JP2008089344A - 超音波探傷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】妨害エコーの影響をなくし、しかも、探傷に要する時間を短くできる超音波探傷装置を提供することにある。
【解決手段】モータ7,15によって、超音波を送受信する斜角超音波探触子21A,21Bは、配管3Bの表面に沿って、溶接部2に平行方向と直交方向に移動する。ここで、第1の超音波探触子21Aから発する超音波の方向と、第2の超音波探触子21Bから発する超音波の方向とが互いに対向し、また、第1の超音波探触子21A及び第2の超音波探触子21Bをモータ15により溶接部2に直交方向に移動したときの第1の超音波探触子21Aの探傷範囲と、第2の超音波探触子21Bの探傷範囲とが異なるように、第1の超音波探触子21A及び第2の超音波探触子21Bが保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種構造物の超音波検査に用いる超音波探傷装置に係り、特に、原子力プラントの配管等の溶接継手を対象とした超音波探傷装置に関する。
一般に、原子力プラントにおける配管等の溶接継手の超音波検査は、人が直接探触子を走査する手動探傷と、非検査体に軌道を取り付け、この軌道上を探触子を自動的に駆動する遠隔操作の自動探傷とが知られている。原子力プラントのように、特に、放射線の線量当量の高い区域での超音波検査では、手動探傷の場合、人の過剰被曝を防ぐため、長時間の探傷作業が困難であるが、自動探傷は遠隔操作のため、数多く適用されてきており、放射線による被曝低減が計られ、実用上十分であった。
原子力プラントの配管等の検査においては、溶接部は2方向から検査することが義務づけられている。すなわち、例えば、第1の配管と第2の配管を溶接した構造の場合、第1の配管側から溶接部を超音波探傷し、次に、第2の配管側から溶接部を超音波探傷するというように同じ場所を2方向から検査する必要がある。このとき、超音波探傷装置を第1の配管側に設置して、配管の周囲360°方向に移動して探傷した後、この超音波探傷装置を第2の配管側に位置を移動し、その上で、第2の配管側の配管の周囲360°方向に移動して、探傷するため、長時間を必要とする。特に、近年、原子力プラントの高経年化に伴い、検査対象となるの溶接継手の数が増加しているため、作業時間が長くなってきている。
ここで、例えば、2つの斜角超音波探触子を対向させて検査をする超音波探傷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3557553号
しかしながら、特許文献1記載のものは、その段落番号<0011>に、「これまでの超音波探傷試験方法では、基本的に1つの探触子により超音波の送受を行うタイプによる1方向からの探傷であり」と記載されているように、原子力プラントにおける配管等の溶接継手の超音波検査のような2方向からの検査が必要なものとは異なっている。したがって、特許文献1記載のものを、原子力プラントにおける配管等の溶接継手の超音波検査に適用する場合を考えると、特許文献1における第1の探触子と、第2の探触子により同一の溶接箇所の探傷を行う場合、第1の探触子と、第2の探触子により、同時に超音波の送受を行うと、相手方の超音波が妨害エコーとして検出される。したがって、妨害エコーがないようにするには、第1の探触子と、第2の探触子により超音波を交互に送受する必要があり、探傷に長時間を要することとなる。
本発明の目的は、妨害エコーの影響をなくし、しかも、探傷に要する時間を短くできる超音波探傷装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、超音波を送受信する斜角超音波探触子と、この斜角超音波探触子を被検査体の表面に沿って、被検査部に平行方向と直交方向に移動させる駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段を有する超音波探傷装置であって、前記斜角超音波探触子は、第1の超音波探触子と、第2の超音波探触子とからなり、前記第1の超音波探触子から発する超音波の方向と、前記第2の超音波探触子から発する超音波の方向とが互いに対向し、また、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子を前記駆動手段により前記被検査部に直交方向に移動したときの前記第1の超音波探触子の探傷範囲と、前記第2の超音波探触子の探傷範囲とが異なるように、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子が前記駆動手段に保持されるようにしたものである。
かかる構成により、妨害エコーの影響をなくし、しかも、探傷に要する時間を短くできるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子の間隔Dは、探触子の屈折角θと、非検査体の厚さTに対して、D=2T・tanθを満たすようにしたものである。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子は、接触媒質を拭き取る吸水材を備えるようにしたものである。
本発明によれば、妨害エコーの影響をなくし、しかも、探傷に要する時間を短くできるものとなる。
以下、図1〜図10を用いて、本発明の一実施形態による超音波探傷装置の構成及び動作について説明する。
最初に、図1及び図2を用いて、本実施形態による超音波探傷装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置の全体構成を示す部分断面の平面図である。図2は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置の全体構成を示す部分断面の側面図である。
被検査体である第1の配管3Aと、第2の配管3Bは、被検査部である溶接部2によって接続されている。第1の配管3Aと第2の配管3Bとの中心軸は、図中のY軸方向に延在している。第1の配管3Aの外周には、その周囲を1周するように、軌道1が取り付けられている。図1に示すように、軌道1には複数のねじ穴4が設けられ、図2に示すように、それぞれのねじ穴4には、ねじ5が挿入されている。そして、図2に示すように、ねじ5の先端を第1の配管3Aの外周に突き当てるとともに、軌道1の内周と第1の配管3Aの外周との間の距離を一定となるように、ねじ5をねじ穴4に対してねじ込んでいる。
軌道1には、周方向移動装置6が、第1の配管3Aの周方向に移動可能なような取り付けられている。周方向移動装置6は、図2に示すように、周方向移動装置支持用ローラ10,11が軌道1の端面に沿って転がることで支持され、周方向移動装置駆動用ピニオン8とラック12により周方向に駆動される。周方向移動装置駆動用ピニオン8は、周方向移動用モータ7により駆動される。周方向位置検出用エンコーダ9は、モータ7により回転され、周方向の位置信号を出力する。
周方向移動装置6には、アーム13と、ボールねじ14と、ボールねじ動用モータ15とが取付けられている。アーム13には、探触子移動部18が取付けられ、ボールねじ14の回転により探触子移動部18が配管3A,3Bの軸方向に移動する。
探触子支持部18には、2つの探触子ホルダー19A,19Bが、それぞれ、バネ20A,20Bを介して取付けられている。2つの探触子ホルダー19A,19Bには、それぞれ、斜角超音波探触子21A,21Bが設置されている。ボールねじ駆動用モータ15に取付けられた探触子支持部位置検出用エンコーダ16は、斜角超音波探触子21A,21Bの位置を出力する。
したがって、周方向移動用モータ7により、超音波探触子21A,21Bは、配管3A,3Bの外周を周方向に360°移動することができる。また、ボールねじ動用モータ15により、超音波探触子21A,21Bは、配管3A,3Bの外周を配管の軸方向(Y軸方向)に、所定距離だけ往復移動できる。
また、探触子ホルダー19Aをアーム13の長手方向(Y軸方向)に対して、位置を調節する探触子ホルダー位置調節部17Aを備えている。また、探触子ホルダー位置調節部17Aは、ねじ24Aにより探触子支持部18に固定される。探触子ホルダー19Bも、同様に、探触子ホルダー位置調節部17Bを備えている。
ここで、斜角超音波探触子21A,21Bの向きは、斜角超音波探触子21A,21Bから発信される超音波22A,22Bが互いに対向するように設置されている。すなわち、図2に示すように、X軸方向から見た場合、斜角超音波探触子21Aから発信される超音波22Aと、斜角超音波探触子21Aから発信される超音波22Bが互いに逆方向になっている。また、図1に示すように、斜角超音波探触子21Aと、斜角超音波探触子21Bとは、X軸方向に離間して配置され、また、Y軸方向には、距離Dを離して配置されている。距離Dについては、図3〜図5を用いて後述する。このような配置により、2つの超音波探触子21A,21Bのそれぞれの超音波探傷範囲が異なっている。それぞれの超音波探傷範囲が異なることで、2つの斜角超音波探触子21A,21Bから発信された超音波が干渉することはなく、したがって、妨害エコーの影響を低減することができる。
また、探触子ホルダー19A,19Bのそれぞれの前方には、吸水材23A,23Bが取り付けられている。したがって、探触子ホルダー19A,19Bが移動する度に、吸水材23A,23Bが探傷領域内に過剰に塗布された接触媒質を拭き取り、接触媒質からの反射エコーの出現を防ぐことができる。接触媒質としては、水やグリセリン等が用いられる。接触媒質が非検査体表面に均一に分布していないと、探傷結果には、欠陥からの反射エコーと、接触媒質からの反射エコーとが混在し、欠陥の特定が繁雑になる。本実施形態では、吸水材23A,23Bとしてスポンジのような吸水性のよい材料のものが用いられる。吸水材23A,23Bにより接触媒質を拭き取ることで、接触媒質が非検査体表面に均一に分布することとなるため、不均一な接触媒質からの反射エコーを低減できる。
次に、図3〜図6を用いて、本実施形態による超音波探傷装置における2つの探触子のY軸方向の移動距離について説明する。
図3〜図6は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置の要部構成を示す側面図である。
図3及び図4に示すように、原子力プラントのような配管等の超音波探傷試験では、溶接部2を含む探傷範囲Aを、図3に示すように、第1の配管3Aの側から探傷し(これを、「+Y方向の探傷」と称する)、また、図4に示すように、第2の配管3Bの側から探傷する(これを、「−Y方向の探傷」と称する)必要がある。
+Y方向の探傷で探傷範囲Aを満足させるためには、図3に示すように、探触子21Bを位置Y1から位置Y1’まで移動させる必要がある。また、−Y方向の探傷で探傷範囲Aを満足させるためには、図4に示すように、探触子21Aを、位置Y2から位置Y2’まで移動させる必要がある。したがって本実施例のように、2方向を、2個の探触子21Aと探触子21Bにより、同時に探傷する場合の探触子間隔Dは、図5に示すように、探触子の屈折角をθとし、非検体の板厚をTとすれば、

D=2T・tanθ …(1)

となる。
前述のように、本実施形態では、探触子ホルダー位置調節部17A,17Bを備えているため、ねじ24Aによって探触子支持部18に固定される位置を変えることで、式(1)により求められる探触子間距離Dに調整することができる。
ここで、図6を用いて、具体例について説明する。溶接継手を含む探傷領域をA=49.0mm、板厚をT=29.6mm、探触子21A,21Bから送信する超音波の入射角をθ=42.3°とすると、最小の駆動範囲Hは、

H=A+D
=A+2T×tan(θ)

となるため、H=102.9≒103mmである。
また、探触子間距離Dは、
D=2T×tan(θ)
となるため、D=53.9≒54mmである。
探触子間距離Dを54mmに固定し、探触子21Bを溶接継手中心から前方へhb=A/2=24.5mm、後方へha=H−hb=78.5mm走査すると、他の探触子21Aも、同様に、探傷範囲Aを探傷できる。その上で、周方向移動装置6により、配管の外周の360°について探触子21A,21Bを移動することで、探傷範囲Aについて360°の全周範囲の探傷を行うことができる。
したがって、従来の1つの探触子の場合と比較すれば、探触子の取替え作業等をふまえ、2倍以上の作業時間の短縮が計られる。
なお、2つの探触子21A,21Bの間の距離は、前述の探触子間距離Dよりも広くても、また狭くても良いものである。ただし、この場合には、探触子の駆動範囲は、前述の駆動範囲Hよりも多少広くなるため、作業時間が多少長くなるが、それでも、従来の1つの探触子の場合と比較すると、短時間化することができる。
次に、図7を用いて、本実施形態による超音波探傷装置のシステム構成について説明する。
図7は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置のシステム構成を示すブロック図である。
本システムは、周方向移動装置位置検出用エンコーダ9および探触子支持部位置検出用エンコーダ16からの出力信号に基づいて得られる配管3A,3Bの位置座標を記録するための記録部52、検査結果を表示するための表示部50、検査範囲などを入力するための入力部51を有している。また、本システムは、超音波探触子21A,21Bに超音波を発信させたり、超音波を受信したりするパルサレシーバ53A,53Bや、A/Dボード54A,54B、周方向移動装置位置検出用エンコーダ9および探触子支持部位置検出用エンコーダ16からの出力信号を取り込むためのカウンタボード55,56を有している。
演算部60はコンピュータであって、周方向移動装置駆動用モータ7やボールねじ駆動用モータ16を制御している。周方向移動装置位置検出用エンコーダ9や探触子支持部位置検出用エンコーダ17の出力信号は、カウンタボード55,56を介して演算部60に入力されている。超音波探触子から超音波を配管に対して送受信して得られた受信信号は、パルサレシーバ53A,53Bや、A/Dボード54A,54Bを介して演算部60に入力される。また、演算部60は、得られたAスコープの情報に画像処理してCスコープ画像データを得る。Cスコープ画像データについては、図10を用いて後述する。
次に、図8〜図10を用いて、本実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例について説明する。
図8は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例を説明するための配管のモデル図である。なお、図8において、図2〜図6と同一符号は同一部分を示している。図9は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例の一つであるAスコープの説明図である。図10は、本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例の一つであるCスコープの説明図である。
図8に示すように、溶接部2の近傍に欠陥Dがあるものとし、この欠陥を、超音波探触子21A,21Bが発する超音波22A,22Bにより探傷するものとする。
図9は、Aスコープの像を示しており、Aスコープでは、横軸に時間、縦軸にエコー高さで表示される。図9(A)は、超音波探触子21Aに対するAスコープを示し、図9(B)は、超音波探触子21Bに対するAスコープを示している。時間0付近に表示されるのは、発せられた超音波のエコーである。時間0よりも離れた位置に表示されるのが欠陥エコーや形状エコーなどである。ここでは、欠陥エコーを表示している。欠陥Dに対する距離は、超音波探触子21Aからの方が近いため、欠陥エコーの強度は、図9(B)に示されるものの方が図9(A)に示されるものよりも大きくなる。
図10は、Cスコープの像を示している。Cスコープ画像情報は、図9に示す座標系において、Aスコープの振幅に応じて輝度変調し、被検査体上における位置と超音波伝播時間を直角座標(xy平面)で表す画像情報である。Cスコープ画像情報は、探傷結果を被検査体の上から見た平面図(xy平面)の座標形式で表現される。図10(A)は、超音波探触子21Aに対するCスコープを示し、図10(B)は、超音波探触子21Bに対するCスコープを示している。
図10(A),(B)において、線Cは、溶接部2の中心位置を示す線である。中心線Cに対して、ほぼ一定の位置に、溶接部2の外部輪郭の位置からの形状エコーSEが表示される。また、欠陥Dに対する欠陥エコDEーが中心線から所定の距離の位置に表示される。形状エコーSEと欠陥エコーDEの関係から、欠陥の位置を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、妨害エコーの影響をなくし、しかも、探傷に要する時間を短くできる。
本発明の一実施形態による超音波探傷装置の全体構成を示す部分断面の平面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置の全体構成を示す部分断面の側面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置の要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置の要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置の要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置の要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例を説明するための配管のモデル図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例の一つであるAスコープの説明図である。 本発明の一実施形態による超音波探傷装置を用いて得られた表示例の一つであるCスコープの説明図である。
符号の説明
1…軌道
2…溶接部
3…配管
4…ねじ穴
5…ねじ
6…周方向移動装置
7…周方向移動用モータ
8…周方向移動装置駆動用ピニオン
9…周方向位置検出用エンコーダ
10,11…周方向移動装置支持用ローラ
12…ラック
13…アーム
14…ボールねじ
15…ボールねじ駆動用モータ
16…探触子支持部位置検出用エンコーダ
17…探触子ホルダー調節部
18…探触子支持部
19a,19B…探触子ホルダー
20…バネ
21A,21B…斜角超音波探触子
22A,22B…超音波
23A,23B…吸水材
24A…ねじ
50…表示部
51…入力部
52…記録部
60…演算部

Claims (3)

  1. 超音波を送受信する斜角超音波探触子と、
    この斜角超音波探触子を被検査体の表面に沿って、被検査部に平行方向と直交方向に移動させる駆動手段と、
    この駆動手段を制御する制御手段を有する超音波探傷装置であって、
    前記斜角超音波探触子は、第1の超音波探触子と、第2の超音波探触子とからなり、
    前記第1の超音波探触子から発する超音波の方向と、前記第2の超音波探触子から発する超音波の方向とが互いに対向し、また、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子を前記駆動手段により前記被検査部に直交方向に移動したときの前記第1の超音波探触子の探傷範囲と、前記第2の超音波探触子の探傷範囲とが異なるように、前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子が前記駆動手段に保持されることを特徴とする超音波探傷装置。
  2. 請求項1記載の超音波探傷装置において、
    前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子の間隔Dは、探触子の屈折角θと、非検査体の厚さTに対して、D=2T・tanθを満たすことを特徴とする超音波探傷装置。
  3. 請求項1記載の超音波探傷装置において、
    前記第1の超音波探触子及び前記第2の超音波探触子は、接触媒質を拭き取る吸水材を備えることを特徴とする超音波探傷装置。
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