JP4882045B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
従来の弾球遊技機は遊技領域に通過ゲートや入球口を設け、それら通過ゲートや入球口に遊技球が進入すると、遊技者に有利な状態を発生させたり、賞球を払い出したり、当りハズレの抽選を行ったり、或いは賞球の払出と当りハズレの抽選の両方を行ったりしている。
なお、通過ゲートや入球口の機能は、例えば入賞口は何時どのように遊技球が入賞しても同じ賞球数が払い出され、普通図柄作動ゲートは何時どのように遊技球が通過しても普通図柄の抽選しかしないなど、何時どのように遊技球が通過あるいは入賞しても、それぞれの通過ゲートや入球口については同じ動作や処理(抽選や賞球の払出など)が行われていた。
また、上記した通過ゲートや入球口は、入り口が上側になるように配置され、遊技球が上側からしか通過や入賞が出来ないように配置されている。
また、最近のパチンコ遊技機では、球の動きよりも表示装置に表示される内容に趣向を凝らして遊技者を楽しませている。
特開2003−117103号公報 図7、図8に上下左右から入るチャッカーが記載されている。 特開2002−136736号公報 一つの筐体内に2つの検出手段を設けて、正規の方向で遊技球を検出するとカウントし、正規と反対の方向で遊技球を検出すると減算する。
上述したように、従来の通過ゲートや入球口は、遊技球が上側からしか入らず遊技球の挙動を存分に活かされていない。また、通常時には通過ゲートや入球口に遊技球が通過あるいは入賞した際には当りハズレの抽選(実際には乱数の抽出)と賞球の払出しを行い、大当り時や保留記憶が満杯の時には、当りハズレの抽選は行わず賞球のみが払い出されるといった変化はあるものの、通常時とは異なる状態が発生するわけではなく、遊技が単調であり、面白みが欠けていた。
請求項1記載の弾球遊技機は、
両端が遊技領域に開口した通過路と、該通過路を通過する遊技球を検出する検出手段とを備えた普通図柄作動ゲートを遊技球が通過することで行われる普通図柄抽選の抽選結果を報知する普通図柄表示装置と、
普通図柄抽選に当選することで開放する始動口に遊技球が入球することで行われる特別図柄抽選の抽選結果を報知する特別図柄表示装置と、
遊技領域の中央に設けられ、演出表示を行う演出図柄表示装置と、
が遊技盤に装着された弾球遊技機において、
前記演出図柄表示装置の下方に、前記普通図柄作動ゲートを常に双方の前記開口から遊技球を通過可能にするために前記通過路が前記遊技盤の左右方向に延びた状態となる姿勢で配置し、前記普通図柄作動ゲートの下方には前記始動口を配置すると共に、
前記演出図柄表示装置の右側から流下してきた遊技球を前記普通図柄作動ゲートの右側の前記開口に向けて誘導する複数の釘からなるゲート誘導釘と、
前記演出図柄表示装置の左側から流下してきた遊技球を閉鎖時の前記始動口に向けて誘導する複数の釘からなる始動口誘導釘と、
を設けることで、前記演出図柄表示装置の右側を流下してきた遊技球は、前記演出図柄表示装置の左側を流下してきた遊技球よりも、前記普通図柄作動ゲートを通過し易くし、
前記普通図柄作動ゲートは、遊技状態によって前記通過路の前記開口の一方が入口、他方が出口として切り替え設定され、
前記入口として設定されている前記開口から進入した遊技球のみが有効通過球として前記検出手段に検出される
ことを特徴とする。
通過検出装置は、入口、出口となる2つの開口の軸を共に遊技盤の左右方向に沿わせる姿勢で遊技盤に装着されていて、横方向から遊技球を進入させて横方向に流出させるから、パチンコ遊技本来の楽しさである球の挙動を充分に活かすことができ、面白い弾球遊技機ができる。
なお、「2つの開口の軸を共に遊技盤の左右方向に沿わせる」というのは、開口の軸を水平にすることを言うのではなく(水平であってもよいが)、上からではなく横から開口に進入させ得る範囲である程度の傾き(例えば水平±30度の範囲)があってもよい。
通過路の開口は、どちらからでも遊技球が進入可能にされていて、基本的には入口、出口は定まらない(遊技球が入った方が入口になる)。
しかし、請求項の構成では、遊技状態によって通過路の開口の一方が入口、他方が出口として切り替え設定され、入口として設定されている開口から進入した遊技球のみが有効通過球として検出手段に検出される。
遊技状態の例としては、通常状態と大当たり状態、通常確率時と高確率時等が挙げられるが、これらに限るわけではない。
そうした遊技状態に応じて入口とされる方の開口から進入した遊技球のみが有効通過球として検出手段に検出される。この検出は、(1)入口から進入した遊技球は検出し、出口から進入した遊技球は検出しない、(2)どちらから進入しても検出するが、入口から進入したときだけ検出信号を出力する、(3)どちらから進入しても検出して検出信号を出力するが、入口から進入したときの検出信号だけを有効にする(例えば制御装置が受け付ける)等の手法によって行われる。
遊技状態によって、通過路の開口の一方から進入した遊技球のみが有効通過球として検出されるので、遊技状態によって遊技領域の右側を狙って遊技球を打ち込むとか、その逆にするとか、遊技者の判断を要求されるので、パチンコ遊技本来の楽しさが増加する。
請求項2記載の弾球遊技機は、
両端が遊技領域に開口した通過路と、該通過路を通過する遊技球を検出する検出手段とを備える通過検出装置が遊技盤に装着された弾球遊技機において、
通過検出装置は、前記通過路が前記遊技盤の左右方向に延びた状態となる姿勢で前記遊技盤に装着されることで、常に双方の前記開口から遊技球が通過可能に構成され、
前記遊技盤における前記通過検出装置の両側に、それぞれ、遊技球を前記開口に誘導すると共に、上下方向に移動可能に構成された可動遊技釘を設け、
前記検出手段は、遊技球の前記通過路への進入方向をも検出可能であり、
それぞれの前記可動遊技釘は、前記検出手段により、当該可動遊技釘が設けられた側の反対側の前記開口から遊技球が前記通過路に進入したことが検出されると、下側に移動すること、
を特徴とする。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例1]
まず、図1により本実施例のパチンコ機(弾球遊技機)の遊技盤10の構成を説明する。
図1に示すように、遊技盤10には、外レール11と内レール12とによって略円形の遊技領域13が形成されている。
その遊技領域13の中央部にはセンターケース15が装着されている。
センターケース15は、演出図柄表示装置16の液晶パネル16aを保持しており、演出図柄表示装置16は、液晶パネル16aの表示画面にて演出表示を行う。
またセンターケース15には、特別図柄を表示するための特別図柄表示装置17(本実施例では7セグメントLED)、普通図柄(当たりは○を点灯、外れは点灯せず)を表示する普通図柄表示装置18、それぞれ4個のLEDで構成されている特別図柄保留記憶LED19及び普通図柄保留記憶LED20等も設けられている。
センターケース15の下の中央よりも少し左に寄った位置に、通過検出装置が普通図柄作動ゲート22として設置されている。
また、普通図柄作動ゲート22の下方には、特別図柄始動口となる普通電動役物24が配置されている。普通電動役物24は、その中心線をセンターケース15の中心線とほぼ一致させて配されており、普通図柄作動ゲート22から見ると斜め下に位置する。
この普通電動役物24はいわゆる電動チューリップであり、遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過したことに起因する普通図柄用抽選で当たりになり、普通図柄表示装置18に当たりの普通図柄が確定表示されると入賞容易な開放状態(図示の状態)になる。なお、開閉羽根を立てた閉鎖状態でも入賞可能である。
普通電動役物24の下方には、大入賞口25及び左右の普通入賞口26を備えた大入賞口ユニット27が設置されている。大入賞口ユニット27の構成中で大入賞口25に関わる部分が特別電動役物に該当する。また、大入賞口ユニット27の左右、やや上方にも普通入賞口26が配されている。
さらに、遊技盤10には、遊技釘28、風車29、アウト穴30等も設けられている。
普通図柄作動ゲート22の詳細は図2に示すとおりであり、その正面図に示すように、前面部には複数のスリット31が設けられていて、そのスリット31を通して内部が見える。このため、万が一、遊技球が普通図柄作動ゲート22内で止まってしまった場合でも、遊技者や店員が止まってしまっていることに容易に気付ける。なお、スリット31を設ける代わりに、前面を透明部材で形成してもよい。
その内部には、a断面図〜e断面図に例示される形状、構造の通過路32が設けられている。
a断面図に示す例では、通過路32の左開口33Lの縦径Bよりも右開口33Rの縦径Cが大きくて(前後方向の径は同じ。他の例も同様)、底面部は右下がりのスロープ状になっている。
b断面図に示す例は、a断面図とは逆に左開口33Lの方が右開口33Rよりも縦径が大で、底面部は左下がりのスロープ状になっている。
c断面図に示す例は、左開口33Lと右開口33Rの径は同じであるが、底面部の中央が山状になっている。
d断面図に示す例は、a断面図と同様に左開口33Lの方が右開口33Rよりも縦径が大であるが、底面部だけでなく天井部も左下がりに傾斜している。
e断面図に示す例は、左開口33Lと右開口33Rの縦径は同じであるが、底面部にシーソー部材34が設置されていて、遊技球の加重によって傾斜方向が切り替わる。
なお、d断面図に示すように、左開口33Lの径Bも右開口33Rの径Cも(c断面図、e断面図では中央部の径も)遊技球Tの直径(約11mm)より大きく(但し、遊技球Tの直径の2倍未満)、遊技球Tが左開口33Lから右開口33Rへ、また右開口33Rから左開口33Lへと通過路32を通過できる。
また、図示は省略したが、普通図柄作動ゲート22には普通図柄始動スイッチ22a(図4参照)が内蔵されていて、通過路32を通過する遊技球Tを検出する(検出手段に該当)。
そして、これらa断面図〜e断面図に示すとおり、普通図柄作動ゲート22は、左開口33L及び右開口33Rの軸を共にほぼ水平にした姿勢で遊技盤10に装着されている。
本実施例では、d断面図に示す内部構造の普通図柄作動ゲート22を採用している。つまり、左開口33Lは相対的に縦に長く、右開口33Rは相対的に縦に短くなっているので、相対的に左開口33Lの方が遊技球Tが進入し易く、右開口33Rからは進入しにくくなっている。
それだけでなく、図3に示すように、普通図柄作動ゲート22の左側には傾斜部分とほぼ水平な部分とからなる、一連の誘導釘35が配置されていて、誘導釘35の上方から流下してきた遊技球Tを普通図柄作動ゲート22の左開口33Lに導く構成となっている。誘導釘35の末端部分は、ほぼ水平とするのが好ましいが、ごく緩やかな傾斜になっていてもよい。
但し、誘導釘35の右端と普通図柄作動ゲート22の左開口33L付近に設置された遊技釘36との間には、遊技球Tが通過するに十分な間隙Aが形成されているので、誘導釘35によって誘導されてきた遊技球Tのすべてが普通図柄作動ゲート22の左開口33Lに流入するわけではない。
なお、このように間隙Aを設けずに、誘導釘35によって誘導された遊技球Tが全て普通図柄作動ゲート22に流入する構成にしてもよい。
一方、普通図柄作動ゲート22の右側には、4本の進入防止釘37が配されていて、×付きの矢印で示すように、遊技球Tが普通図柄作動ゲート22の右側から右開口33Rに向かうのを防止する。但し、進入防止釘37同士の間隔は遊技球Tの直径を上回っており、右開口33Rから流出した遊技球Tの進路を阻むわけではない。
このような普通図柄作動ゲート22の構造(d断面図)、左側の誘導釘35及び右側の進入防止釘37により、左開口33Lは進入しやすく、右開口33Rは進入がきわめて困難(実質上進入不可能)になっている。
また、右開口33Rから流出した遊技球Tは、下側の2本の進入防止釘37の間を通って落下するが、その落下先が普通電動役物24の命釘38となっているので、普通電動役物24に入賞する可能性が高い。
このパチンコ機の制御系は図4に示す通り、主制御装置40を中心にして構成されている。詳細の図示は省略するが、主制御装置40、払出制御装置42、発射制御装置44、サブ統合基板46及び演出図柄制御装置50は、いずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。
主制御装置40には、下皿の満タンスイッチ、球タンクの球切れスイッチ、普通電動役物24の入賞球を検出する始動口スイッチ24a、普通図柄作動ゲート22の普通図柄始動スイッチ22a、遊技球が大入賞口25の特別領域を通過したことを検出するVスイッチ、大入賞口25への入賞球を検出するカウントスイッチ、各普通入賞口26の入賞球を検出する入賞口スイッチ等の検出信号が入力される。
主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置42、発射制御装置44、サブ統合基板46及び演出図柄制御装置50に出力する(演出図柄制御装置50へはサブ統合基板46経由)。
また、主制御装置40は普通図柄表示装置18の変動表示、普通電動役物24の開閉、特別図柄表示装置17の変動表示、大入賞口25の開閉等を制御する。
普通電動役物24の関連では、遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過すると(普通図柄始動スイッチ22aの検出信号が入力されると)普通図柄用抽選を行い、それが当たりのときは普通図柄表示装置18に当たりの普通図柄を確定表示させてから、普通電動役物ソレノイドを稼働させて普通電動役物24を開放作動させる。
大入賞口25の関連では、遊技球が普通電動役物24に入賞すると(始動口スイッチ24aの検出信号が入力されると)、特別図柄用抽選を行い、それが当たりのときは特別図柄表示装置17に当たりの特別図柄を確定表示させてから、いわゆる大当たり遊技を開始して大入賞口ソレノイドを制御することで大入賞口25の開閉を制御し、Vソレノイドを制御することで大入賞口25内の特別領域の開閉を制御する。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力され、また図柄変動や大当たり等の管理用の信号が盤用外部接続端子に出力されてホールメインコンピュータに送られる。
払出制御装置42は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて賞球モータを稼働させて賞球を払い出させる。払い出される賞球(遊技球)は賞球払い出しスイッチによって1球ずつ検出され、その検出信号は払出制御装置42と主制御装置40の双方に入力され、それぞれが賞球の払出数を計数する。また、パチンコ機にプリペイドカードユニット(CRユニット)が付属する場合、払出制御装置42は、CRユニット及びCR精算表示装置と通信して球貸ソレノイドを制御して貸球の払い出しも行う。この際に球貸しセンサーの信号が払出制御装置42に入力される。
発射制御装置44は、主制御装置40から送られてくるコマンド、タッチスイッチのタッチ信号、発射ハンドルの回動量信号及び発射停止スイッチの信号に基づいて発射モータを制御することで遊技球の発射を制御する。
演出図柄制御装置50は、サブ統合基板46(主制御装置40)から送られてくるコマンドに応じて図柄表示装置16の表示を制御する。
サブ統合基板46は、主制御装置40から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出図柄制御装置50、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、各制御部位に送信する。そして、音制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、同様にランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって特別図柄保留記憶LED19、普通図柄保留記憶LED20等の各種LEDや各種ランプを制御する。このように構成することで、例えば図柄変動における音、ランプ、演出図柄表示装置16の演出タイミングの同調をはかることができる。
なお、図1〜4に示し上記で説明した以外のパチンコ機の構成は公知技術に従っているので、図示及び説明を省略する。
このパチンコ機では、両端が左開口33L及び右開口33Rとして遊技領域13に開口した通過路32と、通過路32を通過する遊技球を検出する普通図柄始動スイッチ22aとを備える普通図柄作動ゲート22が、左開口33L及び右開口33Rの軸を共に遊技盤10の左右方向に沿わせる姿勢で遊技盤10に装着されている。この普通図柄作動ゲート22は、左開口33L又は右開口33Rに横方向から遊技球を進入させて横方向に流出させるから、パチンコ遊技本来の楽しさである球の挙動を充分に活かすことができ、面白いパチンコ機となっている。
また、普通図柄始動スイッチ22a(普通図柄作動ゲート22)が遊技球を検出したことに起因して開放状態が変化する普通電動役物24を、左開口33Lから通過路32に進入して右開口33Rから遊技領域13に戻った遊技球の落下先に配置したので、普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球が、普通電動役物24を開放させて、その普通電動役物24に向かって落下することがあり、この点でも面白みがある。
さらに、通過路32内にある遊技球Tの一部をスリット31から視認可能にしたので、遊技者は遊技球が通過路32を通過したことを目視できる。また、遊技球が通過路32内にとどまったときには、そのトラブルを即座に発見でき、直ちに対処できる。
[実施例2]
普通図柄作動ゲート22の位置と、その周辺の遊技釘28の配置を実施例1とは異ならせた例を実施例2として説明する。なお、実施例1と共通の部分については実施例1と同符号を使用して説明を省略する。
図5に示すように、実施例1とは逆にセンターケース15の下の中央よりも少し右に寄った位置で、普通電動役物24の斜め右上に普通図柄作動ゲート22が設置されている。
本実施例の普通図柄作動ゲート22は、図2のc断面図に示すように、左開口33Lと右開口33Rが同径になっている。また、普通図柄始動スイッチ22aは、例えば特開2001−33475号公報や特開2002−136736号公報に開示される遊技球検出センサと同様の技術により、遊技球の進行方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能である。
そして、普通図柄作動ゲート22の右側には、右上方からの遊技球を普通図柄作動ゲート22に向けて誘導するためのゲート誘導釘41が配設されている。このため、遊技領域13の右半部を通ってきた遊技球を、矢印bで示す経路にて普通図柄作動ゲート22へと誘導できる。一方、左側にはゲート誘導釘41に相当する遊技釘が存在しないので、矢印aの経路を進んでくる遊技球は、右側(矢印bルート)に比べれば普通図柄作動ゲート22へ進入しにくい。なお、ゲート誘導釘41となる複数の釘を示すために囲み線を示してあるが、実際には囲み線は存在しない。
また、ゲート誘導釘41の下側には1群の始動口誘導釘43が配設され、普通電動役物24を挟んで反対側にも2群の始動口誘導釘43が配設されている(囲み線についてはゲート誘導釘41と同様)。普通電動役物24が閉じた状態では、左側から矢印aの経路を進んでくる遊技球は普通電動役物24に入賞しやすいが、右側からの遊技球は上述のように普通図柄作動ゲート22へ誘導されてしまうので、右側よりは入賞しにくい。
つまり、普通図柄作動ゲート22及び普通電動役物24の入賞難易は、遊技領域13の左半部を狙うA打ち(図5にAで示す)と右半部を狙うB打ち(図5にBで示す)とに応じて、図6(b)に示す関係になっている。
このパチンコ機においては、遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過(普通図柄始動スイッチ22aが遊技球を検出)した場合、図7に示す処理が行われる。
すなわち、主制御装置40は、普通図柄始動スイッチ22aの検出信号が入力されると(S1:YES)、普通図柄用の保留記憶が満杯(本例では4個)か否かを判断する(S2)。保留満杯でなければ(S2:NO)、時短、確変状態であるか否かを判断する(S3)。なお、「時短」とは特別図柄の変動時間が通常時よりも短縮される遊技状態、「確変」とは特別図柄用抽選が当たりになる確率が通常時よりも高くなっている遊技状態である。
時短、確変状態のときは(S3:YES)、右側から普通図柄作動ゲート22に進入したときのみ(S4:YES)、普通図柄用の抽選乱数などを保留記憶する(S5)。一方、時短、確変状態でないときは(S3:NO)、左側から普通図柄作動ゲート22に進入したときのみ(S6:YES)、普通図柄用の抽選乱数などを保留記憶する(S7)。
これらの保留記憶については、記憶順に上述の普通図柄用抽選、普通図柄表示装置18による普通図柄の変動表示と確定表示が行われるが、図6(a)に示すように、遊技状態(通常状態か、時短、確変状態か)により有効な(抽選の対象とされる)進入方向は異なるものの、当たり確率、普通図柄の変動時間及び普通電動役物24の開放時間は同じである。
従来のパチンコ機では、通常状態と時短状態、確変状態とで、普通図柄用抽選に当たることで開放される普通電動役物の開放時間や普通図柄の変動時間、当たりになる確率を異ならせている。これは、通常状態時には遊技者にとって不利な状態にし、時短状態や確変状態中は、普通電動役物の作動にて開放される入賞口(始動口)に多くの遊技球を入賞させるようにして、遊技者にとって有利な状態を作り出す(メリハリを持たせる)ためである。
しかし、このように遊技状態に応じて変動時間、開放時間、当たり確率などを変化させなくても、本実施例の構成にすることで従来と同じような状態(通常状態時はあまり始動口に遊技球を入賞させないように、時短や確変状態時には始動口に遊技球を多く入賞させる)を作り出せる。
本実施例の場合、通常状態時には普通図柄作動ゲート22は左側からの進入しか検出しない構成なので、遊技者は図5のAのように遊技領域13の中心よりも少し左側を狙って遊技球を発射する。しかし、普通図柄作動ゲート22は中心よりも右側に配置されているので、あまり遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過しない。また、本実施例では遊技領域13の左側(Aルート)を狙って遊技球を発射した方が右側(Bルート)を狙って打つよりも、閉じた状態の普通電動役物24に入賞し易い構成になっているので遊技者は通常状態時には左側を狙って打つことになる。但し、入賞し易いといってもB側を狙って打った場合よりもということであり、実際はAルートではあまり普通図柄作動ゲート22を通過しない(普通電動役物24が開放されない)ので、大幅に入賞しやすいわけではない。
一方、時短状態や確変状態時には普通図柄作動ゲート22は右側から進入した遊技球しか検出しない構成になっているので、遊技者は右側(Bルート)に遊技球を発射することになる。普通電動役物24が閉じた状態では右側を狙って発射した場合には、普通電動役物24始動口に入賞し難いが普通図柄の抽選が良く行われるので頻繁に普通電動役物24が開放されるので、実質的には時短状態や確変状態時には多くの遊技球が普通電動役物24に入賞することになる。
つまり、従来技術のように遊技状態に応じて普通電動役物24の開放時間や普通図柄の変動時間、当たり確率を異ならせないでも、同じように通常状態時には普通電動役物24にあまり入賞させずに、時短状態や確変状態時には多くの遊技球を入賞させることができる。また、従来の構成と図5の構成を組み合わせれば遊技者にとって不利な状態と遊技者にとって有利な状態とでもっとメリハリのあるパチンコ機を作れる。
本実施例のパチンコ機では、普通図柄始動スイッチ22aは、遊技球の通過路32への進入方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能であり、普通図柄始動スイッチ22aによる検出情報が、通過路32への進入方向に応じて、通常状態の普通図柄始動信号又は時短、確変状態の普通図柄始動信号、という異なる用途に使用されるので、上述したとおり、通過路32に進入したことに起因して行われる処理や動作に違いができ、趣向性に富んだパチンコ機ができる。
また、普通図柄作動ゲート22をいわゆる横置きとしたので、実施例1と同様の効果がある。
[実施例3]
普通電動役物を2つ設置して、普通図柄作動ゲート22への進入方向に応じて開放される普通電動役物を異ならせる例を実施例3として説明する。なお、実施例1、2と共通の部分については実施例1、2と同符号を使用して説明を省略する。
図8に示すように、本実施例では大入賞口25を備えるアタッカー47がセンターケース15の上方に配置されており、実施例1の大入賞口ユニット27に相当する装置は備わっていない。
センターケース15には、2つの特別図柄表示装置17L、17R(これら特別図柄表示装置17L、17Rの構造は実施例1の特別図柄表示装置17と同じであるが、それぞれを区別するためにL、Rを付記してある。)が取り付けられ、また特別図柄保留記憶LED(19L、19R)も特別図柄表示装置17L、17Rに対応して2組備わっている。
センターケース15に保持されている演出図柄表示装置16の液晶パネル16aの構造自体は実施例1と同じであるが、本実施例では液晶パネル16aの画面の上半分で特別図柄表示装置17Lに対応する演出図柄を、下半分で特別図柄表示装置17Rに対応する演出図柄を表示する。
センターケース15の中央下方に普通図柄作動ゲート22が設置されている。本実施例の普通図柄作動ゲート22は、図2のc断面図に示すように、左開口33Lと右開口33Rが同径になっている。また、普通図柄始動スイッチ22aは、実施例2と同様に遊技球の進行方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能である。
そして、普通図柄作動ゲート22の左側には、左上方からの遊技球を普通図柄作動ゲート22に向けて誘導するためのゲート誘導釘45Lが配設され、右側にも同様のゲート誘導釘45Rが配設されている(囲み線については実施例2と同様)。このため、遊技領域13の左半部を通ってきた遊技球を、矢印aで示す経路にて普通図柄作動ゲート22へと誘導でき、同じく右半部を通ってきた遊技球を、矢印bで示す経路にて普通図柄作動ゲート22へと誘導できる。
ただし、ゲート誘導釘45L、45Rとも、普通図柄作動ゲート22に直近の1本とその隣の1本との間には遊技球が十分に通過可能な(遊技球の直径の1.5倍程の)間隔Sがあるので、ゲート誘導釘45L、45Rで誘導された遊技球が必ず普通図柄作動ゲート22に進入するわけではない。
また、これらの間隔Sは普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球を下方に落下させるためにも用いられる。つまり、ゲート誘導釘45L、45Rで誘導されて普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球は、その進行先にある間隔Sから下方に落下する。
その落下方向の斜め下方には、普通電動役物24L、24Rが配置されている。そして、ゲート誘導釘45L、45Rの下方においては、間隔Sから落下した遊技球を普通電動役物24L、24Rに向かわせるように遊技釘28が配置されている。なお、これら普通電動役物24L、24Rの構造は実施例1の普通電動役物24と同じであるが、左右を区別するためにL、Rを付記してある。
普通電動役物24L、24Rの開放作動が、遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過したことに起因して行われるのは実施例1と同様であるが、本実施例では遊技球が左側(左開口33L)から普通図柄作動ゲート22に進入すると、普通電動役物24Rを開放するか否かの普通図柄用抽選が行われ、右側(右開口33R)から普通図柄作動ゲート22に進入すると、普通電動役物24Lを開放するか否かの普通図柄用抽選が行われる点が実施例1とは異なっている。なお、普通電動役物24L、24Rとも、普通図柄用抽選の当たり確率(本実施例では1/2)及び開放時間(本実施例では3秒)に差はない。
普通電動役物24Lは特別図柄表示装置17L用の始動口であり、普通電動役物24Rは特別図柄表示装置17R用の始動口であって、普通電動役物24Lに入賞すると特別図柄表示装置17Lのための特別図柄用抽選(L)を行い、普通電動役物24Rに入賞すると特別図柄表示装置17Rのための特別図柄用抽選(R)を行う。
特別図柄用抽選(L)又は特別図柄用抽選(R)が当たりのときは特別図柄表示装置17L又は17Rに当たりの特別図柄を確定表示させてから、いわゆる大当たり遊技を開始して大入賞口25を開放作動させるが、特別図柄用抽選(L)の当たり確率は1/100、大当たりでの大入賞口25の開放回数が5ラウンド(1ラウンドは30秒、但しおおむね10球入賞まで)、特別図柄用抽選(R)の当たり確率は1/300、大当たりでの大入賞口25の開放回数が15ラウンド(1ラウンドは30秒、但しおおむね10球入賞まで)と、抽選確率及びラウンド数に違いがある。
なお、普通電動役物24Lへの入賞球に関する保留記憶数は特別図柄保留記憶LED19Lにて表示し、普通電動役物24Rへの入賞球に関する保留記憶数は特別図柄保留記憶LED19Rにて表示する。
本実施例のパチンコ機では、普通図柄始動スイッチ22aは、遊技球の通過路32への進入方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能であり、普通図柄始動スイッチ22aによる検出情報が、通過路32への進入方向に応じて、普通電動役物24L又は24Rを開放させるための普通図柄用抽選の始動信号(普通図柄始動信号)となるので、上述したとおり、通過路32に進入したことに起因して行われる処理や動作に違いができ、趣向性に富んだパチンコ機ができる。
図8に示すように、遊技球を遊技領域13の左側(A側)に向けて発射するとゲート誘導釘45Lによって誘導されやすく、右側(B側)に向けて発射するとゲート誘導釘45Rによって誘導され易いようになっており、どちらの場合も(普通図柄作動ゲート22に左から進入しても右から進入しても)普通電動役物24L、24Rのための普通図柄用抽選の当たり確率及び普通電動役物24L、24Rの開放時間に差はない。
しかし、普通電動役物24Lと普通電動役物24Rとでは、特別図柄用抽選(L)と特別図柄用抽選(R)の当たり確率及び大当たり時のラウンド数が違っている。このため、遊技領域13の左側(A側)を狙うか右側(B側)を狙うかは、遊技者各人の判断によることになり、この点でも趣向性に富んだパチンコ機ができる。
また、普通図柄作動ゲート22をいわゆる横置きとしたので、実施例1と同様の効果がある。
なお、上記の構成に限るわけではなく、普通図柄作動ゲート22に遊技球が左から進入した場合には普通図柄用の抽選を行わずに、そのまま、普通電動役物24Rを開放させる構成でもよい。同様に、右から進入した場合も普通図柄用の抽選を行わずに、そのまま、普通電動役物24Lを開放させる構成でもよい。或いは、普通図柄用の抽選を行うとして、その当たりの確率を1/1にすれば同様である。
また、普通図柄用の抽選を行う場合、普通図柄の変動時間を普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球が普通電動役物24L、24Rに到着するまでに要する時間よりも短いほうが好ましい。そうすると、普通図柄用の抽選を行った遊技球が開放された普通電動役物24L、24R(言うまでもなく、抽選が当たりのとき)に入賞する可能性が増大するから、無駄球が無くなる。
[実施例4]
普通電動役物を2つ設置して、普通図柄作動ゲート22への進入方向に応じて開放される普通電動役物を異ならせた点は実施例3と同様であるが、普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球が入賞可能な普通電動役物24L、24Rが、その通過方向に応じておおむね一方に限定される例を実施例4として説明する。なお、実施例1〜3と共通の部分についてはこれらと同符号を使用して説明を省略する。
図9に示すように、ゲート誘導釘45Lの下方には、左下がりに傾斜する1列の進入防止釘49Lが配され、ゲート誘導釘45Rの下方にも同様に進入防止釘49Rが配されている。また、普通電動役物24L、24Rの間には普通図柄作動ゲート22付近を頂上にした山状の誘導兼進入防止釘51が配されている。このため、ゲート誘導釘45Lの間隔Sを通る以外の経路では(絶対にではないが)普通電動役物24Lには入賞できず、ゲート誘導釘45Rの間隔Sを通る以外の経路では(絶対にではないが)普通電動役物24Rには入賞できない。
普通電動役物24L、24Rの開放作動については、遊技球が左側(左開口33L)から普通図柄作動ゲート22に進入すると、普通電動役物24Rを開放するか否かの普通図柄用抽選が行われ、右側(右開口33R)から普通図柄作動ゲート22に進入すると、普通電動役物24Lを開放するか否かの普通図柄用抽選が行われる点は実施例3と同様であるが、左側(左開口33L)からの進入に起因する普通図柄用抽選の当たり確率(本実施例では1/2)と右側(右開口33R)からの進入に起因する普通図柄用抽選の当たり確率(本実施例では1/3)とが異なっている。普通電動役物24L、24Rの開放時間(本実施例では3秒)に差はない。
また、普通電動役物24Lに入賞すると特別図柄用抽選(L)を行い、普通電動役物24Rに入賞すると特別図柄用抽選(R)を行うが、特別図柄用抽選(L)の当たり確率は1/200、特別図柄用抽選(R)の当たり確率は1/300と異なっている。しかし、大当たり時の大入賞口25のラウンド数は、ともに15ラウンド(1ラウンドは30秒、但しおおむね10球入賞まで)で、違いはない。
なお、特別図柄表示装置17は1つであり、これにて特別図柄用抽選(L)及び特別図柄用抽選(R)の特別図柄の表示を行う。
また、普通電動役物24L、24Rへの入賞球に関する保留記憶数(両方の合計)を特別図柄保留記憶LED19にて表示する。つまり、特別図柄用の始動口は2つ(普通電動役物24L、24R)であるが、保留記憶数は合計で4個までになっている。
次に、遊技球が普通図柄作動ゲート22に進入したことに起因する普通電動役物24R、24Lの開放動作について、図10〜13を参照して説明する。
先ず、図10により遊技球が普通図柄作動ゲート22に進入した際の処理を説明する。
この入力チェック処理では、主制御装置40は普通図柄始動スイッチ22aからの入力信号に基づいて、遊技球が普通図柄作動ゲート22を通過したか否かを判断する(S11)。肯定判断なら普通図柄用の保留記憶は満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S12)。保留満杯でなければ、普通図柄始動スイッチ22aからの信号が入力されたときに取得した普通図柄用の抽選乱数や普通図柄作動ゲート22への進入方向を記憶(保留記憶)する(S13)。
次に、図11、12により、普通図柄用の当否判定処理を説明する。
この処理では、主制御装置40は普通電動役物24R、24L(のいずれか)が開放中か否かを判断する(S21)。否定判断で、普通図柄の変動中でなく(S22:NO)、確定図柄の表示中でもなければ(S23:NO)、保留記憶(上記、S13による記憶)があるか否かを判断する(S24)。
保留記憶があれば(S24:YES)、普通図柄作動ゲート22への遊技球の進入方向を判定し(S25)、左側からであれば(S25:YES)当たり確率1/2の判定テーブルと抽選乱数とを照合して当たりか否かを判定し(S26)、右側からであれば(S25:NO)当たり確率1/3の判定テーブルと抽選乱数とを照合して当たりか否かを判定する(S27)。
S26又はS27の判定で当たりなら(S28:YES)、当たり図柄を決定し(S29)、変動パターンを決定する(S30)。また、外れのときは(S28:NO)、外れ図柄を決定し(S31)、変動パターンを決定する(S32)。
S30又はS32に続いては、上記決定した当たり図柄又は外れ図柄と変動パターンを変動開始コマンドとしてサブ統合基板46に出力し、また普通図柄表示装置18を制御して変動表示を開始させる(S33)。変動開始コマンドを受信したサブ統合基板46は、普通図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの制御を行い、また演出図柄制御装置50にコマンドを送って普通図柄の変動表示に呼応した演出表示(例えば疑似普通図柄の変動表示)を演出図柄表示装置16で行わせる。
普通図柄の変動中であれば(S22:YES)、図柄変動時間(S30又はS32の変動パターンに基づく)を経過したか否かを判断する(S34)。肯定判断なら図柄停止コマンドをサブ統合基板46に出力し、上述の普通図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの制御及び演出表示を終了(疑似普通図柄は確定表示)させ、また普通図柄表示装置18を制御して普通図柄を確定表示させる(S35)。確定表示させた普通図柄が当たりになる表示であれば(S36:YES)、確定図柄表示設定(S37)を行い、普通電動役物開放フラグ作動処理(S38)により、普通電動役物開放フラグをセットする。確定表示させた普通図柄が当たりにならない表示(つまり外れ)であれば(S36:NO)、確定図柄表示設定(S39)を行う。
確定図柄の表示中であれば(S23:YES)、確定図柄表示設定(S37又はS39)で設定された確定図柄表示時間を経過したか否かを判断し(S40)、経過していれば(S40:YES)、確定図柄表示終了処理(S41)により普通図柄表示装置18を制御して普通図柄の確定表示を終了させ、またサブ統合基板46経由で疑似普通図柄の確定表示を終了させる。
次に、主制御装置40は図13に示す普通電動役物処理を行う。
この処理では、まず普通電動役物開放フラグ作動中か否かを判断する(S43)。普通電動役物開放フラグ作動中なら(S43:YES)、普通電動役物24L又は24Rが開放中か否かを判断する(S44)。
どちらも開放中でなければ(S44:NO)、普通図柄作動ゲート22への遊技球の進入方向(S25参照)に応じて、これが左側からなら(S45:YES)普通電動役物24Rを開放させ(S46)、右側からなら(S45:NO)普通電動役物24Lを開放させる(S47)。
普通電動役物24L又は24Rが開放中なら(S44:YES)、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判断し(S48)、肯定判断なら普通電動役物開放フラグ終了処理(S49)により、S46又はS47で開放させた普通電動役物24R、24Lを閉鎖させる。つまり、当たりの普通図柄の確定表示時間が普通電動役物24R、24Lの開放時間になっている。
但し、確定図柄の表示時間が終了していなくても(S48:NO)、開放中の普通電動役物24R、24Lに5個の入賞があれば(S50:YES)、普通電動役物開放フラグ終了処理(S49)により、開放が終了する。なお、この場合は、当たりの普通図柄の確定表示時間が経過していないが、普通電動役物開放フラグ終了処理(S49)において普通図柄の確定表示を終了させる(S41と同様の処理が行われる。)。
本実施例のパチンコ機では、普通図柄始動スイッチ22aは、遊技球の通過路32への進入方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能であり、普通図柄始動スイッチ22aによる検出情報が、通過路32への進入方向に応じて、普通電動役物24L又は24Rを開放させるための普通図柄用抽選の始動信号(普通図柄始動信号)となるので、上述したとおり、通過路32に進入したことに起因して行われる処理や動作に違いができ、趣向性に富んだパチンコ機ができる。
また、実施例3と同様に、遊技球を遊技領域13の左側(A側)に向けて発射するとゲート誘導釘45Lによって誘導されやすく、右側(B側)に向けて発射するとゲート誘導釘45Rによって誘導され易いようになっている。しかし、どちら側から普通図柄作動ゲート22に進入したかによって普通図柄用抽選の当たり確率が異なるので、実施例3とは違う面白さがある。
また、普通電動役物24Lと普通電動役物24Rとでは、特別図柄用抽選(L)と特別図柄用抽選(R)の当たり確率も違っている。このため、普通図柄用抽選の当たり確率の違いとの組合せで、遊技領域13の左側(A側)を狙うか右側(B側)を狙うかは、遊技者各人の判断によることになり、この点でも趣向性に富んだパチンコ機ができる。
また、普通図柄作動ゲート22をいわゆる横置きとしたので、実施例1と同様の効果がある。
[実施例5]
普通図柄作動ゲート22への進入方向に応じて異なる制御を行う例を実施例5として説明する。なお、実施例1〜4と共通の部分についてはこれらと同符号を使用して説明を省略する。
図14に示すように、普通図柄作動ゲート22の下方には、普通図柄作動ゲート22に連なるようにして縦1列の進入防止釘45Cが配されており、進入防止釘45Cの左側にはアタッカー47が、右側には普通電動役物24が配されている。このため、ゲート誘導釘45Lの間隔Sを通った遊技球は普通電動役物24には入賞できず、ゲート誘導釘45Rの間隔Sを通った遊技球は大入賞口25には入賞できない構成になっている。
本実施例においては、遊技球が左側から普通図柄作動ゲート22に進入した場合は、実施例1と同様に普通図柄用の抽選が行われて、その結果次第で普通電動役物24が開放作動する。
図示するとおり、ゲート誘導釘45Rの間隔Sを通った遊技球が普通電動役物24に向かいやすく、また普通図柄の変動時間も、普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球が普通電動役物24に達するまでには普通電動役物24が開放作動する(普通図柄用の抽選が当たりを前提として)ように設定されているので、
左から普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球は普通電動役物24に入りやすい。
一方、遊技球が右側から普通図柄作動ゲート22に進入した場合は、後述するように大当たり時に限ってではあるが、大入賞口25が開放される。
遊技球が普通図柄作動ゲート22に進入した際に主制御装置40が実行する処理を図15に従って説明する。
図15に示す検出確認処理では、主制御装置40は普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球が普通図柄始動スイッチ22aによって検出されたか否かを判断する(S61)。
肯定判断で、遊技球が左側から普通図柄作動ゲート22に進入した場合は(S62:YES)、普通図柄抽選用の保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断し(S63)、満杯でなければ保留記憶処理(S64)により普通図柄用の抽選乱数などを保留記憶する。
一方、S61にて肯定判断で、遊技球が右側から普通図柄作動ゲート22に進入した場合は(S62:NO)、大当たりフラグが立っているか否かを判断する(S65)。大当たりフラグは、遊技球が普通電動役物24に入賞すると(始動口スイッチ24aの検出信号が入力されると)実行される特別図柄用抽選にて当たりになったときに(通常は、特別図柄表示装置17に当たりの特別図柄を確定表示させてから)セットされる。従って、大当たりフラグがセットされていることは、大当たりが発生したことを示している。
大当たりフラグがセットされていて(S65:YES)、大入賞口25の開放中でなく(S66:NO)、大当たりに開始又は終了演出中でもなく(S67:NO)、大入賞口25が所定数(上限ラウンド数)開放済みでもなければ(S68:NO)、大入賞口25を開放させる(S69)。この開放は30秒を上限として大入賞口25におおむね10球が入賞するまで継続する。
このように、普通図柄作動ゲート22に左側から遊技球が進入すると普通図柄の抽選を行い、普通図柄が当たりであった場合には普通電動役物24(特別図柄始動口)が開放する。上述したように、左から普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球が普通電動役物24に入りやすいように構成されており、普通電動役物24に遊技球が入賞すると特別図柄の抽選を行い、特別図柄が当たった場合において遊技球が普通図柄作動ゲート22に右から進入すると大入賞口25が開放されるようになっている。なお、大当たりでないときに(大当たりフラグがセットされていないときに)、遊技球が右から普通図柄作動ゲート22を通過しても何も変化しない。また大当たりであっても大入賞口25が開放中であれば、遊技球が右から普通図柄作動ゲート22を通過しても何も変化しない。
本実施例のパチンコ機では、普通図柄始動スイッチ22aは、遊技球の通過路32への進入方向(左開口33Lから進入したか、右開口33Rから進入したか)をも検出可能であり、普通図柄始動スイッチ22aによる検出情報が、通過路32への進入方向に応じて、普通電動役物24又は大入賞口25を開放させるための信号となるので、上述したとおり、通過路32に進入したことに起因して行われる処理や動作に違いができ、趣向性に富んだパチンコ機ができる。
また、普通図柄作動ゲート22をいわゆる横置きとしたので、実施例1と同様の効果がある。
[二重検出の回避策1]
普通図柄作動ゲート22を横置きとした場合に、図16(a)に例示するように普通図柄作動ゲート22の出口側に遊技釘28を配置すると、普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球Tが出口側の遊技釘28にはじかれて普通図柄作動ゲート22に再進入するおそれがある。
これを避けるためには、例えば図16(b)〜(c)のような構成にすればよい。
つまり、図16(b)のように、普通図柄作動ゲート22(出口)の側方の少なくとも遊技球Tの2個分の範囲(図中、ハッチングで示した矩形の領域70)には遊技釘28を配置しない構成や、図16(c)のように、領域70のみならず、普通図柄作動ゲート22(出口)の側方には遊技釘28を配置しない構成とすればよい。また、図16(d)のように、左右から普通図柄作動ゲート22に遊技球を誘導する構成の場合(左開口33Lも右開口33Rも入口となり、出口ともなる場合)、普通図柄作動ゲート22の両側とも、すくなくとも領域70L、70Rには遊技釘28を配置しない構成とすればよい。
[二重検出の回避策2]
ところで、図16(d)のように普通図柄作動ゲート22の両側の適宜領域には遊技釘28を配置しない構成とした場合、図17に示すように、普通図柄作動ゲート22を一度通過(図示の例では左から右に通過)した遊技球T(2)が、その先に配されている遊技釘28に跳ね返されて再び普通図柄作動ゲート22に進入(二重検出)する可能性が皆無ではない。つまり、左右から普通図柄作動ゲート22に遊技球を誘導する構成の場合、遊技釘28の配置だけでは二重検出を完全に回避できないおそれがある。
この問題の対策例を図18によって説明する。
図18に示す例では、普通図柄作動ゲート22の左右それぞれで普通図柄作動ゲート22の入口(出口)に最も近い遊技釘28L、28Rを、遊技盤10に設けられた縦長穴71L、71Rの中で上下方向に可動にしてある。図示は省略してあるが、遊技釘28L、28Rを上下に駆動するにはソレノイドやモータなどが用いられる。
そして、図18(a)、(c)に示すように、通常は遊技釘28L、28Rとも上昇位置(遊技球Tを普通図柄作動ゲート22に誘導する位置)にしておく。
遊技球Tが左から普通図柄作動ゲート22に進入した場合には(実施例2等と同様に進入方向を判別できる。)、図18(b)に示すとおり通過先の遊技釘28Rを下降させ、遊技球Tが右から普通図柄作動ゲート22に進入した場合には、図18(d)に示すとおり通過先の遊技釘28Lを下降させる。通過先の遊技釘28L、28Rが下降位置にあるので、普通図柄作動ゲート22を通過した遊技球Tが通過先の遊技釘28L、28Rに当たって跳ねても、再び普通図柄作動ゲート22に進入することはない。なお、下降した遊技釘28L、28Rは設定時間を経過後に上昇位置に戻す。
このように、普通図柄作動ゲート22への遊技球Tの進入方向に応じて遊技釘28L、28Rを下降させることで、普通図柄作動ゲート22を一度通過した遊技球Tが、その先に配されている遊技釘28L、28Rに跳ね返されて再び普通図柄作動ゲート22に進入(二重検出)するのを確実に防止できる。
実施例1の遊技盤の正面図。 普通図柄始動ゲートの構造の説明図。 図1の普通図柄始動ゲート及び普通電動役物部分の拡大図。 実施例1のパチンコ機の電気ブロック図。 実施例2の遊技盤の正面図。 実施例2の普通図柄始動ゲートと普通電動役物の設定説明図。 実施例2で主制御装置が実行する検出確認処理のフローチャート。 実施例3の遊技盤の正面図。 実施例4の遊技盤の正面図。 実施例4で主制御装置が実行する入力チェック処理のフローチャート。 実施例4で主制御装置が実行する当否判定処理のフローチャート(その1)。 実施例4で主制御装置が実行する当否判定処理のフローチャート(その2)。 実施例4で主制御装置が実行する普通電動役物処理のフローチャート。 実施例5の遊技盤の正面図。 実施例5で主制御装置が実行する検出確認処理のフローチャート。 遊技球が普通図柄始動ゲートに再進入するのを防ぐための構成(1)の説明図。 図16(d)で二重検出が発生する可能性の説明図。 遊技球が普通図柄始動ゲートに再進入するのを防ぐための構成(2)の説明図。
符号の説明
101・・・遊技盤、
13・・・遊技領域、
16・・・演出図柄表示装置、
17、17L、17R・・・特別図柄表示装置、
18・・・普通図柄表示装置、
22・・・普通図柄作動ゲート(通過検出装置)、
22a・・・普通図柄始動スイッチ(検出手段)、
24、24L、24R・・・普通電動役物(可変入賞口)、
25・・・大入賞口(可変入賞口)、
28・・・遊技釘、
31・・・スリット、
32・・・通過路、
33L・・・左開口、
33R・・・右開口、
40・・・主制御装置。

Claims (2)

  1. 両端が遊技領域に開口した通過路と、該通過路を通過する遊技球を検出する検出手段とを備えた普通図柄作動ゲートを遊技球が通過することで行われる普通図柄抽選の抽選結果を報知する普通図柄表示装置と、
    普通図柄抽選に当選することで開放する始動口に遊技球が入球することで行われる特別図柄抽選の抽選結果を報知する特別図柄表示装置と、
    遊技領域の中央に設けられ、演出表示を行う演出図柄表示装置と、
    が遊技盤に装着された弾球遊技機において、
    前記演出図柄表示装置の下方に、前記普通図柄作動ゲートを常に双方の前記開口から遊技球を通過可能にするために前記通過路が前記遊技盤の左右方向に延びた状態となる姿勢で配置し、前記普通図柄作動ゲートの下方には前記始動口を配置すると共に、
    前記演出図柄表示装置の右側から流下してきた遊技球を前記普通図柄作動ゲートの右側の前記開口に向けて誘導する複数の釘からなるゲート誘導釘と、
    前記演出図柄表示装置の左側から流下してきた遊技球を閉鎖時の前記始動口に向けて誘導する複数の釘からなる始動口誘導釘と、
    を設けることで、前記演出図柄表示装置の右側を流下してきた遊技球は、前記演出図柄表示装置の左側を流下してきた遊技球よりも、前記普通図柄作動ゲートを通過し易くし、
    前記普通図柄作動ゲートは、遊技状態によって前記通過路の前記開口の一方が入口、他方が出口として切り替え設定され、
    前記入口として設定されている前記開口から進入した遊技球のみが有効通過球として前記検出手段に検出される
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 両端が遊技領域に開口した通過路と、該通過路を通過する遊技球を検出する検出手段とを備える通過検出装置が遊技盤に装着された弾球遊技機において、
    通過検出装置は、前記通過路が前記遊技盤の左右方向に延びた状態となる姿勢で前記遊技盤に装着されることで、常に双方の前記開口から遊技球が通過可能に構成され、
    前記遊技盤における前記通過検出装置の両側に、それぞれ、遊技球を前記開口に誘導すると共に、上下方向に移動可能に構成された可動遊技釘を設け、
    前記検出手段は、遊技球の前記通過路への進入方向をも検出可能であり、
    それぞれの前記可動遊技釘は、前記検出手段により、当該可動遊技釘が設けられた側の反対側の前記開口から遊技球が前記通過路に進入したことが検出されると、下側に移動すること、
    を特徴とする弾球遊技機。
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