JP2008100712A - キャップ及びキャップの取付方法 - Google Patents

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和義 柴田
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Abstract

【課題】開栓後であっても安全性に優れた構成とする。
【解決手段】円筒部2と、その一方の開口を閉鎖する閉鎖部3とから構成する。容器10の口部11に形成した係止受部12に、円筒部2に形成した係止部5を係止することにより、容器10の口部11を閉栓する。係止部5は、円筒部2の少なくとも1箇所に形成され、円筒部2の開口縁部とは非連続な切れ目7が形成されることにより内径側に変形し、係止受部12に係止して閉栓可能であり、かつ、開栓時、係止部5を変形させて係止受部12から離脱させた後、内容器の外径側には突出しない構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、瓶等の容器の口部に装着するためのキャップ及びその取付方法に関するものである。
従来、キャップとして、ボトルに取り付けられた状態から開栓する際、ブリッジ部で切断することにより、ブリッジ部よりも下方側のキャップ下部をボトル側に残留させるようにした構成のものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−213353号公報
しかしながら、前記従来のキャップでは、開栓後、切断された部分が鋭利になるという問題がある。この鋭利な部分は、開栓時のみならず、再度閉栓する際に、ユーザが掴めば、指等を損傷させる恐れがある。このため、従来から、このような開栓時に形成される鋭利な部分による損傷を防止できるように、安全面での改善が望まれていた。
そこで、本発明は、開栓後であっても安全性に優れたキャップ及びその取付方法を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
円筒部と、該円筒部の一方の開口を閉鎖する閉鎖部とからなり、容器の口部に形成した係止受部に、前記円筒部に形成した係止部を係止することにより、容器の口部を閉栓するためのキャップであって、
前記係止部は、
前記円筒部の少なくとも1箇所に形成され、
前記円筒部の開口縁部とは非連続な切れ目が形成されることにより内径側に変形し、前記係止受部に係止して閉栓可能であり、かつ、開栓時、前記係止部を変形させて前記係止受部から離脱させた後、前記内容器の外径側には突出しない構成としたものである。
この構成により、開栓させる際、係止部が円筒部の外径方向へと変形し、容器の口部に形成した係止受部から脱落する。係止部は、係止受部から脱落した後、円筒部の内径側へと形状復帰し、外径側に突出することはない。したがって、ユーザが円筒部を把持したとしても、鋭利な部分がなく、怪我をするといった不具合を発生させることがない。
前記係止部は、開栓時、少なくとも一部が塑性変形して前記円筒部に窓部を形成可能であるのが好ましい。
この構成により、開栓されたか否かを、窓部が形成されているか否かを確認するだけで、簡単に一目で把握することが可能となる。
前記係止部は、前記円筒部の内径側に変形して前記容器の係止受部に係止される舌片で構成するようにしてもよい。
この構成により、容器の係止受部への係止を、より一層容易かつ確実なものとすることが可能となる。
前記舌片は、前記円筒部の軸心方向のいずれか一方に突出し、突出方向に直交する弱化線を備えるのが好ましい。
この構成により、舌片を変形させやすくなり、容易に係止受部との係止状態を形成することができる上、開栓時、窓部の形成を確実なものとすることが可能となる。
前記舌片は、前記円筒部の外径側に膨出する膨出部を備え、該膨出部を押し込まれて、少なくとも一部が塑性変形することにより、前記係止受部に係止されるようにするのが好ましい。
この構成により、円筒部の内側にまで押し込む必要がなくなり、加工が容易となり、舌片の押込寸法を安定させることが可能となる。
前記係止部は、前記円筒部の開口縁部と平行な複数の切れ目により、前記円筒部の内径側に変形する、少なくとも1つの膨出部で構成するようにしてもよい。
前記円筒部の開口縁部にカール部を形成すれば、鋭利な部分を完全に無くすことができ、より一層安全性に優れた構成とすることができる。しかも、円筒部の開口縁部とは非連続な切れ目を形成することにより係止部を形成しているにも拘わらず、円筒部の強度を高めることが可能となる。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
円筒部と、該円筒部の一方の開口を閉鎖する閉鎖部とからなり、押込部材により前記円筒部に形成した係止部を押し込んで、容器の口部に形成した係止受部に係止することにより、容器の口部を閉栓するキャップの取付方法であって、
前記係止部を、前記円筒部の開口縁部とは非連続な切れ目により形成される舌片で構成し、容器の口部に取り付けた状態で、前記舌片を内径側に押し込んで、少なくとも一部を塑性変形させることにより、前記係止受部に係止するようにしたものである。
前記舌片に、前記円筒部の外径側に膨出する膨出部を形成し、容器の口部に取り付けた状態で、前記膨出部を内径側に押し込む際、前記押込部材を、前記円筒部の外周面に沿わせるようにするのが好ましい。
本発明によれば、係止部を、円筒部の開口縁部から離れた位置に形成し、外径側には突出しない構成としたので、鋭利な部分が外周面から露出することがなく、安全性に優れている。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1(a)は、第1実施形態に係るキャップ1を示す。このキャップ1は、アルミニウム等の金属製材料からなり、円筒部2と、その一端開口部を閉鎖する閉鎖部3とで構成されている。なお、図1(a)では、説明上、キャップ1の各部のサイズは、実際のサイズとは相違させて図示している。実際のキャップ1は、例えば、外径寸法が約20mmで、肉厚の平均値が約0.2mmである。
円筒部2は、閉鎖部3とは反対側の開口部にカール部4を備える。カール部4は、開口縁部を外径側(内径側であってもよい。)に折り曲げ、環状のチューブ状としたものである。カール部4により、開口縁は、ユーザによって触れることのできない内側に位置し、その結果、円筒部2の開口端にはカール部4の湾曲面が位置する。したがって、鋭利な開口端が露出してユーザが怪我をするといった不具合は発生しない。また、カール部4を形成することにより、円筒部2の強度が高められ、安定した形状を提供することができる。
また、円筒部2は、開口端から所定寸法離れた位置に、周方向に沿って所定間隔で複数の係止部5を備える。隣接する係止部5の間がブリッジ部6である。後述する巻締め加工時、主に、係止部5が内径側へと変形し、ブリッジ部6は変形度合いを抑えられて切断されないように形成されている。ここでは、係止部5は、図1(b)に示すように、円筒部2に略コ字形の切れ目7を入れることにより開口端側から閉鎖部側へと突出するように形成される舌片5aで構成されている。但し、切れ目7を入れることなく、ハーフカット(厚み方向に約半分の切れ目を入れること)を施すことにより弱化線を形成したり、ミシン目を形成したりすることにより、切断容易部を形成するようにしてもよい。これにより、巻締め加工時、切断容易部で切断されて舌片5aが形成される。また、巻締め加工時に於ける、舌片5aの内径側への突出寸法は、容器10の口部11のサイズに応じて適切な値に設定すればよく、例えば、直径20mmの口部11であれば、0.5mm程度とすればよい。さらに、舌片5aは、閉鎖部側から開口端側へと突出するように形成してもよい。
舌片5aには、図1(b)に示すように、突出方向と直交する方向に、先端側から所定間隔で弱化線8が形成され、変形容易となっている。弱化線8は、前述のハーフカットによって形成してもよいし、単に窪みを形成しただけとしてもよいし、ミシン目を形成した構成としてもよい。要は、この弱化線8で所望の方向に変形できるものであればよい。図1(b)の例では、3箇所に弱化線8が形成されている。
また、舌片5aは、後述するように、容器10の口部11にキャップ1を被せてから、内径側へと押し込まれ、前記口部11に形成した係止受部12へと係止されるようになっている。なお、舌片5aの形状については特に限定されず、三角形や円弧状等、種々の形態を採用することができる。但し、例えば、角部を面取りしたり、全体を円弧状に形成したりすることにより、予め鋭利な部分を無くしておけば、万一、外径側に突出したり、キャップ1の内側に指を挿入したりしても、指等を損傷することがない点で好ましい。
閉鎖部3は、円筒部2よりも若干外径方向に膨出するように形成された、断面略U字形の引掛部9を備える。この引掛部9は、容器10の口部11からキャップ1を取り外す際、指を引っ掛けて力を加えることにより、係止受部12から係止部5を脱落させるために利用される。
前記構成のキャップ1が装着される容器10の口部11には、図1、詳しくは図2及び図3に示すように、外径寸法が徐々に大きくなる傾斜面、すなわち係止受部12が形成されている。また、口部11には、ゴム栓13が装着されている。ゴム栓13は、口部11の内径に圧入される小径部11aと、口部11の上方部分に配置される大径部11bとで構成されている。大径部は、前記口部11の最大径とほぼ同一である。
前記構成のキャップ1は、例えば、次のようにして加工する。
まず、アルミニウムの薄板を深絞り加工により、円筒部2と閉鎖部3とからなる有底筒状とする。そして、スピニング加工(変造加工)により、円筒部2の開口端部を外径側に折り曲げ、環状のチューブ状とすることによりカール部4を形成する。また、このスピニング加工により閉鎖部3に引掛部9を形成する。
続いて、円盤状のカッターを、円筒部2の内外周に配置し、円周方向に沿って所定間隔で、開口端から閉鎖部3に向かって突出する複数の舌片5aを形成すると共に、舌片5aに弱化線8を形成する。これにより、キャップ1が完成する。なお、弱化線8の形成は、舌片5aのいずれの面に形成してもよく、交互に形成すれば、折れ曲がった際、ジグザグ形状とすることが可能となる。
前記構成のキャップ1は、次のようにして容器10の口部11に装着する。
すなわち、完成したキャップ1は、ゴム栓13を装着された容器10の口部11に被せて押し込み、ゴム栓13を若干弾性変形させた状態で(図2(a)参照)、巻締ローラ14による巻締め加工により舌片5aの少なくとも一部を内径側に塑性変形させ(図2(b)参照)、口部11に形成した係止受部12に係止させる。舌片5aには弱化線8が形成されているため、巻締ローラ14に押し込まれることにより、容易に内径側へと変形する。そして、変形した舌片5aは、ゴム栓13の弾性により係止受部12、詳しくは傾斜面に圧接する(図2(c)参照)。但し、巻締め加工により、舌片5aを内径側に変形させたとしても、キャップ1の開口端にはカール部4が形成されることにより補強されているので、円筒部2の形状が変形しにくい。したがって、ブリッジ部6が内径側へと変形しにくくなり、円筒部2は安定した形状を維持する。これにより、容器10の口部11へのキャップ1の装着作業が完了する。
このようにして容器10の口部11に装着されたキャップ1は、次のようにして取り外すことができる。
すなわち、容器10を保持した状態で、親指等でキャップ1の引掛部9を上方(口部11からキャップ1を離脱させる方向)へと押圧する。これにより、係止受部12に係止されていた舌片5aが変形して潰れ(図3(a)から(b)参照)、口部11の係止受部12である傾斜面に沿って移動し、最終的には傾斜面から離脱する(図3(c)参照)。つまり、係止受部12から係止部5が離脱し、容器10の口部11からキャップ1が取り外される。このとき、舌片5aは、基部側、すなわち円筒部2との接続側の弾性力により内径側へと形状復帰する。したがって、円筒部2の外周面から舌片5aは突出することがなく、ユーザがキャップ1を掴んでも、怪我することはない。また、口部11からキャップ1を取り外す際、内径側に形状復帰する舌片5aが、口部11に装着したゴム栓13に圧接し、このゴム栓13をも同時に取り外される。したがって、開栓作業を簡単に行わせることが可能となる。しかも、取り外されたキャップ1にはゴム栓13が一体化された状態となるので、いずれか一方を紛失するといった不具合の発生を防止することができる。
また、再度、容器10の口部11に取り付ける場合、内径側に形状復帰した舌片5aが弾性変形して前記係止受部12に係止するので、容易に装着状態を得ることができる。したがって、容器10内の液体(例えば、薬液)を使い切らない場合であっても、簡単に閉栓状態として次の使用まで保管しておくことが可能となる。しかも、舌片5aは少なくとも一部が塑性変形しているので、円筒部2に窓部2aが形成され、ユーザは一目で既に開栓されたものであることを判別することが可能である。なお、再栓の必要がないキャップ1の場合、すなわち容器10内の液体を全て使い切る場合、舌片5aは開栓後に弾性を有して、係止受部12に再度係止されるように構成されている必要はない。
なお、前記実施形態では、係止部5を複数箇所に設けるようにしたが、所望の係止状態が得られるのであれば、1箇所であってもよく、その数は特に限定されない。また、前記実施形態では、舌片5aが、閉鎖部側から開口端側、あるいは、開口端側から閉鎖部側に突出するように構成する例を示したが、円周方向に突出するように構成することも可能である。要は、内径側に変形して容器10の口部11に形成した係止受部12に係止できる構成であれば十分である。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係るキャップ1を示す。このキャップ1は、前記第1実施形態に係るものとは、係止部5の構成のみが相違する。
すなわち、係止部5は、円筒部2の外径側に膨出する膨出部15を備え、この膨出部15を押し込まれて、少なくとも一部が塑性変形することにより、前記係止受部12に係止されるように構成されている。膨出部15には、断面円弧状、波形、ジグザグ状等、種々の形態を採用することができる(図4は、断面波形を示す。)。そして、巻締め加工では、巻締ローラ14で、円筒部2の外周面の近傍まで押し込むだけで、係止部5を容器10の口部11に形成した係止受部12に係止することができる(図4(b)から(c)参照)。したがって、巻締ローラ14を幅広として、その外周面が前記円筒部2の外周面の近傍まで接近させるだけで、係止部5の押込寸法を一定とすることができ、係止受部12への係止状態(掛かり代)を、いずれのキャップ1であっても安定させることが可能となる。
但し、容器10の口部11からキャップ1を取り外した際、係止部5が円筒部2の外周面から突出しないように構成する点については、前記第1実施形態に係るものと同様であるが、円弧部分等、鋭利な部分が露出しないのであれば、多少突出してもよい。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係るキャップ1を示す。このキャップ1は、前記実施形態に係るものとは、係止部5の構成のみが相違する。
すなわち、係止部5は、円筒部2の開口縁部と平行な2箇所切れ目により、前記円筒部2の内径側に変形する膨出部15で構成されている。但し、この膨出部15は、切れ目7を3箇所以上並設することにより、複数形成してもよいし、前記実施形態と同様に、円周方向に沿って所定間隔で複数箇所に形成するようにしてもよい。
なお、前記実施形態では、円筒部2に形成した係止部5を、容器10の口部11に形成した係止受部12に係止することにより閉栓状態を得ることができるように構成したが、次のように構成してもよい。すなわち、図6に示すように、容器10の口部11に雄ネジ部16を形成し、円筒部2に形成した雌ネジ部17を螺合する。この場合、閉鎖部3に引掛部9は不要である。キャップ1の雌ネジ部17は、ネジローラ19を押し付けることにより簡単に形成することができる。この加工は、前記スピニング加工の際、同時に行うようにしてもよいし、別工程で行うようにしてもよい。
また、前記実施形態では、容器10の口部11にゴム栓13を装着するようにしたが、図6に示すように、キャップ1の天井面にパッキン18を接着等により一体化し、このパッキン18を前記口部11に圧接させるようにしてもよい。但し、パッキン18は、雌ネジ部17を有するキャップ1に限らず、前記実施形態で説明したゴム栓13に代えて採用するようにしてもよい。
(a)は本実施形態に係るキャップの正面図(半分が断面図)、(b)は係止部の部分拡大図、(c)は(b)に示す状態から窓部が形成された状態を示す部分拡大図である。 図1の係止部を形成するための巻締め加工の各工程を示す部分断面図である。 図2(c)に示す閉栓状態からキャップを取り外す各工程を示す部分断面図である。 (a)は他の実施形態に係るキャップの正面図(半分が断面図)、(b)は(a)に示す係止部の押し込む直前の状態を示す部分拡大図、(c)は(b)に示す状態から係止部を押し込んだ状態を示す部分拡大図である。 他の実施形態に係るキャップの正面図(半分が断面図)である。 他の実施形態に係るキャップの正面図(半分が断面図)である。
符号の説明
1…キャップ
2…円筒部
2a…窓部
3…閉鎖部
4…カール部
5…係止部
5a…舌片
6…ブリッジ部
7…切れ目
8…弱化線
9…引掛部
10…容器
11…口部
11a…小径部
11b…大径部
12…係止受部
13…ゴム栓
14…巻締ローラ
15…膨出部
16…雄ネジ部
17…雌ネジ部
18…パッキン
19…ネジローラ

Claims (9)

  1. 円筒部と、該円筒部の一方の開口を閉鎖する閉鎖部とからなり、容器の口部に形成した係止受部に、前記円筒部に形成した係止部を係止することにより、容器の口部を閉栓するためのキャップであって、
    前記係止部は、
    前記円筒部の少なくとも1箇所に形成され、
    前記円筒部の開口縁部とは非連続な切れ目が形成されることにより内径側に変形し、前記係止受部に係止して閉栓可能であり、かつ、開栓時、前記係止部を変形させて前記係止受部から離脱させた後、前記内容器の外径側には突出しない構成としたことを特徴とするキャップ。
  2. 前記係止部は、開栓時、少なくとも一部が塑性変形して前記円筒部に窓部を形成可能であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記係止部は、前記円筒部の内径側に変形して前記容器の係止受部に係止される舌片からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記舌片は、前記円筒部の軸心方向のいずれか一方に突出し、突出方向に直交する弱化線を備えたことを特徴とする請求項3に記載のキャップ。
  5. 前記舌片は、前記円筒部の外径側に膨出する膨出部を備え、該膨出部を押し込まれて、少なくとも一部が塑性変形することにより、前記係止受部に係止されることを特徴とする請求項3又は4に記載のキャップ。
  6. 前記係止部は、前記円筒部の開口縁部と平行な複数の切れ目により、前記円筒部の内径側に変形する、少なくとも1つの膨出部で構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  7. 前記円筒部の開口縁部にカール部を形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のキャップ。
  8. 円筒部と、該円筒部の一方の開口を閉鎖する閉鎖部とからなり、押込部材により前記円筒部に形成した係止部を押し込んで、容器の口部に形成した係止受部に係止することにより、容器の口部を閉栓するキャップの取付方法であって、
    前記係止部を、前記円筒部の開口縁部とは非連続な切れ目により形成される舌片で構成し、容器の口部に取り付けた状態で、前記舌片を内径側に押し込んで、少なくとも一部を塑性変形させることにより、前記係止受部に係止することを特徴とするキャップの取付方法。
  9. 前記舌片に、前記円筒部の外径側に膨出する膨出部を形成し、容器の口部に取り付けた状態で、前記膨出部を内径側に押し込む際、前記押込部材を、前記円筒部の外周面に沿わせることを特徴とする請求項8に記載のキャップの取付方法。
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