JP3145532U - 絞り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエータのロータ軸線方向の寸法を極力短縮することにより、絞り装置全体の厚み寸法の減少化を図る。
【解決手段】ベースフレーム11と、ベースフレーム上に配された絞り羽根30と、絞り羽根を駆動する回動式のアクチュエータ100と、アクチュエータの動作を絞り羽根に伝える動作伝達機構120とを備える。アクチュエータは、有底筒状のケーシング110と、ベースフレームに形成された軸受孔19とケーシングの底壁に形成された軸受孔117に両軸端135、134を嵌めることでケーシング内に回動自在に支持されたロータ130と、ロータのマグネット138に磁力を及ぼしてロータを回動させる駆動コイル140とからなり、駆動コイルがボビンレスの空芯コイルで構成され、ベースフレームに駆動コイルとの干渉を避けてコイルをベースフレーム側に近づけることを可能にする逃げ穴18が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】ベースフレーム11と、ベースフレーム上に配された絞り羽根30と、絞り羽根を駆動する回動式のアクチュエータ100と、アクチュエータの動作を絞り羽根に伝える動作伝達機構120とを備える。アクチュエータは、有底筒状のケーシング110と、ベースフレームに形成された軸受孔19とケーシングの底壁に形成された軸受孔117に両軸端135、134を嵌めることでケーシング内に回動自在に支持されたロータ130と、ロータのマグネット138に磁力を及ぼしてロータを回動させる駆動コイル140とからなり、駆動コイルがボビンレスの空芯コイルで構成され、ベースフレームに駆動コイルとの干渉を避けてコイルをベースフレーム側に近づけることを可能にする逃げ穴18が設けられている。
【選択図】図1
Description
本考案は、ビデオカメラ、スチルカメラ、監視カメラ等の光学機器用の絞り装置に関するものである。
この種の絞り装置として、特許文献1に記載のものが知られている。
この絞り装置は、光路となる開口部を備えた平板状のベースフレーム(地板)と、ベースフレーム上にスライド自在に設けられ、スライド駆動されることで前記開口部の通過光量を調節する絞り羽根と、絞り羽根を駆動するために、自身のロータの軸線をベースフレームに直交する方向に向けてベースフレームに取り付けられた回動式のアクチュエータ(モータ)と、ロータの回動動作を絞り羽根のスライド動作に変換して伝える動作伝達機構とを備えており、アクチュエータが、マグネットを有した前記ロータと、ロータに回転力を付与するステータとから構成され、該ステータが、コイルをロ字形のコイルボビンの外周に巻回することで構成され、コイルボビンの側面開口よりコイルボビンの内部に前記ロータが挿入され、ロータの軸端がコイルボビン内に配された軸受により回転自在に支持されたものである。
特開平11−183962号公報
この絞り装置は、光路となる開口部を備えた平板状のベースフレーム(地板)と、ベースフレーム上にスライド自在に設けられ、スライド駆動されることで前記開口部の通過光量を調節する絞り羽根と、絞り羽根を駆動するために、自身のロータの軸線をベースフレームに直交する方向に向けてベースフレームに取り付けられた回動式のアクチュエータ(モータ)と、ロータの回動動作を絞り羽根のスライド動作に変換して伝える動作伝達機構とを備えており、アクチュエータが、マグネットを有した前記ロータと、ロータに回転力を付与するステータとから構成され、該ステータが、コイルをロ字形のコイルボビンの外周に巻回することで構成され、コイルボビンの側面開口よりコイルボビンの内部に前記ロータが挿入され、ロータの軸端がコイルボビン内に配された軸受により回転自在に支持されたものである。
ところで、上記特許文献1に記載された従来の絞り装置は、コイルを巻回するためのコイルボビンを使用している上、コイルボビン内に配された軸受によりロータの軸端を支持しているので、アクチュエータのロータ軸線方向の寸法の短縮に限界があり、その結果、絞り装置全体の厚み寸法が大きくなってしまうという問題があった。
本考案は、上記事情を考慮し、アクチュエータのロータ軸線方向の寸法を極力短縮することにより、絞り装置全体の厚み寸法の減少化を図った絞り装置を提供することを目的とする。
請求項1の考案の絞り装置は、光路となる開口部を備えた平板状のベースフレームと、該ベースフレーム上にスライド自在に設けられ、スライド駆動されることで前記開口部の通過光量を調節する絞り羽根と、該絞り羽根を駆動するために、自身のロータの回動軸線を前記ベースフレームに直交する方向に向けて該ベースフレームに取り付けられた回動式のアクチュエータと、前記ロータの回動動作を前記絞り羽根のスライド動作に変換して伝える動作伝達機構と、を備え、前記アクチュエータは、前記ベースフレームに開口端を向けて連結された有底筒状のケーシングと、前記ベースフレームに形成された軸受孔と前記ケーシングの底壁に形成された軸受孔に両軸端をそれぞれ嵌めることで、前記ケーシング内に回動自在に支持された前記ロータの本体と、該ロータの本体の外周に装着され、自身の周方向に磁極が並ぶように着磁された円筒状のマグネットと、中央開口を周回するように導線が巻かれ、前記ロータの本体とマグネットよりなる前記ロータの側方に、前記ロータの回動軸線と平行に前記コイルの巻回面を位置させて配置され、且つ、前記中央開口の中に前記マグネットの周方向の一部を収容するように前記ケーシングに装着され、通電されることにより前記マグネットに磁力を及ぼして前記ロータを回動させる駆動コイルと、から構成されており、前記駆動コイルがボビンレスの空芯コイルで構成されると共に、前記ベースフレームに前記空芯コイルとの干渉を避けて該空芯コイルを前記ベースフレーム側に近づけることを可能にする逃げ穴が設けられていることを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1に記載の絞り装置であって、前記ケーシングに、前記ロータと略平行な立壁が設けられ、その立壁に、前記ボビンレスの空芯コイルの中央開口が嵌まる凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項2に記載の絞り装置であって、前記立壁の背面に、前記空芯コイルの無通電時に、前記マグネットとの間に磁気吸引力を及ぼすことで、前記ロータの回転位置を一定に定める吸着片が設けられていることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、駆動コイルにボビンレスの空芯コイルを用いてボビンを無くしていること、ロータの片方の軸端をベースフレームに形成した軸受孔で支持していること、ベースフレームに空芯コイルとの干渉を避けるための逃げ穴を設けて空芯コイルをベースフレームに近づけていることにより、アクチュエータの軸方向寸法を含む絞り装置全体の厚さ寸法を小さくすることができる。
請求項2の考案によれば、ボビンレスの空芯コイルを立壁に設けた凸部に嵌めることにより、コイルを安定して支持することができる。また、コイルの位置決めを含めて、取り付けが容易にできるようになる。
請求項3の考案によれば、コイルを支持する立壁を利用して吸着片を取り付けたので、構成の簡略化が図れる。
請求項2の考案によれば、ボビンレスの空芯コイルを立壁に設けた凸部に嵌めることにより、コイルを安定して支持することができる。また、コイルの位置決めを含めて、取り付けが容易にできるようになる。
請求項3の考案によれば、コイルを支持する立壁を利用して吸着片を取り付けたので、構成の簡略化が図れる。
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の絞り装置の概略側断面図、図2は同絞り装置のアクチュエータを付ける前の状態を示す上面図、図3は同絞り装置のアクチュエータを付ける前の状態を示す下面図、図4は同絞り装置のアクチュエータを付けた部分の上面図、図5はアクチュエータの構成図で、(a)は平面図、(b)は側断面図、図6はアクチュエータのケーシングの構成図で、(a)は平面図、(b)は側断面図、図7はアクチュエータの下面図で、(a)は配線基板を取り付ける前の状態を示す図、(b)は配線基板を取り付けた状態を示す図である。
図1は実施形態の絞り装置の概略側断面図、図2は同絞り装置のアクチュエータを付ける前の状態を示す上面図、図3は同絞り装置のアクチュエータを付ける前の状態を示す下面図、図4は同絞り装置のアクチュエータを付けた部分の上面図、図5はアクチュエータの構成図で、(a)は平面図、(b)は側断面図、図6はアクチュエータのケーシングの構成図で、(a)は平面図、(b)は側断面図、図7はアクチュエータの下面図で、(a)は配線基板を取り付ける前の状態を示す図、(b)は配線基板を取り付けた状態を示す図である。
図1〜図3に示すように、この絞り装置10は、平板状のベースフレーム11を有する。ベースフレーム11には、その主要部としての円環状の羽根取付部12と、羽根取付部12の外側に張り出した略矩形状のアクチュエータ取付部13とが設けられている。羽根取付部12には、光路となる円形の中心開口部14が設けられ、その開口部14の周囲には浅い環状溝15が設けられている。また、浅い環状溝15の外側の上面には、円周方向120°間隔で小さなピン17が3本突設されている。また、羽根取付部12からアクチュエータ取付部13にかけての部分には連絡窓部16が開口され、アクチュエータ取付部13には、軸受孔19と、後述する空芯コイルとの干渉を避ける逃げ穴18が設けられている。
ベースフレーム11の羽根取付部12の上面には、中心開口部14の通過光量を調節するための3枚の絞り羽根30が円周方向に120°の間隔で載置されている。これら絞り羽根30は、平面視形状が略C形のもので、基端の軸孔31を、ベースフレーム11の羽根取付部12の上面のピン17に嵌めることで、それぞれそのピン17を支点にして、ベースフレーム11の上面に沿って回動スライド自在に設けられており、ベースフレーム11上で連動して回動することにより、中心開口部14上の絞り口径を調節できるようになっている。また、絞り羽根30の基端の軸孔31の近傍には長孔32が形成されている。
また、ベースフレーム11の中心開口部14の周囲の浅い環状溝15には、3枚の絞り
羽根30を連動して駆動するための駆動リング20が回動自在に収容されている。駆動リング20は、薄い円板状のものであり、円周方向120°の間隔をおいた3箇所に上方に突出した駆動ピン22を有すると共に、周方向の一箇所に半径方向外方に突出したレバー21を有している。3つの駆動ピン22は、各絞り羽根30の長孔32に係合しており、駆動リング20が回動することによって、各絞り羽根30が連動して回動するようになっている。また、レバー21はベースフレーム11の連絡窓部16内に延びており、その部分には長孔25が形成されている。
羽根30を連動して駆動するための駆動リング20が回動自在に収容されている。駆動リング20は、薄い円板状のものであり、円周方向120°の間隔をおいた3箇所に上方に突出した駆動ピン22を有すると共に、周方向の一箇所に半径方向外方に突出したレバー21を有している。3つの駆動ピン22は、各絞り羽根30の長孔32に係合しており、駆動リング20が回動することによって、各絞り羽根30が連動して回動するようになっている。また、レバー21はベースフレーム11の連絡窓部16内に延びており、その部分には長孔25が形成されている。
また、ベースフレーム11の上側には、駆動リング20や絞り羽根30を収容した状態でカバー80が被せられ、カバー80はベースフレーム11にネジで固定されている。また、ベースフレーム11のアクチュエータ取付部13の下面には、図1、図4に示すように、自身のロータ130の回動軸線をベースフレーム11に直交する方向に向けて、絞り羽根30を駆動するための回動式のアクチュエータ100がネジで取り付けられている。
図1および図5〜図7に示すように、このアクチュエータ100は、ベースフレーム11のアクチュエータ取付部13の下面に開口端を向けてベースフレーム11にネジで連結された有底筒状のケーシング110と、ベースフレーム11のアクチュエータ取付部13に形成された軸受孔19とケーシング110の底壁111に形成された軸受孔117とに両軸端135、134をそれぞれ嵌めることで、ケーシング110内に回動自在に支持されたロータ130とを有している。
底壁111と周方向2箇所が切欠かかれた周壁112とを有するケーシング110は、図4に示すように、周壁112の開口端側の端部に外向きに設けられたブラケット113をネジで止めることにより、ベースフレーム11に固定されている。
ロータ130の本体131の外周には、周方向に磁極が並ぶように着磁された円筒状のマグネット138が装着され、マグネット138は、自身の端面の溝をロータ本体131のリブ136に嵌めることで、ロータの本体131と一体に回転するように結合されている。
ロータ130の側方には、ロータ130の回動軸線と平行にコイルの巻回面を位置させて四角リング状の駆動コイル140が配置されている。駆動コイル140は、四角形の中央開口を周回するように導線が巻かれたもので、ボビンレスの空芯コイルとして構成されている。
駆動コイル140は、中央開口の中にマグネット138の周方向の一部を収容するようにケーシング110に装着されており、通電されることにより、マグネット138に磁力を及ぼして、ロータ130を回動させることができるようになっている。また、この駆動コイル140は、ロータ130と略平行にケーシング110内に設けられた立壁114の前面凸部115に自身の四角形の中心開口を嵌め、また、ケーシング110の底壁111の上面に設けられた凹部116〔図6(b)参照〕に四角リングの一辺(下端)を嵌めることで、ケーシング110に位置決めされた状態で取り付けられている。
そして、このようにケーシング110に取り付けられた駆動コイル(空芯コイル)140の一部が、ベースフレーム11との干渉を避ける逃げ穴18に入れられていることで、駆動コイル140が極力ベースフレーム11に近い位置に配設されている。
また、アクチュエータ100のロータ130の一端には、ロータ130の半径方向に延びる形でレバー132が設けられている。このレバー132の先端上面には駆動ピン133が立設されており、この駆動ピン133が、ベースフレーム11の連絡窓部16を通し
て、ベースフレーム11の上面側に配置された駆動リング20のレバー21の長孔25に係合している。これにより、アクチュエータ100のレバー132が回動することによって、駆動リング20が回動するようになっている。従って、アクチュエータ100のレバー132から駆動リング20までの要素が、アクチュエータ100のロータ130の回動動作を絞り羽根30の回転スライド動作に変換して伝える動作伝達機構120を構成している。
て、ベースフレーム11の上面側に配置された駆動リング20のレバー21の長孔25に係合している。これにより、アクチュエータ100のレバー132が回動することによって、駆動リング20が回動するようになっている。従って、アクチュエータ100のレバー132から駆動リング20までの要素が、アクチュエータ100のロータ130の回動動作を絞り羽根30の回転スライド動作に変換して伝える動作伝達機構120を構成している。
また、アクチュエータ100のケーシング110には、ロータ130や駆動コイル140等を包囲するように磁性金属の円筒体160が設けられ、立壁114の背面には、駆動コイル140の無通電時に、マグネット138との間に磁気吸引力を及ぼすことで、ロータ130の回転位置を一定に定める吸着磁石片(吸着片)150が取り付けられている。また、ケーシング110の底壁111の外面には、駆動コイル140の導線の端末を外部配線に接続するための配線基板170が、底壁111の外面の支持凸部118に載った状態で取り付けられている。
この場合、図7に示すように、駆動コイル140の導線の端末は、ケーシング110の底壁の小孔119を通して外部に引き出されて、配線基板170の導体171の一端171aに半田付けにより接続されており、配線基板170の導体171の他端171bに外部配線を半田付けできるようになっている。
次に作用を説明する。
駆動コイル140に通電すると、ロータ130が回動する。ロータ130が回動すると、レバー132の動きにより、駆動リング20が回動し、駆動リング20の回動により、絞り羽根30が連動して回動し、絞り口径が調節される。通電を止めると、吸着磁石片150と自由状態のロータ130のマグネット138の間に吸引力が生じることで、ロータ130が定位置に保持され、それにより絞り羽根30が予め決められた口径位置に保持される。
駆動コイル140に通電すると、ロータ130が回動する。ロータ130が回動すると、レバー132の動きにより、駆動リング20が回動し、駆動リング20の回動により、絞り羽根30が連動して回動し、絞り口径が調節される。通電を止めると、吸着磁石片150と自由状態のロータ130のマグネット138の間に吸引力が生じることで、ロータ130が定位置に保持され、それにより絞り羽根30が予め決められた口径位置に保持される。
この絞り装置によれば、駆動コイル140にボビンレスの空芯コイルを用いてボビンを無くしていること、ロータ130の片方の軸端135をベースフレーム11に形成した軸受孔19で支持していること、ベースフレーム11に駆動コイル140との干渉を避けるための逃げ穴18を設けて駆動コイル140をベースフレーム11に近づけていることにより、アクチュエータ100の軸方向寸法を含む絞り装置全体の厚さ寸法H(図1)を小さくすることができ、コンパクト化に貢献することができる。
また、ボビンレスの空芯コイル(駆動コイル)140を、立壁114に設けた凸部115に嵌めるようにしているので、コイル140を安定して支持することができるし、コイル140の位置決めを含めて取り付けが容易にできるようになる。また、コイル140を支持する立壁114を利用して吸着磁石片150を取り付けているので、構成の簡略化が図れる。
なお、上記実施形態では、絞り羽根30が3枚、120°間隔で配置されている場合が示されているが、絞り羽根の枚数は3枚以外であってもよい。例えば、5枚や6枚を周方向に等間隔で配置してあってもよい。
11 ベースフレーム
14 中心開口部
18 逃げ穴
19 軸受孔
30 絞り羽根
100 アクチュエータ
110 ケーシング
114 立壁
115 凸部
117 軸受孔
120 動力伝達機構
130 ロータ
131 ロータの本体
138 マグネット
140 駆動コイル(ボビンレスの空芯コイル)
150 吸着磁石片
14 中心開口部
18 逃げ穴
19 軸受孔
30 絞り羽根
100 アクチュエータ
110 ケーシング
114 立壁
115 凸部
117 軸受孔
120 動力伝達機構
130 ロータ
131 ロータの本体
138 マグネット
140 駆動コイル(ボビンレスの空芯コイル)
150 吸着磁石片
Claims (3)
- 光路となる開口部を備えた平板状のベースフレームと、
該ベースフレーム上にスライド自在に設けられ、スライド駆動されることで前記開口部の通過光量を調節する絞り羽根と、
該絞り羽根を駆動するために、自身のロータの回動軸線を前記ベースフレームに直交する方向に向けて該ベースフレームに取り付けられた回動式のアクチュエータと、
前記ロータの回動動作を前記絞り羽根のスライド動作に変換して伝える動作伝達機構と、を備え、
前記アクチュエータは、
前記ベースフレームに開口端を向けて連結された有底筒状のケーシングと、
前記ベースフレームに形成された軸受孔と前記ケーシングの底壁に形成された軸受孔に両軸端をそれぞれ嵌めることで、前記ケーシング内に回動自在に支持された前記ロータの本体と、
該ロータの本体の外周に装着され、自身の周方向に磁極が並ぶように着磁された円筒状のマグネットと、
中央開口を周回するように導線が巻かれ、前記ロータの本体とマグネットよりなる前記ロータの側方に、前記ロータの回動軸線と平行に前記コイルの巻回面を位置させて配置され、且つ、前記中央開口の中に前記マグネットの周方向の一部を収容するように前記ケーシングに装着され、通電されることにより前記マグネットに磁力を及ぼして前記ロータを回動させる駆動コイルと、から構成されており、
前記駆動コイルがボビンレスの空芯コイルで構成されると共に、
前記ベースフレームに前記空芯コイルとの干渉を避けて該空芯コイルを前記ベースフレーム側に近づけることを可能にする逃げ穴が設けられていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項1に記載の絞り装置であって、
前記ケーシングに、前記ロータと略平行な立壁が設けられ、その立壁に、前記ボビンレスの空芯コイルの中央開口が嵌まる凸部が設けられていることを特徴とする絞り装置。 - 請求項2に記載の絞り装置であって、
前記立壁の背面に、前記空芯コイルの無通電時に、前記マグネットとの間に磁気吸引力を及ぼすことで、前記ロータの回転位置を一定に定める吸着片が設けられていることを特徴とする絞り装置。
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