JP2005258915A - Simコネクタのロック装置 - Google Patents

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Norihiro Yoneda
典宏 米田
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Abstract

【課題】 SIMコネクタの開閉の操作性を損なうことなく、落下等の大きな衝撃によるコネクタロック嵌合外れを防止することができると共に、新たなロック操作を必要とすることなく、またロックの掛け忘れの心配もないSIMコネクタの二重ロック構造を提供する。
【解決手段】 SIMカードを収容する蓋部とこの蓋部に回動自在にヒンジ結合されたベース部を有するSIMコネクタを、通信端末の本体ケース内に装填し、この装填されたSIMコネクタ上から電池パックを押圧挿入することにより通信機能を実現するものにおいて、上記電池パックの押圧力により上記SIMコネクタのヒンジ部近傍に形成される、ベース部と蓋部とからなる空間に係止部材を圧入することによりSIMコネクタをロックするようにしたもの。
【選択図】図2

Description

この発明は、SIMコネクタのロック装置に関し、特にSIMコネクタの二重ロック構造に関するものである。
携帯電話や情報端末機等のSIM(SubscriberIdentity Module)機器、POSシステムや料金徴収ターミナル等のSAM機器(Secure Access Module)においては、SIMカードと呼ばれるICチップを装填することにより、所望の通信機能を実現できるSIMコネクタが普及している。従来のこの種SIMコネクタには、特許文献1の図1に示すようなスライドイン方式と、特許文献1の図2に示すようなヒンジ方式とが存在し、SIM接続端子のロック構造についてもそれぞれ独自の方式が採用されている。
すなわち、スライドイン方式のSIMコネクタにおいては、特許文献1に示すように、プラグインSIM(SIMカード)を装着したSIMトレイをコンタクトベース内に挿入し、SIMトレイの端部に設けられたストッパーによってコンタクトベースに嵌め合い固定されるものである。
また、ヒンジ方式のSIMコネクタにおいては、図5(a)及び図5(b)に示すように、ベース部1にヒンジ結合された蓋部2にSIMカード4を挿入し、ベース部1内に回転・収容させた後、蓋部2を矢印Bの方向に移動させることによりヒンジ部3の回転突部6が凹部5の略中央部に有する突起7を超えてロックされる構造となっている。ロック状態で上記ベース部1の接続端子(図示せず)とSIMカード4との間に圧力が加わり電気的接続が保持されるものである。なお、図6は図5(b)に示したSIMコネクタ11のA−A線断面図を示している。
しかし、このようなロック構造では、通信端末の落下等により大きな衝撃が加わった際に、蓋部2が矢印Bと反対方向に移動してロックが外れ、SIMカードが認識されなくなる等の問題が発生していた。また、ロックが外れないようにコネクタ自身のロック保持力を大きくすると、コネクタ開閉の操作性が悪くなるといった問題もあった。
特開平8−87582号公報
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、SIMコネクタの開閉の操作性を損なうことなく、落下等の大きな衝撃によるコネクタロック嵌合外れを防止することができると共に、新たなロック操作を必要とすることなく、またロックの掛け忘れの心配もないSIMコネクタの二重ロック構造を提供するものである。
この発明は、SIMカードを収容する蓋部とこの蓋部に回動自在にヒンジ結合されたベース部を有するSIMコネクタを、通信端末の本体ケース内に装填し、この装填されたSIMコネクタ上から電池パックを押圧挿入することにより通信機能を実現するものにおいて、上記電池パックの押圧力により上記SIMコネクタのヒンジ部近傍に形成される、ベース部と蓋部とからなる空間に係止部材を圧入することによりSIMコネクタをロックするようにしたものである。
本発明によると、SIMコネクタ自身のカードロック構造に加えて、端末本体側におけるロック構造を付加して二重ロックが掛かるように構成したので、コネクタの開閉操作の性能を損なうことなく、また新たなロック操作を必要とすることなく、確実にコネクタロック外れを防止することができる効果を有する。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施例について述べる。
図1は携帯電話機にSIMコネクタを組み込んだ実施形態であって、図は携帯電話機裏面の電池カバー14及び電池パック13を外した状態を示している。図1において、10は携帯電話機の本体部分で、電池カバー14を外して電池パック13を取り出すと、本体基板12に装着された、図6で説明したSIMコネクタ11が見える。SIMコネクタ11は上述したようにヒンジ部3でロックが掛かっており、このロックにより端子とSIMカードとの正常なコンタクトが取られカードが認識される状態となっている。
図2は図1のB−B線断面図で、この発明の最初の実施形態を示すものである。図2(a)は電池パック13を外した状態、図2(b)は電池パック13を装填した状態で、携帯電話機本体のケース15の中央部に敷設された基板12にSIMコネクタ11が装着されている。
図2(a)において、ケース15の電池パック収容部15aのSIMコネクタ11近傍には開口部を有し、この開口部に一部が突出するように前記基板12との間で板バネ16を介挿している。上記板バネ16は予めへ字状に成型された金属板で、突出部を上部から押圧されることにより伸長し、上記押圧力を除去すると元の形状に復元する程度の剛性を有するものである。従って、図2(b)のように電池パック13を上部から装填することにより、上記板バネ16は変形しその端部がSIMコネクタ11のベース部1と蓋部2からなるヒンジ部3近傍の空間(図6のX部参照)に入り込み、ベース部の端部に当接してこれを保持するものである。なお、電池パック13を取り外すことにより、上記板バネ16は元の位置に復元するものである。
従って、携帯電話機本体の落下等により大きな衝撃が加わった際においても、上記空間部Xでの板バネ16の存在により蓋部2が矢印Bと反対方向に移動してロックが外れるようなことがなくなるものである。
以上のようにこの発明の実施の形態1によれば、SIMコネクタ自身のヒンジ部分のロックに加えて、携帯電話機本体への電池パック装着に連動して本体との間でロックが掛かることになり、SIMコネクタの二重ロック構造が実現することになる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるSIMコネクタの二重ロック構造を示しており、実施の形態1は板バネを用いたものを示したが、実施の形態2はテコを用いた例を示している。
図3は図1のB−B線断面図で、図3(a)は電池パック13を外した状態、図3(b)は電池パック13を装填した状態を示す。実施の形態1と異なる部分を中に説明すると、図3(a)に示すように、ケース15の電池パック収容部15aのSIMコネクタ11近傍には開口部を有し、この開口部から基板12の一部に設けられた孔部に向かってテコ17を嵌入している。基板12の裏面にはシールド板18が形成され、シールド板18の一部には上記テコ17の端部を係止するリブ部19が形成されている。
このテコ17は例えば剛性の高い金属からなり、図3(b)のように電池パック13を上部から装填することにより、上記テコ17はリブ部19への当接面を支点にして傾き、その先端部がSIMコネクタ11のベース部1と蓋部2からなるヒンジ部3近傍の空間(図6のX部参照)に入り込み、ベース部の端部に当接してこれを保持するものである。なお、電池パック13を取り外すことにより、上記テコ17は元の位置に復元するものである。
従って、携帯電話機本体の落下等により大きな衝撃が加わった際においても、上記空間部Xでのテコ17の存在により蓋部2が矢印Bと反対方向に移動してロックが外れるようなことがなくなるものである。
以上のようにこの発明の実施の形態2によれば、SIMコネクタ自身のヒンジ部分のロックに加えて、携帯電話機本体への電池パック装着に連動して本体との間でロックが掛かることになり、SIMコネクタの二重ロック構造が実現することになる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるSIMコネクタの二重ロック構造を示しており、電池パック13の裏面に設けられた突起を用いたものである。
図4(a)は、携帯電話機本体の表面から見た電池カバー14及び電池パック13を取り外した状態を示している。電池パック13の裏面には2個の突起20が設けられ、電池パック13を本体に装填したときに、図4(b)のように上記突起20が上述したSIMコネクタ11のベース部1と蓋部2からなるヒンジ部3近傍の空間(図6のX部参照)に嵌入し、ベース部1の端部に当接してこれを保持するものである。
従って、携帯電話機本体の落下等により大きな衝撃が加わった際においても、上記空間部Xでの突起20の存在により蓋部2が矢印Bと反対方向に移動してロックが外れるようなことがなくなるものである。
以上のようにこの発明の実施の形態3によれば、SIMコネクタ自身のヒンジ部分のロックに加えて、携帯電話機本体への電池パック装着に連動して本体との間でロックが掛かることになり、SIMコネクタの二重ロック構造が実現することになる。
また、この実施の形態3によれば、電池パック自体に設置されている突起が電池パック装着と同時にSIMコネクタのロック手段として働くので、他の実施形態のように板バネ、テコ等の独立した部品が不要となり組み立て作業が簡単になると共に本体ケースの設計ならびに保守点検が容易化されるものである。
以上のようにこの発明の各実施の形態によれば、電池パック装着と連動してSIMコネクタのロック構造が実現する効果を有するほか、コネクタの開閉操作の性能を損なうことなく、また新たなロック操作を必要とすることなく、確実にコネクタロック外れを防止することができる効果も併せ有する。
携帯電話機にSIMコネクタを組み込んだ実施形態を示す図であって、携帯電話機裏面の電池カバー及び電池パックを取り外した状態を示している。 図1のB−B線断面図で、この発明の実施の形態1によるSIMコネクタの二重ロック構造を示しており、図2(a)は電池パックを外した状態、図2(b)は電池パックを装填した状態を示している。 図1のB−B線断面図相当の実施の形態2によるSIMコネクタの二重ロック構造を示しており、図3(a)は電池パックを外した状態、図3(b)は電池パックを装填した状態を示している。 この発明の実施の形態3によるSIMコネクタの二重ロック構造を示しており、図4(a)は携帯電話機表面の電池カバー及び電池パックを取り外した状態を示しており、図4(b)は電池パックを装填した状態の図1のB−B線断面図の相当図を示している。従来の表形式プログラムの一例を示す図である。 ヒンジ方式のSIMコネクタを示し、図5(a)は蓋部を開放した状態、図5(b)は蓋部を閉成した状態を示している。 図5(b)のA−A線断面図である。
符号の説明
1 ベース部 2 蓋部
3 ヒンジ部 4 SIMカード
11 SIMコネクタ 12 基板
13 電池パック 14 電池カバー
15 ケース 16 板バネ
17 テコ 20 突起

Claims (6)

  1. SIMカードを収容する蓋部とこの蓋部に回動自在にヒンジ結合されたベース部を有するSIMコネクタを、通信端末の本体ケース内に装填し、この装填されたSIMコネクタ上から電池パックを押圧挿入することにより通信機能を実現するものにおいて、上記電池パックの押圧力により上記SIMコネクタのヒンジ部近傍に形成される、ベース部と蓋部とからなる空間に係止部材を圧入することによりSIMコネクタをロックするようにしたことを特徴とするSIMコネクタのロック装置。
  2. 上記SIMコネクタは、SIMカードを挿入した前記蓋部をヒンジ回転し上記ベース部に収容した後、前記蓋部を上記ベース部に対しSIMカードの反挿入方向へ移動させることにより前記ヒンジ部で蓋部をロック状態となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のSIMコネクタのロック装置。
  3. 上記SIMコネクタのベース部と蓋部とからなる空間は、上記本体ケース内に設けられた基板上にSIMコネクタを装填し、上記SIMコネクタの蓋部をロックした状態で上記基板との間で形成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のSIMコネクタのロック装置。
  4. 前記係止部材は、上記SIMコネクタのヒンジ部近傍であって上記基板と本体ケースの電池パック収容部との間に収容され、上記本体ケースの電池パック収容部に形成された開口部から上記収容部側へその一部が突出するへ字状の板バネから構成されたことを特徴とする請求項1記載のSIMコネクタのロック装置。
  5. 前記係止部材は、上記SIMコネクタのヒンジ部近傍であって上記基板と本体ケースの電池パック収容部との間に収容され、上記本体ケースの電池パック収容部に形成された開口部から上記収容部側へその一端が突出するテコから構成されたことを特徴とする請求項1記載のSIMコネクタのロック装置。
  6. 前記係止部材は、電池パックの一面に形成され、上記SIMコネクタのベース部と蓋部とからなる空間に嵌入する突起部から構成されたことを特徴とする請求項1に記載のSIMコネクタのロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306747A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Namiki Precision Jewel Co Ltd 振動発生装置の携帯端末機器への実装構造
KR101277209B1 (ko) * 2006-09-18 2013-06-24 엘지전자 주식회사 전자기기

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