JP2008093579A - 積層複合化粒子の製造方法 - Google Patents

積層複合化粒子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】核粒子の表面が凹凸状に変形したり、板状の核粒子が粉砕されたりすることなく、核粒子の表面が、核粒子よりも小さく粒径の揃った粒子が規則的に配列した粒子層により積層被覆された積層複合化粒子を製造する方法を提供すること。
【解決手段】平均粒径が1〜1000μmの粒子Aの表面に、平均粒径が該粒子Aの1/5以下、変動係数が50%以下の粒子Bが、二次元的に規則配列した状態で、粒子層を形成している複合化粒子の表面上に、付着力を有するシリコーン系化合物を接合媒体として、粒子Bからなる新たな粒子層を混合操作により形成させる積層化工程を含む、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、粒子Bが規則的に配列してなる積層複合化粒子の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、積層複合化粒子の製造方法に関する。さらに詳しくは、撥水性、撥油性、光学特性、紫外線防御性、赤外線防御性、感触、安全性、活性等が制御された化粧料、塗料、インク及び樹脂組成物に好適に使用しうる積層複合化粒子の製造方法に関する。
超臨界流体又は亜臨界流体を用いて、有機化合物を媒体とする粉体と微粒子の複合化粒子を製造する方法が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この方法により得られる複合化粒子では、均一に分散した状態で微粒子が粉体表面を単層被覆しており、微粒子の配列に規則性は見られない。
また、球状ポリエチレン粒子の表面を、規則配列したシリカ粒子で被覆した複合化粒子が知られている(非特許文献1参照)。
しかしながら、この複合化粒子はハイブリダイザーを用いた高速気流中衝撃処理により製造されており、核粒子である球状ポリエチレン粒子の表面に、シリカ粒子の一部が埋設されている単層被覆複合化粒子であるため、核粒子の表面に凹凸状の変形を生じている。また、製造時に強い機械的作用が働くため、雲母などの割れやすい板状粒子への応用は難しい。
また、板状粉体と有機球状粉体とを混合機にて乾式混合し、メカノケミカル法により複合化する方法が知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、この方法により得られる複合化粒子は、単層被覆粒子であり、微粒子の配列に規則性は見られない。
特開2004−82089号公報 Colloids and Surface A: Physicochemical and Engineering Aspects, 82 (1994), H. Honda, M. Kimura, F. Honda, T. Matsuno, M. Koishi, p. 117 特開平9−12430号公報
本発明の課題は、核粒子の表面が凹凸状に変形したり、板状の核粒子が粉砕されたりすることなく、核粒子の表面が、核粒子よりも小さく粒径の揃った粒子が規則的に配列した粒子層により積層被覆された積層複合化粒子を製造する方法を提供することにある。
本発明は、平均粒径が1〜1000μmの粒子Aの表面に、平均粒径が該粒子Aの1/5以下、変動係数が50%以下の粒子Bが、二次元的に規則配列した状態で、粒子層を形成している複合化粒子の表面上に、付着力を有するシリコーン系化合物を接合媒体として、粒子Bからなる新たな粒子層を混合操作により形成させる積層化工程を含む、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、粒子Bが規則的に配列してなる積層複合化粒子の製造方法に関する。
本発明により、核粒子の表面が凹凸状に変形したり、板状の核粒子が粉砕されたりすることなく、核粒子の表面が、核粒子よりも小さく粒径の揃った粒子が規則的に配列した粒子層により積層被覆された積層複合化粒子を製造することができる。
本発明の積層複合化粒子の製造方法は、粒子A(核粒子)の表面に、粒子B(被覆粒子)が、二次元的に規則配列した状態で粒子層を形成している複合化粒子の表面上に、付着力を有するシリコーン系化合物を接合媒体として、粒子Bからなる新たな粒子層を混合操作により形成させる積層化工程に特徴を有する。本発明では、シリコーン系化合物の付着力を利用することにより、比較的穏やかな乾式操作条件下での積層化が可能となるため、粒子A表面の変形や粒子Aの粉砕が抑制され、粒子Aの表面に粒子Bが粒子層を形成している複合化粒子の表面上に、粒子Aよりも小さく粒径の揃った粒子Bが規則的に配列した粒子層による積層構造を形成させることができる。本発明において、粒子Bが規則的に配列した状態とは、粒子Bが平面上に二次元的に均一に分散した状態であり、1個の粒子Bを中心として4〜7個、最も理想的には6個の粒子Bが隣接して配置された基本配列が連続的に繰り返されている状態が好ましい。
粒子Aとしては、例えば、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、ゼオライト、チタン被膜雲母、硫酸バリウム、酸化ジルコニウム、ガラスビース、ガラスフレーク、シリカ等の無機粒子;スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ナイロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、並びにエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂等の有機高分子化合物の粒子等が挙げられ、これらの中では、滑らかな表面を有する観点から、ガラスフレークが好ましい。これらはそれぞれ単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
粒子Aとしては、粒子Bの規則配列の妨げにならないようにする観点から、滑らかな表面を有する粒子が好ましい。滑らかな表面を有する粒子とは、多少の凹凸を部分的に有していても全体としてなめらかな表面と判断されるものをいう。また、粒子Aの形状は、球状でも板状でもよい。
粒子Aの平均粒径は、特に限定されないが、粒子Aの表面に粒子Bを存在させる観点から、1〜1000μmであり、好ましくは1〜200μm、より好ましくは5〜100μmである。粒子Aが板状粒子である場合は、1平面上の最長径をその粒子の粒径とし、平均粒径は、レーザー回折散乱法(面積基準)により算出されるものとする。
粒子Bとしては、例えば、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ等の無機粒子;スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、ナイロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、並びにエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂等の有機高分子化合物の粒子等が挙げられる。これらは、それぞれ単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
粒子Bの規則配列の妨げにならないようにする観点から、粒子Bは粒径の揃った球状粒子であるの好ましい。かかる観点から、粒子Bの変動係数(CV値)は、50%以下が好ましく、40%以下がより好ましい。ここでCV値は、粒径の標準偏差を平均粒径で除したものである。
粒子Bの平均粒径は、粒子Aの表面に存在させる観点から、粒子Aの平均粒径の1/5以下であり、好ましくは1/10以下、より好ましくは1/20以下である。また、粒子Bの平均粒径は、粒子Bを粒子Aの表面に存在させるとともに、粒子の感触をよくする観点から、0.1〜200μmが好ましく、0.1〜20μmがより好ましく、0.1〜5μmがさらに好ましい。粒子Bの平均粒径とは、走査型電子顕微鏡(SEM)による観察像より算出される個数平均粒径である。また、変動係数は、レーザー回折散乱法の測定法で測定された体積基準での粒度分布から算出される。
粒子Bの表面処理の有無は特に規定されないが、粒子Bによる被覆の均一性を高める観点から、粒子Bは凝集力を小さくするためのフッ素処理等が施されていることが好ましい。
積層化工程に供される複合化粒子において、粒子Bからなる粒子層は、単層であっても複層であってもよい。なお、粒子Bからなる粒子層が単層である複合化粒子を単層複合化粒子と記載することもある。
積層化工程に供される粒子Aの表面における粒子Bによる被覆率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。粒子Bからなる粒子層が単層である場合、粒子Aの表面における粒子Bによる被覆率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。粒子Bによる被覆率は、式(A):
被覆率(%)=(b/a)×100 (A)
(式中、aは粒子A単位面積に粒子Bを単層で最密充填させた個数(個/cm2)、bは複合化粒子における粒子A単位面積あたりの粒子Bの個数(個/cm2)を示す)
により算出される。
また、粒子Bからなる粒子層が複層である場合、粒子Aの表面からみてm層目を形成する粒子Bを粒子Bm、粒子Bmからなる層の上に形成された(m+1)層目を形成する粒子Bを粒子Bm+1と記載すると、粒子Bmにより被覆された複合化粒子の表面における粒子Bm+1による被覆率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。粒子Bm+1による被覆率は、式(B):
被覆率(%)=(bm+1/am)×100 (B)
(式中、amは粒子Bmにより被覆された複合化粒子の単位面積に粒子Bm+1を単層で最密充填させた個数(個/cm2)、bm+1は複合化粒子における粒子Bmにより被覆された複合化粒子の単位面積あたりの粒子Bm+1の個数(個/cm2)を示す)
により算出される。
積層化工程に供される複合化粒子、即ち粒子Bが、二次元的に規則配列した状態で粒子層を形成している複合化粒子において、粒子Bによる粒子Aの被覆方法は特に限定されないが、後述の積層化工程と同様の方法であることが好ましい。
接合媒体として用いられる付着力を有するシリコーン系化合物は、粒子表面上において皮膜を形成し得る化合物で、液架橋力による付着力を生じることができる液体のシリコーン系化合物や、可塑化により付着力を生じることができる固体状のシリコーン系ポリマー化合物等が好ましい。
前記付着力を有するシリコーン系化合物の具体例としては、例えば、ポリ(N−プロパノイルエチレンイミン)グラフト−ジメチルシロキサン/γ−アミノプロピルメチルシロキサン共重合体等のオキサゾリン変性シリコーン、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、メチルスチリル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、シリコーン変性アクリル樹脂、メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルメトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン等が挙げられる。これらは、それぞれ単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
シリコーン系化合物の配合量は、粒子Aの単位表面積あたり、0.001〜10g/m2が好ましく、0.001〜1g/m2が好ましく、0.001〜0.5g/m2がより好ましい。
積層化工程における混合操作は、ハイブリダイザー((株)奈良機械製作所製)等のように大きな応力を与える混合操作ではなく、積層化処理時における粒子の破壊が生じない程度の応力により比較的穏やかな条件下で行うことができる混合操作が好ましい。また、水や有機溶媒等の液体溶媒を用いて粉体をスラリー化する湿式操作よりも、粉体のままで操作ができる乾式混合操作が好ましい。具体的には、混合槽内における撹拌翼による乾式混合、乾式吹き付け、乾式塗布、回転ディスク等による摩擦による積層化等の混合操作等が好ましく、積層化の均一性及び操作の簡便性の観点から、高速流動型混合機を用いた乾式混合がより好ましい。本発明において好適に用いられる高速流動型混合機としては、スーパーミキサー((株)カワタ製)、ヘンシェルミキサー(三井鉱山(株)製)、ハイスピードミキサー(深江工業(株)製)等が挙げられる。
粒子Bによる被覆の均一性と生産性を高める観点から、高速流動型混合機を用いる場合の周速(翼径×π×回転数)は、0.1〜50m/sが好ましく、0.3〜30m/sがより好ましい。
また、粒子Bによる被覆の均一性を高める観点から、高速流動型混合機を用いた場合の混合時間は、0.5分以上が好ましく、1分以上がより好ましく、5分以上がさらに好ましい。混合時間の上限は特にないが、生産性の観点から10時間以下が好ましく、5時間以下がより好ましい。
積層化工程を複数回繰り返すことにより、粒子Bからなる粒子層を、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、積層させることができる。粒子Aの表面上に形成される粒子Bからなる粒子層の数は、材料や得られる積層複合化粒子の用途等に応じて適宜設定することができる。
形成した粒子Bからなる粒子層による被覆の均一性を高める観点から、積層化工程に供される複合化粒子における粒子Bからなる粒子層は固定化されていることが好ましい。固定化は、積層複合化粒子を構成する物質に応じて、焼結、可塑化、コーティング、熱硬化、光硬化等の操作を選ぶことができる。
従って、積層化工程を繰り返す場合にも、各積層化工程の前に、前回の積層化工程により形成された粒子Bからなる粒子層を固定化する固定化工程を行い、固定化工程と積層化工程を交互に繰り返すことが好ましい。この際、積層化工程により形成する粒子Bからなる粒子層の被覆の均一性を高める観点から、1回の固定化工程と、1回の積層化工程からなる1サイクルで、粒子Bからなる1層のみの粒子層を形成することが好ましい。この場合、1回の固定化工程と1回の積層化工程からなるサイクルをn回繰り返すことにより、n層の粒子Bからなる粒子層が、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、形成される。
また、接合媒体として用いられるシリコーン系化合物は、積層化工程に供される複合化粒子及び粒子Bの少なくとも一方にあらかじめ被覆処理されていることが好ましく、粒子Bからなる粒子層の被覆の均一性を高める観点から、複合化粒子の表面に被覆処理されていることがより好ましい。
複合化粒子の表面をシリコーン系化合物により被覆する方法としては、複合化粒子とシリコーン系化合物を、積層化工程に用いられ得る高速流動型混合機を用いて乾式混合する方法や超臨界二酸化炭素中にシリコーン系化合物を溶解又は分散させた状態で複合化粒子と混合する方法などが挙げられる。
積層化工程を繰り返す場合にも、各積層化工程の前に、前回の積層化工程により得られた積層複合化粒子の表面に、接合媒体としてのシリコーン系化合物を被覆する被覆工程を行い、被覆工程と積層化工程を交互に繰り返すことが好ましい。この際、積層化工程により形成する粒子Bからなる粒子層の被覆の均一性を高める観点から、1回の被覆工程と、1回の積層化工程からなる1サイクルで、粒子Bからなる1層のみの粒子層を形成することが好ましい。
さらに、固定化工程と被覆工程の両方を行う場合は、固定化工程と被覆工程と積層化工程を順次行うことが好ましく、これらの工程より構成されるサイクルを繰り返すことにより、粒子Bによる粒子A表面上での積層数を増加させることが好ましい。この際、粒子Bによる被覆の均一性を高める観点から、1回のサイクルで、粒子Bからなる1層のみの粒子層を形成することが好ましい。
積層化工程により形成される粒子Bからなる粒子層による被覆率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。かかる被覆率は、積層化工程に供される複合化粒子において粒子Bからなる粒子層が複層である場合と同様に算出することができる。
得られた積層複合化粒子には、適宜、粉砕、解砕等の操作を施してもよい。また、最後に積層化した粒子Bを、焼結、可塑化、コーティング、熱硬化、光硬化等の操作で固定化してもよい。
本発明により得られる積層複合化粒子の平均粒径は、粒子として取り扱う観点から、1〜1000μmが好ましく、1〜200μmがより好ましい。積層複合化粒子の平均粒径も粒子Aの平均粒径と同様にして測定される。
粒子A及び粒子Bは、それぞれ、積層複合化粒子の用途に応じて、撥水性、撥油性、光学特性、紫外線防御性、赤外線防御性、感触、安全性、活性の制御等の所望の性質を有することが好ましい。本発明により得られる積層複合化粒子はその性質に応じて、様々な分野に応用することができる。
実施例1
〔単層複合化粒子の調製〕
高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:300mL、翼径:73mm〕内に、表1に示す粒子Aと粒子B(シリカ粒子)を仕込んだ。
仕込み後、スーパーミキサーの回転数を3000r/min(周速11.5m/s)に合わせ、15分間混合処理を行って、単層複合化粒子を得た。
得られた単層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図1(倍率:5000倍)に示す。
〔固定化工程〕
得られた単層複合化粒子を、電気炉内で室温から720℃まで2時間かけて昇温し、720℃で2時間保持した後冷却することで、焼成により粒子Bを板状粉体表面に固定化した。
〔被覆工程〕
粒子Bを固定化後、オートクレーブ[内容量500mL]内に、単層複合化粒子37.0gと表1に示す接合媒体(オキサゾリン変性シリコーン)を充填した後二酸化炭素を導入し、温度45℃、圧力25MPaの超臨界二酸化炭素(CO2)雰囲気下で30分間乾式混合した。その後、二酸化炭素を排気し、大気圧まで減圧し、オキサゾリン変性シリコーンで表面が被覆された単層複合化粒子(表面オキサゾリン変性シリコーン処理単層複合化粒子)を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面オキサゾリン変性シリコーン処理単層複合化粒子30.0gと表1に示す粒子B(シリカ粒子)を、高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:300mL、翼径:73mm〕内に仕込んだ。
仕込み後、スーパーミキサーの回転数を3000r/min(周速11.5m/s)に合わせ、15分間混合処理を行って、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図2(倍率:5000倍)に示す。
図2に示された写真から、シリカ粒子が凝集し構造がやや乱れているもの、表面オキサゾリン変性シリコーン処理単層複合化粒子のほぼ全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、一部でシリカ粒子による規則配列2層積層構造を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例2
高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:300mL、翼径:73mm〕内に、表1に示す粒子Aと粒子B(シリカ粒子)を仕込んだ。
仕込み後、スーパーミキサーの回転数を3000r/min(周速11.5m/s)に合わせ、15分間混合処理を行った後、さらに回転数を1000r/min(周速3.8m/s)に合わせ、5分間混合処理を行って、単層複合化粒子を得た。
〔固定化工程〕
実施例1と同様にして、シリカ粒子を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に固定化した。
〔被覆工程〕
粒子Bを固定化後、高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:300mL、翼径:73mm〕内に、単層複合化粒子30.0gと表1に示す接合媒体(シリコーンオイル)を仕込み、スーパーミキサーの回転数を3000r/min(周速11.5m/s)に合わせ、5分間乾式混合を行い、シリコーンオイルで表面が被覆された単層複合化粒子(表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子)を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子30.0gと表1に示す粒子B(シリカ粒子)を、高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:300mL、翼径:73mm〕内に仕込んだ。
仕込み後、スーパーミキサーの回転数を3000r/min(周速11.5m/s)に合わせ、15分間混合処理を行った後、さらに回転数を1000r/min(周速3.8m/s)に合わせ、5分間混合処理を行って、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図3(倍率:5000倍)に示す。
図3に示された写真から、やや被覆ムラがあるものの、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子のほぼ全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造体を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例3
粒子A及び粒子Bの使用量を表1に示す量を変更し、得られた単層複合化粒子を、固定化工程を行うことなく、被覆工程に供した以外は、実施例2と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図4(倍率:5000倍)に示す。
図4に示された写真から、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子の表面の一部を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造体を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例4
表1に示す粒子Aを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、単層複合化粒子を得た後、焼成によりシリカ粒子を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に固定化する固定化工程まで行った。
〔被覆工程〕
単層複合化粒子35.0gを使用し、接合媒体の使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子36.35gを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図5(倍率:5000倍)に示す。
図5に示された写真から、シリカ粒子が凝集し構造がやや乱れているもの、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子のほぼ全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例5
被覆工程において、接合媒体の使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例4と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図6(倍率:5000倍)に示す。
図6に示された写真から、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子の全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造体を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例6
表1に示す粒子Aを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、単層複合化粒子を得た後、焼成によりシリカ粒子を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に固定化する固定化工程まで行った。
〔被覆工程〕
単層複合化粒子37.4gを使用し、表1に示す接合媒体(シリコーンオイル)を使用した以外は、実施例1と同様にして、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子31.8gを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図7(倍率:5000倍)に示す。
図7に示された写真から、シリカ粒子が凝集し構造がやや乱れているもの、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子のほぼ全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例7
〔単層複合化粒子の調製〕
高速流動型混合機スーパーミキサー〔商品名:ピッコロSMP-2、(株)カワタ製、内容量:1.8L、翼径:140mm〕内に、表1に示す粒子A及び粒子Bを仕込んだ。
仕込み後、スーパーミキサーの回転数を1560r/min(周速11.5m/s)に合わせ、28.8分間混合処理を行った後、さらに回転数を520 r/min(周速3.8m/s)に合わせ、9.6分間混合処理を行って、単層複合化粒子を得た。
〔固定化工程〕
実施例1と同様にして、シリカ粒子を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に固定化した。
〔被覆工程〕
単層複合化粒子35.0gを使用し、表1に示す接合媒体(シリコーンオイル)を使用した以外は、実施例1と同様にして、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子31.8gを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図8(倍率:5000倍)に示す。
図8に示された写真から、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子の全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
実施例8
表1に示す粒子Aを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、単層複合化粒子を得た後、焼成によりシリカ粒子を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に固定化する固定化工程まで行った。
〔被覆工程〕
単層複合化粒子37.4gを使用し、表1に示す接合媒体(シリコーンオイル)を使用した以外は、実施例1と同様にして、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子を得た。
〔積層化工程〕
得られた表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子33.0gを使用し、粒子Bの使用量を表1に示す量に変更した以外は、実施例2と同様にして、積層複合化粒子を得た。
得られた積層複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図9(倍率:5000倍)に示す。
図9に示された結果から、表面シリコーンオイル処理単層複合化粒子の全面を表面フッ素処理単分散球状シリカ粒子が被覆しており、シリカ粒子がひとつの粒子を中心にその周囲を6つの粒子で囲まれた規則配列2層積層構造体を板状酸化チタン被覆ガラスフレーク表面上で形成していることがわかる。
本発明により得られる積層複合化粒子は、撥水性、撥油性、光学特性、紫外線防御性、赤外線防御性、感触、安全性、活性等が制御された化粧料、塗料、インク及び樹脂組成物に好適に使用し得るものである。
実施例1で得られた単層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例1で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例2で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例3で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例4で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例5で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例6で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例7で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。 実施例8で得られた積層複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍)である。

Claims (7)

  1. 平均粒径が1〜1000μmの粒子Aの表面に、平均粒径が該粒子Aの1/5以下、変動係数が50%以下の粒子Bが、二次元的に規則配列した状態で、粒子層を形成している複合化粒子の表面上に、付着力を有するシリコーン系化合物を接合媒体として、粒子Bからなる新たな粒子層を混合操作により形成させる積層化工程を含む、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、粒子Bが規則的に配列してなる積層複合化粒子の製造方法。
  2. 混合操作が、高速流動型混合機による乾式混合である請求項1記載の積層複合化粒子の製造方法。
  3. 粒子Aが板状又は球状粒子である請求項1又は2記載の積層複合化粒子の製造方法。
  4. 粒子Bが、平均粒径が0.1〜200μmの球状粒子である請求項1〜3いずれか記載の積層複合化粒子の製造方法。
  5. シリコーン系化合物の配合量が、粒子Aの単位表面積あたり、0.001〜10g/m2である請求項1〜4いずれか記載の積層複合化粒子の製造方法。
  6. 積層化工程を複数回繰り返すことにより、粒子Bからなる粒子層を、粒子Aを核粒子とした複合化粒子の表面の一部又は全面に、積層させる請求項1〜5いずれか記載の積層複合化粒子の製造方法。
  7. 各積層化工程の前に、粒子Bからなる粒子層を固定化する固定化工程を行う請求項6記載の積層複合化粒子の製造方法。
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