JP2008075988A - 複合放熱部材、冷却ユニット、冷却装置、及び冷却装置集合体 - Google Patents
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Abstract
【構成】 被冷却流体が流動する伝熱管71を有する放熱手段71aと、放熱手段71aに隣接して設けられ、冷媒が流動する管路45を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器42aと、凝縮器42aに隣接して設けられ、伝熱管71及び管路45の周囲に外気を導入する吸気ファン8を有する複合放熱部材7を有する冷却塔部3と、放熱手段71aに被冷却流体を供給する流入管61と、放熱手段71aから被冷却流体を流出させる流出管67を有するとともに、凝縮器42aとともに冷凍サイクルを実行する膨張弁43aと蒸発器44aと圧縮機41aを有しかつ蒸発機44aに流出管67の一部が挿入されるチラー部4を備え、冷却塔部3及びその下方に位置するチラー部4が単一の筐体5内に設置されている。
【選択図】 図1
Description
被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、
前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、
前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有することを特徴とするものである。
被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部を備え、
前記冷却塔部及びその下方に位置する前記チラー部が単一の側板パネル内に設置されていることを特徴とするものである。
被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットは、吸気ファンが所定間隔をおいて相対するように設置されていることを特徴とするものである。
被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットは、同一の方向を向くように且つ隣接して設置されている構造とすることができる。
被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記蒸発器に前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットが単一の筐体内に設置されている冷却装置を複数台備え、
前記各冷却装置が、隣接して接続されていることを特徴とするものである。
(冷却装置の内部構造)
図1及び図2に示す冷却装置1は、機器(不図示)から送出された被冷却流体(例えば温水)を中低温域(15〜30℃)に冷却して機器に戻すために、一対の冷却ユニット2a(図中、破線で囲まれた領域)、2bを備えている。図1において、実線矢印が被冷却流体の流動方向を、また破線矢印が冷媒の流動方向を示す。冷却ユニットの数量は必要とされる冷却能力に応じて選択され、1個又は3個以上でもよい。冷却ユニット2a(2b)は、床板パネル51と側板パネル52及び奥側パネル53からなる筐体5の内部に収容された冷却塔部3及びチラー部4と、冷却塔部3に被冷却流体を供給する流入管61及びそこで冷却された被冷却流体を機器に戻す流出管67を含む配管部材6を備えている。なお冷却ユニット2bは冷却ユニット2aと同様の構造を有するので、その説明を省略する。
上記の放熱手段70a(70b)と凝縮器42a(42b)は図1に示すように、外側(外気側)に放熱手段70a(70b)が設けられ、その内側に凝縮器42a(42b)が並ぶように隣接して設けられている。
まず、側板パネル52に冷却塔部3とチラー部4とが固定された冷却ユニット2a(2b)と、流入管61と流出管67が固定された床板パネル51とが予め用意され、冷却ユニット2a(2b)が床板パネル51の両側部に立設するように組み付けられる。次いで、冷却ユニット2a(2b)が倒れることなく床板パネル51に立設するために、奥板パネル53が床板パネル51に立設され、また奥板パネル53と冷却ユニット2a(2b)とが固定される。
冷却装置1内(第1配管61)に流入した被冷却流体の温度(以下、入口側温度という)T1を流入口610近傍に設けられた温度センサーS1により測定する。また、放熱手段71a(伝熱管71)から流出した被冷却流体の温度(以下、初期流出温度という)T2を、出口ヘッダー64a(64b)の下流側に接続された第2配管65a(65b)に設けられた温度センサーS2により測定する。冷却装置1から流出する被冷却流体の温度(以下、流出温度という)T3を流出口670の上流側に設置された温度センサーS3により測定する。上記の温度T1、T2、T3は軸流ファン及び冷凍サイクルを実行する機器の運転を制御する制御装置(不図示)にて、入口側温度T1と初期流出温度T2の大小関係及び流出温度T3と設定温度T4との大小関係が比較されて、例えば次のような手順で冷却装置の運転を制御することができる。以下、(1)T1>T2の場合、(2)T1≦T2の場合、について冷却装置1の運転動作をそれぞれ説明する。
例えば冬期のように外気温度が低い場合は、被冷却流体は外気によって被冷却流体を冷却するために、まず冷却塔部3に送られる。すなわち、電動式開閉弁V1が閉弁、電動式開閉弁(流路閉塞手段)V2が開弁され、被冷却流体は流入管P1から第1配管61、62a(62b)を流動し、入口ヘッダー64a(64b)を介して放熱手段71a(71b)へ送られる。このとき放熱手段71a(71b)の内側に凝縮器42a(42b)を介して設置された軸流ファン8が駆動され、外気は放熱板72、46の間を通過する。これらの放熱板72、46は、伝熱管71および冷媒管45の管軸方向と直交するように設けられており、放熱板が外気の流れを整える整流板の役割を果たすので、複合放熱部材7に導入された外気は、より均一な流れを形成し、もって被冷却流体は外気と効率よく熱交換されて、冷却が行われる。
これは、例えば夏期のように、被冷却流体が冷却塔部3を通過しても冷却されていない、或いは外気の熱量を吸収して加熱されている場合である。したがって、この場合は、まず電動開閉弁V2を閉弁することによって、第2配管65a(65b)を遮断して冷却塔部3を通過した被冷却流体がチラー部4に流動することを防止する。この閉弁操作と同時に電動開閉弁V1を開放してバイパス管68に被冷却流体を流動させることで、被冷却流体が冷却塔部3を通過せずに直接チラー部4に送られる。この場合、被冷却流体が冷却塔部3を通過した場合に比べて流路の長さが短くなり圧力損失が小さくなるので大流量の被冷却流体がチラー部4に流れようとするが、流量調整用の手動弁V3の開度を調節することにより冷却塔部3を通過させた場合と同等の流量の被冷却流体をチラー部4に送ればよい。その後第3配管66a(66b)、流出管67を経て被冷却流体を流出口670から流出させる。流出口670近傍では温度センサーS3により被冷却流体の温度T3が測定されて、所望の設定温度T4と比較される。仮に、T3>T4のとき即ち被冷却流体の温度が所望の温度まで冷却されていないときは、圧縮機41a、41bの運転が開始されT3=T4となるまで運転する圧縮機71の台数が制御される。
図5に示す冷却装置1は、2組の冷却ユニット2a、2bが被冷却流体の流動方向に沿って隣接して底板パネル51に固定されるとともに、冷却ユニット2a、2bは流入管61と流出管67の間に並列に配管されて接続された構造を有する。この冷却装置1の各部を構成する部材は、図1〜4と同様の構造を有するので、同一符号を付してその説明を省略する。
このように、本発明によれば所定の冷却能力(例えば20HP)を有する冷却ユニットを組み合わせることで所望の冷却能力の冷却装置を得ることができるので、図5に示す形状以外にも設置場所の形状に応じて異なった形状(例えばL字状や三角形状)の冷却装置とすることもできる。
図6に示す冷却装置集合体100は、図2に示す冷却装置1を2組、被冷却流体の流動方向に沿って隣接して設け、各冷却ユニット2a〜2dが流入管61と流出管62の間に並列に接続されて配管された構造を有する。この冷却装置1の各部を構成する部材は、図1〜4と同様の構造を有するので、同一符号を付してその説明を省略する。この冷却装置集合体は、必要とされる冷却能力に応じて接続する冷却ユニットの数量を選択すればよい。また、この構成によれば、同一の構造を有する冷却装置1を準備しておけば、組立現場において各ユニットを接続するだけでよいので、冷却能力に応じた冷却装置を速やかに組み立てることもできる。
2a、2b、2c、2d:冷却ユニット
3:冷却塔部
4:チラー部
41a、41b:圧縮機、42a、42b:凝縮器、43a、43b:膨張弁、44a、44b、44c:蒸発器、45a:冷媒管(管路)、451:直管、452:U字管、46:放熱板、
5:筐体、51:底板パネル、52:側板パネル、53:奥板パネル
6:配管部材、61:流入管、610:流入口、62a、62b:第1配管、63a、63b:入口ヘッダー、64a、64b:出口ヘッダー、65a、65b:第2配管、66a、66b:第3配管、67:流出管、670:流出口、68:バイパス管
7:複合放熱部材
70a、70b:放熱手段、71:伝熱管、711:直管、712:U字管、72:放熱板、
8:軸流ファン(吸気ファン)、81:回転軸、82:羽根、83:モータ
100:冷却装置集合体
Claims (9)
- 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、
前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、
前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有することを特徴とする複合放熱部材。 - 前記放熱手段および/又は前記凝縮器は、葛折り状に形成された管路とその管軸方向に所定間隔をおいて設けられた複数の放熱部材を有することを特徴とする請求項1に記載の複合放熱部材。
- 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部を備え、
前記冷却塔部及びその下方に位置する前記チラー部が単一の側板パネル内に設置されていることを特徴とする冷却ユニット。 - 前記放熱手段および/又は前記凝縮器は、葛折り状に形成された管路とその管軸方向に所定間隔をおいて設けられた複数の放熱部材を有することを特徴とする請求項3に記載の冷却ユニット。
- 前記流入管と前記流出管は、前記放熱手段及び前記蒸発器の上流側でバイパス管を介して接続され、そのバイパス管と前記流出管に流路開閉手段が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の冷却ユニット。
- 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットは、吸気ファンが所定間隔をおいて相対するように設置されていることを特徴とする冷却装置。 - 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットは、同一の方向を向くように且つ隣接して設置されていることを特徴とする冷却装置。 - 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記蒸発器に前記流出管の一部が前記蒸発器を通過するように設けられたチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットが単一の筐体内に設置されている冷却装置を複数台備え、
前記各冷却装置が、隣接して接続されていることを特徴とする冷却装置集合体。 - 被冷却流体が流動する管路を有する放熱手段と、前記放熱手段に隣接して設けられ、冷媒が流動する管路を有し、冷凍サイクルの放熱過程を実行する凝縮器と、前記凝縮器に隣接して設けられ、前記各管路の周囲に外気を導入する吸気ファンを有する複合放熱部材を有する冷却塔部と、
前記放熱手段に被冷却流体を供給する流入管と、前記放熱手段から前記被冷却流体を流出させる流出管を有するとともに、前記凝縮器とともに前記冷凍サイクルを実行する膨張弁と蒸発器と圧縮機を有しかつ前記蒸発器に前記流出管の一部が挿入されるチラー部が単一の側板パネル内に設置された複数の冷却ユニットを備え、
前記各冷却ユニットは吸気ファンが所定間隔をおいて相対するように設置されていることを特徴とする冷却装置集合体。
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