JP2008105784A - ホッパ装置、記録装置および液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホッパばねの付勢力に抗してホッパダウンしたとき、動力を伝達する伝達経路におけるクリープ変形を防止することができるホッパ装置を提供すること。
【解決手段】 ホッパ装置(145)は、被記録媒体(P)を載置し給送ローラ290に対して接離移動可能なホッパ101と、該ホッパ101を前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段(283)と、該付勢手段(283)の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパ101と当接するリフタ部280と、該リフタ部280の移動方向を軸に回転し、該リフタ部280と係合する回転部270とを備え、該回転部270は、前記付勢方向に直交する平面部271、271を備え、前記ホッパ101を前記給送ローラ290から離間する方向へ移動させたとき、前記平面部271、271が前記リフタ部280(282、282)と係合することを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】 ホッパ装置(145)は、被記録媒体(P)を載置し給送ローラ290に対して接離移動可能なホッパ101と、該ホッパ101を前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段(283)と、該付勢手段(283)の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパ101と当接するリフタ部280と、該リフタ部280の移動方向を軸に回転し、該リフタ部280と係合する回転部270とを備え、該回転部270は、前記付勢方向に直交する平面部271、271を備え、前記ホッパ101を前記給送ローラ290から離間する方向へ移動させたとき、前記平面部271、271が前記リフタ部280(282、282)と係合することを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、被記録媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢する付勢手段とを備えたホッパ装置、該ホッパ装置を備えた記録装置および液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。また、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
また、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
また、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来の記録装置には、特許文献1に示す如く、カムとカムフォロア部との係合によってホッパが揺動するホッパ装置が設けられていた。
図12に示すのは、従来技術のホッパ装置の一例を示す概略側面部である。
図12に示す如く、ホッパ装置400は、用紙414を載置可能なホッパ部401と、ホッパ部401の揺動の動力源としてのモータ404と、モータ404の動力を伝達する輪列ギア406と、輪列ギア406からホッパ部401に動力を伝達するカム部411と、ホッパ部側に設けられカム部411と係合するカムフォロア部412とを備えている。
図12に示すのは、従来技術のホッパ装置の一例を示す概略側面部である。
図12に示す如く、ホッパ装置400は、用紙414を載置可能なホッパ部401と、ホッパ部401の揺動の動力源としてのモータ404と、モータ404の動力を伝達する輪列ギア406と、輪列ギア406からホッパ部401に動力を伝達するカム部411と、ホッパ部側に設けられカム部411と係合するカムフォロア部412とを備えている。
そして、ホッパ部401は、ホッパ軸402を支点に揺動可能に設けられている。また、ホッパ部401は、ホッパばね403によって、カム部411とカムフォロア部412とが係合するように付勢されている。動力源のモータ404にはピニオン405が設けられ、ピニオン405は、輪列ギア406を構成する第1ギア407と外接するように構成されている。輪列ギア406は、第1ギア407、第2ギア408および第3ギア409を有し、第3ギア409は、カム部411が設けられたカム軸410と一体に形成されている。
従って、ピニオン405が回動すると、動力が伝達されてカム部411が回動する。カム部411が回動すると、カム部411はカムフォロア部412をホッパばね403の付勢力に抗して押圧し、ホッパ部401をカム部411から離間する方向へ揺動させる。所謂、ホッパダウン動作である。一方、カム部411がホッパダウンの場合と逆方向へ回動したとき、または、同方向へさらに回動させてカム部411とカムフォロア部412との係合が外れたとき、ホッパ部401は、カム部411に接近移動する。所謂、ホッパアップ動作である。
よって、ホッパアップ動作時に給送ローラ413が載置された用紙414をピックアップして給送することができる。そして、用紙414がピックアップされた後は、用紙414の重送防止やバックテンションを低減させるため、ホッパダウン動作を実行するように構成されていた。言い換えると、用紙414が給送されないときは、ホッパダウンした状態が保持される。
特開2005−067812号公報
しかしながら、ホッパダウンした状態は、ホッパばね403が最も伸びた状態である。従って、カムフォロア部412からカム部411への押圧力が最大となっている状態である。即ち、ホッパばね403の付勢力がカム部411およびカムフォロア部412を介して輪列ギア406へ伝達された状態となる。そして、ホッパダウンした状態が保持され続けると、例えば、記録装置が使用されずに放置されると、輪列ギア406において、前記付勢力による変形、所謂、クリープ変形が生じる虞がある。最悪の場合、輪列ギア等の軸が変形し動力を伝達することができなくなる虞がある。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、ホッパばねの付勢力に抗してホッパダウンしたとき、動力を伝達する伝達経路におけるクリープ変形を防止することができるホッパ装置、該ホッパ装置を備えた記録装置および液体噴射装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様のホッパ装置は、被記録媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、該付勢手段の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパと当接するリフタ部と、該リフタ部の移動方向を軸に回転し、該リフタ部と係合する回転部とを備え、該回転部は、前記付勢方向に直交する平面部を備え、前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させたとき、前記平面部が前記リフタ部と係合することを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、前記回転部は、前記付勢方向に直交する平面部を備え、前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させたとき、前記平面部が前記リフタ部と係合する構成である。即ち、前記付勢手段の付勢方向と、前記回転部の回転方向とは、直交関係である。従って、前記ホッパを前記給送ローラから離間させた、所謂、ホッパダウンの状態では、付勢力は、前記リフタ部を介して平面部まで伝達されるが、前記回転部の回転方向には伝達されない。即ち、伝達が切断される。そして、前記付勢力が前記リフタ部および前記回転部以外の部材に作用することを防止することができる。その結果、ホッパダウンの状態で放置された場合であっても、前記付勢力によって前記リフタ部および前記回転部以外の部材が変形する、所謂、クリープ変形が生じる虞がない。
例えば、前記付勢手段の付勢力に抗して前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させるホッパ離間移動手段を構成する部材である動力伝達経路に、前記付勢力が伝達・作用することを、該動力伝達経路の前記付勢力が作用する方向における上流側で切断することができる。即ち、前記動力伝達経路の下流側に前記付勢力が作用しない。その結果、ホッパダウンの状態で放置された場合であっても、前記下流側においては、前記付勢力によるクリープ変形が生じる虞がない。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記回転部は、前記平面部と繋がり回転方向に対して傾斜したスロープ部を有し、動力源からの動力によって回転し、前記リフタ部は、前記スロープ部および前記平面部と当接する当接部を有し、前記スロープ部と前記当接部との当接によって案内され、前記ホッパを移動させることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記回転部は、前記スロープ部を有し、動力源からの動力によって回転し、前記リフタ部は、前記当接部を有し、前記スロープ部と前記当接部との当接によって案内され、前記ホッパを移動させる。所謂、溝カム機構である。従って、前記回転部を回転させることによって、容易にホッパを移動させることができる。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記回転部は、前記スロープ部を有し、動力源からの動力によって回転し、前記リフタ部は、前記当接部を有し、前記スロープ部と前記当接部との当接によって案内され、前記ホッパを移動させる。所謂、溝カム機構である。従って、前記回転部を回転させることによって、容易にホッパを移動させることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部に加え、段差部を有し、前記当接部は、前記回転部の回転と共に前記付勢力に抗して前記スロープ部を上って前記平面部へ到達し、前記回転部がさらに回転すると、前記平面部から前記段差部を降下する構成であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、前記当接部は、前記回転部の回転と共に前記付勢力に抗して前記スロープ部を上って前記平面部へ到達し、前記回転部がさらに回転すると、前記平面部から前記段差部を降下する。従って、前記スロープ部と前記当接部との係合によって、ホッパダウンを実行し、前記当接部が前記平面部から前記段差部を降下することによって、前記ホッパを前記給送ローラへ接近移動させる、所謂、ホッパアップを実行することができる。
このとき、前記回転部の一方向のみの回転で、ホッパアップおよびホッパダウンを実行することができる。また、瞬時にホッパアップさせることができる。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、前記当接部は、前記回転部の回転と共に前記付勢力に抗して前記スロープ部を上って前記平面部へ到達し、前記回転部がさらに回転すると、前記平面部から前記段差部を降下する。従って、前記スロープ部と前記当接部との係合によって、ホッパダウンを実行し、前記当接部が前記平面部から前記段差部を降下することによって、前記ホッパを前記給送ローラへ接近移動させる、所謂、ホッパアップを実行することができる。
このとき、前記回転部の一方向のみの回転で、ホッパアップおよびホッパダウンを実行することができる。また、瞬時にホッパアップさせることができる。
本発明の第4の態様は、第2または第3の態様において、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有し、前記回転部は、前記平面部および前記スロープ部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有することを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、第2または第3の態様と同様の作用効果に加え、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有し、前記回転部は、前記平面部および前記スロープ部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有する。従って、前記リフタ部の姿勢を安定させることができる。
また、前記付勢手段の付勢力が強力な場合であっても、付勢力を複数の前記当接部に分散させることができる。従って、前記当接部がクリープ変形する虞を低減することができる。
本発明の第4の態様によれば、第2または第3の態様と同様の作用効果に加え、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有し、前記回転部は、前記平面部および前記スロープ部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有する。従って、前記リフタ部の姿勢を安定させることができる。
また、前記付勢手段の付勢力が強力な場合であっても、付勢力を複数の前記当接部に分散させることができる。従って、前記当接部がクリープ変形する虞を低減することができる。
本発明の第5の態様は、第2から第4のいずれか一の態様において、前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部を回転軸方向に複数有し、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転軸方向に複数有することを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第2から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部を回転軸方向に複数有し、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転軸方向に複数有する。従って、前記リフタ部の姿勢を、より一層安定させることができる。
また、前記付勢手段の付勢力が強力な場合であっても、付勢力を複数の前記当接部に、より一層分散させることができる。従って、前記当接部がクリープ変形する虞を、より一層低減することができる。
本発明の第5の態様によれば、第2から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部を回転軸方向に複数有し、前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転軸方向に複数有する。従って、前記リフタ部の姿勢を、より一層安定させることができる。
また、前記付勢手段の付勢力が強力な場合であっても、付勢力を複数の前記当接部に、より一層分散させることができる。従って、前記当接部がクリープ変形する虞を、より一層低減することができる。
本発明の第6の態様は、被記録媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、該付勢手段の付勢力に抗して前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させるホッパ離間移動手段と、を備えたホッパ装置であって、該ホッパ離間移動手段は、動力源から前記ホッパを移動させる作用部へ動力を伝達する動力伝達経路上の前記作用部側に、前記ホッパが前記給送ローラから離間移動したときにおける前記付勢手段の付勢力の伝達を切断する付勢力伝達切断手段を備えていることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、前記ホッパ離間移動手段は、動力源から前記ホッパを移動させる作用部へ動力を伝達する動力伝達経路上の前記作用部側に、前記付勢力伝達切断手段を備えている。従って、前記動力伝達経路の下流側に前記付勢力が作用しない。その結果、ホッパダウンの状態で放置された場合であっても、前記付勢力によって前記動力伝達経路の部材が変形する、所謂、クリープ変形が生じる虞を低減することができる。
本発明の第7の態様の記録装置は、被記録媒体を載置する載置部と、該載置部に載置された被記録媒体を給送する給送部と、該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、を備えた記録装置であって、前記載置部は、上記第1から第6のいずれかの態様の前記ホッパ装置を備えていることを特徴とする。
本発明の第7の態様によれば、前記載置部は、上記第1から第6のいずれかの態様の前記ホッパ装置を備えているので、記録装置において、上記第1から第6のいずれかの態様と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第7の態様によれば、前記載置部は、上記第1から第6のいずれかの態様の前記ホッパ装置を備えているので、記録装置において、上記第1から第6のいずれかの態様と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第8の態様の液体噴射装置は、被液体噴射媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、該付勢手段の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパと当接するリフタ部と、該リフタ部の移動方向を軸に回転し、該リフタ部と係合する回転部と、を備えた載置部と、該載置部に載置された被液体噴射媒体と当接し被液体噴射媒体を下流側の搬送ローラへ給送する給送ローラを備えた給送部と、前記液体噴射領域で被液体噴射媒体に液体を噴射する液体噴射部と、を備えた液体噴射装置であって、前記回転部は、前記付勢方向に直交する平面部を備え、前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させたとき、前記平面部が前記リフタ部と係合することを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明に係る液体噴射装置の一例である記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体平面図である。
記録装置100の本体の背面側には、被記録媒体としての用紙Pが載置・積層される載置部145としてのホッパ101が、給送部144の後述する給送ローラ290(図4〜図7)に対して接離移動可能に設けられている。ホッパ101の最上位に載置された用紙Pは、給送部144によって、搬送方向下流側である記録部側へ給送される。具体的には、載置された用紙Pは、給送用モータ104によって駆動する給送ローラ290により、左右の用紙ガイド103、103に案内されながら搬送方向の下流側の搬送ローラ対(図示せず)へと給送される。搬送ローラ対まで給送された用紙Pは、搬送用モータ220(図3)によって駆動する搬送ローラ対の搬送駆動ローラ(図示せず)により、さらに搬送方向の下流側の記録部143へと搬送される。
図1に示すのは、本発明に係る液体噴射装置の一例である記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体平面図である。
記録装置100の本体の背面側には、被記録媒体としての用紙Pが載置・積層される載置部145としてのホッパ101が、給送部144の後述する給送ローラ290(図4〜図7)に対して接離移動可能に設けられている。ホッパ101の最上位に載置された用紙Pは、給送部144によって、搬送方向下流側である記録部側へ給送される。具体的には、載置された用紙Pは、給送用モータ104によって駆動する給送ローラ290により、左右の用紙ガイド103、103に案内されながら搬送方向の下流側の搬送ローラ対(図示せず)へと給送される。搬送ローラ対まで給送された用紙Pは、搬送用モータ220(図3)によって駆動する搬送ローラ対の搬送駆動ローラ(図示せず)により、さらに搬送方向の下流側の記録部143へと搬送される。
記録部143は、用紙Pを下方から支持するプラテン105と、プラテン105の上方に対向するように設けられたキャリッジ107とによって構成される。そのうち、キャリッジ107は、搬送される用紙Pの幅方向である主走査方向へ延びたキャリッジガイド軸(図示せず)に案内されながらキャリッジモータ102によって駆動する。さらに、キャリッジ107の底面部には、用紙Pへ向かってインクを吐出する記録ヘッド106が設けられている。記録部143で記録された用紙Pは、さらに下流側へと搬送され排紙ローラ(図示せず)によって記録装置100の正面側から排出される。
また、記録装置100の本体の下方には、インクカートリッジ(図示せず)が装填され、インク供給針(図示せず)を介してインク供給路(図示せず)へとインクが供給される。さらに、インクは、インク供給チューブ110を介してキャリッジ107の記録ヘッド106まで供給される。そして、記録ヘッド106のフラッシング時、およびクリーニング時には、1桁側に設けられ、記録部143の吐出特性を維持する吐出特性維持部としてのインク吸引装置200においてインクの吐出・吸引動作が行われる。インク吸引装置200は、キャップ部204を備え、キャップ部204を上下方向へ移動させて記録ヘッド106を封止することができるように構成されている。
図3に示すのは、本発明に係るホッパ装置の概略を示す背面斜視図である。
図3に示す如く、ホッパ装置(145)としての載置部145には、用紙Pを載置可能なホッパ101が設けられている。そして、ホッパ101を給送ローラ290から離間させるホッパ離間移動手段250と、動力源としての一例である搬送用モータ220からの動力をホッパ離間移動手段250に伝達する動力伝達手段210とが設けられている。
図3に示す如く、ホッパ装置(145)としての載置部145には、用紙Pを載置可能なホッパ101が設けられている。そして、ホッパ101を給送ローラ290から離間させるホッパ離間移動手段250と、動力源としての一例である搬送用モータ220からの動力をホッパ離間移動手段250に伝達する動力伝達手段210とが設けられている。
本実施形態では、ホッパ離間移動手段250は、基体部230に設けられホッパ101を給送ローラ290に対して接近させる方向へ付勢する付勢手段の一例としてのホッパばね283と、基体部230に回動自在に保持された円筒状の回転部270と、回転部270の内部に配設され回転部270の回転軸方向H(図4〜図7参照)へ移動可能なリフタ部280とを有している。
ここで、リフタ部280は、ホッパばね283によってホッパ101を給送ローラ290へ接近移動させる方向へ、常に付勢されている。また、ホッパばね283の付勢方向F(図4〜図7参照)は、回転部270の円筒の軸方向Hと同じ方向に設けられているものとする。
ここで、リフタ部280は、ホッパばね283によってホッパ101を給送ローラ290へ接近移動させる方向へ、常に付勢されている。また、ホッパばね283の付勢方向F(図4〜図7参照)は、回転部270の円筒の軸方向Hと同じ方向に設けられているものとする。
また、動力伝達手段210は、搬送用モータ220に設けられたピニオン221と噛合って動力を受ける第1ギア211と、第1ギア211の動力を受ける公知技術のクラッチ部222を介して回転する第2ギア212と、第2ギア212と噛合い動力を受ける第3ギア213と、第3ギア213と噛合って動力を受ける第4ギア214と、第4ギア214と一体に形成され回転軸を同じとするウォーム216と、回転部270の外周に設けられウォーム216と噛合うはす歯状の第5ギア217とを有する。即ち、ウォーム216と第5ギア217とが、所謂、ウォームギア215を構成する。さらに言い換えると、第5ギア217が設けられた回転部270は、所謂、ウォームホイールである。
またさらに、搬送用モータ220のピニオン221は、給送ローラ290によって給送された用紙Pを記録部143へ搬送する搬送ローラ対の搬送駆動ローラへ動力を伝達するために、第6ギア218と外接している。ピニオン221から動力を受けた第6ギア218は、搬送駆動ローラ軸232に設けられた第7ギア219へ動力を伝達する。従って、搬送駆動ローラを回動させることができる。
尚、搬送駆動ローラ軸232には、搬送駆動ローラ軸232の位相を検出するエンコーダセンサ240が設けられている。従って、用紙Pを精度よく送ることができる。
尚、搬送駆動ローラ軸232には、搬送駆動ローラ軸232の位相を検出するエンコーダセンサ240が設けられている。従って、用紙Pを精度よく送ることができる。
また、載置部145には、ホッパばね283の付勢力が動力伝達手段210に作用するのを防止する付勢力伝達切断手段260が設けられている。言い換えると、付勢力伝達切断手段260は、ホッパばね283の付勢力が動力伝達手段210に伝達する前に、ホッパ離間移動手段250において、付勢力の伝達を切断するように構成されている。
以下、先ずホッパ離間移動手段250の動作を説明し、次に付勢力伝達切断手段260の作用について説明する。
以下、先ずホッパ離間移動手段250の動作を説明し、次に付勢力伝達切断手段260の作用について説明する。
図4〜図7に示すのは、本発明に係るホッパ装置の動作を示す概略側面図である。このうち、図4はホッパダウン状態であり、図5はホッパアップ状態である。また、図6は図5の状態からホッパを押し下げている途中の状態であり、図7は図6よりさらに押し下げている途中の状態である。また、図8に示すのは、本発明に係る付勢力伝達切断手段を示す斜視図である。またさらに、図9に示すのは、本発明に係る付勢力伝達切断手段を示す正面図である。
図4に示す如く、ホッパ101は、給送ローラ290から離間した所謂、ホッパダウン状態である。前述したように、リフタ部280は、ホッパばね283(図4〜図7では省略)によって矢印Fの方向へ付勢されている。円筒状の回転部270の内側の形状に合わせて、リフタ部280は、略円柱に設けられている。リフタ部280におけるホッパばね283の付勢方向上流側の外周には、一対の突部282、282が設けられている。ここで、「略円柱」とは、リフタ部が回転部の同じ周方向に回転しないように一部が凹となっている程度であって、全体として略円柱であることをいう。
一方、円筒状の回転部270の内側は、リフタ部280の突部282、282と係合する所謂、溝カム構造の溝側の構造となっている。具体的には、回転部270の内側に、円筒の軸方向Hに対して螺旋状の溝であるスロープ部272、272と、スロープ部272、272の付勢方向上流側に円筒の軸方向Hに垂直な面である平面部271、271と、平面部271、271とスロープ部272、272の付勢方向下流側とを切掛け部274、274(図8参照)を介して繋ぐ段差部273、273とが形成されている(図4〜図9参照)。
尚、スロープ部272、272、平面部271、271および段差部273、273は、突部282、282の数に合わせて円筒の周方向にそれぞれ2つ形成されている。さらに、突部282、282は、リフタ部280においてホッパばね283と当接し付勢力を受けている箇所より、付勢方向上流側に設けられている。従って、リフタ部280の回転部270に対する位置および姿勢を安定させることができる。
尚、スロープ部272、272、平面部271、271および段差部273、273は、突部282、282の数に合わせて円筒の周方向にそれぞれ2つ形成されている。さらに、突部282、282は、リフタ部280においてホッパばね283と当接し付勢力を受けている箇所より、付勢方向上流側に設けられている。従って、リフタ部280の回転部270に対する位置および姿勢を安定させることができる。
そして、ホッパばね283の付勢力を受けているリフタ部280の一対の突部282、282は、回転部270の一対の平面部271、271と当接している。即ち、ホッパばね283によって突部282、282が、平面部271、271を押圧した状態である。ここで、回転部270は、基体部230によって円筒の周方向に回動自在に保持されているが、基体部230の基体背面板231等によって、円筒の軸方向Hには規制されている。従って、リフタ部280は、軸方向Hに規制される。そして、リフタ部280における付勢方向下流側の接触部281が基体背面板231と略同じ面となる位置で停止した状態となる。その結果、ホッパ101にはホッパアップさせる付勢力が何ら作用しないので、ホッパダウン状態となる。
図5に示す如く、図4に示す状態からウォーム216が図中反時計方向へ回動すると、回転部270は、図中右側から左側へ(付勢力の上流側から下流側へ)向かってみた時計方向へ回転する。このとき、回転部270の内側のリフタ部280は、回転しないように設けられている。従って、リフタ部280の突部282、282と、回転部270の平面部271、271との係合が外れる。そして、リフタ部280は、ホッパばね283の付勢力によって付勢方向Fに、突部282、282が段差部273、273を飛び降りるように移動する。
このとき、リフタ部280の接触部281は、ホッパ101と当接しホッパ101をホッパアップさせる。そして、給送ローラ290が図中時計方向へ回動することによって、ホッパ101に載置された最上位の用紙Pが搬送ローラ対へ給送される。
尚、リフタ部280の移動可能なストロークは、2点鎖線で示す位置まで移動し載置された用紙Pが1枚のみであっても確実に用紙Pを給送ローラ290に押し付けることができるように、大きく設けられている。
尚、リフタ部280の移動可能なストロークは、2点鎖線で示す位置まで移動し載置された用紙Pが1枚のみであっても確実に用紙Pを給送ローラ290に押し付けることができるように、大きく設けられている。
用紙Pが給送されると、後続の用紙Pが搬送経路に雪崩れ込むことの防止、バックテンション防止等のため、ホッパ101を給送ローラ290から離間させたホッパダウン状態とする必要がある。
そこで、図6に示す如く、図5に示す状態からウォーム216が図中反時計方向へさらに回動すると、回転部270は、図中右側から左側へ(付勢力の上流側から下流側へ)向かってみた時計方向へさらに回転する。
そこで、図6に示す如く、図5に示す状態からウォーム216が図中反時計方向へさらに回動すると、回転部270は、図中右側から左側へ(付勢力の上流側から下流側へ)向かってみた時計方向へさらに回転する。
このとき、回転部270のスロープ部272、272が、リフタ部280の突部282、282と当接し、突部282、282を介してリフタ部280を付勢方向上流側へ移動させる。具体的には、リフタ部280が回転することによって、リフタ部280の突部282、282に、回転部270のスロープ部272、272の坂を上らせる。従って、リフタ部280をホッパばね283の付勢力に抗して付勢方向上流側へ移動させることができる。その結果、ホッパ101は、リフタ部280の接触部281に規制されながら、給送ローラ290から離間する方向へ移動する。
図7に示す如く、図6に示す状態からウォーム216が図中反時計方向へさらに回動すると、回転部270は、図中右側から左側へ(付勢力の上流側から下流側へ)向かってみた時計方向へさらに回転する。
その結果、ホッパ101は、リフタ部280の接触部281に規制されながら、給送ローラ290から離間する方向へさらに移動する。
その結果、ホッパ101は、リフタ部280の接触部281に規制されながら、給送ローラ290から離間する方向へさらに移動する。
そして、さらに図7に示す状態からウォーム216が図中反時計方向へさらに回動すると、前述した図4に示すホッパダウン状態となる。
尚、ホッパダウン状態となったとき、クラッチ部222(図3)が、第1ギア211から第2ギア212への動力の伝達を切断状態に切替えるように構成されている。そして、後続の用紙Pを給送する際、動力の伝達を接続状態に切替えるように構成されているものとする。
また、本実施形態のホッパ101は、上方を支点に揺動するように設けられているが、平行移動するように設けてもよい。
尚、ホッパダウン状態となったとき、クラッチ部222(図3)が、第1ギア211から第2ギア212への動力の伝達を切断状態に切替えるように構成されている。そして、後続の用紙Pを給送する際、動力の伝達を接続状態に切替えるように構成されているものとする。
また、本実施形態のホッパ101は、上方を支点に揺動するように設けられているが、平行移動するように設けてもよい。
続いて、付勢力伝達切断手段260について説明する。
図8および図9に示す如く、略円柱状のリフタ部280の下方、即ち、ホッパばね283の付勢方向上流側には、円柱の周方向に一対の突部282、282が設けられている。一方、円筒状の回転部270には、円筒の軸方向Hに対して垂直な面を有する一対の平面部271、271が設けられている。前述したように、ホッパばね283は、常にリフタ部280を付勢している。そして、図4で説明したように、ホッパダウン状態では、突部282、282は、平面部271、271をホッパばね283の付勢力によって押圧した状態となる。
図8および図9に示す如く、略円柱状のリフタ部280の下方、即ち、ホッパばね283の付勢方向上流側には、円柱の周方向に一対の突部282、282が設けられている。一方、円筒状の回転部270には、円筒の軸方向Hに対して垂直な面を有する一対の平面部271、271が設けられている。前述したように、ホッパばね283は、常にリフタ部280を付勢している。そして、図4で説明したように、ホッパダウン状態では、突部282、282は、平面部271、271をホッパばね283の付勢力によって押圧した状態となる。
このとき、ホッパばね283の付勢方向Fと、回転部270の回転軸の方向Hとが同じとなるように構成されている。即ち、ホッパばね283の付勢方向Fと、回転部270の回転方向との関係は、常に直交関係となる。従って、平面部271、271と突部282、282とが係合し、かつ、回転部270がホッパばね283の付勢方向Fにおいて規制されている限り、回転部270に回転する力は、何ら生じない。その結果、回転部270の第5ギア217からウォーム216に対して、何ら力が作用する虞が生じない。即ち、動力伝達手段210には、ホッパばね283の付勢力が伝達される虞がなく、クリープ変形が生じる虞がない。特に、ホッパばね283が収縮して付勢力が最大のときに有効である。
本実施形態のホッパ装置(145)は、被記録媒体の一例としての用紙Pを載置し給送ローラ290に対して接離移動可能なホッパ101と、ホッパ101を給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段の一例としてのホッパばね283と、ホッパばね283のホッパ側に設けられ、付勢方向Fに移動しホッパ101と当接するリフタ部280と、リフタ部280の移動方向Hを軸に回転し、リフタ部280と係合して位置を規制する回転部270と、を備え、回転部270は、前記付勢方向Fに直交する平面部271、271を備え、ホッパ101を給送ローラ290から離間する方向へ移動させたとき、平面部271、271がリフタ部280と係合することを特徴とする。
また、本実施形態のホッパ装置(145)において、回転部270は、平面部271、271と繋がり回転方向に対して傾斜したスロープ部272、272を有し、動力源としての一例である搬送用モータ220からの動力によって回転し、リフタ部280は、スロープ部272、272および平面部271、271と当接する当接部としての突部282、282を有し、スロープ部272、272と突部282、282との当接によって案内され、ホッパ101を移動させることを特徴とする。
またさらに、本実施形態のホッパ装置(145)において、回転部270は、スロープ部272、272および平面部271、271に加え、段差部273、273を有し、突部282、282は、回転部270の回転と共に前記付勢力に抗してスロープ部272、272を上って平面部271、271へ到達し、回転部270がさらに回転すると、平面部271、271から段差部273、273を降下する構成であることを特徴とする。
また、本実施形態のホッパ装置(145)は、用紙Pを載置し給送ローラ290に対して接離移動可能なホッパ101と、ホッパ101を給送ローラ側へ付勢可能なホッパばね283と、ホッパばね283の付勢力に抗してホッパ101を給送ローラ290から離間する方向へ移動させるホッパ離間移動手段250と、を備えたホッパ装置(145)であって、ホッパ離間移動手段250は、動力源としての一例である搬送用モータ220からホッパ101を移動させる作用部としての回転部270へ動力を伝達する動力伝達手段210、回転部270およびリフタ部280から成る動力伝達経路上の回転部側に、ホッパ101が給送ローラ290から離間移動したときにおけるホッパばね283の付勢力の伝達を切断する付勢力伝達切断手段260を備えていることを特徴とする。
また、本実施形態の記録装置100は、用紙Pを載置する載置部145と、載置部145に載置された用紙Pを給送する給送部144と、給送部144から給送された用紙Pに記録ヘッド106により記録を実行する記録部143と、を備えた記録装置100であって、載置部145は、上記ホッパ装置(145)を備えていることを特徴とする。
[他の実施形態]
図10に示すのは、他の実施形態に係る付勢力伝達切断手段を示す斜視図である。また、図11に示すのは、他の実施形態に係る付勢力伝達切断手段を示す正面図である。
図10および図11に示す如く、他の実施形態の略円柱状のリフタ部380の下方、即ち、ホッパばね283の付勢方向上流側には、円周方向均等な間隔で4つの突部382、382…が設けられている。一方、円筒状の回転部370の内側には、平面部371、371…、段差部373、373…およびスロープ部372、372…が周方向に4組設けられている。
尚、その他の部分については、前述した実施形態と同じであるので、同じ符号を用いると共にその説明は省略する。
図10に示すのは、他の実施形態に係る付勢力伝達切断手段を示す斜視図である。また、図11に示すのは、他の実施形態に係る付勢力伝達切断手段を示す正面図である。
図10および図11に示す如く、他の実施形態の略円柱状のリフタ部380の下方、即ち、ホッパばね283の付勢方向上流側には、円周方向均等な間隔で4つの突部382、382…が設けられている。一方、円筒状の回転部370の内側には、平面部371、371…、段差部373、373…およびスロープ部372、372…が周方向に4組設けられている。
尚、その他の部分については、前述した実施形態と同じであるので、同じ符号を用いると共にその説明は省略する。
他の実施形態では、4つの突部382、382…、4組の平面部371、371…、段差部373、373…およびスロープ部372、372…が設けられているので、前述した実施形態と比較して、リフタ部380の位置および姿勢をより安定させることができる。また、ホッパばね283の付勢力が、4つの突部382、382…と平面部371、371…との当接点で分散されるので、ホッパばね283の付勢力が強力な場合に有効である。
尚、他の実施形態では、円筒の周方向に突部382、382…および平面部371、371…を4つ設けたが、4つに限られない。3つ以上であることが望ましい。また、円筒の周方向に限らず、円筒の軸方向Hに複数設けてもよいのは勿論である。
尚、他の実施形態では、円筒の周方向に突部382、382…および平面部371、371…を4つ設けたが、4つに限られない。3つ以上であることが望ましい。また、円筒の周方向に限らず、円筒の軸方向Hに複数設けてもよいのは勿論である。
他の実施形態のホッパ装置(145)において、リフタ部380は、当接部としての突部382、382…を回転部370の回転方向に等間隔に複数有し、回転部370は、平面部371、371…およびスロープ部372、372…を回転部370の回転方向に等間隔に複数有することを特徴とする。等間隔に3つ以上であるのが望ましい。
また、他の実施形態のホッパ装置(145)において、回転部370は、スロープ部372、372…および平面部371、371…を回転軸方向Hに複数有し、リフタ部380は、突部382、382…を回転部370の回転軸方向Hに複数有することを特徴とする。
また、他の実施形態のホッパ装置(145)において、回転部370は、スロープ部372、372…および平面部371、371…を回転軸方向Hに複数有し、リフタ部380は、突部382、382…を回転部370の回転軸方向Hに複数有することを特徴とする。
尚、本実施形態では、ホッパを用いたが、記録装置に着脱可能な用紙カセットを用いた場合も同様である。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
100 記録装置、101 ホッパ、102 キャリッジモータ、103 用紙ガイド、
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、145 載置部、
200 インク吸引装置、204 キャップ部、210 動力伝達手段、
211 第1ギア、212 第2ギア、213 第3ギア、214 第4ギア、
215 ウォームギア、216 ウォーム、217 第5ギア、218 第6ギア、
219 第7ギア、220 搬送用モータ、221 ピニオン、222 クラッチ部、
230 基体部、231 基体背面板、232 搬送駆動ローラ軸、
240 エンコーダセンサ、250 ホッパ離間移動手段、
260 付勢力伝達切断手段、270 回転部、271 平面部、272 スロープ部、
273 段差部、274 切掛け部、280 リフタ部、281 接触部、
282 突部、283 ホッパばね、290 給送ローラ、
370 (他の実施形態の)回転部、371 平面部、372 スロープ部、
373 段差部、380 リフタ部、382 突部、
400 (従来技術の)ホッパ装置、401 ホッパ部、402 ホッパ軸、
403 ホッパばね、404 モータ、405 ピニオン、406 輪列ギア、
407 第1ギア、408 第2ギア、409 第3ギア、410 カム軸、
411 カム部、412 カムフォロア部、413 給送ローラ、414 用紙、
F 付勢方向、H (リフタ部の)移動方向(回転部の軸方向)、P 用紙
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、145 載置部、
200 インク吸引装置、204 キャップ部、210 動力伝達手段、
211 第1ギア、212 第2ギア、213 第3ギア、214 第4ギア、
215 ウォームギア、216 ウォーム、217 第5ギア、218 第6ギア、
219 第7ギア、220 搬送用モータ、221 ピニオン、222 クラッチ部、
230 基体部、231 基体背面板、232 搬送駆動ローラ軸、
240 エンコーダセンサ、250 ホッパ離間移動手段、
260 付勢力伝達切断手段、270 回転部、271 平面部、272 スロープ部、
273 段差部、274 切掛け部、280 リフタ部、281 接触部、
282 突部、283 ホッパばね、290 給送ローラ、
370 (他の実施形態の)回転部、371 平面部、372 スロープ部、
373 段差部、380 リフタ部、382 突部、
400 (従来技術の)ホッパ装置、401 ホッパ部、402 ホッパ軸、
403 ホッパばね、404 モータ、405 ピニオン、406 輪列ギア、
407 第1ギア、408 第2ギア、409 第3ギア、410 カム軸、
411 カム部、412 カムフォロア部、413 給送ローラ、414 用紙、
F 付勢方向、H (リフタ部の)移動方向(回転部の軸方向)、P 用紙
Claims (8)
- 被記録媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、
該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、
該付勢手段の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパと当接するリフタ部と、
該リフタ部の移動方向を軸に回転し、該リフタ部と係合する回転部と、を備え、
該回転部は、前記付勢方向に直交する平面部を備え、
前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させたとき、前記平面部が前記リフタ部と係合するホッパ装置。 - 請求項1に記載のホッパ装置において、
前記回転部は、前記平面部と繋がり回転方向に対して傾斜したスロープ部を有し、動力源からの動力によって回転し、
前記リフタ部は、前記スロープ部および前記平面部と当接する当接部を有し、
前記スロープ部と前記当接部との当接によって案内され、前記ホッパを移動させるホッパ装置。 - 請求項2に記載のホッパ装置において、前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部に加え、段差部を有し、
前記当接部は、
前記回転部の回転と共に前記付勢力に抗して前記スロープ部を上って前記平面部へ到達し、
前記回転部がさらに回転すると、前記平面部から前記段差部を降下する構成であるホッパ装置。 - 請求項2または3に記載のホッパ装置において、
前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有し、
前記回転部は、前記平面部および前記スロープ部を前記回転部の回転方向に等間隔に複数有するホッパ装置。 - 請求項2乃至4のいずれか1項に記載のホッパ装置において、
前記回転部は、前記スロープ部および前記平面部を回転軸方向に複数有し、
前記リフタ部は、前記当接部を前記回転部の回転軸方向に複数有するホッパ装置。 - 被記録媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、
該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、
該付勢手段の付勢力に抗して前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させるホッパ離間移動手段と、を備えたホッパ装置であって、
該ホッパ離間移動手段は、動力源から前記ホッパを移動させる作用部へ動力を伝達する動力伝達経路上の前記作用部側に、前記ホッパが前記給送ローラから離間移動したときにおける前記付勢手段の付勢力の伝達を切断する付勢力伝達切断手段を備えているホッパ装置。 - 被記録媒体を載置する載置部と、
該載置部に載置された被記録媒体を給送する給送部と、
該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、を備えた記録装置であって、
前記載置部は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された前記ホッパ装置を備えていることを特徴とする記録装置。 - 被液体噴射媒体を載置し給送ローラに対して接離移動可能なホッパと、該ホッパを前記給送ローラ側へ付勢可能な付勢手段と、該付勢手段の前記ホッパ側に設けられ、付勢方向に移動しホッパと当接するリフタ部と、該リフタ部の移動方向を軸に回転し、該リフタ部と係合する回転部と、を備えた載置部と、
該載置部に載置された被液体噴射媒体と当接し被液体噴射媒体を下流側の搬送ローラへ給送する給送ローラを備えた給送部と、
前記液体噴射領域で被液体噴射媒体に液体を噴射する液体噴射部と、を備えた液体噴射装置であって、
前記回転部は、前記付勢方向に直交する平面部を備え、
前記ホッパを前記給送ローラから離間する方向へ移動させたとき、前記平面部が前記リフタ部と係合する液体噴射装置。
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