JP2002092580A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2002092580A
JP2002092580A JP2001235195A JP2001235195A JP2002092580A JP 2002092580 A JP2002092580 A JP 2002092580A JP 2001235195 A JP2001235195 A JP 2001235195A JP 2001235195 A JP2001235195 A JP 2001235195A JP 2002092580 A JP2002092580 A JP 2002092580A
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Masumi Suzuki
真純 鈴木
Minoru Hirano
実 平野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードを高効率的に冷却することであ
る。 【解決手段】 携帯型パソコン等のスロットに着脱自在
に挿入されるICカード1の筐体に内外に貫通する複数
の開口を形成することにより、内外に渡って空気が流通
するようにしている。また、冷却トレイ31にICカー
ド1を保持せしめ、これらを該スロットに挿入する。こ
の状態で、冷却トレイ31の後端部31aは、該パソコ
ン等の筐体19から外部に向かって突出している。必要
に応じて冷却トレイ31にヒートパイプ35を埋設して
後端部31aに熱を積極的に輸送し、後端部31aに凹
凸部を形成して表面積を拡大し、あるいは後端部31a
にファン36を取り付けることにより、冷却効率を高め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型のパーソナ
ルコンピュータ等のICカード被搭載装置のスロットに
着脱自在に挿入されるICカードを冷却するための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコン等の携帯型コンピュータ
においては、装置の高機能・多機能化と小型・軽量化と
いう相反する要求を満たす必要がある。そのため、PC
MCIA等の規格に基づくICカードを、これらのIC
カード被搭載装置が具備しているスロットに着脱自在に
挿入するようにした構造が採用されている。
【0003】ICカードは、各種の増設機能(拡張メモ
リ、通信モデム、ハードディスクユニット等)のそれぞ
れについて構成され、ユーザが必要に応じて、ICカー
ド被搭載装置のスロットに埋没的に挿入して使用され
る。
【0004】ICカードは、LSI等の電子部品が実装
されたプリント配線板を、樹脂モールド成形加工により
樹脂で被覆してカード状に形成し、あるいは箱型カード
状の金属筐体に収容して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなICカード
は、近年、益々高集積化が進み、発熱量が増大してきて
いるとともに、発熱量が極めて大きいCPUの搭載も検
討されている。
【0006】しかし、従来は、特別な冷却対策は行って
いないから、ICカードが自己の発熱による温度上昇に
よって誤動作し、あるいは故障するという問題が発生
し、さらなる高集積化に支障があるとともに、CPU等
の発熱量の大きい電子部品を搭載することができないと
いう問題があった。
【0007】また、ICカード自身の発熱以外にも、I
Cカードが挿入されるICカード被搭載装置の他の発熱
部からの熱の影響により、ICカードの温度が上昇し、
同様な問題を生じることもあった。
【0008】よって、本発明の目的は、ICカードを高
効率的に冷却する技術を提供し、ICカードの高集積化
を可能ならしめるとともに、ICカードにCPU等の高
発熱性の電子部品の搭載を可能ならしめることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0010】本発明の一側面によると、ICカード被搭
載装置のスロットに着脱自在に挿入されるICカードで
あって、概略長方形のカード状で内部に空間を有するよ
うに形成され、前記スロットに挿入されたときに、後端
部近傍が該スロットの外側に突出するように、該スロッ
トへの挿入方向の寸法が設定されたカード筐体と、前記
スロットに挿入されたときに、該スロットの内側及び外
側に渡るように、前記カード筐体の内部に収容されたプ
リント配線板と、前記プリント配線板上に実装された複
数の電子部品を備え、前記電子部品のうち発熱性の大き
い電子部品を、前記スロットに挿入されたときに、前記
プリント配線板の該スロットの外側に存する部分に実装
したICカードが提供される。
【0011】好ましくは、前記スロットに挿入されたと
きに、カード筐体及びプリント配線板は、該カード筐体
のスロットの外側に存する部分が、該カード筐体のスロ
ットの内側に存する部分に対して、概略直角に折り曲げ
られたような形状をしている。
【0012】好ましくは、前記プリント配線板として、
柔軟性を有するシート状のフレキシブルプリント配線板
を用いる。そして、スロットに挿入されたときに、該カ
ード筐体のスロットの外側に存する部分と、該カード筐
体のスロットの内側に存する部分を互いに独立的に構成
し、該カード筐体のスロットの外側に存する部分を、該
カード筐体のスロットの内側に存する部分に回動可能に
支持する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1、図2及び図3は本発明の実施の形態
の基本的構成を示す図であり、図1はICカードの分解
斜視図、図2はICカードの断面図、図3はICカード
及びICカードが挿入されるICカード被搭載装置のス
ロットを構成するソケットの斜視図である。
【0015】図1及び図2に示されているように、IC
カード1は、PCMCIA等の規格に基づき構成されて
おり、概略長方形のカード状で内部に空間を有するよう
に形成されたカード筐体2及びプリント配線板3を備え
て構成される。
【0016】カード筐体2は、薄板からなる一対のカバ
ー4、4及びフレーム5から構成されている。これらの
カバー4、4は、銅(Cu)等の高熱伝導性の金属材料
やカーボン繊維等の高熱伝導性の非金属材料で形成され
ている。フレーム5も同様に高熱伝導性の材料から形成
されている。
【0017】プリント配線板3は、例えば、配線層と絶
縁層を積層したエポキシ板で構成され、発熱部品を含む
複数の電子部品(CPUチップ、メモリチップ等)6が
実装されている。
【0018】以下の説明において、プリント配線板は特
に断らないかぎりエポキシ板から構成されたものをいう
ものとする。プリント配線板3の前端縁部には、該前端
縁部に沿って第1コネクタ7が取り付けられている。第
1コネクタ7はカード筐体2の前端面部に取り付けられ
る場合がある。
【0019】プリント配線板3は、カバー4、4及びフ
レーム5で挟み込まれた状態で一体化されることによ
り、カード筐体2内に収容される。
【0020】このようなICカード1が搭載されるIC
カード被搭載装置(ノートパソコン等)は、ICカード
1が挿入されるスロットを有している。スロットは、図
3に示されているように、ICカード1の両側縁をそれ
ぞれ案内する互いに相対するガイド部を有するソケット
8及び第1コネクタ7に嵌合される第2コネクタ9を備
えて構成されている。
【0021】このソケット8は、図示は省略している
が、ICカード被搭載装置の筐体の壁面に形成された内
外に貫通する開口にソケット8のカード導入側(第2コ
ネクタ9に対して反対側)を位置させて、第2コネクタ
9側をICカード被搭載装置の奥側に位置させた状態で
取り付けられている。
【0022】図3に示されているソケット8は、ICカ
ード1を上下に二枚収容できるタイプのものであるが、
ICカード1を一枚収容できるタイプのものがある。
【0023】カード筐体2を構成するカバー4、4及び
フレーム5が高熱伝導性の材料から形成されているか
ら、電子部品6が発生した熱は、カード筐体2を介して
外部に高効率的に放熱される。
【0024】以下、上記の基本的構成を前提として、各
種の実施の形態について具体的に説明する。
【0025】〔第1の実施の形態〕図4は本発明の第1
の実施の形態に係るICカードの側面図である。ICカ
ード1のカード筐体2には、カード筐体2の内部の空間
とカード筐体2の外部の空間に渡って貫通する複数の開
口11が配列的に形成されている。
【0026】カード筐体2の開口11を通過して外気が
カード筐体2の内部の空間に流入し、電子部品6が発生
した熱とともに他の開口11を通過して、カード筐体2
の外部に流出するから、内部の熱が高効率的に放熱され
る。
【0027】開口11は、カード筐体2の第1コネクタ
7が取り付けられた側面を除く他の側面(フレーム5の
側面)及び/又は上下面(カバー4、4)に複数形成す
ることができる。開口11は配列的でなくても良く、発
熱性の高い電子部品6に対応する部分に集中的に形成す
ることができる。
【0028】〔第2の実施の形態〕図5は本発明の第2
の実施の形態に係るICカードの側面図である。ICカ
ード1のカード筐体2の表面には、複数の凸部材12が
配列的に取り付けられている。カード筐体2の外部の空
間と接触する表面積が、凸部材12が無いものよりも大
きくなるから、放熱性が向上する。
【0029】凸部材12は、カード筐体2の第1コネク
タ7が取り付けられた側面を除く他の側面(フレーム5
の側面)及び/又は上下面(カバー4、4)に複数形成
することができる。
【0030】この凸部材12はカード筐体2とは別部材
をカード筐体2に接着することにより一体化される。こ
のような別部材ではなく、カード筐体2にエンボス加工
等によって、凹部及び/又は凸部を形成することによ
り、同様の効果を得ることができる。
【0031】〔第3の実施の形態〕図6は本発明の第3
の実施の形態に係るICカードの断面図である。カード
筐体2の内部に収容されたプリント配線板3上に実装さ
れた発熱性の高い電子部品6(LSI等)を、カード筐
体2(カバー4)の内面に密着させたものである。
【0032】電子部品6が発生した熱は、電子部品6の
上面(プリント配線板3との接合面に対して反対側の
面)から高熱伝導性の材料からなるカバー4に直接的に
伝熱され、外部に高効率的に放熱される。
【0033】〔第4の実施の形態〕図7は本発明の第4
の実施の形態に係るICカードの断面図である。カード
筐体2の内部に収容されるプリント配線板として、柔軟
性を有するシート状のフレキシブルプリント配線板3a
を使用している。
【0034】電子部品6は、このフレキシブルプリント
配線板3aの一方の面に実装されている。フレキシブル
プリント配線板3aは、概略U字状に折り曲げられた状
態でカード筐体2の内部に収容されている。
【0035】フレキシブルプリント配線板3a上に実装
された発熱性の高い電子部品6の上面(プリント配線板
3との接合面に対して反対側の面)は、カード筐体2
(カバー4)の内面に密着されている。
【0036】板状のゴム等からなる弾性部材13を適宜
に配置することにより、高発熱性の電子部品6とカード
筐体2の密着性を向上させ、高放熱性を実現している。
弾性部材13を高熱伝導性を有する材料から形成するこ
とにより、これを介しての放熱も期待できる。
【0037】〔第5の実施の形態〕図8は本発明の第5
の実施の形態に係るICカードの断面図である。カード
筐体2の内部に収容されるプリント配線板として、金属
板の一方の面に絶縁層を介して配線層を形成してなる金
属配線板(金属プリント配線板)3bを使用する。電子
部品6は、該配線層上に実装される。
【0038】金属配線板3bは、該金属板の他方の面を
カード筐体2(カバー4)の内面に密着させた状態で、
カード筐体2の内部に収容されている。金属配線板3b
に使用される該金属板は、銅(Cu)等の高熱伝導性の
金属材料から形成されている。電子部品6が発生した熱
は、該金属板を介して高効率的にカード筐体2に伝熱さ
れるから、放熱性が向上する。
【0039】〔第6の実施の形態〕図9は本発明の第6
の実施の形態に係るICカードの断面図である。カード
筐体2の内部に収容されるプリント配線板として、金属
板の一方の面に絶縁層を介して配線層を形成してなる金
属配線板(金属プリント配線板)3bを使用する。発熱
部品6を含む電子部品は、該配線層上に実装される。金
属配線板3bに使用される該金属板は、銅(Cu)等の
高熱伝導性の金属材料から形成される。
【0040】14は銅(Cu)等の高熱伝導性の材料か
らなる板状の金属ブロックであり、金属ブロック14は
カード筐体2(カバー4)の内面に密着された状態で、
カード筐体2の内部に収容されている。
【0041】金属配線板3bは該金属配線板3bの金属
板の他方の面をこの金属ブロック14の他方の面に密着
された状態で、カード筐体2の内部に収容されている。
【0042】電子部品6が発生した熱は、金属配線板3
を構成する金属板及び金属ブロック14を介して高効率
的にカード筐体2に伝熱されるから、放熱性が向上す
る。
【0043】〔第7の実施の形態〕図10は本発明の第
7の実施の形態に係るICカードの断面図である。この
第7の実施の形態は、前記第6の実施の形態の改良に係
るものであるから、改良された部分のみについて説明す
る。
【0044】銅(Cu)等の高熱伝導性の材料からなる
板状の金属ブロック14の後端部(第1コネクタ7に対
して反対側の端部)15を、カード筐体2(フレーム
5)を付き抜けて横側に突出させて、カード筐体2の外
部に露出するように構成したものである。
【0045】電子部品6が発生した熱は、金属配線板3
を構成する金属板及び金属ブロック14を介してカード
筐体2(カバー4)に伝熱されることに加えて、金属ブ
ロック14の外部に露出した後端部15から直接的に放
熱されるから、放熱性が向上する。
【0046】〔第8の実施の形態〕図11は本発明の第
8の実施の形態に係るICカードの断面図である。この
第8の実施の形態は、前記第7の実施の形態の改良に係
るものであるから、改良された部分のみについて説明す
る。
【0047】金属ブロック14のカード筐体2の内部に
存在する部分から外部に露出した後端部15に渡るよう
に、単一又は複数のヒートパイプ16を埋設して構成し
たものである。ヒートパイプ16は、金属封管の内部に
封入された作動流体の蒸発及び凝縮により高温側から低
温側へ熱を移動させる熱輸送装置である。
【0048】電子部品6が発生した熱は、ヒートパイプ
16の作用によって、積極的に金属ブロック14の露出
した後端部15に伝熱されるから、放熱性がさらに向上
する。
【0049】〔第9の実施の形態〕図12は本発明の第
9の実施の形態に係るICカードの断面図である。この
第9の実施の形態は、前記第8の実施の形態の改良に係
るものであるから、改良された部分のみについて説明す
る。
【0050】金属ブロック14のカード筐体2の外部に
露出した後端部15に、この後端部15の近傍に空気流
を生じさせるファン17を取り付けて構成したものであ
る。
【0051】電子部品6が発生した熱は、ヒートパイプ
16の作用によって、積極的に金属ブロック14の露出
した後端部15に伝熱され、さらにこの後端部15がフ
ァン17により積極的に冷却されるから、放熱性がさら
に向上する。
【0052】〔第10の実施の形態〕図13は本発明の
第10の実施の形態に係るICカードの断面図である。
前述した第1の実施の形態乃至第9の実施の形態におい
ては、独立的に構成されたプリント配線板3(フレキシ
ブルプリント配線板3a、金属プリント配線板3b)が
構成要件となっていた。この第10の実施の形態は、カ
ード筐体2(カバー4)の内面に絶縁層を介して配線層
を形成し、この配線層上に複数の電子部品6を実装して
構成している。
【0053】電子部品6はカード筐体2の内面に実装さ
れており、カード筐体2のこの実装部に対応する外面は
露出しているから、高効率的な放熱が図れる。なお、カ
ード筐体2(カバー4)が絶縁性の材料から形成されて
いる場合には、前記絶縁層を介在させることなく、前記
配線層を直接的に形成することができる。
【0054】〔第11の実施の形態〕図14は本発明の
第11の実施の形態に係るICカードの断面図である。
この第11の実施の形態は、前記第10の実施の形態の
改良に係るものであるから、改良された部分のみについ
て説明する。
【0055】カード筐体2(カバー4)の電子部品6が
実装された面と反対側の外面に、複数の凸部材18を取
り付けて構成したものである。これらの凸部材18によ
り、カード筐体2の表面積が拡大されるから、前記第1
0の実施の形態よりも放熱効率を高くすることができ
る。
【0056】〔第12の実施の形態}図15は本発明の
第12の実施の形態に係るICカードの断面図である。
ICカード1のカード筐体2は、ICカード被搭載装置
のスロットに挿入された状態で、後端部2aが該スロッ
ト(ICカード被搭載装置の筐体の壁面19)の外側に
突出するように、該スロットへの挿入方向の寸法が設定
されている。
【0057】プリント配線板3は、該スロットに挿入さ
れた状態で、該スロットの内側及び外側に渡るように、
カード筐体2の内部に収容されている。
【0058】カード筐体2の後端部2aが該スロットか
ら突出していることにより、ICカード被搭載装置の外
部に露出されているから、この部分からの放熱性が高
い。
【0059】プリント配線板3上に実装された電子部品
6のうち、発熱性の大きい電子部品6aは、該スロット
に挿入された状態で、プリント配線板3の該スロットの
外側に存する部分(後端部2aに対応する部分)に実装
することができ、このようにすることにより、放熱性を
さらに向上できる。
【0060】〔第13の実施の形態〕図16は本発明の
第13の実施の形態に係るICカードの断面図である。
この第13の実施の形態は、前記第12の実施の形態の
改良に係るものであるから、改良された部分のみについ
て説明する。
【0061】ICカード1のカード筐体2は、ICカー
ド被搭載装置のスロットに挿入された状態で、後端部2
aが該スロット(ICカード被搭載装置の筐体の壁面1
9)から外側に突出しており、この後端部2aは該スロ
ット内に存在する部分に対して概略直角に折り曲げられ
たような形状に形成されている。
【0062】プリント配線板3も、このカード筐体2に
対応して、その後端部近傍が該スロットの内部に存在す
る部分に対して概略直角に折り曲げられたような形状に
形成されている。
【0063】プリント配線板3上に実装された電子部品
6のうち、発熱性の大きい電子部品6aは、プリント配
線板3の折り曲げられた後端部に実装されている。この
ようにすることにより、放熱効率を高くすることができ
る。
【0064】また、ICカード1が該スロットに挿入さ
れた状態では、後端部2aはICカード被搭載装置の筐
体の壁面19に沿った状態となるから、このICカード
1の後端部が邪魔になることが少ない。
【0065】〔第14の実施の形態〕図17は本発明の
第14の実施の形態に係るICカードの断面図である。
この第14の実施の形態は、前記第13の実施の形態の
改良に係るものであるから、改良された部分のみについ
て説明する。
【0066】カード筐体2の後端部2aの上下面には、
それぞれ内外に貫通するように複数のスリット(切溝)
20a、20bが形成されている。
【0067】高発熱性の電子部品6aは、カード筐体2
の後端部2aの内部に位置しており、外気が下側のスリ
ット20aから流入し、高発熱性の電子部品6aを冷却
して、上側のスリット20bから流出するから、放熱性
が高い。
【0068】〔第15の実施の形態〕図18は本発明の
第15の実施の形態に係るICカードの一部破断側面図
である。この実施の形態は、前記第12の実施の形態又
は第13の実施の形態の改良に係るものである。
【0069】ICカード1のカード筐体2は、ICカー
ド被搭載装置のスロットに挿入された状態で、後端部2
aが該スロット(ICカード被搭載装置の筐体の壁面1
9)の外側に突出するように、該スロットへの挿入方向
の寸法が設定されている。
【0070】カード筐体2の突出された後端部2aは、
カード筐体2の該スロットの内部に存在する部分に対し
て、フラットな状態から上側及び/又は下側にそれぞれ
概略90度の範囲で回動できるように軸21により支持
されている。
【0071】ICカード1は該スロットに挿入されない
時には、フラットな状態としておくことによりその取扱
いに支障がなく、該スロットへ挿入後に、上側又は下側
に回動させることにより、ICカード被搭載装置の筐体
の壁面19に沿った状態とできるから、ICカード1の
後端部が邪魔になることが少ない。
【0072】カード筐体2の内部に収容されるプリント
配線板3としては、カード筐体2の回動に支障が無いよ
うに、柔軟性を有するシート状のフレキシブルプリント
配線板3aを使用している。発熱性の大きい電子部品
は、このフレキシブルプリント配線板3aの対応する後
端部に実装する。
【0073】〔第16の実施の形態〕図19は本発明の
第16の実施の形態に係るICカードの断面図である。
ICカード1のカード筐体2は、ICカード被搭載装置
のスロットに挿入された状態で、後端部2aが該スロッ
ト(ICカード被搭載装置の筐体の壁面19)の外側に
突出するように、該スロットへの挿入方向の寸法が設定
されている。
【0074】カード筐体2の内部の空間は、内壁22に
より厚さ方向(上下)に二分割され、第1空間23a及
び第2空間23bが画成されている。カード筐体2の前
端部近傍には、外部空間と第1空間23aに渡って貫通
する第1開口24aが形成され、後端部近傍には、外部
空間と第1空間23aに渡って貫通する第2開口24b
が形成されている。
【0075】カード筐体2の内壁22の第2空間23b
側の面には、配線層が形成されており、この配線層上に
複数の電子部品6が実装されている。カード筐体2の第
2開口24bの近傍には、第1空間23aから外部空間
に向かう空気流を生じさせるファン25が取り付けられ
ている。
【0076】このICカード1がICカード被搭載装置
のスロットに挿入された状態で、ファン25が作動され
ることにより、カード筐体2の第1開口24aからIC
カード被搭載装置内の空気が流入し、電子部品6が実装
された内壁22を冷却し、第2開口24bからICカー
ド被搭載装置の外部へ積極的に流出されるから、電子部
品6が実装された内壁22が効率良く冷却される。IC
カード被搭載装置内の他の装置の冷却にも寄与する構造
である。
【0077】〔第17の実施の形態〕図20は本発明の
第17の実施の形態に係るICカードの断面図である。
この第17の実施の形態は、前記第16の実施の形態の
改良に係るものであるから、改良された部分のみについ
て説明する。
【0078】カード筐体2の内壁22の第1空間23a
側の面には、複数の凸部26(及び/又は凹部)が一体
的に形成されている。内壁22の第1空間23a側の表
面積が前記第16の実施の形態よりも大きくなるから、
内壁22の第2空間23b側の面に実装された電子部品
6の冷却効率がさらに向上する。
【0079】〔第18の実施の形態〕図21は本発明の
第18の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの斜視図である。
【0080】ICカード冷却トレイ31は、ICカード
1に対応するように、概略長方形の薄板状に形成された
トレイ本体の後端部の両隅部に、逆L字状の保持部材3
2を一体的に形成することにより構成されている。
【0081】ICカード1は、トレイ本体に密着された
状態で、ICカード1の後端部を逆L字状の保持部材3
2に保持されることにより、ICカード冷却トレイ31
と一体化される。
【0082】ICカード1を保持したICカード冷却ト
レイ31は、ICカード被搭載装置のスロットに挿入さ
れる。ICカード冷却トレイ31は、銅(Cu)等の高
熱伝導性の材料を用いて形成されている。
【0083】ICカード1はICカード冷却トレイ31
に密着された状態で一体化されて、スロットに挿入され
るから、ICカード1の熱は、熱容量及び表面積が大き
いICカード冷却トレイ31を介して高効率的に放熱さ
れる。
【0084】〔第19の実施の形態〕図22は本発明の
第19の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの斜視図である。
【0085】前記の第18の実施の形態においては、保
持部材32はICカード冷却トレイ31の後端部の両隅
部に形成しているが、この実施の形態では、ICカード
1の両側縁を案内するガイド(保持部材)33を、トレ
イ本体の両側縁にそれぞれ一体的に形成している。
【0086】このICカード冷却トレイ31のガイド3
3に沿ってICカード1を挿入することにより、ICカ
ード1は、トレイ本体に密着された状態で保持され、こ
の状態でスロットに挿入される。その他は前記の第18
の実施の形態と同様であるから、その説明は省略する。
【0087】〔第20の実施の形態〕図23は本発明の
第20の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第18の実施の形態の改良に係るものである。
【0088】ICカード冷却トレイ31の本体トレイ
は、このICカード冷却トレイ31がスロットに挿入さ
れた状態で、その後端部31aがICカード被搭載装置
の筐体の壁面19から外側に突出するように、該スロッ
トへの挿入方向の寸法が設定されている。逆L字状の保
持部材32は、このICカード冷却トレイ31がスロッ
トに挿入された状態で、該壁面19に対応する位置の両
側に形成されている。
【0089】ICカード1は、トレイ本体に密着された
状態で、ICカード1の後端部をL字状の保持部材32
に保持させることにより一体化され、ICカード1を保
持したICカード冷却トレイ31は、ICカード被搭載
装置のスロットに挿入される。ICカード冷却トレイ3
1は、銅(Cu)等の高熱伝導性の材料を用いて形成さ
れている。
【0090】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
がICカード被搭載装置の外部に露出されているから、
ICカード1の熱は、この後端部31aを介して高効率
的に放熱される。
【0091】〔第21の実施の形態〕図24は本発明の
第21の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第20の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第20の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0092】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
は、ICカード冷却トレイ31の該スロットの内部に存
在する部分に対して概略直角に折り曲げられたような形
状に形成されている。
【0093】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
がICカード被搭載装置の外部に露出されているから、
ICカード1の熱は、この後端部31aを介して高効率
的に放熱される。
【0094】ICカード冷却トレイ31が該スロットに
挿入された状態では、後端部31aはICカード被搭載
装置の筐体の壁面19に沿った状態となるから、このI
Cカード冷却トレイ31の後端部31aが邪魔になるこ
とが少ない。
【0095】〔第22の実施の形態〕図25は本発明の
第22の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第20の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第20の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0096】ICカード冷却トレイ31の外部に露出し
た後端部31aには、複数の凹凸部34が形成されてい
る。
【0097】ICカード被搭載装置の外部に露出された
ICカード冷却トレイ31の後端部31aの表面積が凹
凸部34により拡大されるから、前記の第20の実施の
形態よりも放熱効率が高くなる。
【0098】〔第23の実施の形態〕図26は本発明の
第23の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第20の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第20の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0099】ICカード冷却トレイ31後端部31a
は、複数の凹凸状に複数回折り曲げられたような形状に
形成されている。
【0100】ICカード被搭載装置の外部に露出された
ICカード冷却トレイ31の後端部31aは凹凸状に折
り曲げられたような形状に形成されることにより、表面
積が拡大されているから、前記の第20の実施の形態よ
りも放熱効率が高くなる。
【0101】〔第24の実施の形態〕図27は本発明の
第24の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第21の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第21の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0102】ICカード冷却トレイ31の外部に露出す
るとともに、概略直角に折り曲げられた後端部31aに
は、複数の凹凸部34が形成されている。
【0103】ICカード被搭載装置の外部に露出された
ICカード冷却トレイ31の後端部31aの表面積が該
凹凸部34により拡大されるから、前記の第21の実施
の形態よりも放熱効率が高くなる。
【0104】〔第25の実施の形態〕図28は本発明の
第25の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの断面図である。この実施の形態は、
前記第20の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第20の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0105】ICカード冷却トレイ31のトレイ本体
に、スロットに挿入された状態で、該トレイ本体の該ス
ロットの内部に存する部分から該スロットの外側に突出
された後端部31aに渡るように、単一又は複数のヒー
トパイプ35を埋設して構成している。ヒートパイプ3
5は、金属封管の内部に封入された作動流体の蒸発及び
凝縮により高温側から低温側へ熱を移動させる熱輸送装
置である。
【0106】ICカード1からICカード冷却トレイ3
1に伝導された熱は、これらのヒートパイプ35によ
り、外部に露出された後端部31aに積極的に伝達され
るから、前記の第20の実施の形態よりも、ICカード
1の冷却効率を高くすることができる。
【0107】〔第26の実施の形態〕図29は本発明の
第26の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの断面図である。この実施の形態は、
前記第22の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第22の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0108】ICカード冷却トレイ31のトレイ本体
に、スロットに挿入された状態で、該トレイ本体の該ス
ロットの内部に存する部分から該スロットの外側に突出
された後端部31aに渡るように、単一又は複数のヒー
トパイプ35を埋設して構成している。ヒートパイプ3
5は、金属封管の内部に封入された作動流体の蒸発及び
凝縮により高温側から低温側へ熱を移動させる熱輸送装
置である。
【0109】ICカード1からICカード冷却トレイ3
1に伝導された熱は、これらのヒートパイプ35によ
り、外部に露出された後端部31aに積極的に伝達され
るから、前記の第22の実施の形態よりも、ICカード
1の冷却効率を高くすることができる。
【0110】〔第27の実施の形態〕図30は本発明の
第27の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの断面図である。この実施の形態は、
前記第26の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第26の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0111】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
の凹凸部に、この部分に空気流を生じさせるファン(軸
流ファン)36を取り付けて構成したものである。
【0112】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
の凹凸部がファン36による空気流により積極的に冷却
されるから、前記の第26の実施の形態よりも、ICカ
ード1の冷却効率を高くすることができる。
【0113】〔第28の実施の形態〕図31は本発明の
第28の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの側面図である。この実施の形態は、
前記第22の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第22の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0114】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
の凹凸部に、この部分に空気流を生じさせるファン(軸
流ファン)36を取り付けて構成したものである。
【0115】ICカード冷却トレイ31の後端部31a
の凹凸部がファン36による空気流により積極的に冷却
されるから、前記の第22の実施の形態よりも、ICカ
ード1の冷却効率を高くすることができる。
【0116】〔第29の実施の形態〕図32は本発明の
第29の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの断面図である。この実施の形態は、
前記第20の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第20の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0117】ICカード冷却トレイ31のトレイ本体に
は、その前端部側から後端部側に渡るように、内部空間
37が画成されている。ICカード冷却トレイ31のト
レイ本体の前端面には、この内部空間37と外部空間に
渡って貫通する第1開口37aが形成され、後端部31
aの上面には、内部空間37と外部空間に渡って貫通す
る第2開口37bが形成されている。
【0118】このトレイ本体の後端部31aの第2開口
37b上には、内部空間37から外部空間に向かう空気
流を生じさせるファン(軸流ファン)36が取り付けら
れている。
【0119】ICカード1を一体的に保持したICカー
ド冷却トレイ31が、ICカード被搭載装置のスロット
に挿入された状態で、ファン36が作動されることによ
り、第1開口37aからICカード被搭載装置内の空気
が流入し、ICカード1が密着された部分を冷却し、第
2開口37bからICカード被搭載装置の外部へ積極的
に流出されるから、ICカード1が効率良く冷却され
る。ICカード被搭載装置内の他の装置の冷却にも寄与
する構造である。
【0120】〔第30の実施の形態〕図33は本発明の
第30の実施の形態に係るICカードが装着されたIC
カード冷却トレイの断面図である。この実施の形態は、
前記第29の実施の形態の改良に係るものであり、改良
された部分以外は、前記第29の実施の形態と同様であ
るから、その説明は省略する。
【0121】前記第29の実施の形態では、ファンとし
て軸流ファン36を用いているが、この第30の実施の
形態のように、クロスフローファン38を用いて構成す
ることができる。
【0122】また、前記第29の実施の形態では、ファ
ン36はICカード冷却トレイ31の後端部31aの上
側に空気を排出するように取り付けられているが、この
第30の実施の形態のように、ICカード冷却トレイ3
1の後端部31aの下側に空気を排出するように構成す
ることができる。なお、38aは空気の排出口である。
【0123】〔第31の実施の形態〕図34は本発明の
第31の実施の形態に係るICカード冷却トレイの斜視
図である。この実施の形態は、前記第29の実施の形態
の改良に係るものであり、改良された部分以外は、前記
第29の実施の形態と同様であるから、その説明は省略
する。
【0124】ICカード冷却トレイ31の第1開口37
aを廃止して、ICカード冷却トレイ31のトレイ本体
のICカード1が密着される面に、内部空間37に貫通
する上面開口39を形成している。
【0125】この上面開口39はICカード1がICカ
ード冷却トレイ31に装着されることにより、閉塞され
るようになっている。また、ICカード冷却トレイ31
のトレイ本体のICカード1が密着される面に対して反
対側の面に、内部空間37に貫通する下面開口を形成し
ている。
【0126】ICカード1のICカード冷却トレイ31
側の面が、ファン36による空気流によって直接的に冷
却されるからICカード1の冷却効率を高くすることが
できる。
【0127】〔第32の実施の形態〕図35は本発明の
第32の実施の形態に係るICカード冷却トレイの要部
を拡大した断面図である。この実施の形態は、前記第2
9の実施の形態又は第30の実施の形態の改良に係るも
のであり、改良された部分以外は、これらの実施の形態
と同様であるから、その説明は省略する。
【0128】ICカード冷却トレイ31のICカード1
が密着される壁面の内部空間37側の面に、複数の凹凸
部40を形成したものである。この部分の表面積が前記
第29の実施の形態よりも大きくなるから、これと反対
側の面に密着されたICカード1の冷却効率がさらに向
上する。
【0129】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、放熱性を向上したICカードが提供される。従っ
て、ICカードのさらなる高集積化に対応できるように
なるとともに、ICカードにCPU等の高発熱性の電子
部品を搭載できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基本的構成を示すICカ
ードの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の基本的構成を示すICカ
ードの断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の基本的構成を示すICカ
ード及びICカードが挿入されるICカード被搭載装置
のスロットを構成するソケットの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のICカードを示す
側面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のICカードを示す
側面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のICカードを示す
断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態のICカードを示す
断面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態のICカードを示す
断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態のICカードを示す
断面図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態のICカードを示
す断面図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態のICカードを示
す断面図である。
【図12】本発明の第9の実施の形態のICカードを示
す断面図である。
【図13】本発明の第10の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図14】本発明の第11の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図15】本発明の第12の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図16】本発明の第13の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図17】本発明の第14の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図18】本発明の第15の実施の形態のICカードを
示す一部破断側面図である。
【図19】本発明の第16の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図20】本発明の第17の実施の形態のICカードを
示す断面図である。
【図21】本発明の第18の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す斜視図である。
【図22】本発明の第19の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す斜視図である。
【図23】本発明の第20の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図24】本発明の第21の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図25】本発明の第22の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図26】本発明の第23の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図27】本発明の第24の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図28】本発明の第25の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す断面図である。
【図29】本発明の第26の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す断面図である。
【図30】本発明の第27の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す断面図である。
【図31】本発明の第28の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す側面図である。
【図32】本発明の第29の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す断面図である。
【図33】本発明の第30の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す断面図である。
【図34】本発明の第31の実施の形態のICカード冷
却トレイを示す斜視図である。
【図35】本発明の第32の実施の形態のICカード冷
却トレイの要部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 カード筐体 3 プリント配線板 4 カバー 5 フレーム 6 電子部品 7 第1コネクタ 8 ソケット 9 第2コネクタ 11 開口 12 凸部材 14 金属ブロック 16 ヒートパイプ 17 ファン 19 ICカード被搭載装置の筐体の壁面 21 軸 22 内壁 23a、23b 内部空間 24a、24b 開口 31 ICカード冷却トレイ 32 保持部材 34 凹凸部 35 ヒートパイプ 36 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA39 MB03 MB04 MB05 NA05 NA19 NA24 NB11 NB13 NB22 NB26 PA05 PA09 PA13 QC20 TA21 5B035 BB09 CA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカード被搭載装置のスロットに着脱
    自在に挿入されるICカードであって、 概略長方形のカード状で内部に空間を有するように形成
    され、前記スロットに挿入されたときに、後端部近傍が
    該スロットの外側に突出するように、該スロットへの挿
    入方向の寸法が設定されたカード筐体と、 前記スロットに挿入されたときに、該スロットの内側及
    び外側に渡るように、前記カード筐体の内部に収容され
    たプリント配線板と、 前記プリント配線板上に実装された複数の電子部品を備
    え、 前記電子部品のうち発熱性の大きい電子部品を、前記ス
    ロットに挿入されたときに、前記プリント配線板の該ス
    ロットの外側に存する部分に実装したICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICカードにおいて、 前記カード筐体及び前記プリント配線板を、前記スロッ
    トに挿入されたときに、該カード筐体の該スロットの外
    側に存する部分が、該カード筐体の該スロットの内側に
    存する部分に対して、概略直角に折り曲げられたような
    形状としたICカード。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のICカードにおいて、 前記スロットに挿入されたときに、前記カード筐体の該
    スロットの外側に存する部分に、複数のスリットを形成
    したICカード。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のICカードにおいて、 前記プリント配線板として、柔軟性を有するシート状の
    フレキシブルプリント配線板を用い、 前記スロットに挿入されたときに、該カード筐体の該ス
    ロットの外側に存する部分と、該カード筐体の該スロッ
    トの内側に存する部分を互いに独立的に構成し、 前記カード筐体の前記スロットの外側に存する部分を、
    該カード筐体の該スロットの内側に存する部分に回動可
    能に支持したICカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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