
ータを携帯電話通信モジュール3のレジスタ13にセッ
トする。ここで、ウェイクアップの要因データには、デ
バイスドライバ29に予め用意されている既定値がその
ままセットされる。あるいは、ユーザが通信用アプリケ
ーション30を用いて任意に指定することもできる。
【0038】デバイスドライバ29はレジスタ13への
ウェイクアップ要因データのセットが完了するとOSに
成功を通知する。OSは当該成功の通知を受けてPC1
をサスペンド状態にする。ただし、このサスペンド状態
において、携帯電話通信モジュール3がディジタル携帯
電話2からの着信情報(入力データ)を監視できるだけ
の電力が確保される。
【0039】以下、図4のフローチャートに準じて動作
を説明する。PC1がサスペンド状態にあるときもディ
ジタル携帯電話2からは何らかの着信情報(入力デー
タ)が携帯電話通信モジュール3に伝達される。携帯電
話通信モジュール3のウェイクアップ制御部15は、ス
テップ403で、このディジタル携帯電話2から通知さ
れている着信情報(入力データ)とレジスタ13にセッ
トされているウェイクアップの要因データとを比較し、
ディジタル携帯電話から通知された情報信号がウェイク
アップの要因データと一致する場合はPC1に状態変化
を知らせると同時に(ステップ404)、当該ウェイク
アップの要因データと一致した入力データ以降のデータ
をバッファ14に蓄積する(ステップ405)。なお、
ディジタル携帯電話2からの入力データは、PC1のア
クティブ状態においては常にバッファ14に蓄積され
(ステップ408)、また、サスペンド状態において
は、ウェイクアップの要因データと一致しない入力デー
タはバッファ14に蓄積されずに破棄される(ステップ
409)。
【0040】携帯電話通信モジュール3から状態変化を
知らされたPC1はサスペンド状態から起動(ウェイク
アップ)し(ステップ406)、OSをスタートさせ
る。スタートしたOSはデバイスドライバ29にウェイ
クアップを通知する。ウェイクアップを通知されたデバ
イスドライバ29はOSからの指示に従って携帯電話通
信モジュール3のバッファ14からデータを吸い上げ、
このデータからウェイクアップの要因を判断して、当該
要因に応じたメッセージを通信用アプリケーション30
に通知する。この通知を受けた通信用アプリケーション
30は当該通知メッセージに応じた動作を行う。
【0041】たとえば、ウェイクアップ要因に対応する
アプリケーションが個別に起動されてもよい。ウェイク
アップの要因としては圏内通知、ショートメッセージサ
ービス、ディジタル携帯電話2のケーブル接続などを採
用することが可能である。ディジタル携帯電話2からの
着信情報(入力データ)にはショートメッセージ、FA
X、圏内通知等の情報が含まれるので、この情報を着信
情報から読み取ることによってPC1はウェイクアップ
の要因を知ることができ、ウェイクアップの要因に対応
した、たとえばショートメッセージ閲覧アプリケーショ
ン、FAX用アプリケーション、携帯電話通信用アプリ
ケーションを起動させることができる。なお、ディジタ
ル携帯電話2のケーブル接続の検出とPC1への当該イ
ベント通知は、上記のような論理的なウェイクアップ要
因の識別処理によらず、携帯電話通信モジュール3に設
けられた接続検知回路16によって電気的に処理され
る。この方式によれば、ディジタル携帯電話2のケーブ
ル接続と同時に、PC1がサスペンド状態からウェイク
アップされるので、ディジタル携帯電話1による通信を
スムースに開始することができるようになる。
【0042】また、携帯電話通信モジュール3のウェイ
クアップ制御部15には以下のような機能を付加するこ
とが可能である。
【0043】ウェイクアップ要因に対応して起動された
アプリケーション30はデータ受信可能な状態になるま
でにある程度長い立ち上げ時間を要する。そこでウェイ
クアップ制御部15は、アプリケーション30からの起
動完了通知を受けるまではバッファ14からのデータ出
力をロックし、起動完了通知を受けてはじめてバッファ
14に保持されたデータがPC1に出力されるように制
御する。このようにすることで、アプリケーションの受
信準備期間のデータのとりこぼしを防止することができ
る。
【0044】また、ウェイクアップ制御部15は、ディ
ジタル携帯電話2の電源投入をPC1をウェイクアップ
される要因として捕えてウェイクアップ制御を行うよう
に構成されてもよい。この構成によっても、ディジタル
携帯電話1による通信をスムースに開始することができ
るようになる。
【0045】さらに、ウェイクアップ制御部15は、デ
ィジタル携帯電話2からの入力データに含まれる電波状
態を示す情報(電界強度)を、PC1をウェイクアップ
させる要因の条件に加えてウェイクアップ制御を行うよ
うに構成されてもよい。たとえば、圏内通知を受信した
時点の電界強度を調べ、この電界強度がしきい値を越え
ている場合はPC1をウェイクアップさせるように制御
する。これにより電波状態が安定した環境下での通信開
始が保証され、信頼性の向上を図ることができる。さら
に、ウェイクアップ制御部15で、圏内/圏外通知を一
定時間継続して監視するようにし、この期間、圏内通知
が一度も圏外通知に反転しなかった場合に限りPC1を
ウェイクアップさせるように制御するようにしてもよ
い。この場合の圏内/圏外通知の監視時間をユーザから
の設定によって自由に変更できるように構成することが
好ましい。すなわち、電波環境の変動しやすい地域と変
動しにくい地域とで監視時間を別々設定することによっ
て地域毎に最適なウェイクアップ条件を設定することが
できる。
【0046】さらに、ウェイクアップ制御部15に、デ
ィジタル携帯電話2から入力されたデータに基づいて該
ディジタル携帯電話2のキャリア(サービス種別)を識
別し、識別された携帯電話のサービス種別に応じて通信
制御の形態を切り換える機能を付加することによって、
様々なキャリア(サービス種別)のディジタル携帯電話
1の通信制御を一つの携帯電話通信モジュール3でサポ
ートすることが可能になる。
【0047】携帯電話通信モジュール3に、有効な着信
電話番号を保持するレジスタを設けるとともに、ウェイ
クアップ制御部15に、ディジタル携帯電話2からの入
力データから抽出された着信電話番号とレジスタに保持
された有効な着信電話番号と比較し一致した場合にPC
1をウェイクアップさせる機能を付加することによっ
て、PC1をウェイクアップさせる着信電話番号に制限
を加えることができる。以上説明した実施形態では、P
C1側に導入されたデバイスドライバ29をPC1にウ
ェイクアップ要因を通知する機能の実現に利用したが、
このデバイスドライバ29の特定機能は携帯電話通信モ
ジュール3にハードウェアとして組み込むことが可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェイクアップの要因を計算機に通知することで、計算
機はそのウェイクアップ要因に対応したアプリケーショ
ンすなわち携帯電話から入力されたデータを処理可能な
アプリケーションを即座に起動させることができる。
【0049】また、サスペンド状態にある計算機をウェ
イクアップさせる要因データを任意に設定する手段を付
加することで、ウェイクアップの要因をユーザ主導で制
限したり、拡張することができる。
【0050】さらに、特定されたウェイクアップの要因
に応じて選択的に起動されるアプリケーションの受信準
備ができるまで、バッファに入力データを保持するよう
に制御する手段をさらに付加することで、計算機のウェ
イクアップ直後に起動されるアプリケーションの受信準
備期間のデータのとりこぼしを防止できる。
【0051】また、携帯電話の接続と連動して計算機が
ウェイクアップされることで、携帯電話を使った通信を
即座に開始することができる。
【0052】さらに、携帯電話の電源投入と連動して計
算機がウェイクアップされることで、携帯電話を使った
通信を即座に開始することができる。
【0053】また、電波環境が安定した状態になること
と同時に計算機をウェイクアップさせて通信を開始する
ことができる。
【0054】また、圏内通知と電波状態の二点から安定
した通信環境になったことを判断して計算機をウェイク
アップさせることで、より確実に、ウェイクアップ直後
からの通信を計算機に開始させることができる。
【0055】さらに、一台の携帯電話通信制御装置で、
携帯電話の各種サービス種別に対応した通信制御を行う
ことができる。
【0056】さらに、計算機をウェイクアップさせる着
信電話番号をユーザによる設定などにより制限すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるディジタル携帯電話
とパーソナルコンピュータとの接続形態を示す図であ
る。
【図2】本発明にかかる携帯電話通信モジュールの構成
を示す図である。
【図3】図2の携帯電話通信モジュールが装着されたP
Cの構成を示す図である。
【図4】本実施形態の動作の手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 ディジタル携帯電話 2 PC 3 携帯電話通信モジュール 4 接続ケーブル 11 PCMCIAインターフェース 12 16芯インターフェース 13 ウェイクアップ要因データ(レジスタ) 14 バッファ 15 ウェイクアップ制御部 16 接続検知回路 29 デバイスドライバ 30 アプリケーション

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電話
    の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話から入力されたデータを保持可能なバッフ
    ァと、 前記携帯電話から入力されたデータから、サスペンド状
    態にある前記計算機をウェイクアップさせる要因として
    のデータを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記計算機をウェイクアップさせる
    要因としてのデータが検出されたときこの旨を前記計算
    機に通知するとともに前記バッファに前記携帯電話から
    の入力データを保持させる手段と、 前記バッファに保持されたデータに基づいて前記ウェイ
    クアップの要因を特定して前記計算機に通知する手段と
    を具備することを特徴とする携帯電話通信制御装置。
  2. 【請求項2】 サスペンド状態にある計算機をウェイク
    アップさせる要因データを任意に設定する手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の携帯電話通信制
    御装置。
  3. 【請求項3】 サスペンド状態にある計算機をウェイク
    アップさせる要因データが圏内通知であることを特徴と
    する請求項1記載の携帯電話通信制御装置。
  4. 【請求項4】 サスペンド状態にある計算機をウェイク
    アップさせる要因データがショートメッセージサービス
    の着信通知であることを特徴とする請求項1記載の携帯
    電話通信制御装置。
  5. 【請求項5】 特定されたウェイクアップの要因に応じ
    て選択的に起動されるアプリケーションの受信準備がで
    きるまで、バッファに入力データを保持するように制御
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載
    の携帯電話通信制御装置。
  6. 【請求項6】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電話
    の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話の接続を検出する検出手段と、 前記計算機がサスペンド状態にあるときに前記検出手段
    によって前記携帯電話が接続された場合、前記計算機を
    ウェイクアップさせる手段とを具備することを特徴とす
    る携帯電話通信制御装置。
  7. 【請求項7】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電話
    の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話の電源投入を検出する検出手段と、 前記計算機がサスペンド状態にあるときに前記検出手段
    によって前記携帯電話の電源投入が接続された場合、前
    記計算機をウェイクアップさせる手段とを具備すること
    を特徴とする携帯電話通信制御装置。
  8. 【請求項8】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電話
    の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話からの圏内通知を認識する認識手段と、 前記計算機がサスペンド状態にあるときに前記認識手段
    によって前記携帯電話からの圏内通知が所定時間継続し
    て認識された場合、前記計算機をウェイクアップさせる
    手段とを具備することを特徴とする携帯電話通信制御装
    置。
  9. 【請求項9】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電話
    の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話からの圏内通知を認識する手段と、 電波状態を認識する手段と、 前記計算機がサスペンド状態にあるとき、前記携帯電話
    からの圏内通知が認識されてから電波状態が所定の値を
    超えた時点で前記計算機をウェイクアップさせる手段と
    を具備することを特徴とする携帯電話通信制御装置。
  10. 【請求項10】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電
    話の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 前記携帯電話から入力されたデータに基づいて該携帯電
    話のサービス種別を識別する情報を識別する手段と、 前記識別された携帯電話のサービス種別に応じて通信制
    御の形態を切り換える手段とを具備することを特徴とす
    る携帯電話通信制御装置。
  11. 【請求項11】 計算機に携帯電話を接続して該携帯電
    話の通信制御を行う携帯電話通信制御装置において、 有効な着信電話番号が予め保持された保持手段と、 前記携帯電話において着信された電話番号を前記保持手
    段に保持された有効な着信電話番号と比較し一致した場
    合に前記計算機をウェイクアップさせる手段とを具備す
    ることを特徴とする携帯電話通信制御装置。
JP11037931A 1999-02-16 1999-02-16 携帯電話通信制御装置 Abandoned JP2000235433A (ja)

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