JP2009236436A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転時における熱交換の効率を低下することなく、暖房運転時に圧縮機の駆動の効率を上昇する。
【解決手段】ガスエンジン駆動式の圧縮機16を機械室63に有し、熱交換室60には室外熱交換器19a,19b、室外ファン20a,20b及びガスエンジン30の冷却水が循環するラジエータ50a,50bを備えた空気調和装置1において、室外ファン20a,20bを正逆回転可能に構成すると共に、冷房運転時には、室外ファン20a,20bによって室外熱交換器19a,19b、ラジエータ50a,50bの順に空気が流れ、暖房運転時には、室外ファン20a,20bを冷房運転時と逆回転させて、ラジエータ50a,50b、室外熱交換器19a,19bの順に空気が流れるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガスエンジン駆動式の圧縮機を有する空気調和装置に関する。
従来、ガスエンジン駆動式の圧縮機を有する空気調和装置において、室外機に室外熱交換器と、ガスエンジンの冷却水用のラジエータとを設けると共に、これら室外熱交換器、及びラジエータに送風する室外ファンを設けた空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−116931号公報
上述した空気調和装置では、室外熱交換器の風上側にラジエータを設けると、暖房運転時、すなわち、室外熱交換器が蒸発器として機能しているときに、ラジエータの放熱を室外熱交換器に与えることができ、室外熱交換器から圧縮機へ流入する冷媒の圧力を上昇でき、圧縮機の効率が向上する。
しかしながら、室外熱交換器の風上側にラジエータを設けた場合、冷房運転時に、室外ファンによってラジエータ、室外熱交換器の順に空気が流れることとなり、このため、冷却水、この冷却水より温度の低い冷媒の順に空気との熱交換が行われ、熱交換の効率の低下を招いてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷房運転時における熱交換の効率を低下することなく、暖房運転時に圧縮機の駆動の効率を上昇することができる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ガスエンジン駆動式の圧縮機を機械室に有し、熱交換室には室外熱交換器、室外ファン及びガスエンジンの冷却水が循環するラジエータを備えた空気調和装置において、前記室外ファンを正逆回転可能に構成すると共に、冷房運転時には、前記室外ファンによって前記室外熱交換器、前記ラジエータの順に空気が流れ、暖房運転時には、前記室外ファンを冷房運転時と逆回転させて、前記ラジエータ、前記室外熱交換器の順に空気が流れるように構成したことを特徴とする。
ここで、上記発明の空気調和装置において、前記機械室を筐体の下段に配置すると共に、当該筐体の上段に前記熱交換室を配置し、この熱交換室では、前記室外ファンの正逆回転によって流れる空気を横吸い込み、上吹き出し、或いは上吸い込み、横吹き出しに構成し、前記筐体の側面には、横吹き出し時に吹き出し方向を変更する風向ガイドを設けるようにしてもよい。
また、上記発明の空気調和装置において、前記室外熱交換器の内側に前記ラジエータを配置するようにしてもよい。
本発明によれば、冷房運転時には、室外ファンによって室外熱交換器、ラジエータの順に空気が流れ、暖房運転時には、室外ファンによってラジエータ、室外熱交換器の順に空気が流れるため、冷房運転時における熱交換の効率を低下することなく、暖房運転時に圧縮機の駆動の効率を上昇することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付の図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る空気調和装置1の冷媒回路図である。
この図1に示すように、空気調和装置1は、室外機10と、室内機11a,11bとを備えており、これら室外機10と室内機11a,11bが冷媒配管12を介して接続されている。
室外機10の冷媒配管12には圧縮機16が配設されている。この圧縮機16は、Vベルトを介してガスエンジン30により駆動されるものであり、吸込側にはアキュムレータ17が、吐出側にはオイルセパレータ17aを介して四方弁18がそれぞれ配設されている。この四方弁18には、2台の室外熱交換器19a,19b、室外膨張弁24が順次配設されている。また、室外膨張弁24をバイパスして冷媒系バイパス管26が配設されており、この冷媒系バイパス管26には、冷媒の逆流を防止する逆止弁26aが設けられている。室外熱交換器19a,19bに隣接して、この室外熱交換器19a,19bへ送風する室外ファン20a,20bが配置されている。符号29は、圧縮機16の吐出側の冷媒圧力を圧縮機16の吸込側へ逃す安全弁である。符号52、53は、冷媒の流れを遮断する閉鎖弁である。
圧縮機16を駆動するガスエンジン30には、ガスエンジン30に冷却水を循環させてガスエンジン30の熱を回収するためのエンジン冷却装置41が設けられており、このエンジン冷却装置41には、冷却水が流れる冷却水配管42に配管接続される電動クーラ三方弁43が設けられている。
この電動クーラ三方弁43の2つの出口の一方には、循環ポンプ44と図示せぬ排ガス熱交換器とが順次配管接続されており、電動クーラ三方弁43、循環ポンプ44及び排ガス熱交換器をつなぐ配管経路によって、ガスエンジン30を通過した冷却水をガスエンジン30に戻す経路が形成されている。ここで、排ガス熱交換器は、ガスエンジン30の排気ガスと冷却水との間で熱交換を行う熱交換器である。
また、電動クーラ三方弁43の他の出口には、冷却水三方弁48の入口が配管接続されている。この冷却水三方弁48の一方の出口には、プレート式熱交換器49の一端が配管接続され、また、冷却水三方弁48の他方の出口には、ラジエータ50a,50bの一端が配管接続されている。ここで、プレート式熱交換器49は、冷媒配管12内の冷媒と冷却水配管42内の冷却水との間で熱交換を行う熱交換器である。また、ラジエータ50は、ラジエータ50a,50bを通過する冷却水を冷却させるものであり、室外ファン20a,20bによって送風される空気が供給されるように、この室外ファン20a,20bに隣接して配置されている。
また、室外機10は、圧縮機16の駆動の制御や、各弁の開閉状態の制御、室外ファン20a,20bの駆動の制御等、空気調和装置1の各部を制御する制御部25を備えている。
一方、冷媒配管12に対して2台の室内機11a,11bが並列に接続されている。室内機11a,11bは、それぞれ、室内膨張弁27a,27bと、室内熱交換器28a,28bとを備えている。この室内熱交換器28a,28bの近傍には、この室内熱交換器28a,28bに送風する室内ファン23a,23bが配置されており、この室内ファン23a,23bの送風によって室内熱交換器28a,28bにおける冷媒と空気との熱交換の効率が高められている。
図2は、室外機10の正面図である。図3、及び、図4は、室外機10の側面図である。なお、図3及び図4においては、後述する熱交換室60を覆うパネルが取り外され、熱交換室60の内部が見える状態となっている。また、図3及び図4において、図中左方向が、正面側であり、図中右方向が、裏面側である。
室外機10は、図1〜図3に示すように、略直方体形状に形成され、室外機10の外側部分を構成する筐体61を備えている。この筐体61は、筐体61の高さ方向における略中央に設けられた水平方向に延びる中央横フレーム62を備えており、この中央横フレーム62には、水平方向に延びる仕切板(不図示)が固定されている。この仕切板によって、筐体61の内部が上下段に仕切られており、下段に、上述した圧縮機16が配置された機械室63が形成されるとともに、上段に、熱交換室60が形成されている。
この熱交換室60は、室外熱交換器19a,19bにおいて冷媒と空気との間で熱交換を行うと共に、ラジエータ50a,50bにおいて冷却水の冷却を行うための部屋であり、上述した室外熱交換器19a,19b、ラジエータ50a,50b、室外ファン20a,20bが配置されている。
室外熱交換器19aは、図3及び図4に示すように、熱交換室60の正面側に設けられており、この室外熱交換器19aの筐体61における内側に、この室外熱交換器19aに隣接した状態でラジエータ50aが配置されている。そして、室外機10の外部の空気がこれら室外熱交換器19a及びラジエータ50aを介して熱交換室60に流出入可能に構成されている。
また、室外熱交換器19bは、図3及び図4に示すように、熱交換室60の裏面側に設けられており、この室外熱交換器19bの筐体61における内側に、この室外熱交換器19bに隣接した状態でラジエータ50bが配置されている。そして、室外機10の外部の空気がこれら室外熱交換器19b及びラジエータ50bを介して熱交換室60に流出入可能に構成されている。
室外熱交換器19a,19bには、機械室63から延出した冷媒配管12が接続され、この冷媒配管12を介して冷媒が流入し、冷媒と空気との間で熱交換が行われる。また、ラジエータ50a,50bには、機械室63から延出した冷却水配管42が接続され、この冷却水配管42を介して冷却水が流入し、冷却水と空気との間で熱交換が行われる。
室外ファン20a,20bは、室外熱交換器19a,19b及びラジエータ50a,50bに送風するものであり、図3及び図4に示すように、熱交換室60の天部65に設けられている(図3及び図4では、室外ファン20aのみ図示)。室外ファン20a,20bは、図示せぬモータと、このモータの出力軸に設けられた羽根66を供えている。
この室外ファン20a,20bの上部には、図2〜図4に示すように、通気孔67a,67bが形成されており(図3及び図4では、通気孔67aのみ図示)、この通気孔67a,67bを介して、室外ファン20a,20bの駆動に応じて熱交換室60に空気が流入し、また、流出する構成となっている。
室外ファン20a,20bは、制御部25の制御の下、正逆回転可能に構成されている。そして、正回転時と逆回転時とで、室外ファン20a,20bによって生じる空気の流れが、逆向きになるよう、室外ファン20a,20bの羽根66が構成されている。
本実施形態に係る空気調和装置1では、冷房運転時には、制御部25の制御の下、室外ファン20a,20bが正回転され、図3の矢印Y31に示すように、室外機10の外部の空気が室外熱交換器19a,19b及びラジエータ50a,50bを介して熱交換室60に流入し、通気孔67a,67bを介して排出される構成となっている。
一方、暖房運転時には、制御部25の制御の下、室外ファン20a,20bが逆回転され、図4の矢印Y41に示すように、室外機の外部の空気が通気孔67a,67bを介して熱交換室60に流入した後、ラジエータ50a,50b及び室外熱交換器19a,19bを介して排出される構成となっている。
このように、本実施形態では、冷房運転時か暖房運転時かによって、室外ファン20a,20bの回転方向を変更しているが、これによって以下の効果を奏することができる。
上述したように、冷房運転時、室外熱交換器19a,19bが凝縮器として機能するときは、制御部25の制御の下、室外ファン20a,20bが正回転され、図3の矢印Y31に示すように、室外機10の外部の空気が室外熱交換器19a,19b及びラジエータ50a,50bを介して熱交換室60に流入し、通気孔67a,67bを介して排出される。すなわち、空気が横吸込み、上吹き出しされる。このとき、外部から熱交換室60に流入した空気は、室外熱交換器19a,19b、そしてこの室外熱交換器19a,19bより内側に設けられたラジエータ50a,50bの順に流れることになる。このため、空気は、室外熱交換器19a,19bにおいて45℃程度の冷媒を凝縮してから、ラジエータ50a,50bにおいて冷媒よりも温度の高い冷却水(80℃程度)を冷却することとなり、効率のよい熱交換が行われる。ここで、冷房運転時に、ラジエータ50a,50b、室外熱交換器19a,19bの順に空気が流れた場合、温度の高い冷却水、温度の低い冷媒の順に熱交換が行われることなり、効率的な熱交換が実現できないと共に、室外熱交換器19a,19bにおける冷媒の圧力が上昇し、冷房運転の運転能力の低下を招いてしまう。
一方、暖房運転時、室外熱交換器19a,19bが蒸発器として機能する時は、制御部25の制御の下、室外ファン20a,20bが逆回転され、図4の矢印Y41に示すように、室外機の外部の空気が通気孔67a,67bを介して熱交換室60に流入した後、ラジエータ50a,50b及び室外熱交換器19a,19bを介して排出される。すなわち、空気が上吸い込み、横吹き出しされる。このとき、通気孔67a,67bを介して熱交換室60に流入した空気は、ラジエータ50a,50b、そしてこのラジエータ50a,50bよりも外側に設けられた室外熱交換器19a,19bの順に流れることになる。このため、ラジエータ50a,50bを通って冷却水の熱を吸収した空気を媒介として、ラジエータ50a,50bの放熱が蒸発器として機能する室外熱交換器19a,19bに与えられる。これにより、室外熱交換器19a,19bから圧縮機へ流入する冷媒の圧力を上昇することができ、圧縮機の駆動の効率を上昇することができる。
さらに、暖房運転時、室外熱交換器19a,19bが蒸発器として機能する時は、室外熱交換器19a,19bの表面に着霜することがある。特に、室外熱交換器19a,19bがフィンを備えるときにおいて、このフィンに着霜してしまった場合、フィンを流れる空気が阻害され、効率のよい熱交換が妨げられてしまう。しかしながら、本実施形態では、暖房運転時は、ラジエータ50a,50b、室外熱交換器19a,19bの順に空気が流れ、ラジエータ50a,50bの放熱が室外熱交換器19a,19bに効率よく与えられることとなる。このときのラジエータ50a,50bの放熱により霜が溶けるため、室外熱交換器19a,19bに対する着霜を防止することができる。
ここで、暖房運転時は熱交換室60において、図4の矢印Y41に示すように、上吸い込み、横吹き出しの状態で空気が流れることになる。この場合、熱交換室60の正面及び裏面から略水平に空気が吹き出すことになるため、作業者等の室外機10の前を通行する人間がいた場合、この人間に熱交換室60から吹き出した空気が吹き付けられ、不快感を与えてしまう。これを防止するため、本実施形態に係る室外機10は、熱交換室60から吹き出される空気の方向を変更するための風向ガイド70a,70bを備えている。
この風向ガイド70aは、図2に示すように、室外熱交換器19aの前面側において、熱交換室60の全域を覆うように設けられている。この風向ガイド70aは、図3及び図4に示すように、取付部材71を介してねじ止めによって、室外機10の室外熱交換器19aの前面側に取り付けられる。風向ガイド70aの図2における左右の側部には、開口72が形成されており(図3及び図4を併せて参照。図3及び図4では、図2中右の側部の開口を図示。)、この左右の開口72を貫通するように空洞73が形成されている。これら開口72及び空洞73を介して、室外機10の外部の空気が熱交換室60に流入すると共に、熱交換室から吹き出された空気が外部へ放出される構成となっている。
また、風向ガイド70aの面のうち室外機10側に形成された裏面には、熱交換室60から吹き出される空気の方向を変更するための空気変更面74が形成されており、この空気変更面74によって、熱交換室から吹き出された空気の方向が変更される構成となっている。具体的には、図4に示すように、熱交換室60から吹き出された空気は、風向ガイド70aの空気変更面74に衝突してその方向が変更され、空洞及び開口を介して外部に吹き出される。その際、図2の矢印Y2に示すように、風向ガイド70aから図2における左右へ向かって空気が吹き出されることとなる。従って、熱交換室60から吹き出される空気が、室外機10の前を通る人間に吹き付けられるということがない。
風向ガイド70bは、室外熱交換器19bの裏面側に設けられた部材であり、風向ガイド70aと同様の構成のため、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態では、室外ファン20a,20bが正逆回転可能に構成されると共に、冷房運転時には、この室外ファン20a,20bによって室外熱交換器19a,19b、ラジエータ50a,50bの順に空気が流れ、暖房運転時には、室外ファン20a,20bを冷房運転時と逆回転させて、ラジエータ50a、50b、室外熱交換器19a,19bの順に空気が流れるように構成されている。
これにより、冷房運転時は、外部から熱交換室60に流入した空気は、室外熱交換器19a,19b、そしてこの室外熱交換器19a,19bより内側に設けられたラジエータ50a,50bの順に流れることになる。このため、空気は、室外熱交換器19a,19bにおいて45℃程度の冷媒を凝縮してから、ラジエータ50a,50bにおいて冷媒よりも温度の高い冷却水(80℃程度)を冷却することとなり、効率のよい熱交換が行われる。
また、暖房運転時は、ラジエータ50a,50bを通って冷却水の熱を吸収した空気を媒介として、ラジエータ50a,50bの放熱が蒸発器として機能する室外熱交換器19a,19bに与えられる。これにより、室外熱交換器19a,19bから圧縮機へ流入する冷媒の圧力を上昇することができ、圧縮機の駆動の効率を上昇することができる。さらに、ラジエータ50a,50bの放熱により、室外熱交換器19a,19bに対する着霜を防止することができる。
また、本実施の形態では、機械室63を筐体61の下段に配置すると共に、筐体61の上段に熱交換室60を配置し、この熱交換室60では、室外ファン20a,20bの正逆回転によって流れる空気を横吸い込み、上吹き出し、或いは上吸い込み、横吹き出しに構成し、筐体61の側面には、横吹き出し時に機能する吹き出し方向の風向ガイド70a,70bを設けている。そして、この風向ガイド70a,70bによって、暖房運転時に、熱交換室60から吹き出される空気が、作業者等の室外機10の前を通る人間に吹き付けられることを防止することができる。
また、本実施の形態では、室外熱交換器19a,19bの内側にラジエータ50a,50bを配置している。このため、冷房運転時に、横吸い込み、上吹き出しの状態で効率よく室外熱交換器19a,19bにおける熱交換及びラジエータ50a,50bにおける熱交換を行うことができると共に、暖房運転時に、上吸い込み、横吹き出しの状態で、圧縮機の駆動効率を上昇することができる。
<第2実施形態>
図5は、本実施形態に係る室外機10の側面図である。本実施形態に係る室外機10は、ラジエータ50a,50bよりも筐体61における内側に室外熱交換器19a,19bが設けられている点で、第1実施形態に係る室外機10と構成を異にしている。
本実施形態では、冷房運転時、室外ファン20a,20bが逆回転され、図5の矢印Y51に示すように空気が流れる。具体的には、通気孔67a,67bを介して熱交換室60に流入した空気は、室外熱交換器19a,19b、そしてこの室外熱交換器19a,19bよりも外側に設けられたラジエータ50a,50bの順に流れることになる。このため、第1実施形態と同様、空気は、室外熱交換器19a,19bにおいて45℃程度の冷媒を凝縮してから、ラジエータ50a,50bにおいて冷媒よりも温度の高い冷却水(80℃程度)を冷却することとなり、効率のよい熱交換が行われる。
一方、暖房運転時、室外ファン20a,20bが正回転され、図5の矢印Y52に示すように空気が流れる。従って、外部から熱交換室60に流入した空気が、ラジエータ50a,50b、そしてこのラジエータ50a,50bより内側に設けられた室外熱交換器19a,19bの順に流れることになる。このため、ラジエータ50a,50bを通って冷却水の熱を吸収した空気を媒介として、ラジエータ50a,50bの放熱が蒸発器として機能する室外熱交換器19a,19bに与えられる。これにより、第1実施形態と同様、室外熱交換器19a,19bから圧縮機へ流入する冷媒の圧力を上昇することができ、圧縮機の駆動の効率を上昇することができる。また、第1実施形態と同様、室外熱交換器19a,19bの着霜を防止することができる。
<第3実施形態>
図6は、本実施形態に係る室外機10の正面図であり、図7は、本実施形態に係る室外機10の側面図である。本実施形態に係る室外機10は、風向ガイド70a,70bの構成が第1実施形態に係る室外機10と異なっている。具体的には、図6に示すように、風向ガイド70aの空洞73の内部の正面視略中央に、風向ガイド70aの空洞73を左右に仕切る仕切板80が設けられている。さらに、図6及び図7に示すように、風向ガイド70aの空洞73の内部に、熱交換室60から吹き出された空気を、図6における左上方向、及び、右上方向へ案内するための案内板81が上下方向に間隔をあけて複数設けられている。この案内板81は、風向ガイド70aの裏面に固定された板状の部材である。
このような構成のため、熱交換室60から吹き出された空気は、仕切板80によって図6における左右に分かれると共に、案内板81によって右上方向及び左上方向に案内され、図6の矢印Y61に示すように、風向ガイド70aから右上方向及び左上方向に向かって吹き出される。従って、室外機10の前を通る人間に空気が吹き付けられることを確実に防止できる。
なお、風向ガイド70bについては、風向ガイド70aと略同一の構成のため、その説明を省略する。
<第4実施形態>
図8は、本実施形態に係る室外機10の正面図であり、図9は、本実施形態に係る室外機10の側面図である。本実施形態に係る室外機10は、風向ガイド70a,70bの構成が第1実施形態に係る室外機10と異なっている。具体的には、図8に示すように、風向ガイド70aの正面に、図8における左右方向に延在する通気孔85が上下方向に間隔をあけて6つ形成されている。この通気孔85は、図9に示すように、風向ガイド70aの通気孔85に該当する部分が折り曲げられて形成されている。そして、折り曲げられた部分に形成された案内部材86が、熱交換室60から吹き出された空気を、図8の矢印Y81及び図9の矢印Y91に示すように、水平方向ではなく、斜め下方へ向かって吹き出す構成となっている。このため、室外機10の前を通る人間に空気が吹き付けられることを防止できる。さらに、熱交換室60から吹き出される空気は、斜め下方へ向かって吹き出されるため、この吹き出された空気が通気孔67a,67bを介して再び熱交換室60に流入することを防止でき、空気の流れがいわゆるショートサーキット化することを防止できる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
上述した実施形態では、風向ガイド70aの3つの形状の例を説明したが、風向ガイド70aの形状はこれに限らない。例えば、第1実施形態の風向ガイド70aにおいて、左右の側面だけでなく、上面にも開口を設け、空気変更面74によって方向が変更された空気が、風向ガイド70aの上方へ向かって吹き出されるように構成してもよい。すなわち、室外機10の熱交換室60から空気が水平に吹き出されることを防止できればよい。
第1実施形態に係る空気調和装置の回路図である。 室外機の正面図である。 室外機の側面図である。 室外機の側面図である。 第2実施形態に係る室外機の側面図である。 第3実施形態に係る室外機の正面図である。 室外機の側面図である。 第4実施形態に係る室外機の正面図である。 室外機の側面図である。
符号の説明
1 空気調和装置
10 室外機
16 圧縮機
19a,19b 室外熱交換器
20a,20b 室外ファン
30 ガスエンジン
50a,50b ラジエータ
60 熱交換室
61 筐体
63 機械室
70a,70b 風向ガイド

Claims (3)

  1. ガスエンジン駆動式の圧縮機を機械室に有し、熱交換室には室外熱交換器、室外ファン及びガスエンジンの冷却水が循環するラジエータを備えた空気調和装置において、
    前記室外ファンを正逆回転可能に構成すると共に、
    冷房運転時には、前記室外ファンによって前記室外熱交換器、前記ラジエータの順に空気が流れ、暖房運転時には、前記室外ファンを冷房運転時と逆回転させて、前記ラジエータ、前記室外熱交換器の順に空気が流れるように構成した
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記機械室を筐体の下段に配置すると共に、当該筐体の上段に前記熱交換室を配置し、この熱交換室では、前記室外ファンの正逆回転によって流れる空気を横吸い込み、上吹き出し、或いは上吸い込み、横吹き出しに構成し、
    前記筐体の側面には、横吹き出し時に吹き出し方向を変更する風向ガイドを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記室外熱交換器の内側に前記ラジエータを配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
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