JP2008106049A - 液状油性口唇化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布時の伸びが軽く、艶があり、付着性及びその持続性に優れ、化粧料の表面で油を排出しない安定な液状油性口唇化粧料を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)〜(C) ;
(A)アシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、
(B)ペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油、
(C)平均粒子経が50nm未満の無水珪酸、
を配合することを特徴とする液状油性口唇化粧料。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油、平均粒子経が50nm未満の無水珪酸を配合する液状油性口唇化粧料に関するものであり、更に詳しくは塗布時の伸びが軽く、艶があり、付着性及びその持続性に優れ、化粧料の表面で油を排出しない安定な液状油性口唇化粧料に関するものである。
従来、液状油性口唇化粧料では化粧持続性効果の高い剤型として油性化粧料が用いられてきた。液状油性口唇化粧料の液状油として、炭化水素類、エステル類、高級アルコール類、シリコーン油類等が用いられている。また、液状油性口唇化粧料中での粉体色材の分散安定性を高めるために、固形油や半固形油を配合したり、ゲル化剤を配合する方法が採られてきた。また、口唇は特に動きの大きい部位であるため付着性の効果持続及び、艶の向上のため、重質流動イソパラフィンやポリブテンといった高重合炭化水素油を多量に配合することが一般的であった。
近年、液状油性口唇化粧料としては、膜の均一性、付着性の良さといった特性だけではなく、伸び広がりの良さ、ベタツキの無さ等の使用感及び、艶等の化粧効果が求められており、デキストリン脂肪酸エステルと、重質流動イソパラフィン等の高重合炭化水素油や、常温で液状の油性成分を含有することにより、透明性があり、べたつきが無く、艶、化粧の持続性を有する非固形非水系油性化粧料の技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。また、アシル置換度2.0以下のデキストリン脂肪酸エステルと特定の溶解度パラメーターを有する油を含有した技術が開示されている。(例えば、特許文献2参照)
特開2000−229816号公報 特開2004−131475号公報
液状口唇化粧料では、口唇という部位の特性上、特に大きく動かす部位であるため、付着性が高くその効果が持続することが重要である。しかしながら、特許文献1では、アシル置換度2.0以下の記載は無く、特許文献1の組み合わせでは、伸び広がりが重く、口唇への髪毛の付着等、使用性が良好なものではなかった。また、特許文献2の技術では、艶及び付着効果の持続性に満足できるものではなかった。
本発明者は、上記実状において鋭意検討を重ね、アシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油、平均粒子経が50nm未満の無水珪酸を配合することで、高重合炭化水素油を多量に配合することに頼らずに、塗布時の伸びが軽く、艶、付着性といった化粧効果及びその効果の持続性に優れ、化粧料の表面で油を排出しない安定な液状油性口唇化粧料が得られることを見出し本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(C) ;
(A)アシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、
(B)ペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油、
(C)平均粒子経が50nm未満の無水珪酸、
を配合することを特徴とする液状油性口唇化粧料を提供するものである。
また、更に成分(D)としてアシル置換度2.0以上のデキストリン脂肪酸エステルを配合する液状油性口唇化粧料を提供するものである。
また、更に成分(E)として重質流動イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブテンから選ばれる1種又は2種以上1〜40%配合することを特徴とする液状油性口唇化粧料を提供するものである。
本発明の液状口唇化粧料は、従来高重合炭化水素油に依存していた艶と付着性といった化粧効果を、成分(A),(B)、(C)を組み合わせることで実現し、塗布時の伸びが軽く、化粧料の表面で油を排出しない安定な液状油性口唇化粧料が得られる。
以下、本発明の構成について詳細に説明する。
本発明に用いられる、成分(A)のアシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリンは、デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であり、油性成分をゲル化して化粧料に経時安定性を付与する。平均糖重合度が30のデキストリンと、炭素数12の直鎖脂肪酸と炭素数18の分岐脂肪酸とからなり、グルコース単位当たりの脂肪酸の置換度が1.5〜1.7であることを特徴とするデキストリン脂肪酸エステルである。製法としては例えばデキストリン32.4gをジメチルホルムアミド200gと、ピリジン130gとからなる混合溶媒に70℃で分散させた後、パルミチン酸クロライド98gと、2−エチルヘキサン酸クロライド17gとの混合脂肪酸クロライド(反応モル比2.1、直鎖脂肪酸/分岐脂肪酸=75/25)を20分間滴下して得られる。このようにして得られたアシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリンのうち、アシル置換度1.5〜1.7のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸=87/13であるものが安定性や使用性の観点から最も好ましい。このような成分(A)のアシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリンの市販品としては、例えば「レオパールTT」等(以上、千葉製粉社製)が挙げられる。また、これらの油性ゲル化剤は必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料における、成分(A)の配合量は、特に限定されるものではないが、全量中0.1〜40%が好ましく、1〜20%が更に好ましい。成分(A)をこの範囲内で用いると、塗布時の伸びが軽く、艶、付着性といった化粧効果及びその効果の持続性に優れ、化粧持続性及び経時安定性の観点から良好なものが得られる。また、成分(A)は、成分(D)と組み合わせて配合することで、より付着性の高い液状油性口唇化粧料が得られる。
本発明に用いられる成分(B)のペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油の、ペンタエリスリトールは、多価アルコール類の1つであり、例えばホルムアルデヒドとアセトアルデヒドをアルドール縮合させて得られる重縮合物であり、炭素数14〜22の分岐脂肪酸は、例えばイソミリスチン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、イソアラキン酸等が挙げられる。このうちイソステアリン酸とのテトラエステルを配合したものが安定性や使用性の観点から好ましい。このような成分(B)の市販品としては、PRISORINE3631(テトライソステアリン酸ペンタエリスリット)(以上、Uniquma社製)等が挙げられる。
本発明の液状油性口唇化粧料における、成分(B)の配合量は、特に限定されるものではないが、全量中0.1〜30%が好ましく、1〜20%が更に好ましい。成分(B)をこの範囲内で用いると、艶効果が高くその効果の持続性に優れ、化粧持続性の観点からも良好なものが得られる。
本発明に用いられる成分(C)平均粒子径が50nm未満の無水珪酸は、化粧料をゲル状に形状保持し、付着性及びその効果を向上させ、経時安定性を向上させる。成分(C)は、通常化粧料に使用される無水ケイ酸であれば、多孔質、無孔質等の粒子構造、及び球状、板状、紡鐘状、針状等の形状により特に限定されないが、特に煙霧状無水ケイ酸が好ましい。煙霧状無水ケイ酸は、例えば四塩化ケイ素を水素と酸素炎中で加水分解して得られるものが挙げられ、粒子径が7〜20nmの煙霧状であるのが好ましい。平均粒子経とは体積平均粒子径であり、透過型電子顕微鏡(TEM)写真の投影面積(少なくとも100粒子以上に対して求める)の平均値から得られた円換算平均粒径を、球形換算して求められる。市販品としては、AEROSIL 50、AEROSIL
130、AEROSIL 200、AEROSIL 200V、AEROSIL 200CF、AEROSIL 200FAD、AEROSIL 300、AEROSIL 300CF、AEROSIL
380(以上、日本アエロジル社製)等が挙げられる。また、疎水化されてもよく、疎水化処理(「親油化処理」という場合もある)の方法としては、ジメチルジクロルシランによるジメチルシリル化処理、トリメチルクロルシランやヘキサメチルジシラザンによるトリメチルシリル化処理、オクチルトリクロルシランによるオクチルシリル化処理、ジメチルポリシロキサンやメチルハイドロジェンポリシロキサンによるシリコーン処理、金属セッケン化合物による処理等が挙げられる。中でも前記煙霧状無水ケイ酸を反応性アルキルシランやオルガノシラザン等で処理した疎水性煙霧状無水ケイ酸がより好ましい。市販品としては、AEROSIL
R−972、AEROSIL R974、AEROSIL R976(以上、ジメチルジクロルシラン処理)、AEROSIL RX200、AEROSIL RX300(以上、ヘキサメチルジシラザン処理)、AEROSIL
R805(オクチルシラン処理)、AEROSIL RY200、AEROSIL RY300(以上、ジメチルシロキサン処理)(いずれも日本アエロジル社製)等が挙げられる。また、これらの無水ケイ酸は必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料における、成分(C)の配合量は、特に限定されるものではないが、全量中0.01〜30%が好ましく、更に0.5〜20%が形状保持、使用感及び保存安定性の点でより好ましい。
本発明の液状油性口唇化粧料に用いられる成分(D)アシル置換度2.0以上のデキストリン脂肪酸エステルは成分(A)と組み合わせることで、付着性及び保存安定性の点で良好なものを得ることが出来る。用いられる脂肪酸としては、炭素数6〜22の高級脂肪酸が好ましく、具体的には、2−エチルヘキサン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘニル酸、ヤシ油脂肪酸等が挙げられる。また、これらのデキストリン脂肪酸エステルは必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。このうち、パルミチン酸のエステルが安定性や使用性の観点から最も好ましい。また、アシル置換度2.0以上のデキストリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば「レオパールKL」(パルミチン酸デキストリン)、「レオパールMKL」(ミリスチル酸デキストリン)(以上、千葉製粉社製)等が挙げられる。
本発明の液状油性口唇化粧料における、成分(D)の配合量は、特に限定されるものではないが、成分(A)と成分(D)の配合質量比が(A)/(D)=0.1〜40の範囲であると付着性及び保存安定性の点で好ましく、更に0.1〜15がより好ましい。また、これらのデキストリン脂肪酸エステルは必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料に用いられる成分(E)重質流動イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブテンは化粧膜の艶及び付着性を向上させるために配合する。20℃における粘度が20Pa・s以上の液状の炭化水素油であれば、通常化粧料に使用されるものであればいずれのものも使用することができる。成分(E)の市販品としては、パールリーム18、パールリーム24、パールリーム46、(以上、日本油脂社製)、ポリブテン100R、ポリブテン300R、ポリブテン2000H(以上、出光石油化学社製)等が挙げられる。また、これらは必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料に用いられる、成分(E)の配合量は、特に限定されるものではないが、全量中1〜40%が好ましく、更に5〜30%が付着性及び保存安定性の点でより好ましい。1%未満では、艶や付着性の点で良好なものが得られず、40%を超えると、使用性の点で良好なものが得られない。また、成分(E)は必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料には、上記必須成分の他に、通常化粧料に配合される成分として、炭化水素油、エステル油、植物油、抱水性油剤、シリコーン油、シリコーン誘導体等の油性成分、無機顔料、有機顔料及び体質顔料等の粉体およびそれらのシリコーン処理物やフッ素化合物処理物、界面活性剤、糖類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、レゾルシンやイオウ等の各種薬剤、清涼剤、色素、香料等を本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
油性成分としては、成分(B)、(E)以外の、通常の化粧料に配合される油剤であれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、アセトグリセリル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル等のエステル類、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステアリル・2−オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)等のアミノ酸系油剤、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、アルコキシ変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン類、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
粉体成分としては、成分(C)以外の、化粧品に一般に使用される粉体として用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。
粉体の分散性向上を目的とした界面活性剤としては、化粧品一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレンオルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。
本発明の液状油性口唇化粧料の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば、80〜90℃で溶解した成分(A)と成分(D)を含む油性成分を、成分(B)、成分(C)、成分(E)、及びその他の成分と混合した後、冷却して充填することにより得ることができる。
本発明の液状油性口唇化粧料としては、口紅、リップグロス、リップトリートメント、リップクリーム、リップ下地等が挙げられる。この中でも口紅、リップグロスであることが好ましく、金皿に流し込むものや、塗布体付きの容器(アプリケーター)やチューブに入れて用いるものがあるが、アプリケーターやチューブに入れて用いるものが好ましい。
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
実施例1〜10及び比較例1〜5:液状油性口唇化粧料(リップグロス:油性液状)
下記表1及び表2に示す組成のリップグロスを下記製造方法により調製し、(イ)塗布時の伸びの軽さ、(ロ)艶及びその効果の持続性、(ハ)付着性及びその持続性、(二)経時安定性、の各項目について、以下に示す評価方法により評価し、結果を併せて表1及び表2に示した。
(製造方法)
A:成分1〜8を100℃で均一に溶解混合する。
B:A成分に成分9〜16を添加し均一に混合する。
C:Bを塗付帯付き容器に流し込み、冷却してリップグロス(油性液状)を得た。
(評価方法)
(イ)〜(ハ)については、各試料について専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記(a)5段階絶対評価にて評価し、評点を付け、各試料のパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記(b)4段階判定基準により判定した。(ロ)、(ハ)の持続性については試料塗布後通常の生活をしてもらい5時間後に評価した。(ニ)の経時安定性は、25℃、40℃にて6週間静置した後、各試料の外観を下記(c)4段階評価基準により評価し、判定を行った。
〔評価項目:(イ)塗布時の伸びの軽さ、(ロ)艶及びその効果の持続性、(ハ)付着性及びその持続性〕
(a)5段階絶対評価基準:
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
(b)4段階判定基準:
[評点の平均値] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
〔評価項目:(二)経時安定性〕
(c)4段階判定基準:
(判定) (状態)
◎: 25℃静置と40℃静置の差がなく均一である。
○: 40℃静置の表面に僅かに分離が見られるが、問題ない。
△: 40℃静置の表面に明らかに分離が見られる。
×: 25℃静置に亀裂が見られ、25℃及び40℃静置の双方の表面に分離が見られる。
表1、表2の結果から明らかな如く、本発明の実施例1〜10の口紅(液状)は、比較例1〜5の口紅(液状)に比べ、塗布時の伸びの軽さ、艶、付着等の化粧持ち効果、経時安定性の全てにおいて優れたものであった。これに対して、成分(A)の配合されていない比較例1では特に塗布時の伸びの軽さ、付着性及びその持続性、経時安定性において、満足いくものが得られなかった。また、成分(B)の配合されていない比較例2では特に塗布時の伸びの軽さ、艶において満足いくものが得られなかった。また、成分(C)の配合されていない比較例3では、付着性及びその持続性、経時安定性の点で、満足いくものが得られなかった。また、成分(A)が配合されておらず、成分(D)が多く配合されている比較例4では、付着性及びその持続性、経時安定性の点で、満足いくものが得られなかった。また、成分(A)及び成分(D)が配合されていない比較例5では、塗布時の伸びの軽さ、経時安定性の点で、満足いくものが得られなかった。
実施例11:液状口唇化粧料;リップクリーム(高粘度)
(成分) (%)
1.パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン(注1) 15
2.パルミチン酸デキストリン(注2) 1
3.テトライソパルミチン酸ペンタエリスリット 20
4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
5.重質流動イソパラフィン(注5) 1
6.ワセリン 10
7.エチレン・プロピレンコポリマー 5
8.ジイソステアリン酸ポリグリセリル 5
9.無水ケイ酸 (注8) 1
10.防腐剤 適量
11.ビタミンE 0.5
12.香料 適量
注1: レオパールTT(千葉製粉社製) 注2: レオパールKL(千葉製粉社製) 注5: パールリーム46(日本油脂社製) 注8: AEROSIL300(日本アエロジル社製)(製造方法)
A:成分1〜8を100℃で均一に溶解混合する。
B:A成分に成分9〜12を添加し均一に混合する。
C:Bを容器に充填し、冷却してリップクリームを得た。
実施例11のリップクリーム(高粘度)は、塗布時の伸びが軽く、艶があり、付着性及びその持続性に優れ、組成物の表面で油を排出しない安定なリップクリーム(高粘度)であった。
実施例12:液状口唇化粧料;リップ下地(油性液状)
(成分) (%)
1.パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン(注1) 15
2.パルミチン酸デキストリン(注2) 5
3.成分(B)の分岐脂肪酸のテトラエステル油(注3) 20
4.重質流動イソパラフィン(注4) 5
5.重質流動イソパラフィン(注5) 10
6.ポリブデン(注6) 10
7.ジイソステアリン酸ポリグリセリル 残量
8.無水ケイ酸(注7) 2
9.防腐剤 適量
10.酸化チタン 1
11.雲母チタン 5
12.香料 0.2
注1: レオパールTT(千葉製粉社製) 注2: レオパールKL(千葉製粉社製) 注3: PRISORIN3631(Uniquma社製) 注4: パールリーム18(日本油脂社製) 注5: パールリーム46(日本油脂社製) 注6: ポリブテン2000H食添 (出光興産社製) 注7: AEROSIL R976S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分1〜7を90℃で均一に溶解混合する。
B:A成分に成分8〜12を添加し均一に混合する。
C:Bを塗付帯付き容器に流し込み、冷却して口紅(液状)を得た。
実施例10のリップ下地は、塗布時の伸びが軽く、艶があり、付着性及びその持続性に優れ、化粧料の表面で油を排出しない安定なリップ下地(油性液状)であった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(C) ;
    (A)アシル置換度2.0未満のパルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、
    (B)ペンタエリスリトールと炭素数14〜22の分岐脂肪酸とのテトラエステル油、
    (C)平均粒子径が50nm未満の無水珪酸、
    を配合することを特徴とする液状油性口唇化粧料。
  2. 更に成分(D)としてアシル置換度2.0以上のデキストリン脂肪酸エステルを配合する請求項1記載の液状油性口唇化粧料。
  3. 更に成分(E)として重質流動イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブテンから選ばれる1種又は2種以上を1〜40%配合することを特徴とする請求項1又は2記載の液状油性口唇化粧料。
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