JP3201046U - セパ折棒 - Google Patents

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【課題】 型枠工事において、セパレーターのくびれ部で確実に折断できるセパ折棒を提供する。【解決手段】 本体胴部2と、該本体胴部2の先端に延設された挿入口3aと、該本体胴部2の基端に延設された把持部4が一体形成されており、前記挿入口3aは中空であり、前記セパレーターに緩挿されたカップの内面底部近傍まで緩嵌できるように、テーパー31に形成されている。また、前記本体胴部の両端に前記挿入口が設けられている。また、前記挿入口は、先端から本体胴部に向かって、一対の切欠き又は凹溝が対向して所定長で設けられている。また、クロムモリブデン鋼、工具鋼又はステンレス鋼のいずれかで作製されている。【選択図】図2

Description

本考案は、型枠工事において、打設されたコンクリート壁面から突出するセパレーターの突出部を折断(折り曲げてねじ切ること)するためのセパ折棒に関するものである。
型枠用のセパレーターは、建築現場の型枠工事において、型枠堰板と支保工で形成された型枠をコンクリートの側圧に対して所定の寸法を保持するための仮設金物である。代表的なセパレーターの外形を図1に示す。この図において、図1(a)は座金付きのセパレーターであり、図1(b)は金属製カップ付きのセパレーターである。
型枠は、コンクリートを打設して、硬化した後に解体される。型枠を取り外した後のコンクリートは、図5に示すように表面からセパレーターのネジ部分が突出しているため、この突出部分を除去する必要がある。従来、コンクリート表面より露出している突出部分(カップ及びネジ部)は、ハンマーで叩き折るか、セパ折棒に差し込んでねじ切ることで処理されてきた。(特許文献1〜2参照)。セパ折棒を使用する場合は、図5に示すようにセパ折棒の先端に形成された挿入口にセパレーターのネジ部分を挿入し、上下左右に折曲してねじ切るようにして折断していた。
実開昭58−181472号公報 実開昭61−178678号公報
セパレーターには、折断予定位置としてくびれ部が形成されているが、従来のセパ折棒を使用した場合、セパ折棒の挿入口の先端(折り曲げ部)と、くびれ部の間に10〜15mmの間隙が生じるため、くびれ部の手前で折断されたり、セパレーターが湾曲してしまうことがある。この場合は、カップの先端側にセパレーターの一部又は全部が残存し、カップ及びネジ部の除去が不十分になるという問題が生じていた。
前記課題を解決するために、本考案のセパ折棒は、本体胴部と、該本体胴部の先端に延設された挿入口と、該本体胴部の基端に延設された把持部が一体形成されており、前記挿入口は、セパレーターに緩挿されたカップの内面底部近傍まで緩嵌可能なように、テーパー状に延設されていることを特徴としている。
本考案のセパ折棒は、前記本体胴部の両端に挿入口が設けられている。また、前記挿入口は、先端から本体胴部に向かって、一対の切欠き又は凹溝が対向して所定長で設けられている。さらに、少なくとも前記挿入口は、クロムモリブデン鋼、工具鋼又はステンレス鋼のいずれかで作製されている。
型枠工事において、硬化したコンクリートの表面から突出したセパレーターの端部は、通常、カップの底部近傍に折断予定位置としてくびれ部が形成されているが、本考案のセパ折棒を使用すれば、挿入口の先端がカップの内面底部近傍まで挿入されるので、ねじれ点がくびれ部の近傍となり、確実にくびれ部で折断することが出来る。また、本考案のセパ折棒はクロムモリブデン鋼、工具鋼又はステンレス鋼のいずれかを用いており、焼入性、強靭性及び耐摩耗性に優れているので、繰り返し使用しても挿入口の変形や破損がなく耐久性に優れている。また、両端部に挿入口を設けたセパ折棒は、サイズの異なるセパレーター、例えば、9mm用と10mm用に使用することができるので、2種類のセパ折棒を購入することなく、1本で共用できるので経済的である。
セパレーターの正面図であり、(a)は座金付きのセパレーター、(b)はカップ付きのセパレーターを示したものである。 本考案の第一実施形態の一例を示したセパ折棒であり、(a)は正面図、(b)はA矢視図,(c)は他の実施例を示すA矢視図である。 本考案の他の実施形態を示したセパ折棒であり、(a)は正面図、(b)はB矢視図である。 本考案の第二実施形態の一例を示したセパ折棒であり、(a)は正面図、(b)はC矢視図、(c)はD矢視図である。 従来のセパ折棒の使用状態を示した説明図である。 本考案のセパ折棒の使用状態を示した説明図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。図1は一般的なセパレーターの正面図であり、(a)は座金付きのセパレーター、(b)はカップ付きのセパレーターを示したものである。図1(a)において、セパレーター10aの両端部に、先端側に向けてそれぞれ、くびれ部11、座金12、座金抜け止め13、ネジ14が設けられている。また、図1(b)において、セパレーター10bの両端部に、先端側に向けてそれぞれ、くびれ部11、カップ15、カップ抜け止め16、ネジ14が設けられている。前記セパレーター10a、10bはコンクリートの壁厚に対応して、100mmから1000mm壁厚長、直径が9mm、10mm及び12mmがあり、材質は主に一般構造用鋼が用いられている。
図2は、本考案の第一実施形態の一例を示したセパ折棒であり、(a)は正面図、(b)は挿入口に切欠きを設けたA矢視図であり、(c)は、挿入口に凹溝を設けたA矢視図である。図2において、セパ折棒1aは、繰り返し使用しても変形や破損しない耐久性に優れたものとするために、焼入性、強靭性及び耐摩耗性に優れたクロムモリブデン鋼、工具鋼又はステンレス鋼のいずれかで作製されており、本体胴部2と、該本体胴部2の先端に延設された挿入口3aと、該本体胴部2の基端に延設された把持部4が一体形成されている。
前記挿入口3aは、中空であり本体胴部2の先端側に延設されており、先端32に向けてテーパー31に形成されている。挿入口3aを先端32に向けてテーパー31に形成することで、挿入口3aの先端32をカップ15の内面底部近傍まで挿入できるため、くびれ部11と前記先端32との距離が近接し、セパレーター10bの突出部(カップ内面底部より先端側、以下同様)17が折断し易くなる、また、セパ折棒1aを上下左右に揺動する際、揺動角度を充分確保することが出来るので、折断が容易となる。前記セパレーター10bの外周部には、一対のカップ抜け止め16が、該カップ15の先端側に対向して形成されているので、この一対のカップ抜け止め16を挿入口3aに挿入させるため、前記挿入口3aの円周には先端32から本体胴部2に向かって、一対の切欠き33又は凹溝34が所定長で設けられている。なお、前記切欠き33に代えて凹溝34とすれば、セパレーター10bの突出部17を繰り返し折断する際に、挿入口3aの耐久性を更に高めることが出来る。
前記把持部4は、セパレーター10bの突出部17を折断するときに手等で把持する部分であり、本体胴部2の基端側に延設されている。この把持部4は、手等で把持した際の滑り止めとしてローレット加工を施してもよいが、本実施形態ではゴム又はプラスチック製の把持カバー5が被嵌されている。
図3は、本考案の他の実施形態を示したセパ折棒1bであり、(a)は正面図、(b)はB矢視図である。図2に示す前記第一実施形態との相違点は、前記第一実施形態は挿入口3aの円周に先端から本体胴部2に向かって、一対の切欠き33又は凹溝34が所定長で設けられているのに対して、図3に示す他の実施形態の挿入口3bでは、一対の切欠き33又は凹溝34が設けられていない点において相違している。その他の機能や構成は前記第一実施形態と同様であるため説明は省略する。
図4は、本考案の第二実施形態の一例を示したセパ折棒1cであり、(a)は正面図、(b)はC矢視図、(c)はD矢視図である。図4において、セパ折棒1cは、本体胴部2と、該本体胴部2の両端に延設された挿入口3a、3bが一体形成されている。両端に形成された前記挿入口3a、3bは、通常、口径が異なって形成(例えば、9mmと10mm)されており、先端に向けてテーパーに形成されている。前記一方の挿入口3aは図4(b)に示すように一対の切欠き33又は凹溝34が形成されており、他方の挿入口3bは図4(c)に示すように一対の切欠き33又は凹溝34は形成されていない。なお、両端の挿入口に切欠き又は凹溝を設けること、片側のみに切欠き又は凹溝を設けること、あるいは両側の挿入口に切欠き又は凹溝を設けないことは適宜変更が可能な設計事項である。把持部4aは本体胴体2と挿入部3a又は3bの間に設けており、手で把持した際の滑り止めとしてローレット加工6が施されている。なお、上記記載以外の事項は、前記第一実施形態と同様であるため説明は省略する。
図5において、(a)は、従来のセパ折棒の使用状態を示した説明図であり、(b)はE部拡大図である。図5において、20はコンクリート表面、10bはカップ付セパレーター、15はカップ、11はくびれ部である。16はカップ抜け止め、14はネジである。セパ折棒を使用する場合は、セパ折棒の先端部に延設された挿入口にセパレーターの突出部を挿入した後、前記セパ折棒の把持部を手等で把持し、上下左右に揺動して折断する。しかし、カップ付きセパレーター10bの場合、折断予定位置としてくびれ部11が形成されているが、前記セパ折棒の挿入口の先端32とくびれ部11の間隙Xが10mm〜15mm離間しているため、くびれ部11の手前で折断されたり、湾曲して折断できない場合がある。この場合はカップ15内にセパレーター10bの突出部の一部又は全部が残り、該突出部の除去ができなくなる。
図6において、(a)は、本考案のセパ折棒1aの使用状態を示した説明図であり、(b)はF部拡大図である。セパ折棒は図2に示した第一実施形態のセパ折棒1aを参照して説明する。図6において、20はコンクリート表面、10bはカップ付セパレーター、15はカップ、11はくびれ部である。16はカップ抜け止め、14はネジである。セパ折棒1aを使用する場合は、前記と同様に、セパ折棒1aの先端部に延設された挿入口3aにセパレーター10bの突出部を挿入した後、前記セパ折棒1aの把持部を手で把持し、上下左右に揺動して折断している。
この場合、セパ折棒1aの挿入口3aの先端32が、カップ15の内側底部近傍に近接するまで挿入される。このとき、前記挿入口3aの先端32とくびれ部11の間隙Yが近接しているので、確実にくびれ部11で折断することが出来る。また、挿入口3aが先端に向けてテーパーに形成されているので、セパ折棒1aを上下左右に揺動する際に、揺動角度が充分に確保でき折断が容易となる。
本考案のセパ折棒によれば、従来品のセパ折棒に比べて、きわめて容易にセパレーターの突出部を折断することが出来るだけでなく、耐久性に優れているので、型枠工事において、長期間にわたり使用することが出来る。
1a、1b、1c セパ折棒
2 本体胴部
3a,3b,3c 挿入口
4、4a 把持部
5 把持カバー
6 ローレット加工
10a、10b セパレーター
11 くびれ部
12 座金
13 座金抜け止め
14 ネジ
15 カップ
16 カップ抜け止め
17 突起部(くびれ部より先端側)
20 コンクリート表面
31 テーパー
32 先端
33 切欠き
34 凹溝
X,Y 間隙

Claims (4)

  1. 型枠工事において、硬化したコンクリートの表面から突出したセパレーターの突出部を折断する工具であって、
    本体胴部と、該本体胴部の先端に延設された挿入口と、該本体胴部の基端に延設された把持部が一体形成されており、
    前記挿入口は中空であり、前記セパレーターに緩挿されたカップの内面底部近傍まで緩嵌できるように、テーパーに延設して形成されていることを特徴とするセパ折棒。
  2. 前記本体胴部の両端に前記挿入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のセパ折棒。
  3. 前記挿入口は、先端から本体胴部に向かって、一対の切欠き又は凹溝が対向して所定長で設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセパ折棒。
  4. 前記セパ折棒は、クロムモリブデン鋼、工具鋼又はステンレス鋼のいずれかで作製されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセパ折棒。
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