JP2008106449A - 換気機能付きパワーウインドウシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】イグニションスイッチがオフで、且つ車両のドアロックを施錠した状態において、防犯機能を低下させることなく車室内の換気を効果的に行うことができ、車室内の荷物の品質悪化を防止することができる換気機能付きパワーウインドウシステムを提供する。
【解決手段】シートにかかる物体の過重を検出するシート過重検出センサ14と、車室内の温度を検出する車室内温度検出センサ15とを備え、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックを施錠した場合に、シート過重検出センサ14が物体を検出し、さらに車室内温度検出センサ15が第一の閾値以上の温度を検出した場合ウインドウガラスを予め定めた量だけ開動作させる換気モードを設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、少なくともパワーウインドウを備えた車両に適用される換気機能付きパワーウインドウシステムに関するものである。
従来から、乗用車等の各種車両においては、ドアに設けられたウインドウガラスを自動的に開閉するパワーウインドウが設けられている。一般に、このパワーウインドウの駆動を制御するパワーウインドウ制御装置は、イグニションスイッチを介してバッテリー等に電気的に接続されている。このため、パワーウインドウを動作させる場合、まず、イグニションスイッチを操作し、パワーウインドウ制御装置に電源を供給するようになっている。そして、パワーウインドウ制御装置に電源が供給されると車室内に設けられている操作スイッチによって電動モータを作動させることができ、これによってウインドウガラスを開閉することが可能になる。
ところで、車両の駐停車時に日射によって車室内の温度が高温になる場合がある。そこで、ドアロックが施錠されていない状態で、且つウインドウガラスが全閉状態のときに車室内の温度が設定温度を超えると、ウインドウガラスが自動で開いて、車室内を自然換気する換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平2−114512号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、ドアロックが施錠されていないときのみにウインドウガラスが自動で開いて車室内の換気を行うため、換気装置を作動させるためには盗難の虞がない場所、例えば、ガレージや管理が十分な場所に限られてしまう。このため、外出先の駐車場等、防犯を考慮してドアロックを施錠する必要がある場合には、日射によって車室内の温度が高温になったとしても換気装置の使用が困難であり、例えば、シートに荷物を乗せたまま車両を離れると、その荷物が車室内の温度に耐えられず品質が悪化してしまう虞があるという課題がある。
また、ウインドウガラスを僅かに開けて換気を行うことも考えられるが、ウインドウガラスを僅かに開けただけでは十分な換気効果を得ることが困難であるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、イグニションスイッチがオフで、且つ車両のドアロックを施錠した状態において、防犯機能を低下させることなく車室内の換気を効果的に行うことができ、車室内の荷物の品質悪化を防止することができる換気機能付きパワーウインドウシステムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、シートにかかる物体の過重を検出するシート過重検出手段と、車室内の温度を検出する車室内温度検出手段とを備え、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックを施錠した場合に、シート過重検出手段が物体を検出し、さらに車室内温度検出手段が第一の閾値以上の温度を検出した場合、ウインドウガラスを予め定めた量だけ開動作させる換気モードを設けたことを特徴とする。
この場合、請求項2に記載した発明のように、前記ウインドウガラスが、全閉状態、又は予め定めた閉鎖量の範囲内で閉まっている状態にある場合に、前記換気モードが作動してもよい。
このように構成することで、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックが施錠された状態において、シートに物体の過重がかかっている(シートに荷物が乗せてある)場合に限り、車室内が予め定められた第一の閾値以上の温度になると換気を行うようにすることができる。
請求項3に記載した発明は、キーシリンダの操作とドアノブの操作とを検出する正規動作検出手段を備え、前記換気モード中の前記正規動作検出手段の検出結果に基づいて警告動作を行うことを特徴とする。
この場合、請求項4に記載した発明のように、前記警告動作は、キーレスリモコン装置による前記ドアロックの解錠操作によって停止させてもよい。
このように構成することで、当該車両のユーザー以外の者がいわゆるピッキング等の行為によってキーシリンダを操作したり、ドアノブを操作したりしてドアロックを解錠しようとすると警告を発することができる。このため、ユーザー、又は第三者に車両の異常を報知することができる。また、キーレスリモコン装置でなければ前記警告動作を停止させることができないようにすることができる。
請求項5に記載した発明は、降雨降雪を検知する雨滴検出手段を備え、前記雨滴検出手段の検出結果に基づいて前記ウインドウガラスの開放量を決定する。
このように構成することで、降雨降雪時のウインドウガラスの開放量を小さく設定することができる。
請求項6に記載した発明は、前記車室内温度検出手段の検出結果が第二の閾値以下となった場合、前記ウインドウガラスが閉動作を行うことを特徴とする。
このように構成することで、車室内が予め定められた第二の閾値以下の温度になればウインドウガラスが閉じるように設定することができる。
請求項7に記載した発明は、前記ウインドウガラスの閉動作時に前記ウインドウガラスによる挟み込みを検出する挟み込み検出手段を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、換気モード中のウインドウガラスによる挟み込みを検出することができる。
請求項8に記載した発明は、シートにかかる物体の過重を検出するシート過重検出手段と、車室内の温度を検出する車室内温度検出手段と、車外の温度を検出する外気温度検出手段とを備え、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックを施錠した場合に、前記シート過重検出手段が物体を検出し、さらに前記車室内温度検出手段の検出結果と前記外気温度検出手段の検出結果との温度差が予め定められた判定値を超えたとき、ウインドウガラスを予め定めた量だけ開動作させる換気モードを設けたことを特徴とする。
この場合、請求項9に記載した発明のように、前記ウインドウガラスが、全閉状態、又は予め定めた閉鎖量の範囲内で閉まっている状態にある場合に、前記換気モードが作動してもよい。
このように構成することで、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックが施錠された状態において、シートに物体の過重がかかっている(シートに荷物が乗せてある)場合に限り、車室内と車外の温度差が予め定められた判定値を超えると換気を行うようにすることができる。
請求項10に記載した発明は、キーシリンダの操作とドアノブの操作を検出する正規動作検出手段を備え、前記換気モード中の前記正規動作検出手段の検出結果に基づいて警告動作を行うことを特徴とする。
請求項11に記載した発明は、前記警告動作は、キーレスリモコン装置による前記ドアロックの解錠操作によって停止することを特徴とする。
請求項12に記載した発明は、降雨降雪を検知する雨滴検出手段を備え、前記雨滴検出手段の検出結果に基づいて前記ウインドウガラスの開放量を決定することを特徴とする。
請求項13に記載した発明は、前記車室内温度検出手段の検出結果と前記外気温度検出手段の検出結果との温度差が予め定められた判定値以下になったとき、前記ウインドウガラスが閉動作を行うことを特徴とする。
請求項14に記載した発明は、前記ウインドウガラスの閉動作時に前記ウインドウガラスによる挟み込みを検出する挟み込み検出手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックが施錠された状態において、シートに物体の過重がかかっている(シートに荷物が乗せてある)場合に限り、車室内が所定以上高温、又は車室内と車外の温度差が所定以上大きくなると換気を行うようにすることができる。このため、車室内の荷物等の温度変化による品質悪化を防止することができる。
また、本発明によれば、当該車両のユーザー以外の者がいわゆるピッキング等の行為によってキーシリンダを操作したり、ドアノブを操作したりしてドアロックを解錠しようとすると警告を発することができる。このため、ユーザー、又は第三者に車両の異常を報知することができる。よって、換気モード中の車両の防犯効果を高めることができる。
さらに、キーレスリモコン装置でなければ前記警告動作を停止させることができないようにすることができるため、このキーレスリモコン装置を車両のユーザーが携行することで確実に車両の防犯効果を高めることができる。
そして、本発明によれば、降雨降雪時のウインドウガラスの開放量を小さく設定することができるため、降雨降雪時の換気モード中の車室内への雨、雪の吹き込みを防止することができる。
また、本発明によれば、車室内が所望の温度になればパワーウインドウが閉じるようにすることができるため、無駄にウインドウガラスを開けておくことがなく、効果的に車室内を換気することができるだけでなく、より防犯効果を高めることができる。
さらに、本発明によれば、換気モード中のウインドウガラスによる挟み込みを検出することができるため、挟み込みを防止することができ、換気モード中の安全性を向上させることができる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両20の前方(図1における上側)には、両側部にライト7,7が設けられ、中央に警報を吹鳴するためのホーン6が設けられている。また、フロントバンパー26の下部には、外気温度を検出する外気温度検出センサ17が設けられている。
車両20の両側部には、フロントドア21f,21fとリアドア21r,21rが設けられている。これらドア21f,21rには、それぞれドアノブ22が設けられている。また、運転席側(図1における右側)及び助手席側(図1における左側)のドア21fには、キーシリンダ(不図示)が設けられている。このキーシリンダにキーを差込み、その差込んだキーを回転させることでドアロックを施錠、解錠(ドアアンロック)できるようになっている。
また、各ドア21f,21rには、パワーウインドウが設けられている。つまり、各ドア21f,21rには、電動モータ(不図示)が設けられており、車室内側からの操作によってその電動モータが駆動するようになっている。これによって各ドア21f,21rに設けられているウインドウガラス23が自動的に開閉動作を行うことができる。また、各ドア21f,21rには、それぞれ挟み込み検出手段19が設けられている。この挟み込み検出手段19は、ウインドウガラス23の閉動作時に挟み込みがあるか否かを判断するものである。
フロントウインドウ25には、降雨降雪を検出する雨滴検出センサ16が設けられている。
車室内に設けられたシート24には、シートクッションの座面にそれぞれ物体の過重(シート24に荷物が乗せてあるか否か)を検出するためのシート過重検出センサ14が四箇所設けられている。また、車室内には、車室内の温度を検出する車室内温度検出センサ15が設けられている。
図2は、換気機能付きパワーウインドウシステム1のブロック図である。
同図に示すように、換気機能付きパワーウインドウシステム1は、車両異常検出部3と、パワーウインドウ制御部4と、車内外状況検出部5とを備えている。
車両異常検出部3は、正規動作検出手段8と、換気モードカウンタ9と、これら正規動作検出手段8と換気モードカウンタ9とを制御するセキュリティECU(Electronic Control Unit)10を備えている。
正規動作検出手段6は、車両20のドアロックが正規の手段で解錠されたかどうかを検出するものである。この実施形態においては、車両20のドア21f,21rに設けられているキーシリンダ(不図示)を使用してドアロックが正規以外の操作(例えば、ピッキング等)で解錠された場合、又はドアロックの解錠前にドアノブ22が操作された場合に、正規以外の手段と判断して正規動作検出手段6が検出し、セキュリティECU10を介してホーン6とライト7に出力信号を送信するようになっている。
これによって、警報を吹鳴させたりライト7を点灯、点滅させたりして、車両のユーザー及び第三者に車両の異常を報知する(警告動作)。尚、ホーン6の警報を吹鳴させると共に、ライト7を点灯又は点滅させるようにする(セキュリティ向上)か、ライト7を点灯又は点滅させるだけにする(セキュリティ通常)かは、ユーザーが選択して設定できる。
ここで、この実施形態での車両20のドアロックの正規の施錠及び解錠は、キーレスリモコン装置によって行われるようになっている。
キーレスリモコン装置とは、ユーザーが携行している携帯機の操作スイッチを押すことにより、ドアロックの施錠、解錠が可能になるものである。このため、ユーザーがわざわざキーシリンダにキーを差込み、その差込んだキーを回転させることでドアロックを施錠、解錠させるという煩わしい操作を回避することができる。
また、キーレスリモコン装置として、パッシブ型のキーレスリモコン装置でもよい。このパッシブ型のキーレスリモコン装置は、車両側の通信装置と携帯機との間で通信を行うことにより、携帯機を携行するユーザーがこの車両20に接近すると、自動的にドアロックを解錠し、反対に、車両20から遠ざかると自動的にドアロックを施錠するようになっている。したがって、ユーザーは、スイッチ操作を行う必要がなくなるので、多くの荷物を持って両手がふさがっているような場合においては極めて有用である。このようなパッシブ型のキーレスリモコン装置用の携帯機は、通常、ユーザーの財布等に入れて所持することが多いので、カード型の携帯機である場合が多い。
すなわち、キーシリンダを使用してドアロックが正規以外の操作で解錠される場合とは、主としていわゆるピッキング等によってキーシリンダを回転させてドアロックを解錠する場合のことをいうが、キーを使用したドアロックの解錠もキーシリンダを回転させてドアロックを解錠するため、正規動作検出手段6によって検出されるようにしてもよい。
一方、換気モードカウンタ9は、後述する換気モードの作動回数をカウントするものである。換気モードカウンタ9には、予め所望の換気モードの作動回数が設定されており、ユーザーが車両20から離れている間に設定回数以上換気モードが作動したときにセキュリティECU10を介してホーン6とライト7に出力信号を送信するようになっている。
尚、この実施形態においては、換気モードの作動回数が規定以上行われた際、セキュリティECU10を介してホーン6とライト7に出力信号を送信する場合について説明したが、セキュリティECU10を介してユーザーが携行する携帯機器(例えば、携帯電話機)に送信してもよい。この場合、セキュリティECU10には、信号送信用のアンテナが設けられ、このアンテナから発信された信号をユーザーが携行する携帯機器が受信することにより、ユーザーに車両異常を報知することができる。
パワーウインドウ制御部4は、運転席側パワーウインドウECU11と、助手席側パワーウインドウECU12と、リヤ席側パワーウインドウECU13a,13bとを備えている。これら四つのパワーウインドウECU11,12,13a,13bは、それぞれ独立してウインドウガラス23の開閉動作を制御するものであって、車内外状況検出部5からの出力信号に基づいてそれぞれ電動モータ(不図示)を駆動させるようになっている。
車内外状況検出部5は、シート過重検出センサ14と、車室内温度検出センサ15と、雨滴検出センサ16と、外気温度検出センサ17と、イグニションスイッチON/OFF検出センサ27と、ドアロック検出センサ28と、これらセンサ14,15,16,17,27,28を制御する車両ネットワークECU18とを備えている。
車両ネットワークECU18には、予め各センサ14,15,16,17,27,28の検出結果、及び車両異常検出部3の検出結果に基づく設定値が記憶されている。
つまり、例えば、車両20の始動スイッチが切断され、ドアロックが施錠され、且つ各ウインドウガラス23が後述する設定値以上に閉じている状態で、車両20のシート24に荷物が乗せてあると、シート過重検出センサ14が物体の過重を検出し、車両ネットワークECU18に出力する。そして、車室内温度検出センサ15が車室内の温度を検出し、車両ネットワークECU18にその車内温度の値を出力する。
このとき、イグニションスイッチON/OFF検出センサ27がイグニションスイッチオフであることを検出し、ドアロック検出センサ28がドアロック施錠であることを検出し、且つシート過重検出センサ14が物体の過重を検出した状態で、車室内温度検出センサ15の検出温度が予め設定した第一の閾値(設定値)以上の温度になると車両ネットワークECU18からパワーウインドウ制御部4に出力信号が送信されるようになっている。尚、この第一の閾値の設定温度は、例えば40℃程度である。
パワーウインドウ制御部4の各パワーウインドウECU11,12,13a,13bは、この出力信号に基づいてウインドウガラス23の開動作を行う。このように、換気機能付きパワーウインドウシステム1は、各ウインドウガラス23が開くことによって換気モードとなる。
車両ネットワークECU18には、各ウインドウガラス23の開放量を第一規定位置として設定されており、各ウインドウガラス23は、この開放量に基づいて開動作を行う。尚、開放量(開位置)は全開であってもよいし、僅かにウインドウガラス23が開いた状態(例えば、全開状態の70%程度)であってもよい。また、開放量を各ウインドウガラス23毎に設定することも可能であるし、全てのウインドウガラス23を纏めて一つに設定することも可能である。
一方、車室内温度検出センサ15の検出温度が第二の閾値(設定値)以下の温度になると再び車両ネットワークECU18からパワーウインドウ制御部4に出力信号が送信されるようになっている。パワーウインドウ制御部4の各パワーウインドウECU11,12,13a,13bは、この出力信号に基づいてウインドウガラス23の閉動作を行う。車両ネットワークECU18には、各ウインドウガラス23の閉鎖量が設定されており、各ウインドウガラス23は、この閉鎖量に基づいて開動作を行う。
このように、換気機能付きパワーウインドウシステム1は、各ウインドウガラス23が設定された閉鎖量だけ閉じることによって換気モード終了となる。すなわち、前述した換気モードカウンタ9は、各ウインドウガラス23の開動作と閉動作の両動作を合わせて1回としてカウントする。
尚、閉鎖量(閉位置)は、全閉であってもよいし、僅かにウインドウガラス23が開いた状態であってもよい。また、僅かにウインドウガラス23を開いた状態に設定する場合には、その間隙は、人間が侵入することができない程度(例えば、全閉状態の95%程度)に設定することが望ましい。さらに、閉鎖量を各ウインドウガラス23毎に設定することも可能であるし、全てのウインドウガラス23を纏めて一つに設定することも可能である。
この設定された閉鎖量は、換気機能付きパワーウインドウシステム1の動作条件となる。つまり、各ウインドウガラス23が設定された閉鎖量より開いている場合(設定値以上の場合)には、換気機能付きパワーウインドウシステム1を作動させることができないようになっている。
外気温度検出センサ17は、車外の温度を検出して車両ネットワークECU18にその車外温度の値を出力するようになっている。これによって、車室内の温度と外気温度とを比較することができるようになっており、予め設定した判定値を超えると車両ネットワークECU18からパワーウインドウ制御部4に出力信号が送信されるようになっている。具体的には、車室内の温度が外気温度よりも高く、且つ所定の温度差(例えば、判定値が10℃程度)がある場合に、車両ネットワークECU18からパワーウインドウ制御部4に出力信号が送信され、ウインドウガラス23の開動作が行われる。
すなわち、車内外状況検出部5は、車室内の温度が第一の閾値以上の温度になった場合に各ウインドウガラス23の開動作が行われるように出力するのに加え、車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えた場合にウインドウガラス23の開動作が行われるように出力することもできる。
車室内の温度と外気温度との差が判定値以下になった場合には、再び車両ネットワークECU18からパワーウインドウ制御部4に出力信号が送信され、各ウインドウガラス23の閉動作が行われるようになっている。尚、車室内の温度が第一の閾値以上の温度になった場合、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えた場合の何れかにウインドウガラス23の開動作を行うかは、ユーザーが選択して設定できる。
また、車室内の温度が第一の閾値以上の温度である場合、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えている場合であっても、規定時間に達すると各ウインドウガラス23が閉じるようになっている。この規定時間は、車両ネットワークECU18に設定されており、規定時間を判断するタイマー(不図示)は、車両ネットワークECU18に設けられている。この規定時間は、例えば10分程度である。
さらに、雨滴検出センサ16が降雨降雪状態を検出し、車両ネットワークECU18に出力するようになっている。これにより、降雨降雪を検出した場合の各ウインドウガラス23の開放量を変えることができるようになっている。つまり、通常の開放量では車室内に雨雪が吹き込んでしまうため、雨滴検出センサ16が降雨降雪を検出した場合には、開放量を小さくする(例えば、ドア21f,21rに設けられているサンバイザーで覆うことができる程度)ようになっている。この降雨降雪検出時の開放量を第二規定位置として車両ネットワークECU18に設定されている。
次に、図3、図4のフローチャートに基づいて換気機能付きパワーウインドウシステム1を説明する。
まず、車両20のイグニションスイッチがオフで、各ドア21f,21rが施錠され、且つ各ウインドウガラス23が設定値以上に閉じている状態であるか否かを判断する(ST1)。
ST1における判断が「No」(イグニションスイッチがオン、各ドア21f,21rが解錠されている、又は各ウインドウガラス23が設定値よりも開いている)である場合には、再びST1の判断を行う。
ST1における判断が「Yes」(イグニションスイッチがオフ、各ドア21f,21rが施錠され、且つ各ウインドウガラス23が設定値以上に閉じている)である場合には、各シート24が物体の過重を検出しているか否かを判断する(ST2)。
ST2における判断が「No」(各シート24のうち何れも過重を検出していない)である場合には、再びST1の判断を行う。
ST2における判断が「Yes」(各シート24のうちの何れか一つでも過重を検出している)である場合には、車室内の温度が第一の閾値以上であるか否か、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えているか否かを判断する(ST3)。
ST3における判断が「No」(車室内の温度が第一の閾値よりも低い、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値以下である場合には、再びST1の判断を行う。
ST3における判断が「Yes」である(車室内の温度が第一の閾値以上、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えている)場合には、各ウインドウガラス23の開動作を開始する(ST4、換気モード開始)。
次に、各ドア21f,21rが正規の操作で解錠されたか否かを判断する(ST5)。ここでは、換気モードを途中でキャンセルしたいか否かをユーザーに判断させるためである。
ST5における判断が「Yes」である場合(この実施形態においては、キーレスリモコン装置を使用してドアロックを解錠する場合、換気モードを途中でキャンセルする場合)には、各ウインドウガラス23の開動作を停止する(ST6)。
ST5における判断が「No」である場合(何ら操作されない場合、換気モードを途中でキャンセルしない場合)には、降雨降雪状態であるか否かを判断する(ST7)。
ST7における判断が「No」(降雨降雪状態でない)である場合には、各ウインドウガラス23の開放量が第一規定位置に設定される(ST8)。
ST7における判断が「Yes」である(降雨降雪状態である)場合には、各ウインドウガラス23の開放量が第二規定位置に設定される(ST9)。
次に、各ウインドウガラス23の開放量が設定値(規定位置)に達したか否かを判断する(ST10)。
ST10における判断が「No」(各ウインドウガラス23の開放量が設定値に達していない)である場合には、再びST5の判断を行う。
ST10における判断が「Yes」(各ウインドウガラス23の開放量が設定値に達した)である場合には、開動作を停止する(ST6)。そして、各ウインドウガラス23が設定値だけ開いた状態で車室内の換気を行う(換気モード継続)。
次に、再び各ドア21f,21rが正規の操作で解錠されたか否かを判断する(ST11)。ここでは、換気モードを再びキャンセルしたいか否かをユーザーに判断させるためである
ST11における判断が「Yes」である場合(キーレスリモコン装置を使用してドアロックを解錠する場合、換気モードを途中でキャンセルする場合)には、再びST1の判断を行う。
ST11における判断が「No」である場合(何ら操作されない場合、換気モードをキャンセルしない場合)には、各ドア21f,21rが正規操作以外の方法で解錠されたか否かを判断する(ST12)。ここでは、車両20に異常がないかどうかを判断する。
ST12における判断が「No」(何ら操作されていない)である場合には、車室内の温度が第二の閾値以下、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値以下か否かを判断する(ST13)。
ST13における判断が「No」である(車室内の温度が第二の閾値よりも高い、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えている)場合には、換気モードの時間(各ウインドウガラス23が開いている時間)が規定時間経過しているか否かを判断する(ST14)。
ST14における判断が「No」(換気モードの時間が規定時間経過していない)である場合には、再びST11の判断を行う。
ST14における判断が「Yes」(換気モードの時間が規定時間に達した)である場合には、セキュリティ向上が設定されているか否かを判断する(ST15)。
ST15における判断が「Yes」(セキュリティ向上が設定されている)である場合には、ホーン6によって警報吹鳴を開始し(ST16、警告動作)、続いてライト7を点滅、又は点灯させる(ST17、警告動作)。これによって、ユーザー、又は第三者に車両20の異常を報知することができる。
次に、各ドア21f,21rが正規の操作で解錠されたか否かを判断する(ST18)。ここでは、警告動作によってユーザーが車両20の異常を認識したうえで警告動作を停止したか否かを判断する。
ST18における判断が「No」(何ら操作していない)である場合には、ホーン6による警報吹鳴(ST16)と、ライト7の点滅、点灯(ST17)を引き続き行う。
ST18における判断が「Yes」(ユーザーがキーレスリモコン装置を使用してドアロックを解錠した)である場合には、ホーン6による警報吹鳴を停止し(ST19)、続いてライト7の点滅、点灯を停止する(ST20)。そして、再びST1の判断を行う。
一方、ST12における判断が「Yes」である場合(ピッキング等によってキーシリンダを回転させてドアロックが正規の操作で解錠された場合)にもST16に進み、ホーン6による警報吹鳴を行い、続いてライト7の点滅、点灯(ST17)を行う。
また、ST13における判断が「Yes」(車室内の温度が第二の閾値以下、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値以下)である場合には、各ウインドウガラス23の閉動作が開始する(ST21)。
次に、各ウインドウガラス23による挟み込みが発生しているか否かを判断する(ST22)。
ST22における判断が、「Yes」(挟み込みが発生している)である場合には、そのウインドウガラス23を再び開動作(挟み込み反転動作)を行ったのち(ST24)、ST16に進み、ホーン6による警報吹鳴を行い、続いてライト7の点滅、点灯(ST17)を行う。これによりユーザー、または第三者に車両20の異常を報知することができる。
ST22における判断が「No」(挟み込みが発生していない)である場合には、各ウインドウガラス23が全閉位置であるか、又は設定された閉鎖量(閉位置)であるか否かを判断する(ST23)。
ST23における判断が「No」(全閉位置ではない、又は設定された閉鎖量ではない)である場合には、再びST11の判断を行う。
ST23における判断が「Yes」(全閉位置、又は設定された閉鎖量)である場合には、各ウインドウガラス23の閉動作を停止する(ST25、換気モード終了)。
続いて、換気モードの作動回数が規定回数を超えているか否かの判断を行う(ST26)。これは、各ウインドウガラス23の開閉作業の回数(換気モードの動作回数)を規制するためである。
ST26における判断が「Yes」(換気モードの作動回数が規定回数を超えている)である場合には、ST16に進み、ホーン6による警報吹鳴を行い、続いてライト7の点滅、点灯(ST17)を行う。
ST26における判断が「No」(換気モードの作動回数が規定回数以内)である場合には、再びST1の判断を行う。
したがって、上述の実施形態によれば、シート過重検出センサ14によって、シート24にかかる物体の過重を検出することができる。このため、車両20のイグニションスイッチがオフで、ドアロックが施錠された状態において、シート24に物体の過重がかかっている(シート24に荷物が乗せてある)場合に限り、車室内が第一の閾値以上の温度の場合、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値を超えている場合、つまり車室内が所望以上の温度である場合に換気を行うようにすることができる。よって、車室内の荷物等の品質悪化を防止することができる。
また、正規動作検出手段8によって、車両20のユーザー以外の者が正規以外の方法でキーシリンダを操作したり、ドアノブを操作したりしてドアロックを解錠しようとするとホーン6を吹鳴したり、ライト7を点滅、点灯させたりすることで警告を発することができる。このため、ユーザー、又は第三者に車両20の異常を報知することができる。よって、車室内へのユーザー以外の者の侵入を防止することができ、換気モード中の車両の防犯効果を高めることができる。
さらに、キーレスリモコン装置でなければ警告動作を停止させることができないようにすることができるため、このキーレスリモコン装置を車両のユーザーが携行することで確実に車両20の防犯効果を高めることができる。
そして、雨滴検出センサ16によって、降雨降雪状態を検出することができる。このため、降雨降雪時のウインドウガラス23の開放量を小さく設定することで降雨降雪時の換気モード中の車室内への雨、雪の吹き込みを防止することができる。
また、車室内が第二の閾値以下の温度の場合、又は車室内の温度と外気温度との差が判定値以下の場合、つまり車室内が所望の温度領域である場合であればウインドウガラス23を閉じるようにすることができるため、無駄に開けておくことがなく、効果的に車室内を換気することができるだけでなく、より防犯効果を高めることができる。
さらに、挟み込み検出手段19によって、換気モード中のウインドウガラス23による挟み込みを検出することができる。このため、ウインドウガラス23による挟み込みを防止することができ、換気モード中の安全性を向上させることができる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、換気機能付きパワーウインドウシステム1が車両20の始動スイッチが切断され、全てのドア21f,21rが施錠され、且つ各ウインドウガラス23が設定値以上に閉じている場合に作動するようになっている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、車両20の始動スイッチが切断されると共に、全てのドア21f,21rが施錠されている場合であって、各ウインドウガラス23が設定値以上に閉じている場合でなくても換気機能付きパワーウインドウシステム1が作動してもよい。この場合、ST1(図3参照)では、車両20の始動スイッチが切断され、且つ全てのドア21f,21rが施錠されているか否かを判断する。そして、この場合、各ウインドウガラス23の開放量によっては、ST8及びST9において各ウインドウガラス23が閉じる方向に作動することもある。
さらに、上述の実施形態では、各ドア21f,21rが正規の操作で解錠されたか否かを判断(ST5)した後に、雨滴検出センサ16による降雨降雪状態の判断(ST7)を行う場合について説明したが、各ウインドウガラス23の開動作を開始する(ST4)前に、降雨降雪状態の判断(ST7)を行ってもよい。
本発明の実施形態における車両の平面図である。 本発明の実施形態における換気機能付きパワーウインドウシステムのブロック図である。 発明の実施形態における換気機能付きパワーウインドウシステムの動作の流れを示すフローチャートである。 発明の実施形態における換気機能付きパワーウインドウシステムの動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 換気機能付きパワーウインドウシステム
6 ホーン
7 ライト
8 正規動作検出手段
14 シート過重検出センサ(シート過重検出手段)
15 車室内温度検出センサ(車室内温度検出手段)
16 雨滴検出センサ(雨滴検出手段)
17 外気温度検出センサ(外気温度検出手段)
19 挟み込み検出手段
22 ドアノブ
23 ウインドウガラス
24 シート
27 イグニションスイッチON/OFF検出センサ
28 ドアロック検出センサ

Claims (14)

  1. シートにかかる物体の過重を検出するシート過重検出手段と、車室内の温度を検出する車室内温度検出手段とを備え、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックを施錠した場合に、前記シート過重検出手段が物体を検出し、さらに前記車室内温度検出手段が第一の閾値以上の温度を検出した場合、ウインドウガラスを予め定めた量だけ開動作させる換気モードを設けたことを特徴とする換気機能付きパワーウインドウシステム。
  2. 前記ウインドウガラスが、全閉状態、又は予め定めた閉鎖量の範囲内で閉まっている状態にある場合に、前記換気モードが作動することを特徴とする請求項1に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  3. キーシリンダの操作とドアノブの操作とを検出する正規動作検出手段を備え、前記換気モード中の前記正規動作検出手段の検出結果に基づいて警告動作を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  4. 前記警告動作は、キーレスリモコン装置による前記ドアロックの解錠操作によって停止することを特徴とする請求項3に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  5. 降雨降雪を検知する雨滴検出手段を備え、前記雨滴検出手段の検出結果に基づいて前記ウインドウガラスの開放量を決定することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  6. 前記車室内温度検出手段の検出結果が第二の閾値以下となった場合、前記ウインドウガラスが閉動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  7. 前記ウインドウガラスの閉動作時に前記ウインドウガラスによる挟み込みを検出する挟み込み検出手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  8. シートにかかる物体の過重を検出するシート過重検出手段と、車室内の温度を検出する車室内温度検出手段と、車外の温度を検出する外気温度検出手段とを備え、イグニションスイッチがオフで、且つドアロックを施錠した場合に、前記シート過重検出手段が物体を検出し、さらに前記車室内温度検出手段の検出結果と前記外気温度検出手段の検出結果との温度差が予め定められた判定値を超えたとき、ウインドウガラスを予め定めた量だけ開動作させる換気モードを設けたことを特徴とする換気機能付きパワーウインドウシステム。
  9. 前記ウインドウガラスが、全閉状態、又は予め定めた閉鎖量の範囲内で閉まっている状態にある場合に、前記換気モードが作動することを特徴とする請求項8に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  10. キーシリンダの操作とドアノブの操作を検出する正規動作検出手段を備え、前記換気モード中の前記正規動作検出手段の検出結果に基づいて警告動作を行うことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  11. 前記警告動作は、キーレスリモコン装置による前記ドアロックの解錠操作によって停止することを特徴とする請求項10に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  12. 降雨降雪を検知する雨滴検出手段を備え、前記雨滴検出手段の検出結果に基づいて前記ウインドウガラスの開放量を決定することを特徴とする請求項8〜請求項11の何れかに記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  13. 前記車室内温度検出手段の検出結果と前記外気温度検出手段の検出結果との温度差が予め定められた判定値以下になったとき、前記ウインドウガラスが閉動作を行うことを特徴とする請求項8〜請求項12の何れかに記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。
  14. 前記ウインドウガラスの閉動作時に前記ウインドウガラスによる挟み込みを検出する挟み込み検出手段を設けたことを特徴とする請求項13に記載の換気機能付きパワーウインドウシステム。


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