JP2008083646A - カメラ用シャッタ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し製造コストが低減されたカメラ用シャッタ駆動装置を提供する。
【解決手段】カメラ用シャッタ駆動装置90は、シャッタ開口51を有する基板50と、シャッタ開口51を開閉動自在に支持された第1羽根60及び第2羽根70と、第1羽根60及び第2羽根70に駆動力を供給する電磁アクチュエータ1とを備え、電磁アクチュエータ1は、所定の作動角を回動し得るロータ20を含み、基板50には、ロータ20を回動自在に支持する固定軸53を有し、固定軸53は、ロータ20の軸線方向の位置を規制するように先端部に鍔部54を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラ用シャッタ駆動装置に関する。
従来からカメラ用のシャッタ駆動装置には、シャッタ開口を開閉する羽根の駆動源としてアクチュエータが採用されている(特許文献1参照)。このアクチュエータは、励磁用のコイルと、回動可能に支持されて周方向に異なる磁極に着磁されたロータと、前記コイルへの通電により互いに異なる極性を生じる第1及び第2磁極部を備えたステータなどから構成される。ロータには出力部が取り付けられており、ロータの回動が出力部により羽根へと伝達されて、羽根が開閉動作を行う。このようなアクチュエータは、ロータの軸線方向の位置を規制するために、2枚の基板の間に挟まれるようにロータが配置されている。
再公表特許 国際公開番号WO2002/043227号公報
ところでこのようなカメラ用シャッタ装置は、現在も更なる製品コストの低減が望まれている。一般的に、部品点数を削減し簡易な構成とすることによって製造コストを低減させることができる。アクチュエータについても同様である。
従って、特許文献1に記載のアクチュエータであっても、部品点数を削減して簡易な構成でロータの軸線方向の位置を規制することができれば、製品コストを更に低減させることができる。
そこで、本発明は、部品点数を削減し製造コストが低減されたカメラ用シャッタ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的は、シャッタ開口を有する基板と、前記シャッタ開口を開閉動自在に支持された羽根と、前記羽根に駆動力を供給するアクチュエータとを備え、前記アクチュエータは、所定の作動角を回動し得るロータを含み、前記基板には、該ロータを回動自在に支持する固定軸を有し、前記固定軸は、前記ロータの軸線方向の位置を規制するように先端部が鍔状に形成されている、ことを特徴とするカメラ用シャッタ駆動装置によって達成できる。
この構成によれば、固定軸の先端が鍔状に形成されているため、ロータの軸線方向の位置を固定軸により規制することができる。従って、ロータの軸線方向の位置を規制するために別部材を設ける必要がなく、部品数を削減することができる。これにより、製品コストを低減することができる。また、部品数を削減したことにより、装置全体の大きさも小型化することができ、カメラ用シャッタ駆動装置を採用する装置への配置の自由度が向上する。
上記構成において、前記ロータは、前記固定軸に貫通される軸孔を有し、前記ロータの軸孔は、前記固定軸に対する前記ロータの回転位置に応じて前記固定軸からの前記ロータの着脱が許容又は規制されるように前記固定軸の先端部に対応した形状に形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、ロータの軸孔は、ロータの回転位置に応じてロータの着脱が許容又は規制されるように、固定軸の先端部に対応した形状に形成されているため、ロータの軸線方向の位置を規制するための別部材を設けることなく、ロータの組付け及び取り外しができる。また、着脱が規制される位置では、ロータの軸線方向の位置を規制することができる。
上記構成において、前記ロータと一体的に回動すると共に、前記基板を介して該ロータが配置された側と相反する側に配置された前記羽根に対して該ロータの回動を伝達する出力部を備え、前記基板は、前記出力部に貫通されて該出力部の回動を逃がす逃げ孔を有し、前記逃げ孔は、前記固定軸からの前記ロータの着脱が許容される許容位置での前記出力ピンを逃がすように形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、出力部を備えた状態のロータを固定軸に組付けることができるので、組み立て性が向上する。
上記構成において、前記羽根を開閉動作させるために必要な前記ロータの回動範囲は、前記固定軸からの前記ロータの着脱が規制される規制範囲内に設定されている、構成を採用できる。
この構成により、ロータの軸線方向の位置が規制された状態で羽根を駆動させることができると共に、作動中にロータが何らかの原因によりロータの着脱が許容される許容位置まで回動して固定軸からロータが脱落することを防止できる。
上記構成において、前記基板との間に前記羽根を挟みこむように配置され該羽根の光軸方向の位置を規制する羽根押え板と、前記羽根を開閉動作させるために必要な前記ロータの回動範囲を制限する制限部とを備え、前記制限部は、前記羽根押え板に一体に形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、ロータの軸線方向の位置が規制された状態で羽根を駆動させることができると共に、作動中にロータが何らかの原因により許容位置まで回動して固定軸からロータが脱落することを防止できる。また、制限部が羽根押え板に一体に形成されているので、部品数の削減することができ、製品コストを抑えることができる。
上記構成において、前記制限部は、前記羽根押え板に形成され前記出力部と係合する長孔である、構成を採用できる。
この構成によれば、簡単な機構で出力部の回動を制限することができるので、簡単な機構で羽根を開閉動作させるために必要なロータの回動範囲を制限することができる。
部品点数を削減し製品コストが低減されたカメラ用シャッタ駆動装置を提供できる。
以下、本発明に係る一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施例に係るカメラ用シャッタ装置の全開状態での正面図であり、図2は、全閉状態での正面図である。
カメラ用シャッタ装置90は、電磁アクチュエータ1、基板50、第1羽根60、第2羽根70などを備える。
電磁アクチュエータ1は、第1羽根60及び第2羽根70を開閉動作させるための駆動源であり、図1及び図2において図中の基板50の表面側に配置されている。また、第1羽根60及び第2羽根70は、図1及び図2において図中の基板50の裏面側に配置されている。電磁アクチュエータ1から第1羽根60及び第2羽根70へと伝達された駆動によって、第1羽根60及び第2羽根70は基板50の中央部に形成されたシャッタ開口51を開閉する。第1羽根60及び第2羽根70は、それぞれ基板50に形成された軸部61及び軸部71により軸支されている。第1羽根60及び第2羽根70は、シャッタ開口51を閉じる閉状態において、基板50に形成された係止ピン56に第1羽根60及び第2羽根70の先端部が当接することにより、閉状態での第1羽根60及び第2羽根70の位置が規定される。
電磁アクチュエータ1は、U字状に形成されてその両端部に第1磁極部11、第2磁極部12を有するステータ10、周方向に異なる2極に着磁されたロータ20、通電により互いに異なる極性を第1磁極部11、第2磁極部12に生じさせる、コイルボビン41に巻回されたコイル40などを備えている。第1磁極部11、第2磁極部12はロータ20の外周と対向するように設定されている。基板50には、光軸方向のコイル40の厚みを逃がすための窪み部57が形成されている。
コイルボビン41の通電によって、第1磁極部11、第2磁極部12のそれぞれに異なる極性が生じ、第1磁極部11及び第2磁極部12とロータ20との間で磁気的吸引力又は反発力が生じて、ロータ20は所定の範囲を回動する。
図3は、図2のA−A断面図である。
基板50の電磁アクチュエータ1が配置された側には、光軸方向に突出して形成された固定軸53が形成されている。固定軸53は、ロータ20の軸孔21を貫通し、ロータ20を回動可能に軸支する。固定軸53には、その先端部に鍔部54が形成され、鍔部54は、固定軸53の軸線方向に対して直交方向に向けて凸状に形成されている。また鍔部54は、固定軸53の外周全部に設けられているものではなく、外周の一部から突出して形成されている。
ロータ20の基板50側の面には、出力ピン(出力部)30が固定されている。出力ピン30は、ロータ20の回転中心から離れた位置に光軸方向に突出して形成され、基板50に形成された逃げ孔52及び後述する羽根抑え板80に形成された制限孔82を貫通して、所定の範囲をロータ20と一体に回動する。
出力ピン30は、基板50を介して電磁アクチュエータ1が配置された側と相反する側に配置された第1羽根60及び第2羽根70にそれぞれ形成された係合孔62及び係合孔72と係合して、ロータ20の回動を第1羽根60及び第2羽根70へ伝達する。
駆動が伝達された第1羽根60及び第2羽根70がシャッタ開口51を全開状態又は全閉状態とすることにより、シャッタ動作が行われる。尚、第1羽根60及び第2羽根70は、それぞれ基板50に形成された軸部61及び軸部71を支点として駆動する。
また、第1羽根60及び第2羽根70を、基板50との間で挟み込むように羽根抑え板80が配置されている。羽根抑え板80は、第1羽根60及び第2羽根70の光軸方向の位置を規制する。また、羽根抑え板80には、詳しくは後述するが出力ピン30に貫通され、出力ピン30の回動範囲を制限する制限孔82が形成されている。尚、基板50は樹脂により成形されるが、基板50は鍔部54を成形する際に金型によって成形される孔55を有している。
図4は、基板50に電磁アクチュエータ1を取り付けた際の正面図である。出力ピン30が取り付けられたロータ20を、出力ピン30が逃げ孔52に挿入されるように、軸孔21に固定軸53を挿入させて組付ける。その後、コイルボビン41にコイル40が巻回されたステータ10を、コイル40が窪み部57に収納されるように配置し、接着剤等でステータ10及びコイル40を基板50に固定する。その後に、出力ピン30に係合する様に、基板50の背面側から第1羽根60、第2羽根70及び羽根抑え板80を組付ける。
次に、ロータ20、逃げ孔52及び固定軸53、制限孔82について詳細に説明する。
図5は、ロータ、固定軸及び制限孔の説明図である。
図5(a)は、ロータ20の構成を示した図であり、図5(b)は、逃げ孔52及び固定軸53の構成を示した図であり、図5(c)は、制限孔82の構成を示した図である。
図5(a)に示すように、ロータ20の中心に軸孔21が形成され、この軸孔21に固定軸53が貫通される。また、軸孔21には、図5(a)(b)に示すように固定軸53の先端部に形成された鍔部54の形状に対応した孔部22が形成されている。孔部22と鍔部54との形状が対応していることにより、固定軸53に対するロータ20の回転位置に応じて、固定軸53からロータ20の着脱が許容または規制される。詳しくは後述する。
逃げ孔52は、所定の範囲にわたって出力ピン30の回動を逃がすように円弧状に形成されているが、制限孔(制限部)82についても逃げ孔52と同様に出力ピン30が貫通し、制限孔82は、逃げ孔52の範囲よりも狭い範囲内に出力ピン30の回動を制限するように円弧状に形成されている。詳しくは後述する。
次に、ロータ20の回転位置に応じた作用についての説明図である。
図6及び図7は、ロータ20の回転位置に応じた作用についての説明図である。
図6(a)は、ロータ20を固定軸53へ組付ける際のロータ20の状態を示している。
ロータ20を固定軸53へ組付ける際には、鍔部54と孔部22とが対応する角度位置でロータ20を固定軸53に差し込む必要がある。尚、ロータ20を固定軸53に組付ける際には、予めロータ20に出力ピン30を取り付けておく必要がある。組付け後の出力ピン30の位置は、逃げ孔52の一端位置に位置付けられるように設定されている。
ロータ20を固定軸53に挿入した後、ロータ20を時計方向に所定の角度回転させる。所定角度回転させた後、出力ピン30に第1羽根60及び第2羽根70を係合させ、次に羽根抑え板80を取り付ける。羽根抑え板80を取り付ける際には、出力ピン30が制限孔82に対応する位置まで、出力ピン30を回転させる必要がある。このようにして組み付けられたロータ20は、図6(b)(c)に示すように、出力ピン30と制限孔82が係合によりその回動範囲が制限される。具体的には、ロータ20は出力ピン30が制限孔82の端部に接触するまでその回動範囲が制限される。図6(b)は、シャッタ開口51を全閉する際のロータ20及び出力ピン30の位置を示しており、図6(c)は、シャッタ開口51を全開する際のロータ20及び出力ピン30の位置を示している。
図7に示すように、出力ピン30が逃げ孔52の許容位置Aに位置付けられる際には、ロータ20は固定軸53からの着脱が許容される。また、許容位置Aから時計方向に回転させた規制角度α(逃げ孔52の全範囲)の範囲内では、鍔部54が制限部の役割を果たして、ロータ20は固定軸53からの着脱が規制される。また、作動角度β(制限孔82の全範囲)は、規制角度α内に位置し、許容位置Aよりも所定範囲γだけ隔てた位置に設定されている。出力ピン30が作動角度β内で回動することにより、第1羽根60及び第2羽根70は開閉動作を行う。
以上のように、鍔部54は鍔状に形成されているため、ロータ20の回転位置によって、ロータ20の軸線方向の位置を規制することができる。従って、固定軸53にロータ20の軸線方向の位置を規制する鍔部54が一体に形成されていることにより、ロータの軸線方向の位置を規制するために別部材を設ける必要がなく、部品数を削減することができる。これにより、製造コストを低減することができる。また、ロータ20の軸線方向の位置を規制するための別部材を設ける必要がないので、ロータ20の軸線方向にシャッタを小さくすることができる。すなわち、部品数を削減したことにより、装置全体の大きさも小型化することができ、カメラ用シャッタ駆動装置90を採用する装置への配置の自由度が向上する。
また、軸孔21は、固定軸53に対するロータ20の回転位置に応じて固定軸53からのロータ20の着脱が許容又は規制されるように鍔部54の形状に対応した孔部22が形成されているので、ロータ20の組付け及び取り外しができる。また、着脱が規制される位置では、ロータ20の軸線方向の位置を規制することができる。
また、逃げ孔52は、固定軸53からのロータ20の着脱が許容される許容位置Aから着脱が規制される規制位置に至るまでを含む所定範囲内(規制角度α)にわたって出力ピン30の回動を逃がす。このため、出力ピン30を組付けた状態でロータ20を固定軸53に組付けることができ、ロータ20の軸線方向の位置が規制される規制位置までロータ20を回動させることができる。これにより、ロータ20を固定軸53に組付けた後に出力ピン30をロータ20に組付ける必要がないため、組み立て性が向上する。
また、作動角度βが規制角度α内となるように、ロータ20の回動範囲が設定されているので、ロータ20の軸線方向の位置が規制された状態で第1羽根60及び第2羽根70を駆動させることができる。
また、作動角度βは、制限孔82により制限されるので、作動中にロータ20が何らかの原因により許容位置Aまで回動して固定軸53からロータ20が脱落することを防止できる。尚、制限孔82は、ロータ20の回動範囲を制限して第1羽根60及び第2羽根70の駆動量を規制する役割も果たす。
また、許容位置Aから所定の角度γだけ隔てた位置に、ロータ20の回動範囲が設定されているため、作動中に固定軸53からロータ20が脱落することを確実に防止できる。
また、制限孔82は、羽根押え板80に一体に形成されているため、ロータ20の作動角度βを規制する部材を別に設けた場合と比較し、部品数を削減でき、製造コストを抑えることができる。
また、制限孔82は、羽根押え板80に形成され出力ピン30と係合する長孔であるため、簡単な機構で出力ピン30の回動を制限することができるので、簡単な機構でロータ20の回動を作動角度β内に制限することができる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例において、制限孔82は羽根押え板80に一体に形成されているが、このような構成に限らず、別部材によってロータ20の作動角度βを制限してもよい。
上記実施例において、ロータ20と出力ピン30とは別体に形成されるが、このような構成に限らず、ロータ20と出力ピン30とを一体に形成したものであってもよい。
上記実施例において、NDフィルタを有する羽根を採用してもよい。
本実施例に係るカメラ用シャッタ装置の全開状態での正面図である。 本実施例に係るカメラ用シャッタ装置の全閉状態での正面図である。 図2のA−A断面図である。 基板に電磁アクチュエータを取り付けた際の正面図である。 ロータ、固定軸及び制限孔の説明図である。 ロータの回転位置に応じた作用についての説明図である。 ロータの回転位置に応じた作用についての説明図である。
符号の説明
1 電磁アクチュエータ
10 ステータ
11 第1磁極部
12 第2磁極部
20 ロータ
21 軸孔
22 孔部
30 出力ピン(出力部)
40 コイル
41 コイルボビン
50 基板
51 開口
52 逃げ孔
53 固定軸
54 鍔部
55 孔
56 係止ピン
57 窪み部
60 第1羽根
61、71 軸部
62、72 係合孔(制限部)
70 第2羽根
80 羽根押え板
82 制限孔
90 カメラ用シャッタ駆動装置

Claims (6)

  1. シャッタ開口を有する基板と、前記シャッタ開口を開閉動自在に支持された羽根と、前記羽根に駆動力を供給するアクチュエータとを備え、
    前記アクチュエータは、所定の作動角を回動し得るロータを含み、
    前記基板には、前記ロータを回動自在に支持する固定軸を有し、
    前記固定軸は、前記ロータの軸線方向の位置を規制するように先端部が鍔状に形成されている、ことを特徴とするカメラ用シャッタ駆動装置。
  2. 前記ロータは、前記固定軸に貫通される軸孔を有し、
    前記ロータの軸孔は、前記固定軸に対する前記ロータの回転位置に応じて前記固定軸からの前記ロータの着脱が許容又は規制されるように、前記固定軸の先端部に対応した形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用シャッタ駆動装置。
  3. 前記ロータと一体的に回動すると共に、前記基板を介して該ロータが配置された側と相反する側に配置された前記羽根に対して該ロータの回動を伝達する出力部を備え、
    前記基板は、前記出力部に貫通されて該出力部の回動を逃がす逃げ孔を有し、
    前記逃げ孔は、前記固定軸からの前記ロータの着脱が許容される許容位置での前記出力部を逃がすように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ用シャッタ駆動装置。
  4. 前記羽根を開閉動作させるために必要な前記ロータの回動範囲は、前記固定軸からの前記ロータの着脱が規制される規制範囲内に設定されている、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用シャッタ駆動装置。
  5. 前記基板との間に前記羽根を挟みこむように配置され該羽根の光軸方向の位置を規制する羽押さえ板と、
    前記羽根を開閉動作させるために必要な前記ロータの回動範囲を制限する制限部とを備え、
    前記制限部は、前記羽根押え板に一体に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載のカメラ用シャッタ駆動装置。
  6. 前記制限部は、前記羽根押え板に形成され前記出力部と係合する長孔である、ことを特徴とする請求項5に記載のカメラ用シャッタ駆動装置。

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