JP2008086517A - 入賞口ユニット - Google Patents

入賞口ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008086517A
JP2008086517A JP2006269931A JP2006269931A JP2008086517A JP 2008086517 A JP2008086517 A JP 2008086517A JP 2006269931 A JP2006269931 A JP 2006269931A JP 2006269931 A JP2006269931 A JP 2006269931A JP 2008086517 A JP2008086517 A JP 2008086517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
symbol
game
ball
random number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2006269931A
Other languages
English (en)
Inventor
Goji Tajika
剛司 多鹿
Eisuke Aoki
英介 青木
Hideomi Asai
秀臣 淺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2006269931A priority Critical patent/JP2008086517A/ja
Publication of JP2008086517A publication Critical patent/JP2008086517A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】命釘に相当する規制部の不正な変形を抑制するとともに、遊技機への取り付けを容易とする入賞口ユニット提供する。
【解決手段】遊技盤に取り付けられる基板51と、遊技球が落入する入賞部512と、命釘に代わって入賞部512の上方に設けられた規制部52a、52bとを樹脂により一体形成し、規制部52a、52bの形状を外力による変形が困難な形状に構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、弾球遊技機の入賞口ユニットに係り、詳しくは、命釘を一体として備える入賞口ユニットに関するものである。
周知のように、パチンコ遊技においては、遊技機に装備されている遊技盤面の遊技領域に設けられている各種入賞口にパチンコ球が入賞すると、その入賞口に設定されている所定数の賞球が払出されるようになっている。また、遊技機の中には、始動入賞口への入賞をきっかけとして、抽選が行われ、抽選結果に応じて、その後の遊技の内容が変化するものもある。
このように、入賞口への遊技球の入賞確率は、遊技機の遊戯性を規定する大きな要素となるものである。入賞口への入賞確率は、入賞口の直近上方に設けられた一対の命釘の間隔を調整することで、調節することが可能である。
特開平11−299977号(図4:符号30)
命釘は、パチンコ店側で変形させることができるため、意図的に入賞確率を調整することにより、パチンコ機メーカ側で設定した入賞確率と異なる確率に変更されてしまう場合がある。既述のように、入賞確率が変動すると、パチンコ機の遊技内容にも多大な影響を与え、設計当初に予定していた遊技内容が実現できなくなるといった問題がある。また、遊技者が、ガラス枠の遊技盤の隙間から挿入された針金を命釘に引っ掛けて、命釘を変形させ、入賞率を上げて遊技するといった、不正行為が行われる問題もある。
また、命釘の調整を防止するために、特許文献1の命釘規制部30のような部材が提案されている。ところで、命釘規制部30は、遊技盤面に打ち込まれた命釘の先端に、命釘規制部30を嵌め合わせる必要があるが、打ち込まれた釘の角度や長さは、パチンコ機毎に微差があり、同一規格で形成された命釘規制部30を打ち込み状態に微差のある命釘に嵌め合わせることが困難なパチンコ機もある。
本発明の目的は、命釘に相当する規制部の不正な変形を抑制するとともに、遊技機への取り付けを容易とする入賞口ユニット提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 弾球遊技機の遊技盤面上に配置され、投入された遊技球が流下する遊技領域内に設けられ、遊技球を受け入れる球受け部を有する入賞口ユニットであって、
遊技盤面上に固定される基板と、
遊技球を受け入れる入賞口をする入賞部と、
前記入賞口に対向する位置に、遊技球が通過し得る間隔を空けて設けられた一対の規制部とを有し、
前記入賞部と前記規制部は、前記基板に設けられるとともに、前記規制部は、前記基板と同一材料で構成されていることを特徴とする入賞口ユニット。
(2) 前記規制部と基板は樹脂で形成されている上記(1)に記載の入賞口ユニット。
(3) 前記規制部の突出長さに対する横断面積の割合が90%以上である上記(1)又は(2)に記載の入賞口ユニット。
(4) 前記規制部は、横断面が矩形断面形状であって、対向する面が鉛直方向に沿って配置された上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
(5) 前記規制部は、横断面形状が円形である上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
(6) 前記規制部は、横断面形状が3角形又は多角形である上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
請求項1に記載の発明によれば、一対の規制部の間を通過して遊技球が入賞口に落入するので、規制部の間隔によって入賞確率が規定される。この規制部は、基板と同一材料で一体して構成されているので、位置調節が出来ず、パチンコホールにおいて、弾球遊技機製造者の意図に反して調整することが抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、基板と規制部の構成材料は樹脂であるため、規制部材の間隔を拡張するために外力を加えると破損してしまい、遊技の続行が不能となる。このため、不正に規制部材を変形させて、この間隔を拡張し、入賞確率を上げるといった不正行為が抑制される。
請求項3に記載の発明によれば、規制部の突出長さに対する横断面積の割合が90%以上であれば、規制部を変形させるためには、多大な外力を必要とするため、容易に変形させることができず、不正行為を抑制させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、規制部は、鉛直方向に沿った長辺を有する矩形断面形状を有しているので、上端部に外力を加えて破損させてしまうと、かえって入賞率が悪化する。このため、不正行為を抑制させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、規制部の断面形状が円形であるため、外力が加わる方向によらずに、均一な強度を有し、規制部の変形を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、規制部の断面形状が3角形又は多角形であるため、剛性が強化され、規制部の変形を抑制できる。
図1は、本実施形態における遊技機を示す図である。以下、本明細書において、遊技機の遊技者が配置される側を正面、前面又は前側として表現し、遊技者の配置位置に対して反対側を背面、後面又は後側とし、図1に示されているような正面視において、左右方向をY軸方向、前後方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸と定義し、右方向をY軸方向の正方向、前側から後側へ向かう方向をX軸方向の正方向、鉛直下方へ向かう方向をZ軸の正方向と定義する。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠1の入賞口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置12によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に表示装置として図柄変動表示装置6jが設置される窓部で構成された表示部6aが設けられている。
表示部6aの周りには装飾部材6Bや始動入賞口6cおよび特別入賞口6d、普通入賞口ユニット5などがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口6eも設けられており、始動入賞口6cや特別入賞口6dに入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えたガラス枠70が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置12により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側でガラス枠70の下方には、皿ユニット701が、前枠2に開閉支持されている背面板(図示されず)に取り付けられて設けてある。皿ユニット701は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。皿ユニット701は、球受け皿を構成している球貯留部701aと、球貯留部701aの正面左側下部に設けられた灰皿701bと、球貯留部701aの正面右側下部に設けられた発射ハンドル701cとを有している。
図2は、入賞口ユニット5の全体斜視図である。入賞口ユニット5は、遊技領域6内において、遊技盤面の適宜位置に取り付けられている。本実施形態では、装飾部材6bの左下方に配置されており、入賞口に遊技球を受け入れることによって、遊技盤3の背面側へ導球し、この結果、所定数の賞球が行われる。
入賞口ユニット5は、遊技盤3の表面に固定された基板51と、基板51に設けられた入賞部512と、補強部515と、規制部52a、52bと、入賞部512で受けた遊技球を、遊技盤3の背面側に誘導する誘導部516とを備えている。
この実施形態の入賞口ユニット5では、基板51、入賞部512、規制部52a、52b、誘導部516樹脂で構成され、一体成形により製造されている。基板51は、板状に形成され、遊技盤3の表面に重ねされ、遊技領域6内での遊技球の流下を妨げないように、薄板状に形成されており、角部には、木ねじが挿通するねじ挿通孔518a、518b、518cが厚さ方向に形成されている。
基板51の正面側中央には、入賞部512が形成されている。入賞部512は、遊技球が受け入れられる入賞口513を有する箱形状であり、入賞部512の形成位置には、背面側へ遊技球を排出するための通球孔514が形成されている。入賞口513から入賞部512内に入った遊技球は、通球孔514を介して、遊技盤3の背面側方向へ排出される。
通球孔514の背面側には、誘導部516が接続されており、通球孔514から排出された遊技球は、誘導部516によって、遊技盤3の背面側へ確実に案内される。誘導部516は、遊技球が転動可能な幅と深さを有する溝形状に形成されており、遊技盤3の厚さ方向に延設され、遊技盤3の厚さと同程度の長さに形成されている。
一方、入賞口513の上方には、1対の規制部52a、52bが設けられている。各規制部52a、52bは、それぞれ横断面形状が円形に形成された棒状体であって、基板51と一体に構成されている。一対の規制部52a、52bの間隔は、遊技球が通過し得る距離に設定されており、この距離により入賞率がある程度規定される。また、規制部52a、52bの横断面形状は、直径が5mmの円形であり、高さは、遊技盤面から18mmとなっており、断面積は、高さの109%の割合((断面積/高さ)×100)となっている。規制部52a、52bの高さに対する断面積の割合が、90以上であれば、曲げ応力に対する十分な強度が得られる。即ち、外部から規制部52a、52bに対して、これを変形させるべく外力が加わった場合に、十分な大きさの断面二次モーメントを得ることができ、変形しにくい形状となっている。
また、規制部52a、52bは、樹脂で構成されており、不正行為により外力が加えられた場合、塑性変形許容量が小さいため、入賞率を上げられる程の変形を加えることができない。
基板51の背面側において、誘導部516の上方には、補強部515が形成されている。補強部515は、規制部52a、52bの背面側に設けられ、規制部52a、52bの基端部分の基板51の強度を補強する。この補強部515により、2つの規制部52a、52bの間隔が一定に維持され、基端部分の基板51の変形などによって規制部52a、52bの間隔が変化するといった不都合が抑制される。
規制部52a、52bの相対的な位置関係は、必ずしも平行でなくてもよく、例えば、正面へ向けて間隔が漸増するように、先端へ向けて広がる姿勢であってもよく、あるいは、上方へ向けて傾斜していてもよい。以上説明した補強部515及び誘導部516は、遊技盤3に装着された状態では、遊技盤3に形成されたユニット取付孔(図示外)内に収容される。
図3は、規制部52Aa、52Abの形状の異なる実施形態を示す正面図である。この実施形態の入賞口ユニット5Aは、規制部52Aa、52Abの断面形状が3角形である。このように十分広い断面積を有する規制部52Aa、52Abは、曲げ応力に対する十分な強度が得られる。即ち、外部から規制部52Aa、52Abに対して、これを変形させるべく外力が加わった場合に、十分な大きさの断面二次モーメントを得ることができ、変形しにくい形状となっている。横断面の形状は、3角形に限らず、他の多角形であってもよい。多角形である場合には、規制部52Aa、52Abの間隔W1を広げる方向に外力が加えられた場合に、最も強度が高くなる姿勢、例えば水平方向(一対の規制部52Aa、52Abの断面の重心を結ぶ線に沿った方向)の幅W2が、最も広くなる姿勢に配置されていることが好ましい。入賞口ユニット5Aにおいて、基板51、入賞部512、入賞口513、誘導部516等、他の構成については、図2に示されている実施形態と同様であるので、符号を援用して説明を省略する。
図4は、他の実施形態の入賞口ユニット5Bを示す全体斜視図である。この入賞口ユニット5Bは、規制部52Ba、52Bbの横断面形状が矩形であって、全体として板状に形成され、入賞口513へ向けて遊技球を案内する姿勢に配置されている。規制部52Ba、52Bbは、対向する面が相互に平行に配置され、この間を遊技球が通過するように構成されている。このような形状とすることで、規制部52Ba、52Bbは、下方へ向けての変形に強く構成さる。樹脂で構成されているので、変形させるべく外部から力を加えると、破損しやすく、塑性変形可能な釘と比較して、意図的に変形させることが不可能な構成となっている。入賞口ユニット5Bにおいて、基板51、入賞部512、入賞口513、誘導部516等、他の構成については、図2に示されている実施形態と同様であるので、符号を援用して説明を省略する。
図5は、他の実施形態の入賞口ユニット5Cを示す全体斜視図である。入賞口ユニット5Cは、規制部52Ca、52Cbの横断面形状が円弧状に形成されている。円弧状に形成されているので、規制部52Ca、52Cb間の間隔を広げようとする外力に対して変形しにくい構成となっている。基板51と一体に構成された樹脂で規制部52Ca、52Cbが構成されているので、変形させるべく外部から力を一層強く加えると、破損しやすく、塑性変形可能な釘と比較して、意図的に変形させることが不可能な構成となっている。
規制部52Ca、52Cbの外側には、規制部52Ca、52Cbの外側へ向けて遊技球を案内する案内部521Ca、521Cbが設けられている。案内部521Ca、521Cbは、規制部52Ca、52Cbに接続されている部分では、左右方向(遊技盤上におけるY軸方向)に略水平な案内面を備え、さら外側へ向けて下方へ傾斜する構成となっている。このような案区部521Ca、521Cbを設けることによって、案内面上の水平部に落下した遊技球は、一旦案内面上で静止し、外側の案内面に沿って落下する球と、又は内側に間隙から入賞部512へ落下する球とに振分けられる。この振分けは、案内面上で遊技球が一旦静止するため、遊技者の注意が注がれ、入球への期待度が増幅されることとなり興趣性が増す。
入賞口ユニット5Cにおいて、基板51、入賞部512、入賞口513、誘導部516等、他の構成については、図2に示されている実施形態と同様であるので、符号を援用して説明を省略する。
次に、本遊技機における遊技制御を行う遊技制御手段について説明する。
(遊技制御手段)
図12において、遊技制御手段200は、遊技の進行や演出等を含む弾球遊技機100全体を統括制御する手段である。遊技制御手段200は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
遊技制御手段200は、遊技盤3の背面側に設けられた制御基板上に設けられている。ここで、遊技制御手段200は、1つの制御基板上に限らず、複数の制御基板上にわたって設けられていても良い。例えば、主として遊技の進行に直接係わる部分の制御を担当するメイン制御基板と、このメイン制御基板に電気的に接続され、主として演出に係わる部分(画像表示、ランプ類の点灯、及びサウンドの出力等)の制御を担当するサブ制御基板とを設けることが挙げられる。このようにする場合、上述した図柄変動表示装置6jは、サブ制御基板と電気的に接続される。また、メイン制御基板とサブ制御基板とは、中継基板などを介して接続される構成とすることもできる。
遊技制御手段200は、本実施形態では、以下の各手段を備える。
(入賞球検出手段)
入賞球検出手段21は、始動入賞口6c及び特別入賞口6dに遊技球が入賞したときに、その入賞を検出するものである。これらの始動入賞口6c及び特別入賞口6dには、それぞれ始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsが設けられ、それぞれ入賞球検出手段21に電気的に接続されている。
すなわち、これらの始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsは、それぞれ、本発明における遊技球の入賞を検知する遊技球検知センサの1つである。
始動入賞口センサ6csは、球受ユニット5の背面側に設けられ、球受ユニット5に設けられた始動入賞口6cへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。始動入賞口6cに遊技球が入賞すると、始動入賞口センサ6csを通過する。これにより、始動入賞口センサ6csから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、始動入賞口6cに遊技球が入賞したことを検出する。
同様に、特別入賞口センサ6dsは、特別入賞口6dの所定位置に設けられ、特別入賞口6dへの遊技球の入賞を常時監視しているセンサである。特別入賞口6dに遊技球が入賞すると、特別入賞口センサ6dsを通過する。これにより、特別入賞口センサ6dsから、そのときの検出信号が入賞球検出手段21に送信される。この検出信号を受信したときに、入賞球検出手段21は、特別入賞口6dに遊技球が入賞したことを検出する。
(抽選手段)
抽選手段22は、入賞球検出手段21により、始動入賞口6cへの遊技球の入賞が検出されたことを条件として、可変表示手段である図柄変動表示装置6jに表示する停止図柄に関する抽選を行うものであり、本実施形態では、▲1▼当選/非当選の有無、▲2▼図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示後の停止図柄、及び▲3▼図柄の変動表示中の変動パターンの抽選を行う。抽選手段22は、これらの▲1▼〜▲3▼の抽選を行うべく、当たり抽選手段22aと、停止図柄抽選手段22bと、変動パターン抽選手段22cとを備える。
(当たり抽選手段)
当たり抽選手段22aは、本実施形態では、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数取得手段と、当たり判定手段とを備える。
当たり判定用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期(例えば、16ビット乱数による0〜65535の周期)を有する当たり判定用乱数を発生させる。当たり判定用乱数取得手段は、当たり判定用乱数発生手段によって発生した当たり判定用乱数のうち1の当たり判定用乱数を、所定の時、本実施形態では始動入賞口センサ6csから送信された検出信号を入賞球検出手段21が受信した時に取得する。
当たり判定手段は、当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数に基づいて、当選であるか非当選であるかを判定する。当たり判定用乱数発生手段が発生させる所定の周期の当たり判定用乱数のうち、当選に該当する乱数が予め定められている。そして、当たり抽選用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が、当選に該当する乱数と一致する場合には当選と判定し、一致しない場合には非当選と判定する。このように、始動入賞口センサ6csへ入賞によって、抽選が開始されるため、始動入賞口センサ6csへの入賞確率が高くなれば、抽選が行われる回数多くなり、入賞確率が低くなれば、抽選が行われる回数は少なくなる。始動入賞口6cへの入賞確率は、本発明の球受ユニットによって固定されるため、命釘の操作によって、当所設計された遊戯性が損なわれることが抑制される。
ここで、本実施形態では、遊技状態が通常遊技状態又は後述する時間短縮遊技状態のときは、当選確率は、1/327に設定されている。
これに対し、後述する確率変動遊技状態では、当選確率は、1/51に設定されている。
(停止図柄抽選手段)
停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段の判定結果に基づいて、図柄変動表示装置6jに停止表示すべき停止図柄を抽選するものである。ここで、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により、当選と判定された場合には、複数の当選図柄から、いずれか1の当選図柄を抽選によって選択する。
当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、当選図柄選択用乱数発生手段と、当選図柄選択用乱数取得手段と、当選図柄選択手段とを備える。
当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、当選図柄選択用乱数取得手段は、当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した当選図柄選択用乱数のうち1の当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、当選図柄選択手段は、当選図柄選択用乱数取得手段で取得した当選図柄選択用乱数に対応する当選図柄を選択する。
本実施形態では、図柄変動表示装置6jに停止表示される識別情報としての停止図柄は、左、中及び右の3図柄(数字)から構成されており、「000」〜「999」までの1000通り有する。そして、予め定められた3つの図柄の組み合わせを当選図柄(例えば、「777」、「331」「531」など)に設定している。本実施形態では、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により当選と判定された場合には、3つの図柄が同じである、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄のうち、いずれか1を選択するようにする。このような識別情報である図柄は、数字に代表される文字に限らず、記号、図形、又はこれらの組み合わせであってもよい。
なお、本実施形態では、「000」、「111」、「222」、・・「999」までの10通りの当選図柄は、全て同一確率で選択される。すなわち、各当選図柄の選択確率は、それぞれ1/10に設定されている。これにより、当選図柄として奇数図柄(「111」、「333」等)が選択される確率と、偶数図柄(「000」、「222」等)が選択される確率とは、ともに1/2となる。
ここで、本実施形態の弾球遊技機100では、遊技状態として、通常遊技状態、確率変動遊技状態、時間短縮遊技状態の3種類が設けられている。
「確率変動遊技状態」とは、図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの奇数図柄(例えば「111」)となった場合に、その特別遊技が終了した後の遊技で、次の特別遊技が開始されるまでに設定される遊技状態であって、当選確率が通常遊技状態及び時間短縮遊技状態より高い遊技状態(上述のように、1/51の当選確率を有する遊技状態)をいう。
また、「時間短縮遊技状態」とは、確率変動遊技状態のときに図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合に、その特別遊技の終了後の遊技において、所定遊技回数(例えば100遊技)間だけ設定される遊技状態をいう。そして、時間短縮遊技状態で所定遊技回数が行われると、時間短縮遊技状態が終了し、通常遊技状態に移行する。
ここで、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、図柄変動表示装置6jによる図柄の変動開始から停止表示されるまでの時間が通常遊技状態より短い時間に設定される。
なお、通常遊技状態又は時間短縮遊技状態のときに図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄のうちの偶数図柄(例えば「222」)となった場合には、その特別遊技が終了した後の遊技は、通常遊技状態となる。通常遊技状態及び時間短縮遊技状態は、上述したように、1/327の当選確率を有する遊技状態である。
また、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合に用いられるものとして、停止図柄抽選手段22bは、非当選図柄選択用乱数発生手段と、非当選図柄選択用乱数取得手段と、非当選図柄選択手段とを備える。
非当選図柄選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する非当選図柄選択用乱数を発生させる。そして、非当選図柄選択用乱数取得手段は、非当選図柄選択用乱数発生手段によって発生した非当選図柄選択用乱数のうち1の非当選図柄選択用乱数を取得する。次いで、非当選図柄選択手段は、非当選図柄選択用乱数取得手段で取得した非当選図柄選択用乱数に対応する非当選図柄を選択する。
本実施形態では、非当選と判定された場合には、左図柄、中図柄及び右図柄ごとに、それぞれ独立して上述の非当選図柄選択用乱数発生手段により乱数を取得し、その取得した乱数に基づいて、左図柄、中図柄及び右図柄を選択する。
ここで、停止図柄抽選手段22bは、当たり抽選手段22aの当たり判定手段により非当選と判定された場合には、「000」〜「999」までの1000個の停止図柄のうち、「000」、「111」、・・、「999」の10個の当選図柄とならないように、非当選図柄を選択する。
(変動パターン抽選手段)
変動パターン抽選手段22cは、図柄変動表示装置6jに表示すべき図柄の変動パターンを抽選するものである。
変動パターン抽選手段22cは、変動パターン選択用乱数発生手段と、変動パターン選択用乱数取得手段と、変動パターン選択手段とを備える。
変動パターン選択用乱数発生手段は、制御プログラム等によって所定の周期を有する変動パターン選択用乱数を発生させる。そして、変動パターン選択用乱数取得手段は、変動パターン選択用乱数発生手段によって発生した変動パターン選択用乱数のうち1の変動パターン選択用乱数を取得する。次いで、変動パターン選択手段は、変動パターン選択用乱数取得手段で取得した変動パターン選択用乱数と、当たり抽選手段22aの当たり判定手段での判定結果に基づいて、複数種類の図柄の変動パターンを記憶したデータテーブルを参照して、いずれか1つの変動パターンを選択する。
本実施形態では、当選時用と非当選時用との2つの(変動パターン選択用の)データテーブルを設けておき、当たり判定手段により当選と判定されたときは、当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。同様に、当たり判定手段により非当選と判定されたときは、非当選時用のデータテーブルを用いて、取得した変動パターン選択用乱数に対応する変動パターンを選択する。
ここで、本実施形態では、図柄の変動表示の開始時には、3つの図柄の全てを変動表示した後、左図柄、右図柄、中図柄の順に停止表示させ、最終的に、3つの図柄の全てを停止表示する。
このとき、3つの図柄のうち、左図柄及び右図柄が同一であるときには、リーチ状態である旨の表示を行うように制御する。ここで、リーチ状態とは、左図柄及び右図柄が停止し、中図柄が未だ変動表示中の場合に、左図柄と右図柄とが同じ図柄となっている状態をいう。
例えば、選択された停止図柄が「333」や「777」のように当選図柄であるとき、又は「313」や「787」のように、左及び右の図柄が同一であるが中図柄が同一でないときには、左及び右の図柄を停止表示させるとともに、中の図柄を変動表示して、リーチ状態である旨を表示する。そして、このような停止図柄が選択されたときには、リーチ状態である旨の表示を行う変動パターンが選択される。この変動パターンには、最終的に当選図柄で停止表示される信頼度が異なる複数の変動パターンが予め設けられている。例えば、当選図柄で停止表示される確率が低い変動パターン1と、当選図柄で停止表示される確率が高い変動パターン2とを設けることが挙げられる。
この場合に、停止図柄抽選手段22bによって当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン1よりも変動パターン2の方を高い確率で選択するようにする。
これに対し、停止図柄抽選手段22bによって非当選図柄が選択されたときには、変動パターン抽選手段22cは、変動パターン2よりも変動パターン1の方を高い確率で選択するようにする。
(図柄表示制御手段)
図柄表示制御手段23は、始動入賞口6cへの遊技球の入賞により、入賞球検出手段21が検出信号を受信したことを条件として、図柄変動表示装置6jの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
図柄表示制御手段23は、抽選手段22の抽選結果に基づいて、図柄の変動表示及び停止表示を制御する。すなわち、図柄表示制御手段23は、停止図柄抽選手段22bによって選択された停止図柄、及び変動パターン抽選手段22cによって選択された変動パターンに従い、図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御する。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段24は、当たり抽選手段22aの当たり判定用乱数取得手段により取得された当たり判定用乱数が当選の乱数と一致し、図柄変動表示装置6jにより停止表示された図柄が当選図柄(例えば「777」)となった場合に、特別遊技に移行させ、その終了条件を満たすまで特別遊技を実行するものである。ここで「特別遊技」とは、通常遊技以上に遊技球が入賞しやすい状態が作り出され、具体的には、特別入賞口6dが開放され、遊技球を受け入れ易い状態となるこで、それまで以上に賞球の獲得が期待できる遊技である。
特別遊技中は、特別遊技制御手段24は、特別入賞口6dの開放及び閉鎖動作を行うための特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
特別遊技制御手段24は、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。そして、所定の条件を満たしたと判別したときは、特別入賞口6dを一旦閉鎖するように特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御する。
そしてまた、再度、特別入賞口6dの開放条件を満たすと判別したときは、特別入賞口駆動装置6ddの駆動を制御して特別入賞口6dを開放しつつ、特別入賞口6dの開放時間や特別入賞口6dに入賞した球数のカウント等を行う。
具体的には、特別入賞口6dに所定数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、又は所定時間(例えば30秒間)経過するまで1回の開放状態を維持する。この動作は、所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。
尚、これに加えて、以下の構成を含めてもよい。即ち、特別入賞口6d内に設けられた特定領域(開放を継続する権利を獲得するための領域をいう。図示せず。)を通過したときは、再度、上記の開放状態が繰り返される。特別遊技中は、この動作は、特定領域を通過したことを条件として、上記所定回数(例えば15回)まで連続するように設定されている。特別入賞口6d内の特定領域には、遊技球の通過を検出するためのセンサ(図示せず)が設けられており、そのセンサの検出結果が特別遊技制御手段24に送信されるように構成されている。
そして、特別遊技制御手段24は、特別遊技中に、特別遊技の終了条件を満たすか否かを判別し続け、特別遊技の終了条件を満たすと判別したときには、特別遊技を終了するように制御する。
(球搬出制御手段)
球搬出制御手段25は、賞球の払出し等を行うための球搬出装置25dの駆動を制御するものである。上述したように、始動入賞口センサ6cs及び特別入賞口センサ6dsからの検出信号を入賞球検出手段21が受信したときに、その入賞に対応する数の賞球を払い出すように、球搬出装置25dを制御する。球搬出装置25dは、駆動されると、球を弾球遊技機1の皿701aに払い出す。
(普通図柄制御手段)
普通図柄制御手段26は、上述した普通図柄変動表示装置264dの変動表示及び停止表示を制御するためのものであり、以下の各手段を備える。
(入球検出手段)
入球検出手段262は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、それを検出するものである。
ここで、普通図柄始動口センサ6isは、普通図柄始動口6iの遊技球の通過領域の少なくとも一部に配置されており、普通図柄始動口6iの遊技球の通過を常時監視しているセンサである。
普通図柄始動口6iを遊技球が通過すると、普通図柄始動口センサ6isから、そのときの検出信号が入球検出手段262に送信される。この検出信号を受信したときに、入球検出手段262は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを検出する。
(普通図柄抽選手段)
普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iを遊技球が通過したことを条件として、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を抽選によって決定するものである。
普通図柄抽選手段263は、上述した当たり抽選手段22aと同様に、当たり判定用乱数発生手段と、当たり判定用乱数値取得手段と、当たり判定手段とを備える。
すなわち、普通図柄抽選手段263は、例えばソフトウェア乱数によって所定の周期を有する当たり判定用乱数を発生させ、有効となっている普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に、当たり判定用乱数値を取得し、その当たり判定用乱数値に基づいて当選であるか非当選であるかを判定する。
さらに、普通図柄抽選手段263は、上記の当選であるか非当選であるかの判定結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dに停止表示すべき図柄を決定する停止図柄決定手段を備える。
普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「7」に決定する。また、普通図柄抽選手段263は、取得された当たり判定用乱数値が非当選と判定されたときには、停止表示すべき図柄を「5」又は「6」に決定する。
ここで、「5」又は「6」のいずれの図柄を選択するかは、停止図柄選択用乱数発生手段で停止図柄選択用乱数を発生させ、停止図柄選択用乱数値取得手段で1の停止図柄選択用乱数値を取得する。次いで、取得した停止図柄選択用乱数値に対応する停止図柄(「5」又は「6」のいずれか)を選択する。
また、普通図柄抽選手段263は、有効となっている普通図柄始動口6iの状態に応じて、すなわち通常確率か高確率かで、当選であるか非当選であるかの判定方法が異なるように制御する。通常確率と高確率とで、ともに普通図柄始動口6iの遊技球の通過時に当たり判定用乱数値を取得する点は同じであるが、当選確率が異なるようにする。本実施形態では、通常確率では1/2の確率で当選となるように設定され、高確率では9/10の確率で当選となるように設定されている。すなわち、通常確率時及び高確率時は、それぞれ、取得される当たり判定用乱数値のうち1/2、及び9/10が当選と判定される乱数値となる。
(普通図柄変動制御手段)
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄始動口6iを遊技球が通過したときに、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動表示及び停止表示を行うように制御するものである。
普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dの図柄を所定時間変化させた後、最終的には、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄を普通図柄変動表示装置264dに停止表示させる。
(球誘導装置制御手段)
球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選結果に基づいて、球誘導装置265dの作動を制御するものである。具体的には、普通図柄抽選手段263による抽選で当選したときには、球誘導装置265dを作動させるように制御する。これとは逆に、普通図柄抽選手段263による抽選で非当選であったときは、球誘導装置265dを作動させない。
作動させる時期としては、普通図柄変動表示装置264dの図柄が所定時間変動し、普通図柄抽選手段263によって決定された図柄が普通図柄変動表示装置264dに停止表示された直後である。
ゲート70の通過に基づいて、普通図柄抽選手段263は抽選を行う。この抽選で当選したときには、普通図柄変動表示装置264dには、最終的に「7」の図柄が停止表示される。その直後に、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させて、始動入賞口6cの入口部分の電動チュリップ6hを拡大させる。ゲート70を通過する確率が高くなれば、電動チュリップ6hが拡大する回数が多くなり、低くなれば拡大する回数が少なくなる。ゲート70を遊技球が通過する確率は、球受ユニット7によって、変更不能に構成されているため、意図的に遊技性を変更させることが抑制される。
また、本実施形態では、普通図柄変動制御手段264は、遊技状態に応じて、普通図柄変動表示装置264dの図柄の変動時間を変化させるように制御する。先ず、通常遊技状態では、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を30秒に設定する。そして、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置制御手段265は、球誘導装置265dを作動させる時間を0.5秒に設定する。
すなわち、30秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、0.5秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。
これに対し、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、普通図柄変動制御手段264は、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動が開始されてから停止するまでの時間を5秒に設定する。そして、球誘導装置制御手段265は、普通図柄抽選手段263の抽選で当選したときに、球誘導装置265dを作動させる時間を3秒に設定する。
すなわち、5秒間、普通図柄変動表示装置264dによる図柄の変動表示が行われ、図柄が停止表示された後、当選時には、3秒間、球誘導装置265dが作動して、始動入賞口6cに遊技球が入賞しやすくなる状態が形成される。
以上より、通常遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさは、ほとんど変化しない。しかし、確率変動遊技状態及び時間短縮遊技状態では、始動入賞口6cへの遊技球の入賞しやすさが通常遊技状態より大幅に高くなる。
(画像表示制御手段)
画像表示制御手段27は、図柄変動表示装置6jに表示される演出画像を制御する。
本発明の弾球遊技機の全体正面図である。 入賞口ユニットの全体斜視図である。 他の実施形態の入賞口ユニットを示す全体正面図である。 他の実施形態の入賞口ユニットを示す全体斜視図である。 他の実施形態の入賞口ユニットを示す全体斜視図である。 遊技制御手段の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 弾球遊技機
1 外枠
12 施錠装置
2 前枠
200 遊技制御手段
3 遊技盤
3A、3B ヒンジ金具
5 入賞口ユニット
51 基板
52a、52b 規制部
512 入賞部
515 補強部
6 遊技領域
6a 表示部
6B 装飾部材
6c 始動入賞口
6d 特別入賞口
70 ガラス枠
701 皿ユニット
701a 球貯留部
701b 灰皿
701c 発射ハンドル
9 ステージ

Claims (6)

  1. 弾球遊技機の遊技盤面上に配置され、投入された遊技球が流下する遊技領域内に設けられ、遊技球を受け入れる入賞口を有する入賞口ユニットであって、
    遊技盤面上に固定される基板と、
    遊技球を受け入れる入賞口をする入賞部と、
    前記入賞口に対向する位置に、遊技球が通過し得る間隔を空けて設けられた一対の規制部と、を有し、
    前記入賞部と前記規制部は、前記基板に設けられるとともに、前記規制部は、前記基板と同一材料で構成されていることを特徴とする入賞口ユニット。
  2. 前記規制部と基板は樹脂で形成されている請求項1に記載の入賞口ユニット。
  3. 前記規制部の突出長さに対する横断面積の割合が90以上である請求項1又は2に記載の入賞口ユニット。
  4. 前記規制部は、横断面が矩形断面形状であって、対向する面が鉛直方向に沿って配置された請求項1〜3のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
  5. 前記規制部は、横断面形状が円形である請求項1〜3のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
  6. 前記規制部は、横断面形状が3角形又は多角形である請求項1〜3のいずれか1に記載の入賞口ユニット。
JP2006269931A 2006-09-29 2006-09-29 入賞口ユニット Ceased JP2008086517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006269931A JP2008086517A (ja) 2006-09-29 2006-09-29 入賞口ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006269931A JP2008086517A (ja) 2006-09-29 2006-09-29 入賞口ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008086517A true JP2008086517A (ja) 2008-04-17

Family

ID=39371299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006269931A Ceased JP2008086517A (ja) 2006-09-29 2006-09-29 入賞口ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008086517A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284308A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Kyoraku Sangyo Kk 入賞口装置のための盤部品構造体及びその製造方法、並びに当該盤部品構造体を備える入賞口装置及びこの入賞口装置を備えるパチンコ遊技機
JP2011217988A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2012020076A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Kyoraku Sangyo Kk ぱちんこ遊技機
JP2012020075A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Kyoraku Sangyo Kk ぱちんこ遊技機
JP2013090993A (ja) * 2013-02-21 2013-05-16 Sammy Corp 遊技盤ユニット
JP2014176641A (ja) * 2014-02-17 2014-09-25 Sammy Corp ぱちんこ遊技機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424038A (ja) * 1990-05-21 1992-01-28 Sophia Co Ltd パチンコ機
JP2004261473A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Daiwa Seisakusho:Kk パチンコ機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424038A (ja) * 1990-05-21 1992-01-28 Sophia Co Ltd パチンコ機
JP2004261473A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Daiwa Seisakusho:Kk パチンコ機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284308A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Kyoraku Sangyo Kk 入賞口装置のための盤部品構造体及びその製造方法、並びに当該盤部品構造体を備える入賞口装置及びこの入賞口装置を備えるパチンコ遊技機
JP2011217988A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2012020076A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Kyoraku Sangyo Kk ぱちんこ遊技機
JP2012020075A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Kyoraku Sangyo Kk ぱちんこ遊技機
JP2013090993A (ja) * 2013-02-21 2013-05-16 Sammy Corp 遊技盤ユニット
JP2014176641A (ja) * 2014-02-17 2014-09-25 Sammy Corp ぱちんこ遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6782988B2 (ja) 遊技機
JP2008029764A (ja) 弾球遊技機
JP2007252792A (ja) 遊技機
JP2007209665A (ja) 遊技機
JP2007089688A (ja) 弾球遊技機の遊技盤
JP2008086517A (ja) 入賞口ユニット
JP4882045B2 (ja) 弾球遊技機
JP2005052322A (ja) 遊技機
JP4748764B2 (ja) 弾球遊技機
JP5268337B2 (ja) パチンコ遊技機
JPWO2007046191A1 (ja) 遊技機
JP4577882B2 (ja) 遊技機
JP4827696B2 (ja) 遊技機
JP2008086513A (ja) 球受ユニット
JP2008119118A (ja) 遊技機
JP5508510B2 (ja) 遊技機
JP4465503B2 (ja) 遊技機
JP4885509B2 (ja) 遊技機
JP4867188B2 (ja) 遊技機
JP5043325B2 (ja) 遊技機
JP4369731B2 (ja) 弾球遊技機
JP6782987B2 (ja) 遊技機
JP4885510B2 (ja) 遊技機
JP2009082380A (ja) 弾球遊技機
JP2007089687A (ja) 弾球遊技機の遊技盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090824

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20110620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110622

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

AA92 Notification of invalidation

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971092

Effective date: 20110712

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110725

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122