JP2008100972A - 親水性単量体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アルキル鎖の末端に(メタ)アクリロイルオキシ基等の重合反応性アシロキシ基を有し、アルキル鎖の側鎖に水酸基を有する親水性単量体の製造方法に関する。
近年、下記式(A)に表されるような、アルキル鎖の末端に(メタ)アクリロイルオキシ基等の重合反応性アシロキシ基を有し、アルキル鎖の側鎖に水酸基を有する親水性単量体(以下、このような化合物を、架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物と称する。)、特に、エリスリトールジメタクリレート(EDMA)、キシリトールジメタクリレート(XDMA)およびソルビトールジメタクリレート(SDMA)は、インク材料、コーティング材料、ゲル材料、接着材料、特に歯科用接着剤等の用途において有用なものとなっている。
{式中、Rは水素原子または脂肪族飽和炭化水素基を示し、pは1以上の整数であり、qは0以上の整数(特にq=0)である。}
架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物の製造方法としては、例えば、特許文献1および非特許文献1に記載の方法が知られている。特許文献1に記載の方法では、1,2−3,4−ジエポキシブタンとメタクリル酸とを反応させている。しかし、この方法は、極めて毒性の高い1,2−3,4−ジエポキシブタンを使用しているため、その工業的な実施には問題がある。
また、非特許文献1に記載の方法では、(±)−2,3−ジヒロドキシ−1,4−ジブロモブタンとメタクリル酸ナトリウムとを反応させて、エリスリトールジメタクリレートを得ている。しかし、この方法では、(±)−2,3−ジヒロドキシ−1,4−ジブロモブタンが非常に高価であるという問題がある。また、(±)−2,3−ジヒロドキシ−1,4−ジブロモブタンの水酸基を保護する合成ルートによる方法も開示されているが、当該方法では、保護基を使用するため、3工程が必要である。従って、製造方法としては煩雑で、工業的な実施において不利なものである。
特開昭49−110622号公報
インターナショナル・ジャーナル・オブ・ポリメリック・マテリアルズ(International Journal of Polymeric Materials),1997年、37巻、1−14頁
上記問題点に鑑み、本発明は、安全性の高い原料を用い、安価でかつ容易に、架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物を製造することができる方法を提供することを目的とする。
本発明は、式(1)
(式中、nは、1以上の整数を示す。)
で表される化合物{以下、化合物(1)ともいう。}を、式(2)
で表される化合物{以下、化合物(1)ともいう。}を、式(2)
(式中、R1は、水素原子、または炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基を示し、R2は、炭素数1〜20の炭化水素基を示す。)
で表されるエステル化合物{以下、化合物(2)ともいう。}と反応させることを特徴とする、式(3)
で表されるエステル化合物{以下、化合物(2)ともいう。}と反応させることを特徴とする、式(3)
(式中、R1は、前記と同義であり、mは、1以上の整数であり、kは0以上の整数であり、かつm+k=nであり、m個の水酸基を有する単位とk個のエステル基を有する単位の配列順序は、任意である。)
で表される親水性単量体{以下、親水性単量体(3)ともいう。}の製造方法である。
で表される親水性単量体{以下、親水性単量体(3)ともいう。}の製造方法である。
本発明によれば、架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物を、安全性の高い原料を用い、安価でかつ容易に製造することができる。
本発明の製造方法には、出発物質として、化合物(1)および化合物(2)を用いる。
化合物(1)において、nは、1以上の整数であり、原料入手の容易さ、および本発明の製造方法の最終生成物である親水性単量体(3)のインク材料、コーティング材料、ゲル材料、接着材料、特に歯科用接着剤等の用途への有用性の観点から、2〜4の整数であることが好ましい。化合物(1)は、nが上記定義内で異なる2種以上の化合物の混合物であってもよい。化合物(1)は、公知方法に準じて製造することができる。また、市販品として入手できるものもあり、その場合には市販品を使用してもよい。
化合物(2)において、R1は水素原子、または炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基である。炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基の例としては、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数2〜10のアルキニル基等が挙げられる。炭素数1〜10のアルキル基は、直鎖状、分岐状および環状のいずれであってもよく、例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、シクロオクチル基、デシル基等が挙げられる。炭素数2〜10のアルケニル基は、直鎖状、分岐状および環状のいずれであってもよく、例としては、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、デセニル基等が挙げられる。炭素数2〜10のアルキニル基は、直鎖状、分岐状および環状のいずれであってもよく、例としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ヘキシニル基、オクチニル基、デシニル基等が挙げられる。最終生成物である親水性単量体(3)を歯科用接着剤等に使用する際には、ラジカル重合が行われる。従って、R1としては、最終生成物のラジカル重合反応性の観点から、水素原子またはメチル基が好ましい。
化合物(2)において、R2は、炭素数1〜20の炭化水素基である。ここで、炭素数1〜20の炭化水素基は、脂肪族であっても芳香族であってもよいし、飽和であっても不飽和であってもよい。R2の例としては、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜20のアルケニル基、炭素数2〜20のアルキニル基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基等が挙げられる。炭素数1〜20のアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、イソオクチル基、シクロオクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソボルニル基、ラウリル基(ドデシル基)、トリデシル基、ステアリル基(オクタデシル基)、イコシル基等が挙げられる。炭素数2〜20のアルケニル基の例としては、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、デセニル基、ドデセニル基等が挙げられる。炭素数2〜20のアルキニル基の例としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ヘキシニル基、オクチニル基、デシニル基、ドデシニル基等が挙げられる。炭素数6〜20の芳香族炭化水素基の例としては、フェニル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基等のアリールアルキル基、トルイル基等のアルキルアリール基などが挙げられる。
反応中、R2で表される基は、R2OHで表されるアルコールとして反応混合物に含まれるようになる。当該アルコールは、反応混合物より容易に除去(特に留去)できることが望ましいため、R2として好ましくは、炭素数1〜4の炭化水素基であり、特に好ましくは、メチル基、エチル基、ビニル基である。(なお、R2がビニル基であった場合には、R2OHで表されるアルコールはアセトアルデヒドに異性化する。このアセトアルデヒドは低沸点であるために、容易に除去できる。)
化合物(2)は、公知方法に準じて製造することができる。また、市販品として入手できるものもあり、その場合には市販品を使用してもよい。化合物(2)は、R1およびR2が上記定義内で異なる2種以上の化合物の混合物であってもよい。
本発明の製造方法においては、化合物(1)を化合物(2)と反応させる。当該反応は、例えば、溶媒および触媒の存在下、化合物(1)を化合物(2)と混合することによって行うことができる。混合は、化合物(1)に化合物(2)を添加してもよいし、化合物(2)に化合物(1)を添加してもよい。また、化合物(1)への化合物(2)の添加は、段階的に行ってもよい。
化合物(2)の使用量は、化合物(1)1モルに対して、好ましくは1.5〜k+3モル、より好ましくは、1.8〜k+2モルである(kは、親水性単量体(3)のkと同義である。以下同じ。)。化合物(2)の使用量が1.5モルより少ないと、親水性単量体(3)の収率が低下する傾向にあり、k+3モルより多いと、化合物(1)の側鎖の水酸基の全部が化合物(2)と反応した副生成物が、多く生成してしまうおそれがある。
溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、キノリン、トリエチルアミン、トリメチルアミンなどの含窒素化合物類、ジメチルスルホキシド、スルホランなどの含硫黄化合物類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジn−ブチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アニソール、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、エチレンカーボネートなどのエステル類、1−ブチル−3−メチル−1H−イミダゾリウムテトラフルオロボレート、1−ブチル−3−メチル−1H−イミダゾリウムヘキサフルオロホスフェート、1−エチル−3−メチル−1H−イミダゾリウムトリフルオロメタンスルホネートなどのイオン性液体類等を使用することができ、これらのうち、DMF、ピリジン、ジメチルスルホキシドが、化合物(1)の溶解性が高い点で好ましい。これらの溶媒は単独で、または2種以上を混合して使用してもよい。溶媒の使用量としては、化合物(1)100重量部に対して、好ましくは10〜100000重量部、より好ましくは100〜10000重量部である。
本発明で用いる触媒としては、酸性化合物、塩基性化合物、有機金属化合物等、通常のエステル交換反応で触媒として機能する化合物であればよく、硫酸、塩酸、クロル硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の酸触媒、または水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、水酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム等の塩基触媒、またはラウリルオクチルスズ、ブチルスズオキシド、イソプロポキシチタン、アセチルアセトン銅錯体等の有機金属化合物などを使用することができ、これらのうち、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが好ましい。触媒の使用量としては、化合物(1)1モルに対して、好ましくは0.000001〜1モル、より好ましくは0.001〜0.1モルである。
また、副反応である重合反応を防止するために、重合禁止剤を少量添加してもよい。重合禁止剤の例としては、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)、2,4−ジメチル−6−tert−ブチルハイドロキノン、フェノール、カテコール、tert−ブチルカテコール等のフェノール類、フェノチアジン、p−フェニレンジアミン、ジフェニルアミン等のアミン類、ジメチルジチオカルバミン酸銅、ジエチルジチオカルバミン酸銅、ジブチルジチオカルバミン酸銅等の銅錯体類、硫酸銅、酸化銅、塩化銅等の無機銅化合物類などが挙げられ、これらは単独で、または2種以上を混合して使用してもよい。
反応温度としては、0〜120℃が好ましく、40〜100℃がより好ましい。反応温度がこの範囲内であれば、化合物(2)は、化合物(1)の側鎖および末端の水酸基のうち、末端の水酸基と選択的に反応する率が特に高く、また、副反応である重合反応も抑制される。さらに、生成するR2OHで表されるアルコール(R2は前記と同義である。ただし、R2がビニル基の場合は、当該アルコールは、アセトアルデヒドとなる。)の沸点よりも高く反応温度を設定し、反応中、R2OHで表される化合物を留去するとよい。
反応時間としては、化合物(1)および化合物(2)の濃度、並びに反応温度等より適宜決定すればよいが、0.1〜120時間が好ましく、0.5〜48時間が好ましい。
反応混合物より、親水性単量体(3)は、常法(例えば、濃縮、カラムクロマトグラフィー等)に従い、単離することができる。ここで、反応混合物から濃縮等により溶媒を除去した後、炭化水素化合物を用いて洗浄すると、親水性単量体(3)のうち、側鎖の水酸基がエステル化されているもの{式(3)においてk=1以上}と、側鎖の水酸基がエステル化されていないもの{式(3)において、k=0}を分離することができる。炭化水素化合物としては、液体のもの、特に炭素数5〜18程度のものを使用すればよく、その好適な例としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘプタデカン、オクタデカン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、ヘキセン、オクテン、デセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン等(好ましくは、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、メシチレン)が挙げられる。
上記のようにして、化合物(1)および化合物(2)がエステル交換反応して得られる親水性単量体(3)は、上記式(3)で表される構造を有する親水性単量体である。インク材料、コーティング材料、ゲル材料、接着材料、特に歯科用接着剤等への有用性の観点から、側鎖の水酸基がエステル化されていないこと、すなわち上記式(3)においてk=0であることが好ましい。またR1は、水素原子またはメチル基であることが好ましい。
上記のように、本発明の製造方法は、安全性の高い原料を用いており、また、安価かつ容易な方法で、EDMA、XDMA、SDMA等の、架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物を提供できるものである。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に何ら制限されるものではない。
実施例1
500mLの3つ口フラスコに、エリスリトール(24.8g,0.203mol)、MEHQ(30mg)およびDMF(200mL)を加え、室温にてメカニカルスターラーで攪拌した。混合液がほぼ均一になったところで、LiOH・H2O(0.48g,0.011mol)を加え、さらにメタクリル酸メチル(50.9g,0.508mol)を加えた。反応温度を80℃とし、混合液を30分間還流させた。その後、Dean−Stark装置を設置し、メタノールが約16mL(0.4mol、エリスリトールに対し2当量)留去されたところで、反応を終了させた。
500mLの3つ口フラスコに、エリスリトール(24.8g,0.203mol)、MEHQ(30mg)およびDMF(200mL)を加え、室温にてメカニカルスターラーで攪拌した。混合液がほぼ均一になったところで、LiOH・H2O(0.48g,0.011mol)を加え、さらにメタクリル酸メチル(50.9g,0.508mol)を加えた。反応温度を80℃とし、混合液を30分間還流させた。その後、Dean−Stark装置を設置し、メタノールが約16mL(0.4mol、エリスリトールに対し2当量)留去されたところで、反応を終了させた。
反応混合物をエバポレーターで濃縮した。濃縮物を分液漏斗に移し、蒸留水(100mL)を加え、酢酸エチル(300mL)で3回抽出した。酢酸エチルを留去し、粗エリスリトールジメタクリレート15.5g(収率35%、HPLC純度71%)を得た。
実施例2
1Lの3つ口フラスコに、ソルビトール(55.6g,0.305mol)、MEHQ(30mg)およびDMF(500mL)を加え、室温にてメカニカルスターラーで攪拌した。混合液がほぼ均一になったところで、LiOH・H2O(0.72g,0.017mol)を加え、さらにメタクリル酸メチル(76.4g,0.762mol)を加えた。反応温度を80℃とし、混合液を30分間還流させた。その後、Dean−Stark装置を設置し、メタノールが約24mL(0.6mol、ソルビトールに対し2当量)留去されたところで、反応を終了させた。
1Lの3つ口フラスコに、ソルビトール(55.6g,0.305mol)、MEHQ(30mg)およびDMF(500mL)を加え、室温にてメカニカルスターラーで攪拌した。混合液がほぼ均一になったところで、LiOH・H2O(0.72g,0.017mol)を加え、さらにメタクリル酸メチル(76.4g,0.762mol)を加えた。反応温度を80℃とし、混合液を30分間還流させた。その後、Dean−Stark装置を設置し、メタノールが約24mL(0.6mol、ソルビトールに対し2当量)留去されたところで、反応を終了させた。
反応混合物をエバポレーターで濃縮した。濃縮物を分液漏斗に移し、蒸留水(150mL)を加え、酢酸エチル(500mL)で3回抽出した。酢酸エチルを留去し、ソルビトールジメタクリレート29.1g(収率30%、HPLC純度75%)を得た。
本発明は、主にインク材料、コーティング材料、ゲル材料、接着材料、特に歯科用接着剤等に使用される、架橋性水酸基含有(メタ)アクリレート様化合物の製造方法として有用であり、工業生産にも適する。
Claims (7)
- 前記nが、2〜4の整数である請求項1に記載の製造方法。
- 前記kが、0である請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記R1が、水素原子またはメチル基である請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記R2が、炭素数1〜4の炭化水素基である請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 反応温度が、0℃〜120℃である請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記式(1)で表される化合物1モルに対し、前記式(2)で表される化合物を1.5〜k+3モル(kは、前記と同義である。)使用する請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
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JP2009507881A (ja) * | 2005-09-15 | 2009-02-26 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 四価または多価アルコールの(メタ)アクリレートを製造する方法 |
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