JP2008098520A - 周辺露光装置、塗布、現像装置、周辺露光方法及び塗布、現像方法並びに記憶媒体 - Google Patents

周辺露光装置、塗布、現像装置、周辺露光方法及び塗布、現像方法並びに記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008098520A
JP2008098520A JP2006280579A JP2006280579A JP2008098520A JP 2008098520 A JP2008098520 A JP 2008098520A JP 2006280579 A JP2006280579 A JP 2006280579A JP 2006280579 A JP2006280579 A JP 2006280579A JP 2008098520 A JP2008098520 A JP 2008098520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
exposure
peripheral
wafer
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006280579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008098520A5 (ja
JP4923936B2 (ja
Inventor
Hitoshi Kosugi
仁 小杉
Taro Yamamoto
太郎 山本
Yoshiaki Yamada
善章 山田
Yasuhito Saiga
康仁 雑賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2006280579A priority Critical patent/JP4923936B2/ja
Priority to US11/907,131 priority patent/US7651285B2/en
Publication of JP2008098520A publication Critical patent/JP2008098520A/ja
Publication of JP2008098520A5 publication Critical patent/JP2008098520A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4923936B2 publication Critical patent/JP4923936B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure
    • G03F7/2026Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure for the removal of unwanted material, e.g. image or background correction
    • G03F7/2028Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure for the removal of unwanted material, e.g. image or background correction of an edge bead on wafers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】基板の周縁部の不要な塗布膜を高い形状精度、幅精度で除去できる技術を提供すること。
【解決手段】塗布膜(レジスト膜)が形成されたウエハWの周縁部に対して露光処理を行う周辺露光装置4において、スピンチャック41に保持されたウエハWの外縁の位置データを検出するための位置検出手段7と、ウエハWの周縁部に対して露光処理を行うための露光部6と、前記露光された領域に現像液を供給する現像ノズル81と、スピンチャック41を水平方向に移動させるための位置合わせ手段とを備える。前記位置検出手段7によって検出したウエハWの外縁の位置データに基づいて、当該ウエハWの外縁と露光部6との位置関係が一定になるように前記位置合わせ手段を制御しながら、前記露光部6によりスピンチャック41に保持されたウエハWの周縁部に対して露光処理を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば塗布膜が形成された基板に対して、前記基板の周縁部の不要な塗布膜を除去する技術に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により基板に対してレジストパターンの形成が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板に、レジスト液を塗布し、このレジストを所定のパターンで露光した後に、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。このような処理は、一般にレジスト液の塗布や現像を行う塗布、現像装置に、露光装置を接続したシステムを用いて行われる。
ところで、近年、デバイスパターンは益々微細化、薄膜化が進む傾向にあり、これに伴い、露光の解像度を上げる要請が強まっている。そこで例えばフッ化アルゴン(ArF)やフッ化クリプトン(KrF)による露光技術を更に改良して解像度を上げるため、基板の表面に光を透過させる液層を形成した状態で露光する手法(以下「液浸露光」という)の検討が成されている。この液浸露光は例えば光を純水の中を透過させる技術であり、水中では光の波長が短くなることから193nmのArFの波長が水中では実質134nmになる、という特徴を利用するものである。
一方、従来からレジスト液の塗布後には、ウエハの回路形成領域の外側の周縁部のレジスト膜を除去するエッジリンスが行われている。ウエハの周縁部は搬送アームにより保持されるためにベベル構造になっているが、ここにレジスト膜が存在すると、当該レジスト膜が搬送アームに付着してしまい、搬送工程において搬送アームからレジスト膜が剥がれ、欠陥原因となるパーティクルの発生原因となり、それが装置内に飛散したり、或いは他のウエハWに転写したりして、パーティクル汚染を引き起こす要因になるからである。
前記エッジリンスは、例えば図13(a)に示すように、レジスト液の塗布処理を行う塗布ユニットにおいて、ウエハ10表面にレジスト液を塗布して、レジスト膜11を形成した後、ウエハ10の周縁部に向けてノズル12からシンナー液等の有機溶剤を吐出することにより行われている。また特許文献1に記載されるように、ウエハの周縁部の不要な塗布膜を高い精度で除去するためのエッジリンス工程専用の塗布膜除去装置を用いて行われる場合もある。
しかしながら有機溶剤にてエッジリンスを行うと、有機溶剤と塗布膜との相性があるため、レジスト液の種類によっては前記ウエハの周縁部のレジスト膜を、端部形状が直線的になるように切れの良い状態で切断することが難しく、例えば図13(b)に示すように、レジスト膜がコブ状に盛り上がる部位13や、除去しようとする領域にレジスト膜の溶解成分が液ダレしてきてウエハの外縁近傍にレジスト膜が薄く残ってしまう部位14が存在し、レジスト膜が切れが悪い状態で切断される場合が多い。特にウエハWの周縁部はベベル構造になっていることから、前記レジスト膜が除去されにくく、ウエハWの周縁部の傾斜面に残留する可能性がある。
このような状態になると、既述の液浸露光処理では、図13(c)に示すように、ウエハ10と露光部15とを水16を介して接触させた状態で前記露光部15を移動させて処理を行っているので、コブ状の部位13の存在により、水流や露光部15の移動の際の影響が変化して、ウエハ10からレジスト膜が剥がれる現象が発生するおそれがある。また前記ウエハの外縁近傍に薄く残るレジスト膜11とウエハWとの間から、水16が毛細管現象により入り込み、これが原因となって図13(d)に示すように、レジスト膜11の膜剥がれが発生するおそれもある。さらに例えばレジスト膜11の下に反射防止膜を形成する場合等のように複数の塗布膜を積層する場合には、反射防止膜とレジスト膜11との境界付近に水16が侵入しやすく、当該領域から膜剥がれが発生することもある。このように液浸露光処理時にレジスト膜11等の塗布膜の膜剥がれが発生すると、これがウエハ10に再付着し、欠陥として検出されることが報告されている。
また有機溶剤によるエッジリンスは、既述のようにレジスト液と有機溶剤との相性があり、これによって除去しようとする膜の切れ幅の精度が悪化したり、切れ面の形状が悪化する。さらに例えばレジスト膜の下に反射防止膜を形成する場合等のように複数の塗布膜を積層する場合には、下層側の塗布膜のエッジリンスを行ってから上層側の塗布膜が形成されるので、下層側の塗布膜では上層側の塗布膜が形成される分を見越して切れ幅を設定しなければならず、切れ幅のマージンをより大きくする必要がある。このため結果として切れ幅が大きくなり、その分ウエハ10の回路形成領域が小さくなってしまうというおそれもある。
ここでウエハの周縁部の不要なレジスト膜を除去する手法として、周辺露光処理を行う場合もある。この周辺露光とは、露光処理を行う前に、ウエハの周縁部の不要なレジスト膜に対して選択的に露光処理を行っておき、後の現像工程において前記周縁部の不要なレジスト膜を除去しようとするものである。この手法によれば、前記周縁部のレジスト膜を光学的に除去しているので、前記不要なレジスト膜を端部形状が直線的になるように切れのよい状態で除去できるという利点がある。しかしながら露光処理後の現像処理を行なわないと周縁部の不要なレジスト膜を除去できないので、現像処理に至るまでの搬送工程において、既述のように搬送アームにレジスト膜が付着し、パーティクルが発生するおそれがあるし、液浸露光処理時にはウエハの周縁部にはレジスト膜が存在するため、水との接触によって膜剥がれを発生させるおそれもある。
ところで上述の特許文献1は、基板の外縁位置を検出し、これに基づいてリンス液吐出部の位置を位置決めすることにより、ウエハの周縁部に形成された不要な塗布膜を高い精度で除去するものであり、特許文献1の構成によっても、液浸露光処理時のレジスト膜のウエハ10からの膜剥がれについては解決できない。
特開2001−110712号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、基板の周縁部の不要な塗布膜を高い形状精度、幅精度で除去できる技術を提供することにある。
このため本発明の周辺露光装置は、塗布膜が形成された基板の周縁部に対して露光処理を行う周辺露光装置において、
表面に塗布膜が形成された基板を水平に保持するための基板保持部と、
この基板保持部に保持された基板の外縁の位置データを検出するための位置検出手段と、
前記基板保持部に保持された基板の周縁部に対して露光処理を行うための周辺露光手段と、
前記基板保持部に保持され、前記周縁部に露光処理が行われた基板に対して、その露光された領域に現像液を供給し、前記露光された領域の塗布膜を溶解して除去するための現像液供給手段と、
前記基板保持部に保持された基板と前記周辺露光手段とを相対的に水平方向に移動させるための位置合わせ手段と、
前記周辺露光手段により露光処理を行う際に、前記基板の外縁の位置データに基づいて、基板の外縁と周辺露光手段との位置関係が一定になるように前記位置合わせ手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
ここで前記周辺露光装置に、前記基板保持部に保持され、前記周縁部の露光処理が行われた基板に対して、前記露光された領域に洗浄液を供給して当該領域を洗浄するための洗浄液供給手段を備えるようにしてもよい。
また本発明の塗布、現像装置は、前記請求項1又は2記載の周辺露光装置を備え、キャリア載置部にキャリアにより搬入された基板を処理部に受け渡し、この処理部にて前記基板に対して塗布膜の形成を行なった後、前記周辺露光装置において、基板の周縁部の不要な塗布膜に対する露光処理と、この露光が行われた領域の現像処理とを行ない、次いで基板をインターフェイス部を介して露光装置に搬送し、前記インターフェイス部を介して戻ってきた露光処理後の基板を前記処理部にて現像処理して前記キャリア載置部に受け渡すことを特徴とする。
この際例えば前記露光装置としては、基板表面に液層を形成して露光を行う液浸露光処理が行われる装置を用いることができる。ここで前記周辺露光装置は、例えば前記インターフェイス部に設けられていることが望ましい。また前記塗布膜は、反射防止膜とこの上に形成されるレジスト膜とを含むものとすることができ、前記周辺露光装置にて処理される基板は、基板表面に反射防止膜形成用の塗布液が塗布された後、基板の周縁部の不要な反射防止膜が除去され、次いでこの反射防止膜の上にレジスト液が塗布された後、基板の周縁部の不要なレジスト膜が除去されているものとすることができる。
また本発明の周辺露光方法は、塗布膜が形成された基板に対して、前記基板の周縁部に露光処理を行う周辺露光方法において、
表面に塗布膜が形成された基板を基板保持部に水平に保持させる工程と、
次いで前記基板保持部に保持された基板の外縁の位置データを検出する工程と、
次いで前記基板の外縁の位置データに基づいて、前記基板保持部に保持された基板に対して周辺露光手段を相対的に水平方向に移動させて、前記基板の外縁と前記周辺露光手段との位置関係が一定になるように位置合わせを行ないながら、前記周辺露光手段により基板の周縁部に対して露光処理を行う工程と、
次いで前記基板の外縁の位置データに基づいて、前記基板保持部に保持された基板に対して現像液供給手段を相対的に水平方向に移動させて、前記基板の外縁と前記現像液供給手段との位置関係が一定になるように位置合わせを行ないながら、現像液供給手段により前記基板の周縁部の露光された領域に現像液を供給し、前記露光された領域の塗布膜を溶解して除去する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに本発明の塗布、現像方法は、基板の表面に塗布膜を形成する工程と、
次いで既述の周辺露光方法を用いて、基板の周縁部の塗布膜を除去する工程と、
次いで前記前記周縁部の塗布膜が除去された基板に対して、基板表面に液層を形成して露光を行う液浸露光処理を行う工程と、
次いで前記液浸露光処理が行われた基板に対して現像処理を行う工程と、を含むことを特徴とする。
さらにまた本発明の記憶媒体は、塗布膜が形成された基板の周縁部に対して露光を行う周辺露光装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、既述の周辺露光方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする。
以上において本発明の周辺露光装置及び周辺露光方法では、基板の周縁部の塗布膜に対して周辺露光を行い、次いで同じ装置にて前記周辺露光された領域に現像液を供給しているので、この装置内において、基板の周縁部の不要な塗布膜が除去される。このため次工程に搬送する際に、基板の周縁部の不要な塗布膜の膜剥がれが原因となるパーティクル汚染の発生を抑えることができる。また塗布膜の周縁部を露光して当該領域を感光させ、次いで現像処理を行うことにより、感光領域を溶解させるという光学的な手法により、基板周縁部の不要な塗布膜を除去しているので、前記塗布膜を直線的な断面形状を有するように高い形状精度で切断できる。また基板の外縁の位置データを検出し、この位置データに基づいて基板と周辺露光手段との位置関係が一定になるように位置合わせを行いながら周辺露光手段による露光を行っているので、基板の外縁からの露光幅が一定になり、基板周縁部の塗布膜を高い幅精度で除去することができる。
また本発明の塗布、現像装置及び塗布、現像方法では、前記周辺露光装置及び周辺露光方法を含んでいるので、露光装置にて露光処理を行う前に、基板の周縁部の不要な塗布膜を形状精度や幅精度が高い状態で除去することができ、露光装置における、前記基板の周縁部の不要な塗布膜の膜剥がれが原因となるパーティクル汚染の発生を抑えることができる。
先ず本発明の周辺露光装置が組み込まれる塗布、現像装置に、露光装置を接続したレジストパターン形成システムの全体構成について図1及び図2を参照しながら簡単に説明する。図中B1は、基板例えばウエハWが、例えば13枚密閉収納されたキャリア2を搬入出するためのキャリア載置部であり、キャリア2を複数個並べて載置可能な載置部20aを備えたキャリアステーション20と、このキャリアステーション20から見て前方の壁面に設けられる開閉部21と、前記開閉部21を介してキャリア2からウエハWを取り出すための受け渡し手段A1とが設けられている。
前記キャリア載置部B1の奥側には、筐体22にて周囲を囲まれる処理部B2が接続されており、この処理部B2には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した棚ユニットU1,U2,U3と、これら棚ユニットU1〜U3及び液処理ユニットU4,U5の各ユニット間のウエハWの受け渡しを行う主搬送手段A2,A3とが交互に配列して設けられている。即ち、棚ユニットU1,U2,U3及び主搬送手段A2,A3はキャリア載置部B1側から見て前後一列に配列されており、各々の接続部位には図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されていて、ウエハWは処理部B2内を一端側の棚ユニットU1から他端側の棚ユニットU3まで自由に移動できるようになっている。
また主搬送手段A2,A3は、キャリア載置部B1から見て前後一例に配列される棚ユニットU1,U2,U3側の一面側と、後述する例えば右側の液処理ユニットU4,U5側の一面側と、左側の一面をなす背面部とで構成される区画壁23により囲まれる空間内に置かれている。また、図中24は各ユニットで用いられる処理液の温度調節装置や温湿度調節用のダクト等を備えた温湿度調整ユニットである。
前記棚ユニットU1,U2,U3は、液処理ユニットU4,U5にて行なわれる処理の前処理及び後処理を行うための各種ユニットを複数段例えば10段に積層した構成とされており、その組み合わせは、受け渡しユニット、ウエハWを所定温度に調整するための温調ユニット(CPL)、レジスト液の塗布前にウエハWの加熱処理を行うための加熱ユニット(BAKE)、レジスト液の塗布後にウエハWの加熱処理を行うためのプリベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(PAB)、現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(POST)等が含まれている。
また液処理ユニットU4,U5は、例えば図2に示すように、ウエハWに反射防止膜形成用の塗布液を塗布して反射防止膜を形成するための反射防止膜形成ユニット(BARC)26、ウエハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するための塗布ユニット(COT)27、ウエハWに現像液を供給して現像処理するための現像ユニット(DEV)28等を複数段、例えば5段に積層して構成されている。
前記処理部B2における棚ユニットU3の奥側には、インターフェイス部B3を介して例えば液浸露光を行う露光装置B4が接続されている。前記インターフェイス部B3は、処理部B2と露光装置B4との間に前後に設けられる第1の搬送室3A及び第2の搬送室3Bにより構成されており、夫々に昇降自在及び鉛直軸周りに回転自在かつ進退自在な第1の搬送アーム31及び第2の搬送アーム32を備えている。
さらにまた第1の搬送室3Aには、第1の搬送アーム31を挟んでキャリア載置部B1側から見た右側に棚ユニットU6が設けられており、この棚ユニットU6には、例えば本発明の周辺露光装置4や、受け渡しユニット、高精度温調ユニット(CPL)、及び液浸露光済みのウエハWをポストエクスポージャーべーク処理する加熱・冷却ユニット(PEB)等が例えば上下に積層して設けられている。なお前記周辺露光装置4や高精度温調ユニット(CPL)、加熱・冷却ユニット(PEB)は、処理部B2の棚ユニットU1,U2,U3に設けるようにしてもよい。
前記液浸露光を行う露光装置B4について図3を用いて簡単に説明すると、図示しない保持機構により水平姿勢に保持されたウエハWの上方には、ウエハWの表面と隙間を開けて対向するように露光手段33が配置されている。この露光手段33の中央先端部にはレンズ34が介設されており、このレンズ34の外周側にはウエハWの表面に液層を形成するための溶液例えば純水を供給するための供給口35と、ウエハWに供給した純水を吸引して回収するための吸引口36とが夫々設けられている。この場合、前記供給口35からウエハWの表面に純水を供給すると共に、この純水を吸引口36により回収することにより、レンズ34とウエハWの表面との間に液膜(純水膜)が形成される。そして図示しない光源から光が発せられ、この光は当該レンズ34を通過し、当該液膜を透過してウエハWに照射されることで所定の回路パターンがレジストに転写される。
続いて例えば図4に示すように、レンズ34とウエハWの表面との間に液膜を形成した状態で、露光手段33を横方向にスライド移動させて次の転写領域(ショット領域)37に対応する位置に当該露光手段33を配置し、光を照射する動作を繰り返すことによりウエハWの表面に所定の回路パターンを順次転写していく。なおショット領域37は実際よりも大きく記載してある。
次にウエハWに対してレジスト液の塗布処理を行う塗布ユニット27について図5を用いて簡単に説明すると、図5中5は、ウエハWの裏面側中央部を吸引吸着して水平に保持するための基板保持部をなすスピンチャックである。このスピンチャック5は駆動機構51によりウエハWを保持した状態で回転及び昇降自在に構成されている。前記スピンチャック5に保持されたウエハWの周縁外側には、このウエハWを囲むようにして上部側が開口するカップ体52が設けられている。前記カップ体52の底部側には凹部状をなす液受け部53がウエハWの周縁下方側に全周に亘って設けられており、その底部には貯留した塗布液などのドレインを排出するための排液路53aと排気路53bとが接続されている。
図中54はウエハWに塗布液であるレジスト液を供給するための塗布液ノズルであり、この塗布液ノズル54は、ノズル駆動部54Aによって、例えば昇降自在、及びスピンチャック5に保持されたウエハWの中央部にレジスト液を供給する処理位置と、カップ体52の外部に設けられた待機位置との間で回転自在に構成されている。
さらに図中55は、スピンチャック5に保持されたウエハWの回路形成領域の外側の周縁部に、当該領域の不要なレジスト液を除去するために、リンス液例えばシンナー液などの有機溶剤を供給するためのエッジリンス機構であり、このエッジリンス機構55は、スピンチャック5に保持されたウエハWにリンス液を供給するためのリンスノズル56と、当該リンスノズル56を昇降自在及び、スピンチャック5に保持されたウエハWの周縁部にリンス液を供給する処理位置と、カップ体52の外部に設けられた待機位置との間で回転自在に駆動させる駆動部56Aとで構成されている。
そしてこのような塗布ユニット27では、スピンチャック5上にウエハWを保持させ、当該ウエハWの中心に塗布液であるレジスト液を供給しながら、ウエハWを回転させることにより、ウエハW表面にレジスト液を伸展させてレジスト液の塗布が行われ、次いでリンスノズル56からウエハW表面の周縁部に有機溶剤よりなるリンス液を吐出しながら、ウエハWを回転させることにより、ウエハWの周縁部の不要なレジスト液の除去が行われる。
また反射防止膜形成ユニット26も塗布ユニット27と同様に構成され、スピンチャック5上にウエハWを保持させ、当該ウエハWの中心に反射防止膜形成用の塗布液を供給しながら、ウエハWを回転させることにより、ウエハW表面に反射防止膜形成用の塗布液の塗布が行われ、次いでリンスノズル56からウエハW表面の周縁部に有機溶剤よりなるリンス液を吐出しながら、ウエハWを回転させることにより、ウエハWの周縁部の不要な反射防止膜の除去が行われる。
このようなレジストパターン形成システムにおけるウエハWの流れの一例について、図6を参照しながら説明すると、キャリア載置部B1に載置されたキャリア2内のウエハWは、温調ユニット(CPL)→反射防止膜形成ユニット26の経路で搬送され、ウエハWの表面に既述のように反射防止膜Bが形成される(図6(a)参照)。そして反射防止膜形成ユニット26では、既述のように反射防止膜形成用の塗布液の塗布が終了した後、エッジリンス処理が行われ、周縁部の不要な反射防止膜が有機溶剤により溶解されて除去される(図6(b)参照)。
次いでウエハWは、加熱ユニット(BAKE)→温調ユニット(CPL)→塗布ユニット27の経路で搬送されて、反射防止膜Bの上にレジスト膜Rが形成される(図6(c)参照)。そして塗布ユニット27では、既述のようにレジスト液の塗布が終了した後、エッジリンス処理が行われ、周縁部の不要なレジスト膜Rが有機溶剤により溶解されて除去される(図6(d)参照)。なお図6(d)では、背景技術の欄で記載したように、有機溶剤によるエッジリンス処理によって、ウエハWの周縁部にレジスト膜がコブ状に盛り上がる部位13や、液ダレによりレジスト膜が薄く残ってしまう部位14が存在する状態を描いている。この後ウエハWは、加熱ユニット(PAB)→周辺露光装置4の経路で搬送されて、ここで後述するように、周縁部の不要なレジスト膜が精度よく除去される。
続いてウエハWは露光装置B4に搬送されて、ウエハWの表面に例えば純水の液膜を形成した状態で液浸露光が行われる。液浸露光処理後のウエハWは、加熱ユニット(PEB)→高精度温調ユニット(CPL)→現像ユニット28→加熱ユニット(POST)→温調ユニット(CPL)→キャリア載置部B1のキャリア2の経路で搬送される。
続いて上述のレジストパターン形成装置に組み込まれる本発明の周辺露光装置4の実施の形態について図7〜図12を用いて説明する。図7中41は、処理容器40の内部に設けられ、ウエハWの裏面側中央部を真空吸着して水平に保持するための基板保持部をなすスピンチャック41である。このスピンチャック41は軸部42を介して駆動機構43に接続されており、この駆動機構43によりウエハWを保持した状態で鉛直軸回りに回転自在及び、例えば後述するカップ体46の上方側の、ウエハの外縁の位置データを取得すると共に、ウエハWに対して周辺露光処理が行われる第1の位置(図7に一点鎖線で示す位置)と、ウエハWがカップ体46の内部に位置し、ウエハWに対して液処理が行われる第2の位置(図7に実線で示す位置)との間で昇降自在に構成されている。
図中44は、図8中X方向に伸張するガイドレール45にガイドされるように設けられた基台であり、前記駆動機構43はこの基台44の上部に配設されている。そして前記基台44は例えばボールネジを用いた機構やプーリとベルトとを用いた機構からなる駆動部(図示せず)により、ガイドレール45に沿って移動できるように構成され、こうしてスピンチャック41はX方向に移動自在に構成されている。この例では前記基台44とガイドレール45と駆動部とにより位置合わせ手段が構成されている。
前記スピンチャック41に保持されたウエハWの周縁外側には、このウエハWを囲むようにして上部側が開口するカップ体46が、例えば前記基台44に取り付けられるような状態で設けられている。なお図8は図示の便宜上、カップ体46を省略して描いている。前記カップ体46の側周面上端側は内側に傾斜しており、前記カップ体46の底部側には貯留した後述する現像液や洗浄液等のドレインを排出するための排液路47が接続されている。こうしてこのカップ体46は、スピンチャック41と共にX方向に移動自在に設けられ、さらにスピンチャック41はカップ体46とは独立して昇降自在、回転自在に設けられることになる。
図7中6は周辺露光手段をなす露光部であり、この露光部6は例えば処理容器40に取り付けられていて、図9に模式的に示すように、光源61とリフレクタ62と集光レンズ63とスリット65を備えた遮光マスク64とを有している。前記光源61としては例えば超高圧水銀やキセノンフラッシュなどの放射状に光を発する光源が用いられ、この光源61の周囲には、当該光源61を覆うようにリフレクタ62が設けられていて、リフレクタ62は光源61から放射された光の一部を反射することで、集光レンズ63の入射面に光をビームとして照射するように構成されている。また集光レンズ63の下部側には、例えば板状の遮光マスク64が設けられ、この遮光マスク64には、例えば矩形状のスリット65が開口し、露光スポット66の形状を整えている。こうして露光部6では、光源61から発せられた光ビームが集光レンズ63上に照射され、集光レンズ63では前記光ビームをスリット65の周囲に向けて集光させ、スリット65を透過した光ビームはスピンチャック41上に保持されたウエハWの周縁部の照射領域に照射されることで周辺露光が行われるようになっている。
ここで露光部6は、ウエハWが、当該ウエハWの中心とスピンチャック41の中心とが位置合わせされた状態でスピンチャック41上に保持されたときに、当該露光部6から常にウエハWの周縁部の予定された照射領域に露光ビームが照射され、ウエハWの周縁部を予め設定された均一な幅で露光できる位置に配設されている。
図7中7は位置検出手段である。この位置検出手段7はウエハWの外縁の位置を検出するための手段であり、ウエハWの外縁の位置を検出する位置検出部と、この位置検出部を駆動させる位置検出部駆動機構とにより構成される。この例では前記位置検出部は例えばCCDカメラ71よりなり、このCCDカメラ71は例えばコ字状の支持部材72により支持されていて、この支持部材72がウエハWのカップ体46の上方側にて、位置検出部駆動機構73により、前記CCDカメラ71がウエハWの外縁の位置を検出するときの検出位置と、カップ体46の外側の待機位置との間で水平方向に移動自在に構成されている。
そしてウエハWをカップ体46の上方側の前記第1の位置に配置し、ウエハWの外縁を前記コ字状の支持部材72にて外側から挟むようにCCDカメラ71を位置させ、前記CCDカメラ71によって前記ウエハ外縁近傍を撮像しながら、ウエハWをスピンチャック41により例えば100rpm程度の回転速度で360度回転させることによって、前記ウエハWの外縁全周の位置データを把握するようになっている。この例では例えばウエハWの外縁の位置データはX,Y座標位置の位置データとして把握され、後述する制御手段に格納されるようになっている。なお位置検出部としては、CCDカメラ71以外に、CCDセンサや発光素子と受光素子とを組み合わせて構成されたもの等を用いることができる。
図7中81は、スピンチャック41上に保持されたウエハWの周縁部に現像液を供給するための現像ノズルであり、この現像ノズル81は現像ノズル駆動部82により、例えば昇降自在、及びウエハWに現像液を供給する現像液供給位置とカップ体46の外側の待機位置との間で回転自在に構成されている。また図中83は、スピンチャック41上に保持されたウエハWの周縁部に洗浄液例えば純水を供給するための洗浄ノズルであり、この洗浄ノズル83としては例えば10kPa〜1MPa程度の吐出圧で洗浄液を圧力調整した状態で吐出できるように加圧ノズルが用いられる。このような洗浄ノズル83は、洗浄ノズル駆動部84により、例えば昇降自在、及びウエハWに洗浄液を供給する洗浄液供給位置とカップ体46の外側の待機位置との間で回転自在に構成されている。
ここで前記現像液供給位置及び洗浄液供給位置は、ウエハWが、当該ウエハWの中心とスピンチャック41の中心とが位置合わせされた状態でスピンチャック41上に保持されたときに、前記ウエハWの前記周辺露光が行われた領域を含む領域に現像液及び洗浄液を夫々供給する位置である。前記現像ノズル81と洗浄ノズル83には、夫々現像液供給路85a,洗浄液供給路86a、流量調整部V1,V2を介して夫々現像液供給源85、洗浄液供給源86が接続されている。この例では、現像ノズル81と現像ノズル駆動部82と現像液供給路85aと流量調整部V1と現像液供給源85とにより現像液供給手段が構成されている。
上述の例では、位置検出手段7と現像ノズル81と洗浄ノズル83とは、夫々前記検出位置、現像液供給位置、洗浄液供給位置と、待機位置との間で移動するときに、互いに干渉しない位置に設けられている。そして当該処理容器40の側壁部にはウエハWの搬出入口48が形成されており、ここから搬出入されたウエハWは、例えば前記第1の位置においてスピンチャック41との間で受け渡しが行われるようになっている。
この周辺露光装置4には制御手段100が備えられている。この制御手段100は、例えばコンピュータからなるプログラム格納部を備えており、プログラム格納部には、後述するような周辺露光装置4の作用、つまりウエハWの処理、ウエハWの受け渡しの制御などが実施されるように命令が組まれた例えばソフトウェアからなるプログラムが格納される。そして当該プログラムが制御手段100に読み出されることにより、制御手段100はスピンチャック41の駆動機構43、基台44の駆動部、露光部6、流量調整部V1,V2、現像ノズル駆動機構82、洗浄ノズル駆動機構84等に指令を出力し、後述する周辺露光装置4の作用を制御する。なおこのプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に収納された状態でプログラム格納される。
さらに制御手段100は、位置検出手段7にて取得されたウエハWの外縁の位置データに基づいて、スピンチャック41に保持されたウエハWに対して、周辺露光処理時のウエハWの外縁と露光部6との位置関係が一定になるように、また現像液供給時のウエハWの外縁と現像ノズル81との位置関係が一定になるように、さらに洗浄液供給時のウエハWの外縁と洗浄ノズル83の位置関係が一定になるように前記位置合わせ手段を制御するようになっている。
既述のようにウエハWの中心とスピンチャック41の中心とが位置合わせされた状態でウエハWがスピンチャック41上に保持されれば、露光部6から常にウエハWの周縁部の予定された照射領域に露光ビームが照射されて、ウエハWの周縁部を均一な幅で露光でき、また現像ノズル81、洗浄ノズル83から、常にウエハWの周縁部の予定された領域に現像液、洗浄液が夫々供給されるようになっているが、ウエハWの中心とスピンチャック41の中心とが合わない状態でスピンチャック41上に保持される場合があり、この場合にもウエハWの周縁部を均一な幅で露光し、また現像ノズル81、洗浄ノズル83からウエハWの周縁部の予定された領域に現像液、洗浄液を夫々供給するために、この位置合わせ作業が行われる。
具体的に、周辺露光時の露光部6の位置合わせを例にして説明すると、既述のように、位置検出手段7により検出されたウエハWの外縁のX,Y座標位置の位置データは制御手段100の位置データ格納部101に格納される。制御手段100では、補正量算出部102により、ウエハ外縁のX,Y座標位置の位置データに基づいて、周辺露光処理時においてウエハWの外縁と露光部6との位置関係が常に一定になるように、露光部6のX,Y座標位置とウエハWの回転速度と時間とにより、例えばある時間における基台44のX方向の補正量を求める。
つまり露光部6は処理容器40に取り付けられていて、そのY座標位置は固定されているため、ウエハWの外縁と露光部6との位置関係が一定になるように、例えば常に照射領域がウエハWの外縁から均一な幅になる状態で露光できるように、ある時間における前記Y座標位置の露光部6のX座標位置を算出し、この値とのずれ量を求めることにより、基台44のX方向の補正量を求める。そして補正部103により、基台44の駆動部に前記補正量分X方向に移動させるように指令を出力し、これに基づいて基台44をガイドレール45に沿って移動させながら、スピンチャック41を回転させることで、ウエハWの外縁と露光部6との位置関係を常に一定になるようにした状態で周辺露光処理が行い、これによってウエハWの周縁部を均一な幅で露光する。
同様に、現像液供給時の現像ノズル81と、洗浄液供給時の洗浄ノズル83とについても同様の位置合わせ作業を行い、現像液供給時のウエハWの外縁と現像ノズル81との位置関係が一定になるように、洗浄液供給時のウエハWの外縁と洗浄ノズル83の位置関係が一定になるように夫々前記位置合わせ手段7を制御しながら、常にウエハWの周縁部の予定された領域に現像液、洗浄液を夫々供給して、夫々の作業を行う。
続いて周辺露光装置4の作用について、図10〜図12を参照しながら説明する。図10(a)に示すように、ウエハWは処理容器40内に搬出入口48を介して搬入され、カップ体46の上方側の前記第1の位置にてスピンチャック41上に受け渡される。ここで処理容器40内に搬入されるウエハWは、既述の図6(d)に示すように、反射防止膜形成ユニット26にて反射防止膜用の塗布液が塗布された後、エッジリンス処理により周縁部の不要な反射防止膜が除去され、次いで塗布ユニット27にてレジスト液が塗布された後、エッジリンス処理により周縁部の不要なレジスト膜が除去されたものであり、この例では反射防止膜Bとその上層側のレジスト膜Rとにより塗布膜が構成されている。
次いでウエハWを保持したスピンチャック41を前記第1の位置に位置させたまま、位置検出手段7を前記検出位置に位置させ、スピンチャック41を例えば100rpm程度の回転速度で回転させながら、ウエハWの外縁のウエハWの外縁の位置データを、既述のようにX,Y座標位置の位置データとして検出し、制御手段100に格納する。制御手段100では、既述のように周辺露光時のスピンチャック41の基台44のX方向の補正量と、現像液供給時のスピンチャック41の基台44のX方向の補正量と、洗浄液供給時のスピンチャック41の基台44のX方向の補正量とを求める。
そして図10(b)、図12(a)に示すように、位置検出手段7をカップ体46の外側の待機位置まで退行させ、露光部6からウエハWの周縁部に向けて露光ビームを照射し、ウエハWの外縁と露光部6とが一定の位置関係になるように、制御手段100により基台44をガイドレール45に沿って前記補正量に相当する分移動させながら、スピンチャック41を回転させることで、ウエハWの周縁を均一な幅L1で露光する。
ここでこの幅L1は、ウエハW外縁から長さL1分内側までの距離であり、露光領域に相当する。また前記幅L1はこの例ではレジスト膜Rのコブ状の部位13と液ダレにより形成された部位14とを含む大きさに設定されている。従って反射防止膜Bのエッジリンス幅とレジスト膜Rのエッジリンス幅は、周辺露光処理時の前記露光領域内に前記コブ状の部位13が含まれるように設定され、これにより反射防止膜形成ユニット26や塗布ユニット27にて行われる有機溶剤のエッジリンス幅は前記露光領域よりもウエハW外縁からの距離が小さく、幅狭に設定されることになる。
続いて図11(a)、図12(b)に示すように、ウエハWを保持したスピンチャック41をカップ体46の内側の前記第2の位置まで下降させ、現像ノズル81を前記現像液供給位置に位置させて、現像ノズル81から所定流量の現像液をウエハWの周縁部に向けて吐出する。ここで現像液の吐出領域は前記露光領域(幅L1)を含む領域である。この際、ウエハWの外縁と現像ノズル81とが一定の位置関係になるように、制御手段100により基台44をガイドレール45に沿って前記補正量に相当する分移動させながら、スピンチャック41を回転させることで、ウエハWの周縁部の幅L1を含む所定の領域に対して常に正確に現像液が供給される。これによりウエハW表面のレジスト膜Rでは、前記露光部6により露光された領域の不要なレジスト膜Rが現像液に溶解して除去される。
続いて図11(b)、図12(c)に示すように、現像ノズル81を前記待機位置に位置させると共に、洗浄ノズル83を洗浄液供給位置に位置させて、当該洗浄ノズル83から所定流量の洗浄液を例えば50kPa程度の吐出圧でウエハWの周縁部に向けて吐出する。ここで洗浄液の吐出領域は前記露光領域(幅L1)を含む領域である。この際、ウエハWの外縁と洗浄ノズル83とが一定の位置関係になるように、制御手段100により基台44をガイドレール45に沿って前記補正量に相当する分移動させながら、スピンチャック41を回転させることで、ウエハWの周縁部の幅L1を含む所定の領域に対して常に正確に洗浄液が供給される。前記所定の領域では洗浄液が圧力調整された状態で供給されるので、当該領域に残存するレジスト膜の溶解成分やパーティクルが速やかに除去される。
次いで図12(d)に示すように、洗浄ノズル83を待機位置に位置させ、ウエハWを例えば1000rpm程度の回転速度で高速回転させることにより、ウエハW表面を乾燥させる。続いてスピンチャック41を前記第1の位置まで上昇させ、こうしてウエハWの周縁部の不要なレジスト膜Rに対して、周辺露光処理と現像処理とが行われ、前記不要なレジスト膜Rが除去されたウエハWは、搬出入口48を介して図示しない搬送アームにより次工程に搬送される。
このような周辺露光装置4では、ウエハWの周縁部の不要なレジスト膜Rに対して周辺露光を行い、次いで同じ装置にて前記周辺露光された領域に現像液を供給しているので、1つの装置においてウエハWの周縁部の不要なレジスト膜Rを除去することができる。これにより次工程への搬送の際に、ウエハWの周縁部の不要なレジスト膜が剥がれ落ち、これが原因となってパーティクル汚染を引き起こすおそれがない。
またこの際、レジスト膜の周縁部を露光して当該領域を感光させ、次いで前記露光領域に対して現像液を供給して、前記露光領域(感光領域)を溶解させるという光学的な手法によりウエハWの周縁部の不要なレジスト膜を除去しているので、有機溶剤によるエッジリンスで問題となるような、有機溶剤とレジスト膜との相性等の問題もなく、レジスト膜の種類によらず、当該レジスト膜を直線的な断面形状を有するように高い形状精度で切断できる。さらにウエハWの外縁の位置データを検出し、この位置データに基づいてウエハWと露光部6との位置関係が一定になるようにスピンチャック41を移動させて位置合わせを行ないながら周辺露光処理を行っているので、ウエハWの外縁からの露光幅が常に一定になり、ウエハWの周縁部のレジスト膜を高い幅精度で除去することができる。このため有機溶剤によるエッジリンスで問題となるような切れ幅のマージンを増大する必要がなく、レジスト膜の回路形成領域を大きく設定することができる。
さらにこのような周辺露光装置4を組み込んだ塗布、現像装置では、当該周辺露光装置4において周縁部の不要なレジスト膜Rを除去することができるので、例えば露光装置において、ウエハWの周縁部の不要なレジスト膜が剥がれ落ちて、パーティクル汚染を引き起こし、結果として欠陥を発生させるおそれがない。さらにまたウエハWに水を接触させて処理が行われる液浸露光処理を行う場合であっても、レジスト膜Rにコブ状の部位13や液ダレにより薄く残る部位14が存在しないことから、これらが原因となるレジスト膜の膜剥がれ現象が発生するおそれがなく、剥がれたレジスト膜がウエハWに再付着し、欠陥として検出されるといった事態の発生が抑えられる。
さらにまた反射防止膜形成ユニット26、塗布ユニット27において、予めウエハWの周縁部の不要な反射防止膜Bやレジスト膜Rに対して有機溶剤のエッジリンスによる除去処理を行うことにより、これら反射防止膜形成ユニット26、塗布ユニット27から次工程のユニットに搬送する際の、これら反射防止膜Bやレジスト膜Rの付着が抑えられるので、反射防止膜Bを形成し、レジスト膜Rを形成した後から周辺露光装置4までの搬送工程においても、搬送アームへの塗布膜の付着が要因となるパーティクル汚染の発生が抑えられる。
ここで前記周辺露光装置4にて、反射防止膜Bとレジスト膜Rとの積層膜に対して前記周辺露光処理と現像処理とを行なった場合には、ウエハWの周縁部の不要なレジスト膜Rのみが除去されることになり、前記反射防止膜Bについては、反射防止膜形成ユニット26における有機溶剤によるエッジリンス処理により、コブ状の部位13や液ダレにより薄く伸びる部位14が発生するおそれがあるが、反射防止膜Bの上層にレジストRが形成されており、また反射防止膜Bの厚さは50nm〜100nm程度であって、100nm〜200nm程度の厚さに形成されるレジスト膜Rに対して薄いので、前記コブ状部位13等が発生したとしても、液浸露光時に膜剥がれ等が発生するおそれは少ない。
さらに本発明の周辺露光装置4をインターフェイス部に設けることにより、当該周辺露光装置4にて処理されたウエハWを直ちに露光装置B4に搬送することができるので、搬送の際のパーティクルの付着等が抑えられ、より露光装置B4内のパーティクル汚染を抑制した状態で露光処理を行うことができる。
以上において、本発明は、塗布膜としてレジスト膜のみが形成されたウエハWの周辺露光処理に対しても適用でき、塗布膜として、レジスト膜の上に保護膜が形成されたウエハWの周辺露光処理に対しても適用できる。ここで保護膜とは液浸露光処理を行なうにあたり、レジスト膜を液膜側に溶出させないために、ウエハWにレジスト液を塗布した後液浸露光を行なう前に形成されるものであり、例えばレジスト膜の溶出を抑えると共に、液浸露光時の液体をウエハW表面に残りにくくするために、撥水性の保護膜が用いられる。
レジスト膜と保護膜との積層膜の場合には、塗布ユニットにてレジスト膜の形成と、有機溶剤のエッジリンスによるウエハW周縁部の不要なレジスト膜の除去が行なわれ、次いで保護膜形成ユニットにて、保護膜の形成と、有機溶剤のエッジリンスによるウエハW周縁部の不要な保護膜の除去が行なわれる。そしてこの後、周縁露光装置4にて、ウエハW周縁部の不要な保護膜とレジスト膜に対する周縁露光処理と現像処理とが行なわれて、当該領域の不要な保護膜とレジスト膜が除去される。この際、前記保護膜は非感光膜であり、前記周辺露光処理にて露光されても影響は受けないが、現像液に可溶な膜であるため、下層側のレジスト膜が前記周辺露光処理にて露光され、このときの露光領域が現像液によって溶解される過程において、レジスト膜と同時に除去される。
さらに本発明の露光装置は、必ずしも液浸露光処理を行う露光装置に限られるものではなく、液浸露光処理を行う露光装置以外の露光装置を用いた場合についても適用できる。露光処理を行う前に周辺露光装置4にてウエハ周縁部の不要なレジスト膜の除去を行うことにより、露光処理時のレジスト膜の膜剥がれを抑えて、露光装置内部におけるパーティクル汚染の発生を抑えることができるという効果が得られるからである。
さらに上述の例では、洗浄ノズル83による洗浄液の供給は現像液供給後に行ったが、露光部6による周辺露光処理の前に、ウエハWの周縁部に圧力調整した状態で洗浄液を供給することにより、この水圧によって予め膜剥がれ要因となりうる部位を洗浄除去するようにしてもよい。
さらにまた上述の例では、現像液供給時と洗浄液供給時についても、ウエハWの外縁と現像ノズル81、洗浄ノズル83との位置関係が一定になるように、位置調整手段7によりスピンチャック41の位置を調整しながら現像液や洗浄液の供給を行うようにしたが、現像ノズル81、洗浄ノズル83から、露光領域を含む領域に現像液、洗浄液を確実に供給できるように構成されていれば、現像液供給時と洗浄液供給時については、スピンチャック41の位置調整は必ずしも必要ではない。露光領域が正確であり、この露光領域を含む領域に現像液や洗浄液が供給できれば、ウエハ周縁部の不要なレジスト膜は、一定の幅で精度良く除去できるからである。
さらに上述の例では、スピンチャック41をX、Y方向に移動自在に設け、ウエハ外縁の位置データに基づいて、スピンチャック41をX、Y方向に移動させることによって、スピンチャック41に保持されたウエハの外縁と露光部6、現像ノズル81、洗浄ノズル83との位置関係とを一定にさせるようにしてもよい。また露光部6や現像ノズル81、洗浄液ノズル73側を水平方向に移動自在に設け、スピンチャック41に保持されたウエハの外縁と露光部6等との位置関係が一定になるように、露光部6等側を移動させながら、前記周辺露光処理や現像液の供給、洗浄液の供給を行うようにしてもよい。
さらにまた位置検出部としてCCDカメラ71のようにウエハWの表面側から撮像して検出する手段を設ける場合には、前記支持部材72は必ずしもウエハWの外縁を挟む込む構成にする必要がないのでコ字状に構成しなくてもよく、ウエハ表面側にCCDカメラ71を配置して位置検出を行うこともできる。従ってこの場合には、例えばCCDカメラ71と露光部6とをウエハW上の所定の位置と、カップ体46の外側の待機位置との間で移動自在に設け、ウエハWをカップ体46内の第2の位置に配置した状態で、位置検出手段7によるウエハ外縁の位置検出や、露光部6によるウエハ周縁部の露光処理を行うようにしてもよい。さらにまた周辺露光装置4のスピンチャック41には、スピンチャック41に対してウエハWの受け渡しを行うために、昇降自在に構成された昇降ピンを設けるようにしてもよい。
本発明に係る塗布、現像装置の実施の形態を示す平面図である。 前記塗布、現像装置を示す斜視図である。 液浸露光を説明するための側部断面図である。 液浸露光を説明するための平面図である。 前記塗布、現像装置に組み込まれる塗布ユニットを示す側部断面図である。 前記塗布、現像装置の作用を説明するための工程図である。 前記塗布、現像装置に組み込まれる周辺露光装置を示す側部断面図である。 前記周辺露光装置を示す概略斜視図である。 前記周辺露光装置に含まれる露光部を示す概略斜視図である。 前記周辺露光装置の作用を説明するための工程図である。 前記周辺露光装置の作用を説明するための工程図である。 前記周辺露光装置の作用を説明するための工程図である。 前記洗浄装置のさらに他の例を示す側部断面図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
B 反射防止膜
R レジスト膜
20 キャリア
26 反射防止膜形成ユニット
27 塗布ユニット
4 周辺露光装置
41、5 スピンチャック
43 駆動機構
44 基台
45 ガイドレール
46 カップ体
54 塗布液ノズル
55 エッジリンス機構
6 露光部
7 位置検出手段
71 CCDカメラ
81 現像ノズル
83 洗浄ノズル
100 制御手段

Claims (10)

  1. 塗布膜が形成された基板の周縁部に対して露光処理を行う周辺露光装置において、
    表面に塗布膜が形成された基板を水平に保持するための基板保持部と、
    この基板保持部に保持された基板の外縁の位置データを検出するための位置検出手段と、
    前記基板保持部に保持された基板の周縁部に対して露光処理を行うための周辺露光手段と、
    前記基板保持部に保持され、前記周縁部に露光処理が行われた基板に対して、その露光された領域に現像液を供給し、前記露光された領域の塗布膜を溶解して除去するための現像液供給手段と、
    前記基板保持部に保持された基板と前記周辺露光手段とを相対的に水平方向に移動させるための位置合わせ手段と、
    前記周辺露光手段により露光処理を行う際に、前記基板の外縁の位置データに基づいて、基板の外縁と周辺露光手段との位置関係が一定になるように前記位置合わせ手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする周辺露光装置。
  2. 前記基板保持部に保持され、前記周縁部の露光処理が行われた基板に対して、前記露光された領域に洗浄液を供給して当該領域を洗浄するための洗浄液供給手段を備えることを特徴とする請求項1記載の周辺露光装置。
  3. 前記請求項1又は2記載の周辺露光装置を備え、
    キャリア載置部にキャリアにより搬入された基板を処理部に受け渡し、この処理部にて前記基板に対して塗布膜の形成を行なった後、前記周辺露光装置において、基板の周縁部の不要な塗布膜に対する露光処理と、この露光が行われた領域の現像処理とを行ない、次いで基板をインターフェイス部を介して露光装置に搬送し、前記インターフェイス部を介して戻ってきた露光処理後の基板を前記処理部にて現像処理して前記キャリア載置部に受け渡すことを特徴とする塗布、現像装置。
  4. 前記露光装置は、基板表面に液層を形成して露光を行う液浸露光処理が行われる装置であることを特徴とする請求項3記載の塗布、現像装置。
  5. 前記請求項1又は2記載の周辺露光装置は、前記インターフェイス部に設けられることを特徴とする請求項3又は4記載の塗布、現像装置。
  6. 前記塗布膜は、反射防止膜とこの上に形成されるレジスト膜とを含むことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一に記載の塗布、現像装置。
  7. 前記周辺露光装置にて処理される基板は、基板表面に反射防止膜形成用の塗布液が塗布された後、基板の周縁部の不要な反射防止膜が除去され、次いでこの反射防止膜の上にレジスト液が塗布された後、基板の周縁部の不要なレジスト膜が除去されているものであることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか一に記載の塗布、現像装置。
  8. 塗布膜が形成された基板に対して、前記基板の周縁部に露光処理を行う周辺露光方法において、
    表面に塗布膜が形成された基板を基板保持部に水平に保持させる工程と、
    次いで前記基板保持部に保持された基板の外縁の位置データを検出する工程と、
    次いで前記基板の外縁の位置データに基づいて、前記基板保持部に保持された基板に対して周辺露光手段を相対的に水平方向に移動させて、前記基板の外縁と前記周辺露光手段との位置関係が一定になるように位置合わせを行ないながら、前記周辺露光手段により基板の周縁部に対して露光処理を行う工程と、
    次いで前記基板の外縁の位置データに基づいて、前記基板保持部に保持された基板に対して現像液供給手段を相対的に水平方向に移動させて、前記基板の外縁と前記現像液供給手段との位置関係が一定になるように位置合わせを行ないながら、現像液供給手段により前記基板の周縁部の露光された領域に現像液を供給し、前記露光された領域の塗布膜を溶解して除去する工程と、を含むことを特徴とする周辺露光方法。
  9. 基板の表面に塗布膜を形成する工程と、
    次いで請求項9記載の周辺露光方法を用いて、基板の周縁部の塗布膜を除去する工程と、
    次いで前記前記周縁部の塗布膜が除去された基板に対して、基板表面に液層を形成して露光を行う液浸露光処理を行う工程と、
    次いで前記液浸露光処理が行われた基板に対して現像処理を行う工程と、を含むことを特徴とする塗布、現像方法。
  10. 塗布膜が形成された基板の周縁部に対して露光を行う周辺露光装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項8記載の周辺露光方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
JP2006280579A 2006-10-13 2006-10-13 塗布、現像装置及び塗布、現像方法 Active JP4923936B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280579A JP4923936B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 塗布、現像装置及び塗布、現像方法
US11/907,131 US7651285B2 (en) 2006-10-13 2007-10-09 Edge exposure apparatus, coating and developing apparatus, edge exposure method and coating and developing method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280579A JP4923936B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 塗布、現像装置及び塗布、現像方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008098520A true JP2008098520A (ja) 2008-04-24
JP2008098520A5 JP2008098520A5 (ja) 2009-02-26
JP4923936B2 JP4923936B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=39302780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006280579A Active JP4923936B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 塗布、現像装置及び塗布、現像方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7651285B2 (ja)
JP (1) JP4923936B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295716A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP4455669B1 (ja) * 2008-06-16 2010-04-21 株式会社東芝 半導体基板の表面処理方法
JP2012222238A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法、その基板処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体、基板処理装置及び基板処理システム
JP2014132672A (ja) * 2014-02-12 2014-07-17 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2018206877A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153450A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Tokyo Electron Ltd 塗布膜処理方法および塗布膜処理装置
US8570516B2 (en) * 2008-09-12 2013-10-29 Cognex Corporation Infrared direct illumination machine vision technique for semiconductor processing equipment
CN102856224B (zh) * 2011-06-30 2015-10-07 细美事有限公司 晶圆边缘部分的处理方法和装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03256321A (ja) * 1990-03-06 1991-11-15 Nec Corp レジスト膜形成装置
JPH11219894A (ja) * 1997-11-26 1999-08-10 Ushio Inc ウエハ周辺露光装置
JP2001110712A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Tokyo Electron Ltd 塗布膜除去装置及び塗布膜除去方法
JP2001217184A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2004303967A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2005175079A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Tokyo Electron Ltd 塗布・現像装置及び塗布・現像方法
JP2005186028A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 角形基板の端縁部処理方法および装置
JP2006235230A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Toshiba Corp レジストパターン形成方法および半導体装置の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960016175B1 (en) 1987-08-28 1996-12-04 Tokyo Electron Ltd Exposing method and apparatus thereof
JP4090273B2 (ja) 2002-05-23 2008-05-28 株式会社Sokudo エッジ露光装置
JP4083100B2 (ja) * 2003-09-22 2008-04-30 株式会社Sokudo 周縁部露光装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03256321A (ja) * 1990-03-06 1991-11-15 Nec Corp レジスト膜形成装置
JPH11219894A (ja) * 1997-11-26 1999-08-10 Ushio Inc ウエハ周辺露光装置
JP2001110712A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Tokyo Electron Ltd 塗布膜除去装置及び塗布膜除去方法
JP2001217184A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP2004303967A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2005175079A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Tokyo Electron Ltd 塗布・現像装置及び塗布・現像方法
JP2005186028A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 角形基板の端縁部処理方法および装置
JP2006235230A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Toshiba Corp レジストパターン形成方法および半導体装置の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295716A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
US8142985B2 (en) 2008-06-04 2012-03-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for manufacturing semiconductor device
JP4455669B1 (ja) * 2008-06-16 2010-04-21 株式会社東芝 半導体基板の表面処理方法
JP4455670B1 (ja) * 2008-06-16 2010-04-21 株式会社東芝 半導体基板の表面処理装置
JP2010114439A (ja) * 2008-06-16 2010-05-20 Toshiba Corp 半導体基板の表面処理方法
JP2010114440A (ja) * 2008-06-16 2010-05-20 Toshiba Corp 半導体基板の表面処理装置
JP2012222238A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法、その基板処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体、基板処理装置及び基板処理システム
JP2014132672A (ja) * 2014-02-12 2014-07-17 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2018206877A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7651285B2 (en) 2010-01-26
JP4923936B2 (ja) 2012-04-25
US20080088809A1 (en) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923936B2 (ja) 塗布、現像装置及び塗布、現像方法
JP4535489B2 (ja) 塗布・現像装置
JP6444909B2 (ja) 基板処理方法、基板処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4194495B2 (ja) 塗布・現像装置
TWI294641B (en) Coating and developing apparatus and coating and developing method
JP4654120B2 (ja) 塗布、現像装置及び塗布、現像方法並びにコンピュータプログラム
JP4853536B2 (ja) 塗布、現像装置、塗布、現像方法及び記憶媒体
JP2006229184A (ja) 塗布、現像装置及びその方法
JP5691767B2 (ja) 基板処理方法、その基板処理方法を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体、基板処理装置及び基板処理システム
JP2007214279A (ja) 塗布、現像装置、塗布、現像方法及びその方法を実施するためのコンピュータプログラム。
JP2008198820A (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
US10529604B2 (en) Substrate position adjustment method, storage medium and substrate treatment system
JP2020051859A (ja) 基板検査方法、基板検査装置および記録媒体
TWI391991B (zh) A developing method and a developing processing device
JP4014031B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP4678740B2 (ja) 塗布処理方法及び塗布処理装置
TW200916200A (en) Coating treatment apparatus, substrate treatment system, coating treatment method, and computer storage medium
JP4807749B2 (ja) 露光・現像処理方法
JP5501086B2 (ja) 現像処理方法
JP6608507B2 (ja) 基板処理方法、基板処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4111342B2 (ja) 周辺露光方法及びその装置
JP2021015992A (ja) 基板処理方法、基板処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4950771B2 (ja) 塗布処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2007317985A (ja) 基板処理装置
JP2008311578A (ja) 基板処理方法および基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4923936

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250