JP2008100485A - 画像形成装置、液体吐出ヘッド、画像形成方法、記録物、記録液 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ライン型液体吐出ヘッド400は、液滴を吐出する複数のノズル401を並べた複数のノズル列402A、402Bを有し、ノズル列402Aのノズル401とノズル列402Bのノズル401が千鳥状に配置された構成となっており、各ノズル列402A、402Bのノズル401をいずれも使用することによって用紙幅方向で所要の解像度が得られるヘッドであって、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、用紙搬送速度をV1とするとき、各ノズル列402A、402Bのノズル列間距離L1が、L1=T1×V1に設定されている。
【選択図】図8
Description
この画像形成装置は、媒体の印字領域幅以上の長さのノズル列(ノズルを並べたもの)を有するフルライン型液体吐出ヘッドからなる記録ヘッドを搭載したライン型画像形成装置である。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司る、本発明に係る空吐出動作の制御を行う制御手段などを兼ねたマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
商業・出版印刷用塗工紙とは、オフセット印刷用塗工紙やグラビア印刷用塗工紙に代表されるいわゆる印刷用塗工紙の他、電子写真記録方式用の塗工紙、商業印刷や出版印刷用途向けに開発されたインクジェット記録用塗工紙を包含する。
前記支持体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、木材繊維主体の紙、木材繊維及び合成繊維を主体とした不織布のようなシート状物質などが挙げられる。
(1)離解は、古紙をパルパーにて機械力と薬品で処理して繊維状にほぐし、印刷インキを繊維より剥離する。
(2)除塵は、古紙に含まれる異物(プラスチックなど)及びゴミをスクリーン、クリーナー等により除去する。
(3)脱墨は、繊維より界面活性剤を用いて剥離された印刷インキをフローテーション法、又は洗浄法で系外に除去する。
(4)漂白は、酸化作用や還元作用を用いて、繊維の白色度を高める。
古紙パルプを混合する場合、全パルプ中の古紙パルプの混合比率は、記録後のカール対策から40%以下が好ましい。
前記塗工層は、顔料及びバインダー(結着剤)を含有してなり、更に必要に応じて、界面活性剤、その他の成分を含有してなる。
無機顔料としては、例えば、カオリン、タルク、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、非晶質シリカ、チタンホワイト、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、クロライトなどが挙げられる。これらの中でも、カオリンは光沢発現性に優れており、オフセット印刷用の用紙に近い風合いとすることができる点から特に好ましい。
ここで、水性樹脂としては、水溶性樹脂及び水分散性樹脂の少なくともいずれかが好適に用いられる。水溶性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリビニルアルコール、アニオン変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、アセタール変性ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコールの変性物;ポリウレタン;ポリビニルピロリドン及びポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ビニルピロリドンとジメチルアミノエチル・メタクリル酸の共重合体、四級化したビニルピロリドンとジメチルアミノエチル・メタクリル酸の共重合体、ビニルピロリドンとメタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウムの共重合体等のポリビニルピロリドンの変性物;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ドロキシプロピルセルロース等セルロース;カチオン化ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロースの変性物;ポリエステル、ポリアクリル酸(エステル)、メラミン樹脂、又はこれらの変性物、ポリエステルとポリウレタンの共重合体等の合成樹脂;ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリルアミド、酸化澱粉、燐酸エステル化澱粉、自家変性澱粉、カチオン化澱粉、又は各種変性澱粉、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリル酸ソーダ、アルギン酸ソーダ、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明に係る画像形成方法で用いるインクは、少なくとも水、着色剤、及び湿潤剤を含有してなり、浸透剤、界面活性剤、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
インクに含有する着色剤としては、顔料、染料、及び着色微粒子の少なくともいずれかを用いることが好ましい。
ここで、上記「色材を含有させた」とは、ポリマー微粒子中に色材を封入した状態及びポリマー微粒子の表面に色材を吸着させた状態の何れか又は双方を意味する。この場合、インクに配合される色材はすべてポリマー微粒子に封入又は吸着されている必要はなく、本発明の効果が損なわれない範囲において、該色材がエマルジョン中に分散していてもよい。前記色材としては、水不溶性又は水難溶性であって、前記ポリマーによって吸着され得る色材であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
無機顔料、有機顔料のいずれであってもよい。
などの公知の方法によって製造されたものが挙げられる。
湿潤剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリオール化合物、ラクタム化合物、尿素化合物及び糖類から選択される少なくとも1種が好適である。
前記浸透剤としては、ポリオール化合物やグリコールエーテル化合物等の水溶性有機溶剤が用いられ、特に、炭素数8以上のポリオール化合物、及びグリコールエーテル化合物の少なくともいずれかが好適に用いられる。
前記界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アニオン界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、フッ素系界面活性剤などが挙げられる。
また、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物としては、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの硫酸エステル塩、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの塩、などが挙げられる。
市販品としては、例えば、サーフロンS−111、S−112、S−113、S−121、S−131、S−132、S−141、S−145(いずれも旭硝子社製)、フルラードFC−93、FC−95、FC−98、FC−129、FC−135、FC−170C、FC−430、FC−431(いずれも住友スリーエム社製)、メガファックF−470、F1405、F−474(いずれも大日本インキ化学工業社製)、ゾニールTBS、FSP、FSA、FSN−100、FSN、FSO−100、FSO、FS−300、UR(いずれもデュポン社製)、FT−110、FT−250、FT−251、FT−400S、FT−150、FT−400SW(いずれも株式会社ネオス社製)、PF−151N(オムノバ社製)などが挙げられる。これらの中でも、信頼性と発色向上に関して良好な点から、ゾニールFS−300、FSN、FSN−100、FSO(デュポン社製)が特に好ましい。
その他の成分としては、特に制限はなく、必要に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂エマルジョン、pH調整剤、防腐防黴剤、防錆剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、光安定化剤、などが挙げられる。
樹脂エマルジョンは、樹脂微粒子を連続相としての水中に分散したものであり、必要に応じて界面活性剤のような分散剤を含有しても構わない。
市販の樹脂エマルジョンとしては、例えば、マイクロジェルE−1002、E−5002(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン、日本ペイント株式会社製)、ボンコート4001(アクリル系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業株式会社製)、ボンコート5454(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業株式会社製)、SAE−1014(スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン、日本ゼオン株式会社製)、サイビノールSK−200(アクリル系樹脂エマルジョン、サイデン化学株式会社製)、プライマルAC−22、AC−61(アクリル系樹脂エマルジョン、ローム・アンド・ハース製)、ナノクリルSBCX−2821、3689(アクリルシリコーン系樹脂エマルジョン、東洋インキ製造株式会社製)、#3070(メタクリル酸メチル重合体樹脂エマルジョン、御国色素社製)などが挙げられる。
−銅フタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子分散体の調製−
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管、及び滴下ロートを備えた1Lフラスコ内を十分に窒素ガスで置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー(東亜合成株式会社製、商品名:AS−6)4.0g、及びメルカプトエタノール0.4gを仕込み、65℃に昇温した。次に、スチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー(東亜合成株式会社製、商品名:AS−6)36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスジメチルバレロニトリル2.4g、及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を2.5時間かけてフラスコ内に滴下した。
得られたポリマー微粒子について、粒度分布測定装置(マイクロトラックUPA、日機装株式会社製)で測定した平均粒子径(D50%)は93nmであった。
−ジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子分散体の調製−
調製例1において、銅フタロシアニン顔料をC.I.ピグメントレッド122に変更した以外は、調製例1と同様にして、赤紫色のポリマー微粒子分散体を調製した。
得られたポリマー微粒子について、粒度分布測定装置(マイクロトラックUPA、日機装株式会社製)で測定した平均粒子径(D50%)は127nmであった。
−モノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子分散体の調製−
調製例1において、銅フタロシアニン顔料をC.I.ピグメントイエロー74に変更した以外は、調製例1と同様にして、黄色のポリマー微粒子分散体を調製した。
得られたポリマー微粒子について、粒度分布測定装置(マイクロトラックUPA、日機装株式会社製)で測定した平均粒子径(D50%)は76nmであった。
−スルホン化剤処理したカーボンブラック分散体の調製−
市販のカーボンブラック顔料(デグサ社製、「プリンテックス#85」)150gをスルホラン400ml中に良く混合し、ビーズミルで微分散後、アミド硫酸15gを添加して140〜150℃で10時間攪拌した。得られたスラリーをイオン交換水1000ml中に投入し、12,000rpmで遠心分離機により表面処理カーボンブラックウェットケーキを得た。得られたカーボンブラックウェットケーキを2,000mlのイオン交換水中に再分散し、水酸化リチウムにてpHを調整し、限外濾過膜により脱塩濃縮して顔料濃度10質量%のカーボンブラック分散体とし、平均孔径1μmのナイロンフィルターで濾過し、カーボンブラック分散体を得た。
得られたカーボンブラック分散体について、粒度分布測定装置(マイクロトラックUPA、日機装株式会社製)で測定した平均粒子径(D50%)は80nmであった。
−シアンインクの作製−
調製例1の銅フタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子分散体20.0質量%、3−メチル−1,3−ブタンジオール23.0質量%、グリセリン8.0質量%、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール2.0質量%、フッ素系界面活性剤としてのFS−300(DuPont社製)2.5質量%、防腐防カビ剤としてのプロキセルLV(アベシア社製)0.2質量%、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール0.5質量%、及びイオン交換水を適量加えて100質量%とし、その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行った。以上により、シアンインクを調製した。
−マゼンタインクの作製−
調製例2のジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子分散体20.0質量%、3−メチル−1,3−ブタンジオール22.5質量%、グリセリン9.0質量%、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール2.0質量%、フッ素系界面活性剤としてのFS−300(DuPont社製)2.5質量%、防腐防カビ剤としてのプロキセルLV(アベシア社製)0.2質量%、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール0.5質量%、及びイオン交換水を適量加えて100質量%とし、その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行った。以上により、マゼンタインクを調製した。
−イエローインクの作製−
調製例3のモノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子分散体20.0質量%、3−メチル−1,3−ブタンジオール24.5質量%、グリセリン8.0質量%、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール2.0質量%、フッ素系界面活性剤としてのFS−300(DuPont社製)2.5質量%、防腐防カビ剤としてのプロキセルLV(アベシア社製)0.2質量%、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール0.5質量%、及びイオン交換水を適量加えて100質量%とし、その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行った。以上により、イエローインクを調製した。
−ブラックインクの作製−
調製例4のカーボンブラック分散体20.0質量%、3−メチル−1,3−ブタンジオール22.5質量%、グリセリン7.5質量%、2−ピロリドン2.0質量%、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール2.0質量%、フッ素系界面活性剤としてのFS−300(DuPont社製)2.5質量%、防腐防カビ剤としてのプロキセルLV(アベシア社製)0.2質量%、及び2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール0.5質量%、及びイオン交換水を適量加えて100質量%とし、その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行った。以上によりブラックインクを調製した。
粘度は、R−500型粘度計(東機産業株式会社製)を用いて、コーン1°34’×R24、60rpm、3分後の条件により、25℃で測定した。
表面張力は、表面張力測定装置(協和界面科学株式会社製、CBVP−Z)を用い、白金プレートを使用して25℃で測定した静的表面張力である。
下記配合の0.3質量%スラリーを長網抄紙機で抄造し、坪量79g/m2の支持体を作製した。なお、抄紙工程のサイズプレス工程で、酸化澱粉水溶液を固形分付着量が片面当り、1.0g/m2になるように塗布した。
・広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)…80質量部
・針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)…20質量部
・軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、奥多摩工業株式会社製)…10質量部
・硫酸アルミニウム…1.0質量部
・両性澱粉(商品名:Cato3210、日本NSC株式会社製)…1.0質量部
・中性ロジンサイズ剤(商品名:NeuSize M−10、ハリマ化成株式会社製)…0.3質量部
・歩留まり向上剤(商品名:NR−11LS、ハイモ社製)…0.02質量部
−記録用メディア1の作製−
顔料としての粒子径2μm以下の割合が97質量%のクレー70質量部、平均粒子径1.1μmの重質炭酸カルシウム30質量部、接着剤としてのガラス転移温度(Tg)が−5℃のスチレン−ブタジエン共重合体エマルジョン8質量部、リン酸エステル化澱粉1質量部、及び助剤としてのステアリン酸カルシウム0.5質量部を加え、更に水を加えて固形分濃度60質量%の塗工液を調製した。
−記録用メディア2の作製−
顔料としての粒子径2μm以下の割合が97質量%のクレー70質量部、平均粒子径1.1μmの重質炭酸カルシウム30質量部、接着剤としてのガラス転移温度(Tg)が−5℃のスチレン−ブタジエン共重合体エマルジョン7質量部、リン酸エステル化澱粉0.7質量部、助剤としてのステアリン酸カルシウム0.5質量部を加え、更に水を加えて固形分濃度60質量%の塗工液を調製した。
−インクセット、記録用メディア、及び画像記録−
製造例4のブラックインク、製造例3のイエローインク、製造例2のマゼンタインク、及び製造例1のシアンインクからなる「インクセット1」を常法により調製した。
得られたインクセット1と、上記記録用メディア1とを用いて、300dpi、ノズル解像度384、ノズルを有するドロップオンデマンドプリンタ試作機を使用し、画像解像度600dpi、最大インク滴18plにて印字を行った。二次色の総量規制を140%にして付着量規制を実施し、ベタ画像、及び文字を印写して、画像プリントを得た。
−インクセット、記録用メディア、及び画像記録−
実施例1において、記録用メディアとして上記記録用メディア2を用いた以外は、実施例1と同様にして、印写を実施し、画像プリントを得た。
−インクセット、記録用メディア、及び画像記録−
実施例1において、記録用メディアとしてグラビア印刷用コート紙(商品名;スペースDX、坪量=56g/m2、日本製紙株式会社製)(以下、「記録用メディア3」とする)を用いた以外は、実施例1と同様にして、印写を実施し、画像プリントを得た。
−インクセット、記録用メディア、及び画像記録−
実施例1において、記録用メディアとして市販のオフセット用コート紙(商品名;オーロラコート、坪量=104.7g/m2、日本製紙株式会社製、以下、「記録用メディア4」と称する)を用いた以外は、実施例1と同様にして、印写を実施し、画像プリントを得た。
−インクセット、記録用メディア、及び画像記録−
実施例1において、記録用メディアとして市販のインクジェット用マットコート紙(商品名;スーパーファイン専用紙、セイコーエプソン株式会社製、以下、「記録用メディア5」と称する))を用いた以外は、実施例1と同様にして、印写を実施し、画像プリントを得た。
各記録用メディアについて、動的走査吸液計(K350シリーズD型、協和精工株式会
社製)を用いて、25℃50%RHにて、純水又はシアンインクの転移量を測定した。接触時間100ms及び接触時間400msにおける転移量は、それぞれの接触時間の近隣の接触時間における転移量の測定値から補間により求めた。
各画像プリントのグリーンべた画像部のビーディングの程度を目視で観察し、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
ランク4:ビーディングの発生がなく均一な印刷である。
ランク3:かすかにビーディングの発生が認められる。
ランク2:明確にビーディングの発生が認められる。
ランク1:甚だしいビーディングの発生が認められる。
各画像プリントの黄地中の黒文字のブリードの程度を目視で観察し、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
◎:ブリードの発生無く鮮明な印刷である。
○:かすかにブリードの発生が認められる。
×:文字の輪郭がはっきりしないほどにじみが発生している。
各画像プリントの拍車痕の程度を目視で観察し、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
◎:全く認められない。
○:かすかに認められる。
×:明確に拍車痕が認められる。
各画像プリントのシアンのベタ画像部の60°鏡面光沢度(JIS Z8741)を測定した。
以下、具体的に説明する。
(1)ノズル配置にて、隣接する位置にドットを打ち込むノズルの配置を引き離す。
(2)隣接する位置にドットを打ち込むノズルを異なるヘッドユニットに配置し、ヘッドユニットの間隔を引き離す。
(3)記録速度を低下させ、用紙送り方向(記録方向)へのインク滴噴射の時間を確保する。
この実施形態は上記(1)の構成に関するものであり、ライン型液体吐出ヘッド400は、液滴を吐出する複数のノズル401を並べた複数のノズル列402A、402Bを有する。
T=L/V
T:インク滴の着弾時間差
L:ノズル列間距離
V:用紙搬送速度
L1=T1×V1
ただし、V1:用紙搬送速度
T1:基準用紙へのインク転移量飽和時間
となるようにする。
この実施形態は上記(2)の構成に関するものであり、ライン型液体吐出ヘッド420は、液滴を吐出する複数のノズル401を並べたノズル列402を有するヘッドユニット403A、403Bを有する。
L11=T1×V1
ただし、V1:用紙搬送速度
T1:基準用紙へのインク転移量飽和時間
となるようにする。
L11:基準用紙使用時のヘッドユニット間距離
L12:調整ヘッドユニット間距離
T1:基準用紙へのインク転移量飽和時間
T2:使用する用紙へのインク転移量飽和時間
f2=(T2/T1)×f1
ただし、V1:基準用紙の用搬送速度
V2:調整搬送速度
f1:基準用紙用ヘッド駆動周波数
f2:調整ヘッド駆動周波数
T1:基準用紙へのインク転移量飽和時間
T2:用紙へのインク転移量飽和時間
図13に示すように、ノズルNが並んで配置されたヘッドHによって画像を形成するとき、ノズルNの位置が即ちドット位置になるので、縦横揃った記録位置の場合、ベタで埋め尽くすために必要なドットDの径は、最低でも解像度の√2倍以上必要となる。
この処理では、ホスト側のプリンタドライバで指定される用紙種別情報、あるいは、画像形成装置本体に設けられる用紙種別検出手段の検出結果で得られる用紙種別情報を取り込み、ホスト側のプリンタドライバ、或いは、画像形成装置本体の操作パネルなどに設けられる選択手段によって、ヘッドユニット間の距離調整を不要とする指定がなされているか否かを判別する。
上述した(3)の構成は、ライン型画像形成装置だけでなく、シリアル型画像形成装置にも適用することができる。
この画像形成装置は、図17に示すように、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド501と図示しないガイドステーとでキャリッジ503を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ504で駆動プーリ506aと従動プーリ506b間に架け渡したタイミングベルト505を介して図17で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
U2=(T2/T1)×U1
f2=(T2/T1)×f1
ただし、U1:基準用紙用ヘッドユニット走査速度
U2:調整走査速度
f1:基準用紙用ヘッド駆動周波数
f2:調整駆動周波数
T1:基準用紙へのインク転移量飽和時間
T2:用紙へのインク転移量飽和時間
4…用紙
12…搬送ローラ
104…ノズル
400、410、420…液体吐出ヘッド
401…ノズル
402、402A、402B…ノズル列
403A、403B…ヘッドユニット
503…キャリッジ
Claims (47)
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを備える画像形成装置において、前記ライン型液体吐出ヘッドは、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べた複数のノズル列を有し、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、用紙搬送速度をV1とするとき、各ノズル列の列間距離L1が、L1=T1×V1であることを特徴とする画像形成装置。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを備える画像形成装置において、前記ライン型液体吐出ヘッドは、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べたノズル列を有する複数のヘッドユニットで構成され、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、用紙搬送速度をV1とするとき、ヘッドユニット間距離L11が、L11=T1×V1であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2に記載の画像形成装置において、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2が、基準用紙への液体転移量飽和時間T1と異なるときに、前記ヘッドユニット間距離L11を、距離L12(L12=L11×(T1/T2))に変更することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3に記載の画像形成装置において、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に対応するヘッドユニット間距離L2以上の距離L3に調整するとき、使用する用紙についての用紙搬送速度V2を、用紙搬送速度V2以上の用紙搬送速度V3に、使用する用紙についてのヘッド駆動周波数f2を、ヘッド駆動周波数f2以上のヘッド駆動周波数f3に、それぞれ変更することを特徴とする画像形成装置。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを備える画像形成装置において、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、基準用紙の用紙搬送速度をV1、基準用紙に画像形成を行うときのヘッド駆動周波数をf1とするとき、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に応じて、使用する用紙についての用紙搬送速度V2を、V2=V1×(T2/T1)に、ヘッド駆動周波数f2を、f2=f1×(T2/T1)にすることを特徴とする画像形成装置。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の送り方向に並べた液体吐出ヘッドを用紙の送り方向と直交する方向に走査する画像形成装置において、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、基準用紙のヘッド走査速度をU1、基準用紙に画像形成を行うときのヘッド駆動周波数をf1とするとき、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に応じて、使用する用紙についてのヘッド走査速度U2を、U2=U1×(T2/T1)に、ヘッド駆動周波数f2を、f2=f1×(T2/T1)に変更することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、外部からの指定又は使用する用紙の種別の判別結果に基づいて前記変更を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記基準用紙への液体転移量飽和時間T1は、商業・出版印刷用塗工紙に対する顔料系インクの転移量飽和時間とすることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8に記載の画像形成装置において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が4〜26ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける純水の転移量が5〜29ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8に記載の画像形成装置において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける記録液の転移量が4〜15ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける記録液の転移量が7〜20ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記顔料系インクとは、表面張力15mN/m以上35mN/m以下の顔料系インクであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置において、記録方向のドット配置に対して奇数列のドットと偶数列のドットを半解像度分だけ記録位置をずらして記録することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項13に記載の画像形成装置において、外部からの指定又は使用する用紙の種別の判別結果に応じて半解像度分記録位置をずらした記録動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 媒体を用紙搬送速度V1で搬送する画像形成装置に搭載される、液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドにおいて、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べた複数のノズル列を有し、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1とするとき、各ノズル列の列間距離L1が、L1=T1×V1であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 媒体を用紙搬送速度V1で搬送する画像形成装置に搭載される、液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドにおいて、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べたノズル列を有する複数のヘッドユニットで構成され、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1とするとき、ヘッドユニット間距離L11が、L11=T1×V1であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項16に記載の液体吐出ヘッドにおいて、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2が、基準用紙への液体転移量飽和時間T1と異なるときに、前記ヘッドユニット間距離L11を、距離L12(L12=L11×(T1/T2))に変更可能であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項15ないし17のいずれかに記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記基準用紙への液体転移量飽和時間T1は、商業・出版印刷用塗工紙に対する顔料系インクの転移量飽和時間とすることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項18に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が4〜26ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける純水の転移量が5〜29ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項18に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける記録液の転移量が4〜15ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける記録液の転移量が7〜20ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項19又は20に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記顔料系インクとは、表面張力15mN/m以上35mN/m以下の顔料系インクであることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを用いて画像を形成する画像形成方法において、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べた複数のノズル列を有し、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、用紙搬送速度をV1とするとき、各ノズル列の列間距離L1が、L1=T1×V1である、前記ライン型液体吐出ヘッドから液体の滴を吐出して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを用いて画像を形成する画像形成方法において、同じ色の液滴を吐出する複数のノズルを並べたノズル列を有する複数のヘッドユニットで構成され、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、用紙搬送速度をV1とするとき、ヘッドユニット間距離L11が、L11=T1×V1である、前記ライン型液体吐出ヘッドから液体の滴を吐出して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項24に記載の画像形成方法において、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2が、基準用紙への液体転移量飽和時間T1と異なるときに、前記ヘッドユニット間距離L11を、距離L12(L12=L11×(T1/T2))に変更することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項25に記載の画像形成方法において、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に対応するヘッドユニット間距離L2以上の距離L3に調整するとき、使用する用紙についての用紙搬送速度V2を、用紙搬送速度V2以上の用紙搬送速度V3に、使用する用紙についてのヘッド駆動周波数f2を、ヘッド駆動周波数f2以上のヘッド駆動周波数f3に、それぞれ変更することを特徴とする画像形成方法。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の幅方向に並べたライン型液体吐出ヘッドを用いて画像を形成する画像形成方法において、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、基準用紙の用紙搬送速度をV1、基準用紙に画像形成を行うときのヘッド駆動周波数をf1とするとき、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に応じて、使用する用紙についての用紙搬送速度V2を、V2=V1×(T2/T1)に、ヘッド駆動周波数f2を、f2=f1×(T2/T1)にすることを特徴とする画像形成方法。
- 液体の滴を吐出するノズルを用紙の送り方向に並べた液体吐出ヘッドを用紙の送り方向と直交する方向に走査して画像を形成する画像形成方法において、基準用紙への液体転移量飽和時間をT1、基準用紙のヘッド走査速度をU1、基準用紙に画像形成を行うときのヘッド駆動周波数をf1とするとき、使用する用紙への液体転移量飽和時間T2に応じて、使用する用紙についてのヘッド走査速度U2を、U2=U1×(T2/T1)に、ヘッド駆動周波数f2を、f2=f1×(T2/T1)に変更することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項23ないし28のいずれかに記載の画像形成方法において、外部からの指定又は使用する用紙の種別の判別結果に基づいて前記変更を行うことを特徴とする画像形成方法。
- 請求項23ないし29のいずれかに記載の画像形成方法において、前記基準用紙への液体転移量飽和時間T1は、商業・出版印刷用塗工紙に対する顔料系インクの転移量飽和時間とすることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項30に記載の画像形成方法において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が4〜26ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける純水の転移量が5〜29ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項30に記載の画像形成方法において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける記録液の転移量が4〜15ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける記録液の転移量が7〜20ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項30ないし32のいずれかに記載の画像形成方法において、前記顔料系インクとは、表面張力15mN/m以上35mN/m以下の顔料系インクであることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項23ないし34のいずれかに記載の画像形成方法において、記録方向のドット配置に対して奇数列のドットと偶数列のドットを半解像度分だけ記録位置をずらして記録することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項35に記載の画像形成方法において、外部からの指定又は使用する用紙の種別の判別結果に応じて半解像度分記録位置をずらした記録動作を行うことを特徴とする画像形成方法。
- 媒体上に液体の滴が着弾されて形成されるドットによって画像が形成されている記録物であって、前記媒体は液体転移量飽和時間T1の基準用紙であって、前記画像を形成する隣り合うドットは、前記液体転移量飽和時間T1の時間差Tで前記液体の滴が前記媒体上に着弾されて形成されたものであることを特徴とする記録物。
- 請求項37に記載の記録物において、前記基準用紙は商業・出版印刷用塗工紙であり、前記液体は顔料系インクであることを特徴とする記録物。
- 請求項38に記載の記録物において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が4〜26ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける純水の転移量が5〜29ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする記録物。
- 請求項38に記載の記録物において、前記商業・出版印刷用塗工紙とは、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける記録液の転移量が4〜15ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける記録液の転移量が7〜20ml/m2である記録用メディアであることを特徴とする記録物。
- 請求項38ないし40に記載の記録物において、前記顔料系インクとは、表面張力15mN/m以上35mN/m以下の顔料系インクであることを特徴とする記録物。
- 請求項37ないし42のいずれかに記載の記録物において、記録方向のドット配置に対して奇数列のドットと偶数列のドットが半解像度分だけずれた記録位置に記録されていることを特徴とする記録物。
- 媒体に対して液滴として吐出されてドットを形成することで画像を形成する記録液において、この記録液は、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が4〜26ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける純水の転移量が5〜29ml/m2である記録用メディアに対し、この記録用メディアの液体転移量飽和時間T1の時間差T1で前記画像を形成する隣り合うドットを形成する液滴として吐出される、顔料インクであることを特徴とする記録液。
- 媒体に対して液滴として吐出されてドットを形成することで画像を形成する記録液において、この記録液は、支持体と、該支持体の少なくとも一方の面に塗工層を有してなり、23℃50%RHにて動的走査吸液計で測定した接触時間100msにおける記録液の転移量が4〜15ml/m2であり、かつ、接触時間400msにおける記録液の転移量が7〜20ml/m2である記録用メディアに対し、この記録用メディアの液体転移量飽和時間T1の時間差T1で前記画像を形成する隣り合うドットを形成する液滴として吐出される、顔料インクであることを特徴とする記録液。
- 請求項43ないし45のいずれかに記載の記録液において、表面張力15mN/m以上35mN/m以下の顔料系インクであることを特徴とする記録液。
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