JP2016026734A - 遊技台 - Google Patents

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俊之 青木
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俊之 青木
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Abstract

【課題】静電気対策に特徴を持った遊技台を提供する。
【解決手段】遊技台は、電気部品を有するユニットと、樹脂で構成された第一の接続部と、金属で構成された第二の接続部と、を備える。また、前記第一の接続部は、前記ユニットと接続されるとともに、前記第二の接続部と当接するように構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技機(パチンコ機)などに代表される遊技台に関する。
従来の遊技台は、遊技の興趣を向上させるために、表示、音、光、役物動作などによって演出を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−200302号公報
しかし、従来の遊技台では、静電気対策について改良の余地がある。
本発明の目的は、静電気対策に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明に係る遊技台は、電気部品を有するユニットと、樹脂で構成された第一の接続部と、金属で構成された第二の接続部と、を備えた遊技台であって、前記第一の接続部は、前記ユニットと接続される接続部であり、前記第一の接続部は、前記第二の接続部と当接する接続部であることを特徴とする遊技台である。
本発明によれば、静電気対策に特徴を持った遊技台を実現できる。
パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 制御部の回路ブロック図を示したものである。 各種基板の配置位置の一例を示すブロック図である。 遊技盤200を分解して示す分解斜視図である。 遊技板252を背面側から見た外観図である。 遊技板252に配設された盤側接続部280の6面図である。 各種ユニットからのグランド線が接続された状態の盤側接続部280を正面側から見た外観斜視図である。 裏カバー264を取り付けた状態の遊技盤200を背面側から見た外観図である。 裏カバー264からのグランド線が接続された状態の盤側接続部280を背面側から見た外観斜視図である。 本体104から遊技盤200を取り外した状態を示す外観斜視図である。 (a)本体104の上面図である。(b)(a)において丸印で示した部位の断面図である。 盤側接続部281の変形例を示した図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
CRインタフェース部186は、例えばD−sub(D−subminiature)コネクタで構成されたCRユニット接続部186aを有している。CRインタフェース部186は、CRユニット接続部186aを介して払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うようになっている。
パチンコ機100は、その背面側から見て、球タンク150の右側であってタンクレール154の上方に中継基板196を有している。中継基板196はパチンコ機100とホールコンピュータとの電気的接続に用いられる。遊技盤200の交換を行う場合にパチンコ機100とホールコンピュータとの配線を変更する必要がないため、遊技盤200は、中継基板196を介して本体104とホールコンピュータとを接続したままで交換される。
但し、機種によってはパチンコ機100からホールコンピュータに送信する信号の種類を変更する必要があるため、パチンコ機100は、遊技盤200の取り外し時に、パチンコ機100の正面(手前)側から中継基板196の接続状況が把握できるように構成されていてもよい。同様に、外部と接続の必要がある他の構成(例えば不図示の電源コード)についても、本体104に備えておくことが好ましい。
パチンコ機100は、その背面側から見て、中継基板196の右側に電源コネクタ191を有している。電源コネクタ191には、不図示の電源コードが接続されるようになっている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、遊技領域124の右下に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。
また、これらの表示領域の下方には、特図1第4図柄表示ランプ219と特図2第4図柄表示ランプ220を配設している。特図1第4図柄表示ランプ219は(後述する)特図1変動遊技の当否結果を表示し、特図2第4図柄表示ランプ220は(後述する)特図2変動遊技の当否結果を表示するためのランプである。例えば、特図変動遊技中(特図の変動中)は、対応するランプを点滅表示させ、特図変動遊技の当否結果が当選の場合には、対応するランプを当たり種別を示す色で点灯させ、特図変動遊技の当否結果がはずれの場合には、対応するランプを消灯させる。
さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、遊技領域124には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では普図始動口228の下方に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つ、その右斜め上に1つ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、第1演出装置254、第2演出装置256、遮蔽装置246を備える第3演出装置258、装飾図柄表示装置208が配設された液晶ユニット260等を配設している(詳細は後述)。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路318(この回路には2つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
乱数値生成回路318は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路318における乱数の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数として導出する。二つ目の方法は、0〜65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数として導出する。乱数値生成回路318では、各種センサ320からセンサ回路322に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路318は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第1特図始動口230に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第2特図始動口232に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、各種演出データ等が記憶されたROM406が接続されている。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426からの検出信号や演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、演出可動体224(例えば、第1演出装置254や第2演出装置256が備える演出可動体)の制御を行うための駆動回路422と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路を備えており、この基本回路は、CPUと、一時的にデータを記憶するためのRAMと、各種デバイスの入出力を制御するためのI/Oと、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマを搭載している。基本回路のCPUは、水晶発振器が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROMが設けられている。また、基本回路には、CPUからの指令によって制御を行う装飾図柄表示装置208や遮蔽装置246を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<各種基板の配置位置>
次に、図5を用いて、各種基板の配置位置について説明する。なお、同図は、各種基板の配置位置の一例を示すブロック図である。この例では、上述の主基板156、第1副基板160、および第2副基板162を遊技盤200に配設する一方で、上述の電源基板182、払出基板170、および発射基板174を本体104に配設している。
<遊技盤側基板>
遊技盤に配置している主基板156は、主制御部300を構成する基板であり、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(普図始動口228、第1特図始動口230、第2特図始動口232)の球検出センサから出力される信号の受信や、第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等の開閉駆動を行う。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、および普図表示装置210の表示制御や、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等の表示制御や、不正対策系センサ(内枠開放センサ等)から出力される信号の受信等を行う。
また、遊技盤200に配置している第1副基板160は、第1副制御部400を構成する基板であり、遊技盤200に配置される遊技盤側演出装置(例えば、演出可動体224)の制御や、遊技盤側演出装置が備える各種センサ(例えば、演出可動体センサ424)から出力される信号の受信等を行う。また、遊技盤200に配置している第2副基板164は、第2副制御部500を構成する基板であり、遊技盤200に配置される装飾図柄表示装置208や遮蔽装置246の制御等を行う。
<本体側基板>
本体104に配置している電源基板182は、電源制御部660を構成する基板であり、遊技盤200に配置している主基板156、第1副基板160、および第2副基板162や、本体に配置される本体側演出装置(例えば、スピーカ120、各種ランプ418、チャンスボタンセンサ426)等に対して電源を供給する。
本体104に配置している払出基板170は、払出制御部600を構成する基板であり、遊技盤200に配置している主基板156から払出数や外部端子盤(情報入力回路350)へ送るデータを受信したり、主基板156に対して払出系のエラーを送信する。また、発射基板174は、発射制御部630を構成する基板であり、払出基板170が出力する発射許可または停止を指示する制御信号の受信等を行う。
<遊技盤>
次に、図6を用いて、遊技盤200の構造について説明する。なお、同図は、遊技盤200を分解して示す分解斜視図である。
遊技盤200は、遊技領域124が区画形成された遊技板252と、第1の演出(この例では、演出可動体424を用いた演出)を行うための第1演出装置254と、第2の演出(この例では、図示しない演出手段によって小判を打ち上げる演出)を行うための第2演出装置256と、第3の演出(この例では、遮蔽装置246を用いた演出)を行うための第3演出装置258と、装飾図柄表示装置208が配設された液晶ユニット260と、液晶ユニット260の一部を覆うための金属製の板金部材262と、板金部材262を覆うための樹脂製の裏カバー264を、この順番で積層して構成される。
なお、遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、これらの左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。
板金部材262には、裏カバー264に形成された複数の開口部に対応する位置に、同形状の開口部が形成されている。また、裏カバー264の上側内面には、導電性のフィルムが貼られており、裏カバー264で板金部材262を覆った場合に、当該フィルムが板金部材262の上側外面に接触するように構成されている。
このような構成により、裏カバー264、または、その近傍において発生した静電気を、当該フィルムを介して板金部材262に逃がしたり、板金部材262、または、その近傍において発生した静電気を、当該フィルムを介して裏カバー264に逃がすようにしている。なお、板金部材262と裏カバー264との間に配設する部材はフィルムに限定されるものではなく、例えば、テープやゴムなどでもよい。
<遊技板の各種ユニット>
次に、図7を用いて、遊技盤200の遊技板252に配置される各種ユニットについて説明する。なお、同図は、遊技板252を背面側から見た外観図である。
遊技板252の背面中央近傍には、ワープ装置242、ステージ244、および演出用の可動体等を備えたセンター役物ユニット272が配設され、その下方には、第1特図始動口230や可変入賞口(アタッカー)234等を備えたアタッカーユニット274が配設されている。また、遊技板252の背面左下近傍には、第2特図始動口(電チュー)232等を備えた電チューユニット276が配設され、遊技板252の背面右下近傍には、一般入賞口226等を備えた一般入賞口ユニット278が配設されている。
また、遊技板252の背面左下隅には、本体104側のフローティングコネクタに接続される複数のフローティングコネクタ279が設けられている。このフローティングコネクタ279には、上記図5を用いて説明した電源基板182と、主基板156、第1副基板160、および第2副基板162とを接続する電源用コネクタや、本体側演出装置120・418・426と第2副基板164とを接続する制御信号用コネクタや、払出基板170と主基板156とを接続する制御信号用コネクタ等が配置される。
一方、遊技板252の背面右下隅には、次に説明する盤側接続部280が配設されている。パチンコ機100では、盤側接続部280を通過する静電気がフローティングコネクタ279の電源系統や制御信号系統に影響を与え、誤動作を引き起こさないように、盤側接続部280をフローティングコネクタ279から離れた位置に配置している。
<遊技板の盤側接続部>
次に、上記図7と図8を用いて、盤側接続部280について説明する。なお、図8は、遊技板252に配設された盤側接続部280の6面図であり、同図(a)が平面図、同図(b)が正面図、同図(c)が左側面図、同図(d)が右側面図、同図(e)が底面図、同図(f)が背面図である。
この盤側接続部280は、樹脂製の樹脂部281と、この樹脂部281に2本のネジ282によって取り付けられる金属製の金属部283によって構成されている。樹脂部281は、内側に矩形状の開口部284aを有する枠状体の枠部284と、この枠部284の一辺に一体的に形成された直方体形状の本体部285と、この本体部285を基端として下方に突出形成された腕部286と、を有して構成されている。
図8(b)の正面図に示すように、樹脂部281の本体部285の正面285cには、ネジ止めが可能なネジ止め孔288aと、このネジ止め孔288aの外周部を囲むようにリング状に突出形成され、かつ一部が開口された壁部288bと、によって構成されたネジ止め部288が複数個(この例では、1〜10の番号を付した10個)形成されている。
また、同図(a)の平面図、同図(e)の底面図に示すように、本体部285の正面285cには段差を形成しており、正面285cの低い方の面285c1に、奇数番号1、3、5、7、9の番号を付したネジ止め部288を配置し、正面285cの高い方の面285c2に、偶数番号2、4、6、8、10の番号を付したネジ止め部288を配置している。
このように本体部285の厚みを異ならせることで、低い方の面285c1に配置したネジ止め部288における抵抗値と、高い方の面285c2に配置したネジ止め部288における抵抗値を異ならせることができる上に、ネジ止め部288に接続するグランド線が増加した場合でも、グランド線の取り回しを容易にして作業性を高めることができる場合がある。
また、同図(f)の背面図に示すように、本体部285の背面には、ネジ止めが可能なネジ止め孔285dを千鳥状に複数形成している。金属部283は、枠部284の背面側から、枠部284の開口部284aと本体部285とに跨る位置に嵌め込まれ、金属製の2本のネジ282によって本体部285のネジ止め孔285dにネジ止めされる。これにより、樹脂部281の一部と金属部283の一部が接触した状態となり、樹脂部281および金属部283の一方から他方に通電可能な状態(樹脂部281および金属部283が電気的に接触された状態)となる。
また、同図(b)の正面図に示すように、枠部284の上下2箇所と、腕部286の先端1箇所には、ネジ止めが可能なネジ止め孔289が形成されており、図7に示すように、盤側接続部280は、ネジ止め孔289に挿入された3本の金属製のネジ290によって遊技板252の背面右下隅に固定される。
<各種ユニットと盤側接続部の接続>
次に、上記図7と図9を用いて、各種ユニット272、274、276と盤側接続部280の接続について説明する。なお、図9は、各種ユニットからのグランド線GL1〜GL3が接続された状態の盤側接続部280を正面側から見た外観斜視図である。
この例では、一端が電チューユニット276に接続(ネジ止め)されたグランド線GL1の他端は、盤側接続部280の樹脂部281の番号1を付したネジ止め部288に接続(ネジ止め)されている。また、一端がアタッカーユニット274に接続(ネジ止め)されたグランド線GL2の他端は、盤側接続部280の樹脂部281の番号2を付したネジ止め部288に接続(ネジ止め)されている。また、一端がセンター役物ユニット272に接続(ネジ止め)されたグランド線GL3の他端は、盤側接続部280の樹脂部281の番号3を付したネジ止め部288に接続(ネジ止め)されている。
なお、この例では、一般入賞口ユニット278と盤側接続部280はグランド線で接続されていないが、両者をグランド線で接続してもよい。また、遊技板252の背面側に積層される第1演出装置254、第2演出装置256、第3演出装置258、または液晶ユニット260に実装される演出可動体424、遮蔽装置246、または装飾図柄表示装置208等と盤側接続部280をグランド線で接続してもよい。すなわち、遊技盤200に設けられる他の部材と盤側接続部280をグランド線で接続してもよい。また、グランド線と部材との接続態様はネジ止めに限定されず、例えば、着脱可能なコネクタで接続してもよいし、圧着してもよいし、溶着してもよい。
<裏カバーと盤側接続部の接続>
次に、図10と図11を用いて、板金部材262と盤側接続部280の接続について説明する。なお、図10は、板金部材262と裏カバー264を取り付けた状態の遊技盤200を背面側から見た外観図であり、図11は、板金部材262からのグランド線GL4が接続された状態の盤側接続部280を背面側から見た外観斜視図である。
この例では、一端が板金部材262の下端に接続(ネジ止め)されたグランド線GL4の他端は、盤側接続部280の金属部283の背面にネジ282によって接続(ネジ止め)されている。このように、ネジ282を、グランド線GL4を金属部283に固定する手段と、金属部283を樹脂部281に固定する手段として兼用すれば、ネジの本数を減らすことができる場合がある。
また、図10に示すように、このグランド線GL4は、板金部材262の下端を一方の基端として下方に引き込まれた後、主基板156の裏面(主基板156の部品が実装されていない面)の奥側に形成された隙間を通過し、主基板156の上方から下方に引き込まれている。このような構成により、主基板156に実装された各種電子部品がグランド線GL4を通過する静電気の影響を受けないようにしている。
<本体側接続部>
次に、図12と図13を用いて、本体104に設けられた本体接続部104aについて説明する。なお、図12は、本体104から遊技盤200を取り外した状態を示す外観斜視図であり、図13(a)は、本体104の上面図であり、図13(b)は、同図(a)において丸印で示した部位の断面図である。
図12に示すように、本体104の正面視左下の、本体104に遊技盤200が嵌め込まれたときに盤側接続部280と対向する位置には、本体接続部104aが設けられている。この本体接続部104aは、図13(b)に示すように、遊技盤200の方向に付勢された金属製の板バネ104a1と、この板バネ10a1を本体104のフレームグランド(グランドに接地されたフレーム)104bに固定するための金属製の固定ネジ104a2と、によって構成されている。
本体104に遊技盤200が嵌め込まれ、遊技盤200が本体104の所定位置に固定されると、盤側接続部280の金属部283が、本体接続部104の板バネ104a1に接触するとともに、板バネ104a1の付勢力に逆らって、板バネ104a1を本体104側に押圧するように構成されている。
このような構成により、遊技盤200が本体104の所定位置に固定されている状態では、本体接続部104の板バネ104a1が、盤側接続部280の金属部283を押圧した状態が維持され、本体接続部104aの一部と盤側接続部280の一部が接触した状態となり、本体104のフレームグランド104bおよび盤側接続部280の一方から他方に通電可能な状態(本体104のフレームグランド104bおよび盤側接続部280が電気的に接触された状態)となる。
なお、図示はしないが、本体104に配設される本体側演出装置120・418・426や、電源基板182や、払出基板182や、発射基板174等のグランドも、本体104のフレームグランド104bに接続されている。
<第1、第2のグランド経路>
上述のとおり、盤側接続部280の金属部283には、板金部材262に接続されたグランド線GL4が接続されているため、板金部材262、または、その近傍において発生した静電気は、グランド線GL4→盤側接続部280の金属部283→本体接続部104aの板バネ104a1→本体接続部104aの固定ネジ104a2→グランドフレーム104bの経路(以下、「第1のグランド経路」という場合がある)を通ってグランド(地上)に逃がされる。
また、盤側接続部280の樹脂部281には、電チューユニット276に接続されたグランド線GL1と、アタッカーユニット274に接続されたグランド線GL2と、センター役物ユニット272に接続されたグランド線GL3が接続されているため、電チューユニット276、アタッカーユニット274、センター役物ユニット272、または、それらの近傍において発生した静電気は、グランド線GL1〜3→盤側接続部280の樹脂部281→盤側接続部280の金属部283→本体接続部104aの板バネ104a1→本体接続部104aの固定ネジ104a2→グランドフレーム104bの経路(以下、「第2のグランド経路」という場合がある)を通ってグランドに逃がされる。
金属は樹脂よりも抵抗値が低いため、盤側接続部280の金属部283は、盤側接続部280の樹脂部281よりも抵抗値が低くなる。したがって、盤側接続部280の樹脂部281を通過しない第1のグランド経路は、盤側接続部280の樹脂部281を通過する第2のグランド経路よりも全体の抵抗値が低く、板金部材262、または、その近傍において発生した静電気を、いち早くグランドに逃がすことができる。このため、板金部材262に覆われた第1副基板160、第2副基板164や、裏カバー264近傍に配設される主基板156において静電気による誤作動を防止することができ、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
<盤側接続部の変形例>
次に、図14を用いて、盤側接続部281の変形例について説明する。なお、図14は、盤側接続部281の変形例を示した図である。
同図(a)に示す盤側接続部281aは、正面の低い方の面281a1に、奇数番号1、3、5、7、9の番号を付したネジ止め部288を配置し、正面の高い方の面281a2に、偶数番号2、4、6、8、10の番号を付したネジ止め部288を配置している点では上述の盤側接続部281と共通である。しかしながら、この盤側接続部281aでは、盤側接続部281aの下側から上側に向かってネジ止め部288の番号を振っている。
このような構成とすれば、各々のネジ止め部288から金属部283までの最短距離を変えることで、各々のネジ止め部288から金属部283までの抵抗値を変化させることができる。このため、静電気を帯電しやすい装置に接続されたグランド線は、抵抗値の小さなネジ止め部288(この例では、2、6、10の番号を付したネジ止め部)に接続する一方で、静電気を帯電しにくい装置に接続されたグランド線は、抵抗値の大きなネジ止め部288(この例では、3、7の番号を付したネジ止め部)に接続する等、用途に応じた使い方をすることができ、利便性を高めることができる場合がある(他の変形例も同様)。
また、ネジ止め部288の厚みを異ならせることで、低い方の面281a1に配置したネジ止め部288における抵抗値と、高い方の面281a2に配置したネジ止め部288における抵抗値を異ならせることができる上に、ネジ止め部288に接続するグランド線が増加した場合でも、グランド線の取り回しを容易にして作業性を高めることができる場合がある。
同図(b)に示す盤側接続部281bは、正面の低い方の面281b1に、番号1〜5の番号を付したネジ止め部288を配置し、正面の高い方の面281b2に、番号6〜10の番号を付したネジ止め部288を配置し、盤側接続部281bの左上、左下、右上、右下の順番でネジ止め部288の番号を振っている。
同図(c)に示す盤側接続部281cは、正面の低い方の面281c1に、番号6〜10の番号を付したネジ止め部288を配置し、正面の高い方の面281c2に、番号1〜5の番号を付したネジ止め部288を配置し、盤側接続部281cの右上、右下、左上、左下の順番でネジ止め部288の番号を振っている。
同図(d)に示す盤側接続部281dは、正面の低い方の面281d1に、奇数番号1、3、5、7、9の番号を付したネジ止め部288を配置し、正面の高い方の面281d2に、偶数番号2、4、6、8、10の番号を付したネジ止め部288を配置している点では上述の盤側接続部281や盤側接続部281aと共通である。しかしながら、この盤側接続部281dでは、3、7の番号を付した各々のネジ止め部288と金属部283との最短距離よりも、1、5、9の番号を付した各々のネジ止め部288と金属部283との最短距離を長くしている。また、4、8の番号を付した各々のネジ止め部288と金属部283との最短距離よりも、2、6、10の番号を付した各々のネジ止め部288と金属部283との最短距離を長くしている。
以上説明したように、上記実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、電気部品を有するユニット(例えば、図7に示す「電チューユニット276」)と、樹脂で構成された第一の接続部(例えば、図7や図13(a)に示す「樹脂部281」)と、金属で構成された第二の接続部(例えば、図13(a)に示す「本体接続部104a」)と、を備えた遊技台であって、前記第一の接続部は、前記ユニットと接続される接続部であり、前記第一の接続部は、前記第二の接続部と当接する接続部である、ことを特徴とする遊技台である。
上記実施形態に係る遊技台によれば、電気部品を有するユニットで発生した静電気を、第二の接続部に逃がすことができるとともに、第二の接続部からの静電気の逆流を防ぐことができる場合がある。
また、遊技盤(例えば、図3に示す遊技盤200)と、前記遊技盤が取り付けられる本体(例えば、図1に示す本体104)と、を備え、前記遊技盤は、前記第一の接続部を有する遊技盤であり、前記本体は、前記第二の接続部を有する本体であってもよい。また、前記第一の接続部は、前記遊技盤が前記本体に取り付けられた場合に、前記第二の接続部と電気的に接続可能な手段であってもよい。また、電気部品を有する第二のユニット(例えば、図7に示す「アタッカーユニット274」)を備え、前記第一の接続部は、前記第二のユニットと接続される接続部であってもよい。また、前記ユニットは、遊技球が入賞可能なユニット(例えば、図7に示す「電チューユニット276」)であってもよい。
また、上記実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技盤(例えば、遊技盤200)と、前記遊技盤を取り付け可能な本体(例えば、本体104)と、電気部品を有するユニット(例えば、図7に示すアタッカーユニット274や電チューユニット276)と、を備えた遊技台であって、前記遊技盤は、複数の遊技盤構成手段を備えた遊技盤であり、前記複数の遊技盤構成手段のうちの一つは、第一の接続手段(例えば、図7に示す盤側接続部280)であり、前記本体は、複数の本体構成手段を備えた本体であり、前記複数の本体構成手段のうちの一つは、第二の接続手段(例えば、図13(a)に示す本体接続部104a)であり、前記第一の接続手段は、前記第二の接続手段と電気的に接続可能な手段であり、前記第一の接続手段は、複数の接続部によって構成される手段であり、前記複数の接続部のうちの一つは、第一の接続部(例えば、図7に示す樹脂部281)であり、前記複数の接続部のうちの一つは、第二の接続部(例えば、図7に示す金属部283)であり、前記第一の接続部は、前記ユニットとグランド線(例えば、図7に示すグランド線GL1,GL2)を介して接続される接続部であり、前記第二の接続部は、前記第一の接続部よりも抵抗値が低い接続部であり、前記第二の接続手段は、前記第一の接続部よりも抵抗値が低い手段であり、前記第二の接続手段は、前記第二の接続部と電気的に接続されている手段であり、前記第一の接続部は、樹脂で構成された接続部であり、前記第二の接続部は、金属で構成された接続部である、ことを特徴とする遊技台である。
上記実施形態に係る遊技台によれば、電気部品を有するユニットで発生した静電気を、グランド線、第一の接続部、および第二の接続部を介して本体側に逃がすことができるとともに、第一の接続手段は、抵抗値が異なる第一、第二の接続部で少なくとも構成されているため、他方の接続部で帯電した静電気を一方の接続部へと流しやすくすることで静電気のピーク値を下げることができ、遊技台の電気部品に対する静電気の影響を、より一層低減させることができる場合がある。
また、前記第二の接続部は、前記遊技盤が前記本体に取り付けられた場合に、前記第二の接続手段と電気的に接続可能な手段であってもよい。また、電気部品を有する第二のユニットを備え、前記第一の接続部は、前記第二のユニットとグランド線を介して接続される接続部であってもよい。また、前記ユニットは、遊技球が入賞可能なユニットであってもよい。
また、前記第一の接続部と前記第二の接続部のうちの一方(例えば、金属部283)は、前記第一の接続部と前記第二の接続部のうちの他方(例えば、樹脂部281)よりも抵抗値が低いものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の接続手段が抵抗値の異なる第一、第二の接続部で少なくとも構成されるため、他方の接続部で帯電した静電気を一方の接続部へと流しやすくすることができる場合がある。また、他方の接続部に流れる静電気の一部を一方の接続部へ流すことによって静電気のピーク値を下げることができ、静電気の遊技台に対する影響を、より一層低減させることができる場合がある。
また、前記第二の接続手段(例えば、本体側接続部104a)は、前記他方(例えば、樹脂部281)よりも抵抗値が低いものであってもよい。
このような構成とすれば、抵抗値が異なる経路と抵抗値が同じ経路を備えることができるため、遊技盤で帯電した静電気を本体へと流しやすくすることができる場合がある。また、2つの経路を備えることで静電気のピーク値を下げることができ、静電気の遊技台に対する影響を、より一層低減させることができる場合がある。
また、前記第二の接続手段(例えば、本体側接続部104a)は、前記一方(例えば、金属部283)と少なくとも電気的に接続可能なものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技盤で発生した静電気を本体側に逃がすことができるため、静電気の遊技台に対する影響を低減させることができ、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
また、前記第一の接続手段(例えば、盤側接続部270)は、前記遊技盤(例えば、遊技盤200)が前記本体に取り付けられた場合に、前記第二の接続手段(例えば、本体側接続部104a)と少なくとも電気的に接続可能なものであってもい。
このような構成とすれば、第一の接続手段と第二の接続手段が接触するかどうか気にすることなく遊技盤を本体に取り付けることができ、作業性が高まる上に、静電気の遊技台に対する影響を確実に低減させることができる場合がある。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではない。したがって、例えば、遊技盤は、第一の接続手段を介してのみアース(グランド)と接続されるものであってもよいし、第一の接続手段を含む複数の経路を介してアースと接続されるものであってもよい。
また、電気的な接続とは、第一の対象(例えば、前記第一の接続手段)と第二の対象(例えば、前記第二の接続手段)が接触することであってもよい。また、前記複数の接続部のうちの少なくとも一つは、第三の接続部であってもよく、第三の接続部は前記第二の接続手段に電気的に接続可能なものであってもよい。また、前記複数の遊技盤構成手段のうちの少なくとも一つは、第三の接続手段であってもよく、第三の接続手段は前記第二の接続手段に電気的に接続可能なものであってもよい。また、前記複数の本体構成手段のうちの少なくとも一つは、第四の接続手段であってもよく、第四の接続手段は前記第一の接続手段に電気的に接続可能なものであってもよい。また、前記第二の接続手段は、複数の接続部によって構成されるものであってもよい。また、前記第一の接続手段は、一の接続部によって構成されるものであってもよい。
また、第一の接続部と第二の接続部のうちの他方は、少なくとも樹脂で構成されるものであってもよい。また、第一の接続部は、第二の接続部と少なくとも接触可能なものであってもよい。
また、第二の接続手段は、第二の接続部と少なくとも接触可能なものであってもよいし、第二の接続部のみと少なくとも接触可能なものであってもよい。また、第二の接続手段は、第一の接続部のみと少なくとも接触可能なものであってもよいし、第一の接続部と第二の接続部と少なくとも接触可能なものであってもよい。
また、第一の接続部と第二の接続部のうちの一方は、少なくとも導電性の金属(例えば、鉄(ステンレス)、銅、合金)で構成されるものであってもよい。また、第一の接続部と第二の接続部のうちの他方は、少なくとも導電性の樹脂(例えば、ABS、PC)で構成されるものであってもよい。また、第二の接続手段と第一の接続部は、同じ材質であってもよい。
また、第一の接続部に接続される遊技盤構成手段は、遊技者が視認不可能なものであってもよいし、第一の接続部に接続される遊技盤構成手段は、遊技盤背面側から視認可能なものであってもよい。また、第一の接続部は、遊技盤裏面の少なくとも一部を覆う板金に接続されるものであってもよい。
また、板金は、副制御手段(例えば、第1副制御部400、第2副制御部500)を少なくとも覆うものであってもよいし、主制御手段(例えば、主制御部300)の少なくとも一部(例えば、1または複数のコネクタ)を覆うものであってもよいし、主制御基板(例えば、主基板156)のうちの少なくとも一部(例えば、主制御CPU、管理番号)を覆わないものであってもよい。
また、第一の接続部は、遊技盤構成手段に接続されないものであってもよい。また、第二の接続部は、遊技盤前面側に配置され少なくとも一部が樹脂性部材で形成される盤面構成部(例えば、センター役物、ランプカバー、始動口ユニット、ゲートユニット)に接続されるものであってもよい。また、盤面構成部は、表面の少なくとも一部がメッキ塗装されていてもよい。
また、第二の接続部は、遊技盤の可動ユニット(例えば、電チューユニット、アタッカユニット、演出可動ユニット)に接続されるものであってもよい。また、第二の接続部に接続されるコード数(グランド線の本数)は、第一の接続部に接続されるコード数よりも多いものであってもよい。また、第二の接続部に接続されるコード数は、第一の接続部に接続されるコード数よりも少ないものであってもよい。また、第二の接続部に接続されるコード数は、第一の接続部に接続されるコード数と同じであってもよい。
また、第二の接続部の接続可能箇所は、第一の接続部の接続可能箇所よりも多いものであってもよいし、第一の接続部の接続可能箇所よりも少ないものであってもよい。また、第二の接続部の接続可能箇所は、第一の接続部の接続可能箇所と同じ数であってもよいし、それぞれ識別情報(例えば、数字、文字、アルファベット、記号)が付されていてもよい。また、第二の接続部の接続可能箇所は、左右方向に複数箇所であってもよく、上下方向に複数箇所であってもよい。
また、第二の接続部の接続可能箇所に付された数字は、上から左方向に向かって順番に付されてもよいし、第二の接続部の接続可能箇所には、特定の接続順序(例えば、優先度の高い(例えば、不正され易い)順(電チューユニット>アタッカユニット>センター役物)、接続部材から遠い順)で接続してもよい。
また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)と第二の接続部を接続する第一の配線の長さは、第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)と第二の接続部を接続する第二の配線の長さよりも、長いものであってもよい。また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)は、第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)よりも、第二の接続部から遠いものであってもよい。
また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)と第二の接続部を接続する第一の配線の長さは、第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)と第二の接続部を接続する第二の配線の長さよりも、短いものであってもよい。また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)は、第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)よりも、第二の接続部から近いものであってもよい。
また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)と第二の接続部を接続する第一の配線の長さは、第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)と第二の接続部を接続する第二の配線の長さと同じであってもよい。また、第一の遊技盤構成手段(例えば、電チューユニット)と第二の遊技盤構成手段(例えば、アタッカユニット)は、第二の接続部までの距離が同じであってもよい。
また、第一の配線を接続する箇所は、第二の配線を接続する箇所よりも、金属部から遠くてもよい。この場合、金属部までのインピーダンスの値を高めることができる場合がある。また、第一の配線を接続する箇所は、第二の配線を接続する箇所よりも、金属部から近くてもよい。この場合、金属部までのインピーダンスの値を低めることができる場合がある。
また、第一の配線を接続する箇所と第二の配線を接続する箇所は、金属部までの距離が同じでもよい。この場合、金属部までのインピーダンスの値を同じにすることができる場合がある。
また、第一の配線と第二の配線は、少なくとも一部が沿うように配線されていてもよい。また、第二の接続部の接続可能箇所に付された数字は、下から左方向に向かって順番に付されてもよいし、左から下方向に向かって順番に付されてもよいし、右から下方向に向かって順番に付されてもよい。
また、第一の接続手段は、遊技盤の背面側に設けられるものであってもよいし、遊技盤の背面側の左右方向の一方側に設けられ、他方側には遊技盤側と枠側とで信号のやりとりが可能な接続手段(例えば、フローティングコネクタ)が設けられるものであってもよい。また、第二の接続手段は、枠の前面側に設けられるものであってもよいし、アースに接続されるものであってもよい。
また、第一の接続手段と第二の接続手段は、左右方向の一方側に少なくとも設けられるものであってもよいし、左右方向の一方側にのみ設けられるものであってもよい。また、第一の接続手段と第二の接続手段は、左右方向の扉のヒンジ側に少なくとも設けられるものであってもよいし、左右方向の扉のヒンジ側にのみ設けられるものであってもよい。また、第一の接続手段と第二の接続手段は、上下方向の一方側に少なくとも設けられるものであってもよいし、上下方向の一方側にのみ設けられるものであってもよいし、それぞれ2または3以上設けられるものであってもよいし、・第一の接続手段と第二の接続手段との接触箇所は、1、2または3以上であってもよい。
また、第一の接続手段と第二の接続手段との接触箇所は、点接触であってもよいし、線接触であってもよいし、面接触であってもよい。また、第一の接続手段と第二の接続手段との接触箇所は、点接触、線接触、面接触のうちの少なくとも何れかであってもよい。
また、第一の接続部と第二の接続部は、抵抗値がそれぞれ異なる導電性の樹脂で構成されるものであってもよいし、抵抗値がそれぞれ異なる金属で構成されるものであってもよい。
また、遊技盤構成手段のうちの少なくとも一つと第一の接続手段とを接続する配線は、主基板の非部品実装面側に位置するもの、または主基板の部品実装面側に位置しないものであってもよい。この場合、静電気による主基板への影響をより低減でき、遊技制御をより安定して行うことができる場合がある。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
本発明に係る遊技台は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技機(ぱちんこ機)などに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
104 本体
104a 本体側接続部
156 主基板
160 第1副基板
164 第2副基板
200 遊技盤
280 盤側接続部
300 主制御部
400 第1副制御部
500 第2副制御部

Claims (6)

  1. 電気部品を有するユニットと、
    樹脂で構成された第一の接続部と、
    金属で構成された第二の接続部と、
    を備えた遊技台であって、
    前記第一の接続部は、前記ユニットと接続される接続部であり、
    前記第一の接続部は、前記第二の接続部と当接する接続部である、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    遊技盤と、
    前記遊技盤が取り付けられる本体と、
    を備え、
    前記遊技盤は、前記第一の接続部を有する遊技盤であり、
    前記本体は、前記第二の接続部を有する本体である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項2に記載の遊技台であって、
    前記第一の接続部は、前記遊技盤が前記本体に取り付けられた場合に、前記第二の接続部と電気的に接続可能な手段である、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    電気部品を有する第二のユニットを備え、
    前記第一の接続部は、前記第二のユニットと接続される接続部である、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記ユニットは、遊技球が入賞可能なユニットである、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台は、ぱちんこ機である、
    ことを特徴とする遊技台。
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