JP2008084215A - 電子機器および冷却部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、電子回路が搭載された基板を筐体内部に備えた電子機器に関し、発熱部品が両面に搭載された基板を備え、狭いスペースであってもその基板両面の発熱部品の熱を効率的に伝熱して放熱する。
【解決手段】 筐体と、第1面に発熱部品が搭載されるとともに第2面にも発熱部品が搭載され、筐体内に固定された基板と、基板61の第1面に搭載された発熱部品に接してその第1面に沿って延在する第1の伝熱部品と、基板の第2面に搭載された発熱部品に接してその第2面に沿って延在するとともに、第1の伝熱部品に締結部材170a,170b,170cで基板61を挟んで締結される第2の伝熱部品110とを備えた。
【選択図】 図12

Description

本発明は、電子回路が搭載された基板を筐体内部に備えた電子機器およびそのための冷却部品に関する。
近年、例えば、内部に演算回路が収容されて上面にキーボードを備えた本体ユニットと、表示画面を備えて本体ユニットに対し開閉自在な表示ユニットとを有する、いわゆるノート型パーソナルコンピュータ(以下、パーソナルコンピュータを「PC」と略記する)や、キーボードは必要であれば別途用意することとし、本体内部に演算回路が収容されて上面に表示画面を備えた、いわゆるピュアタブレット型(スレート型)PC等、様々な形態の可搬性のPCが普及してきている。
これらの可搬型のPCは、必要なサイズの表示画面を確保しつつ小型化、軽量化を図るために薄型に形成され、一方では様々なニーズに応えるために様々な機能が搭載されている。このため、筐体内部に固定される基板にはその両面に多数の電子部品が搭載される。また、それら多数の電子部品の中には、発熱部品がいくつも存在することがあり、基板のレイアウト上、発熱部品を基板両面に搭載せざるを得ない場合もあり、発熱部品を基板両面に搭載した場合に、基板両面の発熱部品の熱を如何にして効率的に発熱させるかが問題となる。
特許文献1には、発熱部品を熱伝導カバーで覆うとともに放熱フィンを備え、それら熱伝導カバーと放熱フィンとの間に冷媒を流通させる冷媒流通路を設けた冷却構造が提案されている。しかしながら、この冷却構造は複雑であり、この冷却構造を基板両面の発熱部品の冷却に適用するには薄型化の要請に反することにもなりかねず、また、コストアップの要因ともなる。
また、特許文献2には、基板両面に発熱部品を搭載し、第1面に搭載された発熱部品については、基板の、その発熱部品の真下を刳り貫いておいて、第1面に搭載された発熱部品については基板の刳り貫いた孔を通してその発熱部品の底面に発熱部品を当てがい、一方、第2面に搭載された発熱部品についてはその上面に放熱部品を当てがって、両面の発熱部品双方を第2面側から一度に放熱させる構造が提案されている。
しかしながら、この特許文献2の提案の場合、第1面に搭載された発熱部品については、基板の、その発熱部品が搭載された部分が第2面側に刳り貫かれているため、基板との電気的な接続方法に難があり、例えばその発熱部品の底面を基板との半田接続用として用いるBGAパッケージ等には適用できず、むしろ、その発熱部品を第1面に搭載するのではなく、基板に孔をあけずにその発熱部品を第2面に搭載することの方が、BGAパッケージ等も採用でき、かつ基板のレイアウトが容易であると考えられる。
特開2005−223099号公報 特開2001−244665号公報
本発明は、上記事情に鑑み、発熱部品が両面に搭載された基板を備え、狭いスペースであってもその基板両面の発熱部品の熱を効率的に伝熱して放熱する構造を備えた電子機器およびそのための冷却部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の電子機器は、
筐体と、
第1面に発熱部品が搭載されるとともに第2面にも発熱部品が搭載され、筐体内に固定された基板と、
基板の第1面に搭載された発熱部品に接して第1面に沿って延在する第1の伝熱部品と、
基板の第2面に搭載された発熱部品に接して第2面に沿って延在するとともに、第1の伝熱部品に締結部材で基板を挟んで締結される第2の伝熱部品とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1面に搭載された発熱部品の熱を第1の伝熱部材で伝熱するとともに、第2面に搭載された発熱部品の熱を第2の伝熱部品で伝熱し、第2の伝熱部品で伝熱してきた熱については、その熱を基板両面に跨る締結部材で第1の伝熱部材に受け継がせる構造としたものであり、発熱部品の基板への取り付け方を制限することなしに、かつ、簡易な構造で、基板両面の発熱部品の熱を効率的に伝熱することができる。
また、本発明の電子機器において、
前記筐体には空冷用の開口が形成され、
前記第1の伝熱部品は、前記基板の第1面に搭載された発熱部品の熱を前記開口近傍に伝熱し、
前記第2の伝熱部品は、前記基板の第2面に搭載された発熱部品の熱を該締結部品を介して前記第1の伝熱部品に伝えることにより、該第2面に搭載された発熱部品の熱を該第1の伝熱部品に受け継がせて前記開口近傍に伝熱させるよう形成されることが好ましい。
このような構成により、基板の第2の面において第2の伝熱部品で受けた熱を基板の第1の面の第1の伝熱部品に伝達させ、筐体の開口近傍にて第1の伝熱部品により効果的に放熱することができる。
ここで、本発明の電子機器において、上記筐体は、その筐体の側面に開口が形成されたものであることが好ましい。
このように筐体側面に開口を設けると薄型化に有利である。
また、本発明の電子機器において、第1の伝熱部品が、開口の内側に面した位置に放熱フィンを有し、この電子機器がさらに、放熱フィンに隣接した位置に、その放熱フィンを経由させて開口から空気を吹き出させるファンを備えたものであることが好ましい。
この構成によって、放熱フィンおよびファンにより、効果的に空冷することができる。
さらに、本発明の電子機器において、第1の放熱部品が、発熱部品で発生した熱を受け取って放熱フィンに伝える伝熱体を備えたものであることが好ましい。
伝熱棒を備えることにより一層効率的な伝熱が可能となる。
さらに、本発明の電子機器において、基板は、第2面の、第1面に搭載された発熱部品よりも開口から離れた位置に発熱部品を搭載したものであることが好ましい。
基板の、開口から離れた位置に発熱部品が搭載された側の面を第2面として本発明を適用することにより、第2の伝熱部品から第1の伝熱部品への伝熱の効率的な受け継ぎが可能となる。
また、本発明において、第2の放熱部品は、基板の第2面に沿って板状に広がった部品であることが好ましい。
板状に広がっていることにより、発熱部品に広い面積で接触して熱を効果的に吸収することができ、また、板状に広がっていることで薄型化の妨げとなることが防止される。
また、第1の放熱部品に伝熱体を備えた構成において、その第1の放熱部品は、基板の第1面に搭載された発熱部品に接する、板状に広がった接触部を有し、伝熱棒は、基板の第1面に搭載された発熱部品で発生した熱をその接触部を介在させて受け取って放熱フィンに伝えるものであることが好ましい。
この場合、上記の板状の第2の放熱部品の場合と同様、板状に広がった接触部を設けることにより発熱部品と広い面積で接触させ、発熱部品から熱を効率的に吸収することができる。
また、本発明の電子機器が、筐体内に演算処理を担う電子回路が収容されるとともに表面に表示画面が固定された、全体として1つの板状を成す可搬型のコンピュータであること、すなわち、いわゆるピュアタブレット型PC(スレート型PC)であることが好ましい。
本発明は、薄型化の要請が強く、かつ内部に部品が密に搭載された、いわゆるピュアタブレット型PC(スレート型PC)に好適に適用することができる。
また、上記目的を達成する本発明の冷却部品は、第1面に発熱部品が搭載されるとともに第2面にも発熱部品が搭載された基板のための冷却部品であり、
前記基板の第1面に搭載された発熱部品に接して該第1面に沿って延在する第1の伝熱部品と、
前記基板の第2面に搭載された発熱部品に接して該第2面に沿って延在するとともに、前記第1の伝熱部品に締結部材で前記基板を挟んで締結される第2の伝熱部品とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1面に搭載された発熱部品の熱を第1の伝熱部材で伝熱するとともに、第2面に搭載された発熱部品の熱を第2の伝熱部品で伝熱し、第2の伝熱部品で伝熱してきた熱については、その熱を基板両面に跨る締結部材で第1の伝熱部材に受け継がせる構造としたものであり、発熱部品の基板への取り付け方を制限することなしに、かつ、簡易な構造で、基板両面の発熱部品の熱を効率的に伝熱することができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、狭いスペースであっても、基板両面に搭載された発熱部品の熱を効率的に伝熱して放熱することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[全体構造]
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としてのスレート型PCを表示画面を備えた上面側から見て示した斜視図、図2は、図1に示すスレート型PCを底面側から見て示した斜視図である。
このスレート型PC10は、底面と側面の外形を規定する、マグネシウム合金製の筐体と、画像が表示される表示画面を有しその表示画面を外に向けて筐体上部を覆う画像表示パネルとにより、その外形が形成されている。
このスレート型PC10の上面には、画像表示パネルがその表示画面11を外向きにして配置されており、その周囲には、2箇所に赤外線通信窓12a,12bが設けられ、また、指紋センサ13が設けられている。
ここで、赤外線通信窓12a,12bは、例えばこのスレート型PC10とは別に用意したキーボード(図示せず)との間で赤外線通信を行なうための窓であり、赤外線通信によりキーボード操作情報が入力される。また指紋センサ13は認証用のものであり、この指紋センサ13で検出された指紋が正当なユーザの指紋であるときに、このスレート型PC10が操作可能となるように、設定することができる。
また、このスレート型PC10の上面の周囲には、さらに、スピーカ用開口14、マイクロフォン用の2つの開口15a,15b、電源ボタン16、各種押ボタン17,18、および各種インジケータ19が備えられており、また、バッテリパック20の一部が見えている。
また、このスレート型PC10の裏面には、図2に示すように、バッテリパック20、バッテリパック取外し用のロック解除操作子21、内部にメモリ基板を装着するときに開かれる蓋22、内部のハードディスク、ブルートゥースモジュールおよび無線LANモジュールを着脱するときに開かれる蓋23、図示しないポートリプリケータとの接続用のコネクタ24等が備えられている。ここで、蓋22は、アルミニウム合金製であり、フタ23は、内側にメッキを施したプラスチック製である。これらは、このスレート型PC10の底面および側面に広がるマグネシウム合金製の筐体とともに、内部を電磁的にシールドする役割りも担っている。蓋22を開けたときの内部構造、および蓋23を開けたときの内部構造については後述する。
図3は、図1,図2に示すスレート型PC10の左側面である、図1の手前側の側面を示す図である。
この側面には、図3の左側から順に、2つのUSB接続口30,31、ヘッドフォン接続口32,マイクロフォン接続口33、IEEE1394接続口34、VGAコネクタ収納部35、LAN接続口36、MODEM接続口37、セキュリティ用ロック孔38、およびDC電源接続口39が備えられている。
図4は、図1,図2に示すスレート型PC10の上側面である、図1の左側の側面を示す図である。 この側面には、図4の左側から順に、ペン収納用の穴40、PCカード挿入口41、スマートカード挿入口42、複数種類のメディアが取出し自在に挿入されるメディア挿入口43、および内部の空冷のために空気を排出する空気排出口44が配置されている。ここで、ペン(図示せず)は、表示画面11(図1参照)上にタッチすることにより、その表示画面11上のタッチ位置に表示されている例えばアイコン等に応じた指示を入力するためのものである。
図5は、図1,図2に示すスレート型PC10の右側面である、図1の奥側の側面を示す図である。
この側面には、無線LAN用アンテナ収容部50およびブルートゥース用アンテナ収容部51が備えられている。
図6は、図1,図2に示すスレート型PC10の下側面である、図1の右側の側面を示す図である。
但し、ここには、図1,図2に示すバッテリパック20を取り付けたときの側面が示されている。
この側面には、バッテリパック20が取り付けられるため、他の設備は配置されていない。
[開口部構造]
図7は、図1,図2に示すスレート型PCの底面を示した図である。この図7では、図2に示す蓋22が取り外されてその蓋22で覆われていた開口の内部が示されている。
また、図8は、その開口の内部を、図7よりも拡大して示した斜視図である。
但し、図7,図8においては、後述する板金部材70(図10,図11参照)も取り外した状態が示されている。
前述したとおり、このスレート型PC10の底面および側面はマグネシウム合金製の筐体で覆われており、その筐体底面に形成された開口は、アルミニウム合金製の蓋22,23(図2参照)で覆われてネジ止めされ、ネジ止めにより、それらの蓋22,23が筐体本体と電気的に接続され、強固な電磁シールドが形成されている。
ここで、図7,図8に示す開口60も、筐体底面の開口の1つであり、図2に示す蓋22が3箇所のネジ止め部60a,60b,60cでネジ止めされることによりその開口60が塞がれ、それら3本のネジを取り外すことにより、図7,図8に示すようにその開口60の内部を露出させることができる。
筐体内には、開口60に対面してその開口60と平行に広がる、演算処理を担うCPU(図示せず)が搭載されたメイン基板61が固定されており、さらに、そのメイン基板61上には、そのメイン基板61の開口60側を向いた面上であって、開口60から覗く中央の位置に、2つのコネクタ62a,62bが搭載されている。それら2つのコネクタ62a,62bは、開口60と平行に、かつ2つのコネクタ62a,62bの間にスペース63を置いてそれら2つのコネクタ62a,62bどうしも互いに平行に配置されている。これら2つのコネクタ62a,62bには、それらの間のスペース63とは反対側から、メイン基板61と平行に、メモリが搭載されたメモリ基板が差し込まれる。
図7,図8には、それら2つのコネクタ62a,62bのうちの一方のコネクタ62aにのみメモリ基板64が差し込まれた状態が示されている。メモリ容量を増設したいときは、空いているコネクタにメモリ基板をもう1枚差し込んだり、あるいは、もともと差し込まれていたメモリ基板が、さらに容量の大きなメモリが搭載されたメモリ基板に交換される。
また、スペース63の両端には、筐体の一部が突出したネジ止め部65a,65bが設けられている。これらのネジ止め部65a,65bには、以下に説明する板金部材がネジ止めされる。
図9は、板金部材の斜視図、図10は、図9の板金部材を上下逆にして示す斜視図である。
さらに図11は、その板金部材を開口内に置いた状態を示した図である。
この板金部材70は、両端にネジ止め用の穴71a,71bが設けられた基体71と、その基体71から折り曲がった2本の弾性接片72a,72bとを有する。この基体71は、この板金部材70が開口60(図7,図8)の内部に取り付けられたときに、その開口内のスペース63に配備されて2つのコネクタ61a,61bと平行に延び、穴71a,71bが設けられた両端が筐体のネジ止め部65a,65b(図7,図8)にネジ止めされる。
また、2本の弾性接片72a,72bは、基板71の両端側から中央側に向かうとともにメイン基板62(図7,図8)に向かって延びそれらの先端部分がメイン基板62に弾性的に接する形状となっている。メイン基板62上の、弾性接片72a,72bが接する領域には、そのメイン基板62のグランドパターンが広がっており、この板金部材70を取り付けることにより、メイン基板62上のグランドと金属製(マグネシウム合金製)の筐体とが電気的に接続され、このような狭いスペースの有効利用により電波ノイズが有効に低減される。
[部品着脱構造]
図12は、図1,図2に示すスレート型PC上面の画像表示パネルを取り外して、筐体内部を示した図である。
このスレート型PC10は、その底面および側面の外形を規定するマグネシウム合金製の筐体80を備え、その筐体80内に様々な部品が配置されている。
それら様々な部品のうち、以下の説明で必要となる主な部品を挙げると、ここには、演算処理を担うCPU(図示せず)等が搭載されたメイン基板61、PCカードが挿入されるPCカードスロット91等が搭載されたサブ基板90、および空冷用の冷却ファン100等が配備されている。メイン基板61の、図12に示す側の面には、伝熱板110がネジ止めされている。この伝熱板110については、後述する。
図13は、筐体内80に置かれたサブ基板90の拡大図である。ただし、この図13では、サブ基板90を筐体にネジ止めするネジを取り外し、さらに、サブ基板90とメイン基板61との接続部品(後述するフレキシブル基板および押え板)を取り外した状態が示されている。サブ基板90には、4箇所にネジ止め用の穴90a、90b、90c、90dが設けられており、それらのネジ止め用の穴90a、90b、90c、90dに各ネジが挿入されて、筐体80にネジ止めされる。ただし、それら4箇所のネジ止め用の穴90a、90b、90c、90dのうちの1箇所のネジ止め用穴90bについては、後述する押え板も一緒にネジ止めされる。
また、このサブ基板90とメイン基板61は、筐体80内に互いに段差を持って異なる高さ位置に固定されている。これは、サブ基板90とメイン基板61に搭載された各種部品の厚さ寸法が異なるため、基板の固定高さを変えることによって厚さ方向の無駄な空間を減らし一層の薄型化を図るための工夫である。ここで、これらサブ基板90とメイン基板61は、筐体80内に固定された状態において、互いに隣接した隣接領域を有し、その隣接領域には、互いを接続するための一対のコネクタ92,111が備えられている。
図14は、筐体から取り外した状態のサブ基板の斜視図、図15は、そのサブ基板を裏返しにして示した斜視図である。ただし、図14,図15には、スマートカード120が挿入されている状態が示されている。
このサブ基板90の一方の面には、図4に示すPCカード挿入口41からPCカード(図示せず)が挿入されてアクセスされるPCカードスロット91が搭載され、また、そのサブ基板90のもう一方の面には、図4に示すスマートカード挿入口42からスマートカード120が挿入されてアクセスされるスマートカードスロット93が搭載されている。また、スマートカードスロット93は、PCカードスロット91と比べサブ基板90への投影面積が小さいことから、サブ基板90の、スマートカードスロット93が搭載された側の面には、さらに、ブルートゥース規格に準拠した無線通信を行なうためのブルートゥースモジュール94も搭載されている。このブルートゥースモジュール94は、サブ基板90上にネジ止めされ、コネクタ95を介してサブ基板90と接続されており、容易に着脱することができる。
図16は、サブ基板とメイン基板とを接続するためのフレキシブル基板を示す図である。
このフレキシブル基板130は、段差を有し、各段に1つずつのコネクタ131,132が備えられている。このフレキシブル基板130の段差は、サブ基板90とメイン基板61の、筐体80への固定高さの違いに対応しており、フレキシブル基板130上の一方のコネクタ131は、サブ基板90上のコネクタ92(図13参照)に嵌合し、フレキシブル基板130上のもう一方のコネクタ132は、メイン基板61上のコネクタ111(図13参照)に嵌合して、サブ基板90とメイン基板61がフレキシブル基板130を介して相互に電気的に接続される。
図17は、図16に示すフレキシブル基板によりサブ基板上のコネクタとメイン基板上のコネクタが接続された状態を示す図である。
フレキシブル基板130上の2つのコネクタは、サブ基板90上のコネクタとメイン基板61上のコネクタと嵌合されており、図17には、フレキシブル基板130の、図16に示す側の面に対する背面が示されている。
図18は、サブ基板とメイン基板とをつないだフレキシブル基板を押え板で押えた状態を示す図である。
この押え板135は、金属製(鋼板製)のものであり、フレキシブル基板130が不用意に外れることを防止することと、サブ基板90のグランドとメイン基板61のグランドを電気的に強固に接続することを目的しており、2本のネジ136a,136bで固定され、ネジ136aを介してサブ基板90のグランドと接続されるとともにネジ136bを介してメイン基板61のグランドと接続されている。
図19は、このスレート型PCの裏面(図2参照)の蓋23を取り外して、そこに形成された開口の中を示した図である。
図2に示す蓋23は内側にメッキを施したプラスチック製の蓋であり、筐体の一部である4箇所のネジ止め部130a,130b,130c,130dで筐体にネジ止めされており、筐体とともに電気的なシールドとしての役割りをなしている。
蓋23を取り外したときの筐体の開口130内には、その中央に、ハードディスクユニット(図示せず)が着脱自在に装着されるハードディスクユニット装着部136が設けられており、その開口130内の、図19の左側には、サブ基板90に搭載されたブルートゥースモジュール94が露出している。また、この開口130内の左側手前には、ブルートゥースモジュール94と接続されたブルートゥース用アンテナ96も配置されている。これらブルートゥースモジュール94およびブルートゥース用アンテナ96は容易に着脱可能である。
また、この開口130の、図19の右側には、メイン基板61上に搭載された、無線LANモジュール116が開口130内に露出している。また、その下側には、無線LAN用アンテナ117も開口130内に露出している。
この無線LANモジュール116はコネクタ118を介してメイン基板61と接続されており容易に着脱可能である。また、無線LAN用アンテナ17は、コネクタ119を介してメイン基板61と接続され、ネジ止めにより筐体に固定されたものであり、これも容易に着脱可能である。
ハードディスクユニット、ブルートゥースモジュール94(ブルートゥース用アンテナ96を含む)、および無線LANモジュール116(無線LAN用アンテナ117を含む)は、その仕向先に応じて搭載されたりされなかったりする。ここでは、メイン基板61とサブ基板90との別々の2枚の基板に搭載されたモジュールと、さらにハードディスクユニットを、1つの開口130内に配置し、1枚の蓋23(図2参照)を取り外すだけでそれらの部品を着脱でき、仕向先ごとの仕様の調整が容易に行なわれる。
尚、本実施形態では、サブ基板90上のブルートゥースモジュール94およびメイン基板61上の無線LANモジュール116の各搭載位置が、それぞれ本発明にいう、第1の部品装着部および第2の部品装着部に相当する。
[冷却ファン取付構造等および放熱板金構造]
図20は、図12に示す筐体内の、冷却ファンの部分の拡大図である。
メイン基板61は、筐体80内の、図4に示す空気排出口44との間に空間を空けた位置に固定されており、冷却ファン100は、筐体80内の、図4に示す空気排出口44の内側とメイン基板61との間の空間に配置されて筐体80にネジ止めされ、電気的にはコネクタ132を介してメイン基板61に接続されている。
図21は、筐体内の、冷却ファンが取り外された部分(A)および筐体内から取り外した冷却ファン(B)を示した図、図22は、筐体内の、冷却ファンが取り外された部分の上に冷却ファンを示した分解斜視図である。
筐体80の、冷却ファン100の取付位置には、放熱部品150の、冷却ファン100の筐体側の面を支持する部分151があらわれている。この放熱部品150は、図4に示す空気排出口44の直ぐ内側にまで広がっており、その放熱部品150の、空気排出口44の直ぐ内側の位置には、放熱フィン152が備えられている。
図23は、筐体から取り外された、放熱部品が取り付けられたままの状態のメイン基板を、筐体下面を向く面(図21,図22には表われていない側の面)を上にして示した図、図24は、メイン基板の、図23に示す面と同じ面の、放熱部品が取り外された部分と、そのメイン基板から取り外した状態の放熱部品とを示した分解斜視図、図25は、メイン基板の、図23,図24に示す面と同じ面の、放熱部品が取り外された部分(A)と、放熱部品の、メイン基板に接する側の面(図24に示す面に対する裏面)(B)とを示す図である。
これらの図23〜図25に示すように、この放熱部品150には、冷却ファン100を支持する部分151および放熱フィン152のほか、メイン基板61に向って突出した凸部153aを有する平板状の第1の受熱部153、平板状の第2の受熱部154、放熱フィン152を支持する部分155を備え、さらに、一端が第1の受熱部153の脇に固定され、さらに第2の受熱部154に接して放熱フィン152にまで延びる伝熱パイプ(伝熱体)156が備えられている。この伝熱パイプ156は、第1の受熱部153および第2の受熱部154の熱を受け取って放熱フィン152に効率的に伝熱する役割りを担っている。
メイン基板61上の放熱部品150が当てがわれた側の面には、強制冷却を必要とする、チップセット143とCPU144との2つの発熱部品が搭載されており、放熱部品150の第1の受熱部153の凸部153aおよび第2の受熱部154が、メイン基板61上の、それぞれ、チップセット143およびCPU144の上面に、伝熱性のペーストあるいは弾性体(ラバー)(図示せず)を介在させて密着される。
第1の受熱部153に設けられた凸部153aは、メイン基板61上のチップセット143とCPU144の高さの相違を吸収してチップセット143とCPU144の双方を放熱部品150に密着させるために形成されている。この放熱部品150には、図25に示すように、6箇所にネジ穴157a〜157fを有し、それら6箇所のネジ穴157a〜157fのうちの1箇所のネジ穴157fを除く5箇所のネジ穴157a〜157eは、メイン基板61に設けられた、そのメイン基板61の表裏に貫通するネジ止め用の5つの穴145a〜145eを貫通したネジでメイン基板61に固定される。尚、残りの1箇所のネジ穴157fは他の部品の固定用として用いられる。
それらチップセット143およびCPU144での発熱は、それぞれ第1の受熱部153および第2の受熱部154で吸熱されて伝熱パイプ156に伝えられ、その伝熱パイプ156を経由して放熱フィン152に伝えられる。放熱フィン152には冷却ファン100からの風が当てられ、放熱フィン152の熱がその風に伝えられ、その風が、図4に示す空気排出口44から外部に排気される。
冷却ファン100は、図20,図22に示すように、空気排出口44の直ぐ内側に配置された放熱フィン152とメイン基板61との間であって、筐体底面側を通る放熱部品150の上に配置されて、筐体80にネジ止めされている。このため、この冷却ファン100の交換にあたっては、メイン基板61を取り外す必要がなく、また、放熱部品150を取り外す必要もなく、冷却ファン100のみを取り外して交換することができ、冷却ファン100の交換の作業性が良い構造となっている。
図26は、メイン基板を取り出して、そのメイン基板の、図12に示す上面と同一面(図23に示す面に対する裏面)を示した図である。ただし、この図26では、図12に示した伝熱板110は取り外した状態のメイン基板が示されている。
メイン基板61の、図26に示す側の面にも、強制冷却が必要な発熱部品であるI/Oコントローラ146が搭載されている。
このI/Oコントローラ146には、伝熱板110の受熱部110aが伝熱性の接着剤(図示せず)を介して密着されて、メイン基板のネジ止め用穴147a,147bを使ってネジ止めされる。この伝熱板110の受熱部110aで吸熱した熱はその伝熱板110の伝熱部110bに伝えられる。この伝熱部110bは、3本のネジ170a〜170cが用いられメイン基板上の3つのネジ止め用穴145a〜145cを貫通してメイン基板61の反対側の面に配備された放熱部品150にネジ止めされている。このため、伝熱板110の伝熱部110bにまで伝えられてきた熱は、固定用のネジを経由してメイン基板61の反対側の面に固定された放熱部品150に伝えられる。すなわち、I/Oコントローラ146での発熱は、伝熱板110により伝えられ、さらに、固定用のネジ170a〜170cを経由して、メイン基板61の反対側の面に固定された伝熱部品150に受け継がれ、その伝熱部品150を経由してその伝熱部品150に備えられた放熱フィン152に伝えられ、冷却ファン100からの風により装置外部に排熱される。
このように、本実施形態によれば、狭いスペースであっても、メイン基板61の両面に搭載された発熱部品の熱が効率的に伝熱されて放熱される。
本発明の電子機器の一実施形態としてのスレート型PCを表示画面を備えた上面側から見て示した斜視図である。 図1に示すスレート型PCを底面側から見て示した斜視図である。 図1,図2に示すスレート型PCの、図1の手前側の側面を示す図である。 図1,図2に示すスレート型PCの、図1の左側の側面を示す図である。 図1,図2に示すスレート型PCの、図1の奥側の側面を示す図である。 図1,図2に示すスレート型PCの、図1の右側の側面を示す図である。 図1,図2に示すスレート型PCの底面を示した図である。 図7に示す開口の内部を、図7よりも拡大して示した斜視図である。 板金部材の斜視図である。 図9の板金部材を上下逆にして示す斜視図である。 板金部材を開口内に置いた状態を示した図である。 図1,図2に示すスレート型PC上面の画像表示パネルを取り外して、筐体内部を示した図である。 筐体内に置かれたサブ基板の拡大図である。 筐体から取り外した状態のサブ基板の斜視図である。 サブ基板を裏返しにして示した斜視図である。 サブ基板とメイン基板とを接続するためのフレキシブル基板を示す図である。 図16に示すフレキシブル基板によりサブ基板上のコネクタとメイン基板上のコネクタが接続された状態を示す図である。 サブ基板とメイン基板とをつないだフレキシブル基板を押え板で押えた状態を示す図である。 スレート型PCの裏面(図2参照)の蓋を取り外してそこに形成された開口の中を示した図である。 図12に示す筐体内の、冷却ファンの部分の拡大図である。 筐体内の、冷却ファンが取り外された部分(A)および筐体内から取り外した冷却ファン(B)を示した図である。 筐体内の、冷却ファンが取り外された部分の上に冷却ファンを示した分解斜視図である。 筐体から取り外された、放熱部品が取り付けられたままの状態のメイン基板を、筐体下面を向く面を上にして示した図である。 メイン基板の、図23に示す面と同じ面の放熱部品が取り外された部分と、そのメイン基板から取り外した状態の放熱部品とを示した分解斜視図である。 メイン基板の、図23,図24に示す面と同じ面の、放熱部品が取り外された部分(A)と、放熱部品の、メイン基板に接する側の面(B)とを示す図である。 メイン基板を取り出して、図12に示す上面と同一面を示す図である。
符号の説明
10 スレート型PC
11 表示画面
12a,12b 赤外線通信窓
13 指紋センサ
14 スピーカ用開口
15a,15b マイクロフォン用の2つの開口
16 電源ボタン
20 バッテリパック
22,23 蓋
40 ペン収納用の穴
41 PCカード挿入口
42 スマートカード挿入口
43 各種メディア挿入口
44 空気吸出口
50 無線LAN用アンテナ収容部
51 ブルートゥース用アンテナ収容部
60 開口
61 メイン基板
62a,62b 2つのコネクタ
63 開口内のスペース
64 メモリ基板
65a,65b ネジ止め部
70 板金部材
71 基体
72a,72b 弾性接片
80 筐体
90 サブ基板
91 PCカードスロット
92 コネクタ
93 スマートカードスロット
94 ブルートゥースモジュール
95 コネクタ
100 冷却ファン
110 伝熱板
110a 受熱部
110b 伝熱部
120 スマートカード
130 フレキシブル基板
131,132 コネクタ
135 押え板
136 ハードディスクユニット装着部
143 チップセット(発熱部品)
144 CPU(発熱部品)
146 I/Oコントローラ(発熱部品)
150 放熱部品
151 冷却ファンを支持する部分
152 放熱フィン
153 第1の受熱部
153a 凸部
154 第2の受熱部
156 伝熱パイプ
170a,170b,170c 固定用のネジ

Claims (10)

  1. 筐体と、
    第1面に発熱部品が搭載されるとともに第2面にも発熱部品が搭載され、前記筐体内に固定された基板と、
    前記基板の第1面に搭載された発熱部品に接して該第1面に沿って延在する第1の伝熱部品と、
    前記基板の第2面に搭載された発熱部品に接して該第2面に沿って延在するとともに、前記第1の伝熱部品に締結部材で前記基板を挟んで締結される第2の伝熱部品とを備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記筐体には空冷用の開口が形成され、
    前記第1の伝熱部品は、前記基板の第1面に搭載された発熱部品の熱を前記開口近傍に伝熱し、
    前記第2の伝熱部品は、前記基板の第2面に搭載された発熱部品の熱を該締結部品を介して前記第1の伝熱部品に伝えることにより、該第2面に搭載された発熱部品の熱を該第1の伝熱部品に受け継がせて前記開口近傍に伝熱させるよう形成されたことを特徴とする電子機器。
  3. 前記筐体は、該筐体の側面に前記開口が形成されたものであることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記第1の伝熱部品が、前記開口の内側に面した位置に放熱フィンを有し、
    当該電子機器がさらに、前記放熱フィンに隣接した位置に、該放熱フィンを経由させて前記開口から空気を吹き出させるファンを備えたことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記第1の放熱部品が、前記発熱部品で発生した熱を受け取って前記放熱フィンに伝える伝熱体を備えたことを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 前記基板は、前記第2面の、前記第1面に搭載された発熱部品よりも前記開口から離れた位置に発熱部品を搭載したものであることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  7. 前記第2の放熱部品は、前記基板の第2面に沿って板状に広がった部品であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記第1の放熱部品は、前記基板の第1面に搭載された発熱部品に接する、板状に広がった接触部を有し、
    前記伝熱体は、前記基板の第1面に搭載された発熱部品で発生した熱を前記接触部を介在させて受け取って前記放熱フィンに伝えるものであることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  9. 当該電子機器が、前記筐体内に演算処理を担う電子回路が収容されるとともに表面に表示画面が固定された、全体として1つの板状を成す可搬型のコンピュータであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. 第1面に発熱部品が搭載されるとともに第2面にも発熱部品が搭載された基板のための冷却部品において、
    前記基板の第1面に搭載された発熱部品に接して該第1面に沿って延在する第1の伝熱部品と、
    前記基板の第2面に搭載された発熱部品に接して該第2面に沿って延在するとともに、前記第1の伝熱部品に締結部材で前記基板を挟んで締結される第2の伝熱部品とを備えたことを特徴とする冷却部品。
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