JP2010138097A - 液状化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液状化粧料であって、
(A):(a)粉体と(b)油剤とを超臨界または亜臨界二酸化炭素中にて混合して得られる複合粉体 5〜50質量%、
(B):成分(A)以外の粉体 0〜46質量%、
(C):(b)油剤と相溶しない液体 20〜95質量%
を含有し、(a)と(b)の質量割合が99:1〜70:30であって、液状化粧料全組成中に、粉体成分を3.5〜49.5質量%含有する液状化粧料。
【選択図】なし
Description
このような粉体は、十分に混合粉砕した後に、ホモミキサーを用いて油剤、界面活性剤、水等と混合し、乳化型の液状ファンデーションが製造されている(非特許文献1)。しかし、皮膚に塗布する際に伸びが十分ではなく、ムラ付きするなど使用感が悪いという問題があった。
しかしながら、これらの技術では、疎水化処理粉体の分散性は向上するものの、液状化粧料の使用感を十分満足させることはできず、塗布時の使用感と伸びに課題があった。
光井武夫編、「新化粧品学」、株式会社南山堂、1993年1月12日、p.382−393)
(A):(a)粉体と(b)油剤とを超臨界または亜臨界二酸化炭素中にて混合して得られる複合粉体 5〜50質量%、
(B):成分(A)以外の粉体 0〜46質量%、
(C):(b)油剤と相溶しない液体 20〜95質量%
を含有し、(a)と(b)の質量割合が99:1〜70:30であって、液状化粧料全組成中に、粉体成分を3.5〜49.5質量%含有する液状化粧料を提供するものである。
成分(A)の複合粉体は、(a)粉体と(b)油剤を、超臨界または亜臨界二酸化炭素中にて混合して得られるものである。
成分(A)の複合粉体で用いる(a)粉体としては、通常化粧料に用いられる体質顔料や着色顔料であれば特に制限されず、実質的に超臨界二酸化炭素に溶解しない無機粉体、有機粉体、有機無機の複合体及び繊維状の粉末のいずれでも使用することができる。
有機顔料としては、例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色226号、橙色204号、黄色205号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、青色404号等が挙げられる。また、高分子化合物としては、例えば、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂から選ばれた有機高分子の粉体、更に、繊維を細かくした粉末(「マイクロアート」(ユニチカ社製)20デニール相当、を裁断したもの;「NFCB-10D-0.5T」(大東化成工業社製)10デニール、0.5mm、異形断面、カーボンブラックで黒色に染色したものなど)などが挙げられる。
特に、シリコーン油、フッ素化合物で疎水化処理した粉体を用いるのが好ましい。
(b)油剤として、25℃で固体状又は半固体状の油剤を用いる場合には、成分(A)の複合粉体中に0.1質量%以上、更には1質量%以上含み30質量%以下、更には20質量%以下含有するのが、肌への密着性や、塗布時の滑らかさの観点から好ましい。
また、(b)油剤として、25℃で液状の油剤と固体状又は半固体状の油剤を組み合わせて用いる場合は、25℃で液状の油剤と25℃で固体状又は半固体状の油剤の質量割合は、(液状の油剤):(固体状及び又は半固体状の油剤)=10:1〜1:10、特に2:1〜1:2であるのが、粉っぽさの低減や肌への密着力、使用感の滑らかさの観点から特に好ましい。
二酸化炭素は、一般に無毒であり、その臨界温度が304.15K、臨界圧力が7.38MPaである。超臨界二酸化炭素とは、臨界温度(Tc)以上でかつ臨界圧力(Pc)以上の圧力である二酸化炭素をいい、亜臨界二酸化炭素とは、温度が二酸化炭素の臨界温度以上であるか、又は圧力が二酸化炭素の臨界圧力以上である二酸化炭素をいう。臨界点近傍の超臨界二酸化炭素は、わずかな圧力変化によって密度が急変するという性質を有する。
このようにして得られた成分(A)は、成分(a)が成分(b)を介して、弱く二次凝集した複合粉体となる。これは、従来のミキサー、ブレンダー、ニーダー等の撹拌混合機によって得られた複合粉体や、溶媒法で得られた複合粉体とは全く異なった粒子であり、使用感や仕上がりの異なったものとなることがわかった。より具体的には、成分(A)は、(a)粉体が(b)を介してカードハウス構造のような集合体となる。複合粉体の大きさは(a)粉体の種類により異なってくるが、(a)粉体の粒子径が5〜150μmの場合、平均粒径が20〜300μmに調整される。
また、処方の最適化を図るため、成分(A)の複合粉体に、成分(B)の粉体を追加して用いることができる。
本発明の液状化粧料は、成分(A)の複合粉体以外の(B)粉体を含有することができる。成分(B)の粉体は、使用感の調整、色調合わせ、色バリエーションの付与の目的から用いられる。
粉体としては、通常化粧料に用いられる体質顔料や着色顔料であれば特に制限されず、無機粉体、有機粉体、有機無機の複合体及び繊維状の粉末のいずれでも使用することができる。
有機顔料としては、例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色226号、橙色204号、黄色205号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、青色404号等が挙げられる。また、高分子化合物としては、例えば、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂から選ばれた有機高分子の粉体、更に、繊維を細かくした粉末(「マイクロアート」(ユニチカ社製)20デニール相当、を裁断したもの、「NFCB-10D-0.5T」(大東化成工業社製、10デニール、0.5mm、異形断面、カーボンブラックで黒色に染色したもの)などが挙げられる。
特に、シリコーン油、フッ素化合物で疎水化処理した粉体を用いるのが好ましい。
成分(B)の粉体中、30〜100質量%が球状粉体であるのが好ましい。
球状粉体の平均粒径は、1〜15μm、特に3〜10μmであるのが、塗布時の使用感の点で好ましい。
市販品としては、ナイロンであるナイロン12SP−500(東レ社製)、ポリメタクリル酸アルキルであるマツモトマイクロスフェアーM−101、305(何れも、松本油脂製薬社製)、ポリスチレンであるガンツパールGS−0605(ガンツ化成社製)、オルガノポリシロキサンエラストマーであるトレフィルE505、E506、E701(何れも、東レ・ダウコーニング社製)、ポリメチルシルセスキオキサンであるトスパール2000B(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体であるKSP−100、300(何れも信越化学工業社製)等が挙げられる。
また、液状化粧料全組成中に、全粉体((a)+(B))は、3.5〜49.5質量%、好ましくは10〜30質量%含有される。
成分(C)の液体は、(b)油剤と相溶しない液体であり、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されずに使用することができる。例えば、ホホバ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油;流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル等のエステル油;ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等のフッ素油などの液状油剤や、水やグリセリンなどの水性液体が挙げられる。
これらのなかで、成分(A)の複合粉体の構造体の維持の観点から、シリコーン油、水、グリセリンが好ましい。成分(C)として液状油剤を使用する場合、(a)粉体の疎水化処理とは関係なく使用することができる。
具体的には、ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエートなど)、グリセリン脂肪酸エステル(例えば、モノステアリン酸グリセリン、モノイソステアリン酸グリセリン、ジステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸など)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、モノステアリン酸ジグリセリン、トリステアリン酸ヘキサグリセリンなど)、プロピレングリコール・ペンタエリスリトール脂肪酸エステル(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール、ステアリン酸ペンタエリスリトールなど)、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(例えば、POE(4)モノステアレート、POE(2)モノオレエートなど)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(例えば、POE(2)セチルエーテル、POE(5)ベヘニルエーテル、POE(3)オクチルフェニルエーテルなど)、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油(例えば、POE(3)ヒマシ油、POE(5)硬化ヒマシ油など)、変性シリコーンでシリコーン鎖が直鎖、分岐または架橋タイプ(例えば、ポリエーテル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル共変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、ポリグリセリン・アルキル共変性シリコーンなど)、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、全組成中に0.1〜5質量%、更には0.5〜3質量%含有するのが好ましい。
表1及び表2に示す組成の油性ファンデーション及びW/O乳化型ファンデーションを、下記製造方法により製造した。得られたファンデーションについて、塗布時の伸び及びしっとり感、滑らかさ;仕上がり時の密着力及びムラ付きのなさを評価した。結果を表3に示す。
(1)実施例1〜13:
(1−1)成分(A)複合粉体の製造;
各成分(a)粉体(成分(1)〜(21))、(b)油剤(成分(22)〜(25))を合わせて50g量りとり、オートクレーブ(内容量500mL、AKICO社製)内に充填し、密閉した。充填後、ボンベより二酸化炭素を供給し、圧力25MPa、温度45℃に設定し、超臨界状態に保つ。この温度及び圧力条件で、攪拌速度を250r/minとして、30分間オートクレーブ内の各成分の攪拌を行った。
次いで、攪拌速度を100r/minとし、オートクレーブに付属した排気バルブを徐々に開放し、10−25分間で大気圧まで減圧を行った。この時断熱膨張作用により容器内の温度が低下するが、二酸化炭素の液相を経由しないように内部の温度調節を行った。具体的には、減圧途中の内部圧力7MPa時のオートクレーブ内の温度が308〜318Kであり、減圧終了時の温度が305〜318Kであった。大気圧に到達後、攪拌を止め、成分(A)の複合粉体を得た。
表1に示す組成で、液体成分(26)〜(29)(液状油剤成分)に界面活性剤成分(33)を加え、ディスパーで攪拌混合し、更に、セラミド(34)を加え、撹拌混合して油相とする。この油相に、成分(A)の複合粉体を加え、プロペラで攪拌混合する。前記混合物にプロペラで攪拌しながら、予めディスパーにて混合しておいた液体成分(30)〜(32)を添加していく。その後、脱泡してボトルに充填して、W/O乳化ファンデーションを得た。
表1に示す組成で、(a)粉体成分(1)〜(21)をヘンシェルミキサーにて混合した後、(b)油剤成分(22)〜(25)を添加し、さらにヘンシェルミキサーにて混合する。この混合物を、液体成分(26)〜(29)に界面活性剤成分(33)、セラミド(34)を加え、ディスパーで予め攪拌混合しておいた油相に添加し、攪拌混合する。次いで、液体成分(30)〜(32)をプロペラで攪拌しながら添加していく。その後、脱泡してボトルに充填して、W/O乳化ファンデーションを得た。
(1)塗布時の伸び:
10名の専門パネラーにより、各化粧料を顔に塗布したときの感触を官能評価した。「伸びが良い」と評価したパネラーの数により、以下の基準で示した。
◎;「伸びが良い」と評価したパネラーが8〜10名。
○;「伸びが良い」と評価したパネラーが6〜7名。
△;「伸びが良い」と評価したパネラーが4〜5名。
×;「伸びが良い」と評価したパネラーが0〜3名。
10名の専門パネラーにより、各化粧料を顔に塗布したときの感触を官能評価した。「しっとり感がある」と評価したパネラーの数により、以下の基準で示した。
◎;「しっとり感がある」と評価したパネラーが8〜10名。
○;「しっとり感がある」と評価したパネラーが6〜7名。
△;「しっとり感がある」と評価したパネラーが4〜5名。
×;「しっとり感がある」と評価したパネラーが0〜3名。
10名の専門パネラーにより、各化粧料を顔に塗布したときの感触を官能評価した。「滑らかさがある」と評価したパネラーの数により、以下の基準で示した。
◎;「滑らかさがある」と評価したパネラーが8〜10名。
○;「滑らかさがある」と評価したパネラーが6〜7名。
△;「滑らかさがある」と評価したパネラーが4〜5名。
×;「滑らかさがある」と評価したパネラーが0〜3名。
10名の専門パネラーにより、スポンジで各化粧料を顔に塗布したときの仕上がりを、皮丘への粉体の付き方を中心に評価した。「密着力がある」と評価したパネラーの数により、以下の基準で示した。
◎;「密着力がある」と評価したパネラーが8〜10名。
○;「密着力がある」と評価したパネラーが6〜7名。
△;「密着力がある」と評価したパネラーが4〜5名。
×;「密着力がある」と評価したパネラーが0〜3名。
10名の専門パネラーにより、各化粧料を顔に塗布したときの仕上がりを官能評価した。「ムラつきしない」と評価したパネラーの数により、以下の基準で示した。
◎;「ムラつきしない」と評価したパネラーが8〜10名。
○;「ムラつきしない」と評価したパネラーが6〜7名。
△;「ムラつきしない」と評価したパネラーが4〜5名。
×;「ムラつきしない」と評価したパネラーが0〜3名。
液体成分(C)に界面活性剤成分を加え、ディスパーで攪拌混合し、油相とする。この油相に、成分(A)の複合粉体と成分(B)の粉体を加え、プロペラで攪拌混合する。前記混合物にプロペラで攪拌しながら、予めディスパーにて混合しておいた水相成分を添加していく。その後、脱泡してボトルに充填して、W/O乳化化粧料を得た。
上記方法により、W/O乳化ファンデーションを得た。このW/O乳化ファンデーションは塗布時の伸びが良く、しっとり、滑らかな感触があり、仕上がりのムラがなかった。
(成分)
実施例3の成分(A)複合粉体 24.5(質量%)
(B)有機球状粉体(KSP−100) 5
(C)シリコーン油(6cs) 30
ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体
(界面活性剤成分) 2
精製水(水相) 28.5
グリセリン(水相) 6
エタノール(水相) 4
上記方法により、W/O乳化化粧下地を得た。このW/O乳化化粧下地は塗布時の伸びが良く、しっとり、滑らかな感触があり、仕上がりのムラがなかった。
(成分)
実施例3の成分(A)複合粉体 5(質量%)
(B)有機球状粉体(KSP−100) 10
(B)プラスチックパウダー(D800) 20
(C)シリコーン油(6cs) 35
ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体
(界面活性剤成分) 2
精製水(水相) 18
グリセリン(水相) 6
エタノール(水相) 4
液体成分(C)に水溶性増粘剤を加え、ディスパーで攪拌混合し、水相とする。この水相に、成分(A)の複合粉体と成分(B)の粉体を加え、プロペラで攪拌混合する。その後、脱泡してボトルに充填して、水性ファンデーションを得た。この水性ファンデーションは塗布時の伸びが良く、しっとり、滑らかな感触があり、仕上がりのムラがなかった。
(成分)
実施例12の成分(A)複合粉体 40(質量%)
(B)窒化ホウ素(粒径4μm、水島合金鉄社製、SHP-4) 5
(C)精製水 49.5
カーボポール 980(Lubrizol Advanced Materials, Inc.) (水溶性増粘剤) 0.5
液体成分(C)に界面活性剤成分を加え、ディスパーで攪拌混合し、油相とする。この油相に、成分(A)の複合粉体と成分(B)の粉体を加え、プロペラで攪拌混合する。その後、脱泡してボトルに充填して、油性ファンデーションを得た。この油性ファンデーションは塗布時の伸びが良く、しっとり、滑らかな感触があり、仕上がりのムラがなかった。
(成分)
実施例4の成分(A)複合粉体 50(質量%)
(B)繊維粉末(「NFCB-10D-0.5T」大東化成工業社製) 3
(B)ベンガラ 1
(B)黄酸化鉄 1.4
(B)黒酸化鉄 0.1
(B)酸化チタン 2.5
(C)シリコーン油(6cs) 33
(C)スクワラン 10
ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体
(界面活性剤成分) 2
Claims (10)
- 液状化粧料であって、
(A):(a)粉体と(b)油剤とを超臨界または亜臨界二酸化炭素中にて混合して得られる複合粉体 5〜50質量%、
(B):成分(A)以外の粉体 0〜46質量%、
(C):(b)油剤と相溶しない液体 20〜95質量%
を含有し、(a)と(b)の質量割合が99:1〜70:30であって、液状化粧料全組成中に、粉体成分を3.5〜49.5質量%含有する液状化粧料。 - (a)粉体の一部または全部が、疎水化処理された粉体である請求項1記載の液状化粧料。
- 疎水化処理された粉体が、シリコーン処理及び/又はフッ素処理粉体である請求項2記載の液状化粧料。
- (b)油剤が、(a)粉体の疎水化処理とは異なる種の油剤である請求項2又は3記載の液状化粧料。
- (a)粉体中、30〜100質量%が板状粉体である請求項1〜4のいずれか1項記載の液状化粧料。
- 板状粉体のうち、30〜100質量%がパール顔料である請求項5記載の液状化粧料。
- (b)油剤が、炭化水素油、エステル油及びエーテル油から選ばれる1種以上の油剤である請求項1〜6のいずれか1項記載の液状化粧料。
- (b)油剤の一部または全部が、25℃で固体又は半固体の油剤である請求項7記載の液状化粧料。
- 成分(B)の粉体のうち、30〜100質量%が球状粉体である請求項1〜8のいずれか1項記載の液状化粧料。
- 液状化粧料の製造方法であって、
(A):(a)粉体と(b)油剤とを超臨界または亜臨界二酸化炭素中にて混合して得られる複合粉体 5〜50質量%、
(B):成分(A)以外の粉体 0〜46質量%、
(C):(b)油剤と相溶しない液体 20〜95質量%
を混合し、(a)と(b)の質量割合が99:1〜70:30であって、液状化粧料全組成中に、粉体成分が3.5〜49.5質量%となるように調整する液状化粧料の製造方法。
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