JP2014118120A - 電気自動車の熱交換装置 - Google Patents

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靖 吉野
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Abstract

【課題】 電気自動車の熱交換装置であって、車内にヒートポンプ型熱交換器を配置したものにおいて、その冷房時も暖房時も共に熱交換性能を向上させること。
【解決手段】 モータ冷却器2と空調用の室外器4とを車両の幅方向に互いに離間して並列し、空気取り入れ口8に開閉自在なシャッター9を設ける。切り換え弁6が冷房側6aにあるときは、シャッター9が開放されてモータ冷却器2と室外器4とに夫々独立に外気が導かれる。切り換え弁6が暖房側6bにあるときは、シャッター9が閉塞されて、モータ冷却器2を通過した暖気が室外器4に導かれる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気自動車の車内冷暖房装置に関するものである。
従来、「電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置」として特許文献1に記載ものが提案されている。この装置は、特に暖房運転時の運転効率を向上させるものである。そのために、モータ冷却用放熱器と冷暖房用の室外器とを外気導入口側から重ねて配置したものである。
それにより、暖房時にモータ冷却用放熱器から流出する暖気を室外器に供給し、その暖気を利用して車内空調用の室外器を効率よく暖めるものである。
特開平8−230448号公報
上記従来技術のヒートポンプ冷暖房除湿装置は、暖房時のときのみに効果があり、冷房の際には却って、その冷却効率が低下する欠点がある。
即ち、ヒートポンプは、冷房の際は室外器が凝縮器となり高温の熱を発し、それを低温の外気で冷却する必要がある。ところが、上記従来技術ではモータ冷却用放熱器を通過した暖気が室外器である凝縮器に導かれる。そのため、モータ冷却用放熱器を通過した比較的高温の外気で高温の凝縮器を冷却することになり、熱交換能力が却って低下する。
そこで、本発明は冷房時においても暖房時においても熱交換性能の良い電気自動車の熱交換装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、モータ冷却器(2)と、空調用の室外器(4)とが、車両の幅方向に互いに離間して並列され、
その空調用の室外器(4)と室内器(5)とが冷暖の切り換え弁(6)を介して冷媒回路(7)で接続され、
車両の空気取り入れ口(8)に開閉自在なシャッター(9)が設けられ、
前記切り換え弁(6)が冷房側(6a)にあるときは、シャッター(9)が開放されて、空気取り入れ口(8)からモータ冷却器(2)と室外器(4)とにそれぞれ独立に外気が導かれ、
前記切り換え弁(6)が暖房側(6b)にあるときは、シャッター(9)が閉塞されて、モータ冷却器(2)を前記冷房時とは逆方向に通過した暖気が室外器(4)に導かれるように構成した電気自動車の熱交換装置である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の電気自動車の熱交換装置において、
前記切り換え弁(6)が冷房側(6a)にあるときは、モータ冷却器送風用の第1ファン(1)および室外機送風用の第2ファン(3)が共に正転して、前記空気取り入れ口(8)から外気がモータ冷却器(2)と室外器(4)とに導かれ、
前記切り換え弁(6)が暖房側(6b)にあるときは、第1ファン(1)が逆転すると共に、第2ファン(3)が正転することにより、モータ冷却器(2)を通過した暖気が室外器(4)に導かれるように構成した電気自動車の熱交換装置である。
本発明は、切り換え弁6が冷房側6aにあるときは、シャッター9が開放されて、モータ冷却器2と室外器4とにそれぞれ独立に外気が導かれ、
前記切り換え弁6が暖房側6bにあるときは、シャッター9が閉塞されて、モータ冷却器2を冷房時とは逆向きに通過した暖気が、室外器4に導かれるように構成したものである。
そのため、室外器が高温になる冷房時には、モータ冷却器の暖気の影響を受けることなく、外気を直接その室外器に導き、冷房効率を向上できる。
そして、室外器が低温となる暖房時には、モータ冷却器を冷房時とは逆方向に通過した暖気を利用して、暖房効率を向上できる理想的な熱交換装置となる。
次に、請求項2に記載の発明は、上記構成に加えて、暖房時には、第1ファン1が逆転すると共に、第2ファン3が正転することにより、モータ冷却器2を通過した暖気が室外器4に導かれるように構成したものである。
そのため、簡単な制御で、暖房の効率を向上することができる。
本発明の電気自動車の熱交換装置の冷房時における説明図。 本発明の電気自動車の熱交換装置の暖房時における説明図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の電気自動車の熱交換装置の冷媒の回路図であって冷房時におけるものであり、図2はその暖房時におけるものである。
本発明の電気自動車の熱交換装置は、図1及び図2に示す如く、モータ冷却器2と室外器4とが車両前端部にある原動機室11内で、その幅方向に互いに離間して並列されている。そのモータ冷却器2と室外器4との前方には空気取り入れ口8が開口し、その開口にシャッター9が設けられている。モータ冷却器2にはモータ14との間に循環する冷却水17の回路が形成されている。そのモータ冷却器2は一般的にフィンとチューブとからなり、そのチューブ内に冷却水が流通し、チューブの外面及びフィンに外気の気流15が流通する。モータ冷却器2のこの例では裏面側に対向して、正逆に回転自在な第1ファン1が配置されている。
次に、冷暖房用の室外器4と、車両の車室10内に配置された室内器5との間は冷媒回路7で連結されている。この冷媒回路7中には、圧縮器13と切り換え弁6と膨張弁12とが配置されている。室内器4と室外器5はそれぞれフィンとチューブとからなり、チューブ内に冷媒が流通する。
切り換え弁6は、それを一例として図1の状態から、90°回転することにより、図2の如く、冷媒の流れ方向を逆転させることができる。室外器4に対向し、この例ではその裏面側に正転のみ行う第2ファン3が配置されている。なお、室内器5にも図示しないファンが。設けられている。
図1及び図2から明らかなように、この冷媒回路7は冷暖兼用のヒートポンプ型熱交換器であって、切り換え弁6の切り換えにより冷房と暖房とを切り換えるものである。
〔作用〕
(冷房時)
車室10内を冷房にする場合には、図1の如く、切り換え弁6を冷房側6aの位置にする。そして、モータ冷却器2とモータ14との間を循環する冷却水の図示しないポンプを駆動すると共に、圧縮器13を駆動する。そして、切り換え弁6が冷房側6aの位置にあるとシャッター9は自動的に開放される。そして、外気の気流15がモータ冷却器2と室外器4とに夫々並列して独立に流通する。
低速走行時或いはアイドリング時には、第1ファン1と第2ファン3とが夫々正回転し、外気をより多く取り入れる。また、高速走行時には、第1ファン1,第2ファン3を停止することもできる。夫々、外気の気流15によって、モータ冷却器2及び室外器4は冷却される。このとき室内器5は低温の蒸発器であり、室外器4は高温の凝縮器である。
空気取り入れ口8から流入する外気は、直接室外器4に流通するので、効率よく室外器4内の冷媒16を冷却することができる。同様に、モータ冷却器2にも外気が独立して直接流入するので、モータの冷却水17を効率よく冷却することができる。
(暖房時)
車室10を暖房する際には、切り換え弁6を暖房側6bに位置する。それに伴いシャッター9を自動閉塞する。その閉塞により、空気取り入れ口8からは外気が流入しない。また、切り換え弁6を暖房側6bに位置することに伴って、この例では第1ファン1が逆回転する。すると、切り換え弁6により原動機室11内に進入した外気がモータ冷却器2を冷房時とは逆向きに通過して、その間に熱交換され暖気となってモータ冷却器2とシャッター9との間に移動する。そこに移動した暖気は、第2ファン3の正回転によって室外器4の裏面側に吸引され室外器4を冷却する。
このとき室外器4は低温の蒸発器となり、室内器5は高温の凝縮器となっている。モータ冷却器2を通過した比較的高温の暖気が室外器4を冷却するので、その冷却効果が向上し、結果として室内器5の暖房能力が向上する。即ち、室外器4の着霜を効果的に防止して、熱交換効率を向上させることができる。
1 第1ファン
2 モータ冷却器
3 第2ファン
4 室外器
5 室内器
6 切り換え弁
6a 冷房側
6b 暖房側
7 冷媒回路
8 空気取り入れ口
9 シャッター
10 車室
11 原動機室
12 膨張弁
13 圧縮器
14 モータ
15 気流
16 冷媒
17 冷却水

Claims (2)

  1. モータ冷却器(2)と、空調用の室外器(4)とが、車両の幅方向に互いに離間して並列され、
    その空調用の室外器(4)と室内器(5)とが冷暖の切り換え弁(6)を介して冷媒回路(7)で接続され、
    車両の空気取り入れ口(8)に開閉自在なシャッター(9)が設けられ、
    前記切り換え弁(6)が冷房側(6a)にあるときは、シャッター(9)が開放されて、空気取り入れ口(8)からモータ冷却器(2)と室外器(4)とにそれぞれ独立に外気が導かれ、
    前記切り換え弁(6)が暖房側(6b)にあるときは、シャッター(9)が閉塞されて、モータ冷却器(2)を前記冷房時とは逆方向に通過した暖気が室外器(4)に導かれるように構成した電気自動車の熱交換装置。
  2. 請求項1に記載の電気自動車の熱交換装置において、
    前記切り換え弁(6)が冷房側(6a)にあるときは、モータ冷却器送風用の第1ファン(1)および室外機送風用の第2ファン(3)が共に正転して、前記空気取り入れ口(8)から外気がモータ冷却器(2)と室外器(4)とに導かれ、
    前記切り換え弁(6)が暖房側(6b)にあるときは、第1ファン(1)が逆転すると共に、第2ファン(3)が正転することにより、モータ冷却器(2)を通過した暖気が室外器(4)に導かれるように構成した電気自動車の熱交換装置。
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