JP4090273B2 - エッジ露光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、上記のような基板に対しては、レジスト塗布処理、現像処理およびそれらに付随する熱処理を順次行わせることにより一連の基板処理を達成している。これらのうちレジスト塗布処理は、基板を回転させつつフォトレジスト(以下、単に「レジスト」という)を供給し、遠心力によって基板の表面全面にレジスト塗布を行う処理である。
【0003】
従って、レジスト塗布処理後の基板にはその全面にレジスト膜が形成されているのであるが、基板端縁部においては半導体チップ等のパターンが形成されることはないため、レジスト膜が不要であるばかりでなく、基板搬送時の機械的接触によって発塵等の原因となるため、基板端縁部のレジスト膜についてはむしろ積極的に除去する必要がある。
【0004】
このため、従来より、光源からの光(一般的には紫外線)を光ファイバーを束ねたライトガイドによって導き、基板端縁部に照射することによって、当該部分のレジスト膜を除去するエッジ露光が行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エッジ露光を含む基板処理一般の技術課題として、タクトタイムを短縮してスループットを向上させるということが挙げられる。特に近年は基板の大径化の進展が著しく、直径が300mm以上の基板も取り扱われるようになりつつある。基板のサイズが大きくなると、エッジ露光を行うべき基板端縁部の面積(以下、「露光面積」とする)も増大する。従来と同じ装置を用いてエッジ露光を行った場合、露光面積が増大するとエッジ露光に要するタクトタイムも当然に長くなるため、エッジ露光に要するタクトタイムを短縮したいという要望は大きい。
【0006】
そこで、本発明者等はエッジ露光に要するタクトタイムを短縮するために、例えば光源を複数台設け、各光源からのライトガイドを合流させて照射面積を大きくする技術を検討している。しかしながら、各光源から放射される光の強度分布は一般的に不均一であり、ライトガイドを構成する各光ファイバーの入射端面における光強度も当然不均一となっている。そして、各光ファイバーにより基板端縁部側に導光され、その出射面から出射される光の強度も不均一となっている。その結果、ライトガイドを介してエッジ露光された基板端縁部における光強度分布は不均一となり、端縁部のレジスト膜の一部が十分に感光されず、エッジ露光後に現像処理を施したとしても端縁部にレジスト膜が部分的に残存してしまうという問題があった。
【0007】
また、複数台の光源を設けた場合には、各光源ごとの光の強度分布が不均一であるのみならず、複数の光源間の強度が異なっていることも多い。このような場合は、複数の光源からのライトガイドを介してエッジ露光された基板端縁部における光強度分布がより不均一なものとなるという問題が生じる。
【0008】
さらに、複数台の光源を設けた場合には、いずれか1台の光源のランプ交換を行う場合であっても、全ての光源を消灯してエッジ露光装置を停止しなければならなかった。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板の端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるエッジ露光装置を提供することを第1の目的とする。
【0010】
また、本発明は、上記第1の目的を達成した上で、光源のランプ交換時にも装置運転を継続することができるエッジ露光装置を提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置において、光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、を備え、前記n個の光混合光学素子のそれぞれに対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ、前記n個の光混合光学素子をそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて前記導光路合流部内に一体化して組み込み、各光混合光学素子に当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射させている
【0012】
また、請求項2の発明は、回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置において、光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、を備え、前記n個の光混合光学素子のそれぞれに対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ、前記n個の光混合光学素子をそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて前記導光路合流部から前記合流素線群の出射側端部に至るまでのいずれかの位置に一体化して設けるとともに、各光混合光学素子に当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射させている
【0013】
また、請求項3の発明は、回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置において、光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、を備え、前記n個の光混合光学素子のそれぞれに対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ、前記n個の光混合光学素子をそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて一体化して前記合流素線群の出射側端部に接して設けるとともに、各光混合光学素子に当該光混合光学素子に対応する素線群によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を前記端縁部に向けて直接出射させている
【0017】
また、請求項の発明は、請求項1から請求項のいずれかの発明にかかるエッジ露光装置において、前記光混合光学素子と前記光ファイバー素線の芯線とを同一材料で形成している。
【0018】
また、請求項の発明は、請求項の発明にかかるエッジ露光装置において、前記光混合光学素子および前記光ファイバー素線の芯線を石英で形成している。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明に係るエッジ露光装置の全体構成を示す斜視図である。図1には、XY平面を水平面とし、Z軸方向を鉛直方向とするXYZ直交座標系を付している。
【0021】
図1のエッジ露光装置は、基板Wを回転させつつ、その基板Wの端縁部に光を照射してエッジ露光を行う装置であり、主として基板Wを回転させる回転処理部10と、照射位置を移動させる駆動処理部20と、光の照射を行う照射処理部30と、受光器50とを備えている。
【0022】
回転処理部10は、スピンモータ11、モータ軸12およびスピンチャック13を備えている。スピンチャック13は基板Wを裏面から真空吸着してその基板Wを略水平姿勢にて保持する。また、スピンチャック13はモータ軸12を介してスピンモータ11と連結されている。これにより、スピンモータ11の回転動作はモータ軸12を介してスピンチャック13に伝達され、スピンチャック13に保持された基板Wを略水平面内(XY面内)にて回転させる。なお、スピンチャック13は基板Wを真空吸着する形態に限定されるものではなく、基板Wを機械的に把持する形態であっても良い。
【0023】
駆動処理部20は、X方向駆動部22とY方向駆動部24とを備える。X方向駆動部22は、エッジ露光装置に固定配置されるとともに、その上面に配置されたY方向駆動部24を図中矢印AR1に示すようにX方向に沿って駆動させる駆動機構を備えている。X方向駆動部22がY方向駆動部24をX方向に沿って移動させると、それに連動してY方向駆動部24の上面に配置された露光アーム28もX方向に沿って移動する。
【0024】
Y方向駆動部24は、その上面に配置された露光アーム28を図中矢印AR2にて示すようにY方向に沿って駆動させる駆動機構を備えている。これにより、Y方向駆動部24は露光アーム28をY方向に沿って駆動させることができる。従って、駆動処理部20は、X方向駆動部22およびY方向駆動部24によって露光アーム28をXY平面内にて自在に任意の位置(但し、X方向駆動部22およびY方向駆動部24の駆動可能範囲内)に移動させることができる。なお、X方向駆動部22およびY方向駆動部24には、ボールネジを用いた機構やプーリとベルトとを用いた機構等公知の種々の機構を採用することができる。
【0025】
照射処理部30は、光の照射を行う2つの光源ユニット40a,40bと、露光アーム28の先端に設けられた照射ヘッド29と、それらを結ぶライトガイド31a,31b,35とを備えている。図2は、照射処理部30の概略構成を示す図である。
【0026】
2つの光源ユニット40a,40bは相互に全く同一のユニットである。光源ユニット40aは、ランプハウス45aの内部にランプ42a、リフレクタ41a、シャッターモータ43a、シャッター44a、絞り円盤46a、絞りモータ47aを設けている。ランプ42aは200Wの紫外線ランプである。リフレクタ41aは、ランプ42aから放射された光の一部を反射して所定位置に集光する。この集光位置にはシャッター44aが配置されており、シャッター44aに連結されたシャッターモータ43aによって開閉制御される。また、この集光位置には、ライトガイド31aの入射側端部32aが図示を省略するライトガイド接合部によってランプハウス45aに固定されている。さらに、ランプ42aとシャッター44aとの間には、開口を有する絞り円盤46aが配置されており、絞り円盤46aに連結された絞りモータ47aによってその開口の大きさ(絞り径)が調整される。
【0027】
このため、シャッターモータ43aによってシャッター44aが開放された状態においては、ランプ42aからの直接光の一部およびリフレクタ41aからの反射光の一部がライトガイド31aの入射側端部32aの入射端面に入射する。そして、このときにライトガイド31aに入射する光の光量は絞り円盤46aによって規定される。一方、シャッターモータ43aによってシャッター44aが閉鎖された状態(図2の状態)においては、ランプ42aからの直接光およびリフレクタ41aからの反射光が遮断され、それらのライトガイド31aへの入射が禁止される。
【0028】
光源ユニット40bの構成は光源ユニット40aと全く同じである。すなわち、光源ユニット40bは、ランプハウス45bの内部にランプ42b、リフレクタ41b、シャッターモータ43b、シャッター44b、絞り円盤46b、絞りモータ47bを設けている。ランプ42bは200Wの紫外線ランプである。リフレクタ41bは、ランプ42bから放射された光の一部を反射して集光する。この集光位置にはシャッター44bが配置されており、シャッター44bに連結されたシャッターモータ43bによって開閉制御される。また、この集光位置には、ライトガイド31bの入射側端部32bが図示を省略するライトガイド接合部によってランプハウス45bに固定されている。さらに、ランプ42bとシャッター44bとの間には、開口を有する絞り円盤46bが配置されており、絞り円盤46bに連結された絞りモータ47bによってその開口の大きさ(絞り径)が調整される。
【0029】
このため、シャッターモータ43bによってシャッター44bが開放された状態においては、ランプ42bからの直接光の一部およびリフレクタ41bからの反射光の一部がライトガイド31bの入射側端部32bの入射端面に入射する。そして、このときにライトガイド31bに入射する光の光量は絞り円盤46bによって規定される。一方、シャッターモータ43bによってシャッター44bが閉鎖された状態(図2の状態)においては、ランプ42bからの直接光およびリフレクタ41bからの反射光が遮断され、それらのライトガイド31bへの入射が禁止される。
【0030】
照射ヘッド29は露光アーム28の先端に固設されている(図1参照)。図2に示すように、照射ヘッド29の内部には投影レンズ36、ファイバー結合部34およびスリットマスク37が設けられている。ファイバー結合部34にはライトガイド35の出射側端部39が嵌入結合される。そして、本実施形態ではライトガイド35の出射側端部39に接して光混合部60が設けられている。光混合部60については後にさらに詳述する。
【0031】
スリットマスク37には矩形形状のスリットが形成されている。ライトガイド35の出射側端部39の出射端面から出射された光は光混合部60およびスリットマスク37のスリットを通過して投影レンズ36からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に投影される。
【0032】
2つの光源ユニット40a,40bと照射ヘッド29とは導光路たるライトガイド31a,31bによって接続されている。ライトガイド31aは、光源ユニット40aからの光(厳密には、シャッター44aの開放時にランプ42aから出射された光)をスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて導く光ファイバー素線(図3の符号33a)を複数本束ねて形成された素線群である。同様に、ライトガイド31bは、光源ユニット40bからの光(厳密には、シャッター44bの開放時にランプ42bから出射された光)をスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて導く光ファイバー素線(図3の符号33b)を複数本束ねて形成された素線群である。なお、本実施形態においては、ライトガイド31a,31bのそれぞれは500本の光ファイバー素線33a,33bを束ねたものである。また、本実施形態の光ファイバー素線33a,33bの芯線は石英にて形成されている。そして、ライトガイド31aとライトガイド31bとは合流用治具38によって合流され、合流素線群たるライトガイド35が形成される。
【0033】
図3は、ライトガイドと光混合部60との接続状態の一例を示す図である。この実施形態においては、同図に示すように、500本の光ファイバー素線33aからなるライトガイド31aと500本の光ファイバー素線32bからなるライトガイド31bとが相互に明確に分離された状態にて合流用治具38によって合流されてライトガイド35が形成されている。すなわち、例えば図3では、ライトガイド31aを構成していた500本の光ファイバー素線33aがライトガイド35内部の上半分を占め、ライトガイド31bを構成していた500本の光ファイバー素線33bがライトガイド35内部の下半分を占めている。
【0034】
このように、本実施形態では、入射側端部32a,32bにおいては相互に離間していたライトガイド31aとライトガイド31bとを相互に分離した状態にて合流用治具38により単に合流させて一つの出射側端部39を有するライトガイド35を形成しており、各光ファイバー素線自体は相互に合流・分岐されるものではない。換言すれば、合流素線群たるライトガイド35はライトガイド31a,31bが合流した集合体に過ぎず、光源ユニット40a,40bからの光をスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて導くのはライトガイド31a,31b(より正確にはライトガイド31a,31bの光ファイバー素線33a,33b)である。
【0035】
光混合部60は、ライトガイド35の出射側端部39に接して設けられている。より厳密には、光混合部60の入射面とライトガイド35の出射側端部39の出射端面とを対面当接させるように光混合部60が配置されている。
【0036】
光混合部60は、2つの光混合光学素子60a,60bを貼り合わせて構成されるとともに、ファイバー結合部34内に固設されている。本実施形態の光混合光学素子60a,60bは石英ロッドで構成されている。そして、ライトガイド31aの光ファイバー素線33aの出射端面は光混合光学素子60aの入射面61aのみと対面当接され、ライトガイド31aの500本の光ファイバー素線33aにより伝送されてきた500本の分割光は光混合光学素子60aの入射面61aを介して光混合光学素子60a内のみに入射する。一方、ライトガイド31bの光ファイバー素線33bの出射端面は光混合光学素子60bの入射面61bのみと対面当接され、ライトガイド31bの500本の光ファイバー素線33bにより伝送されてきた500本の分割光は光混合光学素子60bの入射面61bを介して光混合光学素子60b内のみに入射する。
【0037】
ライトガイド31aから光混合光学素子60a内に入射した500本の分割光は、光混合光学素子60aの内部にて光混合された後、入射面61aと反対側に設けられた出射面62aから1本の光として出射される。一方、ライトガイド31bから光混合光学素子60b内に入射した500本の分割光は、光混合光学素子60bの内部にて光混合された後、入射面61bと反対側に設けられた出射面62bから1本の光として出射される。
【0038】
ここで、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとは相互に光学的に遮断された状態にて貼り合わされ、光混合部60として一体化されている。具体的には、例えば光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとの間の界面に遮光板や反射板を挟み込む。このため、光混合光学素子60a内に入射した光が光混合光学素子60b内に混入することはなく、逆に光混合光学素子60b内に入射した光が光混合光学素子60a内に混入することもない。
【0039】
したがって、光源ユニット40aからライトガイド31aによって導かれた光は光混合光学素子60aのみに入射してその内部で光混合され、混合過程で光混合光学素子60b側に漏れることなく、出射面62aから基板Wの端縁部に向けて直接出射される。一方、光源ユニット40bからライトガイド31bによって導かれた光は光混合光学素子60bのみに入射してその内部で光混合され、混合過程で光混合光学素子60a側に漏れることなく、出射面62bから基板Wの端縁部に向けて直接出射される。つまり、本実施形態では、2個の光混合光学素子60a,60bはそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて一体化されて合流素線群たるライトガイド35の出射側端部39に接して設けられるとともに、光混合光学素子60a(60b)は当該光混合光学素子60a(60b)に対応するライトガイド31a(31b)によって導かれた当該ライトガイド31a(31b)に対応する光源ユニット40a(40b)からの光を受けて光混合させた後、混合された光を基板Wの端縁部に向けて直接出射するのである。
【0040】
こうして光混合光学素子60a,60bのそれぞれの出射面62a,62bから出射された混合後の光がスリットマスク37のスリットを通過して投影レンズ36からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に照射されて当該端縁部の露光が行われる。
【0041】
なお、この実施形態においては、照射処理部30によって形成された照射領域の照度判定のために受光器50が設けられている。
【0042】
以上、本実施形態のエッジ露光装置の構成について説明したが、次にこのエッジ露光装置における光照射について説明する。本実施形態のエッジ露光装置においては、光源ユニット40a,40bのいずれか一方のみを使用したエッジ露光を行うこともできるし、両方を使用したエッジ露光を行うことも可能であるが、ここでは両方の光源ユニット40a,40bを使用した処理について説明する。
【0043】
まず、適当なタイミングで光源ユニット40aのランプ42aおよび光源ユニット40bのランプ42bがともに点灯される。そして、エッジ露光を開始するまでシャッター44a,44bは閉鎖されており、これによってランプ42a,42bからの光がライトガイド31a,31bに入射されるのを防止している。そして、駆動処理部20によって照射ヘッド29が適当な照射位置(通常はスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部直上)に移動される。
【0044】
エッジ露光を開始する、あるいは受光器50によって照度判定を行う際には、シャッターモータ43a,43bによってそれぞれシャッター44a,44bを開放してランプ42a,42bからの光が照射ヘッド29側に導光される。
【0045】
エッジ露光を開始するためにシャッター44a,44bがともに開放されると、それと同時に、ランプ42a,42bからの光がそれぞれライトガイド31a,31bの入射側端部32a,32bの入射端面に入射する。これにより、光源ユニット40aからの光がライトガイド31aによって光混合光学素子60aに導光され、その光混合光学素子60aの内部で光混合された後、光混合光学素子60aの出射面62aから基板Wの端縁部に向けて出射される。一方、光源ユニット40bからの光がライトガイド31bによって光混合光学素子60bに導光され、その光混合光学素子60bの内部で光混合された後、光混合光学素子60bの出射面62bから基板Wの端縁部に向けて出射される。そして、スピンチャック13に保持された基板Wがスピンモータ11によって回転されることにより、基板Wの端縁部の露光処理が進行する。なお、この過程において、光源ユニット40aからの光と光源ユニット40bからの光が相互に混じり合わないことは上述した通りである。
【0046】
ところで、既述したように、光源ユニット40a,40bから出射される光は不均一な光強度分布を有している。そのため、各ライトガイド31a,31bを構成する光ファイバー素線33a,33bのそれぞれに入射する光の強度も上記不均一な光強度分布を反映したものとなっており、例えばライトガイド31a,31bが合流した位置における図3のA−A線に沿った光強度分布は、図4(a)に示すように、不均一なものとなっている。
【0047】
このように不均一な強度分布の光が光混合光学素子60a,60bに入射すると、それぞれの内部でミキシング(光混合)されて出射面62a,62bから出射される光は、図4(b)に示すように、ほぼ均一な光強度分布を有することとなる。
【0048】
ここで、本実施形態では、光混合光学素子60aにはライトガイド31aによって導かれた光のみが入射し、光混合光学素子60bにはライトガイド31bによって導かれた光のみが入射し、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとは相互に光学的に遮断された状態にて光混合部60として一体化されたものである。すなわち、光源ユニット40a,40bとライトガイド31a,31bとは1対1で対応して設けられたものであり、ライトガイド31a,31bと光混合光学素子60a,60bとも1対1で対応して設けられたものであり、光源ユニット40aからの光は光混合光学素子60aのみにおいて光混合され、光源ユニット40bからの光は光混合光学素子60bのみにおいて光混合される。したがって、光源ユニット40a,40bのそれぞれごとに光混合されることとなり、図4に示すように、光源ユニット40aからの光の強度と光源ユニット40bからの光の強度が異なる場合には、光混合部60により各光源ユニットごとに均一な光強度分布となりつつも、光源ユニット間の光強度の差異は残る。
【0049】
なお、図4においては、光源ユニット40a,40bのそれぞれごとに光混合部60にて光混合される点の理解を容易にするために、光源ユニット40aからの光の強度分布と光源ユニット40bからの光の強度分布が異なる場合を例として説明したが、光源ユニット40a,40bの両方を使用したエッジ露光を行う場合には、両光源ユニット40a,40bの光強度分布が同じものを用いる方が好ましいのは勿論である。
【0050】
図5は、基板Wのエッジ露光の様子を示す図である。シャッター44aおよびシャッター44bの双方が開放されている場合、すなわちライトガイド31a,31bの全ての光ファイバー素線によって光が導かれている場合は、図5(c)に示すように、基板Wの主面高さ位置における照射領域LAが照射幅w1、露光幅w2の長方形となる。なお、「照射幅」とは照射領域LAの基板Wの回転方向に沿った一辺の幅であり、「露光幅」とは照射領域LAの基板Wの半径方向に沿った一辺の幅である。
【0051】
この照射領域LAは、光源ユニット40aからの光による照射領域LA1と光源ユニット40bからの光による照射領域LA2とを併せたものである。光源ユニット40a,40bのそれぞれごとに光混合された後に出射されるため、照射領域LA1は光源ユニット40aからの光のみによって形成されるものであり、照射領域LA2は光源ユニット40bからの光のみによって形成されるものである。そして、光源ユニット40a,40bのそれぞれごとに光混合部60にて均一な光強度分布とされるため、照射領域LA1内での照度分布は均一であり、また照射領域LA2内での照度分布も均一となる。両光源ユニット40a,40bの光強度分布が同じである場合には、照射領域LA全体内での照度分布も均一となる。
【0052】
このようにすれば、基板Wの端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるとともに、2台の光源ユニット40a,40bからの光照射によって照射面積を大きくすることができる。したがって、基板Wの回転速度を従来よりも大きくすることができるため、エッジ露光に要するタクトタイムが短縮され、その結果スループットを大幅に向上させることができる。
【0053】
また、本実施形態では、光源ユニット40aからの光は光混合光学素子60aのみにおいて光混合された後に出射され、光源ユニット40bからの光は光混合光学素子60bのみにおいて光混合された後に出射されるため、光源ユニット40a,40bのいずれか一方のみを使用した場合であっても、光の強度分布が完全に均一化された状態の照射領域が確保される。すなわち、例えば光源ユニット40aのみを使用した場合には、光源ユニット40aからの光がライトガイド31aを介して光混合光学素子60aのみに入射され、その内部にて光混合された後、出射面62aから出射され、図5(a)に示すような照射幅w1/2、露光幅w2の照射領域LA1を形成する。光混合光学素子60aから光混合光学素子60bに光が混入することは防止されているため、光源ユニット40aのみを使用した場合には照射領域LA1のみに光が到達し、しかもその光の強度分布は均一化されている。
【0054】
逆に、光源ユニット40bのみを使用した場合には、光源ユニット40bからの光がライトガイド31bを介して光混合光学素子60bのみに入射され、その内部にて光混合された後、出射面62bから出射され、図5(b)に示すような照射幅w1/2、露光幅w2の照射領域LA2を形成する。光混合光学素子60bから光混合光学素子60aに光が混入することは防止されているため、光源ユニット40bのみを使用した場合には照射領域LA2のみに光が到達し、しかもその光の強度分布は均一化されている。
【0055】
このため、光源ユニット40a,40bのいずれかのランプ交換を行う場合であっても、エッジ露光装置を停止する必要が無い。例えば、光源ユニット40a,40bの両方を使用したエッジ露光を行っているときに、光源ユニット40bのランプ42bを交換する場合であっても、光源ユニット40aを継続して使用することによって図5(a)に示す如き光の強度分布が均一化された照射領域LA1を確保することができる。したがって、光源ユニット40a,40bの両方を使用したエッジ露光を行う場合に比較して、照射面積が半分になってスループットも半減するものの、従来の如く装置を完全に停止させるよりも全体的なエッジ露光処理効率は向上する。逆に、光源ユニット40aのランプ42aを交換する場合であっても、光源ユニット40bを継続して使用することによって図5(b)に示す如き光の強度分布が均一化された照射領域LA2を確保することができ、装置運転を継続することができる。
【0056】
また、上述の如く、光源ユニットごとに光混合部60にて個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、光源ユニット40a,40bのいずれか一方のみを使用したエッジ露光処理が可能である。これにより、常時いずれか一方の光源ユニットを切り替えて使用することによるエッジ露光装置の連続運転も可能となり、いわゆる装置のダウンタイムを削減できるだけでなく、全体としてのランニングコストを低減することもできる。
【0057】
また、光源ユニットごとに光混合部60にて個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、意図的に光源ユニット40a,40bの光強度分布を異なるものとし、露光対象の基板Wに塗布されたレジストの種類に応じて光源ユニット40a,40bを切り替えることができる。例えば、光源ユニット40aの光強度分布を弱くし、光源ユニット40bの光強度分布を強くしたときは、弱い光に適したレジスト(強い光だと発泡等が生じる)が塗布された基板Wを処理するときには光源ユニット40aを使用し、強い光に適したレジスト(弱い光だと感光しない)が塗布された基板Wを処理するときには光源ユニット40bを使用するというような運用が可能となる。
【0058】
さらに、意図的に光源ユニット40a,40bのランプの種類自体を異なるものとして、露光対象の基板Wに塗布されたレジストの種類に応じて光源ユニット40a,40bを切り替えることもできる。例えば、光源ユニット40aを紫外線の光源とし、光源ユニット40bをエキシマレーザの光源として、化学増幅型レジストが塗布された基板Wを処理するときのみ光源ユニット40bを使用するというような運用も可能となる。
【0059】
以上のように、本実施形態のエッジ露光装置では光源ユニットごとに光混合部60にて個別に光をミキシングして出射する構成としているために、装置運用のバリエーションに大きな幅を持たせることが可能となっているのである。
【0060】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては2個の光混合光学素子60a,60bを一体化してライトガイド35の出射側端部39に接して設けるようにしていたが、光混合光学素子60a,60bの配置を図6〜図9に示すような形態にしても良い。なお、図6〜図9において、上記実施形態と同一の部材については同一の符号を付している。
【0061】
図6に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bのそれぞれをライトガイド31a,31bの入射側端部に接して設けるようにしている。すなわち、光源ユニット40aの集光位置に光混合光学素子60aの入射面61aが対向配置され、ランプ42aからの直接光の一部およびリフレクタ41aからの反射光の一部が光混合光学素子60aの入射面61aに直接入射する。そして、光混合光学素子60aの出射面62aとライトガイド31aの入射側端部32aの入射端面とを対面当接させるように構成されている。したがって、光源ユニット40aからの光の一部は光混合光学素子60aのみに直接入射してその内部で光混合され、出射面62aから出射される。光混合光学素子60aの出射面62aから出射された光は、ライトガイド31aの入射側端部32aの入射端面を介して入射され、そのままライトガイド31aによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0062】
一方、光源ユニット40bの集光位置には光混合光学素子60bの入射面61bが対向配置され、ランプ42bからの直接光の一部およびリフレクタ41bからの反射光の一部が光混合光学素子60bの入射面61bに直接入射する。そして、光混合光学素子60bの出射面62bとライトガイド31bの入射側端部32bの入射端面とを対面当接させるように構成されている。したがって、光源ユニット40bからの光の一部は光混合光学素子60bのみに直接入射してその内部で光混合され、出射面62bから出射される。光混合光学素子60bの出射面62bから出射された光は、ライトガイド31bの入射側端部32bの入射端面を介して入射され、そのままライトガイド31bによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0063】
すなわち、図6に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bのそれぞれは、光混合光学素子60a,60bに対応する素線群たるライトガイド31a,31bの入射側端部32a,32bに接して設けられるとともに、ライトガイド31a,31bに対応する光源ユニット40a,40bからの光の一部を直接受けて光混合させた後、混合された光をライトガイド31a,31bの入射側端部32a,32bの端面に向けて出射する。なお、図6では、そもそも光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが離間配置されているために、それらは相互に光学的に遮断された状態になっており、また、ライトガイド31aとライトガイド31bとが相互に明確に分離された状態にて合流用治具38によって単に合流されてライトガイド35が形成されている。
【0064】
このようにしても、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、各光源ユニットごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、それによる上記実施形態と同様の効果を得ることが出来るとともに、同様の装置運用が可能となる。
【0065】
また、2個の光混合光学素子60a,60bの配置を図7のようにしても良い。図7に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bのそれぞれがライトガイド31a,31bの入射側端部32a,32bから合流用治具38に至るまでのいずれかの位置に介設されている。具体的には、ライトガイド31aを入射側端部32aから合流用治具38に至るまでのいずれかの位置にて切断してその間に光混合光学素子60aを挟み込み、光混合光学素子60aの入射面61aおよび出射面62aとライトガイド31aの両切断端面とが対面当接されるように構成する。したがって、光源ユニット40aからライトガイド31aによって導かれた光は入射面61aを介して光混合光学素子60aのみに入射してその内部で光混合され、出射面62aから出射される。光混合光学素子60aの出射面62aから出射された光は、再びライトガイド31aに入射され、そのままライトガイド31aによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0066】
同様に、ライトガイド31bを入射側端部32bから合流用治具38に至るまでのいずれかの位置にて切断してその間に光混合光学素子60bを挟み込み、光混合光学素子60bの入射面61bおよび出射面62bとライトガイド31bの両切断端面とが対面当接されるように構成する。したがって、光源ユニット40bからライトガイド31bによって導かれた光は入射面61bを介して光混合光学素子60bのみに入射してその内部で光混合され、出射面62bから出射される。光混合光学素子60bの出射面62bから出射された光は、再びライトガイド31bに入射され、そのままライトガイド31bによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0067】
すなわち、図7に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bのそれぞれは、光混合光学素子60a,60bに対応する素線群たるライトガイド31a,31bの入射側端部32a,32bから導光路合流部である合流用治具38に至るまでのいずれかの位置に設けられるとともに、ライトガイド31a,31bのうちの光混合光学素子60a,60bよりも上流側部分によって導かれたライトガイド31a,31bに対応する光源ユニット40a,40bからの光を受けて光混合させた後、混合された光をライトガイド31a,31bのうちの光混合光学素子60a,60bよりも下流側部分に向けて出射する。なお、図7でも、そもそも光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが離間配置されているために、それらは相互に光学的に遮断された状態になっており、また、ライトガイド31aとライトガイド31bとが相互に明確に分離された状態にて合流用治具38によって単に合流されてライトガイド35が形成されている。
【0068】
このようにしても、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、各光源ユニットごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、それによる上記実施形態と同様の効果を得ることが出来るとともに、同様の装置運用が可能となる。
【0069】
また、2個の光混合光学素子60a,60bの配置を図8のようにしても良い。図8に示す例では、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが相互に光学的に遮断された状態にて貼り合わされて一体化された光混合部60が合流用治具38からライトガイド35の出射側端部39に至るまでのいずれかの位置に介設されている。具体的には、ライトガイド35を合流用治具38から出射側端部39に至るまでのいずれかの位置にて切断してその間に光混合部60を挟み込む。このときに、光混合光学素子60aの入射面61aおよび出射面62aはライトガイド31aの両切断端面のみと対面当接されるとともに、光混合光学素子60bの入射面61bおよび出射面62bはライトガイド31bの両切断端面のみと対面当接されるように光混合部60を介設する。
【0070】
したがって、光源ユニット40aからライトガイド31aによって導かれた光は入射面61aを介して光混合光学素子60aのみに入射してその内部で光混合され、出射面62aから出射される。光混合光学素子60aの出射面62aから出射された光は、再びライトガイド31aに入射され、そのままライトガイド31aによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。また、光源ユニット40bからライトガイド31bによって導かれた光は入射面61bを介して光混合光学素子60bのみに入射してその内部で光混合され、出射面62bから出射される。光混合光学素子60bの出射面62bから出射された光は、再びライトガイド31bに入射され、そのままライトガイド31bによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0071】
すなわち、図8に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bはそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて導光路合流部である合流用治具38からライトガイド35の出射側端部39に至るまでのいずれかの位置に一体化されて設けられるとともに、各光混合光学素子60a(60b)は当該光混合光学素子60a(60b)に対応するライトガイド31a(31b)のうちの当該光混合光学素子60a(60b)よりも上流側部分によって導かれた当該ライトガイド31a(31b)に対応する光源ユニット40a(40b)からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該ライトガイド31a(31b)のうちの光混合光学素子60a(60b)よりも下流側部分に向けて出射する。なお、図8では、上記実施形態と同じく、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが相互に光学的に遮断された状態にて貼り合わされているため、光混合光学素子60a内に入射した光が光混合光学素子60b内に混入することはなく、逆に光混合光学素子60b内に入射した光が光混合光学素子60a内に混入することもない。また、ライトガイド31aとライトガイド31bとが相互に明確に分離された状態にて合流用治具38によって単に合流されてライトガイド35が形成されている。
【0072】
このようにしても、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、各光源ユニットごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、それによる上記実施形態と同様の効果を得ることが出来るとともに、同様の装置運用が可能となる。
【0073】
さらに、2個の光混合光学素子60a,60bの配置を図9のようにしても良い。図9に示す例では、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが相互に光学的に遮断された状態にて貼り合わされて一体化された光混合部60が合流用治具38の内部に組み込まれている。具体的には、ライトガイド31a,31bを合流用治具38内の合流位置にて切断してその間に光混合部60を挟み込む。このときに、光混合光学素子60aの入射面61aおよび出射面62aはライトガイド31aの両切断端面のみと対面当接されるとともに、光混合光学素子60bの入射面61bおよび出射面62bはライトガイド31bの両切断端面のみと対面当接されるように構成する。
【0074】
したがって、光源ユニット40aからライトガイド31aによって導かれた光は入射面61aを介して光混合光学素子60aのみに入射してその内部で光混合され、出射面62aから出射される。光混合光学素子60aの出射面62aから出射された光は、再びライトガイド31aに入射され、そのままライトガイド31aによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。一方、光源ユニット40bからライトガイド31bによって導かれた光は入射面61bを介して光混合光学素子60bのみに入射してその内部で光混合され、出射面62bから出射される。光混合光学素子60bの出射面62bから出射された光は、再びライトガイド31bに入射され、そのままライトガイド31bによって照射ヘッド29まで導光され、ライトガイド35の出射側端部39からスピンチャック13に保持された基板Wの端縁部に向けて出射される。
【0075】
すなわち、図9に示す例では、2個の光混合光学素子60a,60bはそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて導光路合流部である合流用治具38内に一体化されて組み込まれ、各光混合光学素子60a(60b)は当該光混合光学素子60a(60b)に対応するライトガイド31a(31b)のうちの当該光混合光学素子60a(60b)よりも上流側部分によって導かれた当該ライトガイド31a(31b)に対応する光源ユニット40a(40b)からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該ライトガイド31a(31b)のうちの当該光混合光学素子60a(60b)よりも下流側部分に向けて出射する。なお、図9でも、上記実施形態と同じく、光混合光学素子60aと光混合光学素子60bとが相互に光学的に遮断された状態にて貼り合わされているため、光混合光学素子60a内に入射した光が光混合光学素子60b内に混入することはなく、逆に光混合光学素子60b内に入射した光が光混合光学素子60a内に混入することもない。また、ライトガイド31aとライトガイド31bとが相互に明確に分離された状態にて合流用治具38によって単に合流されてライトガイド35が形成されている。
【0076】
このようにしても、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、各光源ユニットごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、それによる上記実施形態と同様の効果を得ることが出来るとともに、同様の装置運用が可能となる。
【0077】
以上のように、光混合光学素子60a,60bはライトガイド31a,31bの導光経路中のいずれかに設けるようにしておけば良い。光混合光学素子60a,60bをそれらに対応するライトガイド31a,31bの導光経路中の任意の位置(両端部を含む)に設けるとともに、それぞれに対応する光源ユニットからの光をその内部で光混合させるようにすれば、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射することとなるため、各光源ユニットごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、基板Wの端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるとともに、光源のランプ交換時にも装置運転を継続することができる。もっとも、光混合光学素子60a(60b)とライトガイド31a(31b)との間の光の出入射を繰り返すごとに光損失が発生して伝送される光の光量が低下するため、そのような出入射回数は少ない方が好ましい。このような観点からは、図3または図6に示すように、光混合光学素子60a,60bはライトガイド31a,31bの導光経路の端部に設ける形態が好ましい。
【0078】
また、上記実施形態においては、2つの光源ユニット40a,40bを設けた場合について説明したが、光源ユニットを3個以上設けるようにしても良い。すなわち、光源ユニットをn個(但し、nは2以上の自然数)設けた場合、これらの光源ユニットと1対1で対応してn本のライトガイドを設け、これらn本のライトガイドごとにその導光経路中の任意の位置に光混合光学素子を設け、光源ユニットごとに個別に光をミキシングして個別に出射するようにすれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0079】
また、上記実施形態おいては、光混合光学素子60a,60bを石英ロッドにて構成していたが、ミキシング(光混合)を行うことができる光学素子であれば石英以外の材料で形成された光学素子を用いるようにしても良い。石英以外の材料としては例えば蛍石(CaF2)のロッドにて光混合光学素子60a,60bを構成するようにしても良い。但し、上記実施形態では、光ファイバー素線33a,33bの芯線を石英にて形成している。このように、光混合光学素子60a,60bと光ファイバー素線33a,33bの芯線とを同一材料(上記実施形態では石英)で形成することは以下の点で好ましい。すなわち、光混合光学素子と各光ファイバー素線との間では光損失が避けられないが、光混合光学素子60a,60bと光ファイバー素線33a,33bの芯線とを同一材料、つまり石英で構成すれば、光混合光学素子60a,60bと光ファイバー素線33a,33bとの間での光損失を最小限に抑えることができる。このことは光源ユニット40a,40bからの光の光強度低下を最小限に抑制して極力高い光量で露光処理を行うことができることを意味しており、スループットの向上を図る上で有利である。
【0080】
また、上記実施形態においては、照射ヘッド29を移動させるとともに、基板Wを回転させることによってエッジ露光処理を行うようにしていたが、基板Wおよび照射ヘッド29のうちの少なくとも一方を相対的に移動させてエッジ露光処理を実行するエッジ露光装置全般に本発明にかかる技術を適用することができる。
【0081】
さらに、上記実施形態では、ライトガイド31a,31bのそれぞれを構成する光ファイバー素線数を500本としていたが、これに限定されるものではなく、任意の素線数とすることができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて導光路合流部内に一体化されて組み込まれ、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射するため、各光源ごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、基板の端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるとともに、いずれかの光源を使用して他の光源のランプ交換時にも装置運転を継続することができる。
【0086】
また、請求項の発明によれば、n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて導光路合流部から合流素線群の出射側端部に至るまでのいずれかの位置に一体化されて設けられるとともに、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射するため、各光源ごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、基板の端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるとともに、いずれかの光源を使用して他の光源のランプ交換時にも装置運転を継続することができる。
【0087】
また、請求項の発明によれば、n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて一体化されて合流素線群の出射側端部に接して設けられるとともに、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を基板の端縁部に向けて直接出射するため、各光源ごとに光の強度分布が均一化された照射領域を確保することができ、基板の端縁部を均一な光強度分布で露光して良好なエッジ露光処理を実施することができるとともに、いずれかの光源を使用して他の光源のランプ交換時にも装置運転を継続することができ、しかも光混合光学素子と素線群との間の光損失を最小限に抑制することができる。
【0088】
また、請求項の発明によれば、光混合光学素子と光ファイバー素線の芯線とが同一材料で形成されているため、光混合光学素子と素線群との間の光損失を最小限に抑制することができる。
【0089】
また、請求項の発明によれば、光混合光学素子および光ファイバー素線の芯線が石英で形成されているため、光混合光学素子と素線群との間の光損失を最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエッジ露光装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のエッジ露光装置の照射処理部の概略構成を示す図である。
【図3】ライトガイドと光混合部との接続状態の一例を示す図である。
【図4】光混合前後の強度分布を示す図である。
【図5】図1のエッジ露光装置による基板のエッジ露光の様子を示す図である。
【図6】ライトガイドと光混合部との接続状態の他の例を示す図である。
【図7】ライトガイドと光混合部との接続状態の他の例を示す図である。
【図8】ライトガイドと光混合部との接続状態の他の例を示す図である。
【図9】ライトガイドと光混合部との接続状態の他の例を示す図である。
【符号の説明】
29 照射ヘッド
30 照射処理部
31a,31b,35 ライトガイド
32a,32b 光ファイバー素線
38 合流用治具
40a,40b 光源ユニット
60 光混合部
60a,60b 光混合光学素子
W 基板

Claims (5)

  1. 回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置であって、
    光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、
    前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、
    入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、
    前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、
    を備え、
    前記n個の光混合光学素子のそれぞれは、当該光混合光学素子に対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ
    前記n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて前記導光路合流部内に一体化されて組み込まれ、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射することを特徴とするエッジ露光装置。
  2. 回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置であって、
    光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、
    前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、
    入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、
    前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、
    を備え、
    前記n個の光混合光学素子のそれぞれは、当該光混合光学素子に対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ、
    前記n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて前記導光路合流部から前記合流素線群の出射側端部に至るまでのいずれかの位置に一体化されて設けられるとともに、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群のうちの当該光混合光学素子よりも上流側部分によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を当該素線群のうちの当該光混合光学素子よりも下流側部分に向けて出射することを特徴とするエッジ露光装置。
  3. 回転する基板の端縁部に光を照射して当該端縁部の露光を行うエッジ露光装置であって、
    光を放射するn個(但し、nは2以上の自然数)の光源と、
    前記n個の光源と1対1で対応して設けられ、それぞれが対応する光源からの光を前記端縁部に向けて導く光ファイバー素線を複数本束ねて形成されたn本の素線群と、
    入射側端部にて相互に離間していた前記n本の素線群を相互に分離した状態にて合流させて一つの出射側端部を有する合流素線群を形成する導光路合流部と、
    前記n本の素線群と1対1で対応して設けられたn個の光混合光学素子と、
    を備え、
    前記n個の光混合光学素子のそれぞれは、当該光混合光学素子に対応する素線群に対応する光源からの光をその内部で光混合させ、
    前記n個の光混合光学素子はそれぞれが相互に光学的に遮断された状態にて一体化されて前記合流素線群の出射側端部に接して設けられるとともに、各光混合光学素子は当該光混合光学素子に対応する素線群によって導かれた当該素線群に対応する光源からの光を受けて光混合させた後、混合された光を前記端縁部に向けて直接出射することを特徴とするエッジ露光装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のエッジ露光装置において、
    前記光混合光学素子と前記光ファイバー素線の芯線とは同一材料で形成されていることを特徴とするエッジ露光装置。
  5. 請求項4記載のエッジ露光装置において、
    前記光混合光学素子および前記光ファイバー素線の芯線は石英で形成されていることを特徴とするエッジ露光装置。
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